JPH0585441U - ビーカーホルダ - Google Patents

ビーカーホルダ

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JPH0585441U
JPH0585441U JP2409592U JP2409592U JPH0585441U JP H0585441 U JPH0585441 U JP H0585441U JP 2409592 U JP2409592 U JP 2409592U JP 2409592 U JP2409592 U JP 2409592U JP H0585441 U JPH0585441 U JP H0585441U
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JP
Japan
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beaker
window
water tank
annular body
lid
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Pending
Application number
JP2409592U
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English (en)
Inventor
昭三 伊東
千栄 上杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pola Chemical Industries Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Pola Chemical Industries Inc filed Critical Pola Chemical Industries Inc
Priority to JP2409592U priority Critical patent/JPH0585441U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビーカーを使用した反応実験を薬液の量に留
意することなく希望の温度条件下で行うことができ、ま
た反応中もビーカーを保持しながら薬剤の追加や攪拌等
の実験作業を容易に且つ安全に継続することができるよ
うにしたビーカーホルダを提供することを技術的課題と
する。 【構成】 箱体1に窓部2を有する蓋体3を設けて水槽
とし、前記窓部2からビーカー5を水槽内に垂下可能と
し、このビーカー5に、弾性を有する環状体6を着脱自
在に外嵌して前記窓部2の縁部でビーカー5を保持する
ように構成した。前記環状体は環の一部を切欠すること
により弾性が与えられているものとすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はビーカーを所定の温度に維持しておけるようにしたホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
化学反応試験においてビーカーを用いることがあるが、激しい発熱反応が起こ る場合にはこれを冷却する必要がある。
【0003】 また、実験中、反応温度を正確に維持したい場合には恒温槽を用いるが、箱内 にビーカーを収容する形式を採っているため大がかりなものになるとともに、薬 液を添加する等、実験を継続しながら使用することは困難である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この対策として浅い水槽中につけた状態で反応させることも考えられるが、 ビーカー内に充分な薬液がないとビーカーが浮き上がって転倒しまうこととなる ため、実際には煩雑な手間がかかり実験内容にも制約を受けることがある。
【0005】 また、この方法では、ビーカー底部が水槽中に着底してしまうため温度制御の 応答性が悪く、発熱反応等が必要以上に進行してしまう虞がある。 本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、ビーカーを使用した反応実験を薬 液の量に留意することなく希望の温度条件下で行うことができ、また反応中も薬 剤の追加等の実験を容易に継続することができ、併せてビーカーの底面を含め全 体を効果的に温度制御することができるようにしたビーカーホルダを提供するこ とを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記技術的課題を解決するために、以下のような構成とした。 即ち、箱体1に窓部2を有する蓋体3を設けて水槽4とする。
【0007】 そして、前記窓部2からビーカー5を水槽4内に垂下可能とし、このビーカー 5に、弾性を有する環状体6を着脱自在に外嵌して前記窓部2の縁部でビーカー 5を保持するように構成した。
【0008】 前記環状体は全体をゴム等の弾性体で形成することができ、また、合成樹脂製 として環の一部を切欠することにより弾性を与えたものとすることができる、と ともにビーカー外径のバラツキにも対処できる。
【0009】 なお、水槽内にはヒーターやペルチェ冷却板を設けて恒温槽とすることができ 、また、所定温度の湯水を循環させれば温度制御をより増強することができる。 なお、水槽内には湯水を満たすのが好適であるが、要するに熱媒体であれば良く 、不凍液等を用いることもできるのは勿論である。
【0010】
【作用】
ビーカー5の薬剤量に応じて環状体6を適当な位置に外嵌する。そして、ビー カー5を窓部2から水槽4内に垂下させる。このときビーカー5は環状体6が窓 部2の縁部で係止されることによって保持される。
【0011】 この状態でビーカー5は水中に浸漬され所定の温度に保持される。 なお、環状体6をビーカーに取り付けるときその高さを調整することによって 、ビーカーの湯水への浸漬深度を任意に設定することができる。
【0012】
【実施例】
