JP4784461B2 - 紙葉類集積機構 - Google Patents
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Description
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、舌片車の舌片を長くする場合や枚数を増加させる場合に、隣合う舌片の重なりを防止する手段を提供することを目的とする。
なお、図4における(a)は正面図、(b)はその側面図を示す。
図1において、1は紙葉類処理装置としての紙幣入出金機である。
このような、金種別収納庫10に設けられる紙幣分離集積機構11は、紙幣分離機構4と紙幣集積機構8のそれぞれの機能を合せて1つの機構で分離動作および集積動作が可能なように構成されており、図2、図3に示すように、フィードローラ13およびこれに対向配置された対向ローラとしてのリバースローラ14、フィードローラ13の集積方向の下流側に配置された繰出ローラ15、ボス部16に複数の舌片17を取付けた複数の舌片車18により構成されている。
本実施例の舌片車18は、図4に示すように、先端部で集積方向に移動する紙幣Pの後端を叩き落すことが可能な長さ、および収納部9に集積されている紙幣Pの後端を先端部で押圧することが可能な長さの長い方の長さに形成された矩形断面形状を有する板状の4枚の舌片17を1組として2組の舌片17a、17bからなる8枚の舌片17を有しており、互いの舌片17a、17bの間を離間させ、つまり所定の間隔S(本実施例では、1〜2mm)を隔ててボス部16の軸方向に沿って並べて配置されている。
このとき、本実施例の舌片17a、17bは位相をずらせて形成されるので、射出成形時には上型と下型を組合せた簡素な構造の金型を用いることが可能になり、ボス部16の軸方向に2組の舌片17a、17bを並べて配置した舌片車18を容易に一体成形することができる。
この場合に、フィードローラ13に対向配置される対向ローラとしては、リバースローラ14に換えてフィードローラ13により駆動される従動ローラが用いられ、舌片車18は従動ローラを回転可能に支持する従動ローラ軸に固定され、従動ローラと同方向に連動して回転する。
なお、本実施例においては、舌片車18を弾性に富んだ樹脂材料で一体に形成するとして説明したが、図5に示すように、舌片車18を、舌片17とボス部16とを別に成形し、これらを組立てて形成するようにしてもよい。
また、ボス部16の外周面には、舌片車18を軸に固定するためのピンを嵌合させるピン穴27が、ボス部16の外周面から半径方向に内周面に貫通する貫通穴として形成されている。
このとき、一方の端面16aと他方の端面16bとの嵌合溝26の深さは、それぞれに嵌合する舌片体24aの舌片17aと舌片体24bの舌片17bとの間が、舌片体24a、24bがそれぞれの嵌合溝26の溝底に押圧されたときに、所定の間隔Sを隔てて離間するように設定される。
このように、舌片車18を、ボス部16と舌片体24a、24bとに分けて形成し、その後に組立てて形成するようにしたことによって、ボス部16と舌片17a、17bとを異種材料で形成することが可能になり、ボス部16は固定に適した比較的剛性の高い樹脂材料とし、舌片17は紙幣Pの後端を叩き落すのに適し、かつ嵌合溝26への嵌合を容易にする弾性に富んだ樹脂材料として形成することができ、舌片車18の耐久性を向上させながら集積性能に優れた舌片車18を得ることができる。
また、舌片体24a、24bとを同形状にして、それぞれ接続部23の両端部に方線方向に伸張する2枚の舌片17a、17bを一体設けた「Ω」字状に成形するようにしたことによって、位置決め用の凹部または凸部を設けることなく舌片体24a、24bをそれぞれの嵌合溝26に位置決めして嵌合させることができると共に、舌片体24a、24bを成形する金型を1つにして舌片車18の製造工程の簡素化を図ることができる。
なお、図6における(a)は正面図、(b)はその側面図を示す。また上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の舌片車18は、図6に示すように、上記実施例1の舌片17と同様に形成された90度等配に4枚配置した1組の舌片17を3組として合計12枚の舌片17を有しており、ボス部16の軸方向に舌片17aと17bとの間、および舌片17bと17cとの間をそれぞれ所定の間隔Sを隔てて離間させてボス部16の軸方向に沿って並べて配置されている。
このように、本実施例の舌片車18は、3組の舌片17をそれぞれ位相をずらせて形成されるので、上記実施例1と同様に射出成形時には上型と下型を組合せた簡素な構造の金型を用いることが可能になり、ボス部16の軸方向に3組の舌片17a、17b、17cを並べて配置した舌片車18を容易に一体成形することができる。
