JP4789971B2 - 金型およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークの製品面に対応する成形面に被覆層を備えている金型およびその製造方法に係り、特に被覆層の改良に関する。
ブロー成形で使用される金型は、図5(A)に示すように上型101および下型102を備えている。上型101および下型102の内面によりキャビティ103が形成されている。上型101はガス供給孔101Aを有し、下型102はガス排出孔102Aを有している。下型102は内部に、ワークの製品面に対応する成形面104を有し、成形面104には被覆層105が形成されている。被覆層105は、下型102の表面への熱処理により得られる酸化膜である。ワークWは、上型101と下型102との間に摺動自在に狭持されるAl板である。
ブロー成形では、たとえば金型を加熱することによりワークWを高温状態とし、図4(B)に示すように、ガス供給孔101Aを通じてキャビティ103内へガスを供給する。すると、高温状態にあるワークWが、ガス圧により下型102の成形面104の側面部および底面部に押し付けられながら流入する。これにより、ワークWは下型102の成形面104の形状に対応する製品面に成形される。この場合、キャビティ103内へ供給されたガスはガス排出孔102Aを通じて適宜排出される。
しかしながら、ブロー成形では、ワークWが下型102の被覆層105に凝着し、成形時や離型時に下型102の成形面104の被覆層105にワークWの材料であるAl等の異物が付着したり、被覆層105自体が剥離したりする。このため、成形面104に凹凸形状が形成され、成形を重ねる毎に、その凹凸形状が成長する虞があった。その結果、ワークWの製品面に生じる傷が深くなるため、製品面を改修する必要があった。
そこで、特許文献1に開示されているように、傷が深くなることを抑制するために成形面104の平滑性の向上を図ることが提案されている。具体的には、下型102の成形面104にめっき加工を行い、CrC/NiCrあるいはWC/Coからなるめっき膜を形成し、そのめっき膜に研磨を行う。これにより、めっき膜の平均粗度Raを0.4〜0.5μm(最大粗度Ry1.6〜2.0μm程度)に設定している。このようなめっき膜を被覆層105とすることにより、成形面104の平滑性の向上を図っている。この技術では、ワークWの下型102への凝着を抑制することにより、ワークWの製品面の傷が深くなることを防止している。
しかしながら、この場合、成形面104の平滑性が高いため、ワークWの下型102の成形面104での摺動距離が長くなる。このため、ワークWに傷が生じると、その傷が長くなる。
US6,655,181
したがって、本発明は、ワークWの製品面に生じる傷を浅くて、かつ短くすることができ、その改修を容易とする金型およびその製造方法を提供することを目的としている。
本発明の金型は、Al材のブロー成形に用いられる金型であって、ワークの製品面に対応する成形面に被覆層を備え、被覆層の最大粗度Ryは5〜20μmであることを特徴としている。
本発明の金型では、金型の成形面の被覆層の最大粗度Ryを5μm以上としているので、金型を用いたブロー成形では、金型の成形面に対するワークの摺動を抑制することができる。これにより、ワークの製品面に傷が生じても、その長さを短くすることができる。また、金型の成形面の被覆層の最大粗度Ryを20μm以下としているので、ワークの製品面に傷が生じても、その傷の深さを改修可能なレベルに抑えることができる。したがって、ワークの製品面の改修が容易となる。このような効果は、被覆層を成形面の全てに形成することにより最大限得ることができる。
本発明の金型は、種々の構成を用いることができる。被覆層の最大粗度Ryを8〜12μmとすることが好適である。この態様では、最大粗度Ryを8μm以上としているので、金型を用いたブロー成形では、金型の成形面に対するワークの摺動をさらに抑制することができる。これにより、ワークの製品面に傷が生じても、その長さを短くすることができる。また、金型の成形面の被覆層の最大粗度Ryを12μm以下としているので、ワークの製品面に傷が生じても、その傷の深さを浅くすることができる。したがって、ワークの製品面の改修がさらに容易となる。
