JP4257648B2 - 棒状物品の搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばそうめん、冷麦等の乾麺や棒状菓子類などの棒状物品を所定量単位で纏めた物品群を、その前端部を整合して包装装置等の処理機に向けて搬送する棒状物品の搬送装置に関するものである。
棒状チョコレートや棒状ビスケットなどの棒状物品類を搬送する搬送装置として、例えば特許文献1に開示の装置が存在する。この装置は、循回する搬送用のチェンに所定間隔毎に配設した搬送アタッチメントの搬送片に、底面と両側面とからなる物品ガイドによって樋状に形成された搬送路内を移動する押送板が配設され、該搬送路内に堆積された物品群を該押送板により搬出部に向けて押送するよう構成されている。そして、搬出部付近において物品群を押送している押送板と先行している押送板との移動量の差によって、各棒状物品の前端部を先行側押送板の後面に当接させることで、該物品群の前端部のズレを修正して整合状態とする方式が採用されている。
特公昭61−3726号公報
前記搬送装置において、搬送路内の物品群を押送する押送板と該搬送路との間には隙間があり、棒状物品が例えばそうめん等の細い径のものである場合には、前述した前端整合時において、押送している押送板または先行側押送板と搬送路との隙間から棒状物品がすり抜けてしまい、確実な押送または良好な整合を行なうことができないといった問題があった。
すなわちこの発明は、従来の技術に係る搬送装置に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、棒状物品が例えばそうめんの如き細いものであっても、搬送並びに、前端部の整合を確実に行ない得る棒状物品の搬送装置を提供することを目的とする。
前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る棒状物品の搬送装置は、
棒状物品を所定量単位で纏めた物品群を搬送すると共に、その搬送終端部までに至る間に該物品群の前端部を整合する棒状物品の搬送装置において、
第1コンベヤに設けられ、前記物品群の搬送方向の長さ以下に設定されて該物品群の底側および幅方向の両側を支持可能な収容凹部を備え、該収容凹部の前後外側に該物品群を突出した状態で保持して所定間隔毎に搬送する保持部材と、
第2コンベヤに設けられ、前記収容凹部に保持された物品群の搬送方向の後方に臨み、収容凹部外側における物品群の後端面以上の範囲を覆い得る整合部材と
前記収容凹部に保持された物品群の前方に臨み、収容凹部外側における物品群の前端面以上の範囲を覆い得る整合部材との夫々を有し、
物品搬送途上において前記保持部材と、該保持部材と同調して移動する後方の整合部材との前進により、前記物品群の前端部を前方の整合部材に当接して該前端部を整合した後に、前方の整合部材を物品前端側から搬送路外に移動させると共に、後方の整合部材によって整合状態の物品群を押送するよう構成したことを特徴とする。
本願の請求項1に係る発明の棒状物品の搬送装置によれば、所定量単位の物品群の底側および両側を保持する保持部材を移動式とすると共に、物品群の前後に位置する各整合部材を、物品群の前後端面以上の範囲を覆い得る大きさに設定したから、棒状物品が例えばそうめんの如き細いものであっても、物品押送または物品整合時における搬送不良、整合不良を防止できる。
請求項2の搬送装置によれば、複数の支持片からなる保持部材を無端索体に所定間隔毎に配設したから、下流側に配設される包装装置等の処理機に向けて物品群を受渡す際に、その搬送姿勢が乱れることなく良好に搬送することができる。また請求項3の搬送装置では、無端索体に配設したアタッチメントが直進状態から曲進を開始したときに、該アタッチメントに回動可能に配設した搬送体が備える整合部材を一時的に停滞状態として後続の物品群の前端部を整合するよう構成したから、無端索体自体を一時停止することなく物品整合を行なうことができる。更に、請求項4の搬送装置によれば、支持片が交互に配設される一対の無端索体の間隔を調節することで、保持部材における収容凹部の収容量を可変し得るよう構成したので、棒状物品のサイズや搬送量の変更に簡単に対応し得る。
次に、本発明に係る棒状物品の搬送装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、実施例としては、搬送装置を横型製袋充填機における物品供給コンベヤに適用した場合について説明する。
