JP4780432B2 - 化粧料容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は口紅容器のような化粧料容器に関し、とくに容器本体に嵌合するキャップの内側にインナーキャップを備えた化粧料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の化粧料容器は回転する操作筒体の上端部に一体に固着する中具を有する。中具は、固定した本体に対し回転しつつ固定した本体を支える。口紅を収容する化粧料ホルダは垂直方向にスライドして本体内に収容される。そして中具の上部に環状突部を設け、この環状突部に対応する環状凹部をインナーキャップに設け、両者を嵌合する。
【0003】
しかしこれによると、中具の環状突部とインナーキャップの環状凹部の位置合せがむずかしくズレを生じることがある。即ち、インナーキャップのキャップへの挿入は組立においてばら付くことがあるためである。
【0004】
また、インナーキャップの環状凹部の成形は難しいという問題があった。即ち、成形条件によりインナーキャップの全長が長くなったり短くなったりすることがあり、このような場合、環状凹部の寸法も区々となり、容器の気密性に悪影響を及ぼすのである。また環状凹部は非常に小さい溝からなるため成形条件によってはバリを生ずる。さらにインナーキャップの端面から短い距離に環状凹部を設けるとキャップが容器から遊離(いわゆる「浮き」)し易く、反対にこの距離が長いとキャップが容器に入り込み過ぎ、いずれにしても良好な嵌合状態を得ることができない。また容器の浮きが生ずると、容器の気密性は不良となる。最近の化粧料は揮発性の物質からなる成分(揮発性成分)が多く、閉蓋が完全になされないと変質の原因となる。
【0005】
また従来、容器の気密性の保持を優先すると応々にしてキャップ嵌合における円滑性を犠牲にすることが多かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
よって、本願発明の目的は従来の化粧料容器の欠点を解消することである。
【0007】
本願発明の他の目的は、キャップ嵌合時の気密性に優れた新しい構造の化粧料容器を供することである。
【0008】
また、従来両立するのが困難であった容器の気密性の保持とキャップ嵌合における円滑性を同時に達成する容器を供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本願発明による化粧料容器は、環状突部を備えた中具及び該環状突部に係合するインナーキャップを備えたキャップからなる化粧料容器であって、該インナーキャップは他の部分より肉厚とした上部肉厚部及び下部肉厚部を環状に設けるとともに該上部肉厚部及び下部肉厚部の間に弾性力のある弾性部を設け、該弾性部は上記中具が上記キャップに嵌合される際に上記環状突部と気密に密着するために変形され、上記下部肉厚部は断続的に設けられ上記キャップが上記中具から脱落するのを防止する第一のストッパとして作用し、上記上部肉厚部は無端状に設けられ上記中具が上記キャップへ過度に挿入されるのを防止する第二のストッパとして作用することを特徴とする。
また、請求項1記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部はインナーキャップの外周に環状に設けられる帯状部と、該帯状部の間に点状に設けられる点状部とからなることを特徴とする。
また、請求項2記載の化粧料容器において、上記点状部を帯状部の間に複数個配設することを特徴とする。
また、請求項2記載の化粧料容器において、上記点状部を帯状部の間に1個設けることを特徴とする。
また、請求項1記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部はインナーキャップの外周に環状に設けられる帯状部と、該帯状部を連結する帯状部より細い連結リブとからなることを特徴とする。
また、請求項5記載の化粧料容器において、上記連結リブを帯状部の間に複数個配設することを特徴とする。
また、請求項5記載の化粧料容器において、上記連結リブを帯状部の間に1個設けることを特徴とする。
また、請求項1記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部はインナーキャップの外周に環状に設けられる帯状部と、該帯状部を連結する帯状部と同幅の連結部とからなることを特徴とする。
また、請求項8記載の化粧料容器において、上記連結部は下部が傾斜状に切欠したことを特徴とする。
また、請求項8記載の化粧料容器において、上記連結部は下部が弯曲状に切欠したことを特徴とする。
また、請求項8記載の化粧料容器において、上記連結部は下部がS字状に切欠したことを特徴とする。
