JP4789371B2 - 大型建設機械車両の自走式分解搬送装置 - Google Patents

大型建設機械車両の自走式分解搬送装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として大型の建設機械を輸送のために分解して移動させるのに使用して効果的な自走式分解搬送装置に関し、より詳しくは大型ブルドーザのような履帯走行式の車両を輸送可能な荷姿でその履帯に代えて車輪を装着して、自走できるように構成される大型建設機械車両の自走式分解搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、大型の建設機械、例えばブルドーザのように履帯走行式の機械車両は、その外形寸法ならびに自重量が過大であるために、法規上や高さ制限などによって一般公道を走行することができない。そのために、製造工場から完成車として出荷して目的地まで搬送することが困難である。また、特に大型の車種になるとその自重量が非常に大きいので、製造工場にあってもその構内を移動することが困難である。このようなことから、製造工場では、各種部品や機器などを組み立てて一旦完成車として組上げ、その後に搬送可能な状態に分解し、出荷するようにされている。そして、特に重量が嵩む本体部は、移動が困難であるために走行台車に搭載して牽引車両により牽引して出荷場所まで移送するような扱いが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなことから、大型の機種では、製造工場内で一旦完成車として組み立て、その後に出荷のために搬送できる荷姿まで分解する必要があるために、一旦組立てたものの分解作業工程が付加される。しかもこの分解の際に、製品を傷める恐れがあり、注意を払って作業を行わなければならないので工費が嵩むという問題がある。
【0004】
さらに、作業工程で重量の嵩む本体部を移動させるには、別途に走行台車を必要とし、この走行台車に移送する本体部を載せて牽引車両によって牽引させる作業を行わねばならず、製造工場での取扱い台数が少量の場合は、このような台車による移動方式で対応できるが、対象となる台数が増加すると、積み込み・荷降ろしに多くの時間を必要とすることから台車数が不足し、タイムリーに工程間の移動が行えなくなり、作業能率を阻害するという問題点がある。
【0005】
とりわけ、履帯走行式の作業車両にあっては、その履帯を取付けられていない状態では前述のように走行台車に搭載しないと移動させることができない。したがって、移動のための走行台車が不足することは組立て作業はもちろんのこと、出荷時における出荷作業についても非常に不都合を来すのである。このようなことから組立工程で本体部の履帯駆動のスプロケット部に移送用の仮運搬車輪を取付けて別途台車を用意せずに移送できるようにすることが考えられるが、重量の大きい本体を走行させるとなると鉄輪では舗装路面を傷めることになるので、走行路に鉄板を敷いてその上を走行させる必要があり、こうすれば、スリップして円滑な走行ができないという問題が生じる。また、前記スプロケットを利用する仮運搬車輪を使用しての後部支持と併せて本体の前部にも走行車輪を配置しなければならず、構造的に未解決で、実用的でないとして見送られている。
【0006】
なお、走行車輪に一般道路を走行させる際のみ車輪の外周を弾性材にて覆って路面を保護するという先行技術としては、実開平6−78005号公報に開示されているものがある。この先行技術は、トラッシュコンパクタのような鉄輪によって転圧作業を行うための作業車両に装着される前後の車輪に対する保護カバーで、鉄輪の外周面に形成されている多数の突条を覆って円周方向に複数分割された弾性体にてなるカバーを取り外し可能に取付けるものである。そして、この鉄輪保護カバーは、円周方向に複数分割された弾性体の内周部に設けられる取付板を鉄輪に設けられた多数の突条間の空間部で踏み面の中央部に形成されるセンタリングにボルト締結して取付ける構造のものであり、弾性材の分割リングによって鉄輪の外周を覆い、突条によって路面が傷つくのを保護するものであることが記載されている。
【0007】
