JP2011253405A - 電子機器、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】アプリケーションに実行に支障をきたすことなく、連続した空き領域を確保する。
【解決手段】 中央制御部11は、電源オン時、または、電源オフ時、あるいは、アプリケーションが記憶部13の画像記憶部M2にデータを保存するアプリケーションである場合には、その起動時、または、その終了時に、記憶部13の画像記憶部M2の記憶領域を所定のサイズで複数のブロックに分割し、分割された複数のブロックのうち、少なくとも1つ以上のデータが記憶されている書き込みブロックと何もデータが記憶されていない空きブロックとを区別し、複数のブロックのうち、空きブロックの比率を算出し、空きブロックの比率が所定の比率より小さい場合に、記憶部13の画像記憶部M2に記憶されているデータの再配置を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、アプリケーションの実行に伴って発生するデータを記憶する記録媒体を備える電子機器、及びプログラムに関する。
デジタルカメラや、デジタルムービーカメラ、携帯電話(の撮像機能)など、静止画や動画像を記録・再生する電子機器では、外部記録媒体やメモリなどの記録媒体上に静止画や、動画像などの記録・削除を繰り返すと、記録媒体内のデータが断片化し、書き込み速度が低下してしまう。特に、リアルタイムに高速書き込みを必要とする動画像の記録時に、記録媒体内に断片化が生じていると、書き込み速度が低下し、記録媒体への書き込みが間に合わなくなり、記録が途中で止まってしまう可能性がある。その対応として、高速書き込みできる領域のみ、自動的に選択して書き込む施策があるが、その場合には、記録媒体内の空き容量全てに対しては、録画ができないという問題が発生する。
また、例えば、ファイルの高速アクセス等のために、データ格納部の使用状況から、必要な大きさの連続した空き領域を確保するための最適なデータの再配置処理を行なうデータ再配置制御部を備え、必要な大きさの連続した空き領域を確保するために、必要最小限のファイルの移動操作で必要十分な連続空き領域を確保するようにしたデータ記憶装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平7−200369号公報
しかしながら、上述した従来技術では、記録媒体内のデータの断片化率(分断率)や、空き領域の分断率にのみ着目しているので、連続した空き領域を確保する再配置処理が必要ないときであっても、再配置処理を行ってしまうため、所望のアプリケーションの実行に支障をきたしてしまうという問題がある。
そこで本発明は、アプリケーションに実行に支障をきたすことなく、連続した空き領域を確保することができる電子機器、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明は、アプリケーションの実行に伴って発生するデータを記憶する記憶手段への記憶が可能な電子機器であって、前記記憶手段の記憶領域を所定のサイズで複数のブロックに分割し、分割された複数のブロックのうち、少なくとも1つ以上のデータが記憶されている書き込みブロックと何もデータが記憶されていない空きブロックとを区別し、前記複数のブロックのうち、前記空きブロックの比率を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された空きブロックの比率が所定の比率より小さいか否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって算出された空きブロックの比率が所定の比率より小さいと判別された場合に、前記記憶手段に記憶されているデータの再配置処理を行う再配置手段とを備えることを特徴とする電子機器である。
また、好ましい態様として、例えば請求項2記載のように、請求項1に記載の電子機器において、前記再配置手段は、前記判別手段によって算出された空きブロックの比率が所定の比率より大きいと判別された場合には、前記記憶手段に記憶されているデータの再配置処理を行わないようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項3記載のように、請求項1に記載の電子機器において、前記判別手段によって算出された空きブロックの比率が所定の比率より小さいと判別された場合に、前記再配置手段による再配置処理を行わせるように、再配置処理実行指示の入力をユーザに促す通知手段を更に備えるようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項4記載のように、請求項3に記載の電子機器において、前記再配置手段は、前記通知手段による通知に応じて、ユーザが再配置処理実行指示を入力した場合に、前記記憶手段に記憶されているデータの再配置処理を実行するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項5記載のように、請求項1に記載の電子機器において、前記アプリケーションが前記記憶手段にデータの記憶を行うアプリケーションであるか否かを