JPH0513317Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0513317Y2 JPH0513317Y2 JP9640090U JP9640090U JPH0513317Y2 JP H0513317 Y2 JPH0513317 Y2 JP H0513317Y2 JP 9640090 U JP9640090 U JP 9640090U JP 9640090 U JP9640090 U JP 9640090U JP H0513317 Y2 JPH0513317 Y2 JP H0513317Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooking
- paper
- heat
- receiving container
- paper pot
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- Expired - Lifetime
Links
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- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は、ガスコンロ、電熱コンロ等で使用可
能な、セラミツクス製の伝熱媒体及び紙製の鍋を
利用した調理器具に関する。
能な、セラミツクス製の伝熱媒体及び紙製の鍋を
利用した調理器具に関する。
［従来の技術］
従来、ホテル、旅館、料亭等において、料理の
美的演出のため、紙製の鍋が使用されている。こ
のような紙鍋は、使い捨てで簡便に使用すること
ができ、また視覚的にも好ましいものである。
美的演出のため、紙製の鍋が使用されている。こ
のような紙鍋は、使い捨てで簡便に使用すること
ができ、また視覚的にも好ましいものである。
この紙鍋は、一般に、調理に耐える程度の防水
性及び耐熱性を有する正方形の紙を適当な容器形
状に成型してなるものであり、これを固型燃料を
使用したコンロ上に伝熱媒体である金属製の受け
網を介して載置し、使用に供せられている。
性及び耐熱性を有する正方形の紙を適当な容器形
状に成型してなるものであり、これを固型燃料を
使用したコンロ上に伝熱媒体である金属製の受け
網を介して載置し、使用に供せられている。
［考案が解決しようとする課題］
しかしながら、従来は上記のように伝熱媒体が
金属製の網であつたため、あまり強く加熱すると
紙が焦げ、又は燃えてしまうという問題があつ
た。このため、加熱手段としてはガスコンロ、電
熱コンロ等の火力の強いものは使用できず、固型
燃料を使用した火力の弱いものに限られ、調理時
間が長くかかつていた。
金属製の網であつたため、あまり強く加熱すると
紙が焦げ、又は燃えてしまうという問題があつ
た。このため、加熱手段としてはガスコンロ、電
熱コンロ等の火力の強いものは使用できず、固型
燃料を使用した火力の弱いものに限られ、調理時
間が長くかかつていた。
［課題を解決するための手段］
かかる実情において、本考案者は上記課題を解
決すべく鋭意研究を重ねた結果、金属製の受け網
に代えてセラミツクス製の受け容器を使用する
と、強く加熱しても紙鍋が焦げたり燃えたりする
ことはなく、ガスコンロ、電熱コンロ等の使用が
可能となること、更にこの紙鍋の中にセラミツク
ス製の固型物を入れて加熱すると、熱伝導が良好
となつて調理時間が短縮化されることを見出し、
本考案の調理器具を案出するに至つた。
決すべく鋭意研究を重ねた結果、金属製の受け網
に代えてセラミツクス製の受け容器を使用する
と、強く加熱しても紙鍋が焦げたり燃えたりする
ことはなく、ガスコンロ、電熱コンロ等の使用が
可能となること、更にこの紙鍋の中にセラミツク
ス製の固型物を入れて加熱すると、熱伝導が良好
となつて調理時間が短縮化されることを見出し、
本考案の調理器具を案出するに至つた。
すなわち本考案は、セラミツクス製の受け容器
１と、該受け容器内に収容される紙鍋２と、該紙
鍋内に載置されるセラミツクス製の重し３からな
ることを特徴とする調理器具である。
１と、該受け容器内に収容される紙鍋２と、該紙
鍋内に載置されるセラミツクス製の重し３からな
ることを特徴とする調理器具である。
［実施例］
以下、実施例を示す図面と共に本考案を更に説
明する。
明する。
本考案の調理器具は、例えば第１図に一実施例
を示すように、セラミツクス製の受け容器１の内
部に紙鍋２の少なくとも下方部が収容せられてい
ると共に、該紙鍋２の内底部にセラミツクス製の
重し３が載置せられて構成されているものであ
る。
を示すように、セラミツクス製の受け容器１の内
部に紙鍋２の少なくとも下方部が収容せられてい
ると共に、該紙鍋２の内底部にセラミツクス製の
重し３が載置せられて構成されているものであ
る。
受け容器１はセラミツクス製であるので、加熱
により発せられる遠赤外線の作用により、従来の
金属製の受け網に比べ、紙鍋２を焦がすことなく
料理材料を短時間で芯から柔らかく調理すること
ができ、また冷めにくい。かかるセラミツクスと
してはガスコンロ等での加熱によつてひび割れた
り、赤熱したりすることのないものであれば特に
限定されないが、発せられる遠赤外線の強いも
の、例えばカーボンセラミツクス（日本カーボン
株式会社製）等を用いるのが好ましい。
により発せられる遠赤外線の作用により、従来の
金属製の受け網に比べ、紙鍋２を焦がすことなく
料理材料を短時間で芯から柔らかく調理すること
ができ、また冷めにくい。かかるセラミツクスと
してはガスコンロ等での加熱によつてひび割れた
り、赤熱したりすることのないものであれば特に