しかしながら、この鉄輪カバーは、構造的に鉄輪の幅方向の中央に形成されるセンタリングを利用して弾性材にてなる複数の鉄輪カバーを取付けるようにされているので、鉄輪に対する着脱作業は厄介なものである。しかも装着された状態では、センタリングと周面に形成される多数の突条の先端によってこの鉄輪カバーが支持されるものであるから、このような構造のものでは走行させる本体の重量が大であると、負荷が突条部やセンタリングに大きく作用して影響を受けることになり、この種転圧作業に使用されるものに採用して効果を発揮できる構造の車輪を備えた固有の機種においてのみ有効であって、履帯走行式の大型建設機械に適用することは困難である。このほかに、履帯走行式の大型建設機械では、前記トラッシュコンパクタのように車輪走行の機種と比較して、本体部にはスプロケットを利用してのみ走行輪を仮組みできず、それ以外については走行輪を別個に取り付ける必要があり、対応策を立てねばならないという問題点がある。
【0008】
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、組立工程で移送が困難である本体部を、牽引台車を必要とせずに、そのまま出荷可能な状態に組み上げて移送時には自走可能にできる大型建設機械車両の自走式分解搬送装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
前述された目的を達成するために、本発明による大型建設機械車両の自走式分解搬送装置は、
履帯走行式建設機械における本体後部外側に設けられた履帯駆動用のスプロケットに履帯の代わりに被嵌装着される走行輪と、本体の前下部に付けて、前記本体前部を支持するキャスター型の前部走行台車とで構成され、前記走行輪は前記スプロケットの歯と噛合って一体的に支持されるようにして踏面を弾性材で形成されており、前記前部走行台車は前記本体の前下部に装着される主フレームと、この主フレームに中央部を枢支されて左右に揺動可能な車輪支持フレームと、この車輪支持フレームの両端部に首振り自在に取付けられる左右一対の走行車輪とで構成されることを特徴とするものである。
【0010】
本発明においては、目的の建設機械を組立工程で本体に移送可能な範囲で各部位の部品を組み付けて駆動可能な状態に組立を行った後、その本体後部の両側部に突出して設けられる履帯駆動用のスプロケットに、外周(踏面)を弾性材で形成された走行輪を、前記スプロケットの歯と噛合わせて外側を覆うように装着する。こうすることによって駆動用のスプロケットを組み込まれている駆動機により回転させると、走行輪によって自走できるようになる。また、本体の前下部には前部走行台車のフレームを着することで本体の前半部を支持し、その前部走行台車の左右両走行車輪と前記後部両側の走行輪によって本体を移動可能な状態にでき、駆動機を駆動してスプロケットを回転させると走行輪がともに回転して自走できるのであり、前部走行台車の走行車輪が首振り自在であるので、走行時の負荷に対応して向きを変えて走行移動でき、路面上を自在に走行させることができる。
【0011】
本発明によれば、履帯の代わりにスプロケットに走行輪を装着し、本体前下部に走行台車を取付けるようにすれば、この本体に対する作業機などの機器についてその組み合わせ位置の確認ができれば、完成車に組立てることなく組立ラインから自走させて次の作業位置に、あるいは検査完了後出荷場所まで自走して移動させることができ、組立分解の手数が省けて省力化され、コストダウンが実現できるという効果がある。また、前述のように自走できることで従来のような移動台車やその牽引車両などが不要になって、作業能率の向上が図れるなど多くの利点がある。
【0012】
前記走行輪は、前記駆動軸上のスプロケットの歯に噛合う係合部を内周に有し、その係合部の外周側に歯幅よりも広幅の外輪が形成され、この外輪の外周部は弾性材にて形成され、外輪の内周に設けられる前記係合部の一側面を覆って一体に設けられる側板の外部から前記スプロケットの歯部を挟むようにボルト締結して着脱可能に装着される構成であるのが好ましい(第2発明)。
【0013】
