JP4785264B2 - 走査ユニット - Google Patents

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    • G01D11/245Housings for sensors

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に磁気による位置測定装置に適した走査ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気による位置測定装置は、通常、交互に設けられた、異なる磁化の部分領域、並びに測定方向でこの部分領域に対し相対的に可動な走査ユニットから成る磁気測定部を有する。走査ユニットの面の上には、例えば、磁場に敏感な適当な検出要素を備える検出ユニットが設けられている。検出要素としては、しばしば、磁気抵抗性の、しかしながら機械的な影響に対して最も敏感である材料から成る薄い層が使用される。従ってこのような走査ユニットを有する磁気による位置測定装置が、機械工具内で使用される場合には、測定機構において冷却手段及び切り屑等に基づいて、検出要素もしくは検出ユニットの損傷が結果として生じる。
このことはまた、結果として位置測定装置の損失を伴う。
【0003】
損傷を阻止するために、支持要素の凹部内に設けられた検出ユニットを、この上に設けられたカバー要素によって保護することが、このような位置測定装置においては公知である。カバー要素として薄い金属箔が使用されている場合、しかしながらこの金属箔を正確に平坦にこの領域内に設けることは、比較的問題が多い。しかしながら金属箔が正確に平坦に設けられない場合は、測定部とカバー要素との間に予め与えられた走査間隔において、検出要素と測定部との間の間隔が変化する。これより、検出信号がこの間隔に敏感に依存することに基づいて、望ましくない変動する信号の振幅が結果として生じることになる。更に金属箔の正確で平坦でない配置は、結果として金属の切り屑又は他の汚れを、測定部と走査ユニットとの間のこの位置に固定することを伴う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、その検出ユニットが、確実に機械的な影響に対して保護されている、特に磁気による位置測定装置のための走査ユニットを提供することが本発明の課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題は、請求項1の特徴を有する走査ユニットによって解決される。
【0006】
本発明による走査ユニットの有利な実施形は、従属する請求項において記載されている措置より明らかにする。
【0007】
本発明による走査ユニットは、従来の解決策と比較して一連の利点を提供する。従って凹部の内部に設けられた充填材に基づいて、完全な走査ユニットの全部で1つの安定でコンパクトな構造が生じる。この他本発明による措置は、機械的な影響の前の検出ユニットを保護するカバー要素としての金属箔の最も平坦な配置を可能にする。これによりまた、汚れの堆積並びに安定したノイズの少ない走査信号に対する所望の鈍感さを生み出す。
【0008】
更に検出ユニットの接触部の場合は、フレキシブルな帯状導体によって、十分に自動化されて進行することができる比較的簡単な接触部が実現可能であることを挙げることができる。
【0009】
また接続導線が供給される孔が充填材で埋められる場合は、走査ユニット内の電気接続導線も、確実に機械的な損傷の前に保護されている。
【0010】
硬化する際に収縮する充填材を本発明による走査ユニットの凹部内で使用することに基づいて、カバー要素として金属箔を使用する場合、結果として、検出要素並びに支持要素において密着が生じる。これにより金属箔の強固な支持が生じ、これにより、箔と支持要素との間の偶発的な接着結合部が機能しないことが阻止される。更に充填材の収縮によって、平坦な接着面においてせん断応力及び圧縮応力しか生じないことを保証し、これによって金属箔の剥離が確実に阻止される。
【0011】
適当な充填材を使用する別の利点として、例えば金属箔が機械的に損傷を受けるべき場合に、結果としてこのように汚れのクリープ区間の拡大が生じることを挙げることができる。
【0012】
また基本的に位置測定装置においても、他の物理的な走査原理、例えば光学的な、誘導性の、又は容量的なシステムに基づく走査ユニットを、本発明により形成することができる。その際、磁場に敏感な検出要素の代わりに、相応の選択的な検出ユニットを設けることができる。更に光学的な位置測定装置の場合には、カバー要素を透明に形成することができたりもする。
