JP2015153443A - 情報処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 瓦記録方式で磁気記憶媒体に記録する方式では、消去対象データの領域に対してダミーデータを複数回上書きすることにより、その消去対象データを完全に消去することができない。【解決手段】 瓦記録方式で磁気記憶媒体にデータを記録する情報処理装置とその制御方法であって、磁気記憶媒体のデータの書換えが指示されると、書換え対象のデータが記憶されているゾーンの、書換え対象のデータ以外のデータを磁気記憶媒体の空きゾーンにコピーし、そのコピーした前記空きゾーンに、書き換えるデータを記憶し、書換え対象のデータが記憶されているゾーン全体を所定のデータで上書きして消去し、その上書きしたゾーンを未使用領域として登録する。【選択図】 図5

Description

本発明は、情報処理装置、その制御方法及びプログラムに関するものである。
従来より、HDD(ハードディスクドライブ)を搭載した画像形成装置等では、そのHDDにプログラムを格納すると共に、画像データの保存、編集などを行うストレージ機能を備えている。現状の3.5インチHDDでは、記憶容量が1ディスク当たり1テラバイトのものも流通しているが、現在主流の記録方式であるPMR(垂直磁気記録)方式では間もなく記録密度の限界に達してしまう。
昨今の電子機器で扱う情報量の急激な増加により、大容量の記憶装置を搭載する要求が高まってきているため、PMR方式の限界を超える記録方式としてSMR(瓦記録:Shingled Magnetic Recording)方式が提案されている。このSMR方式は、瓦を敷くように隣接するトラックの一部を重ね書きして信号トラックを記録する方式である。このSMR方式では、複数の隣接する記録トラックからなるトラック群(以下:ゾーン)が記録単位として定義されている。従って、情報の記録はPMR方式のようにランダムに行えず、シーケンシャルでしか書き込むことができない。つまり、ゾーン内に記録されたデータの一部を消去或いは更新する際は、新規データは空きセクタに追記され、消去対象データが記憶されていた領域は未使用領域として、そのアドレス情報を管理情報に登録するだけで、実データはそのまま残る。従って、このような領域を含むゾーンが増えていくと、未使用ゾーン及び追記可能なゾーンが無くなる。このため、磁気ディスク上には空き領域(未使用領域)があるにも拘らず追記不可能となるため、定期的なクリーニング処理が必要となる。
また、SMR方式における論理アドレスと物理アドレスとの関係は、従来方式と異なり1対1の関係ではなく、ディスクの使用状況によってリンク先が動的に変わり、アドレスのリンク状況はHDD内の管理情報によって管理される。
一方、セキュリティの確保やプライバシの保護に対する要求は非常に高く、画像形成装置においても、ストレージに記録されたスプールデータや保存データを完全に消去可能することが求められる。HDDに保存したデータを消去する際、残留磁気を除去するため、消去対象データが記録された領域に対してダミーデータを複数回上書きすることによってデータの完全消去を行っている(特許文献1,2参照)。
特開2004−234473号公報 特開2009−093242号公報
しかしながら、SMR方式のHDDでは、データを重ね書きをしているため、消去したいデータ領域のみに上書きすることができず、物理アドレスと論理アドレスの関係も固定ではない。従って、従来方式のHDDで行ってきた、消去対象データの領域に対してダミーデータを複数回上書きすることにより、その消去対象データを完全に消去するという処理を行うことができないという問題がある。
また、上述したクリーニング処理を、連続したリード/ライト等の処理の間に実施すると、その分リード/ライト処理が待たされるためパフォーマンスが低下するおそれがある。また、十分なキャッシュ領域が確保できていない場合も同様に、クリーニング処理に要する時間が長くなり、パフォーマンスが低下することになる。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決することにある。
本発明の特徴は、SMR方式の磁気記憶媒体で、空き領域を確保する技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る情報処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
瓦記録方式で磁気記憶媒体にデータを記録する情報処理装置であって、
前記磁気記憶媒体のデータの書換えが指示されると、書換え対象のデータが記憶されているゾーンの前記書換え対象のデータ以外のデータを前記磁気記憶媒体の空きゾーンにコピーするコピー手段と、
前記コピー手段がコピーした前記空きゾーンに、書き換えるデータを記憶する書き込み手段と、
前記書換え対象のデータが記憶されているゾーン全体を所定のデータで上書きする上書き手段と、
前記ゾーンを未使用領域として登録する登録手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、SMR方式の磁気記憶媒体においても、磁気記憶媒体に残存している不要なデータを完全に消去できるという効果がある。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置のコントローラ部の構成を説明するブロック図。 実施形態に係るHDDの内部構成を説明するブロック図。 実施形態1に係る処理を実行するコントローラ部の処理を説明するフローチャート。 実施形態1に係るHDDの制御部の処理を説明するフローチャート。 実施形態1において、HDDのデータの書き換え時に、書き換え対象データの完全消去を行う場合の処理を説明する概念図。 本発明の実施形態2に係るHDDの制御部の処理を説明するフローチャート。 実施形態2において、HDDのデータの書き換え時に、書き換え対象データの完全消去を行う場合の処理を説明する概念図。 本発明の実施形態3に係るコントローラ部の処理を説明するフローチャート。 実施形態3に係るHDDの制御部の処理を説明するフローチャート。 