本考案の実施例を図1ないし図3に基づいて説明する。 箱体1は金属板を曲げて形成 されており、内部に水を満たせるよう液密構造となっている。この箱体1の上面 には透明アクリル製の蓋体3が設けられ、これら箱体1と蓋体3とで水槽4が構 成されている。
【0013】 前記蓋体3には円形の窓部2が3箇所設けられている。この窓部2の内径はこ こに装着するビーカー5の外径よりも少許大きく形成されている。そして、この 窓部2からビーカー5を水槽4内に垂下することが可能となっている。
【0014】 このビーカー5には弾性を有する環状体6を着脱自在に外嵌できるようになっ ている。 この環状体6は合成樹脂製で、環の一部を切欠部6aで切り離して全体略「C 」字状に形成したものである。これをビーカーに装着する際はビーカーの底部側 からずらしながら行うのがよい。
【0015】 なお、この環状体6は全体をゴム等の弾性体で形成することもできる。 また、水槽4内にヒーターやペルチェ冷却板(図示せず)を設けて恒温槽とす ることができ、また、所定温度の湯水を循環させれば温度制御能力をより増強す ることができる。
【0016】 なお、水槽内には湯水を満たすのが好適であるが、要するに熱媒体であれば良 く、低温側を多用する実験では不凍液等を用いることもできる。 なお、水槽4は蓋体3を含めてすべて金属製としてもよく、あるいはすべて合 成樹脂製としてもよい。
【0017】 使用に際しては、ビーカー5の湯水への浸漬深度を概算し、それに合わせて環 状体6をビーカー5に取り付ける。そして、ビーカー5を窓部2から挿入する。 すると環状体6の下縁は段差を設けて6bとし前記窓部2の縁部2aに当接しビ ーカー5が保持される。 なお、ビーカー5の総重量に対して環状体6の取付位 置が上過ぎた場合でも、ビーカー5は窓部2内において安定的に浮上しているた め、環状体6の取付位置に厳密性を要求されることはない。
【0018】
【考案の効果】 本考案によれば、ビーカーに弾性を有する環状体を着脱自在に外嵌し、このビ ーカーを水槽の蓋体に設けた窓部から垂下させるようにしたので、ビーカーを希 望の深度で水中に浸漬することができ、化学実験を希望の温度条件下で行うこと ができる。またビーカーの底部は水槽の底部から浮くこととなるためビーカー全 体を効果的に温度制御することができる。
【0019】 なお、環状体のビーカーへの取付位置が不適正で浮力が大き過ぎた場合でもビ ーカーは窓部で保持されるため転倒する虞はない。このため薬液の量に留意する ことなく実験に専念することができる。
【0020】 さらに、ビーカーと窓部の間に、環状体の形状によりすき間がないので水槽内 の水蒸気による火傷等の危険性もなくビーカーを保持しながら薬剤の追加や攪拌 等の実験を容易に継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部断面図
【図2】本考案の一実施例を示す要部斜視図
【図3】本考案の一実施例を示す全体の斜視図
【符号の説明】
1・・箱体、 2・・窓部、 3・・蓋体、 4・・水槽、 5・・ビーカー、 6・・環状体。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱体に窓部を有する蓋体を設けて水槽とす
    るとともに、この窓部からビーカーを水槽内に垂下可能
    とし、このビーカーに、弾性を有する環状体を着脱自在
    に外嵌して前記窓部の縁部でビーカーを保持するように
    構成したことを特徴とするビーカーホルダ。
  2. 【請求項2】 前記水槽が金属製であることを特徴とす
    る請求項1記載のビーカーホルダ。
  3. 【請求項3】 前記環状体は環の一部を切欠することに
    より弾性が与えられていることを特徴とする請求項1記
    載のビーカーホルダ。
JP2409592U 1992-04-15 1992-04-15 ビーカーホルダ Pending JPH0585441U (ja)

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JP2409592U JPH0585441U (ja) 1992-04-15 1992-04-15 ビーカーホルダ

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JP2409592U JPH0585441U (ja) 1992-04-15 1992-04-15 ビーカーホルダ

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JPH0585441U true JPH0585441U (ja) 1993-11-19

Family

ID=12128821

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JP2409592U Pending JPH0585441U (ja) 1992-04-15 1992-04-15 ビーカーホルダ

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JP (1) JPH0585441U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002346404A (ja) * 2001-05-22 2002-12-03 Nippon Soda Co Ltd 試験管ホルダー
WO2022005243A1 (ko) * 2020-07-02 2022-01-06 최종율 중탕용 스탠드 및 이를 포함하는 중탕 시스템

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JP2002346404A (ja) * 2001-05-22 2002-12-03 Nippon Soda Co Ltd 試験管ホルダー
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