JP4780698B2 - 制振装置 - Google Patents

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Description

本発明は、制振装置に関し、より詳しくは、柱梁骨組の鉛直構面内にダンパを配設して成る制振装置に関する。
地震や風による建物の揺れを低減するための制振装置として、上側梁と、下側梁と、それら上側梁及び下側梁に接合した柱とで画成された柱梁骨組の鉛直構面内にダンパを配設し、鉛直構面の変形に伴う上側梁と下側梁との間の水平方向の相対変位をダンパに伝達するようにした制振装置がある。この種の制振装置は、従来より数多く提案されており、その一例としては、特開2004−218207号公報に記載されている制振装置などがある。同公報の制振装置は、ダンパの両端を鉛直構面の対角上に位置する2つの梁柱接合部に連結したものである。
特開2004−218207号公報
従来のこの種の制振装置の別の例として、本出願人が既に設計した制振装置があり、それを図3に示した。図3において、制振装置50はオイルダンパ58を備えており、このオイルダンパ58は、上側梁52と、下側梁54と、それら上側梁52及び下側梁54に接合した柱56a、56bとで画成された柱梁骨組の鉛直構面内に配設されている。制振装置50は更に、鉛直構面の変形に伴う上側梁52と下側梁54との間の水平方向の相対変位をオイルダンパ58に伝達するための連結構造体を備え、この連結構造体は、傾斜して延在する一対のブレース状部材60a、60bと、それらブレース状部材60a、60bの下端に固定接合された連結部材62とで構成されている。一対のブレース状部材60a、60bの上端は、上側梁52と柱56a、56bとの接合部に固定接合されている。オイルダンパ58は、そのシリンダ側の端部が、下側梁54に固定接合された支持部材64に取付けられたブラケット66にピン接合されており、また、そのピストンロッド側の端部が、連結部材62に取付けられたブラケット68にピン接合されている。
地震や風により建物に水平方向の剪断変形が生じたときには、鉛直構面の変形に伴う上側梁52と下側梁54との間の水平方向の相対変位(以下、「層間変形」という)が、ブレース状部材60a、60bと連結部材62とから成る連結構造体を介してオイルダンパ58に伝達される。オイルダンパ58におけるシリンダに対するピストンの移動量は、層間変形と同程度の大きさとなり、より厳密には、オイルダンパ58の反力によって生じる連結構造体の弾性変形の分だけ、層間変形より小さな大きさとなる。
オイルダンパ58の減衰能力は、そのシリンダに対するピストンの移動量に応じた大きさになる。しかるに、図3に示した従来の制振装置50では、そのシリンダに対するピストンの移動量が、層間変形と同程度の大きさとなり、従って、比較的小さな移動量にしかならない。そのため、大きな減衰能力を得ようとするならば、制振装置のダンパを大型のものとするか、或いは、多数の制振装置を建物に装備することが必要であり、いずれの場合も建物の計画上不利である。
本発明はかかる事情に鑑み成されたものであり、本発明の目的は、柱梁骨組の鉛直構面内にダンパを配設して成る制振装置において、従来の制振装置を使用した場合と比べて、より小型のダンパを用いた制振装置によって、また、より少数の制振装置を建物に装備するだけで、十分な制振能力が確保できるようにすることにある。
かかる目的を達成するため、本発明に係る制振装置は、上側梁と、下側梁と、前記上側梁及び前記下側梁に接合した柱とで画成された柱梁骨組の鉛直構面内にダンパを配設し、前記鉛直構面の変形に伴う前記上側梁と前記下側梁との間の水平方向の相対変位を前記ダンパに伝達するようにした制振装置において、上端部が前記上側梁の側に固定接合され、下端部にピン接合部を有する連結構造体と、一端部が前記下側梁の側にピン接合され、他端部が前記ダンパの一端にピン接合され、中間部が前記連結構造体の前記ピン接合部にピン接合されたてこ部材とを備え、前記ダンパの他端が、前記下側梁の側にピン接合されており、以上によって、前記鉛直構面の変形に伴う前記上側梁と前記下側梁との間の水平方向の相対変位を増幅して前記ダンパに伝達するようにし、前記連結構造体が、上端が前記上側梁の側に固定接合され、傾斜して延在する一対のブレース状部材と、前記一対のブレース状部材の下端に固定接合され、前記ピン接合部を有する連結部材とを含んでおり、前記鉛直構面の変形に伴い前記上側梁と前記下側梁との間に水平方向の相対変位が発生したときに、前記連結構造体が弾性変形することによって、前記連結部材の前記ピン接合部が、前記てこ部材の中間部の前記ピン接合部の円弧状揺動軌跡に従って移動するようにしたことを特徴とする。
