JP4788037B2 - ガスメータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスの流量を測定して積算するガスメータに関する。
【0002】
【従来の技術】
ガスの流量を測定して積算するガスメータには、流路切替装置を設けたものがある。そこで、従来例1及び従来例2について説明する。
従来例1を図18及び図19により説明する。図18は流路切替装置の電磁弁の開状態を示す模式図、図19は同じく電磁弁の閉状態を示す模式図である。
流路切替装置110のバルブケーシング111には、ガスが流れるガス流路106が形成されている。ガス流路106には、電磁弁115(後述する)が配置される主流路112と、その電磁弁115をバイパスする副流路114とが形成されている。この場合、副流路114の流路断面積は、主流路112の流路断面積よりも小さい。
【0003】
また、前記主流路112には、その主流路112を開閉するための電磁弁115が配設されている。電磁弁115は、前記主流路112側に設けた弁座116と、その弁座116に対し相対的に開離(図18参照)又は当接(図19参照)することによって開閉作用をなす弁体120とを備えている。
【0004】
上記したガスメータの流路切替装置において、図18に示すように、電磁弁115により弁体120が開かれると、ガス流路106の上流側(ガス供給側が相当する)から流れてくるガス(図18中、太線矢印参照)が主として主流路112を通って下流側(ガス需要側が相当する)へ流れる。このとき、ガスは副流路114を通ることもできる。
また、図19に示すように、電磁弁115により弁体120が閉じられると、ガス流路106の上流側から流れてくるガス(図19中、太線矢印参照)が、副流路114のみを通って下流側へ流れる。
【0005】
したがって、電磁弁115の開状態(図18参照)ではその閉状態に比べ多い量(大流量という)のガスが供給され、また逆に、電磁弁115の閉状態(図19参照)では開状態(図18参照)に比べ少ない量に制限された小流量のガスが供給される。すなわち、ガス需要側のガス使用量に応じて、電磁弁115により電磁弁115を開閉することによって適切な流量のガスを供給することができる。
【0006】
次に、従来例2を図20により説明する。従来例2は特開2000−241219号公報により開示されたガスメータであって、図20はガスメータの概略図である。小流量のときは、双方向遮断弁205が開いて、他の双方向遮断弁206,207が閉じている。ガスは、流入口212からガスメータ201へ入り、双方向遮断弁205と超音波流量計202を流れて流出口214から出る。
そして、小流量より大きい流量では、双方向遮断弁205,206が開いて、超音波流量計202,203にガスが流れる。さらに、それ以上の流量では、双方向遮断弁207も開いて、3つの超音波流量計202,203,204にガスが流れる。
【0007】
したがって、双方向遮断弁205,206,207を開閉することによって適切な流量のガスを供給することができる。なお、制御部217は、ガス使用量を演算表示し、異常流量時に全ての双方向遮断弁205,206,207を閉じる。また、前記双方向遮断弁205,206,207は、弁体の開方向と閉方向の動作を1個のソレノイドで行なう電動式のバルブ装置になっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来例1に用いられている電磁弁115(図18及び図19参照)、あるいは、従来例2に用いられている双方向遮断弁205,206,207(図20参照)では、ガスの流れ方向が2回以上曲がるために圧力損失が大きいという問題があった。
また、この問題を回避するためには、例えば従来例1においては、弁体120(図18及び図19参照)が相対的に開離又は当接する弁座116の内径を必要以上の大きさにしなければならない。このため、ガスメータを小型化することが困難になっている。また従来例2も、従来例1と同様にガスメータの小型化が困難である。
【0009】
本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、流路切替装置における圧力損失を低減し、もって小型化を実現することのできるガスメータを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とするガスメータにより解決することができる。
すなわち、請求項1に記載されたガスメータによると、ガスの流量を測定して積算するものであって、流路切替装置のバルブケーシングの主流路がバルブ装置によって開閉されることによって適切な流量のガスを供給することができる。また、バルブ装置が閉状態ときは、バルブケーシングの外側に配管されたバイパス管の副流路を介してガスが流れる。また、流路切替装置のバルブ装置は、バルブシートに対しバルブが相対的に摺動して開閉作用をなすものであるから、ガスの流れ方向がほとんど変化されないので、流路切替装置における圧力損失を低減することができ、もってガスメータを小型化することができる。
【0011】
またバルブ装置は、バルブケーシング内にモーターケーシングを介して支持されたバルブ駆動モーターを備え、バルブ装置のバルブが軸回り方向の所定角度範囲内の往復運動によって開閉されるロータリーバルブである。したがって、小さいストロークすなわち回転角度でもってロータリーバルブを開閉することができる。
