JP4788592B2 - 逆流防止回路 - Google Patents

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Description

本発明は、電源端子に抵抗を介してプルアップされている信号入力端子について、当該端子から電源側に電流が逆流するのを防止するためにダイオードを備えた回路に関する。
図4は、例えば、自動車の車室内に配置されるスイッチ信号入力回路について設けられる、電源電流の逆流を防止する回路の一例を示すものである。スイッチ入力信号回路1の入力端子2には、外部にスイッチ制御用のECU(Electronic Control Unit)3が接続されている。ECU3は、車室内の電装品、例えば、カーエアコンやオーディオ、パワーウインドなどのスイッチ4が乗員により操作された場合に、操作信号をスイッチ入力信号回路1に出力するようになっている。
ECU3の出力段には、NPNトランジスタ5が配置されており、そのコレクタは、抵抗素子6及びヒューズ7を介して車両のバッテリ8の正側端子に接続され、エミッタはグランドに接続されている。そして、トランジスタ5のコレクタがスイッチ入力信号回路1の入力端子2に接続されており、トランジスタ5は、スイッチ4がオン操作されることに伴いオンとなり、コレクタ電位をロウレベル(GND)に変化させる。
スイッチ入力信号回路1の内部において、入力端子2は、プルアップ抵抗9を介して電源側にプルアップされている。また、入力端子2は、入力抵抗10を介して、例えば、コンパレータ11の(−)端子に接続されている。コンパレータ11の(+)端子には、図示しないが比較用の基準電圧が与えられており、コンパレータ11は、その比較結果を図示しない次段の回路に出力する。
また、スイッチ信号入力回路1の電源端子12には、バッテリ8の正側端子がヒューズ13を介して接続されており、電源端子12は、スイッチ入力信号回路1の内部でサージ保護用の抵抗素子14及び逆流防止用のダイオード15(順方向)を介して、前記プルアップ抵抗9に接続されている。ダイオード15のカソードは、NチャネルMOSFET(例えば、LDMOS)16のドレイン,ソースを介してグランドに接続されており、そのFET16にはクランプ回路17が並列に接続されている。
クランプ回路17は、FET16の両端に印加される電圧がクランプレベルを超えた場合に、FET16にゲート信号を出力して導通させるように動作する。そして、FET16及びクランプ回路17は、静電気保護回路18を構成している。
次に、上記構成の回路動作について説明する。バッテリ8と、ECU3,スイッチ信号入力回路1との間には、夫々ヒューズ7,13が挿入されている。そして、ダイオード15は、例えば図4に示すようにヒューズ13側が切れた場合に、電源電流が入力端子2側より電源端子12側に逆流するのを防止するために配置されている。
一方、入力端子2にはスイッチ制御用のECU3が接続されているため、静電気による高電圧が印加され易い。しかし、ダイオード15はそのような高電圧に弱く、逆方向にブレークして破壊されるおそれがあることから静電気保護回路18を設けており、入力端子2に高電圧が印加されるとクランプ回路17がFET16をオンさせて、ダイオード15に過剰な逆バイアス電圧が印加されることを防止している。
この場合、FET16の耐圧は例えば40V程度であるため、クランプ回路17は、それ以下の電圧でFET16をオンさせるように設定される。そして、電源端子12側にも高電圧サージが印加される可能性がある。従って、抵抗素子14がない状態で、例えば50V以上のサージ電圧が印加された場合を想定すると、クランプ回路17がFET16をオンさせるので、バッテリ8から大きな電流が流れてダイオード15やFET16が破壊されるおそれがある。そのような事態を回避するため、サージ保護用の電流制限抵抗として、抵抗素子14が必要となっている。尚、上記の構成と同じではないが、類似した回路構成は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2000−77537号公報
即ち、上記の構成では、ダイオード15を静電気から保護するために静電気保護回路18を設け、その静電気保護回路18を設けためにサージ保護用の抵抗素子14が必要となっている。
ところで、自動車に搭載される電装品については、高機能化・高級化が進んでいるため、アクチュエータと、そのアクチュエータを制御するためのECUとを一体として、極力小型化や低コスト化を図ることが要求されている。しながら、上記のように構成される回路は回路素子数が比較的多いため、上記の要求を満たすものとは言えなかった。また、回路素子数が多いことで各素子の定数を適切に調整するのにも工数がかかるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、回路素子数をより削減して適切な回路動作を行なうことができる逆流防止回路を提供することにある。
請求項1記載の逆流防止回路によれば、MOSFETが備えている寄生ダイオードによって、信号入力端子側からの電源側への電源電流の逆流を防止できる。そして、信号入力端子に、例えば静電気などの高電圧が印加された場合は、導通制御回路がMOSFETを導通させて電源側への電流経路を形成するので、寄生ダイオードが高電圧によって破壊されることは回避される。また、電源側に高電圧サージが印加された場合は、順方向の寄生ダイオードを介して信号入力端子側に流れようとする電流は、プルアップ用の抵抗素子によって制限される。従って、従来構成より部品点数を削減しても、保護動作を適切に行なうことができる。
請求項2記載の逆流防止回路によれば、信号入力端子を、車室内に配置される電装品に設けられるスイッチが操作された場合に、その操作信号が入力される端子とする。即ち、車室内に配置される電装品のスイッチは車両の乗員によって操作されるため、静電気が頻繁に印加されることが想定され、その対策が必須となる。従って、本発明の逆流防止回路を適用すれば、極めて有効である。
(第1実施例)