また、請求項5記載の化粧料容器において、上記連結リブの上方及び下方にリブを設けたことを特徴とする。
また、請求項8記載の化粧料容器において、上記連結部の上方及び下方にリブを設けたことを特徴とする。
また、請求項1記載の化粧料容器において、上記弾性部は中央部分のみ若干肉薄にすることを特徴とする。
また、請求項1記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部より下端部まで突条部が形成されることを特徴とする。
また、環状突部を備えた中具及び該環状突部に係合するインナーキャップを備えたキャップからなる化粧料容器であって、該インナーキャップは他の部分より肉厚とした上部肉厚部及び下部肉厚部を環状に設けるとともに該上部肉厚部及び下部肉厚部の間に弾性力のある弾性部を設け、該弾性部は上記中具が上記キャップに嵌合される際に上記環状突部と気密に密着するために変形され、上記下部肉厚部は横断面波動状に形成され上記キャップが上記中具から脱落するのを防止する第一のストッパとして作用し、上記上部肉厚部は無端状に設けられ上記中具が上記キャップへ過度に挿入されるのを防止する第二のストッパとして作用することを特徴とする。
また、請求項16記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部は横断面の外郭線が同一周期のわん曲線として形成されることを特徴とする。
また、請求項16記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部は横断面の外郭線が同一周期の屈曲線として形成されることを特徴とする。
また、請求項16記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部は横断面の外郭線が同一形状の弧の連続線として形成されることを特徴とする。
また、請求項16記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部より下端部まで突条部が形成されることを特徴とする。
また、請求項20記載の化粧料容器において、上記突状部が山部より設けられることを特徴とする。
また、請求項20記載の化粧料容器において、上記突状部が谷部より設けられることを特徴とする。
また、環状突部を備えた中具及び該環状突部に係合するインナーキャップを備えたキャップからなる化粧料容器であって、該インナーキャップは他の部分より肉厚とした上部肉厚部及び下部肉厚部を環状に設けるとともに該上部肉厚部及び下部肉厚部の間に弾性力のある弾性部を設け、該弾性部は上記中具が上記キャップに嵌合される際に上記環状突部と気密に密着するために変形され、上記下部肉厚部より下端部まで突条部が形成され、上記下部肉厚部は横断面円形状に形成され上記キャップが上記中具から脱落するのを防止する第一のストッパとして作用し、上記上部肉厚部は無端状に設けられ上記中具が上記キャップへ過度に挿入されるのを防止する第二のストッパとして作用することを特徴とする。
また、請求項16又は請求項23記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部が無端状に設けられることを特徴とする。
また、請求項16又は請求項23記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部が断続的に設けられることを特徴とする。
また、請求項25記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部はインナーキャップの外周に環状に設けられる帯状部と、該帯状部の間に点状に設けられる点状部とからなることを特徴とする。
また、請求項26記載の化粧料容器において、上記点状部を帯状部の間に複数個配設することを特徴とする。
また、請求項26記載の化粧料容器において、上記点状部を帯状部の間に1個設けることを特徴とする。
また、請求項25記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部はインナーキャップの外周に環状に設けられる帯状部と、該帯状部を連結する帯状部より細い連結リブとからなることを特徴とする。
また、請求項29記載の化粧料容器において、上記連結リブを帯状部の間に複数個設けることを特徴とする。
また、請求項29記載の化粧料容器において、上記連結リブを帯状部の間に1個設けることを特徴とする。
また、請求項25記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部はインナーキャップの外周に環状に設けられる帯状部と、該帯状部を連結する帯状部と同幅の連結部とからなることを特徴とする。
また、請求項32記載の化粧料容器において、上記連結部は下部が傾斜状に切欠したことを特徴とする。