判別するアプリケーション判別手段を更に備え、前記算出手段、前記判別手段、及び前記再配置手段は、前記アプリケーション判別手段によって前記アプリケーションが前記記憶手段にデータの記憶を行うアプリケーションであると判別された場合に動作するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項6記載のように、請求項1に記載の電子機器において、前記算出手段、前記判別手段、及び前記再配置手段は、前記アプリケーションの起動時にそれぞれの機能を実行するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項7記載のように、請求項1に記載の電子機器において、前記算出手段、前記判別手段、及び前記再配置手段は、前記アプリケーションの終了時にそれぞれの機能を実行するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項8記載のように、請求項1に記載の電子機器において、前記算出手段、前記判別手段、及び前記再配置手段は、当該電子機器の電源オン時にそれぞれの機能を実行するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項9記載のように、請求項1に記載の電子機器において、前記算出手段、前記判別手段、及び前記再配置手段は、当該電子機器の電源オフ時にそれぞれの機能を実行するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項10記載のように、請求項1に記載の電子機器において、どの時点で、前記算出手段、前記判別手段、及び前記再配置手段の機能を実行させるかを設定可能な設定手段を更に備えるようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項11記載のように、請求項1に記載の電子機器において、静止画及び動画像を含む映像を撮像する撮像手段を更に備え、前記アプリケーションは、前記撮像手段によって映像を撮像して前記記憶手段に記憶する撮像用のアプリケーションであってもよい。
また、上記目的達成のため、請求項12記載の発明は、アプリケーションの実行に伴って発生するデータを記憶する記憶手段への記憶が可能な電子機器のコンピュータに、前記記憶手段の記憶領域を所定のサイズで複数のブロックに分割し、分割された複数のブロックのうち、少なくとも1つ以上のデータが記憶されている書き込みブロックと何もデータが記憶されていない空きブロックとを区別し、前記複数のブロックのうち、前記空きブロックの比率を算出する算出機能、前記算出手段によって算出された空きブロックの比率が所定の比率より小さいか否かを判別する判別機能、前記判別手段によって算出された空きブロックの比率が所定の比率より小さいと判別された場合に、前記記憶手段に記憶されているデータの再配置処理を行う再配置機能を実行させることを特徴とするプログラムである。
この発明によれば、アプリケーションに実行に支障をきたすことなく、連続した空き領域を確保することができるという利点が得られる。
本発明の実施形態による携帯電話の構成を示すブロック図である。 本実施形態による携帯電話において、再配置処理を実行するタイミングを設定するための再配置処理判断時点設定テーブルを示す概念図である。 本実施形態による携帯電話において、再配置処理を自動実行するか否かを設定するための再配置自動実行設定テーブルを示す概念図である。 本実施形態による携帯電話の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態による携帯電話の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態による携帯電話における再配置処理の動作を説明するためのフローチャートである。 従来技術による再配置判断方法と本発明による再配置判断方法との違いを説明するための概念図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態による携帯電話の構成を示すブロック図である。図において、携帯電話は、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)、撮像機能などが備えられている。携帯電話は、例えば、最寄りの基地局から無線通信網に接続されると、この無線通信網を介して他の携帯電話との間で通話したり、電子メールの送受信を行ったり、また、無線通信網を介してインターネットに接続されると、Webサイトを閲覧したり、静止画や、動画像を記録したりする。
中央制御部11は、二次電池を備えた電源部12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話1の全体動作を制御する中央演算処理装置、メモリなどを有している。特に、本実施形態では、中央制御部11は、画像記憶部M2に記憶されるデータの再配置処理を行う。但し、本発明は、撮像された静止画や、動画像を記録保存する画像記憶部M2に限定されず、他のデータが記憶される記憶手段に対してデータの再配置処理を行うようにしてもよい。
