JP4782580B2 - フレキソ印刷用感光性樹脂組成物 - Google Patents

フレキソ印刷用感光性樹脂組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP4782580B2
JP4782580B2 JP2006042478A JP2006042478A JP4782580B2 JP 4782580 B2 JP4782580 B2 JP 4782580B2 JP 2006042478 A JP2006042478 A JP 2006042478A JP 2006042478 A JP2006042478 A JP 2006042478A JP 4782580 B2 JP4782580 B2 JP 4782580B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexographic printing
photosensitive
photosensitive resin
hydrocarbon
resin composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006042478A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007148322A (ja
Inventor
祥文 荒木
尚之 小野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei E Materials Corp
Original Assignee
Asahi Kasei E Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei E Materials Corp filed Critical Asahi Kasei E Materials Corp
Priority to JP2006042478A priority Critical patent/JP4782580B2/ja
Publication of JP2007148322A publication Critical patent/JP2007148322A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4782580B2 publication Critical patent/JP4782580B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Description

本発明は、フレキソ印刷版に用いられる感光性樹脂組成物に関する。
フレキソ印刷用の感光性樹脂組成物は、特許文献1や2に記載されるように、熱可塑性エラストマー、光重合性不飽和単量体、可塑剤および光重合開始剤を含有するものが一般的である。
フレキソ印刷版用の構成体としては、ポリエステルフィルムなどを支持体とし、その上に、上記の感光性樹脂組成物、さらに、必要に応じて感光性樹脂組成物の上にネガフィルムとの接触をなめらかにする目的で、スリップ層または保護層、もしくは赤外レーザーで切除可能な赤外線感受性物質を含む紫外線遮蔽層が設けられるのが一般的である。
このようなフレキソ印刷版用感光性構成体からフレキソ印刷版を製版するには、まず支持体を通して全面に紫外線露光を施し(バック露光)、薄い均一な硬化層を設け、次いでネガフィルムを通して、もしくは紫外線遮蔽層の上から直接、感光性樹脂層の面に画像露光(レリーフ露光)を行い、未露光部分を、現像用溶剤で洗い流すか、あるいは熱溶融後に吸収層で吸収除去後に、後処理露光することによって製造されるのが一般的である。
フレキソ印刷用感光性樹脂版を用いた一般的な印刷は、凹凸のある樹脂版の凸部の表面に、インキ供給ロール等で、エステル溶剤等を含むインキを供給し、次に、樹脂版を被印刷体に接触させて、凸部表面のインキを被印刷体に転移させて行われる。
このようなフレキソ印刷においては、ネガフィルムに忠実な形状(解像力)が得られなかったり、エステル溶剤耐性がない場合、長時間印刷中に、印刷版が破壊されたり、膨潤して本来の絵柄でない部分まで、印刷されることがある。
このような感光性樹脂組成物に関し、種々の可塑剤が提案されている。
特許文献3には、耐溶剤性を向上するための可塑剤として、分子量が25000以上の分子中の不飽和結合量が多く、高価格な液状ポリイソプレンが用いられている。対照として実施例1には、炭化水素系可塑剤として屈折率が低いナフテンオイルが用いられている。また、実施例1〜9には、炭化水素系可塑剤として、不飽和結合量が多いスチレン系オリゴマーが用いられている。
特許文献4の実施例1〜3には、炭化水素系可塑剤として、屈折率の低い流動パラフィンが用いられている。
特許文献5には、エステル溶剤等を含むインキ耐性を向上するため、エラストマー樹脂、重量平均分子量が2000以下、不飽和結合量が0.5mol/100g以下、且つ20℃における屈折率が1.497以上の水素化テルペン樹脂、光重合性不飽和単量体、光重合開始剤および、必要に応じて、染料、顔料、重合禁止剤、酸化防止剤および光劣化防止剤を含む感光性樹脂組成物が提案されている。その例として、実施例には、スチレンイソプレンスチレンブロック共重合体、水素化テルペン樹脂、2種の光重合性モノマーおよび光重合開始剤として、ベンジルジメチルケタールを含む感光性樹脂組成物が示されている。