この第2発明によれば、走行輪は組立工程で組み付けられた前記スプロケットに対して、その歯部に外側面から係合部を嵌め合わせるように被嵌して、側板を介してスプロケットの歯部を挟むようにしてボルトにて側面部分で締結することにより、装着することができる。こうして走行輪はスプロケットに被せるようにして装着できるので、移動のために路面上に走行輪を接地させれば、外輪の周面には弾性材にてなる踏面が形成されていて、その外輪をスプロケットの全周で歯部に噛み合わせてかつ歯底に係合する係合部によって一体的に支持されるから、本体重量が大であってもその負荷を全体的に支持できて左右両輪で分担支持し、弾性材にてなる踏面を有するのでスリップを起こさず走行できるのである。また、路面を傷つけることもない。そして、この走行輪を出荷場所で取外す際は、締結ボルトを取外すことにより、走行輪に対する負荷を除けば、そのまま軸線方向に移動させて係合部をスプロケットの歯部から外すと、製品(スプロケット)に対して傷つけることなく簡単に撤去できるという利点がある。
【0014】
前記第1発明または第2発明における走行輪は、金属板で所要直径に形成された外輪部の内周側に、係合させるスプロケットの歯部の歯底にほぼ合致する外形寸法でその歯幅よりやや長い寸法の筒状部材を、前記歯部のピッチに合致するように配して前記外輪部並びにリング状側板と一体に溶接されて係合部が形成され、前記筒状部材の内部を貫通するようにして一方のリング状側板に締結用のボルト穴が配設され、スプロケットの側面から係合部を歯に嵌め合わせて取付けられる構成であるのが好ましい(第3発明)。このようにすることで、走行輪は、組付けられているスプロケットに対して外側から嵌め合わせて装着することができ、走行時にはスプロケットのすべての歯部に係合させることで一体的になって回転させることができ、しかも歯底に係合部の各筒状部材が嵌った状態にあるから、接地時の負荷をスプロケット全体で受支させて無理なく走行できるという効果がある。
【0015】
また、第1発明または第2発明において、前記走行輪は、外輪の内周面における幅方向の中間位置にリング状側板を同軸線上で一体に配設して、そのリング状側板の両側に異なるピッチのスプロケットの歯と噛合う係合部を有し、前記リング状側板と押え金とでスプロケットの歯部を挟んでボルト締結して着脱可能に装着される構成であるのがよい(第4発明)。こうすると、所定のスプロケットを備える機種に対してそれぞれ対応する走行輪を用意しなければならないものを、その両側を選択使用して、異なるピッチのスプロケットを備えた機種に対応させることができるので、使用しないときの保管スペースを少なくできて管理を容易にし、かつ経済性を高めることができるのである。
【0016】
前記走行輪の外輪には、タイヤの一方のサイドウオール金属外輪部に固着できるようにして取付けられているのがよい(第5発明)。このようにすれば、前記係合部を備える金属外輪部の外側に産業車両用のタイヤを利用して取付けることができ、タイヤのクッション性を生かした走行輪とすることができ、重量物である本体の走行をより効果的なものとすることができる。
【0017】
さらに、第1発明〜第4発明において、前記走行輪の外輪には、弾性材にてなるブロック型の轍片所要のピッチで多数取付けられているのがよい(第6発明)。こうすると、走行時における路面との抵抗を削減でき、またステアリング操作が容易になるという利点がある。しかも、損傷時には個々に新しいものと交換することができるという利点がある。
【0018】
前記前部走行台車の車輪支持フレームは、両端部に軸線が上下方向に形成される軸受を備え、前記走行車輪が、前記軸受に取付軸を支持されて首振り自在に取付けられるのが好ましい(第7発明)。このように前部走行台車が構成されることにより、前記走行輪を後部のスプロケットに装着して走行させるとき、路面の幅方向に傾きに対しては車輪支持フレームが中央部で主フレームに枢支されているので走行車輪がそれに対応し、また、走行輪側で走向操作されて方向変換するときには左右の走行車輪が首振り自在であるから走行時の負荷に対応して向きを変えて走行移動でき、路面上を自在に走行させることが可能である。そして、用済みとなれば本体との取付け部で連結を断つと簡単に撤去できるので、別の被搬送機に反復して使用できるという利点がある。
【0019】
また、本発明では、前記前部走行台車の主フレームには、固定ピンの差換えにより不使用時支持位置から車輪を浮上がらせるようにさせる補助車輪が付設されているのがよい(第8発明)。こうすると、前部走行台車を組立本体に装着しない状態では、補助車輪を立てて接地するようにしておくことにより、走行車輪とで、前部走行台車を安定した姿勢で保管しておくことができるという効果がある。また、使用時に移動させるに際しても安定姿勢を保たせられて取扱いが便利である。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による大型建設機械車両の自走式分解搬送装置の具体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ説明する。