また、ロータリーバルブの軸心部にバルブシャフトが配置され、バルブシャフトは、円板状の取付板部と、その取付板部の両面に同心状に突出する支軸部及び係合筒部とを有し、支軸部は、バルブシートの軸心部に形成されたシート内筒部に対して回転可能に係合され、取付板部は、ロータリーバルブの軸心部に形成されたバルブ内筒部上に回転力を伝達可能に設けられ、バルブ駆動モーターのモーター軸にクラッチ部材が取付けられ、クラッチ部材がバルブシャフトの係合筒部に対して動力伝達可能に係合されている。
【0012】
また、請求項に記載されたガスメータによると、バルブシャフトの係合筒部の軸心部にセンターピンが取付けられ、そのセンターピンがクラッチ部材の軸心部に形成された軸孔に挿入されている。
【0014】
また、請求項に記載されたガスメータによると、クラッチ部材に対面するバルブ駆動モーターの端面には、ストッパ突起が突出され、バルブ駆動モーターに対面するクラッチ部材の端面には、段付状をなす閉ストッパ面及び開ストッパ面が形成され、ストッパ突起と閉ストッパ面及び開ストッパ面とにより、ロータリーバルブを開位置及び閉位置に位置決めする位置決め手段が構成されているため、その位置決め手段により、ロータリーバルブを開位置及び閉位置に位置決めすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
本発明の実施の形態1を説明する。ガスメータの斜視図を示した図1において、ガスメータ1のメータ本体1aの上面には、ガス流入口3を形成する入口金2と、ガス流出口5を形成する出口金4とが設けられている。なお、入口金2にはガス供給側の配管(図示省略)が接続されるとともに、出口金4にはガス需要側の配管(図示省略)が接続される。
【0017】
前記メータ本体1aの内部には、前記ガス流入口3及び前記ガス流出口5に連通するほぼU字状のガス流路6が形成されている。したがって、ガス供給側の配管(図示省略)から流れてくるガス(図1中、白抜き矢印参照)は、ガス流入口3からガス流路6を通ってガス流出口5よりガス需要側の配管(図示省略)へ流れる。なおガス流路6は、入口側の縦形流路部(符号、6aを付す)と横形流路部(符号、6bを付す)と出口側の縦形流路部(符号、6cを付す)とを有している。
【0018】
前記ガス流路6の入口側の縦形流路部6aには、遮断弁ユニット7が組込まれている。遮断弁ユニット7は、異常発生時においてガス流路6を閉じる遮断弁7a、及び、遮断弁7aを手動で開状態に復帰させるための復帰部材7b等から構成されている。なお、遮断弁ユニット7については、周知のものであるからその説明を省略する。
【0019】
前記ガス流路6の横形流路部6bには、整流部材8が組込まれている。整流部材8は、例えば断面ハニカム状をなしており、ガスの流れを整流する機能を有する。
【0020】
前記整流部材8の下流における横形流路部6bには、対向状をなす一対の超音波センサ9a,9bが配置されている。各超音波センサ9a,9bは、横形流路部6bの軸線に対して所定角度で傾斜する直線上に位置されている。各超音波センサ9a,9bは、超音波を相互に発信及び受信し、その受信信号を大流量計測回路9(図8及び図9参照)に入力する。なお、大流量計測回路9は、各超音波センサ9a,9bからの発信信号と受信信号とから超音波の到達時間を計測演算し、それに基づいて横形流路部6bを流れるガスの流量及びその積算流量を演算する。
【0021】
前記ガス流路6の出口側の縦形流路部6cには、流路切替装置10が組込まれている。以下、流路切替装置10について図2〜図7に基づいて詳述する。図2は流路切替装置10のバルブ装置15の開状態を示す断面図、図3は同じくバルブ装置15の開状態を示す平面図、図4は同じくバルブ装置15の閉状態を示す断面図、図5は同じくバルブ装置15の閉状態を示す平面図である。
【0022】
図2に示すように、流路切替装置10のバルブケーシング11の中空部により主流路12が形成されている。その主流路12は、前記ガス流路6における出口側の縦形流路部6c(図1参照)のほぼ中央部分に相当している。なお、バルブケーシング11の内周面には、その内径を所定長さ(高さ)に亘って小さくすることによって上部段付面11a及び下部段付面11bが形成されている。
【0023】
図2に示すように、前記バルブケーシング11内にはバルブ装置15(後述する)が設けられる。また、バルブケーシング11には、その外側に配管されるバイパス管13の両端部が接続されている。バイパス管13によって、前記主流路12に連通しかつバルブ装置15をバイパスする副流路14が形成されている。本実施の形態の場合、副流路14の流路断面積は、主流路12の流路断面積よりも小さい。
【0024】
前記バルブ装置15は、大略、バルブシート16とロータリーバルブ20と電動式のバルブ駆動モーター28とにより構成されている。以下、バルブシート16、ロータリーバルブ20、バルブ駆動モーター28を順に詳述する。
【0025】
