JP4795422B2 - ノック式筆記具 - Google Patents

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Description

本発明は、ノック部材の押圧操作によりボールペンリフィール等の筆記芯を軸筒より突出させて筆記可能状態とする、いわゆるノック式筆記具に関する。さらに詳細には、筆記芯の出没をロック・アンロックする機構を有するノック式筆記具に関する。
従来から、いわゆるノック式筆記具が提供されている。このノック式筆記具は、通常、後端に設けられるノック部材を押圧又は解除操作することにより、筆記芯を出没させて、筆記可能状態と筆記芯収容状態とを容易に選択することが出来るものである。よって、使用者は、片手で押圧又は解除操作をすることができるので、大変便利であり、筆記具において広く採用されている。
しかし、操作が簡便であるがゆえに、例えばノック式筆記具を胸ポケットに差している場合には、上体を屈む等の動作をしたときに、意図せずノック部材が押圧され、筆記可能状態となり、筆記芯の筆記部が胸ポケットの内側の布地等に触れて衣服を汚してしまう場合があった。また、ノック式筆記具を鞄等に入れていた場合においても同様に、意図せず筆記可能状態となり、鞄等及びその内容物を汚してしまう場合があった。
このような問題点を解決するため発明されたノック式筆記具としては、クリップを有する回転部材を一方向に回転させて、ノック部材の押圧動作のロック・アンロックを切り替える機構を筆記具の後端部分のノック部材外周に設けたものが提供されている。(特許文献1)。
特開2008−168443
上述のノック式筆記具においては、ノック部材のロック・アンロックを回転部材の一方向回転によって切り替えるため、ノック部材の現在状態がロック状態であるのかアンロック状態であるのかの確認は、ノック部材を実際に押圧操作してみる、又は目印等が印刷等されている場合にはこれを目視確認してする必要があり、大変煩雑である。
また、当該ノック式筆記具においては、回転部材をコイルスプリングで付勢される駒部材を介して後方へ付勢する構造であるので、筆記具全体の長さがこの機構を付設した分長くなり、取扱上不利になる。また、全長を従来のものと同等としたい場合には、筆記具の軸部を短くする必要があり、この場合には筆記芯の長さも同時に短くなる。すると、インク容量が減る等の品質劣化の問題が生じることとなる。
本発明は、軸筒と、該軸筒内に内装される筆記芯と、該筆記芯を出没させて筆記可能状態と筆記芯収容状態とに切り替えるノック機構部と、該ノック機構部と連動し、前記軸筒軸線方向に押圧操作することにより筆記可能状態とすることができるノック部材と、前記軸筒に前記軸筒軸線方向を中心に回動自在に設けられる操作部材と、該操作部材と連動し、該操作部材を一方方向に回転したときには前記ノック部材をロックし、他方方向に回転したときには該ノック部材をアンロックするノックロック機構部と、を有することを特徴とするノック式筆記具である。
本発明によれば、ノック式筆記具のノック部材の押圧操作をロック・アンロックするための切替操作を、操作部材の一方方向の回転をノック部材のロック状態とし、他方方向の回転をアンロックとすることができる。よって、ノック部材のロック・アンロック状態の確認動作をすることなく現在状態を把握することができる。さらに、駒部材及び駒部材を付勢するコイルスプリング等、軸筒軸方向に付設される部材も無いので、筆記具の全長を従来と同等のものとすることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例について説明する。なお、以下の説明において、前方向は、ペン先側の方向を指す。
本発明の第1実施形態を図1〜図3に示す。