また、請求項32記載の化粧料容器において、上記連結部は下部が弯曲状に切欠したことを特徴とする。
また、請求項32記載の化粧料容器において、上記連結部は下部がS字状に切欠したことを特徴とする。
また、請求項29記載の化粧料容器において、上記連結リブの上方及び下方にリブを設けたことを特徴とする。
また、請求項32記載の化粧料容器において、上記連結部の上方及び下方にリブを設けたことを特徴とする。
また、請求項16又は請求項23記載の化粧料容器において、上記弾性部は中央部分のみ若干肉薄にすることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本願発明による化粧料容器の第一の実施形態を示す。図1及び図2において、片側は軸状の第1の垂直面に沿って切断され、もう片側は第1の面と直交する第2の垂直面に沿って切断されており、図1は不完全に蓋をした状態、図2は完全に蓋をした状態である。化粧料容器10は、固定した本体1と、本体1に摺嵌され口紅のような棒状の化粧料(図示省略)を収容する化粧料ホルダ3と、本体1を収容する回転可能な操作筒体4と、操作筒体4の周囲に一体に嵌着するケーシング9と、操作筒体4の上端部の上に一体に嵌着される中具7と、該中具7の上に機械的に適合可能なキャップ11とからなる。本体1は軸方向に沿って向い合う一対の長孔2を有する。該長孔2を通して化粧料ホルダ3の外周壁に突設した向い合う一対の係合突起6、6を操作筒体4の内面に螺旋状に設けた螺旋溝5に係合する。このようにして固定した本体1内にある化粧料ホルダ3は操作筒体4及びケーシング9の回転により昇降自在となっている。上記中具7は上部に無端状の環状突部8を有する。
【0011】
キャップ11は内側に樹脂製のインナーキャップ12を備える。該インナーキャップ12は内周面を実質上断面円形に形成し、上記キャップ11に頂上部13及び先端部14にて固着される。該先端部14は弾力性をもたせるため外側に拡開してある。上記インナーキャップ12の外周壁には下部肉厚部16と上部肉厚部17を間隔を空けて上記環状突部8の突出方向に突設し、両者の間に弾性部15を形成する。本実施の形態においては、下部肉厚部16、上部肉厚部17は平らな内周面と実質上断面方形状の外側突起部とにより形成される。上部肉厚部17は無端状に設けられる。インナーキャップ12の下部肉厚部16の下方に位置する部分の内周壁の全周にはぎざぎざした内面18を形成する。
【0012】
図3以下に基づき上記下部肉厚部16の構成を詳しく説明する。図3は本願発明の第1実施例を示し、上記下部肉厚部16はインナーキャップ12の外周を3等分したところに環状に設けられる3本の帯状部161と、該帯状部161の間に点状に3個ずつ設けられる点状部162とからなる。上記点状部162は帯状部161より小の高さとされ、右肩上がりに直線上に配設される。また上記弾性部15は、厚さを上部肉厚部17の直上の部分と同厚程度とするが、外周面の中央部分のみ若干肉薄に形成する。
【0013】
図4及び図5は図3の変形例を示す。図4は3個の点状部162を帯状部161と同じ高さに形成した場合であり、その余の構成は図3の場合と同様である。図5は点状部162の形成を帯状部161の間に各1個とした場合であり、その余の構成は図3の場合と同様である。
【0014】
上記した第1の実施の形態において、キャップ11が中具7に嵌合する際、環状突部8は当初、図1(B)に最も良く示すように、インナーキャップ12のぎざぎざした内面18に接触している。その後キャップ11へ下方向の力Fが加わると、図2(B)に示すように、下部肉厚部16が中具7の環状突部8を乗り越える。この状態で、即ち、環状突部8を上下から挟んだ状態で、インナーキャップ12が停止したとき、弾性変形力の大なる弾性部15が中具7の環状突部8に密着するのである。よって、容器10の気密性が確実となり、とくに揮発性成分の多い化粧料の変質の防止に効果がある。上部肉厚部17も弾性変形力が小であるため、嵌合の際の中具7の下方への過度の押圧を抑止するストッパ効果がある。下部肉厚部16はインナーキャップ12が不用意に脱落するのを防ぐストッパ効果がある。そして弾性部15は、成形条件による寸法の変動がない略ストレートの管状に形成されているため、インナーキャップ12のキャップ11への組立てにおいて多少のばら付きがあったとしても、図2(B)に示すように、環状突部8との嵌合時に位置合わせがずれるというおそれがない。
【0015】