【0021】
図1に本発明に係る大型建設機械車両の自走式分解搬送装置の一実施形態を表わす側面図が示されている。図2に図1の一部を省略して表わす平面図が、図3に後部の走行輪の正面図が、図4に図3のA−A視中央縦断面図が、図5に図3の平面図が、図6に走行輪をスプロケットに装着した態様を表す一部切断断面図が、それぞれ示されている。そして、図7に前部走行台車の正面図が、図8に前部走行台車の平面図が、図9に図7の右側面図が、それぞれ示されている。
【0022】
本実施の形態は、大型ブルドーザの組立工程で用いられる自走式分解搬送装置について説明する。
【0023】
本実施の形態では、自走式分解搬送装置を、ブルドーザの本体を組立てる工程でエンジンから後部の履帯駆動用スプロケットまで組込まれて、本体1に対して、運転室や左右のトラックフレーム並びに履帯など走行部と、ブレードやリッパーなどの作業機を付設しないで、輸送時のトレーラ搭載許容高さ以内に収まる外形に組み上がった状態のものに、組立途中で装着される。
【0024】
この自走式分解搬送装置は、本体1のフレーム後部に組み込まれた左右の履帯駆動用スプロケット3(以下、単にスプロケット3という)に装着する走行輪10と、本体1の前下部に装着する前部走行台車20とで構成され、これらは被搬送物であるブルドーザの本体1に対して着脱可能なように構成されている。
【0025】
前記走行輪10は、前記スプロケット3の外周に外嵌し得る所要直径にされた鋼板製の外輪12に、この外輪12の内周側で係合させるスプロケット3の歯部3aの歯底3bにほぼ合致する外形寸法でその歯幅よりやや長い寸法の筒状部材13を、前記歯部3aのピッチに合致するように所要数配して溶接するとともに、それら筒状部材13の両側面にリング状の側板14,15を一体に溶接してリングホイール11が構成され、その外周に弾性材にてなるタイヤ17(便宜上タイヤ17という)が付されている。
【0026】
前記外輪12の幅は、前記側板14,15の取付部よりそれぞれ外側に伸びるようにして走行時の負荷に十分耐え得る寸法にされている。また、前記リング状の側板のうち、一方の側板15はスプロケット3の外径よりも大きい寸法の内径とされ、他方の側板14はスプロケット3と一体に形成されている減速機ケーシング4の外径より大きい寸法の内径とされ、その他方の側板14は各筒状部材12の側端を溶接して一体化するとともに、その各筒状部材12の内を貫通して取付ボルトが挿通できるようにボルト穴16が設けてある。この側板14に対して反対側(一方の)の側板15は、図4にて示されるように、前記取付ボルトの挿通部が開放された状態で一体に溶接されている。
【0027】
このような外輪12の外周面に取付くタイヤ17は、比較的厚肉の弾性材(例えばブナN、ウレタンゴムなどのゴム質材)にてなる板材が接着形成されている。そして、この弾性材にてなるタイヤ17は、さらに適宜ピッチで複数の金属製押え金具18(平鋼などで形成されている)によって鋼板製の外輪12に対して固定されている。なお、前記タイヤ17を形成する弾性材は、図5にて例示されるように、その継ぎ目17aを相互に切り込みを形成して押え金18aによって押えつけるようにして接着が剥がれないようにされている。必要に応じて焼き付けるようにしてもよい。この実施の形態では、本体1の側面に突出するトラックフレーム支持用のピボット軸5がスプロケット3に近接して設けられているので、走行輪10の外径に制約を受ける関係上、タイヤ17として弾性板材を巻き付けた構造にされている。したがって、前記ピボット軸5の位置がスプロケット3から大きく離れているか、その他支障のない構造であれば、他の構造のタイヤを取付けることができる。
【0028】