まず、バルブシート16から述べる。バルブシート16は、図6に平面図で示すように、ほぼ円環状のシート外輪部16aと、シート外輪部16aの軸心部に形成されたほぼ円筒状(図2参照)のシート内筒部16bと、シート外輪部16aとシート内筒部16bとの間に径方向に架設された適数本(図6では6本を示す)のほぼ三角形状のシート閉口板部16cとを有している。シート閉口板部16cは、周方向にほぼ等間隔(図6では60°間隔)で形成されている。バルブシート16の周方向に隣合うシート閉口板部16cの間には、ほぼ三角形状のシート開口部17が形成されている。なお、バルブシート16の上面において、シート外輪部16aの内周縁、シート内筒部16bの外周縁及びシート閉口板部16cの両側縁には、シール縁16dが突出されている(図2参照)。
【0026】
上記バルブシート16のシート外輪部16aは、図2に示すように、前記バルブケーシング11の下部段付面11bに対し適数本(例えば4本)のシート止めねじ19によって締付けられて固定されている。なお、バルブシート16のシート外輪部16aとバルブケーシング11の下部段付面11bとの間には、その間をシールするパッキン(符号省略)が介在されている。
【0027】
次に、ロータリーバルブ20を述べる。ロータリーバルブ20は、図7に平面図で示すように、ほぼ円環状のバルブ外輪部20aと、バルブ外輪部20aの軸心部に形成されたほぼ円筒状(図2参照)のバルブ内筒部20bと、バルブ外輪部20aとバルブ内筒部20bとの間に径方向に架設された適数本(図6では6本を示す)のバルブ閉口板部20cとを有している。バルブ内筒部20bは、前記バルブシート16のシート内筒部16b(図2参照)よりも大きい外径で形成されている。バルブ閉口板部20cは、前記バルブシート16のシート閉口板部16c(図6参照)とほぼ整合可能に形成されている。ロータリーバルブ20の周方向に隣合うバルブ閉口板部20cの間には、前記バルブシート16のシート開口部17(図6参照)とほぼ整合可能なバルブ開口部21が形成されている。また、バルブ外輪部20a及びバルブ内筒部20bは、バルブ閉口板部20cの上面より上方に突出している(図4参照)。
【0028】
上記ロータリーバルブ20は、図2に示すように、前記バルブシート16の上面に対し、バルブシャフト24(後述する)を介して、軸回り方向に相対的に摺動可能に配置されている。したがって、ロータリーバルブ20は、その軸回り方向の所定角度(本実施の形態の場合、30°)の範囲内の往復運動すなわち回転によって、バルブシート16に対し相対的に摺動して開閉作用をなす。すなわち、ロータリーバルブ20のバルブ開口部21がバルブシート16のシート開口部17と合致することにより開状態となり(図2及び図3参照)、また、ロータリーバルブ20のバルブ閉口板部20cがバルブシート16のシート開口部17と合致することにより閉状態となる(図4及び図5参照)。図4に示すように、ロータリーバルブ20のバルブ内筒部20bには、適数本のバルブピン23がその頭部を露出した状態でかつ周方向に等間隔で取付けられている。なお、ロータリーバルブ20は本明細書でいう「バルブ装置15のバルブ」に相当する。
【0029】
前記バルブシャフト24は、図2に示すように、前記ロータリーバルブ20の軸心部に配置される。バルブシャフト24は、ほぼ円板状の取付板部24aと、その取付板部24aの下面に同心状に突出する支軸部24bと、取付板部24aの上面に同心状に突出するほぼ円筒状の係合筒部24dとを有している。
【0030】
図4に示すように、取付板部24aの外周部には、前記ロータリーバルブ20のバルブピン23に対応する孔(符号省略)が形成されている。また、支軸部24bの下端部には、弾性変形いわゆる撓み変形可能な適数本の係合片24cが形成されている。また、係合筒部24d内には、コイルばねからなるバルブ押えばね(符号省略)が嵌合されている。また、係合筒部24dの底面の軸心部には、センターピン26がその頭部を露出した状態で取付けられている。
【0031】
図4に示すように、前記バルブシャフト24の支軸部24bは、前記バルブシート16のシート内筒部16b内に挿入されることにより、その支軸部24bの複数本の係合片24cがバルブシート16のシート内筒部16bの下縁部に対し弾性変形を利用して係合している。
この状態で、図4に示すように、前記バルブシャフト24の取付板部24aの孔は、前記ロータリーバルブ20におけるバルブ内筒部20bのバルブピン23に嵌合されている。このようにして、バルブシャフト24の軸回りの回転力がロータリーバルブ20に伝達可能とされている。なお、ロータリーバルブ20のバルブ内筒部20bには、そのバルブ内筒部20bとバルブシャフト24との間をシールするパッキン(符号省略)が組込まれている。
【0032】
次に、バルブ駆動モーター28を説明する。図2及び図3に示すように、バルブ駆動モーター28は、バルブケーシング11に対してモーターケーシング30によって支持されている。そのバルブ駆動モーター28は、例えばステッピングモータからなる。
【0033】
前記モーターケーシング30は、図3に示すように、ほぼ円環状の外輪部30aと、その外輪部30aの軸心部に形成されたほぼ有底円筒状(図2参照)のモーター収容部30bと、外輪部30aとモーター収容部30bとの間に径方向に架設された適数本(図3では4本を示す)のほぼ棒状の支持部30cとを有している。なお、モーターケーシング30の周方向に隣合う支持部30cの間は、主流路12(図2参照)を貫通する開口部(符号省略)となっている。
