JP4789907B2 - 梯子状脚体の伸縮脚ロック装置 - Google Patents

梯子状脚体の伸縮脚ロック装置 Download PDF

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本発明は、脚立、梯子、作業台等の脚(以下、梯子状脚体と称する)を伸縮させて所定の脚長で固定する梯子状脚体の伸縮脚ロック装置に関する。
従来における梯子状脚体の伸縮脚ロック装置として、例えば下記特許文献1に記載されたようなものがある。その伸縮脚ロック装置は、伸縮脚に設けられたラックと、ラックに噛合される歯を有し、下段側踏桟の端部内に軸着されたロック部材と、歯がラックに噛合するようにロック部材を付勢する捻じりコイルバネとからなるもので、ロック部材の下端部には下段側踏桟の端部下面側から斜め下方に一体に突出する把手部が設けられており、そしてロック部材の歯がラックに噛み合った状態でロック部材の把手部を、その下方より下段側踏桟の下面側に接近する方向に押え付けることによって、ロック部材のロック解除するようになっている。
特開2003−193780号公報
上記従来の伸縮脚ロック装置では、ロック部材のロック解除を行なうのに、下段側踏桟の端部下面側から斜め下方に突出するロック部材の把手部を下段側踏桟の下面側に接近する方向に押え付けるようになっていることから、この伸縮脚ロック装置を梯子兼用の脚立に適用した場合には、脚立の両梯子状脚体を開いた梯子として使用する時に、何れか一方側の脚体では各踏桟の上下位置関係が逆になるため、ロック部材の把手部が当該踏桟の上面側に突出することになり、従って梯子使用者が当該踏桟の上面側に突出しているロック部材の把手部を過って踏んだ時にロック部材がロック解除され、危険な事態をまねくおそれがあった。
本発明は、上記の課題に鑑み、脚立を梯子として使用する場合に、ロック部材の取り付けてある踏桟を過って踏んでもロック解除されないようにし、それによって使用上の安全を期することができる梯子状脚体の伸縮脚ロック装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、左右一対の支柱本体2,2間に中空状踏桟3を上下方向所要間隔おきに横架し、各支柱本体2の下端部に伸縮脚4を摺動可能に嵌挿することによって形成される梯子状脚立1の前記伸縮脚4を所定の脚長に固定するための伸縮脚ロック装置であって、
伸縮脚4に設けられたラック8と、ラック8に噛合する歯9を有し、下段側踏桟3Aの端部内に回動可能に軸着されたロック部材10と、前記下段側踏桟3Aの端部下面側に踏桟長さ方向に一定ストローク間スライド可能に設けられた操作部材11を有し、ロック部材10には前記歯9の背面側に凹入部27を設け、操作部材11には前記凹入部27に突入して連結される連結用突入片29を有して、回動可能なロック部材10に対し、操作部材11は、踏桟長さ方向に押し引き可能に連結されて、ロック部材10の前記凹入部27とこれに突入連結される操作部材11の前記連結用突入片29を介して、操作部材11をラック8側へ押すことによりロック部材10を回動させて歯9をラック8に噛合させ、操作部材11を反対側へ引くことにより歯9をラック8から離脱させるようになっており、ロック部材10の歯9がラック8に噛合するように操作部材11を付勢するバネ12を有してなることを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の梯子状脚体の伸縮脚ロック装置において、前記操作部材11の下端部には踏桟3Aの下面から下方に突出する手掛け用凸段部32が設けられ、この凸段部32には前記ラック8に対向する側の端面に手掛け部33が形成されると共に、この凸段部32の下面34は、手掛け部33側端部からその反対側端部にかけて漸次踏桟下面に接近するようなテーパに形成されてなることを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2に記載の梯子状脚体の伸縮脚ロック装置において、前記ロック部材10、操作部材11及びバネ12は、前記踏桟3Aの端部内に固定されるロックボックス13内に組み込まれていることを特徴とする。
請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載の梯子状脚体の伸縮脚ロック装置において、前記バネ12は圧縮コイルバネからなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、操作部材11を下段側踏桟3Aの長さ方向に移動させることによってロック部材10のロック及びロック解除を行わせるようにしているから、梯子兼用脚立1を梯子として使用する場合、踏桟3Aが逆さまになった時に、その踏桟3Aの上面から突出する操作部材11の突出部分を使用者が過って踏んでも、ロック部材10がロック解除されることはなく、使用上の安全を確保することができる。
