JP5180851B2 - 伸縮梯子 - Google Patents
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Description
この伸縮梯子にあっては、一方の梯子に対して上方移動する他方の梯子に取り付けられた止め金具取付座と、この止め金具取付座に取り付けられていて前記一方の梯子の踏み桟に上方から係合することにより他方の梯子の下降を規制する止め金具とを備えている(特許文献1参照)。
そのため、作業者が梯子を上った際に、前記取付ネジに剪断荷重が作用し、該取付ネジが早期に損傷する惧れがある。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑み、固定部材に止め金具支持部材を取り付けるための取付ボルトへの負荷を軽減することができる伸縮梯子を提供することを目的とする。
一方の梯子に対して上方移動可能な他方の梯子に設けられ且つ前記一方の梯子の踏み桟に上方から係合することにより他方の梯子の下降を規制する止め金具を取り付けるための止め金具取付座を備え、この止め金具取付座は、他方の梯子の支柱に固定された固定部材と、前記止め金具が取り付けられた止め金具支持部材とから構成され、前記止め金具支持部材は固定部材の左右方向内方側に配置されており、前記固定部材には止め金具支持部材に向けて延出する取付壁が設けられ、前記止め金具支持部材には固定部材に向けて延出されると共に前記取付壁の下側に重ね合わされる被取付壁が設けられ、これら取付壁と被取付壁とを上下方向で貫通する取付ボルトによって止め金具支持部材が固定部材に取り付けられていることを特徴とする。
また、前記取付壁と被取付壁との組が上下一対設けられているのがよい。
また、取付壁と被取付壁とを1本の取付ボルトによって連結し、取付壁に係合部を設けると共に被取付壁に前記係合部に対して取付ボルトの軸芯回りに止め金具支持部材が回らないように係合する被係合部を設けるのがよい。
図1において、1は長手方向に伸縮自在な伸縮梯子であり、本実施の形態では伸縮梯子1としてサヤ管式の三連梯子が例示されている。
この伸縮梯子1は、下梯子1Aと、この下梯子1Aに対して長手方向移動自在(上下動自在)に係合する中梯子1Bと、この中梯子1Bに対して長手方向移動自在(上下動自在)に係合する上梯子1Cと、前記中梯子1B及び上梯子1Cの昇降操作用の操作ロープ2と、この操作ロープ2が巻き掛けられる滑車3,4,5と、中梯子1Bに対する上梯子1Cの下降(収縮方向の移動)を規制するロック装置R1(これを第1のロック装置という)と、下梯子1Aに対する中梯子1Bの下降(収縮方向の移動)を規制するロック装置R2(これを第2のロック装置という)と、中梯子1B及び上梯子1Cを共に上下方向移動範囲の下限位置である収縮位置に位置させた状態(収縮状態)で下梯子1Aに対する中梯子1B及び上梯子1Cの伸張方向(下梯子1Aに対する中梯子1B及び上梯子1Cの上昇方向と同方向)の移動を規制する伸張止め装置8とを備えている。
なお、以下の説明において、左右方向内方とは左右の支柱11A,11B,11Cから梯子1の左右方向中央に向かう方向をいい、左右方向外方とは梯子1の左右方向中央から左右の支柱11A,11B,11Cに向かう方向をいう。
この下梯子1Aの支柱11Aは、中間壁15Aと後壁14Aとの間の間隔が、前壁13Aと中間壁15Aとの間の間隔よりもかなり大きな間隔となるように形成されている。
なお、本実施の形態では、下梯子1Aの支柱11Aの側壁16Aの、前壁13Aと中間壁15Aとを連結する部分は、中間壁15Aと後壁14Aとを連結する部分よりも左右方向内方側に位置している。
なお、下梯子1Aの支柱11Aの前壁13Aの前面側の左右の各端部には前方に突出する凸部18が設けられ、この左右の凸部18間を前記リベット17が貫通している。
また、この下梯子1Aの支柱11Aの下端には接地部材20が取り付けられている。また、この下梯子1Aの左右の支柱11Aの後壁14Aの背面同志は、上下の連結部材21によって相互に連結されている。
前記中梯子1Bの左右の支柱11Bは、収縮位置において左右方向で同じ側にある下梯子1Aの支柱11Aの中間壁15Aと後壁14Aとの間に収納状とされて配置されている。