【0034】
図2に示すように、前記モーターケーシング30のモーター収容部30bに、前記バルブ駆動モーター28が収容されている。バルブ駆動モーター28のモーター軸28aは、モーター収容部30bの底板部に形成された孔(符号省略)を通して下方に突出されている。バルブ駆動モーター28は、モーター収容部30bの底板部にモーター止めねじ32によって締付けられて固定されている(図2及び図3参照)。なお、モーター収容部30bの底板部には、その底板部とモーター軸28aとの間をシールするパッキン(符号省略)が組込まれている。
【0035】
図2に示すように、前記モーターケーシング30のモーター収容部30bの底面に突出する前記モーター軸28aには、クラッチ部材33が取付けられている。詳しくは、モーター軸28aをクラッチ部材33の軸孔(符号省略)に挿入した状態で、そのクラッチ部材33の径方向にねじ合わせた止めねじ(符号省略)がモーター軸28aに締付けられている。
【0036】
そして、図2に示すように、前記モーターケーシング30の外輪部30aは、前記バルブケーシング11の上部段付面11aに適数本(図3では4本を示す)のケーシング止めねじ35によって締付けられて固定されている。これにともない、前記クラッチ部材33が前記バルブシャフト24の係合筒部24dに対し動力伝達可能に係合される。
また、前記クラッチ部材33の軸孔(符号省略)に、バルブシャフト24のセンターピン26が挿入される。
また、クラッチ部材33は、前記バルブ押えばね(符号省略)の上半部に嵌合しそのばねを押圧している。バルブ押えばね(符号省略)は、その弾性を利用して、クラッチ部材33とバルブシャフト24との間の相対的ながた付きを抑制する。
【0037】
引き続いて、上記流路切替装置10の作動について説明する。いま、図2に示すように、バルブ装置15におけるロータリーバルブ20のバルブ開口部21がバルブシート16のシート開口部17に対し合致している開状態にあるものとする(図3参照)。この開状態では、シート開口部17及びバルブ開口部21を介して主流路12が連通される。このため、図1に示すように、ガス流入口3に流入してガス流路6の上流側(ガス供給側が相当する)から流れてくるガス(図1中、白抜き矢印参照)が主として主流路12を通って下流側(ガス需要側が相当する)へ流れる(図2中、白抜き矢印参照)。このとき、ガスは副流路14を通ることもできる。なお、流路切替装置10のバルブ装置15の開状態が図8に模式図で示されている。
【0038】
前記開状態において、バルブ装置15のバルブ駆動モーター28によりロータリーバルブ20が30°回転されると、図4に示すように、ロータリーバルブ20のバルブ閉口板部20cがバルブシート16のシート開口部17に合致して閉状態になる(図5参照)。この閉状態では、シート開口部17及びバルブ開口部21がバルブ閉口板部20c又はシート閉口板部16cによって閉止されることにより主流路12が遮断される。このため、図1に示すように、ガス流入口3に流入してガス流路6の上流側から流れてくるガス(図1中、白抜き矢印参照)が、主流路12に流れず、副流路14のみを通って下流側へ流れる(図4中、白抜き矢印参照)。なお、流路切替装置10のバルブ装置15の閉状態が図9に模式図で示されている。
【0039】
したがって、バルブ装置15の開状態(図8参照)では閉状態(図9参照)に比べ多い量(大流量という)のガスを供給し、また逆に、バルブ装置15の閉状態(図9参照)では開状態(図8参照)に比べ少ない量に制限された小流量のガスを供給することができる。すなわち、ガス需要側のガス使用量に応じて、流路切替装置10により主流路12を開閉することによって、適切な流量のガスを供給することができる。
【0040】
なお、図1に示すように、前記流路切替装置10の副流路14には、前記超音波センサ9a,9bと同様に、対向状をなす一対の超音波センサ37a,37bが配置されている。各超音波センサ37a,37bは、副流路14の軸線に対して所定角度で傾斜する直線上に位置されている。各超音波センサ37a,37bは、超音波を相互に発信及び受信し、その受信信号を小流量計測回路37(図8及び図9参照)に入力する。なお、小流量計測回路37は、各超音波センサ37a,37bからの発信信号と受信信号とから超音波の到達時間を計測演算し、それに基づいて副流路14を流れるガスの流量及びその積算流量を演算する。
【0041】
なお図示は省略するが、上記ガスメータ1はマイクロコンピュータを備えている。マイクロコンピュータは、前記超音波センサ9a,9b及び37a,37bからの超音波信号から演算されたガス流量に基づいて、前記バルブ駆動モーター28の駆動を制御したり、両流量計測回路9,37からの流量信号に基づいて表示器等に積算流量を表示したり、ガス流路6に異常流量のガスが流れた場合には遮断弁ユニット7の遮断弁7a(図1参照)を閉じたりする。
【0042】