実施形態3において、HDDのデータを消去する場合の処理を説明する概念図。 本発明の実施形態4に係る制御部の処理を説明するフローチャート。 実施形態4における完全消去対応時のデータ消去を説明する図。 SMR方式でのデータの書き込みを説明する図(A)と、ゾーン内の消去対象データを説明する図(B)。 ゾーン内のデータの更新を説明する図。 クリーニング処理を説明する図。 空きゾーンがない場合のクリーニング処理を説明する図。 本発明の実施形態5に係る制御部の処理を説明するフローチャート。 実施形態5において、データの消去時に、消去対象データの完全消去を行う処理を説明する概念図。 実施形態5において、データの消去時に、消去対象データの完全消去を行う処理を説明する概念図。 実施形態5において、データの消去時に、消去対象データの完全消去を行う処理を説明する概念図。 本発明の実施形態6に係る制御部の処理を説明するフローチャート。 図21のS2111のクリーニング処理を説明するフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。尚、本実施形態では、本発明の情報処理装置を、例えば複合機等の画像形成装置を例に説明するが、本発明はこのような画像形成装置に限定されないことは言うまでもない。
図1は、実施形態に係る画像形成装置のコントローラ部100の構成を説明するブロック図である。
コントローラ部100は、操作部や外部コンピュータ(いずれも不図示)からの指示に基づいて原稿の搬送を制御する原稿搬送装置(不図示)やイメージリーダ部(不図示)と通信し、イメージリーダ部から原稿の画像データを取得する。またプリンタ部(不図示)を制御するプリンタ制御部(不図示)と通信してプリンタ部により画像データをシートに印刷する。また折り装置(不図示)や、フィニッシャを制御するフィニッシャ制御部(不図示)と通信して、印刷されたシートにステイプルやパンチ穴といった所望の後処理を行う。
外部I/F151は、ネットワーク等を介して外部のコンピュータと接続するインターフェースである。外部I/F151は、例えばネットワークやUSBなどの外部バスを介して外部コンピュータからプリントデータを受信して画像データに展開して印刷する。また後述するハードディスクドライブ110(以下、HDD)の画像データを外部コンピュータに送信する。CPU101は、バスブリッジ104を介して、CPU101の初期起動プログラムを格納しているROM102からその起動プログラムを読み出して実行し、HDD110に格納されているOSやプログラムをRAM103に展開する。RAM103は、CPU101のプログラムの展開領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられる。HDD110等のストレージ機器を制御するストレージ制御部112もまたバスブリッジ104と接続されている。
HDD110は、OSを含むCPU101のメインプログラムの格納と、イメージリーダや外部I/F151より取得した画像データや、操作部で画像を編集した時の保存用やアプリケーションプログラムの格納先として使用される。また、アプリケーションプログラムやユーザプリファレンスデータの格納先としても使用される。HDD110は、バスブリッジ104、ストレージ制御部112を介してCPU101からアクセスされる。またバスブリッジ104には、ネットワークやUSBインターフェースを制御する外部I/F制御部105、操作部を制御する操作部制御部106が接続されている。デバイス制御部111には、原稿搬送装置、イメージリーダ部、プリンタ制御部、折り装置、フィニッシャ制御部等が接続されて、CPU101により制御される。
次に本実施形態に係るHDD110の動作について、以下に詳しく説明する。
図2は、実施形態に係るHDD110の内部構成を説明するブロック図である。
HDD110は、制御部201、ホストI/F202、RAM203、NVRAM204、ディスク駆動部205、ヘッド駆動部206、リード/ライト信号処理部207、アーム208、磁気ヘッド209、磁気ディスク(磁気記憶媒体)210を有している。制御部201は、HDD110の全体の動作制御と入出力信号の処理及び制御を行う。ホストI/F202は、HDD110とコントローラ部100との接続及び通信するためのモジュールである。本実施形態では、シリアルATA(以下、SATA)インターフェースを想定している。RAM203は、主に制御部201のワーク領域及びリード/ライトデータの一次格納領域として使用される揮発性のメモリデバイスである。NVRAM204は、制御部201のファームウェアの格納及びHDD110の固有データや設定値及びログデータ等を記録する不揮発性のメモリデバイスである。ディスク駆動部205は、磁気ディスク210を回転させるスピンドルモータ(不図示)に駆動信号を供給して磁気ディスク210を回転させる。ヘッド駆動部206は、アーム208を介して磁気ヘッド209を磁気ディスク210の記録面に移動させるボイスコイルモータ(不図示)に駆動信号を供給する。リード/ライト信号処理部207は、磁気ディスク210から読み取ったリード信号をデジタル信号に転換して制御部201に出力する。またホストインターフェース202を介して受信したデータを、制御部201を介してアナログ信号に変換し、アンプ(不図示)を介して磁気ヘッド209に出力して磁気ディスク210に書き込む。
ここでHDD110の制御部201は、HDD110の内部情報を記録するHDD管理情報を管理している。このHDD管理情報は、HDD110の記憶媒体であるRAM203、NVRAM204、磁気ディスク210の何れか、もしくは複数の記憶媒体に記憶及び保管される。但し、RAM203に保管された情報は、電源が遮断されると消えてしまうため、不揮発性の記憶媒体であるNVRAM204か磁気ディスク210にも同時に記憶しておく必要がある。
また、HDD管理情報の他に、HDD110が接続されるコントローラ部100のOSのファイルシステムが管理するFS管理情報が有り、これらは磁気ディスク210に記憶及び保管される。
