JP4790148B2 - 監視システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、監視システムに関し、特に対象領域内の物体や人物の動きの有無を監視するための監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
病院の病室内あるいはトイレ内の患者のプライバシーを損なわずに、異常を知るための監視装置として、従来から、監視対象領域に輝点を投影してその画像を撮影し、撮影された画像中の輝点の基準位置からの位置変化によって対象領域の高さ変化を検出し、対象領域内の物体や人物の有無や動きの有無を監視する装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら以上のような従来の装置によれば、対象領域の監視は撮像された画像を処理しなければならないため、計算量が多く処理に時間がかかるだけでなく、複雑な装置を必要としていた。
【0004】
そこで本発明は、正確な対象領域内の監視を行えるだけでなく、単純で、かつ高速処理が可能な監視システムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第1の態様に係る発明による監視システム1は、例えば図1、図3に示すように、監視対象物2までの距離を測定する、複数の距離センサ11と;複数の距離センサ11で取得した距離情報を保存する距離情報保存部25と;距離情報保存部25に保存された距離情報に基づいて監視対象物2の状態を判断する判断部22とを備え;距離情報保存部25は、距離センサ11で取得した距離情報を時系列で保存するよう構成され;判断部22は、距離センサ11で取得された距離情報と前記時系列で保存された直前の距離情報との距離情報差を演算し、該距離情報差と第1の所定の閾値とを比較して、前記距離情報差が前記所定の閾値より大のとき監視対象物2に動きがあったと判断し、前記距離情報差が前記第1の所定の閾値より小のとき監視対象物2は静止していると判断するように構成されている。
【0006】
このように構成すると、複数の距離センサ11と、距離情報保存部25と、判断部22とを備えるので、距離センサ11で取得された距離情報と時系列で保存された直前の距離情報との距離情報差を演算し、距離情報差と第1の所定の閾値とを比較して、距離情報差が第1の所定の閾値より大のとき監視対象物2に動きがあったと判断し、前記距離情報差が前記第1の所定の閾値より小のとき監視対象物2は静止していると判断することで、高速処理が可能な監視システム1とすることができる。
【0007】
また第2の態様では、第1の態様に記載の監視システム1において、判断部22は、前記第1の所定の閾値との比較を前記複数の距離センサ11の各々について、一定の期間にわたって行ない、該一定の期間内に動きがあったと判断した回数と、静止していると判断した回数との回数差を求め、前記回数差が第2の所定の閾値よりも大なるセンサの監視対象点6に動きがあったと判断するように構成されている。
【0008】
また第3の態様では、第2の態様に記載の監視システム1において、判断部22は、前記動きがあったと判断された監視対象点6の数と、静止していると判断された監視対象点6の数との差を求め、前記点の数の差に基づいて、監視対象物2が全体として動いているか、静止しているかを判断するように構成されている。
【0009】
また第4の態様では、第1の態様乃至第3の態様のいずれか1の態様に記載の監視システム1において、判断部22は、監視対象物2の存在する監視領域面3に対する距離センサ11の相対的な位置と、監視領域面3に対する距離センサ11の相対的な距離測定方向とに基づき、監視対象物2の監視領域面3からの高さ及び距離センサ11からの監視領域面3に平行な方向の奥行を算出するように構成されている。
【0010】
また第5の態様では、第4の態様に記載の監視システム1において、前記高さと前記奥行は、距離センサ11で時系列的に取得した複数の距離情報の平均値であり、前記平均値は、ある一定の時間間隔毎に各時間間隔内に生じた距離情報の平均値、または、ある一定の個数の距離情報に関する移動平均値である。
【0011】
また第6の態様では、第1の態様乃至第5の態様のいずれか1の態様に記載の監視システム1において、複数の距離センサ11は、監視対象物2の主な移動方向に対して直角な方向に2列以上配置されている。
【0012】
