JP4791019B2 - 画像読取ユニットの組立方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、ファクシミリ機及びスキャナ装置等に使用される画像読取ユニットの組立方法に関する。
従来、複写機、ファクシミリ機及びスキャナ装置等に設けられ、原稿からその画像を読取るための画像読取ユニットが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
画像読取ユニットは、縮小光学系を有する。この縮小光学系は、原稿からの反射像を相互に直列に配置された複数のレンズを通してライン型の光電変換素子に縮小して結像させる。この縮小結像された反射像は、光電変換素子で電気信号に変換される。各レンズ及び光電変換素子はそれぞれ板状のベース部材上に設けられている。
レンズを通過して光電変換素子に入射する光の光量は、光電変換素子への光の入射位置が光軸から離れるに伴ってコサイン4乗則に従って減少する。このレンズのコサイン4乗則に従う光軸の周辺光量の減少を修正するために、ベース部材上に、レンズの光軸上にシェーディング補正を行うための遮光部材が各レンズと独立して設けられている。この遮光部材は、各レンズ及び光電変換素子のそれぞれに対する適正な姿勢となるように調整される。
すなわち、画像読取ユニットの組立時、光電変換素子をベース部材上に配置し、遮光部材を光電変換素子に対して適正な姿勢となるようにベース部材上に配置する。更に、各レンズを予め設定された仮想光軸に一致するようにベース部材上で光電変換素子と遮光部材との間にそれぞれ配置し、光軸に沿ったZ軸、ベース部材を含む平面上でZ軸に直角に交わるX軸及びベース部材の板厚方向に沿ったY軸の各軸に沿って各レンズをそれぞれ移動させることにより、また、X軸及びY軸の周りに各レンズをそれぞれ回転させることにより、各レンズの光軸を仮想光軸に一致させる調整を行っている。この各レンズの調整後、各レンズの光軸周りの回転方向に対する結像性能のばらつきによる光電変換素子への結像の収差を補正するために、各レンズをそれぞれZ軸すなわち光軸の周りに回転させる。
しかしながら、各レンズと遮光部材とがそれぞれ独立してベース部材上に配置されているので、各レンズの光電変換素子に対する調整時に各レンズと遮光部材との相対位置がずれることがある。このため、遮光部材による適正なシェーディング効果を得ることができないことがある。従って、各レンズと遮光部材との相対位置のずれを修正するために、遮光部材の配置姿勢を再び調整し直す必要があり、画像読取ユニットの組み立てに時間がかかる。
そこで、レンズ鏡筒内に各レンズを収容し、レンズ鏡筒の端部に遮光部材を設け、このレンズ鏡等をベース部材上に配置する構成が提案されている。このものによれば、各レンズと遮光部材とが一体的にレンズ鏡筒に設けられているので、各レンズの軸合わせ時に各レンズをX軸、Y軸及びZ軸に沿って移動させるという調整、または、X軸及びY軸の周りに回転させる調整を行ったときでも、各レンズと遮光部材との相対位置にずれが生じることを防止することができる。
特開2002−101263号(第4−6頁、図1)
しかしながら、光電変換阻止に対するレンズの適正な姿勢と光電変換阻止に対する遮光部材の姿勢とは必ずしも一致しないので、各レンズと遮光部材とを一体的にレンズ鏡筒に設けた構成とした場合、光電変換素子への結像の収差を補正するために各レンズをそれぞれ光軸の周りに回転させると、遮光部材が各レンズと一体に光軸の周りに回転してしまう。このため、光電変換素子に対する遮光部材の姿勢が適正な姿勢からずれてしまう。逆に、光電変換素子に対する遮光部材の姿勢を調整すべく遮光部材を光軸の周りに回転させると、各レンズが遮光部材と一体に光軸の周りに回転するため、光電変換素子に対する各レンズの姿勢が適正な姿勢からずれてしまうという問題がある。