また、本発明に係る制振装置は、上側梁と、下側梁と、前記上側梁及び前記下側梁に接合した柱とで画成された柱梁骨組の鉛直構面内にダンパを配設し、前記鉛直構面の変形に伴う前記上側梁と前記下側梁との間の水平方向の相対変位を前記ダンパに伝達するようにした制振装置において、下端部が前記下側梁の側に固定接合され、上端部にピン接合部を有する連結構造体と、一端部が前記上側梁の側にピン接合され、他端部が前記ダンパの一端にピン接合され、中間部が前記連結構造体の前記ピン接合部にピン接合されたてこ部材とを備え、前記ダンパの他端が、前記上側梁の側にピン接合されており、以上によって、前記鉛直構面の変形に伴う前記上側梁と前記下側梁との間の水平方向の相対変位を増幅して前記ダンパに伝達するようにし、前記連結構造体が、下端が前記下側梁の側に固定接合され、傾斜して延在する一対のブレース状部材と、前記一対のブレース状部材の上端に固定接合され、前記ピン接合部を有する連結部材とを含んでおり、前記鉛直構面の変形に伴い前記上側梁と前記下側梁との間に水平方向の相対変位が発生したときに、前記連結構造体が弾性変形することによって、前記連結部材の前記ピン接合部が、前記てこ部材の中間部の前記ピン接合部の円弧状揺動軌跡に従って移動するようにしたことを特徴とする。
本発明に係る制振装置によれば、てこ部材を用いて、鉛直構面の変形に伴う上側梁と下側梁との間の水平方向の相対変位を増幅してダンパに伝達するようにしたため、建物に作用する外力により発生した層間変形が増幅されてダンパに伝達される。そのため、従来の制振装置を使用した場合と比べて、より小型のダンパを用いた制振装置によって、また、より少数の制振装置を建物に装備するだけで、十分な制振能力が確保できるという効果が得られる。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照しつつ詳細に説明して行く。図1は本発明の好適な実施の形態に係る制振装置を示した図であり、図2は図1の制振装置の動作状態を示した図である。
図1において、制振装置10は、柱梁骨組を有する建物に地震や風などの外力が作用して生じた振動を吸収して抑制するための装置であり、上側梁12と、下側梁14と、それら上側梁12及び下側梁14に接合した柱16a、16bとで画成された柱梁骨組の鉛直構面内に、オイルダンパ18を配設して成るものである。制振装置10は更に、建物に外力が作用して鉛直構面が変形したときに、その鉛直構面の変形に伴う上側梁12と下側梁14との間の水平方向の相対変位(以下、「層間変形」という)を増幅してオイルダンパ18に伝達するための、相対変位増幅伝達機構を備えており、この相対変位伝達機構もまた、鉛直構面内に配設されている。
図1に示したように、相対変位増幅伝達機構は、連結構造体20と、てこ部材22とを備えている。連結構造体20は、その上端部が上側梁12の側に固定接合されており、下端部にピン接合部を有する。てこ部材22は、その一端部が下側梁14の側にピン接合され、他端部がオイルダンパ18の一端にピン接合され、中間部が連結構造体のピン接合部にピン接合されている。
更に詳しく説明すると、連結構造体20は、一対のブレース状部材24a、24bと、それらブレース状部材24a、24bの下端に固定接合された連結部材26とで構成されており、一対のブレース状部材24a、24bは、それらの上端が、上側梁12と柱16a、16bとの接合部に固定接合され、傾斜して延在している。尚、ブレース状部材24a、24bの上端は、上側梁12の側の任意の箇所に固定接合すればよく、例えば、上側梁12に固定接合してもよく、また、上側梁12と柱16a、16bとの接合部の近傍において柱16a、16bに固定接合してもよい。連結部材26は、その一端にブラケット28を備えており、このブラケット28に設けられたピン接合部が、上述した連結構造体20の下端部のピン接合部を構成している。
下側梁14の上面には、ブラケット30が固定接合されており、このブラケット30に設けられたピン接合部に、てこ部材22の下端部のピン接合部がピン接合されることによって、てこ部材22の下端部が下側梁14の側にピン接合されている。これにより、てこ部材22は、その下端部のピン接合部を中心として鉛直構面内で揺動可能となっている。尚、ブラケット30は、下側梁14の側の任意の箇所に固定接合すればよく、例えば、下側梁14と柱16a、16bとの接合部に固定接合してもよく、また、下側梁14と柱16a、16bとの接合部の近傍において柱16a、16bに固定接合してもよい。
