JP4786989B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の配線層が設けられると伴にマクロセルを用いた半導体集積回路装置、及び該半導体集積回路装置における電源及びグランド配線レイアウト方法に関する。
大規模なLSIを設計する方法の一つに、例えばメモリのように所定の機能を有する単位をブロックとして扱うマクロセルを用いて行う方法がある。上記マクロセル等の配置、並びに、電源及びグランドの配線のレイアウトの生成は、ソフトウエアを用いた自動配置配線ツールを用いて行われる。図12には、チップ内に上述のマクロセル20と、スタンダードセル領域25とを有する半導体集積回路装置30の平面図を示している。
従来のレイアウト生成の概略的な動作フローを図13に示す。従来の動作フローでは、スタンダードセル/マクロセル・ライブラリ41、ネットリスト42、並びに、配置制約及び配線制約ファイル43等からの情報を、自動配置配線ツールは、下記の各工程で適宜読み込むことにより、レイアウト生成を行う。ここで、スタンダードセル/マクロセル・ライブラリ41には、スタンダードセル及びマクロセルのレイアウトに関する情報、遅延情報、及び電力情報等が含まれている。上記ネットリスト42は、レイアウト生成を行うための情報を含む部分である。配置制約及び配線制約ファイル43は、ユーザー指定の制御に用いる配置制約及び配線制約の情報を含んでいる。ステップS1では、上述の各情報をまず読み込み、次のステップS2では、スタンダードセル及びマクロセルの配置が行われる。このときにも、スタンダードセル/マクロセル・ライブラリ41、ネットリスト42、並びに、配置制約及び配線制約ファイル43等から情報が読み込まれる。次のステップS3では、配置したスタンダードセル及びマクロセルに対する電源配線設計が行われる。尚、上記電源配線は、電源VDD用の配線と、グランド用の配線との両方を意味する。次のステップS4では、配置したスタンダードセル及びマクロセルに対する信号線の配線が行われる。又、このときにも、スタンダードセル/マクロセル・ライブラリ41、ネットリスト42、並びに、配置制約及び配線制約ファイル43等から情報が読み込まれる。以上の工程を経て、ステップS5にてレイアウト生成が終了する。生成された半導体集積回路装置の一例の平面図を図12に示す。又、上述した従来の動作フローにおいて、配置配線されるマクロセルを図14に示す。
一方、半導体集積回路装置の高速化及び高集積化のため、ますます、製造プロセスの微細化が望まれている。そのような背景から、近年の半導体プロセスにおいては、微細化による多層配線化がますます進んでいる。電源電圧の低減、及び微細プロセスによる電源(VDD)配線における抵抗の増加は、トランジスタへの電源電圧供給を不足させる電圧降下を引き起こす深刻な要因となりつつある。よって、電源配線及びグランド配線設計は、その半導体集積回路装置の性能において、重要な設計項目となってきている。
上述のように、電圧降下は、電源配線及びグランド配線の抵抗成分と密接に関係するため、半導体集積回路装置の性能は、電源配線及びグランド配線の幅に大きく依存する。多層配線プロセスでは、一般的に、最上層付近における、電源配線層及びグランド配線層を構成するメタル層は、膜厚が厚く、配線抵抗が主な原因となる電圧降下に対して有効な配線層である。
半導体集積回路装置が多層配線、例えば8つの配線層にて構成されており、図15に示すように、最下層の第1層に存在する配線1と、最上層の第8層に存在する配線8とが、平面上、領域10にて交差する構成の場合、交差領域15では、図16に示すように、配線1と配線8とは、第2層から第7層における各配線2〜7をビア9にて電気的に接続することで、電気的接続が図られる。尚、符号10は、絶縁材部分を示す。
又、トランジスタは、上記第1層の配線1の下に形成されていることから、上記トランジスタへの電力供給及び接地、さらには信号用配線は、トランジスタと接続されている第1層の配線1と、第8層や第7層の配線とを接続することでなされる。
又、ターゲットメタルの様々な工夫にて複雑な電源生成を行うことも従来行われている(例えば特許文献1参照)。