図1において、ノック式ボールペン1は、軸筒2内に筆記芯であるボールペンリフィール3を内装する。軸筒2の前端には先口4が螺着される。先口4は先端開口部4aが設けられている。そして、軸筒2の前方にはグリップ5が設けられる。グリップ5は、軸筒2に形成された環状突起部2aと、先口4の後端面4bとにより挟着固定される。また、軸筒2の後方側にはクリップ6が固着されるとともに、クリップ6の前方側軸方向面に対応する軸筒2の外周面には玉部2bが設けられる。クリップ6は、弾性を有する材料(樹脂等)により形成される。よって、クリップ6及び玉部2bの作用により、ワイシャツ等の胸ポケットにノック式ボールペン1を差し込んだ際にノック式ボールペン1を布地等に挟着固定することができる。
一方、ボールペンリフィール3は、インクを貯留するインクタンク3aを有する。インクタンク3aは、ジョイント3bを介してボールペンチップ3cと接続される。そして、ジョイント3bに設けられる段部3b1と、先口4内前方に設けられる先口内段部4c間にコイルスプリング7が設けられる。コイルスプリング7により、ボールペンリフィール3は後方に付勢される。
ボールペンリフィール3の後端面には、当該後端面と接して回転子8が設けられている。回転子8は略筒状に形成される。回転子8の後方側には、底部を後方側とする有底筒状に形成されるノック部材10が設けられる。そして、ノック部材10の前方側の範囲と回転子8の後方側の範囲に亘る軸筒2の内周面には中駒部9が設けられている。
ノック部材10の前端には、環状に第1カム部10aが設けられる。第1カム部10aは、頂部を前方側にした三角形状を環状に連続して形成される(図9参照)。さらに、ノック部10の前方側外周面には、突起部10bが設けられる。突起部10bは、ノック部10の前方側外周面に平面視120度毎に3箇所設けられる。
中駒部9は、複数設けられるガイド溝9aと、ガイド溝9aの前端に設けられる第2カム部9bとで構成される。第2カム部9bは、ガイド溝9a間に傾斜部2箇所と、傾斜部2箇所を接続する直線部とで形成される(図9参照)。一方、回転子8には、外周面平面視120度毎3箇所に係止爪部8aが設けられている。そして、ガイド溝9aは突起部10b及び係止爪部8aを摺動可能に形成される。
これらノック部材10(第1カム部10a,突起部10b),中駒部9(ガイド溝9a,第2カム部9b),回転子8(係止爪部8a)によりノック機構部20が形成され、コイルスプリング7の弾発力と相俟って、ノック部材10の後端部の押圧操作により、ボールペンリフィール3(ボールペンチップ3c)を先端開口部4aから出没させて、筆記可能状態と筆記芯収容状態とに切り替えることができる。
なお、ノック機構部20は公知の構造であるが、その動作を以下に概略説明する。
図9は、ノック機構部20の周辺の一部を示す展開図である。図9(a)は、筆記芯収容状態を示す。
図9(a)において、突起部10b及び係止爪部8aはガイド溝9aに案内される。係止爪部8aは第1カム部10aと係合している。ボールペンリフィール3はコイルスプリング7により後方に付勢されているので、ボールペンリフィール3と接する回転子8も後方へ付勢され、係止爪部8a及び第1カム部10aを介して、ノック部材10も後方へ付勢される。そして、ノック部材10の押圧操作により、コイルスプリング7の付勢力に反して、ノック部材10,回転子8及びボールペンリフィール3は前進する。
係止爪部8aがガイド溝9aのガイドから外れると(図9(b))、回転子8の回転方向の規制が解除されるため、係止爪部8aは第1カム部10aの斜面に沿って、係止部10a1まで移動する(図9(c))。そして、ノック部材10の押圧を解除すると、コイルスプリング7の付勢力により係止爪部8a(回転子8)は後方に付勢され、第2カム部9bの係止部9b1に係止される(図9(d)、(e))。すなわち、図9(e)はボールペンリフィール3の先端部(ボールペンチップ3c)が先口4の先端開口部4aから突出した状態、換言すれば筆記可能状態を示す。
筆記芯収容状態への移行は、再度ノック部材10を押圧操作して第1カム部10aと係止爪部8aを係合させて、係止爪部8aを係止部9b1から離脱させる。すると、係止爪部8aは、コイルスプリング7の付勢力により第2カム部9bの斜面に案内されて、再びガイド溝9aにスライドしてガイドされ、筆記芯収容状態への移行が完了する。