図1は、棒状物品の搬送装置としての物品供給コンベヤの全体構成を示すものであって、該物品供給コンベヤ10は、棒状物品を所定量単位で纏めた物品群12を所定間隔毎に搬送する第1コンベヤ14と、該第1コンベヤ14の上方に配設された第2コンベヤ16とから基本的に構成される。この物品供給コンベヤ10の下流側には、例えば周知の横型製袋充填機(包装機)が配置され、該横型製袋充填機におけるフィルム供給源から引き出された帯状フィルム18が製袋手段20によって成形された筒状フィルム中に、前記物品群12を所定間隔毎に供給するよう構成されている。
前記第1コンベヤ14は、物品搬送中心を挟む両側に、物品搬送方向と平行に循環走行する一対の第1無端チェン(無端索体)22,22を並列に備え、両無端チェン22,22の表面側(搬送面側)には、物品群12を保持して搬送する複数の保持部材24が走行方向に所定間隔毎に配設されている。該各保持部材24は、一対の第1無端チェン22,22間に跨って架設された支持片26を、図2に示すように、第1無端チェン22,22の各チェンリンク毎に個々に配設して走行方向に複数個並設することで構成される。各支持片26は、図3に示す如く、第1無端チェン22,22のキャリア側(上側の水平直進部)において上方に開放する略コ字状を呈した棒状部材からなり、複数の支持片26によって画成された保持部材24における収容凹部28に、後述する計量供給機30から所定量単位の棒状物品が、その長手方向が物品搬送方向に沿う姿勢で供給されるようになっている。そして、収容凹部28に収容された物品群12は、その底側および物品搬送方向と交差する幅方向の両側が該収容凹部28で支持された状態で、各保持部材24が第1無端チェン22,22の走行により搬送終端部に向けて移動することで、物品群12が前記製袋手段20に向けて所定間隔毎に搬送される。
前記各保持部材24における物品搬送方向の長さは、棒状物品の長さ以下に設定されている。また各支持片26は、第1無端チェン22,22の各チェンリンクに対し夫々着脱交換可能に配設され、該支持片26を高さや幅が異なるサイズのものに交換して前記収容凹部28の内容積(収容量)を変更することで、棒状物品のサイズや搬送量等の変更に対応できるよう構成されている。
前記第1コンベヤ14における物品搬送路の所定箇所には、前記保持部材24の収容凹部28に、所定量単位で棒状物品を供給する物品供給手段としての計量供給機30が配設されている。なお、実施例では計量供給機30が物品搬送方向に離間して2箇所に設置されている。
前記第2コンベヤ16は、図1に示す如く、上方に向けた略四角形状に循環走行する第2無端チェン(無端索体)32が、前記第1コンベヤ14における上流側の物品供給位置より上流側から物品搬送終端までの間に下側の水平直進部が延在するよう配置されると共に、該無端チェン32には、その走行方向に所定間隔で複数の規制手段34が配設されている。各規制手段34は、図2に示す如く、前記第2無端チェン32に配設されたアタッチメント36と、該アタッチメント36に回動可能に枢支された搬送体38と、該搬送体38に配設されて第1コンベヤ14の物品搬送路側に延出し、前記保持部材24の収容凹部28に保持されている物品群12における前端部の整合および該物品群12の押送を行なう整合部材40とから構成される。各規制手段34に配設されている各整合部材40の配設間隔は、第1コンベヤ14に配設された各保持部材24の配設間隔と同一に設定されると共に、第1コンベヤ14による物品搬送開始端から搬送終端までに亘り該保持部材24の前後に位置決めされて、第1コンベヤ14の搬送速度と同一速度で整合部材40が物品搬送方向に沿って走行するよう構成される。
図2に示す如く、前記搬送体38には、アタッチメント36に対する枢支位置よりチェン走行方向の後側に、該走行方向に沿って所定長さで延在する長孔部38aが形成され、この長孔部38aに、第2無端チェン32のチェンリンクに配設されたローラ42が転動可能に嵌挿されている。そして、第2無端チェン32における下側の水平直進部では、ローラ42が長孔部38aの後端部側に位置した状態でアタッチメント36および搬送体38が移動することで、該搬送体38の揺動が規制されて整合部材40は垂直状に保持される。これに対し、前記第1コンベヤ14における物品搬送終端部に位置する第2無端チェン32の上方への曲進部では、アタッチメント36が曲進を開始してからローラ42が曲進を開始するまでの間は、ローラ42が長孔部38a内を直進して搬送体38と整合部材40とが曲進に先立って一時的に停滞されるよう構成される。これにより、一時的に停滞している先行側の整合部材40の後面に、後続する保持部材24により搬送される物品群12の前端部が当接することで、該前端部が整合されるようになっている。また、当該保持部材24に後続する整合部材40と停滞状態の先行側の整合部材40との間隔が縮小して、後続の整合部材40が保持部材24に保持されている物品群12の後端部に当接することで、該後端部が整合されるよう構成される。なお、ローラ42が曲進を開始することで、前記搬送体38および整合部材40も曲進を開始し、これにより整合部材40が物品搬送路外に移動して物品群12の下流側への移動を許容するよう構成される。