このように構成される走行輪10は、図6に示されるように、その内周部に配される筒状部材13がスプロケット3の各歯底3bに合致するようにして外側面から矢印aで示されるように嵌め合わせる。こうすると、スプロケット3の各歯3aと筒状部材13部分が噛み合うので、外側に位置する側板14に設けられたボルト穴16に外側から取付ボルト19を反対側(本体側)に挿通して座金19′を介在させてナットで締結することにより、前記座金19′の一部がスプロケット3の歯底3bより軸側寄りの側面に当接して、ボルトによる締結力が確保され、走行輪10がスプロケット3に一体的に装着される。
【0029】
次に、前記前部走行台車20は、図7乃至図9で示されるように、本体1の前下部における本体中心線上に突設されるブラケット6に接続ピン7によって着脱可能に装着される主フレーム21と、この主フレーム21に中央部を枢支されて左右に揺動可能な所要長さで両端部に軸線が上下方向に形成される軸受26,26を備えた車輪支持フレーム25と、この車輪支持フレーム25の両端部で前記軸受26,26に取付軸32を支持されて首振り自在に取付けられる左右一対の走行車輪(キャスター30)とで構成されている。
【0030】
前記主フレーム21は、前記接続ピン7により本体1側に接続されるとともに、その接続部の本体側下向き斜面1aに当接して姿勢を水平に保たせる当り部材22を上面に設けられ、下面に前後方向で所要間隔で下向きの支持片23が一対一体に溶接されて設けられ、それら支持片23対の中央部に車輪支持フレーム25の枢支部23aが設けてある。
【0031】
前記車輪支持フレーム25は、少なくとも支持する本体1の幅よりも長い寸法で左右両側を上側へ所要寸法屈曲形成されて、その両側端部に垂直軸線の軸受26,26が対称に設けられている。そして、中央部にボス25aが設けられ、このボス25aを前後水平に貫通する軸穴が形成されて、前記主フレーム21の枢支部23aに設けた取付穴と前記軸穴に枢支軸27を挿通して、その枢支軸27周りに車輪支持フレーム25が回動できるように連結される。また、左右両端部の軸受26,26にはそれぞれキャスター30がその支持ブラケット31の取付軸32を挿通して支持されている。符号32′は取付軸32の抜け止めである。
【0032】
また、前記主フレーム21の下部前側には取付板28が前方に突き出して付設され、この取付板28に、図9で示されるように基部でピン34結合させて前後に回動可能に補助キャスター35がその取付ブラケット36を枢着されている。この補助キャスター35は、前部走行台車20を装着する本体1から切り離したときに自立移動できるように支持するもので、本体1に走行台車20を接続ピン7で接続したときには走行に支障のないように車輪部が浮き上がるようにされている。その補助キャスター35の不使用時には、取付ブラケット36の先端部に設けた固定ピン37による取付部を図上右方向に回動変位させて前記取付板28に設けられた不使用時の固定ピン穴38に固定ピン37を差し込んで固定することにより車輪を浮き上がらせることができる。なお、図上前記補助キャスター35の取付部と反対位置(図上右側)に設けられた穴34′,37′,38′は、補助キャスター35をこの位置に付け替えて使用することができるように設けられたものである。
【0033】
上述のように構成される走行輪10と前部走行台車20とは、目的の大型建設機械の組立ラインで、本体1が移送可能な外形となるまで各部が組立てられる工程を経て、移送可能な状態に達すると、所要の検査を行った後に、あるいは検査前に、左右のスプロケット3に対しては走行輪10を装着する。また、本体1の前下部には前部走行台車20を装着する。
【0034】
その走行輪10は、前述のように、スプロケット3の外側面側から係合部における筒状部材13が各歯底に対応するように位置合わせを行って嵌め込むようにすることでスプロケット3に走行輪10を外嵌めできる。したがって、リング状の側板14に設けられたボルト穴16に外側からボルトを挿入して本体側で座金19′を介在させてナットを締め込むと、座金19′の一部がスプロケット3の歯底より中心寄りに掛かって、その座金19′と外側の側板14とによってスプロケット3を挟みつけて固定でき、装着できる。この状態で走行輪10は、リングホイール11を形成する外輪12の内側側に配置される筒状部材13がスプロケット3の全歯部3aに噛み合うと同時に歯底3bに接して、スプロケット3とリングホイール11が一体化される。
【0035】
また、前部走行台車20は、前述のようにして本体の前下部に接続ピン7によって連結され、当り部材22が斜面に当接するので、本体側の自重量が作用すると一体的接続された状態となる。したがって、前部は前部走行台車20によって支持し、後部は走行輪10によって支持することになる。