本実施形態に係るHDD110では、磁気ディスク210の記録面への情報の記録にはSMR方式(瓦記録方式)が採用される。
まず、SMR方式のデータの記録方法について簡単に説明する。
図13(A)は、SMR方式でのデータの書き込みを説明する図である。
SMR方式では、図13(A)に示すようにゾーン単位で隣接するトラックの一部を重ねてシーケンシャルに記録する。従って、ゾーン内の途中のトラックに対してオーバーライトする場合でも、途中のトラックのみのオーバーライトは行えず、オーバーライトはゾーン単位でのみ可能である。ゾーン間には、隣接するゾーン間におけるトラック同士の干渉防止のためにガード・バンドが設けられている。
SMR方式では、従来のPMR方式とは異なり、物理アドレスと論理アドレスは1対1の関係ではなく、磁気ディスク210の使用状況により動的に変化する。従って、物理アドレスと論理アドレスのリンク情報は、制御部201が管理するHDD管理情報に記録及び保管される。
次に、SMR方式におけるデータの通常の消去及び更新の方法について説明する。
図13(B)は、ゾーン内の消去対象データを説明する図である。
図13(B)の様なゾーン内の消去対象データを消去する際には、消去対象データが記憶されているアドレス情報を、未使用領域のアドレスとしてHDD管理情報とFS管理情報にそれぞれ登録する。
図14は、ゾーン内のデータの更新を説明する図である。
ゾーン1401の更新対象データ1400を書き換える場合は、図14の様に、更新対象データ1400を空きゾーン1402に書き込む。そして更新対象データ1400は消去時と同様に、その更新対象データが記憶されていたアドレス情報を未使用領域としてそれぞれの管理情報に登録する。従って、消去と更新の何れの場合においても、それぞれの管理情報だけが更新されて、ゾーン1401内の消去対象データ及び更新前のデータはそのままそのゾーン1401に残ることになる。
こうしてゾーン内のデータの一部の消去や更新を繰り返していくと、図13(B)及び図14に示すような、未使用領域を含んだゾーンが蓄積される。このような未使用領域を含んだゾーンは、SMR方式の特性上、未使用領域のトラックのみへのオーバーライトが行うことができないため、書込み不可能な空き領域となる。このような書込み不可能な未使用領域を含んだゾーンをなくすために、定期的に図15や図16に示すようなクリーニング処理(デフラグ)を行う必要がある。
図15は、クリーニング処理を説明する図である。
図15のAで示す様に、ゴミデータを含んだゾーン1500に対して、図15のBのように、そのゾーン1500の残したいデータを未使用ゾーン1501にコピーする。そして、このコピー終了後、図15のCに示すように、残すデータの新しい保管先であるゾーン1501のアドレス情報をHDD管理情報に登録し、ゴミデータを含むゾーン1500を未使用ゾーンとしてHDD管理情報に登録する。この場合においても、未使用ゾーンとされたゾーン1500のデータは、そのゾーン1500へのデータの書き込みが行われるまで全てそのまま残ることになる。
また図16は、空きゾーンがない場合のクリーニング処理を説明する図である。
図16のAの様に、ゴミデータを含んだゾーン1600に対して、未使用ゾーンが他に無い場合を説明する。この場合は、図16のBのように、ゾーン1600の残したいデータの内、ゴミデータ1601に重ねて書かれているトラックにあるデータから、そのゾーンの残りのデータ1602を読み出す。そして、その読み出したデータ1602を、同じゾーン1600のゴミデータ1601の先頭から上書きする。こうして図16のCの様に、残したいデータ1602の上書きが終了すると、上書きした残したいデータ1602の新しい保管先のアドレス情報をHDD管理情報に登録する。そして図16のDに示すように、新たにゴミデータとなった部分1603を未使用領域としてHDD管理情報に登録する。
次に実施形態に係るHDD110において、データを完全に消去する完全消去モードでのデータ消去の動作について、以下、実施形態1〜6で詳しく説明する。一般的なストレージデバイスのインターフェースであるATAやSATAにおいては、データの消去や削除といった機能に該当するコマンドは存在しない。従って、本実施形態における完全消去処理は、ライトコマンド(書き込みコマンド)を拡張する形で行うものとする。また、本実施形態に係るたHDD110において、適切なタイミングでクリーニング処理を行う動作は、実施形態6で詳しく説明する。
[実施形態1]
図5は、実施形態1において、HDD110のデータの書き換え時に、書き換え対象データの完全消去を行う場合の処理を説明する概念図である。
図3は、実施形態1に係る処理を実行するコントローラ部100の処理を説明するフローチャートである。尚、図3のフローチャートで示す処理は、CPU101がHDD110からRAM103に展開したプログラムを実行することにより達成される。
ここではまず、図5のAで示すように、図3のS301で、OSによりHDD110の書き換え対象データ500に対してデータの書き換え要求(書き込み要求)が発行される。これによりS302に進みCPU101は、画像形成装置が不要データの完全消去モードに設定されているかどうかを判定する。ここで完全消去モードが設定されている場合はS303に進みCPU101は、書き込み先の領域を確認して新規の書き込みか、既存データの書き換えかを判定する。尚、S302でCPU101は、完全消去モードでないと判定した場合、或いはS303で既存データの書換えでないと判定するとS305に進む。S305でCPU101は、通常の書き込みコマンドをセットしてS306に進む。
S303で既存データの書き換えと判定した場合はS304に進みCPU101は、HDD110へ送信するデータ書き込み命令(ライトコマンド)の、特定の対応デバイス以外は無視する領域に、完全消去フラグデータである予め設定された値をセットする。尚、この領域は、SATAやATA規格のストレージ・インターフェースの場合、フィーチャーズ・レジスタに相当する。このフィーチャーズ・レジスタに設定するフラグデータは、完全消去モードの有効/無効の他、後述の書き込み命令の選択(書き換え/消去)、上書きデータの選択及び上書き回数の設定等も含むことができる。実施形態1では、少なくとも完全消去モードが有効で、かつ、書き込み命令の選択は、書き換えとしてフラグが設定される。