前記整合部材40の前面および後面は、前記保持部材24における収容凹部28に収容保持された物品群12の前後端面以上の広い範囲を覆い得るよう構成されている。これにより、該整合部材40により物品群12の前端部を整合する際、および物品群12を搬送終端部から下流側に接続される前記横型製袋充填機に向けて押送する際に、保持部材24の収容凹部28に収容保持された棒状物品が該整合部材40をすり抜けて移動することがない。
〔実施例1の作用〕
次に、実施例1に係る物品供給コンベヤの作用について説明する。前記計量供給機30から所定量単位の棒状物品が該保持部材24に供給され、この物品群12は並列状態で前記収容凹部28に堆積して、その底側および幅方向の両側が支持された状態となる。なお、棒状物品が計量供給機30から供給される際には、各保持部材24における物品搬送方向の前方および後方に、前記第2コンベヤ16の整合部材40が既に夫々臨んでおり、棒状物品は前後の整合部材40,40の間に確実に位置する。すなわち、保持部材24への物品群12の供給後に、整合部材40,40が該保持部材24の前後位置に進入する構成では、保持部材24の前後に棒状物品が大きく突出していると整合部材40の進入時に棒状物品を折損してしまうことがあるが、このような問題は発生しない。
前記第1コンベヤ14における一対の第1無端チェン22,22の走行により保持部材24が移動することで、前記収容凹部28に収容された物品群12は、その底側および幅方向の両側が支持された状態で物品搬送終端に向けて搬送される。また、前記第2コンベヤ16の第2無端チェン32の走行により前記保持部材24の前後に位置する整合部材40,40は、該保持部材24と同速度で間隔を保った状態で物品搬送終端に向けて移動する。物品群12は、保持部材24に保持された状態で搬送されるから、物品群12がテーブルやベッド等の固定部材に対して擦れて傷付くことはない。
前記第1コンベヤ14における第1無端チェン22,22の走行により移動する保持部材24が搬送終端部付近に達すると、該保持部材24と同速度で移動する前記第2コンベヤ16における先行側の規制手段34のアタッチメント36が曲進を開始することで、前記整合部材40は垂直状のまま停滞状態となる。これに対し、保持部材24およびこれに後続する整合部材40は前進移動を継続し、物品群中において搬送方向の前方にずれている棒状物品の前端部が停滞状態の先行側整合部材40の後面に当接することで整合される。また先行側の整合部材40と後行側の整合部材40との間隔が縮小することで、後行側の整合部材40が保持部材24に保持されている物品群中において搬送方向の後方にずれている棒状物品の後端部に当接してこれを押送し、これにより物品群12の前後端部は共に整合される。すなわち、第2コンベヤ16を停止することなく整合部材40を一時的に停滞状態として物品群12の前端部整合を行ない得るから、先行する整合部材40を別駆動機構で移動するよう構成し、該別駆動機構によって先行側整合部材40を一時停止するか、あるいは後続の整合部材40より減速することで整合させる等の必要がなく、該コンベヤ16の運転制御を簡略化することができる。
前記先行側の規制手段34のアタッチメント36が更に移動することで、停滞状態の先行側整合部材40が上方に向けて曲進を開始して物品搬送路外に移動し、整合状態となった物品群12は後続する整合部材40の前面で引き続き押送され、下流側に接続された前記製袋手段20によって筒状成形されたフィルム中に供給され、該物品群12は整合状態で製袋充填包装される。なお、物品群12を押送する整合部材40は、後続する次の保持部材24の収容凹部28に保持されている物品群12の前端部の整合を行なう先行側の整合部材となる。前述したように前記物品群12の前後に位置する各整合部材40は、前記保持部材24の収容凹部28における収容領域以上の広い範囲を覆い得るサイズに設定されているので、物品群12の前後端部が前後の整合部材40,40によって整合される際、および物品群12が搬送終端部から下流側に接続される前記横型製袋充填機に向けて押送される際に、各棒状物品が各整合部材40をすり抜けて移動してしまうことがなく、確実な整合および押送を達成し得る。すなわち、例えばそうめんの如き細い棒状物品であっても、物品群12における前後両端部の整合および押送を確実に行ない得る。また規定の前後長に整合された物品群12は、筒状フィルムを交差する方向に横シール・切断する際にシール手段に噛み込まれること無く、良好な包装が達成される。