【0036】
このようにして本体1が走行可能な状態に組立てられたならば、駆動機2を作動してスプロケット3,3を回転駆動すれば、そのスプロケット3に外嵌する走行輪10,10が回転して自走することが可能になる。したがって、前進駆動すれば、本体1は自走できることになるので、所要場所に移送して次の工程へ移行できるのである。この走行に際しては、走行輪10の外周踏み面となるタイヤ17は弾性材が巻き付けられているのでスリップすることなく走行でき、接地による路面を傷付けることもない。なお、タイヤ17は押え金具18によってリングホイール11に強力に取付けられているので剥離することはない。そして、走行輪10(スプロケット)を走向操作すると、前部走行台車20は左右にキャスター30が配されているので、自在に向きを変えて走行できるから、任意の位置に移動させることができる。それゆえに、組立工程での処理が終了すれば、完成車として組立を行わずして出荷することが可能になり、従来の分解作業が省略できて、しかも走行移動が直ちにできるので、作業待ちを解消できるという効果を得ることができる。
【0037】
出荷に当り分解搬送装置を建設機械本体から撤去するには、扛重機によって本体を吊り、地切り状態にした後に、あるいはトレーラなど輸送車に搭載後、走行輪10は取付ボルトをすべて外して扛重機もしくはフォークリフトなどによって支持しながらスプロケットから横方向に抜き出すようにすることで簡単に撤去できる。また、前部走行台車20は、補助キャスター35を使用状態にして本体1との接続ピン7を抜き取れば、簡単に分離できる。こうして、取り外した分解搬送装置は、次の作業工程に回送して再び使用に供することができる。
【0038】
次に、図10には走行輪の他の実施形態が示されている。この図10(a)は側面図、(b)は(a)におけるA−A視側断面図、(c)は轍片の斜視図である。
【0039】
この実施の形態の走行輪10Aは、基本的に前記実施の形態と同様の構成であって、タイヤ部分の構成のみを異にするものである。したがって、前記実施の形態と同一もしくは同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
【0040】
この走行輪10Aは、リングホイール11については前述の実施形態のものとほぼ同一である。そして、外輪12の外周部に所定のピッチで幅方向に角型の棒状部材18Aが一体に設けられ、それら棒状部材18A間に図10(c)で示されるような弾性材で成形された轍片17A(ブロック17A)がボルトにて固着されている。なお、前記棒状部材18Aは、配設されるブロック17Aを安定保持するスペーサの役目を果たしている。
【0041】
このように形成される走行輪10Aによれば、タイヤ部分が弾性材にて成形されたブロック17Aを所要の間隔で取付けられた構造とされているので、走行時における接地面との接触が前述の実施形態のような弾性材の板材で形成されたタイヤよりも接地抵抗を少なくして安定した走行が行える効果がある。また、摩耗してもブロック単位で交換できるので便利である。そのほかに、このブロックの構成材を走行に適した材料を選択して成形することにより耐久性を長めることができる。なお、そのブロック17Aには、例えば履帯に用いられる後付のゴム履板を使用すれば効果的である。
【0042】
さらにまた、図11に示されるように、スプロケット3の外周部に外嵌して取付リング40を前記リングホイール11と同様に付設して、その取付けリング40にサイドウオール部分45aでボルト42で締結するようにして産業車両用のタイヤ45を外嵌めする構造にすれば、一般車両用のタイヤを履いた車輪と同様にすることが可能で、クッション性を高めることが可能となる。このような形式の場合でも、スプロケット3に対する装着要領は前記実施形態と同様にすることで問題はない。
【0043】
次に、図12(a)〜(c)に示されるのは、走行輪の他の実施形態であって、両面を使って異なるピッチのスプロケットを備えた機種に対応できる走行輪10Cである。
【0044】