てこ部材22の中間部のピン接合部は、連結構造体20の下端部に取付けられたブラケット28のピン接合部にピン接合されている。また、てこ部材22の上端部のピン接合部は、オイルダンパ18のピストンロッド側の端部にピン接合されている。てこ部材22の上端部、下端部、及び中間部の夫々のピン接合点は一直線上に位置しており、下端部のピン接合点から上端部のピン接合点までの距離は、下端部のピン接合点から中間部のピン接合点までの距離のα倍(α>1)であり、以上によって、この制振装置10のてこ機構が構成されている。
下側梁14の上面には更に、ブラケット32が取付けられた支持部材34が固定接合されている。このブラケット32のピン接合部に、オイルダンパ18のシリンダ側の端部がピン接合されており、これにより、オイルダンパ18のシリンダ側の端部が、下側梁14の側にピン接合されている。尚、ブラケット32及び支持部材34は、下側梁14の側の任意の箇所に固定接合すればよく、例えば、下側梁14と柱16a、16bとの接合部に固定接合してもよく、また、下側梁14と柱16a、16bとの接合部の近傍において柱16a、16bに固定接合してもよい。以上によってオイルダンパ18は、略々水平に延在する姿勢で鉛直構面内に取付けられている。
図2は、地震や風などの外力によって柱梁骨組に層間変形δが生じた場合の状況を示している。このとき、連結構造体20の下端部と、下側梁14との間には、水平方向の相対変位δ’が生じる。この相対変位δ’が、揺動するてこ部材22によってα・δ’に増幅されて、オイルダンパ18のピストンロッドに伝達される。同時に、連結構造体20の下端部には、てこ部材22から、オイルダンパ18が発生する反力のα倍の大きさの水平方向の力が作用する。この水平方向の力により、連結構造体20のブレース状部材24a、24bが弾性変形して撓むため、相対変位δ’は、層間変形δよりも、その弾性変形の分だけ小さくなる。また、てこ部材22が揺動するときの、このてこ部材22の中間部のピン接合点の揺動軌跡と、連結構造体20の下端部のピン接合部の本来の(即ち、そのピン接合部が、てこ部材22にピン結合されていなかったならばたどったはずの)移動軌跡との間には、僅かなずれが存在するが、この移動軌跡のずれもブレース状部材24a、24bの弾性変形によって吸収される。即ち、層間変形δが生じたときには、連結構造体20のブレース状部材24a、24bが弾性変形することによって、連結部材26の下端部のピン接合部が、てこ部材22の中間部のピン接合部の円弧状揺動軌跡に従って移動するようにしてある。
本発明は、以上に説明した実施の形態の上下を逆転させた形態として実施することも可能である。即ち、上述した実施の形態においては、相対変位増幅伝達機構を構成している連結構造体20は、上端部が上側梁の側に固定接合され、下端部にピン接合部を有するものであった。また、同じくてこ部材22は、一端部が下側梁の側にピン接合され、他端部がダンパの一端にピン接合され、中間部が連結構造体のピン接合部にピン接合されたものであった。また、ダンパ18の他端が下側梁の側にピン接合されていた。更に、連結構造体は、上端が上側梁の側に固定接合され、傾斜して延在する一対のブレース状部材と、それら一対のブレース状部材の下端に固定接合され、ピン接合部を有する連結部材とから成っていた。そして、層間変形が発生したときには、連結構造体が弾性変形することによって、連結部材のピン接合部が、てこ部材の中間部のピン接合部の円弧状揺動軌跡に従って移動するようになっていた。これに対して、以上の構成の上下を逆転させた形態とした場合には、相対変位増幅伝達機構の連結構造体は、下端部が下側梁の側に固定接合され、上端部にピン接合部を有するものとなる。また、てこ部材は、一端部が上側梁の側にピン接合され、他端部がダンパの一端にピン接合され、中間部が連結構造体のピン接合部にピン接合されたものとなる。また、ダンパの他端が上側梁の側にピン接合されたものとなる。更に、その場合の連結構造体は、下端が下側梁の側に固定接合され、傾斜して延在する一対のブレース状部材と、それら一対のブレース状部材の上端に固定接合された、ピン接合部を有する連結部材とから成るものとなる。そして、層間変形が発生したときには、連結構造体が弾性変形することによって、連結部材のピン接合部が、てこ部材の中間部の円弧状揺動軌跡に従って移動するものとなる。