そしてS306に進みCPU101は、S304又はS305でセットしたデータ書き込み命令をHDD110へ送信する。そしてS307に進みCPU101は、実際に書き込むデータをHDD110へ送信する。次にS308に進みCPU101は、HDD110へファイルシステムを更新するために、通常のライトコマンドを送信する。そしてS309に進みCPU101は、書き換え対象データの論理アドレス情報等のFS管理情報の更新データをHDD110に送信して、この処理を終了する。
図4は、実施形態1に係るHDD110の制御部201の処理を説明するフローチャートである。
先ずS401で制御部201は、図3のS306でコントローラ部100から送信されたデータ書き込み命令をHDD110のホストI/F202で受信する。そしてS402に進み制御部201は、その書き込み命令内に、完全消去モードのフラグデータがセットされているかどうか判定する。そのフラグデータがセットされているときはS403に進み制御部201は、そのフラグデータに対応したライトコマンドを選択する。ここでは、完全消去モードに対応する書き換えモードのライトコマンドが選択される。一方、S402でこのフラグデータが検出されない場合はS409に進み、通常の書き込み処理でデータの書き込みを行ってS210に進む。
S404で制御部201は、図5のBで示すように、コントローラ部100のストレージ制御部112から受信した書き換えデータ505を、HDD110の磁気ディスク210の任意の空きゾーン503に書き込む。この空きゾーン503は、新規の未使用ゾーンでも追記可能な使用済みゾーンでも良い。図5では、新規の未使用ゾーンを使用する場合を例にして示している。
次にS405に進み制御部201は、図5のBの様に、磁気ディスク210の書き換え対象データ500を含むゾーン502の書き換え対象でないデータ504を、磁気ディスク210の任意の空きゾーン503にコピーする。この空きゾーンは、新規の未使用ゾーンでも追記可能な使用済みゾーンでも良い。そしてS406に進み制御部201は、HDD管理情報に対して、その書き換えデータ505の保管先アドレスの更新と、コピーした書き換え対象でないデータ502の保管先アドレス情報の更新を行う。
次にS407に進み制御部201は、図5のCで示すように、書き換え対象データ500が含まれていたゾーン502の全領域に対して上書き処理を行う。この上書き処理では、上書きを行うための書き込みデータ及び上書き回数等は、図3のS304で設定されたフラグ情報に従って実行される。次にS408に進み制御部201は、図5のDのように、上書き処理を行ったゾーン502を未使用ゾーンとしてHDD管理情報に登録する。そしてS410,S411で制御部201は、コントローラ部100から送信された通常のライトコマンドと書き換え対象データの論理アドレス情報を含むFS管理情報を受信すると、磁気ディスク210のFS管理情報を更新する。
以上の処理により、書き換え対象データが書き換えられると、その書き換え対象データが記憶されていたゾーン502のデータは全て消去されて未使用ゾーンとして登録される。これにより、書換えられたデータがそのままゾーン内に残ることがなくなり、未使用ゾーンを確保できるようになる。
[実施形態2]
次に本発明の実施形態2を説明する。実施形態2では、図7で、ゾーン700内のデータ702を書換える際、そのゾーン700の書換え対象データ以外(データ702以外)のデータを他の空きゾーン701にコピーするとともに、書換えデータをそのコピーしたゾーン701に書き込む。そして、ゾーン700内の書換え対象データ702が記憶されていたトラックをダミーデータで上書きすることにより、ゾーン700を未使用領域として登録する。尚、実施形態2に係るコントローラ部100、HDD110の構成は前述の実施形態1と同じであるため、その説明を省略する。
図6は、本発明の実施形態2に係る制御部201の処理を説明するフローチャートで、前述の図4と共通する部分は同じ記号で示している。
図7は、実施形態2において、HDDのデータの書き換え時に、書き換え対象データの完全消去を行う場合の処理を説明する概念図である。
図6のS601で制御部201は、図7のCに示すように、書き換え対象データ702が記憶されているゾーン700のトラックに対してのみ上書き処理を行う。この上書き処理では、上書きを行うための書き込みデータ及び上書き回数等は任意に設定が可能とする。
この実施形態2によれば、実施形態1の処理と比べて、完全消去対象データがゾーン内の一部のデータである場合、データを上書きする範囲を少なくできるため、処理の高速化が実現できる。
[実施形態3]
次に本発明の実施形態3を説明する。実施形態3では、あるゾーン内のデータの消去が指示されると、そのゾーンの消去対象でないデータを他のゾーンにコピーする。そして、その後で、そのゾーン全体にダミーデータを上書きして、そのゾーン全体を未使用領域として登録する。尚、実施形態3に係るコントローラ部100、HDD110の構成は前述の実施形態1と同じであるため、その説明を省略する。
図8は、本発明の実施形態3に係るコントローラ部101の処理を説明するフローチャートである。尚、図8のフローチャートで示す処理は、CPU101がHDD110からRAM103に展開したプログラムを実行することにより達成される。
図10は、実施形態3において、HDDのデータを消去する場合の処理を説明する概念図である。