上記したガスメータ1(図1参照)によると、ガスの流量を測定して積算するものであって、流路切替装置10(図8及び図9参照)のガスが流れる主流路12及び副流路14のうち主流路12が電動式のバルブ装置15によって開閉されることによって適切な流量のガスを供給することができる。また、流路切替装置10のバルブ装置15は、バルブシート16に対しロータリーバルブ20が相対的に摺動して開閉作用をなすものであるから、流路切替装置10における圧力損失を低減することができ、もってガスメータ1を小型化することができる。
【0043】
また、バルブ装置15のロータリーバルブ20が軸回り方向の所定角度範囲内の往復運動によって開閉するものである(図2〜図4参照)。したがって、小さいストロークすなわち回転角度でもってロータリーバルブ20を開閉することができる。
【0044】
また、バルブ装置15が電動式でありながら、ガス流路(主流路12)を開閉するための消費電力を低減することができる。
この点について詳述すると、例えば、従来例1で述べたような電磁弁115(図18及び図19参照)では、圧力損失を許容値以下にするために弁座116の内径に応じた大きな弁ストロークが必要で、弁ストロークの大きさにしたがって弁体120の駆動すなわちガス流路の開閉に要する消費電力が大きくなる。とくに、大流量を必要とするガスメータに内蔵する電磁弁の場合には消費電力が大きいという問題があった。
しかしながら、本実施の形態における電動式のバルブ装置15によると、前にも述べたように圧力損失が低減されるため、圧力損失を許容値以下にするために弁ストロークを増大する必要がなくなる。したがって、ガス流路(主流路12)を開閉するための消費電力を低減することができる。
【0045】
[実施の形態2]
本発明の実施の形態2を説明する。図10に流路切替装置10の斜視図が示されている。なお、実施の形態2は、実施の形態1の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、実施の形態1と同一構成部位には同一符号を付して重複する説明は省略する。
すなわち、実施の形態2は、実施の形態1のガスメータ1における流路切替装置10のみを単独で製品化したものである。したがって、図10に示すように、バルブケーシング11の下面にガス流入口3を形成する入口金2が設けられ、同バルブケーシング11の上面にガス流出口5を形成する出口金4が設けられている。
【0046】
実施の形態2の流路切替装置10によると、ガスが流れる主流路12及び副流路14のうち主流路12が電動式のバルブ装置15によって開閉されることによって適切な流量のガスを供給することができる。また、バルブ装置15は、バルブシート16に対しロータリーバルブ20が相対的に摺動して開閉作用をなすものであるから、ガスの流れ方向がほとんど変化されないので、流路切替装置10における圧力損失を低減することができ、もって流路切替装置10を小型化することができる。なお、上記流路切替装置10には、ガスの他、種々の流体を流すことが可能である。
【0047】
[実施の形態3]
本発明の実施の形態3を説明する。図11にバルブ装置の開状態の平面図、図12は同じく閉状態の平面図が示されている。なお、図11及び図12において、バルブ駆動モーター28を含むモーターケーシング30(図3及び図5参照)が省略されている。また、実施の形態3は、実施の形態1の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、重複する説明は省略する。
【0048】
バルブ装置15のバルブケーシング11には、例えばリードスイッチからなる位置検出センサ40が取付けられている。また、ロータリーバルブ20には、例えば磁石からなる検出子42が取付けられている。
図11に示すように、バルブ装置15の開状態では、位置検出センサ40に検出子42が接近することにより、位置検出センサ40によって検出子42が検出される。これによって、ロータリーバルブ20の開位置を検出することができる。
また、図12に示すように、ロータリーバルブ20が開位置から閉じられると、位置検出センサ40に対して検出子42が離れるため、位置検出センサ40は検出子42を検出できない。
【0049】
ガスメータ1(図1参照)のマイクロコンピュータは、位置検出センサ40からの検出信号に基づいて、ロータリーバルブ20の開位置が位置ずれしていることを判定したとき、すなわちロータリーバルブ20が開位置になるときでも位置検出センサ40が検出子42を検出できないときには、バルブ駆動モーター28(図2参照)を駆動し、前記位置ずれを補正する。なお、位置検出センサ40と検出子42とにより、本明細書でいう「位置検出手段」が構成されている。
【0050】
実施の形態3のバルブ装置15によると、位置検出センサ40と検出子42とによる位置検出手段により、ロータリーバルブ20の開位置を検出することができる。したがって、位置検出センサ40と検出子42とによる位置検出手段を利用して、ロータリーバルブ20の開位置の位置ずれを補正することができる。また、位置検出センサ40と検出子42とによる位置検出手段を利用して、バルブ装置15の故障をチェックすることができる。
【0051】
なお、検出子42は、位置検出センサ40によりロータリーバルブ20の閉位置を検出する位置に配置しても良い。このように構成すると、位置検出センサ40と検出子42とによる位置検出手段により、ロータリーバルブ20の閉位置を検出することができ、前記位置検出手段を利用して、ロータリーバルブ20の閉位置の位置ずれを補正したり、バルブ装置15の故障をチェックしたりすることができる。