上記目的を達成するために、第7の態様に係る発明による監視方法は、複数の距離センサで取得した、監視対象物までの距離情報を時系列で保存する情報保存工程と;前記保存された距離情報に基づいて前記監視対象物の状態を判断する判断工程とを備え;前記判断工程は、前記距離センサで取得された距離情報と前記時系列で保存された直前の距離情報との距離情報差を演算する工程と、該距離情報差と第1の所定の閾値とを比較する工程と、前記距離情報差が前記所定の閾値より大のとき前記監視対象物に動きがあったと判断し、前記距離情報差が前記第1の所定の閾値より小のとき前記監視対象物は静止していると判断する工程とを含み;前記距離情報差と第1の所定の閾値とを比較する工程では、前記複数の距離センサの各々について、一定の期間にわたって比較を行ない、該一定の期間内に動きがあったと判断した回数と、静止していると判断した回数との回数差を求め、前記回数差が第2の所定の閾値よりも大なるセンサの監視対象点に動きがあったと判断する。
【0013】
また第8の態様では、第7の態様に記載の監視方法において、前記判断工程では、前記動きがあったと判断された監視対象点の数と、静止していると判断された監視対象点の数との差を求め、前記点の数の差に基づいて、前記監視対象物が全体として動いているか、静止しているかを判断する。
【0014】
上記目的を達成するために、第9の態様に係る発明による監視方法は、複数の距離センサにより、監視対象物までの距離情報を取得する情報取得工程と;前記取得された距離情報に基づいて前記監視対象物の状態を判断する判断工程とを備え;前記判断工程では、前記監視対象物の存在する監視領域面に対する前記距離センサの相対的な位置と、前記監視領域面に対する前記距離センサの相対的な距離測定方向とに基づき、前記監視対象物の前記監視領域面からの高さを算出し、前記高さに基づいて、前記監視対象物の姿勢を判断する。
【0015】
また第10の態様では、第9の態様に記載の監視方法において、前記判断工程では、前記相対的な位置と、前記相対的な距離測定方向とに基づき、前記監視対象物の前記距離センサからの前記監視領域面に平行な方向の奥行を算出し、前記高さと前記奥行とに基づいて、前記監視対象物の姿勢を判断する。
【0016】
また、前記高さと前記奥行は、前記距離センサで時系列的に取得した複数の距離情報の平均値であり、前記平均値は、ある一定の時間間隔毎に各時間間隔内に生じた距離情報の平均値、または、ある一定の個数の距離情報に関する移動平均値であるとよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一符号または類似符号を付し、重複した説明は省略する。
【0018】
図1は、本発明による実施の形態である監視システム1の模式的斜視図である。図中監視対象物2が監視領域面としての床面3上に存在している。XY軸を床面3内に置くように、直交座標系XYZがとられている。また床面3と垂直即ちYZ平面上に壁4が形成されている。監視対象物2は、本実施の形態では人物である。
【0019】
一方、図中壁4には、人物2の距離を測定するための複数の距離センサ11を含んで構成される筐体10が設置されており、筐体10には、複数の距離センサ11が、複数の監視対象点としての監視エリア6に対応して設置されている。また、筐体10は、人物2の主な移動方向即ち床面3に平行方向に対して直角な方向即ち壁4に平行方向に配置する。さらに距離センサ11は、筐体10に2列以上配置することが好ましい。
【0020】
図2の模式的平面図の監視エリア6の配置例を参照して、監視エリア6について説明する。図2(a)に示すように、複数の監視エリアは、監視する場所である監視ゾーン60に、監視エリア61、62、63、64、65、66(以下監視エリアを区別しない場合は単に監視エリア6という)が、お互いに重ならないように碁盤目状に配置されている。監視エリア6の各々の配置は、筐体10から遠い列にある監視エリア6を監視エリア61、62、63とし、筐体10に近い列にある監視エリア6を監視エリア64、65、66とする。配置する数は、2列以上であり、本実施の形態では3行2列(以下3×2という)であるが、監視する場所、人物2などの条件により適宜決めてよく、例えば2×2もしくは3×3としてもよい。このように配置することで、各監視エリア6の後で説明する状態から人物2が筐体10に対して近づく状態か遠ざかる状態かを判断することが容易にできる。また、隣接する監視エリア6の行間距離P1、列間距離P2は、それぞれ対象物即ち人物2の最小幅より狭く設定するようにする。このように複数の監視エリア6を配置すると、監視ゾーン60内の死角を、実質的に少なくすることができるので、精度の高い監視を行なうことができる。
【0021】
