JP4781556B2 - 試験管ホルダー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、試験管ホルダーに関し、特に、洗浄、乾燥時等に複数の試験管を直立、倒立支持可能な試験管ホルダーに係わる。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複数の試験管を直立支持し、取り扱い、運搬等を容易にする試験管ホルダーがあった。
特開平10−165827号公報には、一対の対向する長辺と、該長辺と直角方向に延びた複数の仕切壁とを有し、該仕切り壁の間に複数の管収納室が形成され、各管収納室には一方の長辺に沿って上方から下方に垂下した垂直壁が形成されるとともに、該垂直壁の下端から下内方に傾斜した弾性傾斜片が形成され、該垂直壁及び弾性傾斜片と向き合わないように他方の長辺に沿って下端から立ち上がった垂直壁が形成され、且つ天井部に管挿入用の大きな通孔及び底部に管支持用の小さな通孔が形成され、弾性傾斜片によって長辺側に形成された垂直壁に押圧されるため試験管が不用意に外れないようにした合成樹脂製管立てが開示されている。
【0003】
特開平10−174891号公報には、台部の一方の長手側面に嵌合用突出部材を有し、他方の長手側面にはこの突出部材と嵌合する凹部または開口を有し、嵌合用突出部材を凹部または開口に嵌合せしめることにより複数個連結可能とした試験管立てが開示されている。
【0004】
特開平8−57329号公報には、1枚の自己支持性シートであって、該シートの一方側には嵌合用凸片を、その反対側の端部近傍には折り曲げ線とその線上に嵌合用切欠を有する小領域部を設けるとともに、該シートを嵌合用凸片と小領域部の間で三つの大領域部に分ける折り曲げ線を設け、中央の大領域部に試験管立て用自己支持性シートを結合し、かさばらず、簡単に組立てることのできる簡易検査台組立シートが開示されている。
【0005】
実開昭63−83642号公報には、折畳および組立自在の外筐と、高さが外筐の深さの半分とされ外周サイズが同外筐の内周サイズと同じとされた扁平筒状を呈する折畳および組立自在の中筐と、この中筐の上側版の左右両端縁に起伏自在に連設された外筐の深さと同じ高さの主脚版の半分の高さの補助脚版と、上側版および下側版に上下に貫通する上下対応配置で多数開設された筒状検査容器の差立用孔とを備え、外筐内に中筐を嵌入および抜取自在とし、簡易な構造の筒状検査容器用搬送具が開示されている。
【0006】
実開平2−66237号公報には、少なくとも底面のパネル部と、前面パネル部と、上面パネル部と、背面パネル部とを折畳自在に有し、上面パネル部には試験器具用の保持孔を複数個備え、背面パネル部の上部が上面パネル部より上方に延在して把持部を構成し、折り畳み可能な簡易な構造の試験器具立てが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの試験管ホルダーにおいては、複数の試験管を直立支持は可能であっても、試験管の搬送を目的とするものであるため、試験管が固定されず、倒立支持はできないものであったり、また、試験管を固定、支持可能なものであっても、構造が複雑である等の改善点があった。
また、これらの試験管ホルダーを使用せずに試験管を乾燥等する場合、洗浄した試験管をかご等に斜めに立てかけて行っているが、安定性が悪いため、通常は試験管を横に寝かせて乾燥していた。このため、試験管内に汚れが溜まる場合もあった。
【0008】
本発明は、直立、倒立を問わず、簡単な構造により複数の試験管を固定、支持可能であり、洗浄、乾燥時の倒立支持を可能とすることができる試験管ホルダーを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、構造が簡単であること、複数の試験管の直立、倒立支持が可能であり、試験管の洗浄、乾燥時において、複数の試験管を倒立して支持できること、取り扱いが容易であることを基本コンセプトとして鋭意研究し、支柱の両端に設けられる支持板に、試験管が挿入される挿通孔を備え、挿通孔に連通して設けられる切り欠きを有することにより、試験管を締付、支持することができ、更に、複数の試験管を支持することにより、直立、倒立支持が可能であることを見い出し、本発明を完成するに至った。