【0013】
当然本発明により組み立てられた走査ユニットは、線形の位置測定装置においても、回転子による位置測定装置においても使用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の別の利点並びに詳細を、添付した図を以下に説明することより明らかにする。
【0015】
図1においては、本発明による走査ユニット10の実施例の部分的な断面図が概略的に図示されており、部分的に組み立てられた走査ユニットの平面図は、図2において示されている。
走査ユニット10に隣接して、示された測定方向xにおいて、位置に依存した走査信号を発生させるための走査ユニット10により走査される、磁気測定部20を認めることができる。大きさの比率は、図1及び2においては縮尺が正確に再現されていない。
【0016】
工作物と工具の相対位置を高精度で設定するために、磁気によるこのような位置測定装置が、機械工具においてほぼ使用することができる。測定部20の走査部を介して走査ユニット10により発生された走査信号は、図1においては図示されてない分析ユニット、例えば数値による機械工具制御装置に供給され、そこで別の加工が行なわれる。
【0017】
本発明による走査ユニット10により走査間隔Dで走査される磁気測定部20は、公知の様式及び方法で形成されており、周期的な順番の異なる磁化を有する部分領域21,22から成る。基本的に測定部20の面には、公知の異なる磁化別形が使用可能である。更に測定部20は、線形の測定部としても、回転子による測定部としても形成でき、後者の場合には、相応のシリンダドラム等に対する測定部20の配置がほぼ可能である。
【0018】
本発明による走査ユニット10は、走査ユニット10の別の構成部品が設けられている安定した支持体11を有する。図示された実施例においては、アルミニウムから成る支持体が設けられている。測定部20の方向に向けられているその側に、支持体11が凹部12を備え、この凹部内にはまた、以下に更に説明される機能に関連した種々の要素が設けられている。支持体11内の凹部12は、この例においては、図2における平面図より明らかなように長方形に形成されており、長方形の縦軸は、これによれば測定方向xに整向されている。凹部12の深さhは、h=900μmである。
【0019】
凹部12の領域内には、支持体11内でこの他に、図1において認めることができる通路もしくは孔13が設けられている。この例においては、孔13が長方形の横断面を備えており、長方形の縦軸は、測定方向xに対して垂直に整向されており、図面に対して垂直に整向されている。孔は、例えば3mm×10mmの寸法を備える。
【0020】
凹部12の中心領域においては、測定部−走査部のために必要な検出ユニット14が設けられている。磁気測定部20の走査部のために検出ユニット14は、磁場に敏感な検出要素14.2を有する。この例において検出要素14.2は、公知の様式及び方法で、ガラスから成る支持基礎部14.1の上に設けられた薄い磁気抵抗性の線条層として形成されている。検出ユニット14は、凹部12内で、特に接着結合部によって固定される。
【0021】
検出ユニット14の電気的な接触は、この例ではフレキシブルな帯状導体もしくはフレキシブルな押圧スイッチとして形成されている、1つ又は複数の電気接続導線を介して行なわれる。この場合フレキシブルな帯状導体は、平坦に、検出ユニット14もしくは検出要素14.2の上に設けられ、特に接着結合部を介して検出ユニット14に固定されている。フレキシブルな帯状導体と検出ユニット14との間には、測定方向xに間隔を置いた電気的な接点の2つのグループが設けられており、接触部に関してその他の点については、以下の図3の記載を参照のこと。
【0022】
接続導線15もしくはフレキシブルな帯状導体は、後方に設けられた分析ユニットとの検出ユニットの結合のために、走査ユニット10の支持体11内の孔13を経て外へと案内される。
【0023】
凹部12内に設けられた走査ユニット10の要素を保護するために、凹部12の上に、凹部12を完全に覆うカバー要素16が設けられている。この例においてはカバー要素16が、約20〜30μmの厚みを備える、抵抗力のある薄い金属箔として形成されている。金属箔のための材料としては、非結晶の鉄−ニッケル合金が特に有利であることが実証されている。何故ならこの鉄−ニッケル合金は、一方では機械的に最も負荷能力があるからである。他方ではこの材料が、非磁性であり、従って磁気測定部20の走査部からの走査信号の検出にも影響を与えないからである。