又、マクロセルの配置制約は、タイミング、配線混雑度によらず、電源配線の観点からも制約を受ける場合もある(例えば特許文献2参照)。
特許第3481935号公報 特許第3379700号公報
一方、上述した自動配置配線ツールでは、従来、交差領域15には、可能な限り多くのビア9を形成するようにプログラムされている。これは、接続配線において、できるだけ大きな電流容量を確保するためである。したがって、図16に示すように、交差領域15における第1層から第8層までには、数多くのビア9が形成されることになる。よって、交差領域15に信号配線を設けることは殆ど不可能となり、交差領域15は信号配線不可能領域となってしまう。このような信号配線不可能領域は、信号配線の形成に多大な影響を与え、該影響を少なくすることは困難である。よって、可能な限り信号配線不可能領域を低減させるため、配線経路の見積もりや、マクロセルブロックの編集等に、多大な時間と労力が要する。
又、多層メタルプロセスでは、マクロセルの電源接続の複雑さにより、マクロセルの生成方法も複雑になってきている。図14にマクロセル20の従来の電源端子の一例を示す。尚、図14に示すマクロセル20は、メモリに相当し、ビットセルアレイ部21、デコーダ部22、センスアンプ部23から構成されており、これらのビットセルアレイ部21、デコーダ部22、センスアンプ部23は、上記第1層の下に形成されている。よって、マクロセル20は、上記第1層から第2層、さらに以下に説明するように第3層及び第4層までを使用して構成される。
図14に示すPG1及びPG2は、マクロセル20における任意の電源メタル端子及びグランドメタル端子である。従来、図17に示すように、これらの電源メタル端子PG1及びグランドメタル端子PG2は、マクロセル20内に存在し、これらが配置される層より一階層、上の階層に配置される電源配線3及びグランド配線4のメタル配線を使用して接続される。
又、上述のように、従来、配線経路設計や、マクロセルブロックの編集等が困難であることから、上述の第7層や第8層に存在する電源配線及びグランド配線と接続される、マクロセル20における電源メタル端子及びグランドメタル端子の配置設計は困難である。そこで従来では、マクロセル20の配置位置が平面上で多少変動した場合でも、マクロセル20における電源メタル端子PG1及びグランドメタル端子PG2が第7層や第8層に存在する電源配線及びグランド配線と平面上で交差可能なように、図14及び図17に示すように、マクロセル20における電源メタル端子PG1、及びグランドメタル端子PG2は、細長い短冊形状にて形成されている。
したがって、マクロセル20において、従来、不要に大きなメタル領域の形成がなされるという問題がある。又、図18に示す「a」は、電源メタル端子PG1と、該電源メタル端子PG1より一つ下層のメタル層との接続部分を示し、「b」は、グランドメタル端子PG2と、該グランドメタル端子PG2より一つ下層のメタル層との接続部分を示す。このように、上記下層メタル層との接続部分a、bに対しても、電源メタル端子PG1、及びグランドメタル端子PG2は、大きな領域を占めている。
又、上記接続部分a、bと、電源メタル端子PG1及びグランドメタル端子PG2における上記電源配線及びグランド配線の接続箇所との距離が長い場合、電源メタル端子PG1及びグランドメタル端子PG2において、上記距離分の電気抵抗が発生することになる。
さらに又、電源配線幅は、半導体集積回路のチップ面積に大きな影響を与えるため、電源配線幅の最適な設定は、半導体設計の重要な要素の1つである。しかし、多層メタル化が進むにつれ、電源解析手法はますます複雑化し、電源配線の最適な幅を決定することは、ますます困難になっている。
又、レイアウト生成後の電力解析において、電力系の不具合が検出された場合、フロアプランからの再作成か、レイアウトエディタ上での修正を余儀なくされる。よって生成されたレイアウトを大幅に変更することなく不具合を修正することは困難であり、多大な労力と時間の消費が発生する。
本発明は、上述したような問題点を解決するためになされたもので、マクロセル配置に制約を持たない簡便な半導体集積回路装置、及び当該半導体集積回路装置における電源及びグランド配線レイアウト方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下のように構成する。