以上の通り、従来の技術では、熱可塑性エラストマー、光重合性不飽和単量体、重量平均分子量が2000以下で、分子中の不飽和結合量が低く、且つ屈折率が高い炭化水素系可塑剤、共役ジエンゴムおよび光重合開始剤を含むフレキソ印刷用感光性樹脂は知られていない。
特開2000−155418号公報 特開平02−108632号公報 特開平04−342258号公報 特開平10−288838号公報 特開2006−3570号公報
本発明における技術的課題は、(1)印刷版の画像再現性が高く、および(2)エステル溶剤耐性を同時に満たす感光性樹脂組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、下記の新規な感光性樹脂組成物を用いることで、該課題を解決できることを見出し、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は下記の通りである。
1.支持体と、その面上に形成されたフレキソ印刷用感光性樹脂組成物の層からなる積層構造を有するフレキソ印刷版用感光性構成体であって、
前記フレキソ印刷用感光性樹脂組成物は、少なくとも熱可塑性エラストマー(a)、光重合性不飽和単量体(b)、炭化水素系可塑剤(c)、30℃で粘度が2000(Pa・s)以下の液状の共役ジエンゴム(d)および光重合開始剤(e)を含むフレキソ印刷用感光性樹脂組成物であって、炭化水素系可塑剤(c)の重量平均分子量が2000以下、不飽和結合量が0.5mol/100g以下、且つ20℃における屈折率が1.497以上であることを特徴とするフレキソ印刷版用感光性構成体
2.共役ジエンゴム(d)のビニル含有量が50mol%以上であることを特徴とする1.に記載のフレキソ印刷版用感光性構成体
3.共役ジエンゴム(d)のビニル含有量が70mol%以上であることを特徴とする1.または2.に記載のフレキソ印刷版用感光性構成体
4.感光性樹脂組成物中の炭化水素系可塑剤(c)の含有量が、6wt%〜30wt%であることを特徴とする1.〜3.のいずれかに記載のフレキソ印刷版用感光性構成体
5.熱可塑性エラストマー(a)が、芳香族を有するブロック共重合体であって、ブロック共重合体中の芳香族化合物の含有量が、28wt%以下であることを特徴とする請求項1.〜4.のいずれかに記載のフレキソ印刷版用感光性構成体
6.光重合性不飽和単量体(b)として、少なくとも、多官能(メタ)アクリレートを、感光性樹脂組成物中に3wt%以上含有することを特徴とする1.〜5.のいずれかに記載のフレキソ印刷版用感光性構成体
7.炭化水素系可塑剤(c)が、環状構造を有する炭化水素樹脂を水素添加して得られた樹脂であることを特徴とする1.〜6.のいずれかに記載のフレキソ印刷版用感光性構成体
8.炭化水素系可塑剤(c)のガラス転移温度が-20℃以上、且つ20℃の屈折率が1.510以上であることを特徴とする1.〜7.のいずれかに記載のフレキソ印刷版用感光性構成体
本発明の感光性樹脂組成物は、印刷版の画像再現性が高く、およびエステル溶剤耐性を同時に満たす。
以下、本願発明について具体的に説明する。
本発明における熱可塑性エラストマー(a)とは、高温で可塑化されて成型でき、常温ではゴム弾性体としての性質を示す高分子で、その中でも、製版時間の短縮化や印刷版の画像再現性の点で、芳香族を有する熱可塑性ブロック共重合体が好ましい。
芳香族を有する熱可塑性ブロック共重合体とは、少なくとも、ビニル芳香族炭化水素を主体とする重合体ブロックと、共役ジエンを主体とする重合体ブロックを有する。
本願において「主体」とは、70wt%以上を指す。
ビニル芳香族炭化水素としては例えばスチレン、P-メチルスチレン、第三級ブチルスチレン、α-メチルスチレン、1,1-ジフェニルエチレンなどが挙げられ、中でも入手性の点でスチレンが好ましい。
芳香族を有する熱可塑性ブロック共重合体中のビニル芳香族炭化水素の含有量は、未硬化樹脂構成体の耐コールドフロー性の点で、13wt%以上が好ましく、耐溶剤性の点で、28wt%以下が好ましい。14wt%〜25wt%の範囲がより好ましく、15wt%〜25wt%の範囲がさらに好ましい。
共役ジエンとしては、ブタジエンやイソプレンおよび/またはその水素添加物などが挙げられる。これらの単量体は、単独でも2種以上の併用でもよい。水素添加は、芳香族を有する熱可塑性ブロック共重合体の製造後に行っても良い。
この中でも表面の低粘着性化、印刷版の耐磨耗性あるいは耐カケの点で、ブタジエンおよび/またはその水素添加物が好ましい。
共役ジエンブロック中のビニル含有量としては、耐カケ性の点で、5wt%〜40wt%の範囲が好ましい。
必要に応じて、エチレンやプロピレンを主体とするブロックを含有しても良い。
芳香族を有する熱可塑性ブロック共重合体の構造は、製造の容易さより、直鎖状でも、3〜6分岐のラジアル状でも良い。
芳香族を有する熱可塑性ブロック共重合体中には、印刷版の柔軟性や耐カケ性の点で、ビニル芳香族炭化水素ブロックと共役ジエンブロックを有するジブロック体を10wt%以上含有することが好ましい。
