JP4780697B2 - トナーカートリッジ - Google Patents
トナーカートリッジ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4780697B2 JP4780697B2 JP2005050025A JP2005050025A JP4780697B2 JP 4780697 B2 JP4780697 B2 JP 4780697B2 JP 2005050025 A JP2005050025 A JP 2005050025A JP 2005050025 A JP2005050025 A JP 2005050025A JP 4780697 B2 JP4780697 B2 JP 4780697B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- screw
- conveying screw
- toner conveying
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
画像形成装置における現像装置へトナーを補給するトナーカートリッジであり、
トナーを貯蔵するトナー貯蔵部と、
トナーを前記現像装置へ補給するトナー補給口部と、
前記トナー貯蔵部に連設され、該トナー貯蔵部に貯蔵されたトナーを前記トナー補給口部へ搬送するトナー搬送スクリュー部と、
前記トナー貯蔵部に貯蔵されたトナーの状態を変動させるトナー状態可変部材とを有しており、
前記トナー搬送スクリュー部は、前記トナー貯蔵部の下部に臨む位置に配置されており、スクリュー軸に螺旋羽根を周設してなるトナー搬送スクリューを含んでいるとともに該トナー搬送スクリュー外径と略同サイズの内径を有して該トナー搬送スクリューの片側端部を囲繞するトナー搬送路を含んでおり、
前記トナー補給口部は該トナー搬送路に設けられており、
前記トナー状態可変部材は、上下方向に延びるとともに前記トナー搬送スクリューのスクリュー軸方向に延びる可撓性を有する板状部材であり、前記トナー貯蔵部内で前記トナー搬送スクリュー部より上側位置において上端部で片持ち支持され、下部の自由下端部が該トナー搬送スクリュー部におけるトナー搬送スクリューの螺旋羽根に接触可能な位置に延びて該トナー搬送スクリューのスクリュー軸の長手方向に、且つ、該トナー搬送スクリューの前記トナー搬送路で囲繞された部分以外の部分のスクリュー軸長手方向長にわたって、予め定めたピッチ配列状態で延在する複数個の被加振部を提供しており、該被加振部が該トナー搬送スクリューの回転に伴って該トナー搬送スクリューの螺旋羽根に接触駆動されて振動することで前記トナー貯蔵部に貯蔵されたトナー状態を変動させる部材であり、前記被加振部を含む自由下端部において振動振幅が最大となる部材であり、
前記トナー貯蔵部は、前記トナー搬送スクリュー部における前記トナー搬送スクリューのスクリュー軸と平行な、互いに対向する二つの内面を有しており、前記現像装置へトナー補給可能に装着された状態において、該内面のうち一方は前記トナー搬送スクリュー部へ向け垂直姿勢で下降して、前記トナー搬送スクリューを下方から覆うスクリューケースへ続き、前記内面のうち他方は垂直に対して角度をなして傾斜下降して該スクリューケースへ続き、前記上端部で片持ち支持された前記トナー状態可変部材は前記傾斜した内面の上側に配置されているトナーカートリッジを提供する。
該トナー状態可変部材は、その振動周期及び振動時比率がトナー搬送スクリューの螺旋羽根ピッチにより、振動振幅がトナー搬送スクリューの螺旋羽根外径により制御可能である。
さらに、上記のとおり、トナー状態可変部材は、その振動周期及び振動時比率がトナー搬送スクリューの螺旋羽根ピッチにより、振動振幅がトナー搬送スクリューの螺旋羽根外径により制御可能であるから、トナーの状態を効率よく変動させ、現像装置へのトナーの円滑にして精度のよい補給を可能ならしめることができる。
これらにより、固化したトナーを嵩密度の高い固化状態から、現像装置へ円滑に供給し得る状態へ緩やかに変化させることができ、この点でも、トナー状態を低トルクで効率よく変動させることができる。
この場合、トナー搬送路はトナー搬送スクリューの螺旋羽根ピッチより長くすることができる。かかるトナー搬送路を採用すると、該トナー搬送路の内壁面とトナー搬送スクリューとの間にあるトナーは一定量となり、現像装置へのトナー補給精度が一層向上する。
前記のトナー補給口部3はこのトナー搬送路22の下部に設けられており、シャッタ31で開閉可能である。このシャッタ31はトナーカートリッジTCを現像装置に装着したとき、このトナー補給口部3から現像装置へトナー補給可能に開かれるようになっている。なお、図示のトナーカートリッジTCは、現像装置へ装着したときと同じ姿勢状態で示してある。トナー搬送スクリュー23の軸231は実質上水平姿勢にある。
かくして、トナー貯蔵部1内に貯蔵されるトナーT(図7参照)はトナー搬送スクリュー部2、さらに言えば、そのトナー搬送スクリュー23へ向かって落下可能である。
T1=(1/θ)×(A/C)
また、振動時比率(T2/T1)は以下の式で表される。
(T2/T1)=(B/C)
さらに、トナー状態可変部材4の形状等と、トナー搬送スクリュー23(スクリューの螺旋羽根ピッチCや螺旋羽根外径D等)などとの関係に応じて、トナー状態可変部材4の振動周期及び振動時比率並びに振幅を、トナー状態の効率のよい変動、現像装置へのトナーTの円滑にして精度のよい補給を可能ならしめるように制御できる。また、トナー搬送路22の採用により、トナーTを定量で補給でき、濃淡変化の顕著な写真画像や、カラー画像に対してもトナー補給を精度よく行える。
トナー搬送スクリュー23:長さ 460mm
スクリューピッチ 18mm
スクリュー外径D=14mm
回転速度θ=45rpm
トナー状態可変部材4:高さ 51mm
下端部42のスクリュー軸長手方向の長さ 400mm
被加振部422の幅B=9mm、ピッチA=18mm
振動周期T1=1.33秒
振動時比率(T2/T1)は50%
最大振幅L1=5mm
トナー搬送スクリュー23:長さ 460mm
スクリューピッチ 18mm
スクリュー外径D=14mm
回転速度θ=45rpm
トナー状態可変部材4:高さ 51mm
下端部42のスクリュー軸長手方向の長さ 400mm
被加振部422の幅B=6mm、ピッチA=18mm
振動周期T1=1.33秒
振動時比率(T2/T1)は33%
最大振幅L1=8mm
振動時比率や振幅の最適条件は、トナー状態可変部材4の片持ち位置等に関係するトナー貯蔵部1の形状等によっても異なってくるため、予めの実験評価により最適化できる条件を求め、その条件に設定すればよい。