更に、支持板を湾曲して設け、試験管が挿入される挿通孔に連通した開口を構成する1対の支持端部を相互に鉛直方向に段差を有する位置に配置することにより、試験管の着脱を容易にし、本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち本発明は、(1)支柱と、該支柱に所定の間隔で平行に設けられ、それぞれ固定された1対の支持板とを有する、複数の試験管を支持する試験管ホルダーであって、前記1対の支持板に、それぞれ対向する位置に1本の試験管を鉛直に挿通支持することができる挿通孔1対としたときの複数対の該挿通孔と、各該挿通孔に連通して設けられる切り欠きとを有する試験管ホルダーに関し、(2)好ましくは、挿通孔は、前記支柱を中心として周方向に1列に設けられた上記(1)に記載する試験管ホルダーに関する。
【0011】
また、本発明は、(3)支柱と、該支柱に所定の間隔で平行に設けられる1対の支持板とを有する、複数の試験管を支持する試験管ホルダーであって、前記1対の支持板に、それぞれ対向する位置に1本の試験管を鉛直に挿通支持することができる挿通孔1対としたときの複数対の該挿通孔と、各該挿通孔に連通した開口を構成する1対の支持端部とが設けられ、前記支持板は湾曲され該1対の支持端部が相互に鉛直方向に段差を有する位置に配置されてなり、前記1対の支持板の前記開口から試験管を斜めに挿入し、一方の前記支持板を回転させることにより試験管を直立支持するものである試験管ホルダーに関し、好ましくは、(4)前記支持板はテフロン板であるものである上記(1)〜(3)のいずれかに記載される試験管ホルダーに関する。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の試験管ホルダーは、支柱と、該支柱に所定の間隔で平行に設けられ、それぞれ固定された1対の支持板とを有する、複数の試験管を支持する試験管ホルダーであって、前記1対の支持板に、それぞれ対向する位置に1本の試験管を鉛直に挿通・支持することができる挿通孔1対としたときの複数対の該挿通孔と、各該挿通孔に連通して設けられる切り欠きとを有するものであれば、特に限定されるものではないが、好ましくは、挿通孔は、前記支柱を中心として周方向に1列に設けられたものである。
【0013】
本発明の試験管ホルダーによれば、支柱に所定間隔で平行に設けられ、それぞれ固定された1対の支持板の対向位置に試験管が挿入される挿通孔を設け、挿通孔に連通して切り欠きを設けたため、1対の支持板の対向する位置に設けられる挿通孔に挿入される試験管の外径に伴い切り欠き部分が微妙に開閉することによって、試験管の締付力が調整され、試験管を遊びのない状態で支持することができ、更に、複数の試験管を支持することにより、簡単な構成により、直立、倒立した状態で複数の試験管を支持することができる。
【0014】
また、本発明の試験管ホルダーは、支柱と、該支柱に所定の間隔で平行に設けられる1対の支持板とを有する、複数の試験管を支持する試験管ホルダーであって、前記1対の支持板に、それぞれ対向する位置に1本の試験管を鉛直に挿通・支持することができる挿通孔1対としたときの複数対の該挿通孔と、各該挿通孔に連通した開口を構成する1対の支持端部とが設けられ、前記支持板は湾曲され該1対の支持端部が相互に鉛直方向に段差を有する位置に配置されてなり、前記1対の支持板の前記開口から試験管を斜めに挿入し、一方の前記支持板を回転させることにより試験管を直立支持するものであれば、特に限定されるものではない。
【0015】