記憶部13には、プログラム部M1、画像記憶部M2、その他記憶部M3などが設けられている。このプログラム部M1は、本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているほか、それらに必要な各種の情報が記憶されている。画像記憶部M2は、撮像された静止画や、動画像を記録保存するメモリである。なお、画像記憶部M2は、ハードディスク等の内部メモリでもよし、SDメモリーカードなどの着脱可能な外部記録媒体であってもよい。その他記憶部は、その他の各種データを記憶する。
無線通信部・送受信部14は、無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能などの動作時に、最寄りの基地局との間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのち、音声信号処理部15を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声を音声信号処理部15から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのち、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナから発信出力させる。
表示部16は、高精細液晶あるいは有機ELなどを使用し、例えば、文字情報、待受画像、カメラ画像など、各種の情報を表示する。操作部17は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを入力するもので、撮影指示操作、シャッタ操作、撮影終了指示操作などが行われると、中央制御部11は、この操作に応じた処理を実行する。アプリ処理関係部18は、電子メール機能、インターネット接続機能、コンテンツ再生機能、カメラ機能などのアプリケーション処理に関する情報を記憶したり、その処理に関する制御を行ったりする。
撮像部(カメラモジュール)19は、撮像素子(例えば、CCDあるいはCMOS)を有する撮像部を構成するもので、静止画撮影のほかに動画撮影も可能となっており、撮影レンズ、ミラーなどのレンズ・ミラーブロック、撮像素子、その駆動系のほか、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路、圧縮伸張回路などを備え、光学ズームを調整制御したり、オートフォーカス時の駆動制御、シャッタ駆動制御、露出、ホワイトバランスなどを制御したりする。また、撮像部19は、被写体に応じて望遠/広角の切り替えができる2焦点式レンズやズームレンズを備え、焦点距離を可変する画角変更機構を作動させて望遠/広角やズーム撮影を行うようにしている。
図2は、本実施形態による携帯電話において、再配置処理を実行するタイミングを設定するための再配置処理判断時点設定テーブルを示す概念図である。本実施形態では、再配置処理を実行するタイミングを設定するための再配置処理判断時点設定テーブルを保持している。図示の例では、電源オン時、アプリケーション起動時、アプリケーション終了時、電源オフ時のそれぞれに対して、再配置処理を実行するか否かを設定可能となっている。電源オン時、アプリケーション終了時、及び電源オフ時は、「無し」に設定されており、アプリケーション起動時は、「有り」に設定されている。これらの設定内容は、ユーザにより随時設定可能である。なお、図示の例では、アプリケーション起動時のみが「有り」に設定されているが、複数で「有り」に設定されていてもよい。該再配置処理判断時点設定テーブルの設定内容は、ユーザの操作部17による入力により設定可能となっている。
図3は、本実施形態による携帯電話において、再配置処理を自動実行するか否かを設定するための再配置自動実行設定テーブルを示す概念図である。本実施形態では、再配置処理を自動実行するか、ユーザ指示で実行するかを設定するための再配置自動実行設定テーブルを保持している。図示の例では、自動実行は、「無し」に設定されている。自動実行が「無し」の場合には、再配置処理の実行をユーザに促す通知が行われ、ユーザの指示待ちとなる。該再配置自動実行設定テーブルの設定内容は、ユーザの操作部17による入力により設定可能となっている。
次に、本実施形態の動作について説明する。
図4、及び図5は、本実施形態による携帯電話の動作を説明するためのフローチャートである。まず、中央制御部11は、電源オンになったか否かを判断し(ステップS10)、電源オンになると(ステップS10のYES)、図2に示す再配置処理設定を読み出す(ステップS12)。次に、再配置処理設定を参照し、電源オン時の設定が「有り」であるか否かを判断する(ステップS14)。そして、電源オン時の設定が「有り」の場合には(ステップS14のYES)、中央制御部11は、再配置処理を実行する(ステップS16)。なお、再配置処理の詳細については後述する。その後、ステップS18に進む。一方、電源オン時の設定が「有り」でない場合、すなわち、電源オン時の設定が「無し」の場合には、再配置処理を実行することなく、ステップS18に進む。