また図2(b)の模式的平面図の監視エリア6の配置例に示すように、隣合う監視エリア6が重なっていてもよい。このようにすると、監視ゾーン60内の死角を少なくすることができるので、より精度の高い監視に有効である。このとき距離センサ11に、光や超音波を照射することにより距離を測定する照射型センサを使用する場合には、重なり合う監視エリア6に対応する距離センサ11は、お互いに影響がないように、同時に照射しないように制御する必要がある。これは、複数の距離センサ11から同時に例えば照射光を照射した場合、本来受光しなければならない照射光に他の距離センサ11から照射された照射光が混入し、監視エリア6の距離の測定が困難になるためである。
【0022】
ここで、図2(b)に示すように、距離センサ11に照射型センサを使用し、かつ複数の距離センサ11に対応する監視エリア6が重複する場合の作動の制御について説明する。この制御は、後述の演算装置20の制御部21で行なうようにする。照射型センサの場合には、1つの距離センサ11の距離の測定の後で、次の距離センサ11の距離の測定を行うように制御する。即ち複数の距離センサ11が同時に距離の測定をしないように制御する。このような動作が、備えられた全ての距離センサ11の距離の測定が行われるまで繰り返される。この一連の動作を1サイクルとし、1サイクルの時間をTとする。
【0023】
また、上述のように1つずつ距離センサ11による距離の測定を行うのではなく、隣接する監視エリア6の距離の測定を同時に行わないように制御する(例えば同時に距離測定を行なう監視エリアを1つおきとする)ことで、複数の距離センサ11に同時に距離の測定を行わせることができる。このようにすれば、1サイクルの時間Tを大幅に短縮できる。
【0024】
図3を参照して、監視システム1の構成の一例を説明する。監視システム1は、複数の距離センサ11が設置された筐体10と、演算装置20とを含んで構成される。演算装置20は、典型的にはパソコンやマイコンである。そして複数の距離センサ11は、演算装置20に接続されており、それぞれの距離センサ11から距離情報を取得できるように構成されている。距離センサ11からの距離情報の取得は、好ましくは10ms〜500ms毎に、さらに好ましくは50ms〜200ms毎に取得するできるように構成する。また距離情報は、それぞれの距離センサ11から時系列的に取得するように構成されている。本実施の形態では、距離情報は、図5を参照して後で説明する測距信号値xであるが、対象とする人物2までの距離そのものとしてもよい。
【0025】
また距離センサ11は、本実施の形態では、図2で説明したように3×2に配置された監視エリア6に対応するように、筐体10に3×2に設置している。
【0026】
使用する距離センサ11としては、赤外線照射型の距離センサ、超音波センサ、電磁波パルス距離センサ、パッシブ型光学距離センサ等がある。赤外線照射型の距離センサ、超音波センサ、電磁波パルス距離センサはアクティブ型距離センサ(照射型センサ)である。本実施の形態では、赤外線照射型の距離センサを用いる。
【0027】
ここで、図4のブロック図を参照して、距離センサ11の実施例としての赤外線照射型の距離センサ30(以下赤外線距離センサ30という)について説明する。赤外線距離センサ30は、いわゆるアクティブ型光学センサであり、ビーム光照射装置としての赤外光照射部31、結像素子としての赤外光受光部32、赤外線距離センサ30全体を制御するセンサ制御部33を含んで構成されている。またセンサ制御部33は、後述の演算装置20の制御部21内(図3参照)に備えるようにしてもよい。
【0028】
赤外光照射部31には、赤外LED34と照射レンズ35とが備えられており、赤外LED34から照射された赤外光は照射レンズ35を介して細い平行光束のビーム光として人物2に照射される。赤外光受光部32には、1次元の位置検出素子36(以下PSDという)と受光レンズ37とが備えられており、赤外光照射部31から照射され、人物2で反射したビーム光は、受光レンズ37を介してPSD36に結像される。受光レンズ37は、照射された波長帯域の光のみを透過させるコーティングが施されている。従って、外乱光の影響が少なく位置検出をすることができる。また以上ではビーム光は細い平行光束としたがある程度拡散した拡散光束であってもよい。拡散光束の場合は、後述のPSD36による重心位置の補足に差支えない程度の拡散があってもよい。
【0029】
PSD36は、結像ビームの重心位置を出力するので、後述のように、人物2までの距離を測定することができる。また、照射されるビーム光は、赤外線であるので人間には見えず、不快感を与えることがない。
【0030】