この中梯子1Bの左右の各支柱11Bは、前記下梯子1Aの支柱11Bと同様に、前壁13Bと、後壁14Bと、これら前壁13Bと後壁14Bの間に位置する中間壁15Bと、これら前壁13B,後壁14B及び中間壁15Bの左右方向外端同志を連結する側壁16Bとを備えており、中間壁15Bと後壁14Bとの間の間隔が、前壁13Bと中間壁15Bとの間の間隔よりも大となるように形成されている。
なお、中梯子1Bの支柱11Bの前壁13Bの前面側の左右の各端部には前方に突出する凸部23が形成され、この左右の凸部23間を前記リベット17が貫通しており、また、後壁14Bの後面側の左右方向外端部にも凸部23が後方突出状に形成されている。
この上梯子1Cの左右の各支柱11Cは、前壁13Cと、後壁14Cと、これら前壁13C及び後壁14Cの左右方向外端同志を連結する側壁16Cとを備えている。
この上梯子1Cの踏み桟12Cの左右方向の各端部側は、該上梯子1Cの支柱11Cの前壁13Cと後壁14Cとの間に挿入され、これら踏み桟12Cの左右方向の端部側と前壁13Cと後壁14Cとにわたって貫通するリベット17によって該踏み桟12Cが該支柱11Cに固定されている。
図1〜図8に示すように、滑車3,4,5は、下梯子1Aの最上段の踏み桟12Aに設けられた第1上滑車3と、中梯子1Bの最上段の踏み桟12Bに設けられた第2上滑車4と、中梯子1Bの最下段の踏み桟12Bに設けられた下滑車5とが設けられている。
これら第1上滑車3,第2上滑車4及び下滑車5は、それぞれ踏み桟12A,12Bの左右方向中央側に取り付けられたブラケット25に前後方向の軸心回りに回転自在に支持されている。
また、上梯子1Cの最下段の踏み桟12Cの前面側には第1ストッパ26が設けられ、中梯子1Bの上から2番目の踏み桟12Bの後面側には前記第1ストッパ26が下方から接当可能な第2ストッパ27が設けられ、中梯子1Bの最下段の踏み桟12Bの前面側には、第3ストッパ28が設けられ、下梯子1Aの上から2番目の踏み桟12Aの後面側には前記第2ストッパ27が下方から接当可能な第4ストッパ29が設けられている。
前記ロック装置R1,R2は、伸縮梯子1を所望の長さに伸張させたときに上梯子1C又は中梯子1Bの下降を規制するものであり、第1のロック装置R1は上梯子1Cの左右各支柱11Cの下端側に取り付けられていて中梯子1Bの踏み桟12Bに係合して中梯子1Bに対する上梯子1Cの下降を規制し、第2のロック装置R2は中梯子1Bの左右各支柱11Bの下端側に取り付けられていて下梯子1Aの踏み桟12Aに係合して下梯子1Aに対する中梯子1Bの下降を規制する。
図9〜図14に示すように、第1,第2のロック装置R1,R2は、対応する支柱11C,11B(第1のロック装置R1にあっては上梯子1Cの支柱11C、第2のロック装置R2にあっては中梯子1Bの支柱11B)に取り付けられる止め金具取付座D1,D2と、この止め金具取付座D1,D2に取り付けられて対応する踏み桟12B,12A(第1のロック装置R1にあっては中梯子1Bの踏み桟12B、第2のロック装置R2にあっては下梯子1Aの踏み桟12A)に上方から係合可能な止め金具32と、この止め金具32を踏み桟12A,12Bに対する係合位置へと付勢するバネ33と、踏み桟12A,12Bに対する止め金具32の上方側からの係合を規制するケリ爪34とから主構成されている。
止め金具支持部材Fは、取付ボルト35及び該取付ボルト35に螺合されるナット36によって固定部材E1,E2に着脱自在に取り付けられており、止め金具32が損傷した際には、固定部材E1,E2から止め金具支持部材Fを取り外すことにより、止め金具32を交換することができるように構成されている。
固定部材E1,E2は、壁面が左右方向を向くように配置された基壁37と、この基壁37の上縁側から左右方向内方に向けて延出された取付壁38(これを上取付壁という)と、基壁37の上縁側から上方側に延出された取付部39(これを上取付部という)と、基壁37の下部(基壁37の下縁部よりやや上側)から左右方向内方に向けて延出された取付壁40(これを下取付壁という)と、基壁37の下縁側から下方側に延出された取付部41(これを下取付部という)とを一体形成してなる。