即ち、本発明の第1態様における半導体集積回路装置は、マクロセルを用いて自動配置配線を利用して多層配線プロセスにより形成された半導体集積回路装置において、
上記マクロセルは、当該マクロセルの機能部と電気的に接続される複数の電源端子及び複数のグランド端子を備え、個々の電源端子及びグランド端子は、上記自動配置配線にて一つの接点として形成される導通面積を有し、
当該半導体集積回路装置の上層に配置される電源配線及びグランド配線と同層で、上記電源端子及びグランド端子より上層に配置される連結配線部であって、上記電源端子に対応して形成され全ての上記電源端子と接続される共通電源線であってそれぞれの上記電源端子とは上記導通面積にてなる接点にて接続される共通電源線、及び上記グランド端子に対応して形成され全ての上記グランド端子と接続される共通グランド線であってそれぞれの上記グランド端子とは上記導通面積にてなる接点にて接続される共通グランド線を有し、上記電源端子と上記電源配線とを上記共通電源線を介して電気的に接続し、かつ上記グランド端子と上記グランド配線とを上記共通グランド線を介して電気的に接続する連結配線部を備え
上記マクロセル以外の領域用として形成された配線に対して上記連結配線部の内、平行に延在する第1共通電源線及び第1共通グランド線には、上記電源配線及びグランド配線との電気的接続を行い、平坦化プロセスにおけるメタル占有率に適して配置された複数の端子部を設けた、
ことを特徴とする。
又、上記マクロセル以外の領域用として形成された上記配線に対して上記連結配線部の内、直交方向に延在する第2共通電源線及び第2共通グランド線には、上記配線が延在して電気的接続されるように構成してもよい。
又、上記マクロセル以外の上記領域はスタンダードセルの領域であってもよい。
又、上記電源端子及び上記グランド端子は、上記マクロセルの上記機能部における電力消費量に応じた数にて配置されるように構成してもよい。
さらに本発明の第2態様の、半導体集積回路装置における電源及びグランド配線レイアウト方法は、マクロセルを用いて自動配置配線を利用して多層配線プロセスにより半導体集積回路装置を形成するときにおける上記半導体集積回路装置の電源及びグランド配線レイアウト方法であって、
上記マクロセルの機能部と電気的に接続される複数の電源端子及び複数のグランド端子であって、個々の電源端子及びグランド端子は、上記自動配置配線にて一つの接点として形成される導通面積を有する電源端子及び複数のグランド端子の配置を、電源グランド端子配置部にて行い、
上記電源端子及び上記グランド端子と電気的に接続するように、当該半導体集積回路装置の上層にて電源配線及びグランド配線の配置を、電源グランド配線配置部にて行う、
ことを特徴とする。
本発明における上記第1態様の半導体集積回路装置、及び上記第2態様の電源及びグランド配線レイアウト方法によれば、マクロセルには、自動配置配線にて一つの接点として形成される導通面積を有する電源端子及びグランド端子を配置するようにした。従来、半導体集積回路装置において予め配置されている電源配線及びグランド配線に対してマクロセルの配置を行っていたが、本発明では、マクロセルに配置された上記電源端子及びグランド端子に対して半導体集積回路装置の電源配線及びグランド配線を配置するようにした。したがって、マクロセルのレイアウト設計において、半導体集積回路装置の電源配線及びグランド配線を考慮せずに、換言するとマクロセルにおける電源端子及びグランド端子の配置制約が全く存在しない状態にて、マクロセルのレイアウト設計を行うことができる。又、マクロセル単位での電源端子及びグランド端子の接続保証ができ、想定した電源配線設計を容易に実現することが可能となる。又、従来のように、マクロセルの電源及びグランド配線と、半導体集積回路装置の電源配線及びグランド配線との電気的接続箇所において複数のビアが形成され、いわゆる信号配線不可能領域が発生するという問題は、本発明によれば発生しない。
又、上記手法で生成したマクロセルレイアウトは、マクロセルの配置に一切の制約を受けず、任意の場所にマクロセルを配置可能なことから、マクロセルより上位階層のレイアウト設計者は、その設計が非常に容易になる。