熱可塑性エラストマー(a)の重量平均分子量は、特に制限はないが、成型加工性と得られる感光性樹脂の固体維持性のバランスに優れるものが良く、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)用いたポリスチレン換算標準ポリスチレン換算で8万〜40万が好ましい。
熱可塑性エラストマー(a)の感光性樹脂組成物中の含有量は、未硬化樹脂構成体の耐コールドフロー性や耐カケ性の点で、40wt%以上、柔軟性の点で、90wt%以下が好ましい。50wt%〜90wt%の範囲がより好ましく、60wt%〜85wt%の範囲がさらに好ましい。
必要に応じて、感光性樹脂組成物中に、20wt%以下であれば、その他のエラストマーを併用しても構わない。
本発明における光重合性不飽和単量体(b)とは、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、マレイン酸などのエステル類、アクリルアミドやメタクリルアミドの誘導体、アリルエステル、スチレン及びその誘導体、N置換マレイミド化合物などがあげられる。
具体的な例としては、ヘキサンジオール、ノナンジオールなどのアルカンジオールのジアクリレート及びジメタクリレート、あるいはエチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ブチレングリコールのジアクリレート及びジメタクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジメチロールトリシクロデカンジ(メタ)アクリレート、イソボロニル(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ペンタエリトリットテトラ(メタ)アクリレート、N,N’-ヘキサメチレンビスアクリルアミド及びメタクリルアミド、スチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、ジアクリルフタレート、トリアリルシアヌレート、フマル酸ジエチルエステル、フマル酸ジブチルエステル、フマル酸ジオクチルエステル、フマル酸ジステアリルエステル、フマル酸ブチルオクチルエステル、フマル酸ジフェニルエステル、フマル酸ジベンジルエステル、マレイン酸ジブチルエステル、マレイン酸ジオクチルエステル、フマル酸ビス(3-フェニルプロピル)エステル、フマル酸ジラウリルエステル、フマル酸ジベヘニルエステル、N-ラウリルマレイミド等を挙げることができる。これらは単独で用いてもよいし、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
光重合性不飽和単量体(b)の含有量は、低すぎると、細かい点や文字の形成性が低下し、高すぎると、露光前の感光性樹脂版が積層されたときの耐コールドフロー性が低下し、印刷版の柔軟性が低下するため、感光性樹脂組成物中の1wt%〜20wt%の範囲が好ましい。
耐エステル溶剤性の点から、2官能以上の多官能(メタ)アクリレートを有する光重合性不飽和単量体を、3wt%〜15wt%の範囲で含有することが好ましい。5wt%〜15wt%の範囲がより好ましく、さらに、多官能アクリレートと多官能メタクリレートを併用するのが好ましい。
本発明に必須の炭化水素系可塑剤(c)とは、重量平均分子量が2000以下、不飽和結合量が0.5mol/100g以下、且つ20℃における屈折率が1.496以上であることを特徴とする炭化水素樹脂である。
炭化水素樹脂は、実質、炭素と水素からなる樹脂で、具体例としては、天然樹脂系のロジンあるいはテルペン、合成樹脂系の脂肪族(C5)樹脂、芳香族(C9)樹脂、共重合(C5+C9)樹脂、脂環族樹脂、クマロン・インデン樹脂あるいはスチレン系樹脂等および/またはそれらの水素添加樹脂が挙げられる。
天然樹脂系のロジンには、ガムロジン、重合ロジン、変性ロジンのグリセリンおよびペンタエリスリトールエスエル等、テルペンには、テルペン樹脂(α-ピネン、β-ピネン、ジペンテン系)、芳香族変性テルペン樹脂およびテルペンフェノール樹脂等が挙げられる。
また、合成樹脂系の脂肪族(C5)樹脂には、イソプレンやピペリレン等の重合物、芳香族(C9)樹脂には、スチレン、ビニルトルエンあるいはインデン等の重合物、脂環族樹脂には、ジシクロペンタジエン等の重合物が挙げられる。
これらは、単独で用いてもよいし、2種類以上を混合して用いて良い。
本発明でいう「実質、炭素と水素からなる樹脂」とは、炭化水素樹脂中に、炭素および水素以外の窒素、酸素、硫黄あるいは塩素等の元素量が、1mol/100g未満を指す。耐エステル溶剤性の点で、0.5mol/100g未満が好ましく、0.2mol/100g未満がさらに好ましい。
このなかでも、耐エステル溶剤性のため、環状構造を有する炭化水素樹脂を水素添加(水添)して得られた樹脂が最も好ましい。
水添する方法としては、特に限定されるものではなく、例えば、パラジウム、ルテニウム、ロジウムなどの貴金属またはそれらを活性炭素、活性アルミナ、珪藻土などの坦体上に担持したものを触媒として使用して行う方法が挙げられる。
この時、粉末状の触媒を懸濁攪拌しながら反応を行うバッチ方式にすることも、成形した触媒を充填した反応塔を用いた連続方式にすることも可能であり、反応形式に特に制限はない。
水添の際、反応溶媒は用いなくてもよいが、通常、アルコール類、エーテル類、エステル類、飽和炭化水素類が使用される。