なお、図示しないが、軸筒2には、回転子8の脱落防止の規制部を設けることができる。同様に、ガイド溝9aの後端部には、ノック部材10(突起部10b)の抜け止め防止の規制部を設けることができる。
以上のようなノック機構部20を有するノック式ボールペンにおいては、例えばワイシャツ等の胸ポケットにノック式ボールペンを差す、又はノック式ボールペンを鞄に入れていた場合等に、意図しないノック部材の押圧操作により筆記可能状態となる場合がある。この場合、ワイシャツ等を汚したり、意図しない物に筆記してしまうことがある。特に近年は、インクをゲル化する等して低粘度にして書き心地を向上させたボールペンが普及しているため、ボールペンチップ3cに布地等が少し触れただけでもインクが吐出される。
そこで、ノック式ボールペン1においては、意図しない筆記可能状態への移行を制限するべく、本願発明に係るノックロック機構部40が設けられている。以下詳細に説明する。
ノック部材10の外周の軸筒2の後端部分に、操作部材41が設けられている。操作部材41の前端には、フランジ状に突出した摺動突起41aが突出して2箇所に設けられている(図3参照)。一方、軸筒2には、摺動突起41aをガイドする摺動溝2cが設けられている。摺動突起41aは摺動溝2cを摺動する。よって、操作部材41はノック部材10外周を回動自在に形成される。なお、操作部材41が回動する距離は、規制部2c1により規制される。
さらに、操作部材41の内周面には突起部41bが設けられる。本実施例では、一方側の摺動突起41aと対向する操作部材41の内周面に設けられている。一方、ノック部材10の外周面には、円周方向に係合溝10cが設けられる。そして、係合溝10cは、ノック部材10の軸芯方向に沿って設けられるガイド溝10dと接続する。係合溝10c及びガイド溝10dは突起部41bと係合し、案内する。


ノック部材10の押圧操作を規制するには、操作部材41を一方方向に回動させて突起部41bを係合溝10cにスライド挿入させる。すると、突起部41bと係合溝10cの作用により、ノック部材10は前方への移動が規制(ロック)される。よって、ノック部材10の押圧操作は規制されるので、ボールペンリフィール3の意図しない突出が防止される。
ノック部材10の押圧操作の規制を解除(アンロック)するには、操作部材41を他方方向に回動させて、突起部41bをガイド溝10dに挿入可能な位置にする(図2の破線位置)。すると、ノック部材10の軸芯方向の移動規制が解除される。ノック部材10を押圧操作した場合には、突起部41bがガイド溝10dに沿って相対的に移動する。
以上のようにノックロック機構部40を構成することにより、操作部材41を一方方向に回動させた場合にはノック部材10の押圧動作をロックし、他方方向に回動させた場合には押圧動作可能にアンロックの状態にすることができる。ゆえに、操作者は何れの方向がロック・アンロックの状態かを感覚的に容易に習得することができるので、ノック部材を押圧して確認したり、ロック・アンロックの状態を示す表示等を目視確認することなくロック・アンロック状態を切替操作することができる。
さらに、操作部材41をノック部材10の外周に形成するとともにノックロック機構部40を突起部41b及び係合溝10c,ガイド溝10dにより構成したので、ノック式ボールペン1の全長を従来と同等のものとすることができるのである。
なお、本実施例のノックロック機構部40の適用は、本実施例で示すノック機構部20(すなわち中駒部9,回転子8を用いる形式)には限定されない。すなわち、弾発係止部材の係止により筆記芯を筆記可能状態とし、解除操作ボタンにて筆記収容状態とに切替可能に形成されたノック式筆記具においても、本実施例のノックロック機構部40を適用することができる。
本発明の第2実施形態を図4〜図6に示す。