支持板を湾曲させ、試験管が挿通される挿通孔に連通した開口を構成する1対の支持端部を相互に鉛直方向に段差を有する位置に配置したため、開口が鉛直方向の段差に相当する距離が拡張され、試験管を1対の支持板に対して斜めにして挿入することにより容易に装着することができる。装着後、一方の支持板を回転させることにより試験管を直立支持するときは、水平方向の開口は試験管を直立、倒立支持可能なものとなっているため、着脱時に過剰な力が試験管に加わらず、試験管の装着、取り外し等の取り扱いが特に容易となり、作業効率を向上させることができる。
【0016】
また、支持板としてテフロン板を適用した場合は、試験管を支持する適度な締付、支持力を有し、取り扱いが容易であり、加えて湾曲した支持板を容易に成型することができる。
【0017】
本発明の試験管ホルダーの好ましい実施の形態を、図面を参照して説明する。
尚、図1は本発明の一実施例の斜視図、図2は本発明の一実施例の上面図である。
本発明の試験管ホルダーには、図1に示すように、支柱1と、支柱1に所定間隔で平行にそれぞれ固定される1対の支持板2、3とが設けられる。
【0018】
支柱1は支持板2、3を固定できるものであればよいが、支柱1の長さとしては、支持する試験管の長さに応じて、適宜選択される。即ち、両端に固定される支持板2、3により試験管の上部と下部を支持して直立、倒立した状態で支持できるような支持板2、3間の距離に相当する長さが支柱1の長さとして選択される。
また、支柱の外径は、支持する試験管の数、重量等に応じて適宜選択される。例えば、通常使用される試験管5本を支持するものである場合、6〜10mmの範囲が好ましい。
支柱の材質は特に限定されるものではなく、金属製、プラスチック製等適宜選択される。
【0019】
ここで、本発明の試験管ホルダーにより支持される試験管は、開口を有し丸底、ガラス製の通常の試験管や、チューブ、ボトル、カップ、コンテナ等、平底であっても底面積に対する高さが高いもの等いずれのものをも含んだものの総称である。
【0020】
支柱1に所定間隔で固定される支持板2、3は同形の相互に対向する板で構成され、試験管を、上部と下部において支持するものである。支持板2、3の支柱1への固定方法は融着、接着、螺着等の方法や、別途の固定部材を用いる方法等いずれの方法をも選択することができる。支持板2、3は支持する試験管を支柱1を中心として周方向に複数列として支持するものであってもよいが、1列に支持するものが試験管の取り扱いの点から好ましい。支持板2、3の形状は、対向する支持板2、3が同形に形成されるものであれば、円板状等何れのものであってもよいが、試験管を1列に支持する場合は、支持する試験管の数に相当する正多角形とすることが好ましい。例えば、5本の試験管を支持する場合は正五角形を有するものが好ましい。
このような支持板2、3はテフロンシートで形成されるテフロン板であることが好ましい。テフロンシートは適度な硬度と可撓性を有し、試験管の装脱を容易とし、加熱、乾燥等に対して耐熱性を有する。支持板2、3の厚さは、支持する試験管の数、重量に応じて適宜選択されるが、テフロン板のものは、通常の試験管5本を支持する場合、3〜4mmの範囲であることが好ましい。
【0021】
支持板2、3のそれぞれ対向する位置S2、S3に設けられる1対の挿通孔12、13は、1本の試験管が挿入され、その上部と下部で支持するものである。挿通孔は支持する試験管の本数に相当する複数対が支持板2、3にそれぞれ設けられる。各支持板2、3に設けられる挿通孔12、13は、それぞれ支柱1を中心として周方向に複数列設けられたものであってもよいが、1列に設けられたものは、取り扱いが容易であり、好ましい。挿通孔12、13が支柱1を中心として1列に設けられ、支持板2、3が、設けられる挿通孔12、13の数に相当する正多角形を有する場合は、挿通孔12、13は、支持板12、13をコンパクトに形成できるよう、正多角形の頂点に対向した位置に設けられる。挿通孔12、13は支持する試験管の外径と同等あるいは僅かに小さい直径を有し、切り欠き4と共に試験管を遊びのない状態で支持することができるようになっている。