以下、本発明を、自動車の車室内に配置されるスイッチ信号入力回路に適用した場合の第1実施例について図1及び図2を参照して説明する。尚、図4と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。本実施例のスイッチ信号入力回路21は、図4のスイッチ信号入力回路1より、抵抗素子14及びダイオード15を取り除き、プルアップ抵抗(抵抗素子)9にFET16のドレインを接続し、電源端子12にソースを接続している。その結果、FET16の寄生ダイオード16Dは、入力端子(信号入力端子)2から見て逆方向となるように接続されている。そして、FET16のソース−ドレイン間には、クランプ回路17に替わるクランプ回路(導通制御回路)22が接続されている。
図2には、そのクランプ回路22の具体構成を示す。FET16のソース−ゲート間には抵抗素子23が接続されており、ゲート−ドレイン間には、順方向に接続された複数のツェナーダイオード24と、逆方向に接続されたダイオード25との直列回路が接続されている。即ち、ツェナーダイオード24のツェナー電圧とその直列接続数によって、クランプ回路22がFET16をオンさせる電圧が決定される。そして、FET16とクランプ回路22とで、逆流防止回路26が構成されている。
次に、本実施例の作用について説明する。逆流防止回路26では、FET16を通常の接続形態とは逆方向に、即ち電源側がソースとなるように接続したことで、寄生ダイオード16Dは、入力端子2から見て逆方向となっている。従って、通常状態でのバッテリ8の電源は、寄生ダイオード16Dを介して供給されると共に、ヒューズ13が切れた場合は、寄生ダイオード16Dがダイオード15に替わって逆流を防止する機能を果すようになる。
そして、入力端子2に静電気による高電圧が印加されると、クランプ回路22がFET16をオンさせて電源端子12側に電流を流すので、寄生ダイオード16Dが逆方向にブレークすることはない。また、電源端子12側に高電圧サージが印加された場合には、順方向の寄生ダイオード16Dを介して入力端子2側に流れようとする電流はプルアップ抵抗9によって制限されるので、問題はない。
以上のように本実施例によれば、電源端子12と入力端子2をプルアップする抵抗素子9との間に、寄生ダイオード16Dの方向が入力端子2側から見て逆方向となるようにFET16を接続し、クランプ回路22は、入力端子2に過電圧が印加されるとFET16をオンさせるようにした。即ち、寄生ダイオード16Dにより電源電流の逆流を防止し、入力端子2側に印加される過電圧に対しては、FET16をオンさせて寄生ダイオード16Dを保護し、電源端子12側に過電圧が印加された場合に流れようとする電流は、プルアップ抵抗9によって制限できる。従って、従来構成より、抵抗素子14やダイオード15を削減しても、保護動作を適切に行なうことができる。
そして、入力端子2を、車室内に配置される電装品に設けられるスイッチ4が操作された場合に、ECU3よりその操作信号が入力される端子とするので、車両の乗員によって操作されるため、静電気保護対策が必須となる構成に、逆流防止回路26を極めて有効に適用することができる。
(第2実施例)
図3は本発明の第2実施例であり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第2実施例の逆流防止回路31は、第1実施例のFET16に替えて、PチャネルMOSFET32を使用している。そのFET32のソースはプルアップ抵抗9に接続され、ドレインは電源端子12に接続されていることで、寄生ダイオード32Dは、第1実施例と同様に入力端子2側から見て逆方向となっている。
また、クランプ回路(導通制御回路)33は、第1実施例のクランプ回路22の上下配列を入れ替えたもので、FET32のドレイン−ゲート間には抵抗素子23が接続され、ゲート−ソース間には、複数の順方向ツェナーダイオード24と、逆方向ダイオード25との直列回路が接続されている。
次に、第2実施例の作用について説明する。入力端子2に静電気による高電圧が印加されると、クランプ回路33がFET32をオンさせる。即ち、ツェナーダイオード24の直列回路がブレークすれば、抵抗素子23に電流が流れてFET32がオンするので、保護動作は第1実施例の場合と同様になる。
以上のように、PチャネルMOSFET32を使用した第2実施例による場合も、第1実施例と同様の効果が得られる。
本発明は上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形が可能である。
FETは、LDMOS型に限ることなく、UPドレイン型やプレーナ型、コンケーブ型やトレンチ型などどのようなタイプであっても、そのFETが備えている寄生ダイオードを利用することができる。
車室内に配置される電装品に設けられるスイッチ制御用のECU3に限ることなく、広く適用することができる。
本発明の第1実施例であり、スイッチ信号入力回路の構成を示す図 逆流防止回路の構成を、クランプ回路の内部を中心に示す図 本発明の第2実施例を示す図2相当図 従来技術を示す図1相当図
符号の説明
図面中、2は入力端子(信号入力端子)、8はバッテリ(電源)、9はプルアップ抵抗(抵抗素子)、12は電源端子、16はNチャネルMOSFET、16Dは寄生ダイオード、22はクランプ回路(導通制御回路)、26は逆流防止回路、31は逆流防止回路、32はPチャネルMOSFET32、32Dは寄生ダイオード、33はクランプ回路(導通制御回路)を示す。

Claims (2)

  1. 電源端子と信号入力端子をプルアップするための抵抗素子との間に、寄生ダイオードの方向が前記信号入力端子側から見て逆方向となるように接続されるMOSFETと、
    前記信号入力端子に過電圧が印加されると、前記MOSFETを導通させるように制御する導通制御回路とを備えることを特徴とする逆流防止回路。
  2. 前記信号入力端子は、車室内に配置される電装品に設けられるスイッチが操作された場合に、その操作信号が入力される端子であることを特徴とする請求項1記載の逆流防止回路。
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