この点をさらに詳しく説明する。下部肉厚部16が中具7の環状突部8を乗り越えるとき、インナーキャップ12には拡開に伴う大なる力が加わる。しかし、下部肉厚部16は断続状に設置されているため外側に広がり易く、これによりインナーキャップ12が拡開するときの力を分散吸収するとともに、上記乗り越えるときの力Fも小さくて済むのである。よって、従来キャップ11の嵌合時に生じていた反嵌合方向の力、即ち、押し戻されるような力を生ぜず、キャップ11の嵌合を違和感なく円滑に行なうことができる。また、帯状部161の間には点状部162が点状に存在するため、キャップ11が嵌合した後のインナーキャップ12の復元も迅速かつ円滑となる。よって、この面からも容器の気密性保持に資する。さらに弾性部15は中央部分のみ若干肉薄に形成されているため、嵌合に際しこの肉薄部の上下の部分が各々上下方向に広がり易くなって嵌合がさらに容易となる。また嵌合後は弾性部15の復元が迅速となるため、環状突部8との密着性がさらに増大し、容器の気密性保持に資するのである。
【0016】
また、インナーキャップ12は内周面を実質上断面円形に形成するとともに、下部肉厚部16と上部肉厚部17との間(弾性部15)に縦方向の距離が長く形成されるから、中具7の環状突部8の上下方向の位置ズレを吸収し、中具7とインナーキャップ12との位置合わせが非常に容易となる。よって、従来生じていたキャップ11が容器に対して遊離してしまういわゆる「浮き」の現象を防止し、容器の気密性が保持されるのである。
【0017】
また、インナーキャップ12の下部肉厚部16が断続状に設置されているため、中具7とインナーキャップ12との気密性(即ち、容器の気密性)が中具7の環状突部8の径の大小に影響されず、各部品の寸法許容性が大となる。けだし、インナーキャップ12の下部肉厚部16を無端状に形成した場合において、中具7の環状突部8が径大であると下部肉厚部16の乗り越え力Fが大となり、キャップ嵌合時の円滑な着脱ができない。一方中具7の環状突部8が径小であると下部肉厚部16の乗り越え力Fが小となり、キャップ嵌合が不能となるからである。
【0018】
さらに、上記した第1の実施の形態の場合、下部肉厚部16に点状部162が介在するため帯状部161間の隙間が大となり、このため、インナーキャップ12の拡開時の力をより分散吸収し易くなり、嵌合がより円滑に行われる。また容器の気密性に関しても、図4の場合は嵌合後点状部162がキャップ11の内周面に密着するため、一層良好となる。
【0019】
図6は本願発明の第1の実施の形態の他の実施例を示す。下部肉厚部16はインナーキャップ12の外周を3等分したところに環状に設けられる3個の帯状部161と、該帯状部161を連結する帯状部161より細い半球状の連結リブ163とからなる。上記連結リブ163は帯状部161より小の高さに形成される。連結リブ163の上方及び下方の近傍には半球状のリブ164を連結リブ163に平行に設ける。本実施例のその余の構成は図3の場合と同様である。
【0020】
図7は図6の変形例を示し、連結リブ163及びリブ164を帯状部161と同じ高さに形成した場合であり、その余の構成は図3の場合と同様である。
【0021】
よって、この実施例においても前記と同様の作用、効果を奏する。例えば、下部肉厚部16は帯状部161が断続的に設けられるため、インナーキャップ12が拡開し易くなる。また連結リブ163の上方及び下方の近傍にリブ164を設けてあるので気密性も良好となる。とくに上方のリブ164に関しては中具7の環状突部8の上下方向の位置ズレの吸収に資する。
【0022】
図8は本願発明の第1の実施の形態のさらに他の実施例を示す。下部肉厚部16はインナーキャップ12の外周を3等分したところに環状に設けられる3個の帯状部161と、該帯状部161を連結する連結部165とからなる。該連結部165は帯状部161と同幅かつ同高であって、下部165aを傾斜状に切欠して形成される。連結部165の上方及び下方には半球状のリブ164を連結部165に平行に設ける。本実施の形態のその余の構成は図3の場合と同様である。
【0023】
図9及び図10は図8の連結部165の形状を変形した場合を示す。図9は連結部165の下部165bを弯曲状に切欠した場合である。図10は連結部165の下部165cをS字状に切欠した場合である。その余の構成は図8の場合と同様である。
【0024】
よって、この実施例においても前記と同様の作用、効果を奏する。この場合はとくに、連結部165の下部に設けた切欠部165a、165b、165cは、中具7の環状突部8が嵌合に際し当接するとき、上部165’が少し内側(中具7側)に下部165a、165b、165cが少し外側に倒れ易くなるため、下部肉厚部16が環状突部8を乗り越えるときの力Fも小さくて済むのである。よって嵌合が円滑に行われる。また連結部165は帯状部161と同高であるので、容器の気密性に関しても、嵌合後連結部165がキャップ11の内周面に密着するため、一層良好となる。
【0025】
