JPH10174891A - 試験管立て - Google Patents
試験管立てInfo
- Publication number
- JPH10174891A JPH10174891A JP35348896A JP35348896A JPH10174891A JP H10174891 A JPH10174891 A JP H10174891A JP 35348896 A JP35348896 A JP 35348896A JP 35348896 A JP35348896 A JP 35348896A JP H10174891 A JPH10174891 A JP H10174891A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting
- test tube
- parts
- projecting members
- tube stand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 試験管の数にほぼ応じた試験管を収納し運搬
できるよう連結可能な試験管立てを提供すること。 【解決手段】 台部の一方の長手側面に嵌合用突出部材
を有し、他方の長手側面にはこの突出部材と勘合する凹
部または開口を有し、嵌合用突出部材を凹部または開口
に勘合せしめることにより複数個連結可能とした試験管
立て。
できるよう連結可能な試験管立てを提供すること。 【解決手段】 台部の一方の長手側面に嵌合用突出部材
を有し、他方の長手側面にはこの突出部材と勘合する凹
部または開口を有し、嵌合用突出部材を凹部または開口
に勘合せしめることにより複数個連結可能とした試験管
立て。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は試験管立てに関す
る。更に詳しくは試験管の数に応じて任意の数だけ連結
可能とした、持ち運びが便利な試験管立てに関する。
る。更に詳しくは試験管の数に応じて任意の数だけ連結
可能とした、持ち運びが便利な試験管立てに関する。
【０００２】
【従来の技術】病院や人間ドッグ等では種々の検査が行
われている。このような検査は通常、被検者から血液等
を試験管に採取し、これらを然るべき検査試験所に持ち
込んで所定の検査を行う。大病院では病院中にそのよう
な検査試験所を有し、そのような検査試験所を有さない
ところは外部に委託しているが、何れにしろ試料を入れ
た試験管を検査試験所まで移送する必要がある。このよ
うな移送は通常は試験管を試験管立てに納めて行ってい
る。
われている。このような検査は通常、被検者から血液等
を試験管に採取し、これらを然るべき検査試験所に持ち
込んで所定の検査を行う。大病院では病院中にそのよう
な検査試験所を有し、そのような検査試験所を有さない
ところは外部に委託しているが、何れにしろ試料を入れ
た試験管を検査試験所まで移送する必要がある。このよ
うな移送は通常は試験管を試験管立てに納めて行ってい
る。
【０００３】しかしながら従来の試験管立ては一乃至二
列に試験管を立てるようになっており、多数の試験管を
移送するには多数個の試験管立てを持ち運ぶ必要があり
極めて不便である。多数列に試験管を立てるようにして
多数の試験管を運べるようにした試験管立ても考えられ
るが、この場合は逆に僅かの試験管を移送する場合でも
大きな試験管立てを運ぶ必要があって不便である。試料
の数に応じた試験管立てを使用するには数多くの種類の
試験管立てを保管しておかなければならず、保管場所の
確保や管理が煩雑である。
列に試験管を立てるようになっており、多数の試験管を
移送するには多数個の試験管立てを持ち運ぶ必要があり
極めて不便である。多数列に試験管を立てるようにして
多数の試験管を運べるようにした試験管立ても考えられ
るが、この場合は逆に僅かの試験管を移送する場合でも
大きな試験管立てを運ぶ必要があって不便である。試料
の数に応じた試験管立てを使用するには数多くの種類の
試験管立てを保管しておかなければならず、保管場所の
確保や管理が煩雑である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、試験
管の数にほぼ応じた試験管を収納し運搬できるような試
験管立てを提供することである。
管の数にほぼ応じた試験管を収納し運搬できるような試
験管立てを提供することである。
【０００５】
【課題を解決する為の手段】本発明者は試験管立てを連
結することにより、ほぼ試験管の数に応じた試験管を収
納できること、さらに連結するための機構を着想し、本