なお、本実施例の如く、横型製袋充填機に本発明を適用する際には、各棒状物品の前後端部を一致させた整合状態とする必要はなく、筒状フィルム中に送り込まれた物品群12の前後で横シール・切断するのに支障のない範囲で、前後端部を略整合状態にし得るように設定されていればよい。
前記保持部材24を構成する支持片26は、一対の第1無端チェン22,22に架設される構成に限らず、一本の無端チェン等からなる無端索体に配設されるものであってもよい。また支持片26に関しては、前述した形状に限定されるものでなく、横断面略U型状やV型状であってもよく、これら複数の支持片により画成される収容凹部28で物品群12の底側および幅方向両側を支持し得る各種形状を採用し得る。更に支持片26は、棒状部材の他に、板状部材やブロック状部材の金属、樹脂等からなる材質のものが適用できる。
次に、実施例2に係る物品供給コンベヤ(棒状物品の搬送装置)について説明するが、その基本的な構成は前述した実施例1で説明したものと同一であるので、異なる部分についてのみ説明する。
図5に示す如く、前記第1コンベヤ14を構成する一対の第1無端チェン22,22は、物品搬送中心に対して近接離間移動可能に構成され、軸方向に離間して夫々逆ネジが螺刻された調節用ネジや調節ハンドル等からなる間隔調節機構48により、一対の第1無端チェン22,22の間隔を調節し得るようになっている。また、前記各保持部材24を構成する複数の支持片50は、一対の第1無端チェン22,22に対してその走行方向に交互に位置するよう配設され、これら複数の支持片50によって収容凹部28が画成される。各支持片50は、平板部材をL字状に折曲して物品群12の底面を支持する部分としての底部受片50aと物品群12の一側面を支持する部分としての側部受片50bとを有し、その底部受片50aが一方または他方の第1無端チェン22に配設された状態で、その先端部が他方または一方の第1無端チェン22側に向けて延在するよう構成される。すなわち、第1無端チェン22,22に対する配設状態において支持片50は、底部受片50aがチェン走行方向において互いに重合すると共に、その側部受片50bがチェン走行方向において物品群12の一方の側面を支持する位置と他方の側面を支持する位置とに交互に位置するよう設定される。
なお、一方の第1無端チェン22に配設される支持片群および他方の第1無端チェン22に配設される支持片群の各底部受片50a,50aは櫛歯状に交互に位置してチェン走行方向に重合しているから、一対の第1無端チェン22,22の離間間隔を調節することで前記収容凹部28の幅寸法を変更した際においても、収容凹部28に収容される物品群12の底面を支持することができるようになっている。また底部受片50aの延在長は、最も収容量が大となる物品群12に対して一対の第1無端チェン22,22を最大限移動調節した際にも、他方の支持片50の側部受片50bの配設位置と交わる位置まで延在するようになっていることが最も好ましい。
また前記各支持片50の側部受片50bは、その高さが前記収容凹部28に収容される物品群12の側面を支持し得るのに充分な寸法に設定されると共に、底部受片50aの略2倍の長さ寸法に設定され、物品搬送方向の前側または後側に延出し、これにより保持部材24の略全長に亘って物品群12の側面を側部受片50b,50bで支持し得るよう構成される。すなわち、第1無端チェン22,22に交互に配設されて前後に隣り合う支持片50,50が対をなし、両支持片50,50の側部受片50b,50bが互いの底部受片50a,50aの延在側に向けて相互に反対方向に延出することで、保持部材24の側部に大きな隙間を生じないようにしてある(図4参照)。なお、対をなす各側部受片50b,50bにおける上端形状(延出端部の形状)は、第1無端チェン22,22に対する底部受片50a,50aの配設位置が走行方向にずれているのに対応して異ならせることで、両支持片50,50が前記製袋手段20との隙間を下方に向けてリターンするときの上端の移動軌跡が同一となるように設定している。また実施例2の各保持部材24では、その先頭に、底部受片52aと側部受片52bとの長さが同一に設定された別の支持片52が一方または他方の第1無端チェン22に配設されている。なお、別の支持片52における側部受片52bの最上端の位置(最大延出端位置)は、前記支持片50における側部受片50bの最上端の位置と同一に設定してある。この別の支持片52は、搬送対象となる棒状物品の長さに対して保持部材24の保持長さを調節するために設けられたものであって、棒状物品の長さによっては全て同一形状の前記支持片50を設けることが好ましい。