上下取付壁38,40には、上下方向に貫通するボルト挿通孔43が、それぞれ1つづつ形成されている。
なお、このボルト挿通孔43は、第1のロック装置R1にあっては固定部材E1の前部に形成され、第2のロック装置R2にあっては固定部材E2の前後方向中央部に形成されている。
これによって、断面形状が同じであって前後幅の異なる固定部材E1,E2を容易に形成することができる。
第1のロック装置R1の固定部材E1は、上梯子1Cの支柱11Cの前壁13Cと後壁14Cとの間の間隔に相当する(略同じ)前後幅W1に形成されていて、該固定部材E1の上下の取付部39,41が上梯子1Cの支柱11Cの前壁13Cと後壁14Cとの間に挿入されて配置されており、上梯子1Cの支柱11Cの前壁13Cを貫通すると共に該固定部材E1の上下の取付部39,41を挿通し且つ上梯子1Cの支柱11Cの後壁14Cを貫通する上下のリベット44によって第1のロック装置R1の固定部材E1の取付部39,41が上梯子1Cの支柱11Cに取付固定されている。
前記止め金具支持部材Fは、固定部材E1,E2の左右方向内方側に配置されており、第1のロック装置R1と第2のロック装置R2とで共通の部材とされている。
また、上下被取付壁47,48には、上下方向で貫通するボルト挿通孔56が、それぞれ1つづつ形成されている。
揺動規制壁51は、止め金具32の揺動方向の前後部に接当して止め金具32の枢軸53回りの揺動を規制するものであり、倒れ規制壁52は、止め金具32の側面に接当して止め金具32の左右方向の倒れを規制するものである。
また、倒れ規制壁52は揺動規制壁51よりも枢軸43寄りに位置しており、止め金具32の揺動規制と倒れ規制とを別個の部位で行うことにより、それぞれがもつ機能を良好に発揮させることができるよう構成されている。
また、止め金具支持部材Fは、該止め金具支持部材Fを前後方向に直交する面で切断した断面形状と同じ断面形状に形成された長尺のアルミ等からなる形材を押出し成形又は引抜き成形によって形成し、この形材を、該形材の長手方向に直交する面で所定幅に切断することにより形成されており、基壁46、上下被取付壁47,48、延設壁49、支持壁50、揺動規制壁51及び倒れ規制壁52の前後方向の幅は同寸法に形成されている。
前記上被取付壁47は固定部材E1,E2の上取付壁38の下面に重ね合わされ、下被取付壁48は固定部材E1,E2の下取付壁40の下面に重ね合わされている。
これら上下取付壁38,40及び上下被取付壁47,48に形成されたボルト挿通孔43,56には、頭付きの取付ボルト57が上方から挿通され、この取付ボルト57の先端側にはナット58が螺合され、該ナット58を締め付けることにより、固定部材E1,E2に止め金具支持部材Fが着脱自在に取り付けられている。
なお、本実施形態では、前記取付ボルト57の頭部には工具係合用の六角穴が設けられている。
前記構成の止め金具取付座D1,D2にあっては、梯子1を上る作業者によって固定部材E1,E2に作用する荷重は取付壁38,40から被取付壁47,48へと作用し、該荷重を被取付壁47,48で受けるので、該荷重による負担が取付ボルト57にかからず、1本の取付ボルト57で取り付けることができる。
特に、本実施形態の固定部材E1,E2に対する止め金具支持部材Fの取付構造では、サヤ管方式の梯子表面に取付ボルト等を突出させることができない場合に有効である。
また、簡単な取付構造なので、止め金具支持部材Fの着脱を容易に行うことができ、止め金具32の交換をユーザーによって容易に行うことができる。
また、上下取付壁38,40及び上下被取付壁47,48を上下方向で貫通する取付ボルト57によって固定部材E1,E2に止め金具支持部材Fを取り付けており、取付ボルト57の上方及び下方のスペースが広い(規制がない)ので、工具が容易に使え、ゆるみ止め効果のある市販のナットを使用することができる。
また、構成の止め金具取付座D1,D2にあっては、止め金具支持部材Fを固定部材E1,E2に1本の取付ボルト57で取り付けているので、固定部材E1,E2に対して止め金具支持部材Fが取付ボルト57の軸芯回りに動かないように、回り止め手段59,60が設けられている。
