JP4789257B2 - 電磁シールド型ルーバー - Google Patents

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Description

本発明は、電気電子機器収納用キャビネットに使用される電磁シールド型ルーバーに関するもので、特にルーバー本体のキャビネット内面側にシールド金具を取り付けた電磁シールド型ルーバーに関するものである。
電気電子機器収納用のキャビネットには、キャビネット内部で発生した熱を外部に逃がすとともに、換気を行うための開口部が設けられている。そしてこの開口部から異物や雨水などが浸入することを防止するために、開口部にはルーバーが取り付けられるのが普通である。特許文献1には、キャビネットパネルに形成された開口部に外側から嵌め込み、弾性爪によって固定されるルーバーが開示されている。
キャビネットパネルは金属製であるために外部からの電磁波を遮断する能力を持つが、開口部を通じてキャビネット内部に侵入する電磁波が、内部機器に影響を及ぼすことがある。そこで従来から、ルーバー本体のキャビネット内面側にシールド金具を取り付けた電磁シールド型ルーバーが開発されている。
図5と図6は、ルーバー本体1へのシールド金具2の一般的な取り付け方法を示す説明図である。図示のように、シールド金具2はルーバー本体1の開口部を覆う電磁シールド用の金網3と、ルーバー本体1の側面を覆う金属製の側壁4とを備えており、ルーバー本体1にキャビネット内面側から被せられる。そして四隅をネジ5によってルーバー本体1に固定されている。また、シールド金具2に設けられている孔部33は、ルーバーをキャビネットに取付けるための弾性係止爪14より充分に大きく形成されている。
ところが、ルーバー本体1は樹脂製であるのに対してシールド金具2は強度のある金属製であり、シールド金具2の側壁4とルーバー本体1の側面13の高さが異なるので、ネジ5を強く締めるとシールド金具2の側壁4によりルーバー本体1のフランジ部6が押されてルーバー本体1が歪むことがあった。また、金網3はシールド金具2のルーバー本体側に溶接されているので、金網3の板厚分のすきま32が、ルーバー本体1とシールド金具2の間の四隅に発生し、ネジ5により強く締めるとすきま32の分、ルーバー本体1がシールド金具2に引き寄せられ、ルーバー本体1が歪むことで、ルーバーのカバーが外れたり、電磁シールド特性が低下する可能性があることが判明した。
特開2000‐294967号公報
本発明は上記した従来の問題点を解決して、ルーバー本体を歪ませることなくシールド金具を確実に固定することができ、安定した電磁シールド特性を得ることができる電磁シールド型ルーバーを提供するためになされたものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、キャビネットパネルに形成された開口部にキャビネット外側から挿入されたルーバー本体と、そのキャビネット内面側に取り付けられたシールド金具とからなる電磁シールド型ルーバーであって、ルーバー本体は、前記開口部の外周面に接するフランジ部と筒状部とを備え、該筒状部の側面にルーバー本体をキャビネット開口部に挿入したときに脱落を防止する弾性係止爪を形成し、シールド金具は、ルーバー本体の側面を覆う側壁を備え、該側壁は前記弾性係止爪に係止されることによりシールド金具をルーバー本体に仮保持させるための複数の孔部を備えるとともに、側壁の先端に鍔部を備え、鍔部を上記フランジ部とキャビネットパネルとの間に挟みこむことによりシールド金具を固定したことを特徴とするものである。
本発明の電磁シールド型ルーバーはシールド金具の孔部をルーバー本体の弾性係止爪に嵌入係止することにより、シールド金具をルーバー本体に仮保持し、シールド金具の側壁先端の鍔部をキャビネットパネルとルーバー本体のフランジ部との間に挟みこむことによりシールド金具を固定したので、従来のネジ止め方式とは異なり、シールド金具によってルーバー本体が歪むことなく、電磁シールド特性が低下することがない。
以下に本発明の好ましい実施形態を、図1〜図3を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態を示す分解斜視図であり、10は樹脂製のルーバー本体、20は金属製のシールド金具である。ルーバー本体10はフランジ部11と筒状部12とを備えている。図3に示すように、キャビネットパネル30には開口部31が形成されており、ルーバー本体10はキャビネットの外側からこの開口部31に挿入される。このためルーバー本体10の筒状部12は開口部31の内面形状と同一形状であり、フランジ部11は開口部31の外周面に接するように形成されている。なおフランジ部11の四隅にはネジ止め用の孔15が形成されている。またフランジ部11の外周端16は僅かに内向きに屈曲させてある。