本発明の目的は、遮光部材をレンズ鏡筒にレンズと一体的に設けた場合であっても、遮光部材の光電変換素子に対する姿勢を適正な姿勢に保持した状態で光電変換素子への結像の収差を補正するためにレンズを光軸周りに回転調整することができる画像読取ユニットの組立方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、原稿からの反射像をライン型光電変換素子に縮小結像させる少なくとも二つのレンズと、該各レンズをそれぞれ保持するレンズ鏡筒と、該各レンズ鏡筒及び前記ライン型光電変換素子が配置されるベース部材とを備え、一方のレンズ鏡筒に、前記レンズのコサイン4乗則を補正するための遮光部材が固定されている画像読取ユニットの組立方法であって、前記遮光部材が固定されている方のレンズ鏡筒の位置を決めた後、前記ライン型光電変換素子への結像の収差を補正するために、他方のレンズ鏡筒を光軸の周りに回転させ、その後、該他方のレンズ鏡筒を前記ベース部材に固定することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、原稿からの反射像をライン型光電変換素子に縮小結像させる少なくとも二つのレンズと、該各レンズをそれぞれ保持するレンズ鏡筒と、該各レンズ鏡筒及び前記ライン型光電変換素子が配置されるベース部材とを備え、一方のレンズ鏡筒に、前記レンズのコサイン4乗則を補正するための窓孔を有する遮光部材が前記レンズの光軸周りに回転可能に保持されている画像読取ユニットの組立方法であって、前記一方のレンズ鏡筒に設けられた前記遮光部材の前記ライン型光電変換素子に対する回転姿勢を調整した後、前記ライン型光電変換素子への結像の収差を補正するために、前記両レンズ鏡筒のうちの少なくとも前記遮光部材が設けられた前記一方のレンズ鏡筒を前記遮光部材の前記ライン型光電変換素子に対する回転姿勢を保持して光軸の周りに回転させた後、前記各レンズ鏡筒をそれぞれ前記ベース部材に固定し、その後、前記遮光部材を前記一方のレンズ鏡筒に固定することを特徴とする。
請求項1に記載の方法によれば、各レンズがそれぞれ別々のレンズ鏡筒に保持されており、遮光部材が一方のレンズ鏡筒に一体形成されていることから、画像読取ユニットの組立時、各レンズの光軸周りの回転方向に対する結像性能のばらつきによるライン型光電変換素子への結像の収差を補正するときに、遮光部材が一体形成された一方のレンズ鏡筒を光軸の周りに回転させることなく他方のレンズ鏡筒を光軸の周りに回転させることができる。これにより、遮光部材のライン型光電変換素子に対する適正な姿勢を保持した状態で他方のレンズ鏡筒を光軸周りに回転させることができることから、遮光部材のライン型光電変換素子に対する姿勢が適正な姿勢からずれることによるシェーディング効果の低下を招くことなくライン型光電変換素子への結像の収差を確実に補正することができる。
また、遮光部材が一方のレンズ鏡筒に一体形成されていることから、画像読取ユニットの部品点数を削減することができ、また、画像読取ユニットの組立工数の削減を図ることができる。
請求項2に記載の方法によれば、各レンズがそれぞれ別々のレンズ鏡筒に保持されており、遮光部材がその光軸周りに回転可能に一方のレンズ鏡筒に保持されていることから、画像読取ユニットの組立時、各レンズの光軸周りの回転方向に対する結像性能のばらつきによるライン型光電変換素子への結像の収差を補正するときに、一方のレンズ鏡筒に設けられた遮光部材を光軸の周りに回転させることなく各レンズ鏡筒をそれぞれ光軸の周りに回転させることができる。これにより、遮光部材のライン型光電変換素子に対する適正な回転姿勢を保持した状態で各レンズ鏡筒をそれぞれ光軸周りに回転調整することができることから、遮光部材のライン型光電変換素子に対する回転姿勢が適正な回転姿勢からずれることによるシェーディング効果の低下を招くことなくライン型光電変換素子への結像の収差を確実に小さくすることができる。
さらに、本発明に係る画像読取ユニットをスキャナ装置に用いることにより、高品質な画像読取が可能なスキャナ装置を提供することができる。
また、スキャナ装置のハウジングの一部をベース部材で構成することにより、スキャナ装置の組立工数の削減を図ることができ、また、高品質な画像読取が可能なスキャナ装置を提供することができる。
そして、本発明に係る画像読取ユニットを画像形成装置に用いることにより、高品質な画像読取が可能な画像形成装置を提供することができる。
