JP4791065B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに係り、特に、記憶装置に記憶されたデータを全消去する情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、情報処理装置では、入力されたデータを一時的にハードディスクなどの記憶装置に記憶し、記憶されたデータを記憶装置から読み出して所定の処理が実行される。
この記憶装置に記憶されたデータは、例えば、FAT(ファイルアロケーションテーブル)などのファイル管理情報によって管理されており、記憶装置に記憶されたデータが消去される場合、一般的に、データに関する情報がファイル管理情報から消去されるが、記録装置に記憶されているデータは消去されない。
このデータが漏洩すると、機密性の問題が生じるため、記録装置に記憶されたデータの機密性を保持する情報処理装置として、FATのみを消去する「部分消去」のほかに、ハードディスクの全ての記憶領域のデータを消去する「全消去」が、ユーザの必要に応じて選択されて実行される画像処理装置が知られている(特許文献1)。
特開2003―101739
しかしながら、特許文献1に記載の画像処理装置では、ユーザが全消去を選択した場合、ハードディスクの全ての記憶領域のデータを消去するため、全消去に時間がかかってしまう、という問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、記憶装置に記憶されたデータの機密性を保持するための全消去の処理時間を短縮することができる情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る情報処理装置は、データを記憶するデータ記憶領域と前記データ記憶領域に記憶されたデータを管理するためのデータ管理情報を記憶するデータ管理領域とを備え、複数のパーティションに分けられた不揮発性の記憶装置と、前記複数のパーティションのうち所定のパーティション毎に設けられ、かつ、前記データが記憶されたデータ記憶領域上の位置を示す記憶位置情報を記憶する記憶位置情報記憶手段と、前記記憶装置の全てのデータを消去することが指示されたときに、前記データ管理領域に記憶されたデータ管理情報を消去すると共に、前記所定のパーティションに対しては、所定のパーティション毎に、所定のパーティション各々の前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報が示すデータ記憶領域上の位置のみに所定のデータを上書きし、前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報を消去し、前記所定のパーティション以外のパーティションに対しては、該パーティションのデータ記憶領域上の全ての位置に所定のデータを上書きする全消去手段とを具備して構成されている。
また、本発明に係る情報処理方法は、データを記憶するデータ記憶領域と前記データ記憶領域に記憶されたデータを管理するためのデータ管理情報を記憶するデータ管理領域とを備え、複数のパーティションに分けられた不揮発性の記憶装置及び前記複数のパーティションのうち所定のパーティション毎に設けられ、かつ、前記データが記憶されたデータ記憶領域上の位置を示す記憶位置情報を記憶する記憶位置情報記憶手段を含む情報処理装置の情報処理方法であって、前記記憶装置の全てのデータを消去することが指示されたときに、前記データ管理領域に記憶されたデータ管理情報を消去すると共に、前記所定のパーティションに対しては、所定のパーティション毎に、所定のパーティション各々の前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報が示すデータ記憶領域上の位置のみに所定のデータを上書きし、前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報を消去し、前記所定のパーティション以外のパーティションに対しては、該パーティションのデータ記憶領域上の全ての位置に所定のデータを上書きすることを特徴としている。
また、本発明に係るプログラムは、データを記憶するデータ記憶領域と前記データ記憶領域に記憶されたデータを管理するためのデータ管理情報を記憶するデータ管理領域とを備え、複数のパーティションに分けられた不揮発性の記憶装置を含むコンピュータを、前記複数のパーティションのうち所定のパーティション毎に設けられ、かつ、前記データが記憶されたデータ記憶領域上の位置を示す記憶位置情報を記憶する記憶位置情報記憶手段、及び前記記憶装置の全てのデータを消去することが指示されたときに、前記データ管理領域に記憶されたデータ管理情報を消去すると共に、前記所定のパーティションに対しては、所定のパーティション毎に、所定のパーティション各々の前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報が示すデータ記憶領域上の位置のみに所定のデータを上書きし、前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報を消去し、前記所定のパーティション以外のパーティションに対しては、該パーティションのデータ記憶領域上の全ての位置に所定のデータを上書きする全消去手段として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、データが記憶されたデータ記憶領域上の位置を示す記憶位置情報を、複数のパーティションのうち所定のパーティション毎に設けられた記憶位置情報記憶手段に記憶する。