次に、中央制御部11は、ユーザ操作があったか否かを判断する(ステップS18)。そして、ユーザ操作がない場合には(ステップS18のNO)、ステップS18でユーザ操作の有無の判断を繰り返す。一方、ユーザ操作があった場合には(ステップS18のYES)、記録を伴うアプリケーション操作であるか否かを判断する(ステップS20)。そして、ユーザ操作が記録を伴うアプリケーション操作でない場合には(ステップS20のNO)、電源オフ操作であるか否かを判断する(ステップS22)。
そして、ユーザ操作が電源オフ操作でなかった場合には(ステップS22のNO)、その他の操作(アプリケーション)に対応する処理を実行し(ステップS24)、ステップS18に戻り、次のユーザ操作に備える。一方、ユーザ操作が電源オフ操作であった場合には(ステップS22のYES)、図2に示す再配置処理設定を参照し、電源オフ時の設定が「有り」であるか否かを判断する(ステップS26)。
電源オフ時の設定が「有り」の場合には(ステップS26のYES)、中央制御部11は、再配置処理を実行する(ステップS28)。なお、再配置処理の詳細については後述する。その後、電源オフ処理を実行し(ステップS30)、当該処理を終了する。一方、電源オフ時の設定が「有り」でない場合、すなわち、電源オフ時の設定が「無し」の場合には、再配置処理を実行することなく、電源オフ処理を実行し(ステップS30)、当該処理を終了する。
また、ユーザ操作が記録を伴うアプリケーション操作であった場合には(ステップS20のYES)、図2に示す再配置処理設定を参照し、アプリ起動時の設定が「有り」であるか否かを判断する(ステップS32)。そして、アプリ起動時の設定が「有り」の場合には(ステップS32のYES)、中央制御部11は、再配置処理を実行する(ステップS34)。なお、再配置処理の詳細については後述する。また、該ステップS34での再配置処理は、直前に再配置処理が行われている場合には、スキップされるようにしてもよい。その後、ステップS36に進む。
一方、アプリ起動時の設定が「有り」でない場合、すなわち、アプリ起動時の設定が「無し」の場合には(ステップS32のNO)、再配置処理を実行することなく、ステップS36に進む。
次に、アプリケーションを(開始)継続し(ステップS36)、アプリケーションを終了するイベントがあったか否かを判断する(ステップS38)。アプリケーションを終了するイベントがなかった場合には(ステップS38のNO)、ステップS36に戻り、アプリケーションを継続する。
そして、アプリケーションを終了するイベントがあった場合には(ステップS38のYES)、アプリケーションを終了する処理を実行する(ステップS40)。次に、図2に示す再配置処理設定を参照し、アプリ終了時の設定が「有り」であるか否かを判断し(ステップS42)、アプリ終了時の設定が「有り」の場合には(ステップS42のYES)、中央制御部11は、再配置処理を実行する(ステップS44)。なお、再配置処理の詳細については後述する。その後、前述したステップS18に戻り、次のユーザ操作に備える。
一方、アプリ終了時の設定が「有り」でない場合、すなわち、アプリ終了時の設定が「無し」の場合には(ステップS42のNO)、再配置処理を実行することなく、前述したステップS18に戻り、次のユーザ操作に備える。
図6は、本実施形態による携帯電話における再配置処理の動作を説明するためのフローチャートである。再配置処理では、まず、中央制御部11は、画像記憶部M2の記憶領域を複数のブロックに分割した際の、分割されたブロックのうち、書き込みブロックと空きブロックとを区別し、複数のブロックのうち、空きブロックの比率を算出する(ステップS50)。次に、空きブロックの比率が所定の比率より小さいか否かを判断する(ステップS52)。そして、空きブロックの比率が所定の比率より大きい場合には(ステップS52のNO)、当該再配置処理を終了する。
一方、空きブロックの比率が所定の比率より小さい場合には(ステップS52のYES)、図3に示す再配置自動実行設定を参照し、自動実行の設定が「有り」であるか否かを判断する(ステップS54)。そして、自動実行の設定が「有り」の場合には(ステップS54のYES)、ポップアップ画面での表示等により、再配置処理の実行を通知し(ステップS56)、(実際の)記憶領域再配置処理を実行する(ステップS62)。なお、自動実行の設定が「有り」の場合には、再配置処理実行の通知を省略してもよい。
次に、再配置処理が終了したか否かを判断し(ステップS64)、再配置処理が終了していない場合には(ステップS64のNO)、ステップS64を繰り返す。一方、再配置処理が終了した場合には(ステップS64のYES)、再配置処理の終了を通知し(ステップS66)、当該再配置処理を終了する。
また、自動実行の設定が「無し」の場合には(ステップS54のNO)、ポップアップ画面での表示等により、再配置処理の実行を通知し(ステップS58)、ユーザ指示があったか否かを判断する(ステップS60)。そして、ユーザ指示がない場合には(ステップS60のNO)、当該再配置処理を終了する。なお、該再配置処理の終了は、アプリケーションに影響が生じない時間帯に行うようにしてもよい。
