JP4786045B2 - パーツ搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気部品、電器機器などに使われるパーツを所定箇所に搬送するためのパーツ搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種のパーツ搬送装置として、図6に示すパーツフィーダ35が公知である。このパーツフィーダ35は、内装された振動機を作動させて、パーツ収容部38に載置されたパーツPを螺旋状の送り溝36を介して順次外周方向に送り出し、続けて最外周から連接された直線状の送り溝37を介して順次矢印方向に送り出すもので、送り出された各パーツは、下流側に配置されたパーツ取出し機(図示しない)により取り出されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記パーツフィーダ35では、パーツ収容部38内で重なり合ったパーツ同士が振動によって擦れ、傷が付きやすくなる。また、パーツがガラス部材である場合、端部が欠けたりして使用に供することができなくなるおそれがある。
【0004】
したがって本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、パーツが傷付いたり、破損することなく、パーツを安定して搬送することができるパーツ搬送装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係るパーツ搬送装置は、幅方向に並行する2本以上の溝を有して無端回転する搬送ベルトを下流側ほど高くなるように配置したパーツ搬送機と、前記搬送ベルトの上流側端にパーツを供給するパーツ供給機と、前記搬送ベルトの溝の位置と一致して幅方向に並行する2本以上の溝を下流側ほど低く且つその溝の上流側端が前記搬送ベルトの下流側端に近接するように配置したパーツ整列機からなるパーツ搬送装置であって、前記搬送ベルトは幅方向の断面が略半円形状であることを特徴とする。
【0006】
上記構成からなるパーツ搬送装置によれば、パーツ供給機に投入されたパーツは、パーツ搬送機の搬送ベルトの上流側端に送り出され、搬送ベルトの回転に伴い溝に嵌まり込んだ状態で下流側端に移送され、パーツが筒状体や棒状体の場合、溝に嵌まり込むことで溝の長手方向(搬送方向)に沿った状態となる。
【0007】
しかる後、パーツは、パーツ整列機の溝の上流側端に送り出される。この際、搬送ベルトの溝とパーツ整列機の溝の位置とが一致する(直線状に並ぶ)ため、搬送ベルトの溝に嵌まり込んだパーツは、そのままパーツ整列機の溝内に移行する。そして、溝内のパーツは、この溝に沿って低位置側に順次移送され、前記溝には、複数のパーツがその長手方向(移送方向)に沿って整列された状態となる。
【0008】
また、本発明に係るパーツ搬送装置は、請求項2記載のように、ゴム材からなる搬送ベルトを採用することができ、この場合、パーツの傷付き、破損をより好適に防止することができる。
【0009】
さらに、本発明に係るパーツ搬送装置は、請求項3記載のように、パーツ供給機として、パーツを仮置きする平坦な載置部と、該載置部から搬送ベルトの上流側端に向かって斜下方向に延びるシューターとからなる構成を採用することができる。
【0010】
そして、本発明に係るパーツ搬送装置は、請求項4記載のように、パーツ整列機が、パーツの移動を規制するための停止板をその下流側端に備えてなる構成にするのがより好ましい。かかる場合、整列されたパーツがパーツ整列機より不本意に排出されるようなことが無くなる。
【0011】
また、別の本発明に係る請求項5に記載のパーツ搬送装置は、幅方向に並行する2本以上の溝を上面に有して該溝の長手方向に往復振動する搬送部材を配置したパーツ搬送機と、前記搬送部材の一端にパーツを供給するパーツ供給機とからなることを特徴とする。
【0012】
上記構成からなるパーツ搬送装置によれば、パーツ供給機に投入されたパーツは、パーツ搬送機の搬送部材の一端に送り出され、搬送部材の前後振動に伴い溝に嵌まり込んだ状態で他端側に移送される。そして、新たなパーツが搬送部材の一端に順次送り出されることにより、前記溝には、複数のパーツがその長手方向(移送方向)に沿って整列された状態となる。
【0013】
そして、別の本発明に係るパーツ搬送装置も、請求項6記載の如く、パーツ供給機が、パーツを一旦収容する収容部と、この収容部から搬送部材の一端に向かって斜下方向に延びるシューターとからなる構成や、請求項7記載の如く、パーツ搬送機が、パーツの移動を規制するための停止板を搬送部材の他端に備えてなる構成を採用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1実施形態に係るパーツ搬送装置の外観斜視図を、図2は、その側面図を示す。このパーツ搬送装置は、間隔を有して対向する側板2,3間に配置された一対のローラ4,5(何れか一方が回転駆動されている)に巻き掛けられて無端の回転するゴム製の搬送ベルト6を備えたパーツ搬送機1と、搬送ベルト6の上流側端にパーツP,…を供給するパーツ供給機13と、間隔を有して対向する側板17,18間に配置された整列部材19の上面に2本の溝20,21が形成されたパーツ整列機16とからなる。
【0015】
前記パーツ搬送機1は、一方のローラ5を他方のローラ4よりも高くすることで、搬送ベルト6の下流側端10を上流側端よりも高くしており、図3にも示す如く、3つの突出部7,8,9(断面略半円形状)を搬送ベルト6の幅方向に並べて設けることで、該搬送ベルト6の表面には、突出部7,8,9間に2本の溝11,12が形成されている。
【0016】
前記パーツ供給機13は、パーツP,…を仮置きする平坦な載置部14と、該載置部14から搬送ベルト6の上流側端に向かって斜下方向に延びるシューター15とからなる。このシューター15の先端は、搬送ベルト6の上流側端における突出部7,8,9の頂部に近接しており、供給されたパーツP,…が搬送ベルト6からこぼれ落ちることはない。
【0017】
前記パーツ整列機16は、図4にも示す如く、3つの突出部(断面略三角形状)を整列部材19の幅方向に並べて設けることで、該突出部間の2本の溝20,21が形成されており、整列部材19の一端(パーツ搬送機1側)を他端よりも高くして、溝20,21の上流側端を下流側端よりも高くしている。
【0018】
また、整列部材19の一端は、搬送ベルト6の下流側端10の近傍であって、下流側端10よりも低い位置となるように配置されており、整列部材19の他端には、溝20,21を塞ぐための停止板22が取り付けられている。
【0019】
第1実施形態に係るパーツ搬送装置は、以上の構成からなり、これによれば、パーツPは、パーツ供給機13、パーツ搬送機1及びパーツ整列機16を順に搬送される。即ち、載置部14に仮置きされたパーツは、シューター15によって誘導され、搬送ベルト6の上流側端に落ち、溝11,12に嵌まった状態で斜め上方に移動し、整列部材19の上流側端に落ち、溝20,21に嵌まった状態で斜め下方に滑り、これにより、パーツ整列機16の溝20,21には、複数のパーツP,…が整列されて収容された状態となり、パーツ取出し機(図示しない)により取り出されるようになっている。
【0020】
図5は、第2実施形態に係るパーツ搬送装置の外観斜視図を示す。このパーツ搬送装置は、平板状の基台23上に間隔を有して対向する側板25,26間に配置された搬送部材27を備えたパーツ搬送機24と、該搬送部材27の一端にパーツP,…を供給するパーツ供給機32とからなる。
【0021】
前記パーツ搬送機24は、矢印方向に往復動する振動機により搬送部材27も往復振動するようになっており、4つの突出部(断面略三角形状)を搬送部材27の幅方向に並べて設けることで、該搬送部材27の上面には、突出部間に3本の溝28,29,30が形成されている。
【0022】
前記パーツ供給機32は、パーツP,…を収容する箱状の収容部33と、該収容部33から搬送部材27の一端に向かって斜下方向に延びるシューター34とからなる。該シューター34の先端は、搬送部材27の一端における突出部の頂部に近接しており、側板25,26と合わせて、供給されたパーツP,…が搬送部材27からこぼれ落ちることはない。
【0023】
第2実施形態に係るパーツ搬送装置は、以上の構成からなり、これによれば、パーツ供給機32から送り出されたパーツPは、パーツ搬送機24の搬送部材27の一端に落ちる。パーツ搬送機24では、搬送部材27が図示矢印の前後方向に微小振動しており、パーツは、この振動により溝28,29,30に嵌まり込んだ状態で他端に移送される。これにより、パーツ整列機24の溝28,29,30には、複数のパーツP,…が整列されて収容された状態となり、パーツ取出し機(図示しない)により取り出されるようになっている。
【0024】
本実施形態に係るパーツ搬送装置の説明は以上の如くであるが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
【0025】
例えば、溝の本数、長さ、形状等は特に限定されるものではなく、パーツの種類によって適宜選択される事項であり、且つパーツの種類も適宜選択される。
【0026】
また、第1実施形態に係る停止板22のようなものを第2実施形態に係るパーツ搬送機24の搬送部材27の他端に取り付けるようにしてもよい。
【0027】
さらに、上記何れの実施形態に係るパーツ供給機13,32もパーツPを傾斜したシューターにより自然落下させるようにしているが、定量供給する機能(例えば、切り出し機能)を設けてパーツをパーツ搬送機1,24に自動定量供給するようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】
以上の如く、本発明に係るパーツ搬送装置は、パーツが密集した状態で振動をかけて順送りする構成の装置ではないため、搬送過程において、パーツが傷付いたり、破損するのを好適に防止することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るパーツ搬送装置の外観斜視図
【図2】図1にかかるパーツ搬送装置の側面図
【図3】図1にかかるパーツ搬送装置におけるパーツ搬送機の断面正面図
【図4】図1にかかるパーツ搬送装置におけるパーツ整列機の断面正面図
【図5】本発明の第2実施形態に係るパーツ搬送装置の外観斜視図
【図6】従来のパーツ搬送装置の外観斜視図
【符号の説明】
1 パーツ搬送機
6 搬送ベルト
10下流側端
11,12 溝
13 パーツ供給機
14 載置部
15 シューター
16 パーツ整列機
19 整列部材
20,21 溝
22 停止板
24 パーツ搬送機
27 搬送部材
28,29,30 溝
31 振動機
32 パーツ供給機
33 収容部
34 シューター

Claims (4)

  1. 幅方向に並行する2本以上の溝を有して無端回転する搬送ベルトを下流側ほど高くなるように配置したパーツ搬送機と、前記搬送ベルトの上流側端にパーツを供給するパーツ供給機と、前記搬送ベルトの溝の位置と一致して幅方向に並行する2本以上の溝を下流側ほど低く且つその溝の上流側端が前記搬送ベルトの下流側端に近接するように配置したパーツ整列機からなるパーツ搬送装置であって、前記搬送ベルトは幅方向の断面が略半円形状であることを特徴とするパーツ搬送装置。
  2. 搬送ベルトが、ゴム材からなる請求項1記載のパーツ搬送装置。
  3. パーツ供給機が、パーツを仮置きする平坦な載置部と、この載置部から搬送ベルトの上流側端に向かって斜下方向に延びるシューターとからなる請求項1又は2記載のパーツ搬送装置。
  4. パーツ整列機が、パーツの移動を規制するための停止板をその下流側端に備えてなる請求項1乃至3の何れかに記載のパーツ搬送装置。
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