図5の模式図を参照して、赤外線距離センサ30についてさらに説明する。赤外線距離センサ30のセンサ制御部33は、PSD36により結像ビームの重心位置を検出する際に、外乱光と区別するために、変調を行う。変調は、例えば周期的にビーム光の発光(照射)停止を繰り返し行なうような動作である。この場合、ビーム光の発光停止は、例えば光源を発光停止してもよいし、遮光板やスリットを回転させることにより、発光停止をするようにしてもよい。さらに変調は、上述に加え、外乱光の強さにより、ビーム光の出力も変化させるようにしてもよい。そしてセンサ制御部33は、ビーム光を照射している時のPSD36の出力値からビーム光を照射していない時のPSD36の出力値を差し引いた出力値を算出する。またセンサ制御部33は、信頼性を確保するために、このような動作を複数回行ない、その平均出力値を重心補足信号(以下測距信号という)とする。センサ制御部33は、測距信号の値である測距信号値xを距離情報として演算装置20へ出力する。
【0031】
また、対象とする人物2までの距離値Aは、この測距信号値xに基づいて、次式で算出することができる。
A = f ×w/(x−b) ………(1)
fは、赤外光受光部32の受光レンズ37を単一レンズとしたときそのレンズの焦点距離、wは、赤外LED34とPSD36との間の距離、言い換えれば、照射レンズ35と受光レンズ37の光軸間の距離(基線長)、bはPSD36の受光素子の配置に依存するバイアス値を示す。またここでの焦点距離は、一般に用いられている組み合わせレンズを使用する場合は、その組み合わせレンズの焦点距離とする。上述のような距離Aの算出は、演算装置20の制御部21で行なわれる。
【0032】
以上では、赤外線距離センサ30は、距離情報として測距信号値xを出力する場合について説明したが、距離情報として上述の方法で算出された距離値Aそのものを出力するように構成してもよい。
【0033】
各々の赤外線距離センサ30から出力される測距信号値xは、前述のように変調されているが、それでも僅かに外乱光の影響が残っており、変動をしている。この変動を吸収するために、時系列的に取得した測距信号値xを平均して、その時点のデータとする。このデータは、測距信号値xから算出した距離値Aの平均値でも良いし、後で説明する距離値Aから算出した高さH1の平均値である高さH2や奥行L1の平均値である奥行L2でも良い。平均のとり方は、色々と考えられるが、予め一定の時間間隔を定め、その間のデータを平均化してもよいし、予め、平均化する個数を定め、時系列的に移動平均値を算出する方法でもよい。前者の場合には、データ数が少なくて済み、大まかな状態把握に適する。後者の場合には、データ数は多少多くなるが、細かい挙動を追うことができる。
【0034】
図3に戻って演算装置20について説明する。演算装置20は、制御部21を備えており、監視システム1全体を制御している。また複数の距離センサ11は制御部21に接続され、制御されている。制御部21には、記憶部24が接続されており、算出された情報等のデータが記憶できる。さらに記憶部24内には、距離センサ11で取得した測距信号値xを時系列で保存する距離情報保存部25が備えられている。
【0035】
また制御部21には、監視システム1を操作するための情報を入力する入力装置26、監視システム1で処理された結果を出力する出力装置27が接続されている。入力装置26は例えばタッチパネル、キーボードあるいはマウスであり、出力装置27は例えばディスプレイやプリンタあるいは警報装置である。本図では、入力装置26、出力装置27は演算装置20に外付けするものとして図示されているが、内蔵されていてもよい。
【0036】
さらに制御部21内には、複数の距離センサ11と、距離情報保存部25に保存された測距信号値xとに基づいて人物2の状態を判断する判断部22が備えられている。以下、判断部22の構成について説明する。
【0037】
判断部22は、距離センサ11で取得された測距信号値xと距離情報保存部25に保存された直前の測距信号値xとの距離情報差を演算する。そして判断部22は、この距離情報差と第1の所定の閾値とを比較して、距離情報差が第1の所定の閾値より大のとき人物2に動きがあったと判断し、第1の所定の閾値より小のとき人物2は静止していると判断するように構成されている。第1の所定の閾値については後で詳しく説明する。
【0038】
さらに判断部22は、上述の判断を複数の距離センサ11の各々について、一定の期間にわたって行なう。一定期間は、距離センサ11による距離の測定間隔が100ms(0.1s)とすると500ms(0.5s)程度とすることが好ましい。また、一定期間は、距離センサ11による距離の測定が5回程度行われる期間としてもよいし、システムの仕様や監視状況等に合わせて適宜決めるようにしてもよい。
【0039】