水添の際の反応温度は、特に限定されないが、通常20〜250℃、好ましくは、50〜200℃である。反応温度が20℃未満であると、水素化速度が遅くなり、一方、250℃を超えると、水添物の分解が多くなる恐れがある。
炭化水素系可塑剤(c)の重量平均分子量は、2000以下で、樹脂中に溶解し易く、透明性が高く、シャープな細線再現性が得られる。400〜1500の範囲がより好ましく、700〜1500の範囲がさらに好ましい。
重量平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)用いたポリスチレン換算から求めた値である。具体的には、HLC-8020(東ソー製GPC、商品名、カラムTSK-GEL-GMHXL)のRI検出器で分析し算出した。
炭化水素系可塑剤(c)の不飽和結合量は、0.5mol/100g以下で、耐エステル溶剤性が得られる。不飽和結合量が低い方が、耐エステル溶剤性がさらに高く、0.33mol/100g以下が好ましく、0.1mol/100g以下がより好ましい。
不飽和結合量は、炭化水素系可塑剤中の全不飽和結合量で、主鎖中や側鎖中の場所には依存しない。例えば、ベンゼン環の不飽和結合数は、3である。
不飽和結合量は、プロトンNMR(磁気共鳴スペクトル)より求めることができる。オレフィン性二重結合が存在する場合は、4.5〜6.0ppm付近にH-スペクトルが、ベンゼン環が存在する場合は、7.0ppm付近にH-スペクトルが現れ、それらの面積比より求めることができる。
炭化水素系可塑剤(c)の20℃における屈折率は、1.497以上で、印刷版の細線再現性および耐エステル溶剤性が得られる。1.510以上がより好ましく、1.520以上がさらに好ましい。
屈折率は、JIS(K0062)法で測定することができる。試料の平滑面が得られない場合は、キシレンに溶解し、30wt%、50wt%および70wt%の溶液状態で同様に測定し、100wt%の濃度に外挿して求めることができる。
炭化水素系可塑剤(c)のガラス転移温度は、印刷版の細線再現性、耐エステル溶剤性あるいは印刷時の微小な網点の濃度ムラを抑制する点で、−20℃以上が好ましい。0℃以上がより好ましく、20℃以上がさらに好ましい。
ガラス転移温度は、示差走査熱量測定(DSC)で測定することができる。
感光性樹脂組成物中の炭化水素系可塑剤(c)の含有量は、耐溶剤性の点で、6wt%以上が好ましく、微小画像の形成性の点で、30wt%以下が好ましい。8wt%〜25wt%の範囲がより好ましく、8wt%〜20wt%の範囲がさらに好ましい。
本発明に必須の30℃で粘度が2000(Pa・s)以下の液状の共役ジエンゴム(d)とは、分子中にジエンを80wt%以上含有し、アクリレート基やメタクリレート基の反応基を含まないものである。
粘度は、JIS−K−7117で、測定することができる。
ジエンとしては、入手性の点で、イソプレンおよび/またはブタジエンが好ましく、耐カケ性の点で、ブタジエンがより好ましい。
具体的には、ポリブタジエンやポリイソプレン等が挙げられる。
共役ジエンゴム(d)中のビニル含有量は、好ましくは、微小な画像の形成性や耐カケ性の点で高い方が良く、50mol%以上、70mol%以上がより好ましく、75mol%以上がさらに好ましい。〜共役ジエンゴム中のビニル含有量は、プロトンNMR(核磁気共鳴スペクトル)より求めることができる。
共役ジエンゴム(d)中の重量平均分子量は、取り扱い性と感光性樹脂組成物の相溶性の点で、低い方が良く、一方、耐カケ性の点で高い方が良く、1000〜50000の範囲が好ましく、2000〜30000の範囲がより好ましく、3000〜20000の範囲がさらに好まししい。 共役ジエンゴム(d)の含有量は、画像再現性、耐カケ性および柔軟性の点で、感光性樹脂組成物中に、3wt%以上が好ましく、印刷版用感光性構成体の固体維持性の点で、40wt%以下が好ましく、5wt%〜30wt%の範囲がより好ましく、7wt%〜20wt%の範囲がさらに好ましい。
本発明でいう光重合開始剤(e)とは、光のエネルギーを吸収し、ラジカルを発生する化合物であり、公知の各種のものを用いることが出来るが、各種の有機カルボニル化合物、特に芳香族カルボニル化合物が好適である。
具体例としては、ベンゾフェノン、4,4-ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノ ン、t-ブチルアントラキノン、2-エチルアントラキノン、2,4-ジエチルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2,4-ジクロロチオキサントン等のチオキサントン類;ジエトキシアセトフェノン、2-ヒドロキシ-2-メチル-1-フェニルプロパン-1-オ ン、ベンジルジメチルケタール、1-ヒドロキシシクロヘキシル-フェニルケトン、2-メチル-2-モルホリノ(4-チオメチルフェニル)プロパン-1-オン、2-ベンジル-2-ジメチルアミノ-1-(4-モルホリノフェニル)-ブタノン等のアセトフェノン類;ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル等のベンゾインエーテル類;2,4,6-トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、ビス(2,6-ジメトキシベンゾイル)-2,4,4-トリメチルペンチルホスフィンオキサイド、ビス(2,4,6- トリメチルベンゾイル)-フェニルホスフィンオキサイド等のアシルホスフィンオキサイド類;メチルベンゾイルホルメート;1,7-ビスアクリジニルヘプタン;9 -フェニルアクリジン;等が挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