従って、各レンズ鏡筒をそれぞれ光軸周りに回転調整することができることから、一方のレンズ鏡筒を光軸周りに回転させる場合に比べてより細かい調整を行うことができるので、ライン型光電変換素子への結像の収差をより小さくすることができる。
以下、本発明を図示の実施例に沿って説明する。
<実施例1>
図1は、本発明に係る画像読取ユニット10をスキャナ装置11に適用した例を示す。
本発明に係るスキャナ装置11は、矩形の底壁12及び該底壁の各縁部から立ち上がる四つの側壁13を有するハウジング14と、該ハウジングの各側壁13によって規定される上端開口を塞ぐように配置され、読み取り対象である図示しない原稿を載置するためのコンタクトガラス15とを備える。
ハウジング14内には、該ハウジングの長手方向に沿ったZ軸を横切るX軸に沿って伸びる第一の走行体16及び第二の走行体17がそれぞれZ軸方向に互いに間隔をおいて配置されている。第一及び第二の両走行体16,17は、それぞれZ軸に沿って互いに同一方向へ移動可能である。また、ハウジング14内には、前記した画像読取ユニット10が底壁12上に設けられている。
第一の走行体16には、該第一の走行体の伸長方向に沿って伸び、前記原稿をX軸に沿って線状に照明する図示しない光源と、該光源により照明された前記原稿から反射する反射像を第二の走行体17へ向けて反射させる第一のミラー18とが設けられている。
第二の走行体17には、第一のミラー18からの反射像を上下方向下方へ反射させる第二のミラー19と、該第二のミラーからの反射像を画像読取ユニット10の後述するライン型光電変換素子24へ向けて反射させる第三のミラー20とが設けられている。第二の走行体17は、従来よく知られているように、前記原稿から前記ライン型光電変換素子24に至る光路長が常に一定に保たれるように、第一の走行体16の速度の半分の速度で走行する。これにより、前記原稿からの反射像を一定の倍率でライン型光電変換素子24に結像させることができる。
第一及び第二の両走行体16,17のハウジング14の長手方向に沿った走査により、コンタクトガラス15上に載置された前記原稿の所定の範囲が前記光源によって線状に順次照明される。前記原稿から反射した反射像は、第一のミラー18、第二のミラー19及び第三のミラー20に順次反射してライン型光電変換素子24に入射し、該ライン型光電変換素子で一ライン毎に電気信号に変換され、原稿画像情報として出力される。
本発明に係る画像読取ユニット10は、図2に示すように、スキャナ装置11の底壁12に取り付けられる板状のベース部材21と、該ベース部材の縁部21aから立ち上がる撮像部22とを備える。
撮像部22は、下端でベース部材21の縁部21aに保持部材23を介して固定される支持板22aと、該支持板に設けられ、第三のミラー20から反射してくる反射像を一ラインずつ読み取って電気信号に変換するための線状の前記したライン型光電変換素子24とを備える。支持板22aは、例えば接着剤を用いることにより、保持部材23を介してベース部材21に固定される。ライン型光電変換素子24は、図示の例では、R(レッド)、G(グリーン)及びB(ブルー)の三本の光電変換素子で構成されており、それぞれの長手方向をX軸に一致させて配置されている。
更に、画像読取ユニット10は、第二の走行体17に設けられた第三のミラー20からの反射像を縮小してライン型光電変換素子24に結像するための結像レンズ系25を備える。結像レンズ系25は、複数のレンズ26(図3参照。)と、両端が開放し、内部に各レンズ26を保持するための二つのレンズ鏡筒27,28とで構成されている。
各レンズ鏡筒27,28は、図示の例では、それぞれ合成樹脂で成形された円筒体からなる。各レンズ鏡筒27,28内には、図3に示す例では、それぞれ二つのレンズ26が互いに各レンズ鏡筒27,28の軸線方向に間隔をおき且つそれぞれの光軸を各レンズ鏡筒27,28の軸線に一致させて嵌合されている(図3には、一方のレンズ鏡筒27が示されている。)。各レンズ26は、図示の例では、それぞれ複数のレンズを互いに貼り合わせた張り合わせレンズのような従来よく知られたレンズ群で構成されている。