限定されないが、発せられる遠赤外線の強いも
の、例えばカーボンセラミツクス（日本カーボン
株式会社製）等を用いるのが好ましい。
重し３は、紙鍋２の受け容器１からの脱落防止
のほか、受け容器１と共に遠赤外線等による料理
材料への熱伝導の役目を担つており、この重しを
設けたことにより調理時間の短縮化が達成され
る。材料であるセラミツクスは、上記受け容器１
の材料と同様のものが用いられ、発せられる遠赤
外線の強いものを用いると、調理時間の短縮化、
好ましい調理具合、冷めにくい等の効果が顕著と
なる。形状は特に限定されず、ドーナツ状、円盤
状、球状、不定型等任意であるが、コストを抑
え、表面積を大きくし熱効率を高めるという点か
らドーナツ状等の穴の空いた形状のものを用いる
か、小型のものを複数個用いるのが好ましい。
のほか、受け容器１と共に遠赤外線等による料理
材料への熱伝導の役目を担つており、この重しを
設けたことにより調理時間の短縮化が達成され
る。材料であるセラミツクスは、上記受け容器１
の材料と同様のものが用いられ、発せられる遠赤
外線の強いものを用いると、調理時間の短縮化、
好ましい調理具合、冷めにくい等の効果が顕著と
なる。形状は特に限定されず、ドーナツ状、円盤
状、球状、不定型等任意であるが、コストを抑
え、表面積を大きくし熱効率を高めるという点か
らドーナツ状等の穴の空いた形状のものを用いる
か、小型のものを複数個用いるのが好ましい。
また、紙鍋２の材料としては、調理に耐える防
水性及び耐熱性を有するものであれば特に限定さ
れないが、強度及び加熱効率の点から、メートル
坪量が100〜150g／m2程度の紙に防水加工等を施
したものが好ましい。この紙は、熱伝導の向上の
ため炭酸カルシウム等の充填材を含有せしめたも
のが好ましく、また防水加工としてはポリプロピ
レン樹脂等の合成樹脂をコーテイング又は含浸す
るのがよい。
水性及び耐熱性を有するものであれば特に限定さ
れないが、強度及び加熱効率の点から、メートル
坪量が100〜150g／m2程度の紙に防水加工等を施
したものが好ましい。この紙は、熱伝導の向上の
ため炭酸カルシウム等の充填材を含有せしめたも
のが好ましく、また防水加工としてはポリプロピ
レン樹脂等の合成樹脂をコーテイング又は含浸す
るのがよい。
［作用］
本考案の調理器具は以上の如く構成せられてい
るので、第２図に示すように、受け容器１をガス
コンロ５等の上に載置し、紙鍋２内に重し３及び
水、又は更に料理材料４を入れて加熱調理すれ
ば、セラミツクス製の受け容器１及び重し３の存
在により、優れた耐熱作用及び熱伝導作用が得ら
れる。
るので、第２図に示すように、受け容器１をガス
コンロ５等の上に載置し、紙鍋２内に重し３及び
水、又は更に料理材料４を入れて加熱調理すれ
ば、セラミツクス製の受け容器１及び重し３の存
在により、優れた耐熱作用及び熱伝導作用が得ら
れる。
［考案の効果］
以上従つて、本考案の調理器具は、紙製の鍋を
用いておりながら強加熱が可能であるため、従来
紙鍋を用いて調理する場合には不可能であつたガ
スコンロ、電熱コンロ等の使用が可能であると共
に、重しによる熱伝導により、調理時間が短縮化
されるものである。
用いておりながら強加熱が可能であるため、従来
紙鍋を用いて調理する場合には不可能であつたガ
スコンロ、電熱コンロ等の使用が可能であると共
に、重しによる熱伝導により、調理時間が短縮化
されるものである。
第１図は、本考案の調理器具の一実施例を示す
概略断面説明図である。第２図は、本考案の調理
器具の使用形態を示す斜視図である。
概略断面説明図である。第２図は、本考案の調理
器具の使用形態を示す斜視図である。
Claims (1)
- セラミツクス製の受け容器１と、該受け容器内
に収容される紙鍋２と、該紙鍋内に載置されるセ
ラミツクス製の重し３からなることを特徴とする
調理器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9640090U JPH0513317Y2 (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9640090U JPH0513317Y2 (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0452813U JPH0452813U (ja) | 1992-05-06 |
| JPH0513317Y2 true JPH0513317Y2 (ja) | 1993-04-08 |
Family
ID=31835906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9640090U Expired - Lifetime JPH0513317Y2 (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513317Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100356149B1 (ko) * | 1998-05-25 | 2002-10-19 | 에노모토 인더스트리 캄파니 리미티드 | 컨베이어 장치 |
-
1990
- 1990-09-13 JP JP9640090U patent/JPH0513317Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0452813U (ja) | 1992-05-06 |
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