この実施形態の走行輪10Cは、基本的に前記実施形態の走行輪10,10Aと同様であるが、リングホイールに装着するスプロケットが異なるピッチのものに対応できるように両側で使用できる係合部を構成されている。図12(b)に示されるように、所要幅の外輪12′の内周部でその幅方向のほぼ中央位置にリング状の側板14′が外輪12′と一体に固着され、この側板14′の両面に異なるピッチで筒状部材13′,13″が周方向に配設されて一体に取付けられている。また、それら筒状部材13′,13″の各外側面にはそれぞれ装着するスプロケット3の外径よりも大きい内径のリング状の側板15′が外輪12′と一体に溶接されて取付けられている。なお、それら筒状部材13′,13″は、前記実施形態と同様に装着するスプロケット3の各歯底に係合するように配置されている。
【0045】
この実施形態における走行輪10Cでは、両側における筒状部材13′,13″の配置について、装着するスプロケット3の歯数が同一でピッチが異なるものであるので、側板14′には装着時にボルト締結するためのボルト穴16が両側共通となるように、ボルト19が各筒状部材13′,13″の内部を挿通できる位置でそれぞれ設けられている。なお、スプロケット3の歯数が異なる場合には、両側で共通させることができる位置を選択してその個所にボルト穴が設けられる。
【0046】
また、外輪12′の外周面には、所定のピッチで角形断面の棒状部材18′が軸線に平行して取付けられ、これら棒状部材18′の間に轍片17′が着脱可能に取付けられている。その轍片17′としては履板としての後付ゴムパッドを装着する。なお、図中符号12aは、外輪の周面に設けられた前記履板(後付ゴムパッド)の取付座である。
【0047】
このような走行輪10Cを採用すれば、装着しようとする被搬送車両の駆動用スプロケットに対応する側の係合部を、前記実施形態と同様に、そのスプロケット3の歯部に各筒状部材13″(13′)が噛み合うようにして外側部から嵌め合わせて装着する。その後に、ボルト19を一方の筒状部材13′端から座金19″(この座金にはボルト穴があけられている)をあてがって側板14′のボルト穴16を挿通し、本体側に配した押え金19′(座金)のネジ穴に螺合させて締付け、側板14′とによってスプロケット3の歯部を挟み付けて固定する。このようにすることで、駆動用のスプロケット3に走行輪10Cが装着できる。この状態では走行輪10Cの幅方向において一方に片寄って装着されることになるが、車体の左右において対称に装着され、外輪12′に対してその中央部で一体に取付く側板14′にスプロケット3がボルト19と押え金19′とで締結されるので、走行時の負荷に対して何等問題はない。
【0048】
前記と異なるピッチのスプロケットに対して走行輪10Cを装着する場合には、走行輪10Cを対応する側に向きを変えて、前記要領でスプロケットに被嵌して装着することにより、異なる機種の車両に対応させることができる。なお、前部走行台車については前述の通り装着して使用される。
【0049】
この走行輪10Cは、前述のように両側に装着する異なるピッチのスプロケットが装着できるように係合部を構成されているので、作業の都合で異なったスプロケットを備える車両に対応させるには、それに適合する向きに変えて使用すれば2種類の車両に使用することができる。したがって、余分なサイズのものを多く準備することなく合理的に使用することができる。また、使用しないときに、各種寸法の走行輪を保管するに当っても、共用できることでその保管スペースが少なくてすみ、管理が容易になるという利点がある。もちろん、製作数を少なくできるので経済的効果を高めることができる。
【0050】
前記実施態様においてスプロケット3に走行輪10(10Aほか)をボルト締結するに際して、本体側に配する座金は、スプロケットの側面に沿って取付けボルトで挟み付けるに適する幅のリング状のものを複数に分割した押え座片(図示せず)を使用すれば、個々に座金を用いて締結するよりもより取扱いが容易になり、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に係る大型建設機械車両の自走式分解搬送装置の一実施形態を表わす側面図である。
【図2】 図2は、図1の一部を省略して表わす平面図である。
【図3】 図3は、後部の走行輪の正面図である。
【図4】 図4は、図3のA−A視中央一部縦断面図である。
【図5】 図5は、図3の平面図である。
【図6】 図6は、走行輪をスプロケットに装着した態様を表す一部切断断面図である。