そして判断部22は、一定の期間内に動きがあったと判断した回数と、静止していると判断した回数との回数差を求め、回数差が第2の所定の閾値よりも大なる距離センサ11に対応する監視エリア6に動きがあったと判断するように構成されている。第2の所定の閾値は、例えば少なくとも動きあったと判断した回数が、静止していると判断した回数より多いときに、動きがあったと判断するように設定することが好ましい。このような場合は、第2の所定の閾値は1ということになる。
【0040】
さらに判断部22は、上述の判断で動きがあったと判断された監視エリア6の数と、静止していると判断された監視エリア6の数との差を求め、この差に基づいて、人物2が全体として動いているか、静止しているかを判断するように構成されている。この判断は、例えば動作状態と判断した監視エリア数が1つでもあれば、人物2が全体として動きがあったと判断するようにするとよい。また、動きあったと判断した監視エリア数が3つ以上あれば、人物2が全体として動きがあったと判断するようにしてもよい。
【0041】
また判断部22は、人物2の存在する床面3に対するそれぞれの距離センサ11の相対的な位置と、相対的な距離測定方向とに基づき、人物2の床面3からの高さ及び距離センサ11からの床面3に平行な方向(図1ではX軸方向)の奥行を算出するように構成されている。また高さと奥行は、複数の距離センサ11からそれぞれ一定の期間毎に取得される距離情報の平均値である。または、ある一定の個数の距離情報に関する移動平均値としてもよい。
【0042】
ここで図6の模式的側面図を参照して、人物2の高さ、位置を算出する方法の一例を説明する。床面3から高さHの壁4に設置された距離センサ11が、壁4から奥行L(X軸方向)の監視エリア6を監視しているとする。この監視エリア6に存在する人物2の距離センサ11からの距離をAとすると、人物2の高さH1と、奥行L1は、次式で求めることができる。
H1=AH/(H2+L2)1 / 2 ………(2)
L1=AL/(H2+L2)1 / 2 ………(3)
奥行Lに直交する床面3と平行方向(Y軸方向(図1参照))の位置は、算出した高さH1、奥行L1や距離センサ11の3次元空間内の距離測定方向により算出できる。また位置は、設定された複数の監視エリア6の位置からも大まかに捉えることができる。さらに、どの監視エリア6の距離を測定した距離センサ11かにより大まかに捉えることができる。このように、監視エリア6に存在する人物2の位置情報を算出することができる。さらに、例えば床面3に垂直な方向に距離センサ11を配置すれば、センサの取り付けた位置そのものを、位置とし、距離を高さとすることで、位置情報を簡単に取得することもできる。
【0043】
ここで、図7を参照して、また図2、図3を適宜参照して、人物2が静止状態にあるか動作状態にあるかの判断について説明する。図7は、この判断を一定の期間毎に表したものである。この判断は、制御部21内の判断部22で行なわれる。また、距離センサ11による距離の測定即ち測距信号値xの出力は、0.1s(100ms)毎に行う場合で説明する。またここでは、一定の期間を0.5s(500ms)即ち距離センサ11による距離の測定が5回行われる(測距信号値xが5回入力される)期間とする。さらに監視エリア6は、前に図2を参照して説明した配置とする。
【0044】
赤外線距離センサ30より入力した測距信号値xは、ノイズ例えば回路ノイズ、外乱光ノイズ等の混入により変動が発生する。このような測距信号値xの変動は、距離センサ11で測定される人物2の距離値Aにそのまま反映されるため、誤判断の原因となってしまう場合がある。したがって以下のような方法で静止状態にあるか動き状態にあるかの判断を行う。
【0045】
まずは、測距信号値xのノイズによる変動値を、予め測定しておく。そして測定した変動値にさらにある余裕度をもった値を第1の所定の閾値として設定する。次に、判断部22は、距離センサ11より入力した測距信号値xと距離情報保存部25に保存された測距信号値xとを比較する。また、測距信号値xで比較を行うのは、前述の方法により測距信号値xから算出した距離値Aで比較するよりも、測距信号値xのノイズによる影響を軽減することができるためである。これは、距離センサ11から出力される測距信号値xと、算出した距離値Aとは線形関係ではなく、距離値Aは、測定する距離が遠くなるにつれてノイズによる変動の影響が大きくなる即ち距離の測定誤差が大きくなる傾向があるためである。
【0046】