又、半導体集積回路装置において上記マクロセル以外の領域用の電源及びグランドとして配置された配線に対して、平行に延在する共通電源線及び共通グランド線には、平坦化プロセスにおけるメタル占有率に適して配置された複数の端子部を設けた。よって、平坦化プロセスにおける任意のメタル占有率に対応することが可能となる。
又、上記電源端子及び上記グランド端子は、上記マクロセルの上記機能部における電力消費量に応じた数にて配置されるようにした。よって、マクロセル単位での自由な電源設計が可能となるため、消費電力の高い領域を重点的に電源メタルの接続が行うことが可能となる。
上記手法によれば、従来の設計手法に加えて、マクロセルを加工するステップ、つまり上記電源端子及び上記グランド端子を配置するステップが増えるだけである。よって、容易に、従来フローに取り込むことができる。又、上記手法は、従来手法と比較して非常にシンプルなため、電源配線設計の工期も短縮可能であるという効果も望める。
本発明の実施形態である、半導体集積回路装置、並びに、当該半導体集積回路装置における電源及びグランド配線レイアウト方法について、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において、同一又は同様の構成部分については同じ符号を付している。
又、本明細書においてマクロセルとは、例えばNANDゲートやインバータ等の構成単位を指すのではなく、メモリやPLA等のように所定機能を実行可能な単位ブロックを意味する。
半導体集積回路装置における、本実施形態の上記電源及びグランド配線レイアウト方法は、マクロセルを用い多層配線プロセスにより自動配置配線ツールにて実行される。該自動配置配線ツール101は、コンピュータにて構成され、大きく分類して図8に示すように、制御部102、記憶部103、入力部104、及び表示部105を備える。
図8に示す制御部102を、CPU(中央演算処理装置)を用いて実現した場合の構成を図9に示す。図9において、CPU102−1には、処理部102−2、入力部104に対応する入力装置104−1、及び表示部105に対応するディスプレイ105−1が接続されると伴に、記憶部103に対応する、上記スタンダードセル/マクロセル・ライブラリ41、上記ネットリスト42、並びに、上記配置制約及び配線制約ファイル43、さらに、以下に説明するマクロセルライブラリ151も接続されている。
上記処理部102−2は、図10に示すように、機能上、自動配置配線部1021及び連結配線配置部1024を有し、該自動配置配線部1021は、電源端子グランド端子配置部1022、及び電源配線グランド配線配置部1023に区分される。これらの詳細については後述する。
上記自動配置配線ツール101にて実行される上記電源及びグランド配線レイアウト方法について説明する。
図13を参照して説明した従来の配置配線設計のステップS1〜S5を行う前に、図11に示すように、ステップS111〜S113が実行され、ステップS113の後、上記ステップS1へ移行する。即ち、上記ステップS111〜S113、及び上記ステップS1〜S5が、上記自動配置配線ツール101にて実行される。
まず、半導体集積回路装置チップの設計時には、ステップS111にて、どのようなプロセスでチップを製造するかが検討され、採用プロセスが決定される。具体的には、例えば当該半導体集積回路装置におけるメタル層を何層にするか、マクロセルを構成する層数、等が決定される。
次に、ステップS112では、上記電源端子グランド端子配置部1022により、マクロセルが配置される階層での電源配線設計及びフロアプランが検討される。例えば、マクロセルが第1〜第4層までのメタル層を有して形成されるとき、マクロセルの機能部と電気的に接続され第4層に形成される複数の電源端子及び複数のグランド端子の配線設計及びフロアプランが検討される。尚、上記電源端子及びグランド端子については、図1から図3を参照して以下に説明する。又、上記機能部とは、例えばマクロセルがメモリを構成している場合では、トランジスタ等が形成されたメモリセルアレイ部が相当する。