【0052】
[実施の形態4]
本発明の実施の形態4を説明する。図13はバルブ装置の開状態の平面図、図14は同じく閉状態の平面図が示されている。なお、図13及び図14において、バルブ駆動モーター28を含むモーターケーシング30(図3及び図5参照)は、図11及び図12と同様、省略されている。また、実施の形態4は、実施の形態3の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、重複する説明は省略する。
【0053】
バルブ装置15のバルブケーシング11には、前記位置検出センサ(開位置検出センサという)40に加え、もう一つ同様の位置検出センサ(閉位置検出センサという)44が取付けられている。
図13に示すように、バルブ装置15の開状態では、位置検出センサ40に検出子42が接近することにより、位置検出センサ40によって検出子42が検出される。これによって、ロータリーバルブ20の開位置を検出することができる。
また、図14に示すように、ロータリーバルブ20が開位置から閉じられると、閉位置検出センサ44に検出子42が接近することにより、閉位置検出センサ44によって検出子42が検出される。これによって、ロータリーバルブ20の閉位置を検出することができる。
【0054】
ガスメータ1(図1参照)のマイクロコンピュータは、開位置検出センサ40及び閉位置検出センサ44からの検出信号に基づいて、ロータリーバルブ20の開位置及び閉位置が位置ずれしていることを判定したとき、すなわちロータリーバルブ20が開位置(又は閉位置)になるときでも開位置検出センサ40(又は閉位置検出センサ44)が検出子42を検出できないときには、バルブ駆動モーター28(図2参照)を駆動し、前記位置ずれを補正する。なお、開位置検出センサ40及び閉位置検出センサ44と検出子42とにより、本明細書でいう「位置検出手段」が構成されている。
【0055】
実施の形態4のバルブ装置15によると、開位置検出センサ40及び閉位置検出センサ44と検出子42とによる位置検出手段により、ロータリーバルブ20の開位置及び閉位置を検出することができる。したがって、開位置検出センサ40及び閉位置検出センサ44と検出子42とによる位置検出手段を利用して、ロータリーバルブ20の開位置及び閉位置の位置ずれを補正することができる。また、開位置検出センサ40及び閉位置検出センサ44と検出子42とによる位置検出手段を利用して、バルブ装置15の故障をチェックすることができる。
【0056】
[実施の形態5]
本発明の実施の形態5を説明する。図15にバルブ装置の閉状態の断面図が示されている。なお、実施の形態5は、実施の形態1の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、重複する説明は省略する。
バルブ装置15のバルブケーシング11には、その外側に配管される連通管46の両端部が接続されている。連通管46によって、前記主流路12に連通しかつバルブ装置15をバイパスする連通路47が形成されている。連通管46には、バルブ装置15の上流側におけるガス圧力と下流側におけるガス圧力との差圧を検出する差圧計48が組込まれている。なお、連通路47の流路断面積は、副流路14の流路断面積よりも小さい。
【0057】
ガスメータ1(図1参照)のマイクロコンピュータは、差圧計48からの差圧信号に基づいて、ガス圧力の差圧が適正か否かを判断することにより、バルブ装置15が故障したか否かをチェックする。すなわち、マイクロコンピュータは、ガス圧力の差圧が適正範囲から外れたときにバルブ装置15を故障したものと判断する。なお、差圧計48により、本明細書でいう「差圧検出手段」が構成されている。
【0058】
実施の形態5のバルブ装置15によると、差圧計48により、バルブ装置15の上流側におけるガス圧力とその下流側におけるガス圧力との差圧を検出することができる。したがって、差圧計48を利用して、バルブ装置15の故障をチェックすることができる。
【0059】
[実施の形態6]
本発明の実施の形態6を説明する。図16にバルブ装置の開状態の平面図が示されている。なお、実施の形態6は、実施の形態1の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、重複する説明は省略する。
バルブ装置15のバルブケーシング11には、開ストッパ50と閉ストッパ52が設けられている。一方、ロータリーバルブ20には、開ストッパ50と閉ストッパ52との間を移動可能な当接片54が設けられている。
【0060】
バルブ装置15の開状態では、開ストッパ50に当接片54が当接することにより、ロータリーバルブ20が開位置に位置決めされる。また、バルブ装置15の閉状態では、閉ストッパ52に当接片54が当接することにより(図16中、二点鎖線54参照)、ロータリーバルブ20が閉位置に位置決めされる。なお、開ストッパ50及び閉ストッパ52と当接片54とにより、本明細書でいう「バルブを開位置及び閉位置に位置決めする位置決め手段」が構成されている。
【0061】