各レンズ鏡筒27,28は、図2に示すように、それぞれの軸線すなわち各レンズ鏡筒27,28内に嵌合された各レンズ26の光軸を互いに一致させ且つ各レンズ26の光軸がライン型光電変換素子24の中央に位置するように相互に間隔をおいてベース部材21上に配置されている。各レンズ鏡筒27,28は、図示の例では、それぞれ該各レンズ鏡筒27,28の外周面27a,28aに両側から当接する一対の保持部材29を介してベース部材21に保持されている。
保持部材29は、図示の例では、それぞれ紫外線透過型樹脂で形成されており、ベース部材21に取り付けられる基底板部30と、該基底板部の縁部から各レンズ鏡筒27,28の外周面27a,28aに当接するように立ち上がる起立板部31とを有する。各基底板部30及び各起立板部31は、後述する紫外線硬化型の接着剤により、それぞれベース部材21及び各レンズ鏡筒27,28の外周面27a,28aに接着されている。これにより、各レンズ鏡筒27,28は、各保持部材29を介してベース部材21に固定されている。
図示の例では、二つのレンズ鏡筒27,28のうち、前記原稿からライン型光電変換素子24に至る光路の上流側に位置する第一のレンズ鏡筒27には、該第一のレンズ鏡筒内への反射像の入射側の開口部27bにシェーディング補正をするための遮光部材32が設けられている。
遮光部材32は、円形をなしており、本実施例では、第一のレンズ鏡筒27に固定的に一体成形されている。遮光部材32には、第三のミラー20からの光量を補正するための窓孔33が形成されている。窓孔33は、ライン型光電変換素子24に平行に伸びており、図示の例では、窓孔33の中央部における上下幅が該窓孔の両端部における上下幅に比べて小さくなるように形成されている。これにより、遮光部材32の中心部に照射される光すなわち各レンズ26の光軸上の光の遮光部材32による遮蔽量は、該遮光部材の両端部に照射される光の遮蔽量に比べて多くなる。この遮光部材32のシェーディング機能により、各レンズ26のコサイン4乗則に従う周辺光量の減少が修正され、これにより、各レンズ26を通過してライン型光電変換素子24に入射する光量が均一になる。
本発明に係る画像読取ユニット10の組立方法について説明する。
画像読取ユニット10の組立では、先ず、スキャナ装置11のハウジングの14の底壁12に配置されたベース部材21上に各レンズ26の仮想光軸を設定する。次に、ライン型光電変換素子24の伸長方向の中央部が仮想光軸上に位置するように、ライン型光電変換素子24が設けられた支持板22aをベース部材21の縁部21aに保持部材23を介して固定する。また、光軸が各レンズ鏡筒27,28の軸線に一致するように各レンズ26を各レンズ鏡筒27,28内にそれぞれ嵌合することにより結像レンズ系25を形成し、各レンズ鏡筒27,28の軸線すなわち各レンズ26の光軸が仮想光軸にほぼ沿うように各レンズ鏡筒27,28をベース部材21上に配置する。このベース部材21への各レンズ鏡筒27,28の配置には、例えば図示しない組立ロボットが用いられる。
その後、第一のレンズ鏡筒27の軸合わせをベース部材21上で行う。すなわち、第一のレンズ鏡筒27内の各レンズ26の光軸が仮想光軸に一致するように、第一のレンズ鏡筒27を光軸に沿ったZ軸、ベース部材21を含む平面上でZ軸に直角に交わるX軸及びベース部材21の板厚方向に沿ったY軸の各軸に沿って移動させ、また、X軸の周り(図2のα方向である。)及びY軸の周り(図2のβ方向である。)に回転させる。
第一のレンズ鏡筒27の軸合わせを行った後、第一のレンズ鏡筒27に固定的に一体成形された遮光部材32の窓孔33の伸長方向がライン型光電変換素子24の伸長方向に一致するように第一のレンズ鏡筒27をZ軸の周り(図2のγ方向である。)すなわち光軸の周りに回転させる。これにより、遮光部材32のシェーディング補正を適正に行うことができる。この遮光部材32の回転姿勢の調整と第一のレンズ鏡筒27の軸合わせとを同時に行うことができる。