本発明に係るトナーカートリッジTC 29mNm 31mNm 71mNm
従来のトナーカートリッジ 54mNm 69mNm 206mNm
1 トナー貯蔵部
11、12、13、14 トナー貯蔵部の壁体内面
α、β 壁体内面の傾斜角度
2 トナー搬送スクリュー部
21 スクリューケース
211 スクリューケース端壁
22 トナー搬送路
220 トナー搬送路入口
221 トナー搬送路端壁
23 トナー搬送スクリュー
231 スクリュー軸
232 螺旋羽根
233 カップリングギア
C 螺旋羽根ピッチ(スクリューピッチ)
D スクリュー外径(螺旋羽根外径)
3 トナー補給口部
31 シャッタ
4 トナー状態可変部
41 部材4の上端部
42 部材4の下端部
421 切欠部
422 被加振部
A 被加振部の配列ピッチ
B 被加振部の幅
P1 部材4の振幅原点
P2 部材4の最大振幅点
T1 振動周期
T2 最大振幅時間
L1 最大振幅
L2 上部の振幅
5 操作部
T トナー
Claims (2)
- 画像形成装置における現像装置へトナーを補給するトナーカートリッジであり、
トナーを貯蔵するトナー貯蔵部と、
トナーを前記現像装置へ補給するトナー補給口部と、
前記トナー貯蔵部に連設され、該トナー貯蔵部に貯蔵されたトナーを前記トナー補給口部へ搬送するトナー搬送スクリュー部と、
前記トナー貯蔵部に貯蔵されたトナーの状態を変動させるトナー状態可変部材とを有しており、
前記トナー搬送スクリュー部は、前記トナー貯蔵部の下部に臨む位置に配置されており、スクリュー軸に螺旋羽根を周設してなるトナー搬送スクリューを含んでいるとともに該トナー搬送スクリュー外径と略同サイズの内径を有して該トナー搬送スクリューの片側端部を囲繞するトナー搬送路を含んでおり、
前記トナー補給口部は該トナー搬送路に設けられており、
前記トナー状態可変部材は、上下方向に延びるとともに前記トナー搬送スクリューのスクリュー軸方向に延びる可撓性を有する板状部材であり、前記トナー貯蔵部内で前記トナー搬送スクリュー部より上側位置において上端部で片持ち支持され、下部の自由下端部が該トナー搬送スクリュー部におけるトナー搬送スクリューの螺旋羽根に接触可能な位置に延びて該トナー搬送スクリューのスクリュー軸の長手方向に、且つ、該トナー搬送スクリューの前記トナー搬送路で囲繞された部分以外の部分のスクリュー軸長手方向長にわたって、予め定めたピッチ配列状態で延在する複数個の被加振部を提供しており、該被加振部が該トナー搬送スクリューの回転に伴って該トナー搬送スクリューの螺旋羽根に接触駆動されて振動することで前記トナー貯蔵部に貯蔵されたトナー状態を変動させる部材であり、前記被加振部を含む自由下端部において振動振幅が最大となる部材であり、
前記トナー貯蔵部は、前記トナー搬送スクリュー部における前記トナー搬送スクリューのスクリュー軸と平行な、互いに対向する二つの内面を有しており、前記現像装置へトナー補給可能に装着された状態において、該内面のうち一方は前記トナー搬送スクリュー部へ向け垂直姿勢で下降して、前記トナー搬送スクリューを下方から覆うスクリューケースへ続き、前記内面のうち他方は垂直に対して角度をなして傾斜下降して該スクリューケースへ続き、前記上端部で片持ち支持された前記トナー状態可変部材は前記傾斜した内面の上側に配置されていることを特徴とするトナーカートリッジ。 - 前記トナー搬送スクリュー部のトナー搬送路は前記トナー搬送スクリューの螺旋羽根ピッチより長い請求項1記載のトナーカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005050025A JP4780697B2 (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | トナーカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005050025A JP4780697B2 (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | トナーカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006235255A JP2006235255A (ja) | 2006-09-07 |
JP4780697B2 true JP4780697B2 (ja) | 2011-09-28 |
Family
ID=37042968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005050025A Expired - Fee Related JP4780697B2 (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | トナーカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4780697B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220308497A1 (en) * | 2021-03-26 | 2022-09-29 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Powder transport device, powder container, powder supply device, and powder utilization apparatus |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008112006A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Kyocera Mita Corp | 現像装置およびこれを備えた画像形成装置 |
JP4322931B2 (ja) * | 2007-03-06 | 2009-09-02 | シャープ株式会社 | 現像装置及び画像形成装置 |
JP4560566B2 (ja) | 2008-04-03 | 2010-10-13 | シャープ株式会社 | トナーホッパ、現像ユニット、画像形成装置 |
JP5282298B2 (ja) * | 2008-08-28 | 2013-09-04 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP5017404B2 (ja) * | 2010-03-16 | 2012-09-05 | シャープ株式会社 | トナー排出機構、トナーカートリッジ及びトナーカートリッジを用いた画像形成装置 |