そして、記憶装置の全てのデータを消去することが指示されたときに、データ管理領域に記憶されたデータ管理情報を消去すると共に、所定のパーティションに対しては、所定のパーティション毎に、所定のパーティション各々の記憶位置情報記憶手段に記憶された記憶位置情報が示すデータ記憶領域上の位置のみに所定のデータを上書きし、記憶位置情報記憶手段に記憶された記憶位置情報を消去し、所定のパーティション以外のパーティションに対しては、該パーティションのデータ記憶領域上の全ての位置に所定のデータを上書きする。
従って、記憶位置情報が示すデータ記憶領域上の位置のみに所定のデータを上書きして、全てのデータを消去することにより、記憶装置のデータ記憶領域に記憶されたデータの機密性を保持するための全消去にかかる時間を短縮することができる。
なお、上記の発明は、全てのデータを消去することが指示されたときに行われるデータ管理情報の消去、所定のデータの上書き、及び記憶位置情報の消去の順序を限定するものではなく、データ管理情報の消去、所定のデータの上書き、及び記憶位置情報の消去はどの順序で行われてもよい。
また、所定のパーティションのみに対して記憶位置情報を記憶するため、記憶位置情報を記憶するためのメモリ容量を減らすことができる
上記の記憶位置情報記憶手段に記憶される記憶位置情報は、データ記憶領域に記憶された全てのデータのデータ記憶領域上の位置を示す値の最小値又は最大値の少なくとも一方とすることができる。これにより、記憶位置情報を記憶するためのメモリを少なくすることができる。
また、上記の全消去手段によって上書きする前記所定のデータは、複数のデータとすることができる。この場合には、複数のデータを上書きするため、全消去に時間がかかるが、本発明によれば、全消去にかかる時間を大幅に短縮することができる。
また、データを記憶するときに、データ記憶領域上の位置を示す値が最小値又は最大値の何れか一方である位置から順番にデータが記憶されるように、データを記憶するデータ記憶領域上の位置を決定し、決定されたデータ記憶領域上の位置にデータを記憶する記憶制御手段を更に具備することができる。
また、上記のデータは、印刷データであって、データ記憶領域に記憶された印刷データに基づいて印刷処理が実行された後に、実行された印刷処理に対応する印刷データを管理するデータ管理情報をデータ管理領域から消去する管理情報消去手段を更に具備することができる。この場合には、印刷処理が実行された後にデータ管理情報が消去されるため、記憶装置に記憶されているデータのデータ記憶領域上の位置が不明になるので、記憶位置情報記憶手段に記憶位置情報を記憶することによって、データが記憶されている記憶領域の位置が知ることができ、全消去に係る時間を短縮することができる。
以上説明したように、本発明の情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムによれば、記憶位置情報が示すデータ記憶領域上の位置のみに所定のデータを上書きして、全てのデータを消去することにより、記憶装置のデータ記憶領域に記憶されたデータの機密性を保持するための全消去にかかる時間を短縮することができる、という効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本発明の実施の形態では、画像処理装置に本発明を適用した場合を例に説明する。
図1に示すように、画像処理システム10は、印刷データを記録用紙に印刷する第1の発明の実施の形態に係る画像処理装置12と、印刷データを作成するクライアントPC14とから構成されており、画像処理装置12とクライアントPC14とは、LANなどのネットワーク30を介して接続されている。画像処理装置12には、後述する書き込み処理ルーチンや印刷後消去処理ルーチン、全消去処理ルーチンなどのプログラムを含む各種プログラムやパラメータ等が記憶されたROM16、各種プログラムを実行するCPU18、CPU18による各種プログラムの実行時におけるワークエリア等として用いられるRAM20、印刷データを記憶するためのHDD22、ネットワークインタフェース24、及びこれらを相互に接続するためのバス26が設けられている。
また、画像処理装置12には、さらに、文書を読みとって印刷データを生成する画像読取部28と、印刷データに基づいて感光体に静電潜像を記録し、静電潜像をモノクロトナーまたはカラートナーを用いて現像し、現像した画像を記録用紙に転写して出力する画像形成部34と、画像処理装置12の各種処理を指示するための操作ボタンや操作パネルからなる操作部32とが設けられている。
図2に示すように、HDD22のデータを記憶するデータ記憶領域は、複数のブロックからなり、各ブロックには、データ記憶領域上の位置を示す情報として一連の番号であるLBA(ロジック・ブロック・アドレス)が付されている。また、印刷データが記憶されているブロックのLBAを管理するために、印刷データを示す情報とLBAとが格納されたファイル管理情報であるFATがHDD22のFAT用記憶領域に記憶されており、FATによって印刷データの記憶位置が管理されている。本実施の形態では、LBAとして、HDD22の外周のブロックから順番に0、1、2…と番号が付けられており、外周のブロックに小さい値の番号のLBAが付けられ、内周のブロックに大きい値の番号のLBAが付けられている。