なお、第1実施形態と同一の部材(又は同等の部材,構成部分)については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4に示すノック式ボールペン100は、第1実施形態と同等のノック機構部20を有する。ただし、ノック部材101は第1実施例とは異なって形成される。
ノック部材101は、ガイド溝9a(図5参照)にガイドされる突起部101aを有する。突起部101aは、円周上平面視120度毎に3箇所設けられている。ノック部材101と回転子8との間には、第1カム部材102が設けられている。第1カム部材102は、前端に第1カム部102aを有する。ここで、第1カム部102aの機能は、第1実施例における第1カム部10aと同様である。第1カム部材102の外周面には突起部102bが設けられている。突起部102bは円周上平面視120度毎に3箇所に設けられている。また、突起部102bはガイド溝9aにガイドされる。
第1カム部材102の後端部には、環状突出部102cが設けられている。環状突出部102cは、第一カム部材102よりも小径に形成される。そして、環状突出部102cは、ノック部材101の前端開口部101bに遊嵌する。
一方、ノック部材101の外周であって、軸筒2の後端部には操作部材51が回動自在に設けられる。操作部材51の前端部にはフランジ状に突出した摺動突起51aが円周上2箇所に設けられる。摺動突起51aに対応して、軸筒2には、第1実施例(図3)と同様に摺動溝2c及び規制部2c1(図示せず)が設けられる。第1実施例と同様に、摺動突起51aは摺動溝2cを摺動自在にガイドされるとともに、規制部2c1により、摺動突起51aの回動を規制される。
また、操作部材51の内周面には、ガイド溝9aと連通可能に形成される操作部側ガイド溝51bが形成される。換言すると、中駒部9のガイド溝9aの一部は、操作部材51の内周面に操作部側ガイド溝51bとして形成されている。
図5により第2実施例におけるノックロック機構部50の動作を説明する。図5(a)は、筆記芯収容状態かつ、ノック部材101はアンロックされた状態であり、ノック部材101の押圧操作によりボールペンリフィール3を筆記可能状態へと移行することができる。なお、図5(a)の状態ではノック部材101の突起部101aは操作部材51の操作部側ガイド溝51bと係合し、第1カム部材102の突起部102bはガイド溝9aと係合している。
ここで、操作部材51を一方方向に回動させる。すると、図5(b)の状態となる。この場合、操作部側ガイド溝51bと突起101aとの係合により、操作部材51とノック部材101は共に回動する。また、操作部材51の回動により、操作部側ガイド溝51bとガイド溝9aの連通状態は分断される。よって、突起部101aは前方向の移動が規制される。つまり、ノック部材101がロックされた状態となる。
操作部材51を他方方向に回動させれば、図5(b)から図5(a)の状態に移行する。換言すれば、ノック部材101をロックした状態からアンロックした状態に移行する。図5(a)の状態では、操作部側ガイド溝51bとガイド溝9aは連通し、ノック部材101の押圧操作により第1カム部材102,回転子8を介してボールペンリフィール3を出没操作できる。すなわち、筆記可能状態と筆記芯収容状態とを交互に操作することができる。
第2実施例におけるノックロック機構部50によれば、第1実施例における効果に加えて、ノック部材101の外周面に第1実施例で示した係合溝10cやガイド溝10dを設ける必要が無いので、外観意匠上の自由度が広がり、好適である。さらに、ノックロック機構部50が内装されるので、ゴミ等が係合溝10cやガイド溝10dに詰まることによる作動不良を防止できる。
なお、操作部材51の回動操作を良好にするために、突起部101aの前端部や操作部側ガイド溝51bとガイド溝9aの分断部に面取りを施して、干渉を防止することもできる。