【0024】
更に凹部12の領域においては支持要素17a,17bが設けられており、これらの上には、カバー要素16もしくは金属箔が載置されている。この場合カバー要素16は、支持要素17a,17bと、接着結合部を介して結合されており、このため必要な接着剤層が、図1では符号18a,18bで示されている。
選択的にこの位置においては、他の結合技術、例えばはんだ付け、硬質はんだ付け、溶接等も使用可能である。
【0025】
図1及び2の例においては支持要素17a,17bが、凹部12の深さhに対応する高さを備えており、即ち支持要素17a,17bのそれぞれの表面が、支持要素11の表面と一致する。
しかしながらこのため選択的に、支持要素が凹部の深さより大きい高さを備えることも可能であり、従ってこれらの支持要素は凹部から突出する。この別形においては、その表面が同様に凹部から突出するように、凹部内の検出ユニットが設けられる場合も有利である。同様にこの様式の配置は、この上に設けられた金属箔が密に密着し、剥離しないために寄与する。
【0026】
カバー要素16は、図示された例においては、この他にその縁部領域においても支持体11と結合されている。このため金属箔は、この例においては下に向かって湾曲され、接着剤18c,18dが、金属箔と、支持体11の凹部12の縁部との間に収容される。この様式及び方法で最も密な接着結合部が、カバー要素16と支持体11との間で保証されている。
【0027】
またこの位置においても原則的に選択的な結合技術を、接着のために使用することができる。
【0028】
カバー要素16は、この実施例においては、更にまた尚検出ユニット14の領域内でもフレキシブルな帯状導体と結合されており、その際結合部はまた、平坦な接着結合部として形成されており、符号18eで、図1においては、この位置において必要な接着剤層が指示される。
ここでもまた、基本的に他の結合技術も使用可能である。
【0029】
前もって説明した、異なる接着結合部のために、特にエポキシ樹脂ベースの接着剤材料が使用される。この場合特に、機械的かつ化学的影響に対するその安定性が、適当な接着剤材料の選択のために重要である。
【0030】
本質的な別の措置として、本発明による走査ユニット10においては、凹部12内に残留する、カバー要素16の下の自由な領域を充填材19で埋めることが行なわれている。充填材19としては、カバー要素16と支持体11との間の空間を埋め、埋めた後で硬化するキャスティングコンパウンドが選択される。この場合充填材19の充填は、支持体11内の孔13を介して行なわれ、この孔を経て接続導線15も案内される。この実施例においては、充填材19が、孔13もしくは通路の領域も埋める。この様式及び方法で、走査ユニット10内の接続導線15も機械的な負荷の前に保護される。
【0031】
充填材19としては、特に、支持体11及び検出ユニット14の熱膨張率と少なくとも同じ熱膨張率を有する低粘性のキャスティングコンパウンドが選択される。これにより、偶発的な温度変化によって引き起こされる、走査ユニット10の内部の熱を条件とする応力を阻止することができる。その他適当なキャスティングコンパウンドの選択においては、硬化する際収縮する材料が選択される場合に有利であることが実証されている。この様式及び方法で、カバー要素16もしくは金属箔と、検出ユニット14との間の特に緊密な接触が保証される。加えてこの材料選択は、検出要素14.2からの金属箔の偶発的な持ち上がりを阻止することができることを保証する。
【0032】
図3においては、特に検出ユニット14を有する走査ユニット10の領域を示す、図1による拡大された部分図が図示されている。この場合支持体11上には、接着層18fの上に検出ユニット14の支持基礎部14.1が設けられており、この支持基礎部の上には、検出要素14.2が磁気抵抗性の薄い層の形態で存在する。検出要素14.2は、フレキシブルな帯状導体として形成された接続導線15と、この実施例においては測定方向xに間隔を置いた接点15.1,15.2の2つのグループの上で伝導するように結合され、従って認めることができない別の接点が、図面に対して垂直に延在する。更に図示された実施例においては、接続導線15もしくはフレキシブルな帯状導体と、検出ユニット14もしくは検出要素14.2を有する薄い層との間に、フレキシブルな帯状導体を平坦に固定するための別の接着層18gが設けられている。接続導線15もしくはフレキシブルな帯状導体の上には、最後に別の接着層18hが設けられており、この接着層によって、この上に設けられたカバー要素16、即ち薄い金属箔との結合が形成される。