また、被覆層の材料としてめっきを用い、その厚みを1〜50μmとすることができる。この態様では、被覆層の材料としてめっきを用いているので、ワークの金型への凝着を抑制することができる。これにより、成形時や離型時における金型の成形面の被覆層への異物の付着を防止することができるので、金型の成形面での凹凸形状の形成や成長を抑制することができる。したがって、ワークの製品面に傷が生じても、その傷は浅いから、製品面の改修がより容易となる。この場合、被覆層の厚みが1μm未満である場合、被覆層の耐摩耗性が不十分となる。被覆層の厚みが50μmを超える場合、被覆層が自己崩壊する。したがって、被覆層の厚みを1〜50μmとすることにより、被覆層の耐摩耗性を確保することができ、かつ被覆層の自己崩壊を防止することができる。これにより、金型の成形面での凹凸形状の形成を防止することができるので、ワークの製品面での傷の発生を防止することができ、その結果、ワークの製品面の改修が容易となる。
本発明の金型の製造方法は、Al材のブロー成形に用いられる金型の母材の表面に粗し加工を行い、粗し加工が行われた表面に、最大粗度Ryが5〜20μmである被覆層を形成することを特徴としている。
本発明の金型の製造方法では、本発明の金型による効果に加えて、次のような効果を得ることができる。すなわち、金型の母材の表面への粗し加工後、金型の母材の表面に被覆層を形成しているので、被覆層の強度を十分確保することができる。ブロー成形時の温度(常温〜500℃)では金型母材の膨張が大きいため、被覆層が強度不足であるとき、被覆層でのクラックや被覆層の剥離が発生する虞がある。しかしながら、本発明の金型の製造方法では、被覆層の強度を十分確保することができるので、被覆層でのクラックや被覆層の剥離の発生を防止することができる。これにより、金型の成形面での凹凸形状の形成を防止することができるので、ワークの製品面での傷の発生を防止することができ、その結果、ワークの製品面の改修がさらに容易となる。
本発明の金型の製造方法は、種々の構成を用いることができ、たとえば本発明の金型と同様な態様を用いることができる。被覆層の最大粗度Ryを8〜12μmとすることができる。また、被覆層の材料としてめっきを用い、その厚みを1〜50μmとすることができる。各態様では、上記金型の態様と同様な作用・効果を得ることができる。
本発明の金型またはその製造方法によれば、成形面の被覆層の最大粗度Ryを5〜20μmとしているので、ワークの製品面で生じる傷が生じても、その長さを短くすることができ、かつ、その傷の深さを改修可能なレベルに抑えることができる。したがって、ワークの製品面の改修が容易となる。
本発明の金型の製造方法によれば、本発明の金型による効果を得ることができるのはもちろんのこと、被覆層でのクラックや被覆層の剥離の発生を防止することができる。その結果、ワークの製品面での傷の発生を防止することができるので、ワークの製品面の改修がさらに容易となる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る一実施形態の金型の製造方法を表し、各工程での金型の一部構成を表す側断面図である。まず、図1(A)に示すように、金型1を準備する。金型1の母材として、たとえば鋳鋼を用いる。続いて、図1(B)に示すように、金型1の母材の成形面2に粗し加工を行う。この場合、粗し加工として、たとえばブラスト処理を行い、金型1の母材の成形面2の最大粗度Ryを、たとえば15〜25μmとする。
続いて、図1(C)に示すように、金型1の母材の成形面2に被覆層3を形成する。被覆層3の材料として、たとえばNi−W系めっきを用いる。これにより、成形面での酸化膜の成長を防止することができる。特に、ワークがAl材料からなる場合、被覆層3のめっきがNiを含有することにより、ワークと金型1の母材との密着性を確保することができる。また、この場合、被覆層3のめっきがWを含有することにより、金型1は、高温状態にあるAl材料と電気的に不活性となる。被覆層3の厚さは、たとえば1〜50μmとすることが好適である。被覆層3は、成形面2の全てに形成することが好適である。