この実施形態では筒状部12は四角柱状であり、その内部に周知のルーバー構造が形成されている。またこの筒状部12の側面13の複数箇所には、ルーバー本体10をキャビネット開口部31に取り付けるための弾性係止爪14が形成されている。この実施形態では弾性係止爪14は特許文献1に示されたような弾性のある取り付け爪であり、ルーバー本体10のフランジ部11に近い側が自由端となり外側に拡がっている。このため、図3に示されるようにルーバー本体10の筒状部12を外側からこの開口部31に挿入すると、キャビネットパネル30の内側で弾性係止爪14が外側に拡がり、ルーバー本体10の脱落を防止することができる。
シールド金具20はルーバー本体10の筒状部12の外側に装着されるもので、電磁シールド用の金網21が設けられた四角形状の平面部22と、その四方に設けられルーバー本体10の側面13を覆う側壁23とを備えている。図1に示されるようにこれらの側壁23の先端はほぼ直角に外向きに折り曲げられて鍔部24となっている。また対向する2つの側壁23には上記した弾性係止爪14が嵌る大きさの孔部25が設けられている。孔部25の先端は鍔部24の基部まで延びている。
このため、図2に示すようにシールド金具20をルーバー本体10の筒状部12に被せると、ルーバー本体10の弾性係止爪14がシールド金具20の孔部25に嵌り込んだうえで僅かに外側に拡がるので、シールド金具20はルーバー本体10の筒状部12に仮保持された状態となる。このようにシールド金具20を仮保持させたルーバー本体10をキャビネットパネル30の開口部31に嵌め込み、さらにルーバー本体10のフランジ部11の四隅に形成されたネジ止め用の孔15に取り付けネジ17を通してルーバー本体10をキャビネットパネル30に固定する。この状態を図3の斜視図と、図4の要部拡大断面図に示す。
これにより、シールド金具20の鍔部24はキャビネットパネル30とルーバー本体10のフランジ部11との間に挟み込まれ、シールド金具が固定される。前記したように、フランジ部11の外周端16は鍔部24の板厚分だけ僅かに内向きに屈曲させてあるので、シールド金具20の鍔部24を挟み込んでもシール性が低下することはない。
本発明では従来のようにシールド金具2をルーバー本体1にネジ止めで固定せず、上記のようにシールド金具20の孔部25をルーバー本体10の弾性係止爪14に嵌入係止することにより、シールド金具20をルーバー本体10に仮保持し、シールド金具20の側壁先端の鍔部24をキャビネットパネル30とルーバー本体10のフランジ部11との間に挟みこむことによりシールド金具20を固定したので、シールド金具20によってルーバー本体10が歪むことなく、電磁シールド特性が低下することがない。また、ルーバー本体10をキャビネットに取り付けるための弾性係止爪14を利用して、シールド金具20をルーバー本体10に仮保持しているので、組み立ての作業性に優れる利点がある。
本発明の実施形態を示す分解斜視図である。 シールド金具をルーバー本体にはめ込んだ状態の斜視図である。 キャビネットパネルへの取り付け状態を示す斜視図である。 取り付け状態を示す要部拡大断面図である。 従来技術を示す分解斜視図である。 従来技術を示す斜視図である。
符号の説明
1 従来技術におけるルーバー本体
2 シールド金具
3 金網
4 側壁
5 ネジ
6 フランジ部
10 本発明におけるルーバー本体
11 フランジ部
12 筒状部
13 側面
14 弾性係止爪
15 ネジ止め用の孔
16 外周端
17 取り付けネジ
20 シールド金具
21 電磁シールド用の金網
22 平面部
23 側壁
24 鍔部
25 孔部
30 キャビネットパネル
31 開口部
32 すきま

Claims (1)

  1. キャビネットパネルに形成された開口部にキャビネット外側から挿入されたルーバー本体と、そのキャビネット内面側に取り付けられたシールド金具とからなる電磁シールド型ルーバーであって、
    ルーバー本体は、前記開口部の外周面に接するフランジ部と筒状部とを備え、
    該筒状部の側面にルーバー本体をキャビネット開口部に挿入したときに脱落を防止する弾性係止爪を形成し、
    シールド金具は、ルーバー本体の側面を覆う側壁を備え、該側壁は前記弾性係止爪に係止されることによりシールド金具をルーバー本体に仮保持させるための複数の孔部を備えるとともに、側壁の先端に鍔部を備え、
    鍔部を上記フランジ部とキャビネットパネルとの間に挟みこむことによりシールド金具を固定したことを特徴とする電磁シールド型ルーバー。
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