請求項2に係る発明によれば、手掛け用凸段部32にはラック8に対向する側の端面に手掛け部33が形成されているから、この手掛け部33に手指を掛けて引くことにより、操作部材11のロック解除操作を簡単容易に行うことができる。そして、手掛け用凸段部32の下面34は、手掛け部33側端部からその反対側端部にかけて漸次踏桟下面に接近するようなテーパに形成されているから、梯子として使用する場合に踏桟3Aが逆さまになった状態で使用する時、使用者が手掛け用凸段部32を過って踏み付けても、その踏付力が下面34のテーパ効果によってロック部材10をロックする方向へ働くため、ロック部材10はロック解除されず、逆に一層強くロックされる状態となる。
請求項3に係る発明によれば、ロック部材10、操作部材11及びバネ12は、前記踏桟3Aの端部内に固定されるロックボックス13内に組み込まれているから、踏桟3Aに対する伸縮脚ロック装置の設置が容易であると共に、支柱本体2と前記踏桟3Aの取付けが容易となる。
請求項4に係る発明によれば、バネ12は圧縮コイルバネからなるため、捻り(トーション)バネに比べて耐久性に優れている。
以下に本発明の好適な一実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は梯子兼用の脚立を示す斜視図、図2は本発明に係る伸縮脚ロック装置を示す正面図、図3の(a) は図2のA−A線断面図、(b) は図2のB−B線断面図、図4 は同上の伸縮脚ロック装置の内部構造を示す断面図で、(a) はロック状態を示し、(b) はロック解除状態を示す。
ここに示す脚立1は、アルミ押出形材からなる左右一対の中空状支柱本体2,2間に、同じくアルミ押出形材からなる中空状踏桟3を上下方向所要間隔おきに横架し、各支柱本体2の下端部に伸縮脚4を摺動可能に嵌挿することにより梯子状脚体5を形成し、2つの梯子状脚体5,5の上端部どうしを回転金具6により枢支連結することによって形成されたもので、各梯子状脚体5の支柱本体2下端部と最下段の踏桟3Aの端部と伸縮脚4との間には各伸縮脚4を所定の脚長に固定するための伸縮脚ロック装置7が設けられている。各梯子状脚体5の支柱本体2の下端にはエンドキャップ35が取着されている。尚、図1では、各梯子状脚体5の一方の伸縮脚4を収縮状態で示し、他方の伸縮脚4を伸張状態で示している。
この伸縮脚ロック装置7は、伸縮脚4に設けられたラック8と、このラック8に噛合する歯9を有し、最下段踏桟3Aの端部内に軸着されたロック部材10と、前記最下段踏桟3Aの端部下面側に踏桟長さ方向に一定ストローク間スライド可能に設けられると共に、ロック部材10に対し踏桟長さ方向に押し引き可能に連結されて、ロック部材10の所要部をラック8側へ押すことによって歯9をラック8に噛合させ、ロック部材10の所要部を反対側へ引くことによって歯9をラック8から離脱させるようにする操作部材11と、常時ロック部材10の所要部を押して歯9がラック8に噛合するように操作部材11を付勢する圧縮コイルバネ12とからなるもので、ロック部材10、操作部材11及び圧縮コイルバネ12は、最下段踏桟3Aの端部内に固定されるロックボックス13に組み込まれている。
上記伸縮脚ロック装置7の構造について更に詳しく説明すれば、先ず最下段踏桟3Aの端部は、その端面を支柱本体2の内側面に当接させた状態で両側一対のブラケット14,14を介して支柱本体2側の2つのリベット15,15及び踏桟3A側の2つのボルト16A,17A・ナット16B,17Bにより支柱本体2に固定される。
最下段踏桟3Aの端部には下面側にロックボックス挿入用開口部18(図3参照)が切欠開口され、この開口部18より角筒状のロックボックス13が挿入され、このロックボックス13は、前記2つのボルト16A,17A・ナット16B,17Bによって踏桟3A内に固定される。このロックボックス13は、図3の(a) ,(b) 及び図6の(a) 〜(c) に示すように角筒状に形成されたもので、両側壁部13a,13aには夫々ボルト挿通孔19,20が設けてあって、径の大きい方のボルト挿通孔19にはボルト16Aにロック部材支持管21(図9参照)を外嵌したものが挿通され、径の小さい方のボルト挿通孔20にはボルト17Aがそのまま挿通される。また図6の(b) ,(c) に示すように、ロックボックス13の底壁部13bには一端側から他端側に亘って開口部22が形成されると共に、底壁部13bの他端側には両側に溝23,23を形成した凸状部24が形成されている。
ロック部材10は、図5に示すように、前記ボルト16Aに外嵌されたロック部材支持管21が挿通可能な孔25と、ラック8に噛合する複数の歯9と、これらの歯9の背面側相当部に操作部材11の連結用突入片29が突入するように形成された凹入部27と、この凹入部27に隣接して形成された突状片28とを備えている。