図11乃至図15は本願発明による化粧料容器の第二の実施の形態を示す。この場合、下部肉厚部16は横断面が波動状に形成される。図11は、その(D)に最もよく示すように、波動状面を横断面の外郭線16aが同一周期のわん曲線として形成される場合である。この場合、下部肉厚部16は無端状に設けられている。下部肉厚部16は、また、図11(E)に最もよく示すように縦断面16bが弧状に形成されている。
【0026】
図12は図11の変形例を示す。即ち、下部肉厚部16の波動状面には、横断面の外郭線16aの一部に直線状の部分16cが含まれていてもよい。
【0027】
図13は、下部肉厚部16の波動状面を横断面の外郭線16dが同一周期の屈曲線として形成される場合である。
【0028】
図14は、下部肉厚部16の波動状面を横断面の外郭線16eが同一形状の弧の連続線として形成される場合である。
【0029】
これらの場合、図15に示すように、横断面波動状の下部肉厚部16より下端部19まで複数の突条部166を設けることとしてもよい(図15(A)。この場合、該突条部166は波動状面の山部16mより発してもよいし(図15(D))、谷部16nより発してもよい。
【0030】
上記図11乃至図15いずれの実施例もその余の構成は第一の実施の形態の場合と同様である。
【0031】
第二の実施の形態の場合、下部肉厚部16が横断面波動状に形成されているため、無端状に設けられているにもかかわらず、インナーキャップ12の挿入において下部肉厚部16が外側に広がり易くなり、これによりインナーキャップ12が拡開するときの力を分散吸収するとともに、上記乗り越えるときの力Fも小さくて済むのである。よって、キャップ11の嵌合を違和感なく円滑に行なうことができる。また下部肉厚部16が無端状に連続して設けられているため、キャップ11が嵌合した後のインナーキャップ12の復元も迅速かつ円滑となる。よって容器の気密性保持に資する。また下部肉厚部16より下方に縦方向の突条部166を設けた場合、下部肉厚部16の高さにかかわらず、容器へのキャップ11の嵌合状態を良好に保つことができる。このためキャップ11の脱離を防止することができ、また容器の気密性も一層向上する効果がある。
【0032】
第二の実施の形態において、弾性部15の構成を中央部分のみ若干肉薄に形成すれば、第一の実施の形態で述べたように嵌合がさらに容易となる。また嵌合後は弾性部15の復元が迅速となるため、環状突部8との密着性がさらに増大し、容器の気密性保持に資する。また、インナーキャップ12は内周面を実質上断面円形に形成するとともに、下部肉厚部16と上部肉厚部17との間(弾性部15)に縦方向の距離が長く形成されるから、第一の実施の形態で述べたように中具7とインナーキャップ12との位置合わせが非常に容易となり、「浮き」の現象を防止し、容器の気密性が保持される。
【0033】
第二の実施の形態においても、第一の実施の形態同様、下部肉厚部16を断続的に設けることもできる。この場合は前記した図1乃至図10の実施例にならうことになるので、図示及び説明は省略する。
【0034】
図16乃至図18は本願発明による化粧料容器の第三の実施の形態を示す。この場合、下部肉厚部16より下端部まで複数の突条部166を設ける。下部肉厚部16の横断面は円形状となっている。本実施例のその余の構成は第二の実施の形態(図15)の場合と同様である。
【0035】
図17及び図18は図16の変形例を示す。図17の場合、下部肉厚部16は横断面が円形状に形成されるとともに、3個の部分に断続的に分割されている。図18の場合、下部肉厚部16は多くの部分に分断されている。
【0036】
よって、第三の実施の形態においても前記と同様の作用、効果を奏する。例えば、下部肉厚部16より下方に縦方向の突条部166を設けてあるから、下部肉厚部16の高さにかかわらず、容器へのキャップ11の嵌合状態を良好に保つことができる。このためキャップ11の脱離を防止することができ、また容器の気密性も一層向上する効果がある。また下部肉厚部16を無端状に連続して設けた場合には、キャップ11が嵌合した後のインナーキャップ12の復元も迅速かつ円滑となる。よって容器の気密性保持に資する。また下部肉厚部16を断続的に設けられた場合には、インナーキャップ12が拡開し易くなる。
【0037】
本願発明の望ましい実施の形態を添付図面に関連して詳説してきたが、特許請求の範囲で定めた発明の精神に反することなく変更や修正が数多くなされうる。
【0038】
例えば、下部肉厚部16を断続的に設ける場合、その個数は任意であり、また分割を等分にするか不等分にするかは任意である。
【0039】
点状部162又は連結リブ163の個数、高さ、配設の態様については任意である。
【0040】
またリブ164を設けない場合も考えられる。
【0041】
インナーキャップ12の下部肉厚部16、上部肉厚部17の縦断面形状は任意であるが、図示した如き断面方形状とすれば、上下の肉厚部16、17のキャップ11の内周壁への接触面積が増大するので、容器の気密性向上の上から一層望ましい。