個々の上記電源端子及び上記グランド端子は、上記自動配置配線ツールによる設計の際に、一つの接点として形成されるときの導通面積を有する。即ち、従来では図16を参照して上述したように、交差領域15には、複数のビア9が形成され、一つの交差領域15つまり一つの電気的接続箇所では複数の接点が存在する。従って上述のように信号配線不可能領域を生じさせる原因となっている。一方、本実施形態では、個々の上記電源端子及び上記グランド端子における上記導通面積は、一つのビア9が有する導通面積に相当する面積である。よって、本実施形態では、一つの電気的接続箇所には一つの接点のみが存在する。よって、本実施形態では、上記信号配線不可能領域が形成されにくくなる。
次のステップS113では、上記連結配線配置部1024により、マクロセルライブラリ151における情報を利用して、マクロセル130の加工が行われる。該加工については、図4から図6を参照して以下に説明する。
本実施形態では、上述のようにステップS113までにて、マクロセルにおける電源端子及びグランド端子の配置が決定され、その後、配置が決まっている上記電源端子及びグランド端子と電気的接続がなされるように、上記ステップS1〜S4にて、上記電源配線グランド配線配置部1023により、半導体集積回路装置における電源配線及びグランド配線の配置が決定される。
上記ステップS112にて検討される、上述したマクロセルの電源端子及びグランド端子について、図1〜図3を参照して説明する。
図1は、本実施形態の半導体集積回路装置120に備わるマクロセル130の一つの部分の平面図であり、符号132にて示す接点領域が上記電源端子であり、符号133にて示す接点領域が上記グランド端子である。又、符号132a及び符号133aは、一つのビア9によって形成される導通面積部分を示している。尚、ここではマクロセル130は、メモリセル(SRAM)と仮定して説明する。
又、本実施形態の半導体集積回路装置120は、図2及び図3に示すように、8つのメタル層が積層されて構成され、第8層目に、半導体集積回路装置120における電源配線125が、第7層目にグランド配線126がそれぞれ配置される。又、第1層から第4層までにてマクロセル130を構成する場合を例に採り、符号131を付した部分が上述の機能部に相当する。又、図2において、第4層目に配置されメタルにてなる接点領域が上記電源端子132であり、図3において、第4層目に配置されメタルにてなる接点領域が上記グランド端子133である。
一般的に、多層メタルプロセスで用いられるマクロセルレイアウトは、採用プロセスにおいて設計のやり直しが発生しないように、設計可能な範囲でなるべくメタル層が少なくなるように設計が行われる。例えば、本実施形態のように、第1層から第4層の4つのメタル層プロセスで設計されたメモリセルでは、第4層よりも上層の第5層〜第8層メタルプロセスの各々において、共通的に使用することが可能となる。
図1に示すように、本実施形態では、上記導通面積132a,133aを有するマクロセル130の電源端子132及びグランド端子133を配置するようにした。よって、図14に示す従来の電源メタル端子PG1及びグランドメタル端子PG2のような、必要以上の面積を有する端子を形成しないことから、端子について配置及びサイズ等の制約が一切存在しない。即ち、マクロセル130のレイアウト設計において、任意の電源配線が行えるような、電源端子132及びグランド端子133が存在すればよい。
又、図2及び図3からも明らかなように、導通面積132a,133aを有する電源端子132及びグランド端子133を形成したことから、第1層から第4層において、従来のように上記信号配線不可能領域が形成されるのを防止又は低減することができる。
又、上述した電源端子132及びグランド端子133は、マクロセルの機能部における電力消費量に応じた数にて配置することができる。図7には、図1に示す電源端子132及びグランド端子133の配置と異なった、電源端子132及びグランド端子133の配置を有するマクロセル135を示している。
即ち、マクロセル135も上記マクロセル130と同様に、その機能部は、ビットセルアレイ部21、デコーダ部22、センスアンプ部23から構成されている。ビットセルアレイ部21は、アクセスされるメモリビットセルのみが電力を消費するので、その消費電力は少ない。これに対しセンスアンプ部23は、電力を消費することから、比較的電力消費量が多い。よって、ビットセルアレイ部21に比してセンスアンプ部23には、より多くの電源端子132及びグランド端子133を配置するのが好ましい。図7は、そのような配置を行ったマクロセル135を示している。
マクロセル135における電源端子132及びグランド端子133も上層に配置されている電源配線125及びグランド配線126に電気的に接続される。
電力消費量に応じて配置される電源端子132及びグランド端子133の配置数等の接続割合は、マクロセルの機能部の活性化率、本実施形態ではメモリの活性化率や、マクロセル135の上層に配置される電源配線125及びグランド配線126の幅寸法、及びメタル容量やデカップリング容量の大きさ、配線リソース等々の要因によって決定することができる。
次に、上記ステップS113にて検討される、上述したマクロセル130の加工工程について、図4〜図6を参照して説明する。
当該半導体集積回路装置120における、本例では第8層目に配置される電源配線125、及び本例では第7層目に配置されるグランド配線126と同じ層で、電源端子132及びグランド端子133よりも上層において、図4に示す連結配線部140が配置される。即ち、本実施形態の半導体集積回路装置120を平面的に見たとき、第4層までにおいて配置された機能部131及び電源端子132及びグランド端子133を有するマクロセル130の領域の上層には、第7層及び第8層において、連結配線部140が配置される。このような連結配線部140は、共通電源線141と、共通グランド線142とを有する。
尚、本実施形態では、連結配線部140は、電源配線125及びグランド配線126と同じ層に配置したが、電源配線125及びグランド配線126よりも下層に配置することもできる。
共通電源線141は、例えば図1に示すように配置された各電源端子132に対応して形成され、全ての電源端子132とビア9を介して接続される電源線である。該共通電源線141は、電源配線125が配置される第8層目に配置される。又、共通電源線141と、それぞれの電源端子132とは、上記導通面積132aにてなる接点にて接続される。尚、図1には、マクロセル130において配置された電源端子132の内の一部のみを図示しており、又、上述のように各電源端子132に対応して共通電源線141が形成されることから、共通電源線141は、図4に示すように、例えば格子状の形態にて構成される。
上記共通グランド線142は、例えば図1に示すように配置された各グランド端子133に対応して形成され、全てのグランド端子133とビア9を介して接続されるグランド線である。該共通グランド線142は、グランド配線126が配置される第7層目に配置される。共通グランド線142と、それぞれのグランド端子133とは、上記導通面積133aにてなる接点にて接続される。該共通グランド線142も各グランド端子133に対応して形成されることから、上述の共通電源線141と同様に、共通グランド線142も、図4に示すように、例えば格子状の形態にて構成される。
上述の、共通電源線141及び共通グランド線142を有する連結配線部140は、電源端子132と上記電源配線125とを共通電源線141を介して電気的に接続し、かつグランド端子133と上記グランド配線126とを共通グランド線142を介して電気的に接続する。
上記ステップS113では、このような連結配線部140が設計され、さらに、当該半導体集積回路装置120において、平面的に見て、マクロセル130が配置された領域の上層に位置する第7層目には、連結配線部140の共通グランド線142が配置され、第8層目には、連結配線部140の共通電源線141が配置される。
このように連結配線部140が配置されることから、本実施形態では、半導体集積回路装置120における電源配線125をマクロセル130における電源端子132に、半導体集積回路装置120におけるグランド配線126をマクロセル130におけるグランド端子133に接続する方法に関して、何ら制約なく行うことが可能となる。
又、連結配線部140が、以下に説明する構成をさらに備えることで、電源配線125及びグランド配線126と、電源端子132及びグランド端子133との電気的接続をより容易に行うことが可能となる。
即ち、図4に示すように、共通電源線141及び共通グランド線142では、それぞれの周囲部分は、枠状にメタル配線を施しており、図内の上下方向に位置する第1共通電源線1411及び第1共通グランド線1421には、これらの第1共通電源線1411及び第1共通グランド線1421から枠外へ突出する複数の端子部1412,1422が、第1共通電源線1411及び第1共通グランド線1421の延在方向に沿って、適宜な間隔にて形成されている。一方、図内の左右方向に位置する第2共通電源線1413及び第2共通グランド線1423には、端子部1412,1422は形成されていない。
ここで、第1共通電源線1411及び第1共通グランド線1421は、当該半導体集積回路装置120においてマクロセル130以外の領域、即ち、図12に示すスタンダードセル25の領域のために形成された、図12に示す、配線25a,25bに対して平行に延在する配線に相当し、第2共通電源線1413及び第2共通グランド線1423は、配線25a,25bに対して直交する方向に延在する配線に相当する。尚、配線25aは、電源用の配線であり第8層目に配置され、配線25bはグランド用の配線であり第7層目に配置されているものとする。
それぞれの端子部1412は、図5に示すように、第8層目に配置されている上記電源配線125に電気的に接続され、それぞれの端子部1422は、図6に示すように、第7層目に配置されている上記グランド配線126に電気的に接続される。
上述のように、例えば端子部1412は、適宜な間を開けて形成され、電源配線125に電気的に接続されることから、第8層目において、第1共通電源線1411と電源配線125との間のスペースが全て配線で占められてしまうことはない。このように端子部1412は、適切な配線の占有率の達成に貢献する。又、近年の微細化プロセスにおけるCMP(Chemical Mechanical Polish)平坦化に適したレイアウト形状を得るために、メタル配線部分と、非メタル配線部分との比であるメタル占有率を適宜な割合に調整するのが好ましい。端子部1412は、上記メタル占有率の調整にも寄与することができる。ここで、メタル占有率として、配線が例えば20〜30%程度を占めるのが好ましい。
又、上述した効果は、端子部1422についても同様である。
一方、第2共通電源線1413及び第2共通グランド線1423は、上述のように配線25a,25bに対して直交する方向に延在していることから、配線25a,25bは、そのまま延在させることで、第2共通電源線1413及び第2共通グランド線1423と電気的に接続することができる。つまり、配線25aは第2共通電源線1413に、配線25bは第2共通グランド線1423に、それぞれ電気的に接続される。
尚、図5及び図6において、斜線を施した部分がマクロセル130の配置階層、つまり本実施形態では第7層及び第8層に施されるメタル配線を示している。又、本実施形態では、マクロセル130を配置する階層の共通電源線141及び共通グランド線142において、コンタクトホールを形成することなく共通電源線141及び共通グランド線142を形成することが可能である。
又、本実施形態では、共通電源線141及び共通グランド線142を用いることで、マクロセル130の配置場所が特定され、限定されてしまうことはない。
以上説明したように、上記ステップS111〜113の動作が実行される。その後、上述したように、上記ステップS1〜S4が実行され、半導体集積回路装置における電源配線及びグランド配線の配置が決定される。
したがって本実施形態では、上述したように、マクロセルのレイアウト設計において、半導体集積回路装置の電源配線及びグランド配線を考慮せずに、マクロセルのレイアウト設計を行うことができる。又、マクロセル単位での電源端子及びグランド端子の接続保証ができ、想定した電源配線設計を容易に実現することが可能となる。
本発明は、複数の配線層が設けられると伴にマクロセルを用いた半導体集積回路装置、及び該半導体集積回路装置における電源及びグランド配線レイアウト方法に適用することができる。