また、操作部32では、HDD22に所定のデータを上書きすることにより、記憶されている全てのデータを上書き消去する全消去を指示することができるようになっている。
なお、クライアントPC14は、従来公知のパーソナルコンピュータの一般的構成を備えたものであればよく、本実施の形態では、クライアントPC14の一般的処理の説明を省略する。
次に、第1の実施の形態の作用を説明する。なお、複数枚の文書を複数部コピーする場合を例に説明する。
まず、ユーザが画像読取部28に複数枚の文書をセットし、操作部32を操作して、コピー開始を指示すると、図3に示す書き込み処理ルーチンが実行される。まず、ステップ100において、印刷データが入力されたか否かを判定し、画像読取部28が文書を読み取って生成した印刷データが入力されると、ステップ100からステップ102へ進み、FATに基づいて印刷データを書き込むブロックのLBAを決定し、ステップ104において、決定されたLBAのブロックに印刷データを書き込む。なお、印刷データのデータ容量がブロックの記憶容量より大きい場合には、複数のブロックにまたがって印刷データが記憶されるため、ステップ102では、複数のLBAが決定される。また、このとき、入力された印刷データを示す情報と書き込まれたブロックのLBAとを対応させてFATに登録する。
そして、ステップ106において、図4に示すような、印刷データが記憶されたブロックのLBAを示す使用ブロック記憶テーブルを更新する。使用ブロック記憶テーブルは、LBAと、データが記憶されてLBAのブロックが使用されているか否かを示す使用フラグとが対応して格納されており、HDD22に記憶されている。使用ブロック記憶テーブルには、LBAのブロックに印刷データが記憶されていれば、使用フラグとして1が格納され、LBAのブロックに印刷データが記憶されていなければ、使用フラグとして0が格納されている。ステップ106では、決定されたLBAに対応する使用フラグを1と設定し、ステップ108において、次の印刷データがあるか否かを判定し、連続して次の印刷データが画像読取部28から入力されると、ステップ102へ戻る。
画像読取部28によって生成された全ての印刷データについてステップ102からステップ106の処理が行われると、ステップ110において、ステップ102で決定されたLBAのうち最大値となるLBAの値が、使用されたブロックのLBAの最大値を示すMAX_LBAより大きいか否かを判定する。MAX_LBAは、HDD22に記憶されているパラメータであり、使用ブロック記憶テーブルにおいて使用フラグが1となっているLBAのうち、最大の値のLBAがMAX_LBAに格納されている。ステップ102で決定されたLBAの最大値がMAX_LBAの値よりも大きいと、ステップ112において、MAX_LBAにLBAの最大値を格納してMAX_LBAの値を更新し、書き込み処理ルーチンを終了する。
一方、ステップ102で決定されたLBAの最大値がMAX_LBAの値以下であると、ステップ110の判定は否定され、書き込み処理ルーチンを終了する。
そして、画像形成部34において、FATに基づいて、所定のLBAのブロックから印刷データを読み出して、記録用紙に画像を形成し、全ての印刷データについて、指定された部数の印刷処理が行われる。
次に、図5に示す印刷後消去処理ルーチンが実行される。まず、ステップ113において、印刷処理が終了したか否かを判定し、印刷処理が終了すると、ステップ113からステップ114へ進み、印刷データを識別する番号であるnを初期値の1に設定し、ステップ115において、印刷処理された1番目の印刷データに関する情報をFATから消去する。そして、ステップ116において、印刷処理された印刷データの数であるNよりnが小さいか否かを判定し、n+1番目の印刷データがあると、ステップ117において、nをインクリメントし、ステップ115へ戻る。一方、印刷処理された全ての印刷データについてステップ115の処理が実行されると、ステップ116の判定が否定され、印刷後消去処理ルーチンを終了する。
次に、第1の実施の形態に係る全消去処理ルーチンについて、図6を用いて説明する。まず、ステップ120において、全消去指示があったか否かを判定し、ユーザが操作部32を操作して全消去を指示すると、ステップ120からステップ121へ進み、FATに格納された全ての情報を消去し、ステップ122で、LBAの値を示すlbaをLBAの最小値である0に設定し、ステップ124において、使用ブロック記憶テーブルに基づいて、LBAがlbaであるブロックの使用フラグが1となっているか否かを判定し、LBAがlbaであるブロックに印刷データが記憶されていると、ステップ126において、LBAがlbaであるブロックに所定のデータを上書きして、印刷データを消去する。所定のデータは、例えば、乱数データ、固定データ、及び補数データであり、ブロックに対して、乱数データ、固定データ、及び補数データを順番に上書きする。そして、ステップ128で、使用ブロック記憶テーブルにおいて、LBAがlbaであるブロックに対応する使用フラグを0に設定して、ステップ130へ移行する。
一方、LBAがlbaであるブロックに印刷データが記憶されていないと、ステップ124の判定が否定され、ステップ130へ移行し、ステップ130において、lbaがMAX_LBAより小さいか否かを判定し、判定が肯定されると、ステップ132で、lbaの値をインクリメントし、ステップ124へ戻る。一方、LBAがMAX_LBAであるブロックまで上記のステップ124からステップ128の処理を行うと、ステップ130の判定が否定され、全消去処理ルーチンを終了する。
以上説明したように、第1の実施の形態に係る画像処理装置によれば、使用ブロック記憶テーブルに基づいて、印刷データが記憶されたブロックのみに所定のデータを上書きして、全ての印刷データを上書き消去することにより、印刷データの機密性を保持するための全消去にかかる時間を短縮することができる。また、MAX_LBAという使用されているブロックの範囲を示すパラメータを用いることにより、全てのブロックについて印刷データが記憶されているか否かを判定する必要がないため、さらに全消去にかかる時間を短縮することができる。
また、各ブロックに対して、乱数データ、固定データ、及び補数データを順番に上書きする場合には、全消去に時間がかかるが、印刷データが記憶されたブロックのみに乱数データ、固定データ、及び補数データを上書きするようにすることにより、全消去にかかる時間を大幅に短縮することができる。
なお、上記の実施の形態では、HDDのブロックがLBAで管理されている場合を例に説明したが、HDDのブロックがセクタ番号やトラック番号によって管理されていてもよい。
また、使用されているブロックの範囲をMAX_LBAによって記憶する場合を例に説明したが、LBAの最大値だけでなく、LBAの最小値を記憶しておくことにより、使用されているHDDのブロックの範囲を記憶するようにしてもよい。
また、コピー動作の場合を例に説明したが、クライアントPCで作成された印刷データが画像処理装置に入力された場合でもよい。その場合には、コピー動作と同様に、FATに基づいて決定されたLBAのブロックに、入力された印刷データを記憶すればよい。
また、記憶装置としてHDDが設けられている場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、磁気を使用して記憶する光磁気ディスク(MO)が設けられている場合でもよい。この場合には、MOを管理している記憶領域の単位に応じて、使用ブロック記憶テーブルを作成すればよい。
また、全消去処理ルーチンにおいて、FATに格納されている全ての情報を消去する場合を例に説明したが、入力された印刷データ全てについて画像形成処理が実行され、FATから印刷データに関する情報が消去されている場合には、全消去処理ルーチンにおいて、FATの情報を消去する処理を実行しなくてもよい。
また、印刷後には、上記の印刷後消去処理ルーチンが実行される場合を例に説明したが、印刷処理終了後に、印刷データに関する情報をFATから消去せずに、印刷データに関する情報をFATに残しておいてもよい。
次に第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態に係る画像処理システムの構成は、第1の実施の形態と同一構成であるので、同一符号を付して、構成に関する説明を省略する。第2の実施の形態では、HDD22に、MAX_LBAのみが記憶されており、使用ブロック記憶テーブルが記憶されていないことが第1の実施の形態と異なる。第2の実施の形態に係る画像処理装置12では、HDD22へのアクセス速度を高速化するために、アクセスする際の角速度が速いHDD22の外周のブロックにデータが記憶され、外周のブロックが繰り返し使用されるようになっており、MAX_LBAのみによって、データが記憶されたブロックのLBAが示されている。
次に、第2の実施の形態に係る書き込み処理ルーチンについて、図7を用いて説明する。なお、第1の実施の形態と同一処理については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
まず、ステップ100において、印刷データが入力されたか否かを判定し、印刷データが入力されると、ステップ100からステップ200へ進み、LBAが最小値であるブロックから順番にデータが記憶されるように、FATに基づいて、印刷データが書き込まれていないブロックのLBAのうち、最小の値のLBAを、印刷データを書き込むブロックのLBAとして決定し、ステップ104において、決定されたLBAのブロックに印刷データを書き込み、ステップ202において、入力された印刷データとLBAとを対応させてFATに登録する。
そして、ステップ108において、次の印刷データがあるか否かを判定し、連続して次の印刷データが画像読取部28によって生成されると、ステップ200へ戻る。
画像読取部28によって生成された全ての印刷データについて上記の処理が行われると、ステップ110において、ステップ102で決定されたLBAのうち最大値となるLBAの値が、使用されたブロックのLBAの最大値を示すMAX_LBAより大きいか否かを判定し、ステップ200で決定されたLBAの最大値がMAX_LBAの値よりも大きいと、ステップ112において、LBAの最大値をMAX_LBAに格納してMAX_LBAの値を更新し、書き込み処理ルーチンを終了する。
一方、ステップ200で決定されたLBAの最大値がMAX_LBAの値以下であると、ステップ110の判定は否定され、書き込み処理ルーチンを終了する。
また、入力された印刷データに基づいて、印刷処理が行われ、印刷処理が終了すると、第1の実施の形態で説明した印刷後消去処理ルーチンを実行して、FATから印刷処理された印刷データに関する情報を消去する。
次に、第2の実施の形態に係る全消去処理ルーチンについて、図8を用いて説明する。まず、ステップ120において、全消去指示があったか否かを判定し、ステップ121において、FATに格納された全ての情報を消去し、ステップ122で、LBAの値を示すlbaをLBAの最小値である0に設定し、ステップ126において、LBAがlbaであるブロックに所定のデータを上書きして、印刷データを消去する。
そして、ステップ130において、lbaがMAX_LBAより小さいか否かを判定し、判定が肯定されると、ステップ132で、lbaの値をインクリメントし、ステップ126へ戻る。一方、LBAがMAX_LBAまでのブロックに対して上記のステップ126の処理が行われると、ステップ130の判定が否定され、全消去処理ルーチンを終了する。
以上説明したように、第2の実施の形態に係る画像処理装置によれば、MAX_LBAという使用されているブロックの範囲を示すパラメータに基づいて、印刷データが記憶されたブロックのみに所定のデータを上書きして、全ての印刷データを上書き消去することにより、印刷データの機密性を保持するための全消去にかかる時間を短縮することができる。また、MAX_LBAというパラメータのみを記憶しておけばいいため、メモリ容量を減らすことができる。
なお、上記では、HDDの外周のブロックに小さい値のLBAが付される場合を例に説明したが、外周のブロックに大きい値のLBAが付されている場合でもよく、その場合には、最大値のLBAのブロックからデータを消去し、使用されているブロックのLBAのうち、最小値のLBAであるMIN_LBAまでのブロックまで、データを消去するようにすればよい。
次に第3の実施の形態について説明する。なお、第3の実施の形態に係る画像処理システムの構成は、第1の実施の形態と同一構成であるため、同一符号を付して説明を省略する。
第3の実施の形態では、HDD22の記憶領域は、複数のパーティションにパーティション分割され、複数のブロックが各パーティションに分けられており、パーティション毎に使用ブロック記憶テーブルが生成され、HDD22の各パーティションの記憶領域に、パーティション毎の使用ブロック記憶テーブル及びMAX_LBAが記憶されている点が第1の実施の形態と異なる。また、FATは印刷データが記憶されているブロックのLBAだけでなく、パーティションに関する情報も管理しており、HDD22には、図9に示す、パーティション管理テーブルが記憶されている。パーティション管理テーブルには、各パーティションのブロックの範囲を表す最小のLBAと最大のLBAとが登録されており、さらに、使用ブロック記憶テーブルの有無が登録されている。パーティションによって、使用ブロック記憶テーブルの有無が異なっており、使用ブロック記憶テーブルが無いパーティションに対して全消去する場合、パーティションに含まれる全てのブロックに対して上書き処理をしてデータの全消去が行われる。
なお、パーティション毎の使用ブロック記憶テーブルの有無は、ユーザが決めるようにしてもよいし、パーティションに記憶されるデータの種類に応じて、自動的に画像処理装置12自身が決定するようにしてもよい。自動的に決定する場合には、印刷データ記憶用のパーティションやスプール用のパーティションに対して、使用ブロック記憶テーブルが設けられるように決定すればよい。
次に、第3の実施の形態に係る書き込み処理ルーチンについて図10を用いて説明する。なお、第1の実施の形態と同一の処理については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
まず、ステップ100において、印刷データが入力されたか否かを判定し、画像読取部28によって生成された印刷データが入力されると、ステップ100からステップ300へ進み、印刷データを書き込むパーティション及びブロックのLBAを決定し、ステップ104において、決定されたLBAのブロックに印刷データを書き込む。
そして、ステップ302において、パーティション管理テーブルに基づいて、印刷データが書き込まれたパーティションに関する使用ブロック記憶テーブルがあるか否かを判定し、パーティション管理テーブルにおいて、書き込まれたパーティションに対応する使用ブロック記憶テーブルの有無の欄が「有」になっていると、ステップ304において、書き込まれたパーティションの使用ブロック記憶テーブルにおいて、ステップ300で決定されたLBAに対応する使用フラグを1と設定し、ステップ108へ移行する。
一方、パーティション管理テーブルにおいて、書き込まれたパーティションに対応する使用ブロック記憶テーブルの有無の欄が「無」になっていると、ステップ108へ移行し、ステップ108において、次の印刷データがあるか否かを判定し、連続して次の印刷データが画像読取部28によって生成されると、ステップ300へ戻る。
画像読取部28から入力された全ての印刷データについて上記の処理が行われると、ステップ306において、パーティションを識別する番号であるnを初期値の1に設定し、ステップ308において、パーティション管理テーブルに基づいて、パーティションnの使用ブロック記憶テーブルがあるか否かを判定し、パーティションnの使用ブロック記憶テーブルがある場合には、ステップ310で、ステップ300で決定されたパーティションnのLBAのうち最大値となるLBAの値が、パーティションnにおいて使用されたブロックのLBAの最大値を示すMAX_LBA「n」より大きいか否かを判定する。MAX_LBA「n」は、HDD22のパーティションnの記憶領域に記憶されているパラメータであり、パーティションnの使用ブロック記憶テーブルにおいて使用フラグが1となっているLBAのうち、最大の値のLBAがMAX_LBA「n」に格納されている。ステップ300で決定されたパーティションnのLBAの最大値がMAX_LBA「n」の値よりも大きいと、ステップ312において、MAX_LBA「n」の値を更新して、ステップ314へ移行する。
一方、ステップ300で決定されたパーティションnのLBAの最大値がMAX_LBA「n」の値以下であると、ステップ310の判定は否定され、ステップ314へ移行し、ステップ314において、nの値がパーティションの数を示すNより小さいか否かを判定し、上記の処理を行っていないパーティションがあると、ステップ316へ移行し、nをインクリメントし、ステップ308へ戻る。
全てのパーティションについて、上記のステップ308からステップ312の処理を実行すると、ステップ314の判定が否定され、書き込み処理ルーチンを終了する。
そして、入力された印刷データに基づいて、印刷処理が実行されると、第1の実施の形態で説明した印刷後消去処理ルーチンが実行され、FATから印刷処理された印刷データに関する情報が消去される。
次に、第3の実施の形態に係る全消去処理ルーチンについて図11を用いて説明する。まず、ステップ120において、全消去指示があったか否かを判定し、ユーザによって全消去が指示されると、ステップ120からステップ318へ進み、印刷データを記憶しているブロックのLBAを示す情報をFATから全て消去し、ステップ320で、パーティションを識別する番号であるnを初期値の1に設定し、ステップ322において、パーティション管理テーブルに基づいて、パーティションnの使用ブロック記憶テーブルがあるか否かを判定し、パーティション管理テーブルのパーティションnに対応する使用ブロック記憶テーブルの有無の欄が「無」になっていると、ステップ324において、パーティションnの全てのブロックに所定のデータを上書きして、パーティションnに記憶されている全データを消去する。
一方、パーティション管理テーブルのパーティションnに対応する使用ブロック記憶テーブルの有無の欄が「有」になっていると、ステップ326において、パーティション管理テーブルに基づいて、LBAの値を示すlbaをパーティションnのLBAの最小値に設定し、ステップ328において、パーティションnの使用ブロック記憶テーブルに基づいて、LBAがlbaであるブロックの使用フラグが1となっているか否かを判定し、LBAがlbaであるブロックに印刷データが記憶されていると、ステップ126において、LBAがlbaであるブロックに所定のデータを上書きして、印刷データを消去し、ステップ330で、パーティションnの使用ブロック記憶テーブルにおいて、LBAがlbaであるブロックに対応する使用フラグを0に設定して、ステップ332へ移行する。
一方、LBAがlbaであるブロックに印刷データが記憶されていないと、ステップ328の判定が否定され、ステップ332へ移行し、ステップ332において、lbaがMAX_LBA「n」より小さいか否かを判定し、判定が肯定されると、ステップ132で、lbaの値をインクリメントし、ステップ328へ戻る。一方、LBAがMAX_LBA「n」であるブロックまで上記の処理を行うと、ステップ332の判定が否定され、ステップ334において、nの値がパーティションの数を示すNより小さいか否かを判定し、上記の処理を行っていないパーティションがあると、ステップ336において、nの値をインクリメントし、ステップ322へ戻る。全てのパーティションについて上記の処理が実行されると、ステップ334の判定が否定され、全消去処理ルーチンを終了する。
以上説明したように、第3の実施の形態に係る画像処理装置によれば、パーティション毎の使用ブロック記憶テーブルに基づいて、印刷データが記憶されたブロックのみに所定のデータを上書きして、全ての印刷データを上書き消去することにより、印刷データの機密性を保持するための全消去にかかる時間を短縮することができる。また、使用ブロック記憶テーブルを設けないパーティションを設定できるようにすることにより、使用ブロック記憶テーブルを記憶するためのメモリ容量を減らすことができる。
なお、使用ブロック記憶テーブルを設けないパーティションに対しては、このパーティションの全てのブロックに対して上書き処理を行う場合を例に説明したが、使用ブロック記憶テーブルを設けないパーティションに対しては、上書き処理を行わないようにしてもよい。その場合には、使用ブロック記憶テーブルを設けないパーティションに対して上書き処理を行うか否かをユーザが選択できる機能を設けておけば良い。
本発明の第1の実施の形態に係る画像処理システムの構成を示す概略図である。 本発明の第1の実施の形態に係るHDDのブロックやLBAを示すイメージ図である。 本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置の書き込み処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る使用ブロック記憶テーブルのイメージ図である。 本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置の印刷後消去処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置の全消去処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る画像処理装置の書き込み処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る画像処理装置の全消去処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るパーティション管理テーブルのイメージ図である。 本発明の第3の実施の形態に係る画像処理装置の書き込み処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る画像処理装置の全消去処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像処理システム
12 画像処理装置
16 ROM
18 CPU
20 RAM
22 HDD
28 画像読取部
32 操作部
34 画像形成部

Claims (9)

  1. データを記憶するデータ記憶領域と前記データ記憶領域に記憶されたデータを管理するためのデータ管理情報を記憶するデータ管理領域とを備え、複数のパーティションに分けられた不揮発性の記憶装置と、
    前記複数のパーティションのうち所定のパーティション毎に設けられ、かつ、前記データが記憶されたデータ記憶領域上の位置を示す記憶位置情報を記憶する記憶位置情報記憶手段と、
    前記記憶装置の全てのデータを消去することが指示されたときに、前記データ管理領域に記憶されたデータ管理情報を消去すると共に、前記所定のパーティションに対しては、所定のパーティション毎に、所定のパーティション各々の前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報が示すデータ記憶領域上の位置のみに所定のデータを上書きし、前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報を消去し、前記所定のパーティション以外のパーティションに対しては、該パーティションのデータ記憶領域上の全ての位置に所定のデータを上書きする全消去手段と、
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. データを記憶するデータ記憶領域と前記データ記憶領域に記憶されたデータを管理するためのデータ管理情報を記憶するデータ管理領域とを備え、複数のパーティションに分けられた不揮発性の記憶装置と、
    前記複数のパーティションのうち所定のパーティション毎に設けられ、かつ、前記データが記憶されたデータ記憶領域上の位置を示す値の最小値又は最大値の少なくとも一方を記憶位置情報として記憶する記憶位置情報記憶手段と、
    前記記憶装置の全てのデータを消去することが指示されたときに、前記データ管理領域に記憶されたデータ管理情報を消去すると共に、前記所定のパーティションに対しては、所定のパーティション毎に、所定のパーティション各々の前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報に基づいて、前記データが記憶されたデータ記憶領域上の位置のみに所定のデータを上書きし、前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報を消去し、前記所定のパーティション以外のパーティションに対しては、該パーティションのデータ記憶領域上の全ての位置に所定のデータを上書きする全消去手段と、
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記全消去手段によって上書きする前記所定のデータは、複数のデータである請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. データを記憶するときに、データ記憶領域上の位置を示す値が最小値又は最大値の何れか一方である位置から順番にデータが記憶されるように、前記データを記憶するデータ記憶領域上の位置を決定し、前記決定されたデータ記憶領域上の位置にデータを記憶する記憶制御手段を更に具備することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記データは、印刷データであって、