発明を完成するに至った。即ち、請求項１の発明は台部
の一方の長手側面に嵌合用突出部材を有し、他方の長手
側面にはこの突出部材と勘合する凹部または開口を有
し、前記嵌合用突出部材を凹部または開口に勘合せしめ
ることにより複数個連結可能とした試験管立てである。
請求項２の発明は請求項１の試験管立てにおいて、該凹
部または開口は嵌合用突出部材を挿入してスライドする
ことにより、嵌合せしめるようにしたものである。さら
に、請求項３の発明は嵌合用突出部材の断面がＬ字状と
したものである。このようにすることにより、試験管立
て同士を連結しまたは連結したものを再度切り放す操作
が極めて容易となる。
結することにより、ほぼ試験管の数に応じた試験管を収
納できること、さらに連結するための機構を着想し、本
発明を完成するに至った。即ち、請求項１の発明は台部
の一方の長手側面に嵌合用突出部材を有し、他方の長手
側面にはこの突出部材と勘合する凹部または開口を有
し、前記嵌合用突出部材を凹部または開口に勘合せしめ
ることにより複数個連結可能とした試験管立てである。
請求項２の発明は請求項１の試験管立てにおいて、該凹
部または開口は嵌合用突出部材を挿入してスライドする
ことにより、嵌合せしめるようにしたものである。さら
に、請求項３の発明は嵌合用突出部材の断面がＬ字状と
したものである。このようにすることにより、試験管立
て同士を連結しまたは連結したものを再度切り放す操作
が極めて容易となる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面で説明する。
図１は本発明の試験管立ての斜視図、図２はこれを背面
側から視た斜視図である。図３は開口部分の拡大図、図
４は嵌合用突出部材部分の拡大図である。
図１は本発明の試験管立ての斜視図、図２はこれを背面
側から視た斜視図である。図３は開口部分の拡大図、図
４は嵌合用突出部材部分の拡大図である。
【０００７】図１においては各試験管は各保持部１１に
はめ込んで保持するようになっているが、試験管の保持
機構は図１のものに限られることはなく、従来使用され
ているものでよく、要は各試験管を安定に保持できるも
のであれば特に制限はない。また、図１では試験管は２
列に保持するようになっているが、必ずしも２列ではな
くてもよく、１列や３列に保持するようになっていても
よい。しかしながら列数があまり多くなると、試験管の
数にほぼ応じた試験管を収納するという本発明の趣旨を
逸脱することになる。好ましい列数は１〜５列、さらに
好ましくは１〜３列である。
はめ込んで保持するようになっているが、試験管の保持
機構は図１のものに限られることはなく、従来使用され
ているものでよく、要は各試験管を安定に保持できるも
のであれば特に制限はない。また、図１では試験管は２
列に保持するようになっているが、必ずしも２列ではな
くてもよく、１列や３列に保持するようになっていても
よい。しかしながら列数があまり多くなると、試験管の
数にほぼ応じた試験管を収納するという本発明の趣旨を
逸脱することになる。好ましい列数は１〜５列、さらに
好ましくは１〜３列である。
【０００８】１２は試験管立ての台部であり、その背面
長手方向の両端近くには図４に示したような断面がＬ字
状の嵌合用突出部材４１を、その正面長手方向の両端近
くには図３に示したような開口３１を有している。開口
における３２の部分は連結すべき相方の試験管立ての突
出部材４１を挿入するための挿入部であり、３３は挿入
した突出部材４１をスライドして嵌合させ保持するため
のレールの役割を果たす嵌合部である。突出部材４１は
断面がＬ字状であり、これを連結すべき相方の試験管立
ての開口の挿入部３２に挿入し、スライドすることによ
り嵌合部３３と突出部材４１が噛み合って２つの試験管
立てが連結される。突出部材４１の嵌合部３３と噛み合
う側の反対側４２はストッパーの役目を果たすように四
角の平板となっていてもよい。但し、この平板は必ずし
も必要ではなく、突出部材は全長に渡って断面Ｌ字状で
も差し支えない。この場合、開口３１の嵌合部側の端３
４がストッパーとなる。
長手方向の両端近くには図４に示したような断面がＬ字
状の嵌合用突出部材４１を、その正面長手方向の両端近
くには図３に示したような開口３１を有している。開口
における３２の部分は連結すべき相方の試験管立ての突
出部材４１を挿入するための挿入部であり、３３は挿入
した突出部材４１をスライドして嵌合させ保持するため
のレールの役割を果たす嵌合部である。突出部材４１は
断面がＬ字状であり、これを連結すべき相方の試験管立