光重合開始剤(d)の含有量は、低すぎると、細かい点や文字の形成性が低下し、高すぎると、紫外線等の活性光の透過率低下するため、感光性樹脂組成物中の1wt%〜5wt%の範囲が好ましい。1.5wt%〜4wt%の範囲がより好ましい。
また、所望に応じ種々の補助添加成分、例えば可塑剤、熱重合防止剤、紫外線吸収剤、ハレーション防止剤、光安定剤ならびに酸化防止剤などを添加することができる。
本発明の印刷版(2.84mm厚み)のショアーA硬度は、エステル溶剤を含有したインキを用いた印刷再現性あるいは耐エステル溶剤性の点で、45°以上が好ましい。50°以上がより好ましく、55°以上がさらに好ましい。
本発明のフレキソ印刷版用構成体は、種々の方法で調製することができる。
例えば、感光性樹脂組成物の原料を適当な溶媒、例えばクロロホルム、テトラクロルエチレン、メチルエチルケトン、トルエン等の溶剤に溶解させて混合し、型枠の中に流延して溶剤を蒸発させ、そのまま板状にすることができる。また、溶剤を用いず、ニーダ、ロールミルあるいはスクリュウ押出機で混練後、カレンダーロールやプレスなどにより所望の厚さに成型することができるが、本発明はこれらの調製方法に限定されるものではない。
感光性樹脂組成物は通常粘着性を有するので、製版時その上に重ねられるネガフィルムとの接触性をよくするために、或いはネガフィルムの再使用を可能にするために、樹脂層表面に溶剤可溶性の薄いたわみ性の保護層(例えば特公平5−13305号公報参照)を設けても良い。またこのたわみ性の保護層の代わりに、赤外線感受性物質を含む紫外線遮蔽層を設け、赤外線レーザーでの直接描画により、このたわみ性の層そのものをネガチブとして用いても良い。いずれの場合も露光が終了してから未露光部を洗い出しする際に、この薄いたわみ性の保護層も同時に除去される。
溶剤可溶な薄いたわみ性の保護層として、例えば洗い出し液に可溶性のポリアミド、部分ケン化ポリ酢酸ビニル、セルロースエステルなどの層を感光性樹脂層の表面に設けようとする場合には、これを適当な溶剤に溶かしてその溶液を直接感光性樹脂層にコーティングしてもよい。あるいはポリエステル、ポリプロピレン等のフィルムにコーティング(保護フィルム)し、その後この保護フィルムを感光性樹脂層にラミネートまたはプレス圧着して保護膜を転写させても良い。
保護フィルムや支持体は通常感光性樹脂組成物のシート成形後、ロールラミネートにより感光性樹脂組成物に密着させ、ラミネート後加熱プレスすると一層厚み精度の良い感光性樹脂層を得ることができる。
フレキソ印刷版用感光性構成体からフレキソ印刷版を製版する一般的な方法としては、まず支持体を通して全面に紫外線露光を施し(バック露光)、薄い均一な硬化層を設け、次いでネガフィルムを通して、もしくは紫外線遮蔽層の上から直接、感光性樹脂層の面に画像露光(レリーフ露光)をおこない、未露光部分を現像用溶剤で洗い流すか、あるいは熱溶融後に吸収層で吸収除去後に、後処理露光することによって製造されるのが一般的である。
版表面の表面張力を変更するための画像露光として、200nm〜300nmの波長範囲の紫外線を露光後に、310nm〜400nmの波長範囲の紫外線で露光してもよい。
ネガフィルム側からの露光(レリーフ露光)と支持体側からの露光(バック露光)は、どちらを先におこなっても良いし、また両方を同時におこなってもよい。
露光光源としては、高圧水銀灯、紫外線蛍光灯、カーボンアーク灯、キセノンランプあるいはダイオードランプ等があげられる。
未露光部を現像するのに用いられる現像溶剤としては、ヘプチルアセテート、3-メトキシブチルアセテート等のエステル類、石油留分、トルエン、デカリン等の炭化水素類やテトラクロルエチレン等の塩素系有機溶剤にプロパノール、ブタノール、ペンタノール等のアルコール類を混合したものをあげることができる。
現像溶剤による未露光部の洗い出しは、ノズルからの噴射によって、またはブラシによるブラッシングでおこなわれる。
後処理露光として、表面に波長300nm以下の光を照射する方法が一般的である。必要に応じて、300nmよりも大きい光も併用しても構わない。
以下、参考例、実施例、及び比較例により本発明についてより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[参考例]
(1)熱可塑性エラストマーAの合成
ジャケットと攪拌機の付いた10Lステンレス製反応器を充分窒素置換した後、シクロヘキサン7000cc、テトラヒドロフラン1g、N、N、N’、N’-テトラメチルエチレンジアミン0.8g、スチレン170gを仕込み、ジャケットに温水を通水して内容物を約70℃に設定した。この後、n-ブチルリチウムシクロヘキサン溶液(純分で1.15g)を添加し、スチレンの重合を開始した。スチレンが完全に重合してから、ブタジエン(1,3-ブタジエン)830gを添加して重合を継続し、ブタジエンの重合が完全に終了4分後、テトラメトキシシラン0.83gを添加し、カップリング反応させた。得られたブロック共重合体溶液の一部をサンプリングし、その後溶媒を加熱除去した。該ポリマーは,スチレン含量が17重量%,ポリプタジエン部の1,2ビニル結合量が35重量%であった。