【0042】
弾性部15は弾性力が付与されるようなものであれば、その形状又は肉厚の程度は任意である。例えば、弾性部15全体を上部肉厚部17の直上の部分より薄くしてもよく、また弾性部15全体を上部肉厚部17の直上の部分より厚くしてもよい。
【0043】
突条部166の設置に関し、第一の実施の形態による下部肉厚部16に突条部166を設置することとしてもよい。
【0044】
インナーキャップ12の形状は、弾性部15が上部肉厚部17と下部肉厚部16との間に形成されさえすれば、その余の形状は任意である。例えば、インナーキャップ12の上部肉厚部17の上方に位置する部分の内周面の肉厚を厚く形成してもよい。この場合は、キャップ嵌合時に中具7の上端部に接触するから、容器10の気密性の一層の向上を図ることができる。また、インナーキャップ12の下方に位置する部分の肉厚を薄くすることにより、キャップ嵌合を容易にすることができる。
【0045】
中具7の環状突部8の形状は任意である。また、中具7の環状突部8の個数は任意である。環状突部は複数設けてもよい。かかる場合、キャップ嵌合時に、図示しない下部の環状突部はインナーキャップ12の弾性部15に係合し、一方図示しない上部の環状突部は上部肉厚部17の上方に位置することになる。換言すれば、下部肉厚部16、下部の環状突部、上部肉厚部17、上部の環状突部とジグザグに密接するので、容器が二重の気密となり一層望ましい。
【0046】
本願発明による化粧料容器は一般には円筒形状であるが、容器の形状、大きさ、材質は問わない。本願発明による化粧料容器は特に口紅容器として使用されるが、揮発性成分の有無に関わらず、あらゆる化粧料に使用してもよい。
【0047】
【発明の効果】
このように、本願発明による化粧料容器によれば、キャップ嵌合時の容器の気密性を向上せしめることができる。また容器の気密性の保持とキャップ嵌合における円滑性を同時に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明による化粧料容器の第一実施の形態を示し、不完全に蓋をした状態であり、(B)は(A)のA部分の拡大図である。
【図2】本願発明による化粧料容器の第一実施の形態を示し、完全に蓋をした状態であり、(B)は(A)のB部分の拡大図である。
【図3】図1のインナーキャップを示し、(A)は一部を切断した状態の正面図、(B)は(A)のB−B断面図、Cは(A)のC−C断面図、Dは(A)のD−D断面図、(E)は(A)のE部分の拡大図、(F)は(B)のF部分の拡大図である。
【図4】図3の変形例を示し、(A)は正面中央縦断面図、(B)は(A)のB部分の拡大図である。
【図5】図3のさらに別の変形例を示し、(A)は一部を切断した状態の正面図、(B)は(A)のB−B断面図、(C)は(B)のC部分の拡大図である。
【図6】本願発明による第一実施の形態の他の実施例を示し、(A)は一部を切断した状態の正面図、(B)は(A)のB−B断面図、Cは(A)のC−C断面図、Dは(A)のD−D断面図、(E)は(B)のE部分の拡大図である。
【図7】図6の変形例を示し、(A)は正面中央縦断面図、(B)は(A)のB部分の拡大図である。
【図8】本願発明による第一実施の形態のさらに他の実施例を示し、(A)は一部を切断した状態の正面図、(B)は(A)のB−B断面図、Cは(A)のC−C断面図、Dは(A)のD−D断面図、(E)は(B)のE部分の拡大図、(F)は嵌合時のE部分の拡大図である。
【図9】図8の変形例を示し、(A)は正面中央縦断面図、(B)は(A)のB部分の拡大図、(C)は嵌合時のB部分の拡大図である。
【図10】図8のさらに別の変形例を示し、(A)は正面中央縦断面図、(B)は(A)のB部分の拡大図、(C)は嵌合時のB部分の拡大図である。
【図11】本願発明による化粧料容器の第二実施の形態を示し、(A)は一部を切断した状態の正面図、(B)は(A)のB−B断面図、(C)は(A)のC部分の拡大図、(D)は(B)のD部分の拡大図、(E)は(C)のE部分の拡大図である。
【図12】図11の変形例を示し、(A)は一部を切断した状態の正面図、(B)は(A)のB−B断面図、(C)は(B)のC部分の拡大図である。
【図13】図11の他の変形例を示し、(A)は一部を切断した状態の正面図、(B)は(A)のB−B断面図、(C)は(B)のC部分の拡大図である。
【図14】図11のさらに他の変形例を示し、(A)は一部を切断した状態の正面図、(B)は(A)のB−B断面図、(C)は(B)のC部分の拡大図である。
【図15】図11のさらに他の変形例を示し、(A)は一部を切断した状態の正面図、(B)は(A)のB−B断面図、(C)は(A)のC部分の拡大図、(D)は(B)のD部分の拡大図、(E)は(C)のE部分の拡大図である。