本発明の実施形態である半導体集積回路装置に備わるマクロセルの平面図である。 図1に示すA−A部におけるマクロセルの断面図である。 図1に示すB−B部におけるマクロセルの断面図である。 本発明の実施形態である半導体集積回路装置に備わり、図1に示すマクロセルの上層に配置される連結配線部の平面図である。 図4に示す連結配線部の内、共通電源線の平面図である。 図4に示す連結配線部の内、共通グランド線の平面図である。 図1に示すマクロセルの変形例における平面図である。 本発明の実施形態である電源及びグランド配線レイアウト方法を実行する自動配置配線ツールの概略構成を示すブロック図である。 図8に示す制御部を構成を示すブロック図である。 図9に示す処理部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態である電源及びグランド配線レイアウト方法の動作フローを示すフローチャートである。 従来の半導体集積回路装置における電源配線及びグランド配線の配置を示す半導体集積回路装置の平面図である。 従来の電源及びグランド配線レイアウト方法の動作フローを示すフローチャートである。 従来の半導体集積回路装置に備わるマクロセルの平面図であり、従来の端子形状を説明するための平面図である。 従来の半導体集積回路装置に備わるマクロセルの平面図である。 図15に示すA−A’部におけるマクロセルの断面図である。 従来の半導体集積回路装置において、マクロセルの端子と電源配線及びグランド配線との配置を示す平面図である。 従来のマクロセルにおける端子を示す、マクロセルの平面図である。
符号の説明
25…スタンダードセル、25a、25b…配線、
120…半導体集積回路装置、125…電源配線、126…グランド配線、
130…マクロセル、131…機能部、132…電源端子、133…グランド端子、
140…連結配線部、141…共通電源線、142…共通グランド線、
1411…第1共通電源線、1421…第1共通グランド線、
1412、1422…端子部、1413…第2共通電源線、
1423…第2共通グランド線。

Claims (4)

  1. マクロセルを用いて自動配置配線を利用して多層配線プロセスにより形成された半導体集積回路装置において、
    上記マクロセルは、当該マクロセルの機能部と電気的に接続される複数の電源端子及び複数のグランド端子を備え、個々の電源端子及びグランド端子は、上記自動配置配線にて一つの接点として形成される導通面積を有し、
    当該半導体集積回路装置の上層に配置される電源配線及びグランド配線と同層で、上記電源端子及びグランド端子より上層に配置される連結配線部であって、上記電源端子に対応して形成され全ての上記電源端子と接続される共通電源線であってそれぞれの上記電源端子とは上記導通面積にてなる接点にて接続される共通電源線、及び上記グランド端子に対応して形成され全ての上記グランド端子と接続される共通グランド線であってそれぞれの上記グランド端子とは上記導通面積にてなる接点にて接続される共通グランド線を有し、上記電源端子と上記電源配線とを上記共通電源線を介して電気的に接続し、かつ上記グランド端子と上記グランド配線とを上記共通グランド線を介して電気的に接続する連結配線部を備え
    上記マクロセル以外の領域用として形成された配線に対して上記連結配線部の内、平行に延在する第1共通電源線及び第1共通グランド線には、上記電源配線及びグランド配線との電気的接続を行い、平坦化プロセスにおけるメタル占有率に適して配置された複数の端子部を設けた、
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 上記マクロセル以外の領域用として形成された上記配線に対して上記連結配線部の内、直交方向に延在する第2共通電源線及び第2共通グランド線には、上記配線が延在して電気的接続される、請求項記載の半導体集積回路装置。
  3. 上記マクロセル以外の上記領域はスタンダードセルの領域である、請求項1又は2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 上記電源端子及び上記グランド端子は、上記マクロセルの上記機能部における電力消費量に応じた数にて配置される、請求項1からのいずれかに記載の半導体集積回路装置。
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