このような被覆層3を成形面2に形成することにより、成形面2の最大粗度Ryを5〜20μm、より好適には8〜12μmとする。これについて図2〜4を参照して説明する。
図2は、本発明に係る一実施形態のワークの製品面での傷深さとその製品面へのヤスリによる改修可能レベルとの関係を表す図である。図2で示されるデータは、最大粗度Ryの上限を調べるために、各最大粗度Ry有する金型の成形面を用いた成形を繰り返し行うことによりワークの製品面に生じた傷の深さのデータから得られたものである。図2に示すように、傷深さが4μm以下では、ワークの製品面の改修が不要(ヤスリが不要)、傷深さが4〜12μmでは120番のヤスリによるワークの製品面の改修が必要、傷深さが12〜12μmでは80番のヤスリと120番のヤスリによるワークの製品面の改修が必要、傷深さが20以上ではヤスリによるワークの製品面の改修が不可能(NG)である。
図3は、本発明に係る一実施形態のワークの製品面での傷深さと傷長さとの関係を表す図である。図3に示されるデータ(◆マーク)は、最大粗度Ryの下限を調べるために、金型の成形面を用いた成形を繰り返し行うことによりワークの製品面に生じた傷深さと傷長さのデータであり、傷の深さと傷の長さの関係は略比例関係にある。これは、傷(=摺動距離)が長いほど、金型に付着するAlが多く、大量生産した場合、金型の凹凸がより成長するためである。
図4は、本発明に係る一実施形態の金型の成形面の最大粗度Ryとワークの製品面での傷長さとの関係を表すグラフである。図4に示されるデータ(◆マーク)について、最大粗度Ryが0μm近傍のデータ群は、被覆層形成前にブラスト処理を施さなかった(すなわち鏡面状態にある)金型の成形面のもの、最大粗度Ryが8μm近傍のデータ群は、被覆層形成前に研磨粒度180のブラスト処理(#180ブラスト)を施した金型の成形面のもの、最大粗度Ryが10μm近傍のデータ群は、被覆層形成前に研磨粒度120のブラスト処理(#120ブラスト)を施した金型の成形面のもの、最大粗度Ryが20μm近傍のデータ群は、被覆層形成前に研磨粒度80のブラスト処理(#80ブラスト)を施した金型の成形面のものである。
金型の成形面の最大粗度Ryの上限について、図2に示すように、最大粗度Ryが20μmを超えると、傷深さが20μmを超えるので、80番のヤスリを用いたワークの製品面の改修が不可能となる。したがって、最大粗度Ryは20μm以下とする。また、図2,4に示すように、最大粗度Ryは12μmを超えると、80番のヤスリおよび120番のヤスリを用いたワークの製品面の改修が必要になる。これに対して最大粗度Ryを12μm以下とすると、ワークの製品面の改修には120番のヤスリのみで十分であるから、最大粗度Ryは12μm以下とすることが好適である。また、傷の深さが14μmを超えると、ワークの製品面の改修が困難になり始める。
金型の成形面の最大粗度Ryの下限について、図3に示すように、傷深さの最大許容範囲の14μm以下とするためには、傷長さを3.4mm以下にする必要がある。図4に示すように、傷長さが3.4mm以下の範囲に対応する最大粗度Ryは5μm以上である。したがって、最大粗度Ryを5μm以上とする。また、図3に示すように、120番のヤスリのみでのワークの製品面の改修を可能とするように傷深さを12μm以下とするためには、傷長さを3.18mm以下にする必要がある。図4に示すように、傷長さが3.18mm以下の範囲に対応する最大粗度Ryは8μm以上である。したがって、最大粗度Ryを8μm以上とすることが好適である。
以上のように本実施形態の金型1では、金型1の成形面2の被覆層3の最大粗度Ryを5μm以上としているので、金型1を用いたブロー成形では、金型1の成形面2に対するワークの摺動を抑制することができる。これにより、ワークの製品面に傷が生じても、その長さを短くすることができる。また、金型1の成形面2の被覆層3の最大粗度Ryを20μm以下としているので、ワークの製品面に傷が生じても、その傷の深さを改修可能なレベルに抑えることができる。したがって、ワークの製品面の改修が容易となる。このような効果は、被覆層3を成形面2の全てに形成することにより最大限得ることができる。