実施の形態6のバルブ装置15によると、開ストッパ50及び閉ストッパ52と当接片54とによる位置決め手段により、ロータリーバルブ20の開位置と閉位置を位置決めすることができる。なお、位置決め手段は、ロータリーバルブ20を開位置又は閉位置の一方のみで位置決めするものとしてもよい。
【0062】
[実施の形態7]
本発明の実施の形態7を説明する。図17にバルブ駆動モーターとクラッチ部材の斜視図が示されている。なお、実施の形態7は、実施の形態1の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、重複する説明は省略する。
クラッチ部材33に対面するバルブ駆動モーター28の下面には、ストッパ突起55が突出されている。ストッパ突起55は、バルブ駆動モーター28と同心状をなす円弧状をなしている。ストッパ突起55は、所定角度θ1(例えば、150°)で形成されている。
【0063】
また、バルブ駆動モーター28に対面するクラッチ部材33の上面には、ほぼ半月状の凹所57が形成されることにより、段付状をなす閉ストッパ面58と開ストッパ面59とが形成されている。閉ストッパ面58と開ストッパ面59とは、所定角度θ2(例えば、180°)をなしている。
前記バルブ駆動モーター28のストッパ突起55は、クラッチ部材33の凹所57に対し所定の角度範囲(θ2−θ1)で相対的に回動可能に係合される。
【0064】
バルブ装置15の開状態(図2及び図3参照)では、ストッパ突起55に開ストッパ面59が当接することにより、ロータリーバルブ20が開位置に位置決めされる。また、バルブ装置15の閉状態(図4及び図5参照)では、ストッパ突起55に閉ストッパ面58が当接することにより、ロータリーバルブ20が閉位置に位置決めされる。なお、ストッパ突起55と閉ストッパ面58及び開ストッパ面59とにより、本明細書でいう「バルブを開位置及び閉位置に位置決めする位置決め手段」が構成されている。
【0065】
実施の形態7によると、ストッパ突起55と閉ストッパ面58及び開ストッパ面59とによる位置決め手段により、ロータリーバルブ20の開位置と閉位置を位置決めすることができる。なお、実施の形態7の位置決め手段も、実施の形態6と同様に、ロータリーバルブ20を開位置又は閉位置の一方のみで位置決めするものとしてもよい。
【0066】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば超音波センサ9a,9b、37a,37bに代え、当該流路6,14のガス圧力を検出する圧力センサを用いてもよい。
【0067】
また、本発明は、上記実施の形態で示したような超音波式のガスメータ1に代え、膜式、フルイディック式、フローセンサ式、タービン式、渦式等のガスメータ1にも適用することができる。
また、ガスメータ1の流路切替装置10のバルブ装置15においてロータリーバルブ20に代えて、ほぼ扇形板状をした扇形バルブを用いることができる。また、ロータリーバルブ20の回転角度は30°に限定されず、各種の条件によって自由に決めることができる。
【0068】
また、ガスメータ1の流路切替装置10のバルブ装置15において、ロータリーバルブ20を開閉させる駆動手段としては、ステッピングモータの他、DCモータ等のバルブ駆動モーター28や、ロータリーソレノイド等を用いることができる
【0069】
また、バルブ装置15の上流側におけるガス流量を検出する流量計と、その下流側におけるガス流量を検出する流量計との検出信号に基づいて、ガスメータ1のマイクロコンピュータで流量差を検出し、その流量差の検出によってバルブ装置15の故障をチェックすることができる。
【0070】
また、ガスメータ1の流路切替装置10の流通過程において、バルブの位置がずれないように、開位置及び/又は閉位置を位置決めする機械的なロック手段を設けるとよい。
【0071】
また、ガスメータ1の使用開始時、ガスメータ1の遮断弁ユニット7の遮断時、その復帰後には、バルブ位置が原点に復帰するように構成することができる。
また、バルブ位置が所定位置から変化したとき等の異常時には、バルブ位置が原点に復帰するように構成することができる。
【0072】
また、ガスメータ1の流路切替装置10のバルブ装置15におけるバルブが閉状態(全閉状態ともいう)、開状態(全開状態ともいう)又は作動中に故障したときには、表示通報するように構成することができる。また、その状態が改善されないときには、ガス供給を遮断、表示又は通報するように構成することができる。
【0073】
また、ガスメータ1の流路切替装置10のバルブ装置15におけるバルブが全閉状態で故障した場合には、別設したバイパス流路を開く、あるいはバルブがガス圧で開くように構成すると、ガスの供給不足を生じなくて済む。
また、バルブが全閉状態で故障した場合には、例えば、プッシュボタン、非常ボタン、ソレノイド等の手動操作あるいは自動的に、バルブを強制的に全開状態、又は所定量開くように構成しても、ガスの供給不足を生じなくて済む。
【0074】
また、ガスメータ1の流路切替装置10のバルブ装置15におけるバルブが全開状態で故障した場合には、例えば、プッシュボタン、非常ボタン、ソレノイド等の手動操作あるいは自動的に、バルブを強制的に全閉状態、又は所定量閉じるように構成することができる。
【0075】