【0033】
図示された例に対しては選択的に、基本的に固定部も、両方の接着層18g,18hにより省略することができる。
【0034】
当然本発明による考慮の枠内では、選択的な走査ユニットの実施形も実現可能である。
【0035】
図4及び5においては、部分的に組み立てられた状態の本発明による走査ユニットの別の実施可能性の平面図が図示されている。
【0036】
図4において認めることのできる走査ユニット110は、同様に長方形の凹部112を、安定した支持体111内に備え、この凹部内には、例えば検出ユニット114が設けられている。検出ユニットに隣接して長方形の孔113が認めることができ、この孔を経て、接触された状態で電気接続導線が案内される。上述の例とは違い凹部112においては、もはや、測定方向に間隔を置いた、長方形の横断面を有する2つの支持要素しか設けられておらず、これに対して支持要素117としては、いまや、検出ユニット114を完全に取り囲む、凹部112内で取り巻く隆起部が使用される。支持要素117のうえにはまた、図4においては認めることができないカバー要素、例えば金属箔が載置されている。
その他別の基本的な構造は、前の実施例の構造と一致する。
【0037】
また最初の例に似ている本発明による走査ユニットの別形210は、図5においては部分的に組み立てられた状態で示されている。支持要素211の凹部212内には、最初の実施例に類似して、両方の支持要素217a,217bが設けられている。支持要素217a,217bの間には、検出ユニット214が配置され、その際正確な位置取りのため同一の3つの組み立てストッパ230a,230b及び230cが、凹部212内に設けられている。この例においては互いに直角に設けられた組み立てストッパ230a〜230cにより、検出ユニットが自動的に正確な位置に位置取りすることができ、引き続き固定並びに接触することができる。検出ユニットが、ほぼ、組み立ての際に右上から左下の方向に移動されることにより、同一の所望の位置に正確に位置取りすることを保証することができる。
【0038】
詳細には図示されてない別の実施別形においては、ほぼ支持体内で更に多くの孔もしくは通路が設けられており、これらを経て充填材が、走査ユニットの内部空間へと充填される。
【0039】
その他選択的な接触部別形も、検出ユニットのために可能である。検出ユニットの接触部のためにフレキシブルな帯状導体を使用する代わりに、例えば通常の結合導線も使用することができる。選択的な接触部が図1及び2における例に対して使用される際、検出ユニットの検出要素とカバー要素との間に、この領域における偶発的な電気的な過緊張(Ueberspannungen)に対するのと同様に、機械的な影響に対して敏感な検出要素を保護する、付加的な保護層が設けられる場合は有利であると実証されている。上記の例におけるこのような保護層が、フレキシブルな帯状導体によって形成される一方で、他の接触部の場合は、適当な保護ラッカーもしくは適当な保護箔も使用することができる。
【0040】
更に同様に、検出ユニットを場合によってはその背面から接続すること、また接続導線を支持体内の相応の孔を経て外へと案内することが可能である。
【0041】
使用する場合に応じて説明した実施例は、従って本発明による考慮の枠内で適合するように変更することができる。
【0042】
【発明の効果】
本発明により、その検出ユニットが、確実に機械的な影響に対して保護されている、特に磁気による位置測定装置のための走査ユニットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】走査された磁気測定部と結合している本発明による走査ユニットの実施形の概略図を示す。
【図2】部分的に組み立てられた状態の図1による走査ユニットの平面図を示す。
【図3】図1による走査ユニットの拡大部分図を示す。
【図4】部分的に組み立てられた状態の本発明による走査ユニットの1つの選択的な実施形の平面図を示す。
【図5】部分的に組み立てられた状態の本発明による走査ユニットの別の選択的な実施形の平面図を示す。
【符号の説明】
10 走査ユニット
11 支持体
12 凹部
13 孔
14 検出ユニット
14.1 支持基礎部
14.2 検出要素
15 接続導線
15.1,15.2 接点
16 カバー要素
17a,17b 支持要素
18a,18b 接着剤層