特に、最大粗度Ryを8μm以上としているので、金型1を用いたブロー成形では、金型1の成形面2に対するワークの摺動をさらに抑制することができる。これにより、ワークの製品面に傷が生じても、その長さを短くすることができる。また、金型1の成形面2の被覆層3の最大粗度Ryを12μm以下としているので、ワークの製品面に傷が生じても、その傷の深さを浅くすることができる。したがって、ワークの製品面の改修がさらに容易となる。
また、被覆層3の材料としてめっきを用いているので、ワークの金型1への凝着を抑制することができる。これにより、成形時や離型時における金型1の成形面2の被覆層3への異物の付着を防止することができるので、金型1の成形面2での凹凸形状の形成や成長を抑制することができる。したがって、ワークの製品面に傷が生じても、その傷は浅いから、製品面の改修がより容易となる。この場合、被覆層3の厚みが1μm未満である場合、被覆層3の耐摩耗性が不十分となる。被覆層3の厚みが50μmを超える場合、被覆層3が自己崩壊する。したがって、被覆層3の厚みを1〜50μmとすることにより、被覆層3の耐摩耗性を確保することができ、かつ被覆層3の自己崩壊を防止することができる。これにより、金型1の成形面2での凹凸形状の形成を防止することができるので、ワークの製品面での傷の発生を防止することができ、その結果、ワークの製品面の改修が容易となる。
本実施形態の金型1の製造方法では、本実施形態の金型1による効果に加えて、次のような効果を得ることができる。すなわち、金型1の母材の表面への粗し加工後、金型1の母材の表面に被覆層3を形成しているので、被覆層3の強度を十分確保することができる。ブロー成形時の温度(常温〜500℃)では金型1の母材の膨張が大きいため、被覆層3が強度不足であるとき、被覆層3でのクラックや被覆層3の剥離が発生する虞がある。しかしながら、本実施形態の金型1の製造方法では、被覆層3の強度を十分確保することができるので、被覆層3でのクラックや被覆層3の剥離の発生を防止することができる。これにより、金型1の成形面2での凹凸形状の形成を防止することができるので、ワークの製品面での傷の発生を防止することができ、その結果、ワークの製品面の改修がさらに容易となる。
本発明に係る一実施形態の金型の製造方法を表し、各工程での金型の一部構成を表す側断面図である 本発明に係る一実施形態のワークの製品面での傷深さとその製品面へのヤスリによる改修可能レベルとの関係を表す図である。 本発明に係る一実施形態のワークの製品面での傷深さと傷長さとの関係を表す図である。 本発明に係る一実施形態の金型の成形面の最大粗度Ryとワークの製品面での傷長さとの関係を表すグラフである。 ワークのブロー成形で使用される金型の概略構成の一例を表し、(A)はブロー成形前の状態を表す側断面図、(B)はブロー成形中の状態を表す側断面図である。
符号の説明
1…金型、2…成形面、3…被覆層

Claims (6)

  1. Al材のブロー成形に用いられる金型において、
    ワークの製品面に対応する成形面に被覆層を備え、
    前記被覆層の最大粗度Ryは5〜20μmであることを特徴とする金型。
  2. 前記被覆層の最大粗度Ryは8〜12μmであることを特徴とする請求項1に記載の金型。
  3. 前記被覆層の材料としてめっきが用いられ、その厚みが1〜50μmであることを特徴とする請求項1または2に記載の金型。
  4. Al材のブロー成形に用いられる金型の母材の表面に粗し加工を行い、
    前記粗し加工が行われた前記表面に、最大粗度Ryが5〜20μmである被覆層を形成することを特徴とする金型の製造方法。
  5. 前記被覆層の最大粗度Ryを8〜12μmとすることを特徴とする請求項4に記載の金型の製造方法。
  6. 前記被覆層の材料としてめっきを用い、その厚みを1〜50μmとすることを特徴とする請求項4または5に記載の金型の製造方法。
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