操作部材11は、図2、図3、図4及び図7の(a) 〜(d)に示されるように、一端部にロック部材10の凹入部27に突入する突入片29を有し、他端側に圧縮コイルバネ12を保持するコイルバネ保持部30を有し、また突入片29からコイルバネ保持部30に至る部分の両側にはロックボックス13の底壁部13bに形成された開口部22の両側端縁22a,22aにスライド自在に係合する係合溝31,31が設けられている。また操作部材11の下端部には踏桟3Aの下面から下方に突出する手掛け用凸段部32が形成され、そしてこの凸段部32の一端面、即ちラック8に対向する側の端面に手掛け部33が形成されると共に、当該手掛け用凸段部32の下面34は、手掛け部33側端部からその反対側端部にかけて漸次踏桟3Aの下面に接近するような上り勾配状のテーパに形成されている。
上記伸縮脚ロック装置7の構成部材であるロック部材10、操作部材11、圧縮コイルバネ12及びロックボックス13の組み付けにあたっては、先ず、ロックボックス13内の先端側にロック部材10を配置し、またコイルバネ保持部30内に圧縮コイルバネ12を収納した操作部材11を、この操作部材11側の係合溝31とロックボックス13側の端縁22aとを介してロックボックス13の下端部にスライド可能に取り付けると共に、操作部材11の突入片29をロック部材10の凹入部27内に突入させておく。
尚、コイルバネ12は、図2、図3、図6及び図7から分かるように、バネ12全体が操作部材11のコイルバネ保持部30内に収納されると共にロックボックス13の底壁部13b側にある開口部22内に挿入された状態で、バネ12の一端部がコイルバネ保持部30内の端壁30a(図7の(a) 参照)に当接支持され、またバネ12の他端部が上記開口部22の端部にある凸状部24の両側の溝23,23に突入して保持された状態となっている(図6の(c) 参照)。このバネ12の他端部が溝23,23に突入して保持された状態を、図3の(b) には実線で示し、図6の(c) には仮想線で示している。
上記のようにして下端部に操作部材11を取り付けたロックボックス13を、踏桟3Aの端部下面側のロックボックス挿入用開口部18から挿入し、そしてロック部材支持管21を外嵌したボルト16Aを、ブラケット14及び踏桟3Aのボルト挿通孔(図示省略)からロックボックス13の側壁部13aのボルト挿通孔19及びロック部材10の孔25に亘るように挿通してナット16Bを螺合締結し、またボルト17Aを、ブラケット14及び踏桟3Aのボルト挿通孔(図示省略)から及び踏桟3Aのボルト挿通孔(図示省略)からロックボックス13の側壁部13aのボルト挿通孔20に亘るように挿通してナット17Bを螺合締結することにより、上記伸縮脚ロック装置7の組み付けを終了する。
こうして組み付けを終了した状態の伸縮脚ロック装置7が図2、図3の(a),(b) 及び図4の(a) に示されるが、これらの図に示される状態において、ロック部材10は、ボルト16Aに外嵌されたロック部材支持管21を中心に回動自在であって、常時は圧縮コイルバネ12の付勢力によって歯9が伸縮脚4のラック8に噛合している。即ち、操作部材11は、圧縮コイルバネ12によりラック8に近づく側に付勢されて、先端部にある突入片29がラック8の歯9の背面側に位置する凹入部27の一方の内壁面に押し付けられ、それにより歯9がラック8に噛み合ってロック部材10をロック状態に保持している。
しかして、ロック部材10のロック状態を解除する時は、図4の(b) から分かるように操作部材11の手掛け用凸段部32に形成された手掛け部33に手指を引っ掛けて、操作部材11を、圧縮コイルバネ12の付勢力に抗してラック8から離れる方向(同図の矢印方向)へ引くと、ロック部材10の凹入部27に突入している操作部材11の突入片29が、前記凹入部27の他方の内壁面であるロック部材10の突状片28に当たって、このロック部材10を図4の(b) に関し反時計回りに回動し、それにより歯9がラック8から離脱してロック部材10をロック解除することになる。
操作部材11は、図4の(a) に示すようにコイルバネ12の付勢力により突入片29がロック部材10をラック8と対向する側に押して歯9をラック8に噛み合わせる位置と、図4の(b) に示すように手掛け部33に手指を掛けて、操作部材11をコイルバネ12の付勢力に抗してラック8から離れる方向へ引くことにより、最大限移動した位置との間のストローク間を踏桟3Aの長さ方向にスライドするようになっている。
この伸縮脚ロック装置7によれば、操作部材11を踏桟3Aの長さ方向に移動させることによってロック部材10をロック解除させるようになっているから、梯子兼用脚立1を梯子として使用する場合、図10に示すように踏桟3Aが逆さまになった時に、この踏桟3Aの上面から突出する操作部材11の手掛け用凸段部32を使用者が過って踏んでも、ロック部材10がロック解除されることはなく、使用上の安全が確保される。