また、前記第2コンベヤ16に配設される各整合部材40における前面および後面のサイズは、幅寸法が可変される収容凹部28が最大幅寸法に調節された状態において、その収容領域より大きな範囲を覆い得るサイズに設定され、物品群12の前後端部が前後の整合部材40,40によって整合される際および物品群12が押送される際に、各棒状物品が各整合部材40をすり抜けて移動することがないよう構成される。
すなわち、実施例2の物品供給コンベヤ10においても、前述した実施例1と同様の作用効果を奏すると共に、棒状物品のサイズや搬送量が変更された際には、一対の第1無端チェン22,22の間隔を調節するだけで簡単に対応し得る。
なお、実施例2の支持片50,52では平板部材を折曲することで底部受片50a,52aと側部受片50b,52bとを形成するようにしたが、棒状部材をL型状に折曲することで底部受片と側部受片とを形成するようにしたものであってもよい。また、図6に示す如く、物品群12の底面を支持する底部受片(部分)44aと物品群12の一側面を支持する側部受片(部分)44bとが湾曲部分で連結された形状に形成した棒状部材または平板部材からなる各支持片44の底部受片44aを、搬送方向に相互に位置するよう一方または他方の第1無端チェン22に配設し、搬送方向から見て収容凹部28がU字状を呈するようにしてもよい。図6に示す支持片44においては、側部受片44bが臨む側とは反対側の第1無端チェン22に底部受片44aが配設されており、これら複数の支持片44からなる保持部材24では、一対の第1無端チェン22,22を相互に近接することで収容凹部28の容量が大きくなり、逆に離間することで小さくなる。更に、図7に示す如く、一方または他方の第1無端チェン22から他方または一方の第1無端チェン22に向かうにつれて下方傾斜する棒状部材または平板部材からなる支持片46を、搬送方向に相互に位置するよう配設することで、搬送方向から見て収容凹部28がV字状を呈するようにしたものであってもよい。なお、図7に示す支持片46においては、両支持片46,46が交わる部分が物品群12の底面を支持する部分となり、該部分から上方に離間する部分が物品群12の一側を支持する部分となる。
前述した実施例1,2において、前記整合部材40は搬送体38に着脱交換可能に配設されており、棒状物品の長さの異なる品種を整合する際には、整合部材40の前後長さの異なるものに交換することで対応できる。
〔変更例〕
本願は、前述した実施例の構成に限定されるものでなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
1.整合部材40を備える第2コンベヤ16は、第1コンベヤ14における物品搬送路上方において、垂直面に沿って第2無端チェン32を走行させるようにしたが、搬送路上方で水平面に沿って第2無端チェン32を走行させる構成、または第1コンベヤ14と同様に搬送路下方に設置したり、あるいは搬送路下方で水平面に沿って走行させる構成等、整合部材40が第1コンベヤ14の保持部材24における前後に臨み得るものであればよい。
2.整合部材40による物品群12の前後端部の整合は、物品群12の搬送終端部付近で行なうことが最も好ましいが、これに限らず、物品群12の搬送開始端から搬送終端に至るまでの間の物品群12の搬送途上における搬送上流部や中流部等、何れかの区間内で物品群12を整合するように設定されていればよい。
3.保持部材24は、第1無端チェン22,22に所定間隔毎に配設されるものとしたが、保持部材24によって物品群12を保持して所定間隔毎に前進させることが可能な、その他の各種構成の搬送手段を採用することができる。また保持部材24は、複数の支持片26,44,46,50,52から構成されるものに限らず、1枚の板状部材を折曲して前記の各種形状からなる収容凹部28を形成したものや、あるいは複数または単一のブロック状部材に各種形状からなる収容凹部28を形成したものを採用することも可能である。
4.保持部材24の収容凹部28に収容保持される物品群12の前後端部を整合する機構に関しては、実施例に示した方式に限らず、保持部材24と後方の整合部材40とに対して、前方の整合部材40の速度を遅速して物品群12の端部整合を行なった後に高速となるよう変速したり、あるいは遅速と高速との間に等速の期間を設けるようにしてもよい。また、前方の整合部材40を所定位置に配設し、物品群12の通過タイミングに合わせて前端部を整合できる位置まで移動して整合した後に搬送路外に待避する構成を採用する等、少なくとも後方の整合部材40が保持部材24と同調して移動するものであれば、これら各種構成に代えて他の構成を採用し得る。