尚、スチレン含有量は紫外分光分析法(UV)を用いて測定した。また、ビニル結合量は赤外分析法(IR)を用いて測定し、ハンプトン法により算出した。
次に,残りのブロック共重合体溶液を用いて、ビスシクロペンタジェニルチタニウムクロリドとn-ブチルリチウムを水添触媒として、温度70℃で水素添加を行った。水素添加率は,供給する水素ガス量を流量計で測定し、目標水添率を達成した時点でガスの供給を止めることでコントロールした。その後、水を10gを添加、攪拌後、n-オクタデシル-3-(3’,5’ジ-tert-ブチル-4’-ヒドロキシフェニル)プロピオネートを3.0g、2,4-ビス(n-オクチルチオメチル)-O-クレゾールを1.5g添加し、得られた該溶液をスチームストリッピングすることにより、溶媒を除去し含水クラムを得た。引き続き、熱ロールにより脱水乾燥させ、ブタジエン中の水素添加率15%の熱可塑性エラストマーのサンプルを得た。水素添加率は、核磁気共鳴装置(NMR)を用いて確認した。
(2)感光性樹脂組成物および感光性構成体の作成
感光性樹脂組成として、表1と表3に示した組成をニーダーにて140℃で60分間混合し感光性樹脂組成物を得た。
得られた感光性樹脂組成物を、熱可塑性エラストマーを含有する接着剤がコートされた厚さ125μのポリエステルフィルムの支持体と、厚さ4μのポリアミド層を有する100μのポリエステル製カバーシートとで挟み、3mmのスペーサーを用いてプレス機で130℃の条件で200kg/cm2の圧力を4分間かけてフレキソ印刷版用感光性構成体を成形した。
(3)フレキソ印刷版の作成
(2)のフレキソ印刷版用感光性構成体のカバーシートをはぎとり、感光性樹脂層の上にあるポリアミドの保護膜層の上にネガフィルムを密着させ、AFP−1500露光機(旭化成ケミカルズ製、商品名)上で370nmに中心波長を有する紫外線蛍光灯を用いて、まず支持体側から300mJ/cm2の全面露光をおこなった後、引き続きネガフィルムを通して6000mJ/cm2の画像(レリーフ)露光をおこなった。
このときの露光強度をオーク製作所製のUV照度計MO-2型機でUV-35フィルターを用いて、バック露光を行なう側である下側ランプからの紫外線をガラス板上で測定した強度は10.3mW/cm2、レリーフ露光側である上側ランプからの紫外線を測定した強度は12.5mW/cm2であった。
ついで、3-メトキシブチルアセテートを現像液として、AFP-1500現像機(旭化成ケミカルズ製、商品名)の回転するシリンダーに版を両面テープで貼り付けて、液温25℃で5分間現像をおこない、60℃で2時間乾燥させた。その後、後処理露光として、254nmに中心波長をもつ殺菌灯を用いて版表面全体に2000mJ/cm2、続いて紫外線蛍光灯を用いて1000mJ/cm2の露光を行なってフレキソ印刷版を得た。なおここで殺菌灯による後露光量は、MO-2型機のUV-25フィルターを用いて測定された照度から算出したものである。
(4)評価方法
4−1)画像再現性
(4−1−1)細線の再現性
(3)で得られたレリーフ画像の500μm幅の凹細線と凸細線の形状を、顕微鏡を用いて評価した。凹細線の溝が深く、且つ凸細線がシャープで太りがないものが良く、○とし、凹細線の溝が浅く、凸細線がシャープでなく太った場合は問題で、×とした。
(4−1−2)微小画像の形成性
(3)で得られたレリーフ画像の59線(1/cm)の1%のハイライト部を、顕微鏡を用いて評価した。形成していれば良く、○とし、形成していなければ、問題で、×とした。
(4−2)エステル溶剤耐性
(4−2−1)厚み変化
(4)で得られた印刷版を20wt%酢酸エチル-イソプロピルアルコール溶液に、25℃で6時間浸漬後の厚み変化量a(mm)=(浸漬後の厚み-初期厚み)と、浸漬後に取り出し50℃で7日間乾燥したときの厚み変化b(mm)=(初期厚み-乾燥後厚み)の和(a+b)を測定し、厚み変化が小さい方が、エステル溶剤耐性が高く、最もよいものを◎、次に良いものを○、厚み変化の大きいものを×とした。
(4−2−2)耐カケ性
印刷版が溶剤インキに膨潤したときの版上にある文字部の機械的強度を以下のモデル実験で評価した。(4)で得られた図1に示すような8ポイントから12ポイントの大きさの文字がある印刷版を、20wt%酢酸エチル-イソプロピルアルコール溶液に、4時間浸漬後に、NP式耐刷力試験機(新村印刷株製、商品名、接触体:布、荷重1kg)を用いて、100回左右に擦った後に、文字の破壊の程度を顕微鏡で観察した。、8ポイントの文字のみ破壊した場合は次に良く、○とし、10ポイントの文字が破壊した場合はその次に良く、○‘とし、12ポイントの文字も破壊した場合は、×とした。
[実施例1〜3、比較例1〜4]
実施例1〜3、比較例1〜4の評価試験結果を表2に記載する。