【図16】本願発明による化粧料容器の第三実施の形態の一の実施例を示し、(A)は一部を切断した状態の正面図、(B)は(A)のB−B断面図である。
【図17】図16の変形例を示し、(A)は一部を切断した状態の正面図、(B)は(A)のB−B断面図である。
【図18】図16の他の変形例を示し、(A)は一部を切断した状態の正面図、(B)は(A)のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 本体
2 長孔
3 化粧料ホルダ
4 操作筒体
5 螺旋溝
6 係合突起
7 中具
8 環状突部
8a 下部突部
8b 上部突部
9 ケーシング
10 化粧料容器
11 キャップ
12 インナーキャップ
13 頂上部
14 先端部
15 弾性部
16 下部肉厚部
16a 直線状部分
161 帯状部
162 点状部
163 連結リブ
164 リブ
165 連結部
165a 傾斜状切欠部
165b 弯曲状切欠部
165c S字状切欠部
166 突条部
17 上部肉厚部
18 ぎざぎざの内面
19 下端部

Claims (38)

  1. 環状突部を備えた中具及び該環状突部に係合するインナーキャップを備えたキャップからなる化粧料容器であって、該インナーキャップは他の部分より肉厚とした上部肉厚部及び下部肉厚部を環状に設けるとともに該上部肉厚部及び下部肉厚部の間に弾性力のある弾性部を設け、該弾性部は上記中具が上記キャップに嵌合される際に上記環状突部と気密に密着するために変形され、上記下部肉厚部は断続的に設けられ上記キャップが上記中具から脱落するのを防止する第一のストッパとして作用し、上記上部肉厚部は無端状に設けられ上記中具が上記キャップへ過度に挿入されるのを防止する第二のストッパとして作用することを特徴とする化粧料容器。
  2. 請求項1記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部はインナーキャップの外周に環状に設けられる帯状部と、該帯状部の間に点状に設けられる点状部とからなることを特徴とする化粧料容器。
  3. 請求項2記載の化粧料容器において、上記点状部を帯状部の間に複数個配設することを特徴とする化粧料容器。
  4. 請求項2記載の化粧料容器において、上記点状部を帯状部の間に1個設けることを特徴とする化粧料容器。
  5. 請求項1記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部はインナーキャップの外周に環状に設けられる帯状部と、該帯状部を連結する帯状部より細い連結リブとからなることを特徴とする化粧料容器。
  6. 請求項5記載の化粧料容器において、上記連結リブを帯状部の間に複数個配設することを特徴とする化粧料容器。
  7. 請求項5記載の化粧料容器において、上記連結リブを帯状部の間に1個設けることを特徴とする化粧料容器。
  8. 請求項1記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部はインナーキャップの外周に環状に設けられる帯状部と、該帯状部を連結する帯状部と同幅の連結部とからなることを特徴とする化粧料容器。
  9. 請求項8記載の化粧料容器において、上記連結部は下部が傾斜状に切欠したことを特徴とする化粧料容器。
  10. 請求項8記載の化粧料容器において、上記連結部は下部が弯曲状に切欠したことを特徴とする化粧料容器。
  11. 請求項8記載の化粧料容器において、上記連結部は下部がS字状に切欠したことを特徴とする化粧料容器。
  12. 請求項5記載の化粧料容器において、上記連結リブの上方及び下方にリブを設けたことを特徴とする化粧料容器。
  13. 請求項8記載の化粧料容器において、上記連結部の上方及び下方にリブを設けたことを特徴とする化粧料容器。
  14. 請求項1記載の化粧料容器において、上記弾性部は中央部分のみ若干肉薄にすることを特徴とする化粧料容器。
  15. 請求項1記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部より下端部まで突条部が形成されることを特徴とする化粧料容器。
  16. 環状突部を備えた中具及び該環状突部に係合するインナーキャップを備えたキャップからなる化粧料容器であって、該インナーキャップは他の部分より肉厚とした上部肉厚部及び下部肉厚部を環状に設けるとともに該上部肉厚部及び下部肉厚部の間に弾性力のある弾性部を設け、該弾性部は上記中具が上記キャップに嵌合される際に上記環状突部と気密に密着するために変形され、上記下部肉厚部は横断面波動状に形成され上記キャップが上記中具から脱落するのを防止する第一のストッパとして作用し、上記上部肉厚部は無端状に設けられ上記中具が上記キャップへ過度に挿入されるのを防止する第二のストッパとして作用することを特徴とする化粧料容器。