図8のS801でCPU101が、OSによりHDD110の消去対象データの消去要求を受け取るとS802に進みCPU101は、画像形成装置が不要データの完全消去モードに設定されているか否かを判定する。完全消去モードでないと判定するとS805に進むが、完全消去モードが設定されていると判定するとS803に進む。S803でCPU101は、HDD110へ送信するデータ書き込み命令の、特定の対応デバイス以外は無視する領域に完全消去フラグデータである、予め設定された値をセットする。実施形態3では、少なくとも完全消去モードが有効で、かつ、書き込み命令の選択は、消去モードとしてフラグが設定される。次にS804に進みCPU101は、S803でセットした書き込み命令をHDD110へ送信してS805に進む。S805でCPU101は、HDD110のファイルシステムを更新するために、通常のライトコマンドを送信する。次にS806に進みCPU101は、その消去対象データの論理アドレス情報等のFS管理情報の更新データをHDD110に送信して、この処理を終了する。
図9は、実施形態3に係るHDD110の制御部201の処理を説明するフローチャートである。尚、図9で前述の図4と共通する処理は同じ記号で示して、その説明を省略する。
S901で制御部201は、図8のS804でコントローラ部100から送信されたデータの書き込み命令を受信する。次にS902に進み制御部201は、その書き込み命令内に完全消去用のフラグデータがあるか否かを判定する。完全消去用のフラグデータがないときは、通常のライトコマンドのためS907へ移行する。この場合、通常のライトコマンドの書込み対象はFS管理情報である。一方、S902で制御部201は、完全消去用のフラグデータがあると判定するとS903に進む。S903で制御部201は、そのフラグデータに対応したライトコマンドを選択する。ここでは完全消去対応の消去モードのライトコマンドが選択される。
ライトコマンドが実行されるとS904でCPU101は、データの書き込みは行わずに、そのゾーンの消去対象でないデータを空きゾーンにコピーする。ここでは図10のBで示すように、磁気ディスク210の消去対象データ1010が含まれているゾーン1000の消去対象でないデータ1011を、磁気ディスク210の空きゾーン1001にコピーする。尚、この空きゾーンは、新規の未使用ゾーンでも、追記可能な使用済みゾーンでも良い。次にS905に進み制御部201は、HDD管理情報に、そのコピーした消去対象でないデータ1011の保管先アドレス情報を更新する。そしてS407に進み制御部201は、ゾーン1000をダミーデータで上書きして消去し(図10のC)、次にS408で、そのゾーン1000を未使用領域として登録する(図10のD)。
S906で制御部201は、S804でコントローラ部100から送信されたゾーン消去対象のライトコマンドを受信する。そしてS907で制御部201は、S805でコントローラ部100から送信された消去対象データの論理アドレス情報を含むFS管理情報を受信する。そしてS908に進み制御部201は、その受信したFS管理情報を用いて磁気ディスク210のFS管理情報を更新する。
以上の処理により、消去対象データを含むゾーンのデータを、その消去対象のデータと共に完全に消去することができる。
[実施形態4]
次に本発明の実施形態4を説明する。実施形態4では、図12で、ゾーン1200内のデータ1202を消去する際、そのゾーン1200の消去対象データ102以外のデータ1203を他の空きゾーン1201にコピーする(図12のB)。そして、ゾーン1200の消去対象データ1202が記憶されているトラック1204をダミーデータで上書きすることにより消去対象データを消去する(図12のC)。そしてゾーン1200を未使用領域として登録する(図12のD)。尚、実施形態4に係るコントローラ部100、HDD110の構成は前述の実施形態1と同じであるため、その説明を省略する。
図11は、本発明の実施形態4に係る制御部201の処理を説明するフローチャートで、前述の図4、図6及び図9と共通する部分は同じ記号で示している。
図12は、実施形態4において、HDDのデータの消去時に、消去対象データの完全消去を行う場合の処理を説明する概念図である。
実施形態4によれば、完全消去対象のデータがゾーンの一部に記憶されている場合は、そのゾーンのトラック単位で消去するため、実施形態3の処理と比較して、データを上書きする範囲を小さくできるため、消去処理の高速化が実現できる。
[実施形態5]
次に本発明の実施形態5を説明する。尚、実施形態5に係るコントローラ部100、HDD110の構成は前述の実施形態1と同じであるため、その説明を省略する。
図18及び図19は、実施形態5において、データの消去時に、消去対象データの完全消去を行う処理を説明する概念図である。前述の実施形態3,4と異なるのは、同じゾーン内で消去対象でないデータで、消去対象データを上書きする点である。
図18のAで、ゾーン1800のデータ1801の消去が指示されると、図18のBに示すように、消去対象でないデータの内、消去対象データ1801に重ねて書かれているトラックのデータ1802を全て読み出す。そして、そのデータ1802を消去対象データ1801が保存されている先頭アドレスから上書きする。これにより図18のCで示すように、消去対象データ1801はデータ1802で上書きされて消去される。そして、これらデータ1801,1802のHDD管理情報を更新する。更に図18のDに示すように、データ1802をデータ1801の先頭から上書きしたことにより生じたゾーン1800内の上書きしたデータ以降の不要データエリア1803を未使用領域として登録する。

これにより前述の実施形態3,4のように、消去対象データをダミーデータで上書きする手間が省けると共に、同じゾーン内で上書き可能な空き領域を確保できるため、次回の書き込む処理を即座に実行できる。また、他に空きゾーンが無い場合でも、同じゾーンの中で処理を完結できるという効果が得られる。
また図19の例では、図18のA,Bと同様に、消去対象データを消去対象でないデータで上書きする。しかし、消去対象データの方がデータ量が多いために、消去対象でないデータで消去対象データを全て上書きできなかった場合が生じる。この場合は、図19のCで示すように、上書きできなかった分のトラック1901のデータをダミーデータで上書きする。そして図19のDで示すように、そのトラック1901を未使用領域として登録する。そうすることで、同じゾーン内でデータの完全消去を実現できる。