また、上記実施の形態において、ガスメータ1の流路切替装置10のバルブ装置15において、ロータリーバルブ20の重負荷時には、そのロータリーバルブ20を上方へ移動すると同時に回転駆動する構成にすると、ロータリーバルブ20とバルブシート16との間に対する異物に噛み込みや、粘着によるロックを防止することができる。
【0076】
また、ロータリーバルブ20の回転開始及び終了直前には、必要回転トルクが大きく、回転中は小さくても良いので、バルブ駆動モーター28の回転周期を可変にして、更に消費電力を低減することができる。
【0077】
【発明の効果】
本発明のガスメータによれば、流路切替装置のバルブ装置がバルブシートに対しバルブが相対的に摺動して開閉するため、ガスの流れ方向がほとんど変化されないので、流路切替装置における圧力損失を低減することができ、もってガスメータの小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係るガスメータを示す斜視図である。
【図2】ガスメータの流路切替装置のバルブ装置の開状態を示す断面図である。
【図3】同じくバルブ装置の開状態を示す平面図である。
【図4】同じくバルブ装置の閉状態を示す断面図である。
【図5】同じくバルブ装置の閉状態を示す平面図である。
【図6】バルブシートの平面図である。
【図7】ロータリーバルブの平面図である。
【図8】ガスメータの流路切替装置のバルブ装置の開状態を示す模式図である。
【図9】同じくバルブ装置の閉状態を示す模式図である。
【図10】実施の形態2に係る流路切替装置を示す斜視図である。
【図11】実施の形態3に係るバルブ装置の開状態を示す平面図である。
【図12】同じくバルブ装置の閉状態を示す平面図である。
【図13】実施の形態4に係るバルブ装置の変更例を開状態で示す平面図である。
【図14】同じくバルブ装置の変更例を閉状態で示す平面図である。
【図15】実施の形態5に係るバルブ装置の閉状態を示す断面図である。
【図16】実施の形態6に係るバルブ装置の開状態を示す平面図である。
【図17】実施の形態7に係るバルブ駆動モーターとクラッチ部材を示す斜視図である。
【図18】従来例1に係るガスメータの流路切替装置の電磁弁の開状態を示す模式図である。
【図19】同じく電磁弁の閉状態を示す模式図である。
【図20】従来例2に係るガスメータを示す概略図である。
【符号の説明】
1 ガスメータ
10 流路切替装置
12 主流路
14 副流路
15 バルブ装置
16 バルブシート
20 ロータリーバルブ(バルブ)
28 バルブ駆動モーター
40 位置検出センサ(開位置検出センサ)
42 検出子
44 位置検出センサ(閉位置検出センサ)
48 差圧計
50 開ストッパ
52 閉ストッパ
54 当接片
55 ストッパ突起
58 閉ストッパ面
59 開ストッパ面

Claims (3)

  1. ガスの流量を測定して積算するガスメータであって、
    ガスが流れる主流路を形成するバルブケーシングと、その主流路を開閉するバルブ装置とを備える流路切替装置を設け、
    前記バルブ装置は、前記バルブケーシング内に設けたバルブシートと、そのバルブシート上に対し相対的に摺動して開閉作用をなすバルブとを備え、
    前記バルブケーシングには、該バルブケーシングの外側に配管されるバイパス管の両端部が接続され、
    前記バイパス管によって前記主流路に連通しかつ前記バルブ装置をバイパスする副流路が形成される構成とし
    前記バルブ装置は、前記バルブケーシング内にモーターケーシングを介して支持されたバルブ駆動モーターを備え、
    前記バルブ装置のバルブが、前記バルブ駆動モーターによる軸回り方向の所定角度範囲内の往復運動によって開閉されるロータリーバルブであり、
    前記ロータリーバルブの軸心部にバルブシャフトが配置され、
    前記バルブシャフトは、円板状の取付板部と、その取付板部の両面に同心状に突出する支軸部及び係合筒部とを有し、
    前記支軸部は、前記ロータリーバルブの軸心部に形成されたバルブ内筒部を通して、前記バルブシートの軸心部に形成されたシート内筒部に対して回転可能に係合され、
    前記取付板部は、前記バルブ内筒部上に回転力を伝達可能に設けられ、
    前記バルブ駆動モーターのモーター軸にクラッチ部材が取付けられ、
    前記クラッチ部材が前記バルブシャフトの係合筒部に対して動力伝達可能に係合されている
    ことを特徴とするガスメータ。
  2. 請求項に記載のガスメータであって、
    前記バルブシャフトの係合筒部の軸心部にセンターピンが取付けられ、そのセンターピンが前記クラッチ部材の軸心部に形成された軸孔に挿入されていることを特徴とするガスメータ。
  3. 請求項又はに記載のガスメータであって、
    前記クラッチ部材に対面するバルブ駆動モーターの端面には、ストッパ突起が突出され、
    前記バルブ駆動モーターに対面するクラッチ部材の端面には、段付状をなす閉ストッパ面及び開ストッパ面が形成され、
    前記ストッパ突起と前記閉ストッパ面及び前記開ストッパ面とにより、前記ロータリーバルブを開位置及び閉位置に位置決めする位置決め手段が構成されている
    ことを特徴とするガスメータ。
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