また、他方のレンズ鏡筒28である第二のレンズ鏡筒28内に嵌合された各レンズ26の光軸が仮想光軸に一致するように、第二のレンズ鏡筒28を、第一のレンズ鏡筒27と同様に、ベース部材21上でX軸、Y軸及びZ軸に沿って移動させ、また、α方向及びβ方向へ回転させる。
第一及び第二の両レンズ鏡筒27,28の軸合わせを行った後、図4に示すように、各レンズ26の光軸周りの回転方向の結像性能のばらつきによるライン型光電変換素子24への結像の収差が最も小さくなる領域Rがライン型光電変換素子24に平行になるように、第二のレンズ鏡筒28を光軸の周りに回転させる。第一のレンズ鏡筒27及び第二のレンズ鏡筒28は互いに別体に形成されていることから、第二のレンズ鏡筒28の光軸周りの回転時に、該第二のレンズ鏡筒の光軸周りの回転に伴って第一のレンズ鏡筒27が光軸の周りに回転することはない。従って、第二のレンズ鏡筒28の光軸周りの回転時に、第一のレンズ鏡筒27に固定的に一体形成された遮光部材32の回転姿勢が適正な回転姿勢からずれることはない。ライン型光電変換素子24への結像の収差が規格内であるか否かは、ライン型光電変換素子24から出力された画像信号を図示しない信号処理回路を用いて処理し、評価することにより行う。これにより、第一及び第二の両レンズ鏡筒27,28の調整作業が終了する。
その後、調整作業が終了した第一及び第二の両レンズ鏡筒27,28をそれぞれ一対の保持部材29でベース部材21に固定する。各レンズ鏡筒27,28をベース部材21に固定するために、各保持部材29の各基底板部30及び各起立板部31にそれぞれ前記した紫外線硬化型接着剤を塗布し、各起立板部31及び各基底板部30がそれぞれ各レンズ鏡筒27,28の外周面27a,28a及びベース部材21に当接するように各保持部材29を配置する。この状態で、図示しない紫外線照射装置を用いて各保持部材29に紫外線を照射することにより、各保持部材29に塗布された前記紫外線硬化型接着剤を硬化させ、これにより、各保持部材29を各レンズ鏡筒27,28及びベース部材21に接着する。各保持部材29のベース部材21及び各レンズ鏡筒27,28への接着に前記した紫外線硬化型接着剤以外の接着剤を用いることができるが、位置調整した各レンズ鏡筒27,28の姿勢をずらすことなく迅速に該各レンズ鏡筒をベース部材21に接着するには、前記紫外線硬化型接着剤を用いることが望ましい。
この各保持部材29の接着により、各レンズ鏡筒27,28は、それぞれ適正なシェーディング補正をすることができ且つライン型光電変換素子24への結像の収差を最も小さくすることができる姿勢で各保持部材29を介してベース部材21に固定される。これにより、画像読取ユニット10の組み立てが終了する。
本実施例によれば、前記したように、第一のレンズ鏡筒27にレンズ26のコサイン4乗則を補正するための遮光部材32が固定的に一体形成されていることから、第一のレンズ鏡筒27内に収容された各レンズ26の軸合わせ時に、遮光部材32が従来と同様に各レンズ26と一体的に移動するため、各レンズ26と遮光部材32との相対位置にずれが生じることはない。これにより、各レンズ26の軸合わせ時に遮光部材32の回転姿勢を各レンズ26の移動及び軸合わせのための回転に応じて調整し直す必要がないので、従来のような画像読取ユニット10の組み立て工数の増加を招くことを確実に防止することができる。
また、前記したように、各レンズ26がそれぞれ別々のレンズ鏡筒27,28に保持されていることから、ライン型光電変換素子24への結像の収差の補正時、遮光部材32が固定的に一体成形された第一のレンズ鏡筒27を光軸の周りに回転させることなく第二のレンズ鏡筒28を光軸の周りに回転させることができる。これにより、遮光部材32のライン型光電変換素子24に対する適正な姿勢を保持した状態で第二のレンズ鏡筒28を光軸周りに回転させることができることから、遮光部材32のライン型光電変換素子24に対する姿勢が適正な姿勢からずれることによるシェーディング効果の低下を招くことなくライン型光電変換素子24への結像の収差を確実に小さくすることができる。
従って、遮光部材32のライン型光電変換素子24に対する回転姿勢にずれを生じさせることなくレンズ26を光軸周りに回転調整することができる画像読取ユニット10及び該画像読取ユニットを備えるスキャナ装置11を得ることができる。