【0022】
このような挿通孔12、13に連通して設けられる切り欠き4は、試験管の着脱を容易にし、遊びがない状態で試験管を支持するために設けられるものである。即ち、試験管の着脱時には、切り欠き4の開口が開くことにより、装着、取り外しを容易にし、試験管を支持するときは、切り欠き4の開口が狭められ、試験管を締付して遊びがない状態で支持できるものである。挿通孔12、13が支柱1を中心として1列に設けられ、支持板2、3が正多角形の場合は、切り欠き4は、正多角形の頂点へ向かって設けられる。尚、挿通孔12、13が支柱1を中心として複数列設けられる場合は、内周列として設けられる挿通孔における切り欠きは、隣設の外周列として設けられる挿通孔へ向かって、順次設けられるようにしてもよい。
【0023】
このような試験管ホルダーの作用について説明する。
図3に示すように、支持板2の挿通孔12に試験管Bを底から挿入し、更に支持板3の挿通孔13へ試験管Bを挿入する。このとき、支持板2、3が撓み、切り欠き4の開口が開かれ、試験管を容易に挿入することができる。このように、順次、試験管Bを挿入すると、切り欠き4の開口が狭められ、試験管Bが締付される。試験管Bが試験管ホルダーに装着されたものは、図4に示すように、試験管Bの直立、倒立を問わず、支持できる。このため、試験管を倒立して乾燥することができ、複数の試験管の洗浄、乾燥を効率よく行うことができ、作業効率の向上を図ることができる。試験管を取り外すときは、挿入した方向と逆に試験管を引き抜くことにより、取り外すことができる。
【0024】
本発明の他の実施例として、図5に示すように、支柱10に所定間隔で平行に設けられる支持板22、23を湾曲させ、各支持板22、23に試験管を挿通・支持する複数対の挿通孔32、33を設け、各挿通孔32、33に連通した開口14を構成するように1対の支持端部15、16を有するものとすることができる。
尚、図6に示すように、支柱10、支持板22、23に形成される挿通孔32、33は、上記説明の支柱1、挿通孔12、13とそれぞれ同様のものであるため、説明を省略する。
支持板22、23は湾曲された状態の板を接続して形成することができる。湾曲された支持板22、23に設けられる各挿通孔32、33には、連通して開口14が形成される。この開口14を構成する1対の支持端部15、16は相互に鉛直方向に段差を有する位置に配置される。このため、開口14の水平方向の開口距離は、図1に示す実施例と同様のものであっても、鉛直方向の段差により、鉛直方向の開口距離を有し、開口距離が拡張されるようになっている。このような支持板22、23はテフロンシートから作成されるテフロン板であることが好ましい。テフロンシートは湾曲成型が容易であり、捻ったテフロンシートから作成された支持板22、23は適度な硬度、可撓性を有する。更に、支持板22、23は支柱10に対して軸着される。即ち、支持板22、23は支柱10に対して回動可能となっており、一方の支持板を回転することにより、一方の支持板に設けられる挿通孔を隣接の挿通孔の位置に移動させることができるものである。
【0025】
このような支持板22、23を有する試験管ホルダーに試験管を装着するには、図7に示すように、支持板22の開口14と、支持板23の開口14から試験管Bを挿入する。このとき、試験管Bが挿入される支持板23の挿通孔33bは、支持板22の挿通孔32aと対向する挿通孔33aの隣接する位置にあるものとし、試験管Bは斜めに挿入される。支持板22、23が湾曲しているため、開口14は鉛直方向にも開口を形成され、またテフロン製の支持板が撓むため、水平距離における開口は小さいものであっても、試験管Bを容易に挿入することができる。同様にして複数の試験管を挿通孔に挿入した後、支持板23又は支持板22を回転させ、支持板23の挿通孔33bを支持板23の回転前の挿通孔33aの位置に移動させる。例えば、図8に示すように、5本の試験管を周方向に1列に支持するものである場合、支持板23を左に72°回転させる。支持板23を回転させることにより、試験管Bは直立状態とされ、開口14の水平距離における開口は僅かなものであるため、試験管Bは挿通孔32、33から脱落することがなく、支持板22、23により支持され、試験管Bを倒立しても試験管ホルダーにより支持される。試験管を取り外すときは、前述と逆の方向に支持板22又は支持板23を回転し、試験管を斜めに装着された状態とし、開口14から試験管を引き出すことにより、試験管ホルダーから取り外すことができる。
【0026】
【発明の効果】
上記説明からも明らかなように、本発明の試験管ホルダーによれば、支柱に所定間隔に平行にそれぞれ設けられた1対の支持板の対向位置に試験管が挿入される挿通孔を設け、挿通孔から連通される切り欠きを設けたため、1対の支持板の対向する位置に設けられる挿通孔に挿入される試験管の外径に伴い切り欠き部分が微妙に開閉することによって、試験管の締付力が調整され、試験管を遊びのない状態で支持することができ、更に、複数の試験管を支持することにより、簡単な構成により、直立、倒立した状態で複数の試験管を支持することができる。
【0027】
また、支持板を湾曲したものを使用し、試験管を挿通する各挿通孔に連通される開口を形成する1対の支持端部を鉛直方向に段差を有する位置に配置したものの場合は、開口は鉛直方向の段差に相当する距離が拡張され、拡張された開口から試験管を斜めに挿入、挿出することにより着脱を容易にすることができる。また、開口から斜めに挿入された試験管を、支持板を回転させ直立させたとき、水平方向の開口距離は試験管を支持可能なものとなっているため、着脱時に過剰な力が試験管に加わらず、試験管の装着、取り外し等の取り扱いが特に容易となり、試験管の直立、倒立支持が可能であり、試験管内に汚れが残ることがなく、洗浄作業等の作業効率を向上させることができる。
また、支持板としてテフロン板を適用した場合は、試験管を支持する適度な締付、支持力を有し、取り扱いが容易であり、加えて湾曲した支持板を容易に成型することができると共に、高温乾燥にも耐久性を有し、洗浄を容易に行うことができ、作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の試験管ホルダーの一実施例の斜視図である。
【図2】本発明の試験管ホルダーの一実施例の正面図である。
【図3】本発明の試験管ホルダーの使用方法の説明図である。
【図4】本発明の試験管ホルダーの使用方法の説明図である。
【図5】本発明の試験管ホルダーの他の実施例の斜視図である。
【図6】本発明の試験管ホルダーの他の実施例の正面図である。
【図7】本発明の試験管ホルダーの使用方法の説明図である。
【図8】本発明の試験管ホルダーの使用方法の説明図である。
【符号の説明】
1、10……支柱
2、3、22、23……支持板
4、14……切り欠き
12、13、32、33……挿通孔
B……試験管

Claims (2)

  1. 支柱と、該支柱に所定の間隔で平行に設けられる1対の支持板とを有する、複数の試験管を支持する試験管ホルダーであって、前記1対の支持板に、それぞれ対向する位置に1本の試験管を鉛直に挿通支持することができる挿通孔1対としたときの複数対の該挿通孔と、各該挿通孔に連通した開口を構成する1対の支持端部とが設けられ、前記支持板は湾曲され該1対の支持端部が相互に鉛直方向に段差を有する位置に配置されてなり、前記1対の支持板の前記開口から試験管を斜めに挿入し、一方の前記支持板を回転させることにより試験管を直立支持するものであることを特徴とする試験管ホルダー。
  2. 前記支持板はテフロン(登録商標)板であることを特徴とする請求項1記載の試験管ホルダー。
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