18e 接着結合部
18f〜18h 接着層
19 充填材
20 磁気測定部
21,22 異なる磁化の部分領域
110 走査ユニット
111 支持体
112 凹部
113 孔
114 検出ユニット
117 支持要素
210 走査ユニット
211 支持要素
212 凹部
214 検出ユニット
217a,217b 支持要素
230a〜230c 組み立てストッパ

Claims (15)

  1. 少なくとも1つの凹部(12;112;212)並びにこの凹部(12;112;212)の領域内の少なくとも1つの孔(13;113)を備える安定した支持体(11;111;211)と、
    1つ又は複数の検出要素(14.2)を有し凹部(12;112;212)の底部に固定され、少なくとも1つの孔(13;113;213)を経て案内されている電気接続導線(15)を介して接触可能である検出ユニット(14;114;214)と、
    凹部(12;112;212)の上に設けられており、この凹部を完全に覆うカバー要素(16)と、並びに
    少なくとも、カバー要素(16)の下の検出ユニット(14;114;214)の側面の周囲に残留する凹部(12;112;212)の自由な領域を埋める充填材(19)と
    から成り、
    カバー要素(16)が、薄く抵抗力のある非磁性の金属箔として形成されており、
    充填材(19)として、硬化する際に収縮する低粘性のキャスティングコンパウンドが使用されており、これにより、キャスティングコンパウンドが硬化した後、検出要素(14.2)に密着する平坦な金属箔の配置が得られる、
    磁気による位置測定装置のための走査ユニット。
  2. 凹部(12;112;212)の領域内に、1つ又は複数の支持要素(17a,17b;117;217a,217b)が設けられており、これらの支持要素の上にカバー要素(16)が載置されていることを特徴とする請求項1に記載の走査ユニット。
  3. カバー要素(16)が、支持要素(17a,17b;117;217a,217b)と結合されていることを特徴とする請求項2に記載の走査ユニット。
  4. カバー要素(16)が、支持要素(17a,17b)と接着されていることを特徴とする請求項3に記載の走査ユニット。
  5. 支持要素が凹部の高さよりも大きな高さを備え、また検出ユニットが、その表面が凹部から突出するように凹部内に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の走査ユニット。
  6. カバー要素(16)が、その縁部領域内で支持体(11)と接着されていることを特徴とする請求項4に記載の走査ユニット。
  7. 電気接続導線(15)が、フレキシブルな帯状導体として形成されており、フレキシブルな帯状導体が、平坦に、カバー(16)の方向に向けられている検出ユニット(14)の面の上に載置されていることを特徴とする請求項1に記載の走査ユニット。
  8. フレキシブルな帯状導体と検出ユニット(14)との間に、接点(15.1,15.2)の間隔をおいた2つのグループが設けられていることを特徴とする請求項7に記載の走査ユニット。
  9. フレキシブルな帯状導体が、検出ユニット(14)と平坦に接着されていることを特徴とする請求項7に記載の走査ユニット。
  10. カバー要素(16)が、検出ユニット(14)の領域内でフレキシブルな帯状導体と接着されていることを特徴とする請求項7に記載の走査ユニット。
  11. 検出要素とカバー要素との間に、保護層が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の走査ユニット。
  12. 金属箔のための材料として、非結晶のニッケル−鉄合金が使用されていることを特徴とする請求項に記載の走査ユニット。
  13. 充填材(19)が、支持体(11;111;211)内の孔(13;113)も埋めるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の走査ユニット。
  14. 充填材(19)が、支持体(11;111;211)及び検出ユニット(14;114;214)の熱膨張率と少なくとも同じ熱膨張率を備えることを特徴とする請求項1に記載の走査ユニット。
  15. 支持体(11;111;211)の材料としてアルミニウムが使用されていることを特徴とする請求項1に記載の走査ユニット。
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