また、上述した実施の形態においては、制振装置10のダンパとしてオイルダンパ18を使用していたが、オイルダンパ以外の各種ダンパを使用して上述した実施の形態と同様の構成の制振装置を構築することも可能である。ダンパの種類に応じててこ部材22のαの値を適切に設定することにより、優れた制振性能を備えた制振装置を設計することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明に係る制振装置によれば、建物に作用する外力により発生した層間変形が増幅されてダンパに伝達されるため、従来の制振装置を使用した場合と比べて、より小型のダンパを用いた制振装置によって、また、より少数の制振装置を建物に装備するだけで、十分な制振能力が確保できるという効果が得られる。
更に、外力による鉛直構面の変形に伴う上側梁と下側梁との間の水平方向の相対変位を増幅してダンパに伝達する機構を、上側梁または下側梁に固定接合した連結構造体と、下側梁または上側梁にピン接合したてこ部材とで構成すれば、ダンパに伝達される上下の梁の間の相対変位の増幅度を実質的に一定とすることができ、それによって優れた制振性能が得られる。
本発明の好適な実施の形態に係る制振装置を示した図である。 図1の制振装置の動作状態を示した図である。 従来の制振装置を示した図である。
符号の説明
10……制振装置、12……上側梁、14……下側梁、16a……柱、16b……柱、18……オイルダンパ、20……連結構造体、22……てこ部材、24a……ブレース状部材、24b……ブレース状部材、26……連結部材、28……ブラケット、30……ブラケット、32……ブラケット、34……支持部材。

Claims (2)

  1. 上側梁と、下側梁と、前記上側梁及び前記下側梁に接合した柱とで画成された柱梁骨組の鉛直構面内にダンパを配設し、前記鉛直構面の変形に伴う前記上側梁と前記下側梁との間の水平方向の相対変位を前記ダンパに伝達するようにした制振装置において、
    上端部が前記上側梁の側に固定接合され、下端部にピン接合部を有する連結構造体と、
    一端部が前記下側梁の側にピン接合され、他端部が前記ダンパの一端にピン接合され、中間部が前記連結構造体の前記ピン接合部にピン接合されたてこ部材とを備え、
    前記ダンパの他端が、前記下側梁の側にピン接合されており、
    以上によって、前記鉛直構面の変形に伴う前記上側梁と前記下側梁との間の水平方向の相対変位を増幅して前記ダンパに伝達するようにし、
    前記連結構造体が、
    上端が前記上側梁の側に固定接合され、傾斜して延在する一対のブレース状部材と、
    前記一対のブレース状部材の下端に固定接合され、前記ピン接合部を有する連結部材とを含んでおり、
    前記鉛直構面の変形に伴い前記上側梁と前記下側梁との間に水平方向の相対変位が発生したときに、前記連結構造体が弾性変形することによって、前記連結部材の前記ピン接合部が、前記てこ部材の中間部の前記ピン接合部の円弧状揺動軌跡に従って移動するようにした、
    ことを特徴とする制振装置。
  2. 上側梁と、下側梁と、前記上側梁及び前記下側梁に接合した柱とで画成された柱梁骨組の鉛直構面内にダンパを配設し、前記鉛直構面の変形に伴う前記上側梁と前記下側梁との間の水平方向の相対変位を前記ダンパに伝達するようにした制振装置において、
    下端部が前記下側梁の側に固定接合され、上端部にピン接合部を有する連結構造体と、
    一端部が前記上側梁の側にピン接合され、他端部が前記ダンパの一端にピン接合され、中間部が前記連結構造体の前記ピン接合部にピン接合されたてこ部材とを備え、
    前記ダンパの他端が、前記上側梁の側にピン接合されており、
    以上によって、前記鉛直構面の変形に伴う前記上側梁と前記下側梁との間の水平方向の相対変位を増幅して前記ダンパに伝達するようにし、
    前記連結構造体が、
    下端が前記下側梁の側に固定接合され、傾斜して延在する一対のブレース状部材と、
    前記一対のブレース状部材の上端に固定接合され、前記ピン接合部を有する連結部材とを含んでおり、
    前記鉛直構面の変形に伴い前記上側梁と前記下側梁との間に水平方向の相対変位が発生したときに、前記連結構造体が弾性変形することによって、前記連結部材の前記ピン接合部が、前記てこ部材の中間部の前記ピン接合部の円弧状揺動軌跡に従って移動するようにした、
    ことを特徴とする制振装置。
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