    前記データ記憶領域に記憶された印刷データに基づいて印刷処理が実行された後に、前記実行された印刷処理に対応する印刷データを管理するデータ管理情報を前記データ管理領域から消去する管理情報消去手段を更に具備することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. データを記憶するデータ記憶領域と前記データ記憶領域に記憶されたデータを管理するためのデータ管理情報を記憶するデータ管理領域とを備え、複数のパーティションに分けられた不揮発性の記憶装置、及び前記複数のパーティションのうち所定のパーティション毎に設けられ、かつ、前記データが記憶されたデータ記憶領域上の位置を示す記憶位置情報を記憶する記憶位置情報記憶手段を含む情報処理装置の情報処理方法であって、
    前記記憶装置の全てのデータを消去することが指示されたときに、前記データ管理領域に記憶されたデータ管理情報を消去すると共に、前記所定のパーティションに対しては、所定のパーティション毎に、所定のパーティション各々の前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報が示すデータ記憶領域上の位置のみに所定のデータを上書きし、前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報を消去し、前記所定のパーティション以外のパーティションに対しては、該パーティションのデータ記憶領域上の全ての位置に所定のデータを上書きすることを特徴とする情報処理方法。
  7. データを記憶するデータ記憶領域と前記データ記憶領域に記憶されたデータを管理するためのデータ管理情報を記憶するデータ管理領域とを備え、複数のパーティションに分けられた不揮発性の記憶装置を含むコンピュータを、
    前記複数のパーティションのうち所定のパーティション毎に設けられ、かつ、前記データが記憶されたデータ記憶領域上の位置を示す記憶位置情報を記憶する記憶位置情報記憶手段、及び
    前記記憶装置の全てのデータを消去することが指示されたときに、前記データ管理領域に記憶されたデータ管理情報を消去すると共に、前記所定のパーティションに対しては、所定のパーティション毎に、所定のパーティション各々の前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報が示すデータ記憶領域上の位置のみに所定のデータを上書きし、前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報を消去し、前記所定のパーティション以外のパーティションに対しては、該パーティションのデータ記憶領域上の全ての位置に所定のデータを上書きする全消去手段
    として機能させるためのプログラム。
  8. データを記憶するデータ記憶領域と前記データ記憶領域に記憶されたデータを管理するためのデータ管理情報を記憶するデータ管理領域とを備え、複数のパーティションに分けられた不揮発性の記憶装置、及び前記複数のパーティションのうち所定のパーティション毎に設けられ、かつ、前記データが記憶されたデータ記憶領域上の位置を示す値の最小値又は最大値の少なくとも一方を記憶位置情報として記憶する記憶位置情報記憶手段を含む情報処理装置の情報処理方法であって、
    前記記憶装置の全てのデータを消去することが指示されたときに、前記データ管理領域に記憶されたデータ管理情報を消去すると共に、前記所定のパーティションに対しては、所定のパーティション毎に、所定のパーティション各々の前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報に基づいて、前記データが記憶されたデータ記憶領域上の位置のみに所定のデータを上書きし、前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報を消去し、前記所定のパーティション以外のパーティションに対しては、該パーティションのデータ記憶領域上の全ての位置に所定のデータを上書きすることを特徴とする情報処理方法。
  9. データを記憶するデータ記憶領域と前記データ記憶領域に記憶されたデータを管理するためのデータ管理情報を記憶するデータ管理領域とを備え、複数のパーティションに分けられた不揮発性の記憶装置を含むコンピュータを、
    前記複数のパーティションのうち所定のパーティション毎に設けられ、かつ、前記データが記憶されたデータ記憶領域上の位置を示す値の最小値又は最大値の少なくとも一方を記憶位置情報として記憶する記憶位置情報記憶手段、及び
    前記記憶装置の全てのデータを消去することが指示されたときに、前記データ管理領域に記憶されたデータ管理情報を消去すると共に、前記所定のパーティションに対しては、所定のパーティション毎に、所定のパーティション各々の前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報に基づいて、前記データが記憶されたデータ記憶領域上の位置のみに所定のデータを上書きし、前記記憶位置情報記憶手段に記憶された前記記憶位置情報を消去し、前記所定のパーティション以外のパーティションに対しては、該パーティションのデータ記憶領域上の全ての位置に所定のデータを上書きする全消去手段
    として機能させるためのプログラム。
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