5.搬送装置に接続される装置としては、横型製袋充填機に限らず、所定間隔で物品群12を受け入れる包装機やコンベヤ、あるいはその他の各種の処理機であってもよい
本発明の好適な実施例1に係る物品供給コンベヤの全体を示す概略構成図である。 実施例1に係る物品供給コンベヤの要部を示す概略正面図である。 実施例1に係る物品供給コンベヤの要部を示す概略側面図である。 実施例2に係る物品供給コンベヤの要部を示す概略正面図である。 実施例2に係る物品供給コンベヤの要部を示す概略側面図である。 実施例2に係る支持片の変形例を示す概略側面図である。 実施例2に係る支持片の別の変形例を示す概略側面図である。
符号の説明
12 物品群,14 第1コンベヤ,16 第2コンベヤ
22 第1無端チェン(無端索体),24 保持部材,26 支持片
28 収容凹部,32 第2無端チェン(無端索体),36 アタッチメント
38 搬送体,40 整合部材,44 支持片,44a 底部受片(部分)
44b 側部受片(部分),46 支持片,50 支持片,50a 底部受片(部分)
50b 側部受片(部分),52 別の支持片,52a 底部受片(部分)
52b 側部受片(部分)

Claims (4)

  1. 棒状物品を所定量単位で纏めた物品群(12)を搬送すると共に、その搬送終端部までに至る間に該物品群(12)の前端部を整合する棒状物品の搬送装置において、
    第1コンベヤ(14)に設けられ、前記物品群(12)の搬送方向の長さ以下に設定されて該物品群(12)の底側および幅方向の両側を支持可能な収容凹部(28)を備え、該収容凹部(28)の前後外側に該物品群(12)を突出した状態で保持して所定間隔毎に搬送する保持部材(24)と、
    第2コンベヤ(16)に設けられ、前記収容凹部(28)に保持された物品群(12)の搬送方向の後方に臨み、収容凹部(28)外側における物品群(12)の後端面以上の範囲を覆い得る整合部材(40)と
    前記収容凹部(28)に保持された物品群(12)の前方に臨み、収容凹部(28)外側における物品群(12)の前端面以上の範囲を覆い得る整合部材(40)との夫々を有し、
    物品搬送途上において前記保持部材(24)と、該保持部材(24)と同調して移動する後方の整合部材(40)との前進により、前記物品群(12)の前端部を前方の整合部材(40)に当接して該前端部を整合した後に、前方の整合部材(40)を物品前端側から搬送路外に移動させると共に、後方の整合部材(40)によって整合状態の物品群(12)を押送するよう構成した
    ことを特徴とする棒状物品の搬送装置。
  2. 前記保持部材(24)は、物品搬送方向に走行可能な無端索体(22,22)に所定間隔毎に配設されると共に、物品群(12)の底側および物品搬送方向と交差する幅方向の両側を保持可能な支持片(26,44,46,50,52)を物品搬送方向に複数並設するよう構成した請求項1記載の棒状物品の搬送装置。
  3. 前記第2コンベヤ(16)は、前記物品群(12)の搬送路上方に配設された無端索体(32)に複数のアタッチメント(36)所定間隔毎に取着、各アタッチメント(36)に回動可能に配設された搬送体(38)に前記整合部材(40)が配設され、アタッチメント(36)が直進状態から曲進を開始したときに前記保持部材(24)に保持された物品群(12)の前方の整合部材(40)を一時的に停滞状態として、該整合部材(40)の後面に後続の物品群(12)の前端部を当接させるよう構成した請求項1または2記載の棒状物品の搬送装置。
  4. 物品搬送方向に離間して平行に走行する一対の無端索体(22,22)の間隔を調節し得る間隔調節機構(48)を備え、前記物品群(12)の底側を支持する部分(44a,50a,52a)および一側を支持する部分(44b,50b,52b)を有する前記支持片(44,46,50,52)が、前記一対の無端索体(22,22)に対してその走行方向に交互に配設され、その配設状態において支持片(44,46,50,52)は、前記底側を支持する部分(44a,50a,52a)が前記走行方向において互いに重合すると共に、一側を支持する部分(44b,50b,52b)が前記走行方向において物品群(12)の一方の側と他方の側とに交互に位置するよう設定される請求項2記載の棒状物品の搬送装置。
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