  17. 請求項16記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部は横断面の外郭線が同一周期のわん曲線として形成されることを特徴とする化粧料容器。
  18. 請求項16記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部は横断面の外郭線が同一周期の屈曲線として形成されることを特徴とする化粧料容器。
  19. 請求項16記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部は横断面の外郭線が同一形状の弧の連続線として形成されることを特徴とする化粧料容器。
  20. 請求項16記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部より下端部まで突条部が形成されることを特徴とする化粧料容器。
  21. 請求項20記載の化粧料容器において、上記突状部が山部より設けられることを特徴とする化粧料容器。
  22. 請求項20記載の化粧料容器において、上記突状部が谷部より設けられることを特徴とする化粧料容器。
  23. 環状突部を備えた中具及び該環状突部に係合するインナーキャップを備えたキャップからなる化粧料容器であって、該インナーキャップは他の部分より肉厚とした上部肉厚部及び下部肉厚部を環状に設けるとともに該上部肉厚部及び下部肉厚部の間に弾性力のある弾性部を設け、該弾性部は上記中具が上記キャップに嵌合される際に上記環状突部と気密に密着するために変形され、上記下部肉厚部より下端部まで突条部が形成され、上記下部肉厚部は横断面円形状に形成され上記キャップが上記中具から脱落するのを防止する第一のストッパとして作用し、上記上部肉厚部は無端状に設けられ上記中具が上記キャップへ過度に挿入されるのを防止する第二のストッパとして作用することを特徴とする化粧料容器。
  24. 請求項16又は請求項23記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部が無端状に設けられることを特徴とする化粧料容器。
  25. 請求項16又は請求項23記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部が断続的に設けられることを特徴とする化粧料容器。
  26. 請求項25記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部はインナーキャップの外周に環状に設けられる帯状部と、該帯状部の間に点状に設けられる点状部とからなることを特徴とする化粧料容器。
  27. 請求項26記載の化粧料容器において、上記点状部を帯状部の間に複数個配設することを特徴とする化粧料容器。
  28. 請求項26記載の化粧料容器において、上記点状部を帯状部の間に1個設けることを特徴とする化粧料容器。
  29. 請求項25記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部はインナーキャップの外周に環状に設けられる帯状部と、該帯状部を連結する帯状部より細い連結リブとからなることを特徴とする化粧料容器。
  30. 請求項29記載の化粧料容器において、上記連結リブを帯状部の間に複数個設けることを特徴とする化粧料容器。
  31. 請求項29記載の化粧料容器において、上記連結リブを帯状部の間に1個設けることを特徴とする化粧料容器。
  32. 請求項25記載の化粧料容器において、上記下部肉厚部はインナーキャップの外周に環状に設けられる帯状部と、該帯状部を連結する帯状部と同幅の連結部とからなることを特徴とする化粧料容器。
  33. 請求項32記載の化粧料容器において、上記連結部は下部が傾斜状に切欠したことを特徴とする化粧料容器。
  34. 請求項32記載の化粧料容器において、上記連結部は下部が弯曲状に切欠したことを特徴とする化粧料容器。
  35. 請求項32記載の化粧料容器において、上記連結部は下部がS字状に切欠したことを特徴とする化粧料容器。
  36. 請求項29記載の化粧料容器において、上記連結リブの上方及び下方にリブを設けたことを特徴とする化粧料容器。
  37. 請求項32記載の化粧料容器において、上記連結部の上方及び下方にリブを設けたことを特徴とする化粧料容器。
  38. 請求項16又は請求項23記載の化粧料容器において、上記弾性部は中央部分のみ若干肉薄にすることを特徴とする化粧料容器。
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