係合部59は、上下取付壁38,40の下面(重ね合わせ面)に形成されており、上取付壁38に形成された係合部59は断面三角形状の前後方向の溝(凹部)からなり、下取付壁40に形成された係合部59は断面三角形状の前後方向の突条(凸部)からなり、該係合部59は上下取付壁38,40の前後方向にわたって形成されている。
被係合部60は、上下被取付壁47,48の上面(重ね合わせ面)に形成されており、上被取付壁47に形成された被係合部60は断面三角形状の前後方向の突条(凸部)からなり、下被取付壁48に形成された被係合部60は断面三角形状の前後方向の溝(凹部)からなり、該被係合部60は上下被取付壁47,48の前後方向にわたって形成されている。
本実施形態では、前記係合部59又は被係合部60は、固定部材E1,E2又は止め金具支持部材Fを形成するための形材を押出し成形又は引抜き成形によって形成する際に同時に形成することができるので、容易に設けることができる。
前記止め金具取付座D1,D2の固定部材E1,E2は、支柱11C,11Bの前後方向対向状の対向壁部の間(上梯子1Cの支柱11Cの前壁13Cと後壁14Cとの間、又は、中梯子1Bの支柱11Bの前壁13Bと中間壁15Bとの間)に配置されると共に、一方の対向壁部を貫通すると共に止め金具取付座D1,D2の取付部39,41を挿通し且つ他方の対向壁部を貫通するリベット44によって支柱11C,11Bに取付固定されているので、止め金具取付座の固定部材が支柱の一壁部に重合されて取付固定される場合に比べて、支柱の長手方向の荷重に対して十分な強度で止め金具取付座D1,D2(固定部材E1,E2)を取付固定することができる。
止め金具32は、側壁61と、この側壁61の縁部の略全周から左右方向外方側に延出された延出壁62とから主構成されており、該止め金具32の下端後部側には、延出壁62を分断するように切り欠く、切欠部63が設けられている。
また、この止め金具32は、その上部に、前方側に突出して対応する踏み桟12B,12Aの上面に上方から係合する係合部64を有し、この係合部64の上面側は前方に行くに従って下方に移行する傾斜状のガイド面66とされている。
この止め金具32は、上部が止め金具取付座D1,D2の止め金具支持部材Fの基壁46と支持壁50との間に挿入されており、止め金具支持部材Fの支持壁50の軸支孔55,止め金具32の軸挿通孔67及びボス部68,止め金具支持部材Fの基壁46の軸支孔54に亘って段付きの枢軸53を挿通し且つ該枢軸53の先端側をかしめることで該枢軸53を抜止めすることにより、該止め金具32が枢軸53を介して止め金具取付座D1,D2に左右方向の軸心回りに回動自在に(前後揺動自在に)取り付けられて支持されている。
また、止め金具32の後縁側の延出壁62が前記揺動規制壁51の後端に接当することにより、止め金具32の前方側への揺動が規制され、該止め金具32が対応する踏み桟12B,12Aに係合可能な所定位置に位置決めされている。
また、倒れ規制壁52の左右方向内方側の端部が、止め金具32の側壁61に接当可能とされており、これによって、止め金具32の左右方向の倒れが防止されている。
ケリ爪34は、上部側が止め金具32の側壁61の左右方向内方側の面の下部に重合され且つ該止め金具32の側壁61にリベット69を介して左右方向の軸心回りに前後揺動自在に枢着された側壁71を備え、該側壁71の下部側は止め金具32の側壁61下部から前斜め下方に向けて突出状とされている。
このケリ爪34の延設壁72の上端側が、止め金具32の後縁側の延出壁62の下端に接当することにより、該ケリ爪34の後方側への揺動が規制され、また、図11,図12に仮想線で示すように、該ケリ爪34の延設壁72の下端側が、止め金具32の係合部64の前端側下部に接当することにより、ケリ爪34の前方側への揺動が規制されるよう構成されている。