【図7】 図7は、前部走行台車の正面図である。
【図8】 図8は、前部走行台車の平面図である。
【図9】 図9は、図7の右側面図である。
【図10】 図10は、走行輪の他の実施形態を示すもので、(a)は側面図、(b)は(a)におけるA−A視側断面図、(c)は轍片の斜視図である。
【図11】 図11は、走行輪の他の実施形態を示す一部断面図である。
【図12】 図12は、異なるピッチのスプロケットに適応できる走行輪の実施形態を示す図で、(a)はピッチのことなる二面を同時に表わす正面図、(b)は一部縦断面図、(c)は要部を表わす断面図である。
【符号の説明】
1 建設機械の本体
3 駆動用のスプロケット
6 接続用のブラケット
7 接続ピン
10,10A,10B,10C 走行輪
11 リングホイール
12,12′ 外輪
13,13′,13″ 筒状部材
14,14′,15 側板
16 ボルト穴
17 タイヤ
17A,17′ 轍片(ブロック)
18 押え金具
18A、18C 角型の棒状部材
19 取付ボルト
19′ 座金
20 前部走行台車
21 主フレーム
22 当り部材
25 車輪支持フレーム
26 軸受
27 枢支軸
30 キャスター
35 補助キャスター
40 取付リング
45 タイヤ

Claims (8)

  1. 履帯走行式建設機械における本体後部外側に設けられた履帯駆動用のスプロケットに履帯の代わりに被嵌装着される走行輪と、本体の前下部に付けて、前記本体前部を支持するキャスター型の前部走行台車とで構成され、前記走行輪は前記スプロケットの歯と噛合って一体的に支持されるようにして踏面を弾性材で形成されており、前記前部走行台車は前記本体の前下部に装着される主フレームと、この主フレームに中央部を枢支されて左右に揺動可能な車輪支持フレームと、この車輪支持フレームの両端部に首振り自在に取付けられる左右一対の走行車輪とで構成されることを特徴とする大型建設機械車両の自走式分解搬送装置。
  2. 前記走行輪は、前記スプロケットの歯に噛合う係合部を内周に有し、その係合部の外周側に歯幅よりも広幅の外輪が形成され、この外輪の外周部は弾性材にて形成され、外輪の内周に設けられる前記係合部の一側面を覆って一体に設けられる側板の外部から前記スプロケットの歯部を挟むようにボルト締結して着脱可能に装着される構成である請求項1に記載の大型建設機械車両の自走式分解搬送装置。
  3. 前記走行輪は、金属板で所要直径に形成された外輪部の内周側に、係合させるスプロケットの歯部の歯底にほぼ合致する外形寸法でその歯幅よりやや長い寸法の筒状部材を、前記歯部のピッチに合致するように配して前記外輪部並びにリング状側板と一体に溶接されて係合部が形成され、前記筒状部材の内部を貫通するようにして一方のリング状側板に締結用のボルト穴が配設され、スプロケットの側面から係合部を歯に嵌め合わせて取付けられる構成である請求項1または2に記載の大型建設機械車両の自走式分解搬送装置。
  4. 前記走行輪は、外輪の内周面における幅方向の中間位置にリング状側板を同軸線上で一体に配設して、そのリング状側板の両側に異なるピッチのスプロケットの歯と噛合う係合部を有し、前記リング状側板と押え金とでスプロケットの歯部を挟んでボルト締結して着脱可能に装着される構成である請求項1または2に記載の大型建設機械車両の自走式分解搬送装置。
  5. 前記走行輪の外輪には、タイヤの一方のサイドウオール金属外輪部に固着できるようにして取付けられている請求項1または2に記載の大型建設機械車両の自走式分解搬送装置。
  6. 前記走行輪の外輪には、弾性材にてなるブロック型の轍片所要のピッチで多数取付けられている請求項1〜4のいずれかに記載の大型建設機械車両の自走式分解搬送装置。
  7. 前記前部走行台車の車輪支持フレームは、両端部に軸線が上下方向に形成される軸受を備え、前記走行車輪が、前記軸受に取付軸を支持されて首振り自在に取付けられ請求項1に記載の大型建設機械車両の自走式分解搬送装置。
  8. 前記前部走行台車の主フレームには、固定ピンの差換えにより不使用時支持位置から車輪を浮上がらせるようにさせる補助車輪が付設されている請求項7に記載の大型建設機械車両の自走式分解搬送装置。
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