この比較により判断部22は、距離情報保存部25に保存された測距信号値xと距離センサ11より入力した測距信号値xとの信号値差が第1の所定の閾値より大きいとき、この距離センサ11に対応する監視エリア6に動きがあった(動作状態)と判断する。また、判断部22は、距離情報保存部25に保存された測距信号値xと距離センサ11より入力した測距信号値xとの信号値差が第1の所定の閾値より小さいとき、この距離センサ11に対応する監視エリア6に動きが無かった(静止状態)と判断する。この判断は、それぞれの監視エリア6毎即ち距離センサ11毎に行われる。これにより、判断部22は、例えばランダム的に混入するノイズに対しても、誤判断を起こすことがない。
【0047】
そして判断部22は、このような判断を一定の期間行う。制御部22は、この一定の期間に動きあったと判断した回数と、静止していると判断した回数との回数差を求める。
【0048】
判断部22は、回数差が第2の所定の閾値より大きいとき、この一定の期間内にこの距離センサ11に対応する監視エリア6が動作状態と判断する。また、判断部22は、回数差が第2の所定の閾値よりより小さいとき、この一定の期間内にこの距離センサ11に対応する監視エリア6が静止状態と判断する。この判断は、それぞれの監視エリア6毎に行われる。ここでは、第2の所定の閾値は、動作状態と判断した回数が、静止状態と判断した回数より多いときに、動きがあったと判断するように設定している。
【0049】
これにより、判断部22は、例えば窓から差し込む日光のちらつき等によるショット的、突発的なノイズに対しても、誤判断を起こすことがない。これは、実際には静止状態にありながら、突発的なノイズにより、瞬間的に動作状態であると判断しても、一定の期間にわたって、動作状態と判断した回数と、静止状態と判断した回数とを比較しているので、静止状態と判断できるからである。
【0050】
さらに判断部22は、上述の判断で、動きあったと判断した監視エリア数と、静止していると判断した監視エリア数との監視エリア数の差から、人物2が全体として動いているか、静止しているかを判断する。ここでは、この判断は、動作状態と判断した監視エリア数が1つでもあれば、人物2が全体として動きがあったと判断する。
【0051】
以上のように、判断部22は、人物2が静止状態にあるか動作状態にあるかを、一定の期間毎に判断する。また、このような方法で人物2が静止状態にあるか動作状態にあるかの判断を行うと、測距信号値xに混入しているノイズによる影響を軽減することができる。
【0052】
さらに、人物2の姿勢の状態を判断する方法について説明する。この判断は、制御部21内の判断部22で行なわれる。
【0053】
まず、制御部21は、距離センサ11より0.1s毎に取得した測距信号値xから、図5で説明した方法で、距離値Aを算出する。
図8に算出された距離値Aの例を示す。
【0054】
次に制御部21は、この距離値Aに基づき、図6で説明した方法で算出した高さH1、奥行L1を算出する。さらに制御部21は、高さH1、奥行L1の0.5s毎の平均値H2、L2を算出する。
図9、図10に算出された平均値H2、L2の例をそれぞれ示す。
【0055】
制御部21は、高さの平均値H2を幾つかの区分データに変換する。例えば、−400mm以下を区分0、−400〜200mmを区分1、200〜500mmを区分2、500mmから1000mmを区分3、1000mm以上を区分4とする。
【0056】
図11に高さの平均値H2を区分データに変換した結果例を示す。ここで、区分0は、例えば赤外線距離センサ30が受光したビーム光のビーム欠けにより、距離の測定が正常に行われなかった状態を示す。即ち監視エリア6に人物2と特定できない物体は存在するが、高さH1が特定できなかったことを示す。区分1は、基準高さ(例えば、床)から200mm以内で、通常は、物体あるいは人物2の存在していない状態を示す。区分2は、人物2が倒れた状態に近い状態を示す。また、区分3は、何かに寄りかかった状態に近い状態を示す。区分4は、立っている状態に近い状態を示す区分とする。
【0057】
図12に奥行の平均値L2を区分データに変換した結果例を示す。高さH2と同様に、奥行の平均値L2を幾つかの区分データに変換することで、人物2の存在する位置の距離センサ11からおよその奥行を知ることができる。奥行の区分は、例えば前述の高さの区分を比例配分したものでよい。
【0058】
判断部22は、以上で説明した高さと奥行の区分データと、人物2が静止状態にあるか動き状態にあるかの判断を加味して、人物2の状態を判断する。例えば、全体として静止しており、かつ全ての高さ区分1であれば、何もない状態。即ち、閉鎖空間であれば、空室状態を示している。また、静止状態であり高さの区分状態が2の状態が、予め定めた時間以上続けば、人物2が倒れていると判断する。また、区分4の状態であれば、立っている状態であると判断できる。