また、図20の例では、図20のAの様に消去対象データ200がある場合、消去対象データ2000に重ねて書かれているトラックがない。この場合は、図20のBで示すように、その消去対象データ2000をダミーデータで上書きする。そして図20のCで示すように、その消去対象データが保存されていた領域を未使用領域としてHDD管理情報を更新することで、データの完全消去を実現できる。
上記の処理を図17のフローチャートを参照して説明する。
図17は、本発明の実施形態5に係る制御部201の処理を説明するフローチャートで、前述の図9と共通する部分は同じ記号で示している。
S903で制御部201は、そのフラグデータに対応したライトコマンドを選択した後S1701に進み、制御部201は、ゾーン内の消去対象データが書かれているトラック位置を検出する。そしてS1702で、S1701で検出した消去対象データが書かれているトラックに順に重ね書きされるトラック群に消去対象でないデータがあるかどうかを確認して、その消去対象データをダミーデータで書き換え可能かどうかを判定する。書き換え可能、即ち、消去対象データが書かれているトラックに消去対象でないデータがないと判定するとS1707に進み制御部201は、図20に示すように、その消去対象データをダミーデータで上書きしてS905に進む。
一方、S1702で、消去対象データが書かれているトラックに消去対象でないデータがあると判定するとS1703に進む。S1703で制御部201は、消去対象データが書かれているトラックに順に重ね書きされるトラック群に書き込まれている消去対象でないデータを読み出す(図18のB、図19のB)。次にS1704に進み制御部201は、消去対象データが書かれているトラックの先頭アドレスから、同じゾーンから読み出した消去対象でないデータを上書きする(図18のB,図19のB)。
次にS1705に進み制御部201は、消去対象でないデータによって消去対象データを完全に上書きできたか否かを判定する。この処理は、予め両者のデータ容量を比較しても良いし、消去対象データの最後尾のアドレスと、消去対象でないデータを書き終えたアドレスとを比較することで判定しても良い。S1705で完全に上書きできなかったと判定した場合はS1706に進み、残りの消去対象データをダミーデータで上書きして(図19のC)S905に進む。またS1705で完全に上書きできたと判定した場合はS905に進み、HDD管理情報を更新する。S905の処理は、上書きした消去対象でないデータ、及び新たに未使用となった領域のアドレス情報を更新する。
以上説明したように実施形態5によれば、前述の実施形態3,4の処理に対して、消去対象でないデータのコピーと、ダミーデータを上書きすることによるデータの消去とを一度にできるため処理の高速化が実現できる。同時に、ゾーンの端部を未使用領域にできるため、後続の書き込み処理はデータの上書きを気にすることなく即座に実行できる。また、同一ゾーン内で処理を完結できるため、空きゾーンを使わなくてもデータの完全消去が実行できる。
[実施形態6]
次に本発明の実施形態6を説明する。尚、実施形態6に係るコントローラ部100、HDD110の構成は前述の実施形態1と同じであるため、その説明を省略する。この実施形態6では、HDD110が、図15や図16を参照して説明したクリーニング処理を適切なタイミングで行うための動作を説明する。
図21は、本発明の実施形態6に係る制御部201の処理を説明するフローチャートである。
まずS2101で制御部201は、HDD110内のタイマ(不図示)に所定時間をセットして計時を開始させる。この所定時間の詳細は後述する。次にS2102に進み制御部201は、コントローラ部100からのコマンドを受信したか否かを判断し、受信した場合はS2103に進み、そのコマンドは読み取り要求かどうかを判定する。尚、このコマンドの種類は、本実施形態の内容に限ったものではなく、例えば前述の実施形態1〜5で示した完全消去等、ATAまたはSATA規格に適合可能であれば制限はない。S2103で読み取り要求であると判定するとS2104に進み、制御部201は磁気ディスク210からデータを読出すリード処理を実行してS2101に進む。具体的には、リードコマンドが記載されたデータに含まれる論理アドレスに相当する磁気ディスク210に記録されたデータを読み出し、読み取り要求を発行した要求先に対して送信する。
S2103で読み取り要求でないときはS2105に進み制御部201は、そのコマンドが書き込み要求かどうかを判定する。書き込み要求であればS2106に進み、制御部201は磁気ディスク210にデータを書き込む書き込み処理を実行してS2101に進む。具体的には、ライトコマンドが記載されたデータに含まれる論理アドレスに相当する磁気ディスク210に、後続の書き込みデータを記録する。また、ライトコマンドでもデータの書き換えであった場合は、その書き込みデータを記録すると共に、書き換えたデータが記録されていた磁気ディスク210上に相当するHDD管理情報及びFS管理情報の論理アドレスを、未使用領域として管理し直す。
S2105で書き込み要求でないときはS2107に進み制御部201は、そのコマンドがデータの消去要求かどうかを判定する。消去要求であればS2108に進み、制御部201は磁気ディスク210の指示されたデータを消去する消去処理を実行してS2101に進む。具体的には図13(B)のように、消去コマンドに記載されたデータに含まれる論理アドレス先に記録されたデータの領域を、未使用領域として管理し直す。そのために論理アドレスが管理されているHDD管理情報及びFS管理情報を更新する。
S2107で消去要求でないときはS2109に進み制御部201は、タイマによりS2101でセットした所定時間が計時されたかどうかを判定し、そうでないときはS2102に進むが、所定時間が計時されたときはS2110に進む。この所定時間は、図15や図16で説明した、後続のS2111で実行するクリーニング処理を実施するタイミングを決めるものである。クリーニング処理に要する時間は、未使用領域の数や場所、残すデータの容量に依存するが、リード/ライト/消去コマンド処理と比較して長い時間を要する。そのため、これらのコマンドの処理を終了してから所定時間が経過するのを待つことで、これらのコマンドが連続している状況ではないと判定して、その空き時間でクリーニング処理を実行させる。そうすることで、システムのHDD110へのアクセス処理のパフォーマンスの低下を防ぐことができる。S2109で所定時間が経過していないと判定するとS2102のコマンドを受信したかどうかの判定処理に戻る。