更に、前記したように、各レンズ鏡筒27,28が合成樹脂で成形されており、二つに分割されていることから、全レンズ26が嵌合された従来のレンズ鏡筒に比べて、レンズ鏡筒の軽量化を図ることができる。また、遮光部材32が第一のレンズ鏡筒27に固定的に一体形成されていることから、画像読取ユニット10の部品点数を削減することができ、また、画像読取ユニット10の組立工数の削減を図ることができる。
<実施例2>
実施例1では、前記したように、シェーディング補正をするための遮光部材32が第一のレンズ鏡筒27に固定的に一体成形された例を示したが、これに代えて、遮光部材32を各レンズ26の光軸周りの回転姿勢が調整可能に第一のレンズ鏡筒27に保持し、遮光部材32のライン型光電変換素子24に対する回転姿勢を調整した後、遮光部材32を第一のレンズ鏡筒27に固定することができる。
遮光部材32には、図5に示すように、第一のレンズ鏡筒27の開口部27b内への嵌合を許す環状の嵌合部32aが形成されている。また、遮光部材32には、実施例1で説明したのと同様な窓孔33が形成されている。遮光部材32は、その嵌合部32aを介して第一のレンズ鏡筒27に回転可能に支持されている。
この画像読取ユニット10の組立てでは、実施例1と同様に、ライン型光電変換素子24が設けられた支持板22aをベース部材21に固定し、その後、各レンズ26が嵌合された第一及び第二の両レンズ鏡筒27,28を各レンズ26の光軸がベース部材21上に設定された仮想光軸にほぼ沿うように前記した組立ロボットを用いてベース部材21上に配置する。
次に、実施例1と同様に、各レンズ鏡筒27,28をそれぞれ前記したX軸、Y軸及びZ軸に沿って移動させることにより、また、X軸及びY軸の周りに回転させることにより、第一及び第二の両レンズ鏡筒27,28の軸合わせを行う。
各レンズ鏡筒27,28の軸合わせを行った後、遮光部材32によるシェーディング補正を適正に行うことができるように遮光部材32の回転姿勢の調整を行う。すなわち、遮光部材32に形成された窓孔33の伸長方向がライン型光電変換素子24の伸長方向と一致するように、第一のレンズ鏡筒27の姿勢を保持して遮光部材32を図2のZ軸の周りすなわち各レンズ26の光軸の周りに回転させる。
その後、実施例1におけると同様に、第二のレンズ鏡筒28内の各レンズ26の光軸周りの回転方向に対する結像性能のばらつきによるライン型光電変換素子24への結像の収差が最も小さくなる領域Rがライン型光電変換素子24に平行になるように、第一のレンズ鏡筒27の姿勢及び遮光部材32の適正な回転姿勢を保持して第二のレンズ鏡筒28を光軸の周りに回転させる。第一のレンズ鏡筒27及び第二のレンズ鏡筒28は互いに別体に形成されていることから、第二のレンズ鏡筒28の光軸周りの回転により第一のレンズ鏡筒27及び遮光部材32が光軸の周りに回転することはない。
また、第二のレンズ鏡筒28を光軸周りに回転させることに代えて、遮光部材32の適正な回転姿勢を保持して第一のレンズ鏡筒27を光軸の周りに回転させることができる。遮光部材32の適正な回転姿勢を保持して第一のレンズ鏡筒27を回転させることから、第一のレンズ鏡筒27の光軸周りの回転により遮光部材32の回転姿勢が適正な回転姿勢からずれることはない。
更に、第一及び第二の両レンズ鏡筒27,28を光軸の周りに回転させることができる。これにより、両レンズ鏡筒27,28のいずれか一方を光軸の周りに回転させることに比べて、ライン型光電変換素子24への結像の収差の補正をより細かく行うことができる。
ライン型光電変換素子24への結像の収差が規格内であるか否かは、実施例1と同様に、ライン型光電変換素子24から出力された画像信号を図示しない信号処理回路を用いて処理し、評価することにより行う。これにより、第一のレンズ鏡筒27、第二の両レンズ鏡筒28及び遮光部材32の調整作業が終了する。
その後、遮光部材32を、例えば前記した紫外線硬化型接着剤を用いることにより、第一のレンズ鏡筒27にライン型光電変換素子24に対する適正な回転姿勢で固定する。また、各レンズ鏡筒27,28を、実施例1と同様に、それぞれ紫外線硬化型接着剤を用いることにより一対の保持部材29を介してベース部材21に固定し、これにより、画像読取ユニット10の組み立てが終了する。