前記構成の伸縮梯子1を伸張させる場合において、操作ロープ2によって上梯子1C又は中梯子1Bを上方移動させると、止め金具32の係合部64の上面側のガイド面66が対応する踏み桟12B,12Aに下方側から接当して、該止め金具32が枢軸53回りに後方側に揺動して逃げることにより上梯子1C又は中梯子1Bの上方移動が許容される。係合部64が踏み桟12B,12Aを通り過ぎて該踏み桟12B,12Aの上方側に位置するとバネ33の付勢力によって係合部64が元の位置(係合部64が対応する踏み桟12B,12Aに係合可能な位置)に戻る。
また、伸縮梯子1を収縮させる場合にあっては、上梯子1C又は中梯子1Bを上方移動させてケリ爪34を踏み桟12B,12Aの上方に位置させる。このときケリ爪34が踏み桟12B,12Aに下方側から接当して止め金具32と共に枢軸53回りに後方側に揺動して逃げることにより上梯子1C又は中梯子1Bの上方移動が許容され、ケリ爪34が踏み桟12B,12Aを通り過ぎて該踏み桟12B,12Aの上方側に位置するとバネ33の付勢力によって止め金具32及びケリ爪34が元の位置に戻る。
この伸張止め装置8は、上梯子1Cの支柱11Cに取り付けられる取付台73と、下梯子1Aの踏み桟12Aに接当することにより上梯子1C及び中梯子1Bの伸張方向の移動を規制する規制部材74と、この規制部材74を位置決めさせるべく該規制部材74を付勢するバネ75とから主構成されている。
被支持部77を回動させることにより、接当部76が下梯子1Aの踏み桟12Aに接当する規制位置と、接当部76が下梯子1Aの踏み桟12Aに接当しない退避位置とに位置変更自在とさている。
1A 下梯子
1B 中梯子
1C 上梯子
11A 下梯子の支柱
11B 中梯子の支柱
11C 上梯子の支柱
12A 下梯子の踏み桟
12B 中梯子の踏み桟
12C 上梯子の踏み桟
13A 下梯子の支柱の前壁
13B 中梯子の支柱の前壁
13C 上梯子の支柱の前壁
14A 下梯子の支柱の後壁
14B 中梯子の支柱の後壁
14C 上梯子の支柱の後壁
15A 下梯子の支柱の中間壁
15B 中梯子の支柱の中間壁
32 止め金具
38 上取付壁
39 上取付部
40 下取付壁
41 下取付部
44 リベット(締結具)
47 上被取付壁
48 下被取付壁
57 取付ボルト
59 係合部
60 被係合部
D1 止め金具取付座
D2 止め金具取付座
E1 固定部材
E2 固定部材
F 止め金具支持部材
Claims (4)
- 左右一対の支柱を、上下方向に複数配置した踏み桟によって連結してなる梯子を複数備え、該複数の梯子を上下方向相対移動自在に係合して伸縮可能に構成された伸縮梯子であって、
一方の梯子に対して上方移動可能な他方の梯子に設けられ且つ前記一方の梯子の踏み桟に上方から係合することにより他方の梯子の下降を規制する止め金具を取り付けるための止め金具取付座を備え、この止め金具取付座は、他方の梯子の支柱に固定された固定部材と、前記止め金具が取り付けられた止め金具支持部材とから構成され、前記止め金具支持部材は固定部材の左右方向内方側に配置されており、前記固定部材には止め金具支持部材に向けて延出する取付壁が設けられ、前記止め金具支持部材には固定部材に向けて延出されると共に前記取付壁の下側に重ね合わされる被取付壁が設けられ、これら取付壁と被取付壁とを上下方向で貫通する取付ボルトによって止め金具支持部材が固定部材に取り付けられていることを特徴とする伸縮梯子。 - 前記固定部材は、他方の梯子の支柱に設けられた前後方向で対向する対向壁部間に配置された取付部を有し、且つ一方の対向壁部から前記取付部を経て他方の対向壁部にわたって貫通する締結具によって他方の支柱に取付固定されていることを特徴とする請求項1に記載の伸縮梯子。
- 前記取付壁と被取付壁との組が上下一対設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の伸縮梯子。
- 取付壁と被取付壁とを1本の取付ボルトによって連結し、取付壁に係合部を設けると共に被取付壁に前記係合部に対して取付ボルトの軸芯回りに止め金具支持部材が回らないように係合する被係合部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の伸縮梯子。
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