一方、S2109で所定時間が経過していると判定するとS2110に進み制御部201は、RAM203に、クリーニング処理に必要な容量が確保できるか否かを判定する。例えば図15や図16で説明したクリーニング処理では、1つのゾーンの全データを格納できる容量が確保できれば、1つのゾーンの処理が一度のデータ読み出しで対応できるため、処理パフォーマンスを低下させない。そのためRAM203に、例えば最低限、1ゾーンの容量分が確保できるか否かを判定する。もしRAM203に、少なくとも1ゾーンの容量分に相当する空き容量が確保できていなければS2102の処理に進む。
S2110でRAM203に十分な空き容量が確保できると判定するとS2111に進み、例えば図15或いは図16で説明したクリーニング処理を実行する。こうしてクリーニング処理が終了するとS2101に戻り、タイマのセットからの処理を開始する。
このようにして、磁気ディスク210に対するアクセス要求が連続して所定時間発生しないときにクリーニング処理が実行される。
図22は、図21のS2111のクリーニング処理を説明するフローチャートである。ここで図15、図16を参照して説明したクリーニング処理を説明する。
S2201で制御部201は、磁気ディスク210の未使用領域となっているトラック位置を全て検出する。具体的には、HDD管理情報で管理されている全ての未使用領域の物理アドレスを抽出してRAM203に保存する。次にS2202に進み制御部201は、S2201で検出した未使用領域を含むゾーンの内の1つを選択し、その選択したゾーン内で未使用領域に対してさらに重ね書きされるトラック(即ち、有効データが記録されているトラック)が有るか否かを判定する。そのようなトラックが有る場合はクリーニング処理が必要であると判定してS2203に進み、無い場合は、そのゾーンはクリーニング処理が不要であると判定してS2209の処理に進む。S2209で制御部201は、S2201でキャッシュされた未使用領域を含む全てのゾーンが、S2202にてクリーニング処理が必要かどうか判定されたかを判定し、そうであればこの処理を終了する。全てのゾーンの判定が終了していない場合はS2202に戻り、クリーニング処理を続ける。
S2203で制御部201は、磁気ディスク210に、処理対象のゾーンのデータを退避できる未使用ゾーン(空きゾーン)があるか否かを判定する。未使用ゾーンがある場合はS2204に進み、図15で説明したクリーニング処理を行う。一方、このような未使用ゾーンが無い場合はS2206に進み、図16で説明したクリーニング処理を行う。
S2204では、S2202で選択したゾーン内の全ての有効データを読み出してRAM203に保持する。そしてS2205に進み制御部201は、RAM203に保持した有効データを、S2203で検出した未使用ゾーンにコピーしてS2208に進む。
一方、S2206では、S2202で選択したゾーン内で、未使用領域に対してさらに順次重ね書きされるトラックの全ての有効データを読み出してRAM203に保持する。次にS2207に進み制御部201は、同じゾーンの未使用領域の内、先頭にある領域の頭から、RAM203に読み出した有効データをシーケンシャルに上書きする。そしてS2208に進む。
S2208で制御部201は、移動した有効データの移動先の物理アドレス、新たに未使用となった領域の物理アドレスを、HDD管理情報の各々の論理アドレスとして更新する。そしてS2202に戻って他のゾーンに対してクリーニング処理が必要であるかを判定する。
このようにして、ゾーン毎にクリーニング処理を繰り返し、磁気ディスク210全体としてのクリーニング処理を実行していく。実施形態6では、磁気ディスク210全体をクリーニング処理するまで、このクリーニング処理を終了しない場合で説明したが、例えばクリーニング処理中にリード/ライト/消去コマンドを割込み処理できるようにしてもよい。そうすることで、更に、HDD110へのアクセス処理を待たせることがなくなるため、システムのパフォーマンスの低下を防げる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。

Claims (16)

  1. 瓦記録方式で磁気記憶媒体にデータを記録する情報処理装置であって、
    前記磁気記憶媒体のデータの書換えが指示されると、書換え対象のデータが記憶されているゾーンの前記書換え対象のデータ以外のデータを前記磁気記憶媒体の空きゾーンにコピーするコピー手段と、
    前記コピー手段がコピーした前記空きゾーンに、書き換えるデータを記憶する書き込み手段と、
    前記書換え対象のデータが記憶されているゾーン全体を所定のデータで上書きする上書き手段と、
    前記ゾーンを未使用領域として登録する登録手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 瓦記録方式で磁気記憶媒体にデータを記録する情報処理装置であって、
    前記磁気記憶媒体のデータの書換えが指示されると、書換え対象のデータが記憶されているゾーンの前記書換え対象のデータ以外のデータを前記磁気記憶媒体の空きゾーンにコピーするコピー手段と、
    前記コピー手段がコピーした前記空きゾーンに、書き換えるデータを記憶する書き込み手段と、
    前記書換え対象のデータが記憶されているゾーンのトラックを所定のデータで上書きして消去する上書き手段と、
    前記トラックを未使用領域として登録する登録手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  3. 瓦記録方式で磁気記憶媒体にデータを記録する情報処理装置であって、