また、この手掛け用凸段部32の下面34は、手掛け部33側端部からその反対側端部にかけて漸次踏桟下面に接近するようなテーパに形成されているから、梯子として使用する場合に踏桟3Aが逆さまになった状態で使用する時、使用者が手掛け用凸段部32を過って踏み付けても、その踏付力が下面34のテーパ効果によってロック部材10をロックする方向へ働くため、ロック部材10はロック解除されず、逆に一層強くロック状態に保持されることになる。
また、操作部材11の手掛け用凸段部32にはラック8に対向する側の端面に手掛け部33が形成されているから、この手掛け部33に手指を掛けて引っ張れば、操作部材11のロック解除操作を簡単容易に行うことができる。
更に、この伸縮脚ロック装置7によれば、ロック部材10、操作部材11及びバネ12は、前記踏桟3Aの端部内に固定されるロックボックス13内に組み込まれているから、踏桟3Aに対する伸縮脚ロック装置の設置が容易であると共に、支柱本体2と前記踏桟3Aの取付けが容易となる。
また特開2003−193780号公報に記載されている従来の伸縮ロック装置では、ラックに噛み合う方向に操作部材を付勢するバネが捻りバネ(トーションバネ)からなるため、破損し易く、比較的短期のうちに使用できなくなるが、この発明に係る伸縮ロック装置では、圧縮コイルバネからなるため、耐久性に優れ、長期に亘って有効に使用することができる。
上述した実施形態では、伸縮脚ロック装置を最下段踏桟3Aに設置しているが、最下段の踏桟3Aに限るものではなく、最下段から2番目の踏桟3に設置してもよい。
梯子兼用の脚立を示す斜視図である。 本発明に係る伸縮脚ロック装置を示す正面図、 (a) は図2のA−A線断面図、(b) は図2のB−B線断面図である。 同上の伸縮脚ロック装置の内部構造を示す断面図で、(a) はロック状態を示し、(b) はロック解除状態を示す。 ロック部材を示す正面図である。 (a)はロックボックスの正面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。 (a)は操作部材の正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図である。 圧縮コイルバネの正面図である。 ロック部材支持管を示す正面図である。 梯子兼用脚立を梯子として使用する場合に踏桟が上下逆さまになった状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 脚立
2 支柱本体
3 踏桟
3A 最下段踏桟
4 伸縮脚
5 梯子状脚体
7 伸縮脚ロック装置
8 ラック
9 歯
10 ロック部材
11 操作部材
12 圧縮コイルバネ
13 ロックボックス
27 ロック部材の凹入部
28 ロック部材の突状片
32 手掛け用凸段部
33 手掛け部
34 手掛け用凸段部のテーパ状下面

Claims (4)

  1. 左右一対の支柱本体間に中空状踏桟を上下方向所要間隔おきに横架し、各支柱本体の下端部に伸縮脚を摺動可能に嵌挿することによって形成される梯子状脚体の前記伸縮脚を所定の脚長に固定するための伸縮脚ロック装置であって、
    伸縮脚に設けられたラックと、ラックに噛合する歯を有し、下段側踏桟の端部内に回動可能に軸着されたロック部材と、前記下段側踏桟の端部下面側に踏桟長さ方向に一定ストローク間スライド可能に設けられた操作部材を有し、ロック部材には前記歯の背面側に凹入部を設け、操作部材には前記凹入部に突入して連結される連結用突入片を有して、回動可能なロック部材に対し、操作部材は、踏桟長さ方向に押し引き可能に連結されて、ロック部材の前記凹入部とこれに突入連結される操作部材の前記連結用突入片を介して、操作部材をラック側へ押すことによりロック部材を回動させて歯をラックに噛合させ、操作部材を反対側へ引くことによりロック部材を反対方向に回動させて歯をラックから離脱させるようになっており、ロック部材の歯がラックに噛合するように操作部材を付勢するバネを有してなることを特徴とする梯子状脚体の伸縮脚ロック装置。
  2. 前記操作部材の下端部には踏桟の下面から下方に突出する手掛け用凸段部が設けられ、この凸段部には前記ラックに対向する側の端面に手掛け部が形成されると共に、この凸段部の下面は、手掛け部側端部からその反対側端部にかけて漸次踏桟下面に接近するようなテーパに形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の梯子状脚体の伸縮脚ロック装置。
  3. 前記ロック部材、操作部材及びバネは、前記踏桟の端部内に固定されるロックボックス内に組み込まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の梯子状脚体の伸縮脚ロック装置。
  4. 前記バネは圧縮コイルバネからなることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の梯子状脚体の伸縮脚ロック装置。
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