本実施例によれば、実施例1におけると同様に、第一のレンズ鏡筒27にレンズ26のコサイン4乗則を補正するための遮光部材32が設けられていることから、各レンズ26の軸合わせ時に遮光部材32の回転姿勢を各レンズ26の移動及び軸合わせのための回転に応じて調整し直す必要がないので、従来のような画像読取ユニット10の組み立て工数の増加を招くことを確実に防止することができる。
また、前記したように、遮光部材32が各レンズ26の光軸周りの回転姿勢を調整可能に第一のレンズ鏡筒27に保持されていることから、ライン型光電変換素子24への結像の収差の調整時、第一のレンズ鏡筒27に設けられた遮光部材32を光軸の周りに回転させることなく第一及び第二の各レンズ鏡筒27,28をそれぞれ光軸の周りに回転させることができる。これにより、遮光部材32のライン型光電変換素子24に対する適正な回転姿勢を保持した状態で各レンズ鏡筒27,28をそれぞれ光軸周りに回転させることができることから、遮光部材32のライン型光電変換素子24に対する回転姿勢が適正な回転姿勢からずれることによるシェーディング効果の低下を招くことなくライン型光電変換素子24への結像の収差を確実に小さくすることができる。
また、前記したように、両レンズ鏡筒27,28を光軸周りに回転調整することができることから、実施例1のように第二のレンズ鏡筒28のみを光軸周りに回転させる場合に比べてより細かく補正することができる。これにより、ライン型光電変換素子24への結像の収差をより小さくすることができる。
<実施例3>
実施例1及び実施例2では、本発明に係る画像読取ユニット10をスキャナ装置11に用いた例を示したが、これに代えて、本発明に係る画像読取ユニット10を、図6に示すように、画像形成装置34である複写機34に用いることができる。
本発明に係る複写機34は、複写対象である図示しない原稿を読み取るためのスキャナ部35と、印刷用の用紙36が収納される複数の用紙収納部37と、該各用紙収納部から用紙36を供給すべく作動する給紙部38と、該給紙部によって供給される用紙36に画像読取ユニット10からの画像信号に基づいてトナー画像を形成する画像形成部39と、トナー画像を用紙36に定着させるための定着部40と、該定着部でトナー像が定着された用紙36を排出する排紙部41とを備える。
スキャナ部35には、実施例1で図2に沿って説明したと同様に、内部にレンズ26(図3参照。)が嵌合された第一のレンズ鏡筒27及び第二のレンズ鏡筒28と、第一のレンズ鏡筒27に固定的に一体成形され、シェーディング補正するための遮光部材32と、ライン型光電変換素子24とを備える画像読取ユニット10が用いられている。遮光部材32には、実施例1と同様に、ライン型光電変換素子24に平行に伸びる窓孔33(図2参照。)が形成されている。スキャナ部35には、第一のレンズ鏡筒27に回転可能に設けられた実施例2の遮光部材32を備える画像読取ユニット10を用いることができる。
スキャナ部35の画像読取ユニット10は、スキャナ部35のコンタクトガラス15上に載置された前記原稿からの反射像を画像読取ユニット10の第一及び第二の両レンズ鏡筒27,28により縮小してライン型光電変換素子24に結像させ、該ライン型光電変換素子で電気信号に変換する。画像形成部39は、従来よく知られているように、スキャナ部35からの画像情報に基づいて、感光体ドラム42の表面にトナー画像を形成し、感光体ドラム42の表面に形成されたトナー画像を用紙収納部37から給紙部38によって給紙される用紙36に転写ローラ43で転写し、定着部40へ搬送する。定着部40は、画像形成部39から搬送された用紙36上の未定着トナー画像を定着ローラ44と加圧ローラ45との間で加熱及び加圧することにより、トナー画像を用紙36に定着させる。トナー画像が定着した用紙36は、排紙部41により、複写機34のハウジング46に形成された排紙口47からハウジング46の外側に設けられたトレイ48に排出される。