CN106873329A (zh) * | 2017-01-21 | 2017-06-20 | 珠海好印宝打印耗材有限公司 | 一体化渐缩推进螺旋杆送粉结构 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6221178A (ja) * | 1985-07-22 | 1987-01-29 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 現像装置 |
JPH0251367U (ja) * | 1988-10-04 | 1990-04-11 | ||
JP2768728B2 (ja) * | 1989-04-13 | 1998-06-25 | 株式会社東芝 | トナー収容容器 |
JP2957376B2 (ja) * | 1993-03-25 | 1999-10-04 | 株式会社日立製作所 | 現像装置 |
-
2005
- 2005-02-25 JP JP2005050025A patent/JP4780697B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220308497A1 (en) * | 2021-03-26 | 2022-09-29 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Powder transport device, powder container, powder supply device, and powder utilization apparatus |
US11561488B2 (en) * | 2021-03-26 | 2023-01-24 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Powder transport device, powder container, powder supply device, and powder utilization apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006235255A (ja) | 2006-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4780697B2 (ja) | トナーカートリッジ | |
JP5387980B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2007156355A (ja) | 現像装置およびそれを備える画像形成装置 | |
JP4728887B2 (ja) | 現像装置 | |
JP2007108631A (ja) | トナー補給装置、トナー搬送装置および画像形成装置 | |
US8989632B2 (en) | Toner anti-bridging agitator for an image forming device | |
JP4731959B2 (ja) | 現像装置 | |
JP4677243B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6128428B2 (ja) | トナー補給装置及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP4570514B2 (ja) | 現像装置 | |
JP4897372B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP4943698B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP4557727B2 (ja) | 現像剤収納容器、現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 | |
JP6204387B2 (ja) | 現像剤収容容器、および、これを備えた画像形成装置 | |
JP4537258B2 (ja) | 現像装置 | |
JP4603418B2 (ja) | 現像装置 | |
JP4522455B2 (ja) | トナー補給装置および画像形成装置 | |
JP2000275939A (ja) | 現像装置 | |
JP4534540B2 (ja) | 現像装置 | |
JP4505282B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JPH0915957A (ja) | 現像剤供給装置 | |
JP2006220817A (ja) | 現像装置 | |
JP2001255729A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4527443B2 (ja) | 現像装置 | |
US6567636B1 (en) | Toner cartridge with a toner stirring mechanism |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060922 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090210 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090410 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090630 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090828 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100208 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20100215 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20100409 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110408 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110701 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4780697 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |