JP3573042B2 - 小物入れ兼用花器 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、花を生けられることはもちろん、文房具又は飲食用具類の小物を入れるのにも適した卓上又は壁掛け用として実施される小物入れ兼用花器の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の花器は、主にガラスや陶磁器で製作され、テーブルや床面等に載置するものが殆んどである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ガラス製や陶磁製の花器は、落せばすぐに破損してしまうので取扱いに不便である。また、花器自体が揺動可能に構成され、震動にも耐えるものは少ない。
【0004】
さらに、文房具や飲食用具等の小物を入れることも可能であれば利用価値はより一層向上する。
【0005】
したがって、本発明の目的は、誰でも無造作に取扱えて便利であり、震動に対しても揺動して耐える上、花のほかに文房具や飲食用具類の小物も入れられて利用価値が高められた小物入れ兼用花器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明に係る小物入れ兼用花器は、折り曲げ加工に耐え、耐水性のあるポリプロピレン等の合成樹脂を長方形状で展開した平面状の状態で、長手方向にして、且所定の間隔を設け平行する個所で折り曲げ、前記長方形状を構成する長手方向の左右両端の各端部同士を超音波溶着をすることにより、筒状部材5が形成され、当該筒状部材5の略中央位置を前記左右両端の各端部10、10に対し直角状で折曲し、当該筒状部材5の両端部が向い合う内側面同士を接続することにより単体の挿入部材2が形成され、前記挿入部材2は、その開口が上向きの開口状態を維持するように、ステンレス製等の丸棒により、基部6cと前記基部6cの両端から起立した左右の柱部6b、6bと、前記左右の柱部6b、6bの上端をつなぐ横桟6aとで形成されている支持部材6を構成する前記横桟6aを、前記筒状部材5の両端部が向い合う内側面同士を接続することによって形成される空隙8に挿通して支持するか、あるいは前記支持部材6を構成している前記基部6cを上方に折曲して垂直状引掛け部を形成し、前記垂直状引掛け部6dに吸着盤11を引掛け支持されていることを特徴とする小物入れ兼用花器である。
【0007】
さらに請求項2記載の発明に係る小物入れ兼用花器は、折り曲げ加工に耐え、耐水性のあるポリプロピレン等の合成樹脂を長方形状で展開した平面状の状態で、長手方向にして、且所定の間隔を設け平行する個所で折り曲げ、前記長方形状を構成する長手方向の左右両端の各端部同士を超音波溶着をすることにより、筒状部材5が形成され、当該筒状部材5の略中央位置を前記左右両端の各端部に対し直角状で折曲し、当該筒状部材5の両端部が向い合う単体の挿入部材2を形成し、前記挿入部材2を複数重合し、且重合した挿入部材2の中、内側の挿入部材2の筒状部材5の開口を有する両端部の突き合せ部を接続すると共に、外側の筒状部材5の内側面と前記内側の筒状部材5の外側面同士が接する突き合せ部を接続し、前記各挿入部材2は、前記各筒状部材5の開口が上向きの開口状態を維持するように、ステンレス製等の丸棒により、基部6cと前記基部6cの両端から起立した左右の柱部6b、6bと、前記左右の柱部6b、6bの上端をつなぐ横桟6aとで形成されている支持部材6を構成する前記横桟6aを、重合した前記内側の挿入部材2の筒状部材5の両端部が向い合う内側面同士を接続することによって形成される空隙8に挿通して支持するか、あるいは前記支持部材6を構成している前記基部6cを上方に折曲して垂直状引掛け部6dを形成し、前記垂直状引掛け部6dに吸着盤11を引掛け支持されていることを特徴とする小物入れ兼用花器である。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明と請求項2記載の発明に係る小物入れ兼用花器は、図2に示したような花1を生けるほか、文房具等の小物等が挿入可能な挿入部材2と、その挿入部材2を支持する支持部材6とで構成されている。支持部材6としては、ステンレス製等の丸棒の線材が好適である。
【0009】
本実施形態は、前記挿入部材2を単体で実施する場合に好適である(但し、図示は省略)。
【0010】
前記挿入部材2は、両端部3に開口4を有する筒状部材5が略中央位置で折曲され、少なくとも前記両端部3の突き合せ部9が接続されて形成されている(図1参照)。
【0011】
当該挿入部材2を長方形状で展開した状態を図4に示した。同図のような平面状の状態で、長手方向にして、且所定の間隔を設け平行する2点鎖線で示した個所で折り曲げ、前記長方形状を構成する前記2点鎖線と平行する左右両端の各端部10、10同士を超音波溶着することにより、筒状部材5が形成される(図3参照)。そして、当該筒状部材5の略中央位置において、図4の前記左右両端の各端部10、10に対し直角状の短手方向の2点鎖線で示した個所で折り曲げ、当該筒状部材5の両端部3が向い合う内側面3a、3a同士を接続することにより、挿入部材2が形成されている。
【0012】
前記挿入部材2は、その開口4が上向きの開口状態を維持するように、前記支持部材6に支持されている(図1参照)。
【0013】
したがって、図2に示したように、挿入部材2の上向きの開口4に、花1を難なく挿入することができる。
【0014】
本実施形態は、図1〜図3に示したように、挿入部材2を2個の筒状部材5…で実施する場合に好適である。
【0015】
個々の筒状部材5の構成は、前記請求項1における場合と同様なので、その説明は省略する。
【0016】
本実施形態においては、前記両端部3に開口4を有する筒状部材5が、図3に示したように2個(又は3個以上の複数)重合された状態で、略中央位置で折曲されている。そして、前記請求項1記載のように、少なくとも両端部3の突き合せ部9が接続されて形成されている。その際、内側の筒状部材5は、突き合せ内側面3a、3a同士が接続されてる。一方、外側の筒状部材5は、同外側の筒状部材5の内側面3aと、前記内側の筒状部材5の外側面3b同士が接続されている。
【0017】
なお、3個以上の筒状部材5…で挿入部材2を実施する形態は、前記の要領で実施すればよい(図示は省略)。
【0018】
よって、前記複数の筒状部材5…で構成される挿入部材2は、上向きの開口状態を維持して前記支持部材6に支持されているので、複数の開口4…に多くの花1…を挿入することができる。
【0019】
本実施形態は、挿入部材2の両端部3の突き合せ部9が、ホック等の接続金具7によって着脱自在に取付けられている。すなわち、単体の筒状部材5の場合、折曲されて内側面3a、3a同士が接する突き合せ部9に、それぞれホック等の接続金具7が取付けられている。また、2個以上の複数の筒状部材5…を重合する場合、外側の筒状部材5は、同外側の筒状部材5の内側面3aと、内側の筒状部材5の外側面3b同士が接する突き合せ部9に、それぞれホック等の接続金具7が取付けられている。
【0020】
よって、当該接続金具7により、挿入部材2の支持部材6への取付け(吊設)のみならず、複数重合された筒状部材5、5同士の接続を簡単に行うことができる。一方、取り外しも至って簡単に行える。
【0021】
本実施形態は、挿入部材2の両端部3、3の突き合せ部9(接続金具7)の直下に形成された空隙8を利用して、この空隙8に、支持部材6を構成する横桟6aの線材が挿通されている。よって、挿入部材2が支持部材6に揺動可能状態で吊設されているので、周辺で震動が起きても挿入部材2が揺動して制し、花器が不意に倒れる虞れがない。
【0022】
支持部材6は、ステンレス製等の丸棒により、基部6cと同基部6cの両端から起立した左右の柱部6b、6bと、同左右の柱部6b、6bの上端をつなぐ前記横桟6aとで形成されている。また、このスタンド式のほか、後述する懸架式も好適に実施される。懸架式の支持部材6は、図5に示したように、前記基部6cが上方に折曲されて垂直な引掛け部6dに形成されている。
【0023】
なお、前記横桟6aは通常、中央の内側の挿入部材2の空隙8に挿通されるが、内側の挿入部材2と外側の挿入部材2とで形成される空隙8に挿通して実施することも可能である(図示は省略)。その場合、挿入部材2を傾斜させて支持部材6に吊設させることができる。
【0024】
本実施形態は、挿入部材2が、折り曲げ加工に耐え、耐水性のあるポリプロピレン等の合成樹脂で成形されているので、花を生けるのに好都合である。また、嗜好に応じてカラフル化することができる。
【0025】
また本実施形態は、支持部材6が図1、図2に示したような前記起立状のスタンド式の線材で形成されているほか、図5に示したような前記懸架式の線材で形成されており、いずれの場合も、横桟6aに挿入部材2を吊設することができる。
【0026】
さらに本実施形態は、図5に示したように、前記懸架式の支持部材6を構成する線材のうち垂直な引掛け部の6dに、吸着盤11が取り付けられた構成である。よって、懸架式の支持部材6は、吸着盤11により、簡単且つ確実に壁面に引っ掛けることができる。
【0027】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の小物入れ兼用花器は、挿入部材が両端部に開口を有する筒状部材が略中央位置で折曲され、少なくとも前記両端部の突き合せ部が接続されて形成されていると共に、挿入部材は上向きの開口状態を維持して支持部材に支持されているので、簡単に製作できる上、誰でも無造作に取扱えて至便である。また、周囲で不意に震動が起きても、挿入部材が揺動して耐えるので、花器が倒れる心配もない。さらに、挿入部材を利用して文房具や飲食用具等の小物も入れられて利用価値が増大し、卓上に置く等して装飾・宣伝効果や学習意欲の向上にも寄与する。
【0028】
請求項2記載の発明の小物入れ兼用花器は、より多くの小物や花等を挿入できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】小物入れ兼用花器を示した斜視図である。
【図2】小物入れ兼用花器の挿入部材に花を生けた状態を示した斜視図である。
【図3】挿入部材の組立て要領を示した斜視図である。
【図4】筒状部材の展開図である。
【図5】異なる小物入れ兼用花器を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 花
2 挿入部材
3 両端部
4 開口
5 筒状部材
6 支持部材
6a 線材(横桟)
7 接続金具
8 空隙
9 突き合せ部
11 吸着盤

Claims (2)

  1. 折り曲げ加工に耐え、耐水性のあるポリプロピレン等の合成樹脂を長方形状で展開した平面状の状態で、長手方向にして、且所定の間隔を設け平行する個所で折り曲げ、前記長方形状を構成する長手方向の左右両端の各端部同士を超音波溶着をすることにより、筒状部材が形成され、当該筒状部材の略中央位置を前記左右両端の各端部に対し直角状で折曲し、当該筒状部材の両端部が向い合う内側面同士を接続することにより単体の挿入部材が形成され、前記挿入部材は、その開口が上向きの開口状態を維持するように、ステンレス製等の丸棒により、基部と前記基部の両端から起立した左右の柱部と、前記左右の柱部の上端をつなぐ横桟とで形成されている支持部材を構成する前記横桟を、前記筒状部材の両端部が向い合う内側面同士を接続することによって形成される空隙に挿通して支持するか、あるいは前記支持部材を構成している前記基部を上方に折曲して垂直状引掛け部を形成し、前記垂直状引掛け部に吸着盤を引掛け支持されていることを特徴とする小物入れ兼用花器。
  2. 折り曲げ加工に耐え、耐水性のあるポリプロピレン等の合成樹脂を長方形状で展開した平面状の状態で、長手方向にして、且所定の間隔を設け平行する個所で折り曲げ、前記長方形状を構成する長手方向の左右両端の各端部同士を超音波溶着をすることにより、筒状部材が形成され、当該筒状部材の略中央位置を前記左右両端の各端部に対し直角状で折曲し、当該筒状部材の両端部が向い合う単体の挿入部材を形成し、前記挿入部材を複数重合し、且重合した挿入部材の中、内側の挿入部材の筒状部材の開口を有する両端部の突き合せ部を接続すると共に、外側の筒状部材の内側面と前記内側の筒状部材の外側面同士が接する突き合せ部を接続し、前記各挿入部材は、前記各筒状部材の開口が上向きの開口状態を維持するように、ステンレス製等の丸棒により、基部と前記基部の両端から起立した左右の柱部と、前記左右の柱部の上端をつなぐ横桟とで形成されている支持部材を構成する前記横桟を、重合した前記内側の挿入部材の筒状部材の両端部が向い合う内側面同士を接続することによって形成される空隙に挿通して支持するか、あるいは前記支持部材を構成している前記基部を上方に折曲して垂直状引掛け部を形成し、前記垂直状引掛け部に吸着盤を引掛け支持されていることを特徴とする小物入れ兼用花器。
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