本発明の第3実施形態を図7及び図8に示す。なお、ノックロック機構部60の要部のみを示しており、その他の構成は第1実施形態及び第2実施形態と概略同等である。よって、図示及び説明は省略する。また、第1実施形態及び第2実施形態と同一の部材(又は同等の部材,構成部分)については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、第2実施形態と同様に、ノック部材61と回転子8との間に第1カム部材102が設けられる。ノック部材61の外周面には突起部61aが設けられる。突起部61aは、円周上平面視120度毎に3箇所設けられている。一方、第1カム部材102も同様に、突起部102bが設けられる。突起部102bも、突起部61aと同様に、円周上平面視120度毎に3箇所設けられている。そして、第1カム部材102後端部から突出する円環状に形成される環状突出部102cがノック部材61の前端開口部61bに遊嵌するよう構成される(図8参照)。
そして、本実施形態のノックロック機構部60には、突起部61aがガイドされるガイド溝9aの途中位置に、ロック係合部62が設けられている。ロック係合部62は、筆記芯収容状態(図7(a)の状態)における突起部61aに対応する位置に設けられている。
本実施形態のノックロック機構部60の動作を説明する。図7(a)に示す状態は、筆記芯収容状態であり、ノック部材61の押圧操作により、第1カム部材102及び回転子8を介してボールペンリフィール3が前進し、筆記可能状態とすることができる。換言すると、ノック部材61は、アンロックされた状態である。
ここで、ノック部材61を一方方向に回動操作すると、突起部61aがロック係合部62内にスライドして挿入され、両者は係合状態に移行する(図7(b)の状態)。すると、ノック部材61の前方方向の移動が規制されるため、ノック部材61を押圧操作することは出来ない。すなわち、ノック部材61は、ロックされた状態となる。
ノック部材61を他方方向に回動操作すると、突起部61aがロック係合部62から離脱する。すなわち、図7(b)のロックされた状態から図7(a)のアンロックされた状態に移行する。
而して、本実施形態においては、ノック部材61は操作部材を兼ね備えている。よって、本実施形態のノックロック機構部60とすることで、第1実施形態及び第2実施形態における効果に加えて、第1実施形態及び第2実施形態と比較して部品点数を削減して、ノック式ボールペンを構成することができる。
なお、ロック係合部62の縦壁62aにより、ノック部材61の回動操作を規制することができる。他方方向は、ロック係合部62と対面するガイド溝9aの壁面により規制される。換言すれば、縦壁62aとガイド溝9aにより、規制部が形成されているといえる。
以上、第1乃至第3実施形態においては、ノック式ボールペンについて説明したが、他の筆記具(例えばシャープペンシル等)においても同様に構成することができる。また、本願発明は、第1乃至第3実施形態に示す実施例に限定されるものではない。
本発明の第1実施形態におけるノック式ボールペンの縦断面図である。 ノック部材10の側面図。 図1のIII−III断面図である 本発明の第2実施形態におけるノック式ボールペンの縦断面図である。 ノックロック機構部50の動作を説明する展開図である。 ノック部材101及び第1カム部材102を示す側面図である。 ノックロック機構部60の動作を説明する展開図である。 ノック部材61及び第1カム部材102を示す側面図である。 ノック機構部20の動作を説明する展開図である。
符号の説明
1,100 ノック式ボールペン
2 軸筒
2c1 規制部
3 ボールペンリフィール
8 回転子
8a 係止爪部
9 中駒部
9a ガイド溝
9b 第2カム部
10,61,101 ノック部材
10a,10b,41a,61a,101a,102b 突起部
10c 係合溝
10d ガイド溝
20 ノック機構部
40,50,60 ノックロック機構
41,51 操作部材
41b 突起部
51b 操作部側ガイド溝
62 ロック係合部
102 第1カム部材
102a 第1カム部材

Claims (5)

  1. 軸筒と、
    該軸筒内に内装される筆記芯と、