ての開口の挿入部３２に挿入し、スライドすることによ
り嵌合部３３と突出部材４１が噛み合って２つの試験管
立てが連結される。突出部材４１の嵌合部３３と噛み合
う側の反対側４２はストッパーの役目を果たすように四
角の平板となっていてもよい。但し、この平板は必ずし
も必要ではなく、突出部材は全長に渡って断面Ｌ字状で
も差し支えない。この場合、開口３１の嵌合部側の端３
４がストッパーとなる。
【０００９】開口３１と突出部材４１は長手方向の両端
に設けるが、さらに試験管立ての長さが長い場合は中央
部にも設けてもよい。また、中央部には嵌合機構を有し
ない単なるスリットと平板状の突出部材を設けて、前者
に後者を差し込むことにより連結する試験管立ての長手
方向のたわみを矯正するようにしてもよい。さらに運搬
途中で試験管立て同士が逆にスライドして連結がはずれ
ることを防止するための公知のストッパー機構を取り付
けることは好ましい。
に設けるが、さらに試験管立ての長さが長い場合は中央
部にも設けてもよい。また、中央部には嵌合機構を有し
ない単なるスリットと平板状の突出部材を設けて、前者
に後者を差し込むことにより連結する試験管立ての長手
方向のたわみを矯正するようにしてもよい。さらに運搬
途中で試験管立て同士が逆にスライドして連結がはずれ
ることを防止するための公知のストッパー機構を取り付
けることは好ましい。
【００１０】多数の試験管立てを連結してその端側の試
験管立てを持った場合、連結した試験管立てには片持ち
梁のような曲げ応力が加わる。従って、曲げ応力に弱い
ような連結機構では試験管立て同士の連結がはずれて試
験管が落下する恐れがあり極めて危険である。しかしな
がら、上記のように嵌合用突出部材の断面をＬ字状と
し、これを相対する開口に挿入してスライドすることに
より嵌合するように構成すると、Ｌ字部の上面４３が開
口部の上面３５に支えられるようになるため、曲げ応力
によって連結がはずれるようなことは殆どない。
験管立てを持った場合、連結した試験管立てには片持ち
梁のような曲げ応力が加わる。従って、曲げ応力に弱い
ような連結機構では試験管立て同士の連結がはずれて試
験管が落下する恐れがあり極めて危険である。しかしな
がら、上記のように嵌合用突出部材の断面をＬ字状と
し、これを相対する開口に挿入してスライドすることに
より嵌合するように構成すると、Ｌ字部の上面４３が開
口部の上面３５に支えられるようになるため、曲げ応力
によって連結がはずれるようなことは殆どない。
【００１１】上記のように図１〜４においては、嵌合機
構は嵌合用突出部材の断面をＬ字状とし、これを相対す
る開口に挿入してスライドすることにより嵌合するよう
にしたが、これ以外の嵌合機構であっても差し支えな
い。例えば突出部材は断面がＴを横にした様な形状と
し、開口の嵌合部は上下側にレール部分を持つようにし
てもよい。要は試験管立て同士を強固に連結でき、容易
にはずれないような連結機構であれば本発明の範囲内で
ある。
構は嵌合用突出部材の断面をＬ字状とし、これを相対す
る開口に挿入してスライドすることにより嵌合するよう
にしたが、これ以外の嵌合機構であっても差し支えな
い。例えば突出部材は断面がＴを横にした様な形状と
し、開口の嵌合部は上下側にレール部分を持つようにし
てもよい。要は試験管立て同士を強固に連結でき、容易
にはずれないような連結機構であれば本発明の範囲内で
ある。
【００１２】本発明のように試験管立てを構成すること
により、試験管の数に応じて任意の数の試験管立てを強
固に連結することができ、運搬に便利である。しかも連
結機構が簡便で、連結及び取り外しの操作が容易であ
る。従って、同一種類の試験管立てのみを購入・保管し
ておくだけで任意の数に試験管の移送を簡便に行うこと
ができる。
により、試験管の数に応じて任意の数の試験管立てを強
固に連結することができ、運搬に便利である。しかも連
結機構が簡便で、連結及び取り外しの操作が容易であ
る。従って、同一種類の試験管立てのみを購入・保管し
ておくだけで任意の数に試験管の移送を簡便に行うこと
ができる。
【図１】本発明の試験管立ての斜視図である。
【図２】本発明の試験管立てを背面側から視た斜視図で
ある。
ある。
【図３】開口部分の拡大図である。
【図４】嵌合用突出部材部分の拡大図である。
１１ 試験管の保持部 １２ 台部 ３１ 開口 ３２ 挿入部 ３３ 嵌合部 ４１ 突出部材
Claims (3)
- 【請求項１】 台部の一方の長手側面に嵌合用突出部材
を有し、他方の長手側面にはこの突出部材と勘合する凹
部または開口を有し、前記嵌合用突出部材を凹部または