本実施例によれば、本発明に係る画像読取ユニット10を画像形成装置34に適用することにより、実施例1又は実施例2と同様の組立てによってライン型光電変換素子24に対する遮光部材32の回転姿勢にずれを生じさせることなくレンズ26を光軸周りに回転調整することができる画像読取ユニット10を備える画像形成装置34を得ることができる。
実施例1乃至実施例3では、スキャナ装置11のハウジング14の底壁12上に、第一のレンズ鏡筒27、第二のレンズ鏡筒28及びライン型光電変換素子24が設けられたベース部材21を固定した例を示したが、これに代えて、底壁12の一部をベース部材21で構成し、第一のレンズ鏡筒27、第二のレンズ鏡筒28及びライン型光電変換素子24をそれぞれ底壁12に直接固定することができる。これにより、スキャナ装置11の部品点数が削減されるので、スキャナ装置11の組立工数の削減を図ることができる。
また、実施例1乃至実施例3では、各レンズ鏡筒27,28内にそれぞれ二つのレンズ群(26)が嵌合されている例を示したが、これに代えて、各レンズ鏡筒27,28の内部にそれぞれ一つのレンズ群(26)又は三つ以上のレンズ群(26)を嵌合することができる。また、各レンズ26にレンズ群を用いた例を示したが、これに代えて、これら各レンズ群の全て又はその任意のレンズ群を単一のレンズで構成することができる。
更に、遮光部材32が第一のレンズ鏡筒27の該レンズ鏡筒内への光の入射側の開口部27bに設けられた例を示したが、これに代えて、例えば第一のレンズ鏡筒27の該レンズ鏡筒内からの光の出射側の開口部、または、第二のレンズ鏡筒28の各開口部に遮光部材32を設けることができる。
本発明に係るスキャナ装置を概略的に示す分解斜視図である。 本発明に係る画像読取ユニットを概略的に示す斜視図である。 本発明に係るレンズ鏡筒を概略的に示す縦断面図である。 本発明に係るレンズとライン型光電変換素子との関係を概略的に示す正面図である。 実施例2に係る遮光部材がレンズ鏡筒に回転可能に保持された状態を概略的に示す縦断面図である。 実施例3に係る複写機を概略的に示す透視図である。
符号の説明
24 ライン型光電変換素子
26 レンズ
27,28 レンズ鏡筒
21 ベース部材
32 遮光部材
10 画像読取ユニット
11 スキャナ装置
14 ハウジング
34 画像形成装置(複写機)

Claims (2)

  1. 原稿からの反射像をライン型光電変換素子に縮小結像させる少なくとも二つのレンズと、該各レンズをそれぞれ保持するレンズ鏡筒と、該各レンズ鏡筒及び前記ライン型光電変換素子が配置されるベース部材とを備え、一方のレンズ鏡筒に、前記レンズのコサイン4乗則を補正するための遮光部材が固定されている画像読取ユニットの組立方法であって、前記遮光部材が固定されている方のレンズ鏡筒の位置を決めた後、前記ライン型光電変換素子への結像の収差を補正するために、他方のレンズ鏡筒を光軸の周りに回転させ、その後、該他方のレンズ鏡筒を前記ベース部材に固定することを特徴とする画像読取ユニットの組立方法。
  2. 原稿からの反射像をライン型光電変換素子に縮小結像させる少なくとも二つのレンズと、該各レンズをそれぞれ保持するレンズ鏡筒と、該各レンズ鏡筒及び前記ライン型光電変換素子が配置されるベース部材とを備え、一方のレンズ鏡筒に、前記レンズのコサイン4乗則を補正するための窓孔を有する遮光部材が前記レンズの光軸周りに回転可能に保持されている画像読取ユニットの組立方法であって、前記一方のレンズ鏡筒に設けられた前記遮光部材の前記ライン型光電変換素子に対する回転姿勢を調整した後、前記ライン型光電変換素子への結像の収差を補正するために、前記両レンズ鏡筒のうちの少なくとも前記遮光部材が設けられた前記一方のレンズ鏡筒を前記遮光部材の前記ライン型光電変換素子に対する回転姿勢を保持して光軸の周りに回転させた後、前記各レンズ鏡筒をそれぞれ前記ベース部材に固定し、その後、前記遮光部材を前記一方のレンズ鏡筒に固定することを特徴とする画像読取ユニットの組立方法。
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