    該筆記芯を出没させて筆記可能状態と筆記芯収容状態とに切り替えるノック機構部と、
    該ノック機構部と連動し、前記軸筒軸線方向に押圧操作することにより筆記可能状態とすることができるノック部材と、
    前記軸筒に前記軸筒軸線方向を中心に回動自在に設けられる操作部材と、
    該操作部材と連動し、該操作部材を一方方向に回転したときには前記ノック部材をロックし、他方方向に回転したときには該ノック部材をアンロックするノックロック機構部と、を有し、
    前記操作部材は前記ノック部材の外周に設けられ、
    前記ノックロック機構部は、
    前記操作部材に設けられる突起部と、
    前記ノック部材の外周面に、軸方向に設けられ、該突起部をガイドするガイド溝と、
    該ガイド溝と連通し、前記突起部と係合可能かつ、前記ノック部材の円周上に形成された係合溝と、
    を有することを特徴とするノック式筆記具。
  2. 軸筒と、
    該軸筒内に内装される筆記芯と、
    該筆記芯を出没させて筆記可能状態と筆記芯収容状態とに切り替えるノック機構部と、
    該ノック機構部と連動し、前記軸筒軸線方向に押圧操作することにより筆記可能状態とすることができるノック部材と、
    前記軸筒に前記軸筒軸線方向を中心に回動自在に設けられる操作部材と、
    該操作部材と連動し、該操作部材を一方方向に回転したときには前記ノック部材をロックし、他方方向に回転したときには該ノック部材をアンロックするノックロック機構部と、を有し、
    前記ノック機構部は、
    突起部と、第1カム部と、を有する第1カム部材と、
    前記突起部をガイドするガイド溝と、第2カム部と、を有する前記軸筒内面に形成された中駒部と、
    筆記芯収容状態から筆記可能状態に移行するときには前記第1カム部と係合し、筆記可能状態のときには前記第2カム部と係合する係止爪部を有する回転子と、を有し、
    前記操作部材は、
    回動操作により前記ガイド溝と連通及び非連通を選択可能に形成された操作部側ガイド溝を有し、
    前記ノック部材は、
    前記第1カム部材と係合可能に形成されるとともに、前記ガイド溝及び操作部側ガイド溝にガイドされる突起部を有することを特徴とするノック式筆記具。
  3. 軸筒と、
    該軸筒内に内装される筆記芯と、
    該筆記芯を出没させて筆記可能状態と筆記芯収容状態とに切り替えるノック機構部と、
    該ノック機構部と連動し、前記軸筒軸線方向に押圧操作することにより筆記可能状態とすることができ、かつ、前記軸筒に前記軸筒軸線方向を中心に回動自在に設けられるノック部材と、
    該ノック部材と連動し、該ノック部材を一方方向に回転したときには前記ノック部材をロックし、他方方向に回転したときには該ノック部材をアンロックするノックロック機構部と、を有し、
    前記ノック機構部は、
    突起部と、第1カム部と、を有する第1カム部材と、
    前記突起部をガイドするガイド溝と、該ガイド溝と連通して設けられるロック係合部と、第2カム部と、を有する前記軸筒内面に形成された中駒部と、
    筆記芯収容状態から筆記可能状態に移行するときには前記第1カム部と係合し、筆記可能状態のときには前記第2カム部と係合する係止爪部を有する回転子と、を有し、
    前記ノック部材は、
    前記第1カム部材と係合可能に形成されるとともに、前記ガイド溝にガイドされ、前記ロック係合部と係合可能に形成される突起部を有することを特徴とするノック式筆記具。
  4. 前記ノックロック機構部は、
    前記操作部材の回動を所定角度に規制する規制部を有することを特徴とする請求項1又は2記載のノック式筆記具。
  5. 前記ノックロック機構部は、
    前記ノック部材の回動を所定角度に規制する規制部を有することを特徴とする請求項3記載のノック式筆記具。
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