開口に勘合せしめることにより複数個連結可能とした試
験管立て。 - 【請求項２】 凹部または開口は嵌合用突出部材を挿入
してスライドすることにより、嵌合せしめるようにした
請求項１の試験管立て。 - 【請求項３】 嵌合用突出部材は断面がＬ字状である請
求項１の試験管立て。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35348896A JPH10174891A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 試験管立て |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35348896A JPH10174891A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 試験管立て |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10174891A true JPH10174891A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18431186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35348896A Pending JPH10174891A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 試験管立て |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10174891A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002346404A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-12-03 | Nippon Soda Co Ltd | 試験管ホルダー |
| WO2019048400A1 (en) * | 2017-09-06 | 2019-03-14 | Merck Patent Gmbh | FRAME FOR MAINTAINING FILTRATION SETS AND TEST UNIT FOR MICROBIOLOGICAL TESTING |
-
1996
- 1996-12-17 JP JP35348896A patent/JPH10174891A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002346404A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-12-03 | Nippon Soda Co Ltd | 試験管ホルダー |
| WO2019048400A1 (en) * | 2017-09-06 | 2019-03-14 | Merck Patent Gmbh | FRAME FOR MAINTAINING FILTRATION SETS AND TEST UNIT FOR MICROBIOLOGICAL TESTING |
| CN111065464A (zh) * | 2017-09-06 | 2020-04-24 | 默克专利股份公司 | 用于保持过滤组件的框架和用于微生物测试的测试单元 |
| JP2020532309A (ja) * | 2017-09-06 | 2020-11-12 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングＭｅｒｃｋ Ｐａｔｅｎｔ Ｇｅｓｅｌｌｓｃｈａｆｔ ｍｉｔ ｂｅｓｃｈｒａｅｎｋｔｅｒ Ｈａｆｔｕｎｇ | 微生物学的試験のための濾過アセンブリを保持するためのフレームおよび試験ユニット |
| CN111065464B (zh) * | 2017-09-06 | 2022-07-26 | 默克专利股份公司 | 用于保持过滤组件的框架和用于微生物测试的测试单元 |
| US11602754B2 (en) | 2017-09-06 | 2023-03-14 | Merck Patent Gmbh | Frame for holding filtration assemblies and testing unit for microbiological testing |
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