JP4793532B2 - 多層組立式遠赤外線放射体 - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一線上に小型の遠赤外線放射体（１）を多数集合さすことにより、広口缶（水用ポリ容器）小容器においても放射効率を下げずに、遠赤外線を利用し健康を増進することを目的として提供するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種類の遠赤外線セラミックは、単に大きさ、形態等を異なって成型し、一個のセラミックを利用していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記、遠赤外線放射体（１）、（遠赤外線セラミック、遠赤外線合成樹脂等）の利用個数は飽くまでも単体での使用で、数を増やすと使用後の取り出しが不便で、そのため数を増加さす程不便差が増大する。
本発明は、かかる観点に鑑みなされたものであり、多数の放射体を一体に集合さすことにより、取扱いが便利になり放射効率の低下の支障を来すことなく、遠赤外線の効果を十二分に発揮出来る遠赤外線放射体（１）の提供を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、直線状の不銹鋼（２）に挿入する遠赤外線放射体（１）を複数個にする為、広口缶（水用ポリ容器）や小容器にも使用でき、放射効率の面でも十分に保持できて、放射体の分散がはかれるように形成されている点、十二分に放射効率が期待出来る。
【０００５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
この遠赤外線放射体（１）の大きさ、形態等については、本発明の目的を達成出来る範囲に於いて、その大きさは強さが保持でき、角張らない小振りの円盤型が好ましい。
この円盤状の遠赤外線放射体（１）を輪体（４）に設けた雌ネジ部（６）から不銹鋼（２）を取り外し、使用目的が達成出来る個数を挿入して、輪体（４）の雌ネジ部（６）に不銹鋼（２）の雄ネジ部（５）を螺挿して使用する。
【０００６】
第２図は本発明の実施例を示す。
第２図に於いて、鉄線は直線状の不銹鋼（２）で製せられ、その上端部を環状の引掛部（３）に形成し、引掛部（３）から連設した不銹鋼（２）を、円盤型の外周部に複数個の貫通孔（７）を有した遠赤外線放射体（１）の中点の貫通孔（８）に挿入し、不銹鋼（２）の下端部の雄ネジ部（５）を輪体（４）の中心部に設けた埋め込みの雌ネジ部（６）に螺挿して、遠赤外線放射体（１）を重層に組立て形成する。
形成した多重組立式遠赤外線放射体（１）は使用目的、例えば、飲み水、炊飯揚げ物、煮物、蒸し物、ゆで物、鍋物、漬物、また飲食以外、風呂、金魚鉢、部屋に置いて、広範なる温度領域で遠赤外線を放射し、安定的、かつ半永久的に使用し、持続することが出来る。
またパワー倍増の為、時々環状の引掛部（３）で本体を太陽光線にあてることにより、より一層のパワーを増量することが出来る。
【０００７】
【発明の効果】
以上のように本発明によれぱ、複数個の遠赤外線放射体（１）を設けたことにより、放射効率を下げずに小型に一体化でき、通常出し入れ困難な広口缶（水用ポリ容器）や油を使用した揚げ物の場合に、引掛部（３）に掛けるので使用後の後始末がし易い。
又、遠赤外線放射体（１）は高価な為に需要者が月日を掛けて増加することができ、多く入れ過ぎることによる逆効果や害は一切ないので、安心して増やして利用することが出来る。
尚、放射体が一体化しているので、太陽光線でのパワーアップが簡単で回数も増やすことができ、良好な状態での持続が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による遠赤外線放射体の一部縦断側面図。
【図２】本発明による本体の使用状態を示す分解斜視図。
【符号の説明】
（１） … 遠赤外線放射体
（２） … 不銹鋼
（３） … 引掛部
（４） … 輪体
（５） … 雄ネジ部
（６） … 雌ネジ部
（７） … 貫通孔
（８） … 中点の貫通孔

Claims (1)

1. 直線状不銹鋼（２）の上端部を環状の引掛部（３）に形成し、引掛部（３）から連設の直線状不銹鋼（２）に複数個の貫通孔（７）を有した円盤形の遠赤外線放射体（１）を複数個挿入し、最下部の遠赤外線放射体（１）を貫通した不銹鋼（２）の下端部に雄ネジ部（５）を形成し、雌ネジ部（６）を設けた輪体（４）と着脱自在に螺挿して、円盤形の遠赤外線放射体（１）を重層に組立て形成したことを特徴とする多層組立式遠赤外線放射体。

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