一方、ユーザ指示があった場合には(ステップS60のYES)、上述したように、(実際の)記憶領域再配置処理を実行する(ステップS62)。次に、再配置処理が終了したか否かを判断し(ステップS64)、再配置処理が終了していない場合には(ステップS64のNO)、ステップS64を繰り返す。一方、再配置処理が終了した場合には(ステップS64のYES)、再配置処理の終了を通知し(ステップS66)、当該再配置処理を終了する。
図7(a)〜(c)は、従来技術による再配置判断方法と本発明による再配置判断方法との違いを説明するための概念図である。図7(a)は、記憶領域の状態を示しており、斜線部分が使用領域であり、白部分が空き領域である。図7(b)は、従来技術による再配置判断方法を示しており、再配置(デフラグ)の判断は、(1)使用領域(斜線部分)の分断率、(2)空き領域(白部分)の分断率、のいずれか、または双方で行う。
これに対して、本発明では、図7(c)に示すように、記憶領域を一定サイズのブロック(例えば、4Mbyte)に分割し、ブロック内に1byteでもデータが記憶されていれば、書き込みブロック(低速領域)と判断し、データが記憶されていなければ、空きブロック(高速領域)と判断する。書き込むブロックと空きブロックとは、高速に判定可能である。
この結果、図7(c)の下部に示すように、各ブロックは、左から順に、書き込みブロック(低速領域)、空きブロック(高速領域)、書き込みブロック(低速領域)、書き込みブロック(低速領域)、書き込みブロック(低速領域)、書き込みブロック(低速領域)、書き込みブロック(低速領域)、書き込みブロック(低速領域)、空きブロック(高速領域)、空きブロック(高速領域)、空きブロック(高速領域)となる。
再配置(デフラグ)の判断は、全ブロック中の「空きブロック(高速領域)」の割合で行う。図示の例では、空きブロック(高速領域)の比率は、空きブロック(高速領域)/書き込みブロック(低速領域)=4/11となる。該空きブロック(高速領域)の比率が所定の比率より小さい場合に、再配置(デフラグ)を行い、空きブロック(高速領域)の比率が所定の比率より大きい場合には、再配置(デフラグ)を行わない。
上述した実施形態によれば、画像記憶部M2の記憶領域を一定のサイズで複数のブロックに分割し、分割されたブロックのうち、少なくとも1つ以上(例えば、1byte)のデータが記憶されている書き込みブロックと何もデータが記憶されていない空ブロックとを区別し、複数のブロックに対する空ブロックの比率を算出し、該空きブロックの比率が所定の比率より小さい場合には、記憶領域の再配置処理(デフラグ処理)を行うようにしたので、適切なタイミングで、かつ、簡易な方法(書き込むブロックと空きブロックは高速に判定可能、あとはその比率の計算のみ)で再配置を行うかが判定され、連続した空き領域の確保を、アプリケーションの動作に支障が起きないように、高速に行うことができる。
また、実施形態によれば、算出された空きブロックの比率が所定の比率より大きいと判別された場合には、再配置処理(デフラグ処理)を行わないようにしたので、すぐにアプリケーションを開始することができる。
また、実施形態によれば、算出された空きブロックの比率が所定の比率より小さいと判別された場合に、ユーザに再配置処理を行うように促すようにしたので、再配置処理が必要な状態かどうかをユーザに通知することができる。
また、実施形態によれば、ユーザ指示があった場合に、再配置を実行するようにしたので、再配置処理を行うか否かをユーザが選択することができる。
また、実施形態によれば、記憶領域への記憶を行うアプリケーションであるか否かを判別し、アプリケーションが記憶を行うアプリケーションであると判別された場合に、空き領域の比率に応じて、再配置処理を実行するようにしたので、再配置処理が必要でない場合には、再配置処理を省略することができる。
また、実施形態によれば、記憶領域への記憶を行うアプリケーションの起動時に、空き領域の比率に応じて再配置処理を実行するようにしたので、アプリケーションの動作に影響を与えずに、再配置処理を行うことができる。特に、動画像を撮像するムービーアプリケーションの起動時に、記憶領域内の断片化が進んでいるかをチェックし、進んでいれば、再配置(デフラグ)を行うことで、高速書き込み可能な領域を拡大することができる。
また、実施形態によれば、記憶領域への記憶を行うアプリケーションの終了時、または、当該電子機器の電源オン時、または、当該電子機器の電源オフ時に、空き領域の比率に応じて再配置処理を実行するようにしたので、アプリケーションの起動時に影響がでないように再配置処理を行うことができる。
また、実施形態によれば、どの時点(タイミング)で、再配置処理を実行するかを設定可能としたので、再配置を行う時点をユーザの意図に応じて設定することができる。
また、実施形態によれば、記憶領域への記憶を行うアプリケーションの1つとして、撮像部19による映像(静止画、動画等)を撮像して画像記憶部M2に記憶する撮像用のアプリケーションを適用するようにしたので、撮像用のアプリケーションに好適に用いることできる。
11 中央制御部
12 電源部
13 記憶部
M1 プログラム部
M2 画像記憶部
M3 その他記憶部
14 無線通知部・送信部
15 音声信号処理部
16 表示部
17 操作部