【0059】
さらに判断部22は、それぞれの監視エリア6で人物2が動いている状態か静止している状態かの判断結果と、高さの区分の変化より、人物2が、筐体10に対して、近づいてくる状態であるか、または、遠ざかっていく状態であるかを判断することができる。
【0060】
また判断部22は、人物2が倒れていたり、何かに寄りかかっている状態がある一定以上継続していれば、人物2に異常が発生した(例えば気分が悪くなった)と判断する。さらにその状態で、かつ静止している状態にあれば、人物2が危険な状態(例えば意識を失っている)と判断するなど、きめこまかい状態の判断をすることができる。これにより、例えば本システムの管理者は、いち早く、監視ゾーンの異変を知ることができることで、例えば急病人に対し適切な救急処置を行うことができる。また判断部22は、この判断により、例えば監視ゾーンに備えられたスピーカから警告を発したり、外部例えば消防署等に通報するようにしてもよい。このとき判断部22は、それぞれの監視エリア6の奥行の区分データから、倒れている場所の特定をすることができ、さらにきめこまかい状態の判断が可能であり、情報提供をすることができる。
【0061】
以上のように監視システム1は、監視エリア6にどの程度の大きさの人物2が進入し、その人物2はどのような状態(どの位置で、立っている、座っている、倒れている)にあるか、また、その人物2は動いているか、また退出したかといった一連の動きを簡単な装置で追従することができる。この場合、人物2の動きと、高さ、奥行の区分から状態を判断するので、距離がそれほど正確でなくても状態の判断を行うことができる。従って、赤外線距離センサ30の1つの欠点である人物2に照明したビーム光がある程度欠けて誤測定になっても、一連の動きからの判断と複数の監視エリア6からの総合判断で人物2の状態の判定をすることができる。
【0062】
また監視ゾーン60が閉空間(トイレ、風呂、エレベーター内、オフィース内)においては、壁等で囲まれているので、人物2が不在の場合の床面3や壁4までの距離を基準距離、即ち人物2が存在しない状態のいわば背景の距離として設定しておき、その状態からの変化を追うことで、人物2の状態を判断することができる。
【0063】
以上のような本実施の形態によれば、人物2の状態を判断して、人物2が倒れたとか、不法侵入者が存在しているといった監視を非常に容易に行うことができる。しかも、心理的に違和感のあるカメラを用いた画像処理を使用していないので、トイレや風呂等での状態監視において非常に有効であり、さらに簡易な装置で高速処理が可能である。
【0064】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、監視対象物までの距離を測定する、複数の距離センサと;前記複数の距離センサで取得した距離情報を保存する距離情報保存部と;前記距離情報保存部に保存された距離情報に基づいて前記監視対象物の状態を判断する判断部とを備え;前記距離情報保存部は、前記距離センサで取得した距離情報を時系列で保存するよう構成され;前記判断部は、前記距離センサで取得された距離情報と前記時系列で保存された直前の距離情報との距離情報差を演算し、該距離情報差と第1の所定の閾値とを比較して、前記距離情報差が前記所定の閾値より大のとき前記監視対象物に動きがあったと判断し、前記距離情報差が前記第1の所定の閾値より小のとき前記監視対象物は静止していると判断するように構成されているので、正確な対象領域内の監視を行えるだけでなく、単純で、かつ高速処理が可能な監視システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である監視システムの概要を示す模式的斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態である監視エリアの配置例(a)と監視エリアが重複する配置例(b)を説明する模式的平面図である。
【図3】本発明の実施の形態で用いる監視システムの構成例を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態で用いる赤外線距離センサの構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態で、監視対象物の距離を算出する方法を説明する模式図である。
【図6】本発明の実施の形態で、監視対象物の距離から監視対象物の高さと奥行を算出する方法を説明する模式的側面図である。
【図7】本発明の実施の形態で、判断部による判断結果を示す図である。
【図8】図7の場合における、距離センサで取得した距離情報から算出した距離値を示す図である。