以上説明したように、本実施例では、紙幣集積機構に用いる舌片車を、ボス部の軸方向に、3組の舌片を互いに離間させて並べて配置したことによって、上記実施例1と同様の効果に加えて、舌片の枚数を更に増加させて紙幣Pの押え効果を向上させることができ、癖紙幣の集積性能を更に向上させることができる。
なお、本実施例の舌片車18を、実施例1の他の形態と同様に、舌片17とボス部16とを別に成形し、これらを組立てて形成するようにしてもよい。
図7は実施例2の舌片車の他の形態を示す説明図である。
この舌片車18の舌片17aは、図7に示すように、円周方向に隣合う2枚の舌片17aを角度ピッチ(本形態では、180度)に相当する角度で配置して、舌片17aと同じ厚さと幅とを有する、半径方向外側に凸の円弧状の接続部23で接続し、接続部23の両端部にそれぞれ方線方向に伸張する2枚の舌片17aを一体設けた「Ω」字状の舌片体24aとして形成する。
ボス部16の一方の端面16aには、舌片体24bと、この接続部23と重ならない接続部23が形成された舌片体24aのそれそれの接続部23および舌片17aまたは17bの付根部を嵌合させる嵌合溝26が位相を1/3ピッチ(本形態では、60度)ずらせて設けられ、それぞれの嵌合溝26の深さは、それぞれに嵌合する舌片体24aの舌片17aと舌片体24bとの舌片17bとの間が、舌片体24a、24bがそれぞれの嵌合溝26の溝底に押圧されたときに、所定の間隔Sを隔てて離間するように、舌片体24bを嵌合させる嵌合溝26を深くして設定される。
この図7に示す舌片車18は、実施例1の図5に示す舌片車28と同様に、舌片体24aと24cとは同じ形状であるので1つの金型を用いて、舌片体24bは他の金型を用いて射出成形により比較的弾性に富んだ樹脂材料で成形し、ボス部16は比較的剛性の高い樹脂材料で射出成形により成形して各部品を製作し、ボス部16の両方の端面16a、16bに形成された各嵌合溝26に、舌片体24a、24b、24cのそれぞれの接続部23および舌片17a、17b、17cの付根部を嵌合させ、舌片体24a、24b、24cをそれぞれの嵌合溝26の溝底まで押し込んで組立てられる。この場合に舌片体24aは舌片体24bを嵌合溝26の溝底まで押し込んだ後に、嵌合溝26に押し込んで組立てられる。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の舌片車18には、図9に示すように、上記実施例1と同様に形成された矩形断面形状の舌片17をその対角線で2等分して形成された直角三角形状の断面形状を有する第1および第2の舌片としての舌片31a、31bが設けられおり、図9に示すように、これらの舌片31a、31bを、ボス部16の外周面の同一の円周上に、交互に8枚等配に配置して形成されている。
また、本実施例の舌片車18は、直角三角形状の断面形状を有する舌片31a、31bを交互に配置されているので、円周方向に隣合う舌片31aと31bとがその斜面同士を当接させて重なり合ったとしても、重なり合った舌片31aと31bの厚さを実施例1の舌片17と同等の厚さとすることができ、比較的多数の舌片31a、31bをボス部16の同一円周上に配置した場合においても、紙幣Pを搬送ガイド21aに押圧して搬送時の負荷を増大させることなく安定した搬送および集積を実現することが可能になり、紙幣Pを破損させることなく集積性能を向上させることができると共に、ボス部16の軸方向の長さの短縮を図ることができる。
2 入出金口
3 シャッタ
4 紙幣分離機構
5 搬送路
6 判別部
7 一時保留部
8 紙幣集積機構
9 収納部
10 金種別収納庫
11 紙幣分離集積機構
13 フィードローラ
14 リバースローラ
15 繰出ローラ
16 ボス部
16a、16b 端面
17、17a、17b、17c、31a、31b 舌片
18 舌片車
19 アーム
21a、21b 搬送ガイド
23 接続部
24、24a、24b、24c 舌片体
26 嵌合溝
Claims (1)
- 紙葉類の後端を叩く矩形断面形状の舌片と、該舌片を外周面から半径方向に突出させたボス部とを有する舌片車を備えた紙葉類集積機構において、
前記矩形断面形状を、その対角線で2等分した三角形状の断面形状を有する第1の舌片および第2の舌片を設け、
該第1の舌片と第2の舌片とを、前記ボス部の同一円周上に交互に配置したことを特徴とする紙葉類集積機構。
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JP2006265592A JP4784461B2 (ja) | 2006-09-28 | 2006-09-28 | 紙葉類集積機構 |
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JP2006265592A JP4784461B2 (ja) | 2006-09-28 | 2006-09-28 | 紙葉類集積機構 |
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