熱可塑性エラストマー、光重合性不飽和単量体、重量平均分子量が2000以下、不飽和結合量が0.5mol/100g以下、且つ屈折率が1.497以上の炭化水素系可塑剤、液状の共役ジエンゴムおよび光重合開始剤を含有することで、初めて、優れた再現性および高いエステル溶剤耐性を同時に満たせることが分かる。
Figure 0004782580
Figure 0004782580
[実施例1と4、比較例5と6]
感光性樹脂組成物中に、液状の共役ジエンゴムを含有することで、微小画像の形成性や溶剤膨潤時の耐カケ性を満たすことが分かる。
Figure 0004782580
本発明の組成物は、フレキソ印刷用感光性樹脂組成物の分野で好適に利用できる。
耐カケテストの概念図である。

Claims (8)

  1. 支持体と、その面上に形成されたフレキソ印刷用感光性樹脂組成物の層からなる積層構造を有するフレキソ印刷版用感光性構成体であって、
    前記フレキソ印刷用感光性樹脂組成物は、少なくとも熱可塑性エラストマー(a)、光重合性不飽和単量体(b)、炭化水素系可塑剤(c)、30℃で粘度が2000(Pa・s)以下の液状の共役ジエンゴム(d)および光重合開始剤(e)を含み、
    前記炭化水素系可塑剤(c)の重量平均分子量が2000以下、不飽和結合量が0.5mol/100g以下、且つ20℃における屈折率が1.497以上であることを特徴とするフレキソ印刷版用感光性構成体
  2. 共役ジエンゴム(d)のビニル含有量が50mol%以上であることを特徴とする請求項1に記載のフレキソ印刷版用感光性構成体
  3. 共役ジエンゴム(d)のビニル含有量が70mol%以上であることを特徴とする請求項1または2に記載のフレキソ印刷版用感光性構成体
  4. 感光性樹脂組成物中の炭化水素系可塑剤(c)の含有量が、6wt%〜30wt%であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフレキソ印刷版用感光性構成体
  5. 熱可塑性エラストマー(a)が、芳香族を有するブロック共重合体であって、ブロック共重合体中の芳香族化合物の含有量が、28wt%以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のフレキソ印刷版用感光性構成体
  6. 光重合性不飽和単量体(b)として、少なくとも、多官能(メタ)アクリレートを、感光性樹脂組成物中に3wt%以上含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のフレキソ印刷版用感光性構成体
  7. 炭化水素系可塑剤(c)が、環状構造を有する炭化水素樹脂を水素添加して得られた樹脂であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のフレキソ印刷版用感光性構成体
  8. 炭化水素系可塑剤(c)のガラス転移温度が−20℃以上、且つ20℃の屈折率が1.510以上であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のフレキソ印刷版用感光性構成体
JP2006042478A 2005-11-01 2006-02-20 フレキソ印刷用感光性樹脂組成物 Active JP4782580B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006042478A JP4782580B2 (ja) 2005-11-01 2006-02-20 フレキソ印刷用感光性樹脂組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005318612 2005-11-01
JP2005318612 2005-11-01
JP2006042478A JP4782580B2 (ja) 2005-11-01 2006-02-20 フレキソ印刷用感光性樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007148322A JP2007148322A (ja) 2007-06-14
JP4782580B2 true JP4782580B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=38209752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006042478A Active JP4782580B2 (ja) 2005-11-01 2006-02-20 フレキソ印刷用感光性樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4782580B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5305793B2 (ja) 2008-03-31 2013-10-02 富士フイルム株式会社 レリーフ印刷版及びレリーフ印刷版の製造方法
DE102008024214A1 (de) * 2008-05-19 2009-11-26 Flint Group Germany Gmbh Fotopolymerisierbare Flexodruckelemente für den Druck mit UV-Farben