【図9】図8の場合における、距離センサで取得した距離情報から算出した高さの平均値を示す図である。
【図10】図8の場合における、距離センサで取得した距離情報から算出した奥行の平均値を示す図である。
【図11】図9の場合における、高さの区分を示す図である。
【図12】図10の場合における、奥行の区分を示す図である。
【符号の説明】
1 監視システム
2 人物
3 床面
4 壁
6 監視対象エリア
10 筐体
11 距離センサ
20 演算装置
21 制御部
22 判断部
24 記憶部
25 距離情報保存部
26 入力装置
27 出力装置
30 赤外線距離センサ
31 赤外光照射部
32 赤外光受光部
60 監視ゾーン
Claims (7)
- 監視対象物までの距離を測定する、複数の距離センサと;
前記複数の距離センサで取得した距離情報を保存する距離情報保存部と;
前記距離情報保存部に保存された距離情報に基づいて前記監視対象物の状態を判断する判断部とを備え;
前記距離情報保存部は、前記距離センサで取得した距離情報を時系列で保存するよう構成され;
前記判断部は、前記距離センサで取得された距離情報と前記時系列で保存された直前の距離情報との距離情報差を演算し、該距離情報差と第1の所定の閾値とを比較して、前記距離情報差が前記所定の閾値より大のとき前記監視対象物に動きがあったと判断し、前記距離情報差が前記第1の所定の閾値より小のとき前記監視対象物は静止していると判断するように構成され;
前記判断部は、前記第1の所定の閾値との比較を前記複数の距離センサの各々について、一定の期間にわたって行ない、前記距離センサに対応する監視対象点の各々について、該一定の期間内に動きがあったと判断した回数と、静止していると判断した回数との回数差を求め、前記回数差が第2の所定の閾値よりも大なるセンサの監視対象点に動きがあったと判断するように構成された、
監視システム。 - 前記判断部は、前記距離センサの各々の監視対象点のうち、前記動きがあったと判断された監視対象点の数と、静止していると判断された監視対象点の数との差を求め、前記点の数の差に基づいて、前記監視対象物が全体として動いているか、静止しているかを判断するように構成された、
請求項1に記載の監視システム。 - 前記判断部は、前記監視対象物の存在する監視領域面に対する前記距離センサの相対的な位置と、前記監視領域面に対する前記距離センサの相対的な距離測定方向とに基づき、前記監視対象物の前記監視領域面からの高さ及び前記距離センサからの前記監視領域面に平行な方向の奥行を算出するように構成された、
請求項1または請求項2に記載の監視システム。 - 前記高さと前記奥行は、前記距離センサで時系列的に取得した複数の距離情報の平均値であり、前記平均値は、ある一定の時間間隔毎に各時間間隔内に生じた距離情報の平均値、または、ある一定の個数の距離情報に関する移動平均値である、
請求項3に記載の監視システム。 - 前記複数の距離センサは、前記監視対象物の主な移動方向に対して直角な方向に2列以上配置された、
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の監視システム。 - 複数の距離センサで取得した、監視対象物までの距離情報を時系列で保存する情報保存工程と;
前記保存された距離情報に基づいて前記監視対象物の状態を判断する判断工程とを備え;
前記判断工程は、前記距離センサで取得された距離情報と前記時系列で保存された直前の距離情報との距離情報差を演算する工程と、該距離情報差と第1の所定の閾値とを比較する工程と、前記距離情報差が前記所定の閾値より大のとき前記監視対象物に動きがあったと判断し、前記距離情報差が前記第1の所定の閾値より小のとき前記監視対象物は静止していると判断する工程とを含み;
前記距離情報差と第1の所定の閾値とを比較する工程では、前記複数の距離センサの各々について、一定の期間にわたって比較を行ない、前記距離センサに対応する監視対象点の各々について、該一定の期間内に動きがあったと判断した回数と、静止していると判断した回数との回数差を求め、前記回数差が第2の所定の閾値よりも大なるセンサの監視対象点に動きがあったと判断する;
監視方法。 - 前記判断工程では、前記距離センサの各々の監視対象点のうち、前記動きがあったと判断された監視対象点の数と、静止していると判断された監視対象点の数との差を求め、前記点の数の差に基づいて、前記監視対象物が全体として動いているか、静止しているかを判断する、
請求項6に記載の監視方法。
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