18 その他アプリ処理関係部
19 撮像部(カメラモジュール)

Claims (12)

  1. アプリケーションの実行に伴って発生するデータを記憶する記憶手段への記憶が可能な電子機器であって、
    前記記憶手段の記憶領域を所定のサイズで複数のブロックに分割し、分割された複数のブロックのうち、少なくとも1つ以上のデータが記憶されている書き込みブロックと何もデータが記憶されていない空きブロックとを区別し、前記複数のブロックのうち、前記空きブロックの比率を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された空きブロックの比率が所定の比率より小さいか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段によって算出された空きブロックの比率が所定の比率より小さいと判別された場合に、前記記憶手段に記憶されているデータの再配置処理を行う再配置手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記再配置手段は、
    前記判別手段によって算出された空きブロックの比率が所定の比率より大きいと判別された場合には、前記記憶手段に記憶されているデータの再配置処理を行わないことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記判別手段によって算出された空きブロックの比率が所定の比率より小さいと判別された場合に、前記再配置手段による再配置処理を行わせるように、再配置処理実行指示の入力をユーザに促す通知手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記再配置手段は、
    前記通知手段による通知に応じて、ユーザが再配置処理実行指示を入力した場合に、前記記憶手段に記憶されているデータの再配置処理を実行することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記アプリケーションが前記記憶手段にデータの記憶を行うアプリケーションであるか否かを判別するアプリケーション判別手段を更に備え、
    前記算出手段、前記判別手段、及び前記再配置手段は、
    前記アプリケーション判別手段によって前記アプリケーションが前記記憶手段にデータの記憶を行うアプリケーションであると判別された場合に動作することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記算出手段、前記判別手段、及び前記再配置手段は、
    前記アプリケーションの起動時にそれぞれの機能を実行することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  7. 前記算出手段、前記判別手段、及び前記再配置手段は、
    前記アプリケーションの終了時にそれぞれの機能を実行することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  8. 前記算出手段、前記判別手段、及び前記再配置手段は、
    当該電子機器の電源オン時にそれぞれの機能を実行することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  9. 前記算出手段、前記判別手段、及び前記再配置手段は、
    当該電子機器の電源オフ時にそれぞれの機能を実行することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  10. どの時点で、前記算出手段、前記判別手段、及び前記再配置手段の機能を実行させるかを設定可能な設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  11. 静止画及び動画像を含む映像を撮像する撮像手段を更に備え、
    前記アプリケーションは、前記撮像手段によって映像を撮像して前記記憶手段に記憶する撮像用のアプリケーションであることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  12. アプリケーションの実行に伴って発生するデータを記憶する記憶手段への記憶が可能な電子機器のコンピュータに、
    前記記憶手段の記憶領域を所定のサイズで複数のブロックに分割し、分割された複数のブロックのうち、少なくとも1つ以上のデータが記憶されている書き込みブロックと何もデータが記憶されていない空きブロックとを区別し、前記複数のブロックのうち、前記空きブロックの比率を算出する算出機能、
    前記算出手段によって算出された空きブロックの比率が所定の比率より小さいか否かを判別する判別機能、
    前記判別手段によって算出された空きブロックの比率が所定の比率より小さいと判別された場合に、前記記憶手段に記憶されているデータの再配置処理を行う再配置機能
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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