JP5398282B2 (ja) 2008-09-17 2014-01-29 富士フイルム株式会社 レーザー彫刻用樹脂組成物、レーザー彫刻用レリーフ印刷版原版、レリーフ印刷版の製造方法、及びレリーフ印刷版
JP5174134B2 (ja) 2010-11-29 2013-04-03 富士フイルム株式会社 レーザー彫刻用樹脂組成物、レーザー彫刻用レリーフ印刷版原版、レリーフ印刷版の製版方法及びレリーフ印刷版
JP6121189B2 (ja) * 2013-02-14 2017-04-26 旭化成株式会社 印刷版用感光性樹脂組成物
JP2019109444A (ja) * 2017-12-20 2019-07-04 旭化成株式会社 フレキソ印刷用感光性樹脂版の製造方法
EP3835869A1 (de) 2019-12-12 2021-06-16 Flint Group Germany GmbH Fotopolymerisierbarer reliefvorläufer mit einstellbaren oberflächeneigenschaften

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001281848A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Toyobo Co Ltd 感光性樹脂積層体およびその製造法
JP2004246247A (ja) * 2003-02-17 2004-09-02 Asahi Kasei Chemicals Corp フレキソ印刷用感光性樹脂組成物
JP2005017593A (ja) * 2003-06-25 2005-01-20 Konica Minolta Business Technologies Inc 静電荷像現像用トナー
JP4605585B2 (ja) * 2004-06-15 2011-01-05 シャープ株式会社 表示制御装置および画像合成方法
JP2006003570A (ja) * 2004-06-16 2006-01-05 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 印刷版製造用感光性組成物、並びに、これを用いた感光性印刷原版積層体および印刷版

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007148322A (ja) 2007-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1743218B1 (en) Photocurable compositions and flexographic printing plates comprising the same
JP4675334B2 (ja) フレキソ印刷用感光性樹脂組成物
JP4782580B2 (ja) フレキソ印刷用感光性樹脂組成物
JP4651037B2 (ja) フレキソ印刷版用感光性樹脂
JP4748812B2 (ja) フレキソ印刷版
JPWO2007116941A1 (ja) フレキソ印刷用感光性樹脂組成物
CN102365585B (zh) 耐溶剂性优异的柔性版印刷用光敏性树脂组合物
RU2376619C2 (ru) Светочувствительная полимерная композиция
CN112020203B (zh) 柔性印刷原版、及柔性印刷版的制造方法
JP6121189B2 (ja) 印刷版用感光性樹脂組成物
JP4868920B2 (ja) フレキソ印刷用感光性樹脂組成物
JP7339825B2 (ja) フレキソ印刷原版、及びブロック共重合体組成物
JP4895900B2 (ja) 感光性樹脂組成物
JP7105240B2 (ja) 耐摩耗性に優れた感光性印刷版材用ブロック共重合体及びその製造方法
JP6397194B2 (ja) 印刷版用感光性樹脂組成物、印刷版用感光性樹脂構成体、及び印刷版
JP2020173308A (ja) 印刷版用感光性樹脂組成物、印刷版用感光性樹脂構成体、及び印刷版の製造方法
JP7095956B2 (ja) 印刷版用感光性樹脂版の製造方法
JP5058431B2 (ja) 硬化性樹脂組成物および該硬化性樹脂組成物を用いたフレキソ印刷版材
JP4703381B2 (ja) フレキソ印刷用感光性樹脂組成物
JP4627001B2 (ja) フレキソ印刷用感光性樹脂組成物
JP2019109444A (ja) フレキソ印刷用感光性樹脂版の製造方法
JP2018205542A (ja) 印刷版用感光性樹脂版の製造方法
JP2007279423A (ja) フレキソ印刷用感光性樹脂組成物
JP2018116109A (ja) 印刷版用感光性樹脂版の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090107

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110707

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4782580

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350