    前記磁気記憶媒体のデータの消去が指示されると、消去対象のデータが記憶されているゾーンの前記消去対象のデータ以外のデータを前記磁気記憶媒体の空きゾーンにコピーするコピー手段と、
    前記消去対象のデータが記憶されているゾーン全体を所定のデータで上書きして消去する上書き手段と、
    前記ゾーンを未使用領域として登録する登録手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  4. 瓦記録方式で磁気記憶媒体にデータを記録する情報処理装置であって、
    前記磁気記憶媒体のデータの消去が指示されると、消去対象のデータが記憶されているゾーンの前記消去対象のデータ以外のデータを前記磁気記憶媒体の空きゾーンにコピーするコピー手段と、
    前記消去対象のデータが記憶されているゾーンのトラックを所定のデータで上書きして消去する上書き手段と、
    前記トラックを未使用領域として登録する登録手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  5. 瓦記録方式で磁気記憶媒体にデータを記録する情報処理装置であって、
    前記磁気記憶媒体のデータの消去が指示されると、消去対象のデータが記憶されているゾーン内で、当該消去対象のデータの後に記憶されている前記消去対象のデータ以外のデータを読み出す読出し手段と、
    前記読出し手段により読み出した前記データで前記消去対象のデータの先頭から上書きする上書き手段と、
    前記ゾーン内で、前記上書き手段により上書きしたデータ以降の領域を未使用領域として登録する登録手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  6. 瓦記録方式で磁気記憶媒体にデータを記録する情報処理装置であって、
    前記磁気記憶媒体のデータの消去が指示されると、消去対象のデータが記憶されているゾーン内で、当該消去対象のデータの後に記憶されている前記消去対象のデータ以外のデータを読み出す読出し手段と、
    前記読出し手段により読み出した前記データで前記消去対象のデータの先頭から上書きする上書き手段と、
    前記ゾーン内で、前記上書き手段により上書きしたデータ以降の領域を未使用領域として登録する登録手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記読出し手段により読み出した前記データの量が、前記消去対象のデータの量よりも少ない場合に、前記上書き手段で上書きされなかった前記消去対象のデータをダミーデータで上書きして消去する消去手段を更に有することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記消去対象のデータが記憶されているゾーン内で、当該消去対象のデータの後に記憶されている前記消去対象のデータ以外のデータが存在しない場合、前記消去対象のデータをダミーデータで上書きして消去する消去手段を更に有することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 前記上書き手段は、データを完全に消去する完全消去モードのときに上書きを行うことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記登録手段により登録された内容に基づいて、有効データと未使用領域とが含まれているゾーンがあるかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により有効データと未使用領域とが含まれているゾーンと判定されたゾーンのデフラグを行うクリーニング手段とを、更に有することを特徴とする請求項2,4,5,6,7,8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記クリーニング手段は、
    有効データと未使用領域とが含まれている前記ゾーンのデータを空きゾーンにコピーした後、当該ゾーンを未使用領域として登録するか、
    有効データと未使用領域とが含まれている前記ゾーンの前記未使用領域の先頭から、当該未使用領域の後に位置している有効データで上書きし、前記ゾーンの当該上書きしたデータ以降の領域を未使用領域として登録することによりクリーニングを行うことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記磁気記憶媒体へのアクセス要求が連続して発生しない時間を計時する計時手段を更に有し、
    前記判定手段及び前記クリーニング手段は、前記計時手段が所定時間を計時したときに起動されることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  13. 前記上書き手段は、所定の回数の上書きを行うことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記完全消去モードは、SATA又はATA規格におけるフィーチャーズ・レジスタに設定されることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  15. 瓦記録方式で磁気記憶媒体にデータを記録する情報処理装置を制御する制御方法であって、
    前記磁気記憶媒体のデータの書換えが指示されると、書換え対象のデータが記憶されているゾーンの前記書換え対象のデータ以外のデータを前記磁気記憶媒体の空きゾーンにコピーするコピー工程と、
    前記コピー工程でコピーした前記空きゾーンに、書き換えるデータを記憶する書き込み工程と、
    前記書換え対象のデータが記憶されているゾーン全体を所定のデータで上書きする上書き工程と、
    前記ゾーンを未使用領域として登録する登録工程と、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  16. コンピュータを、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
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