JPS6249076A - ダストシ−ル - Google Patents
ダストシ−ルInfo
- Publication number
- JPS6249076A JPS6249076A JP60188494A JP18849485A JPS6249076A JP S6249076 A JPS6249076 A JP S6249076A JP 60188494 A JP60188494 A JP 60188494A JP 18849485 A JP18849485 A JP 18849485A JP S6249076 A JPS6249076 A JP S6249076A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- dust seal
- grease
- projections
- lower lip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ジス1−シールに関する6更に詳しくは、グ
リースアップ性能を向上せしめたダストシールに関する
。
リースアップ性能を向上せしめたダストシールに関する
。
上、下2ケ所のリップ部でピン外周面と接する、断面形
状がほぼに字形のダストシールであって、各リップ部と
ピン外周面とから形成される断面形状がほぼ三角形の環
状空間に、ピン内部から下部リップ部側を通って補給さ
れるグリースを保持せしめるようにしたダストシールが
、従来から用いられている。
状がほぼに字形のダストシールであって、各リップ部と
ピン外周面とから形成される断面形状がほぼ三角形の環
状空間に、ピン内部から下部リップ部側を通って補給さ
れるグリースを保持せしめるようにしたダストシールが
、従来から用いられている。
このようなダストシールの一態様が、図面の第1図にリ
ンクピン部のダストシール組付構造の部分断面図として
示されており、即ちこのダストシール1は軸受2に嵌装
されて用いられており、その上部リップ部3および下部
リップ部4でピン5の外周面6と接しており、その断面
形状はほぼに字形をしている。そして、こ拉ら上、下2
ケ所のリップ部がピン外周面と接触したとき、そこには
断面形状がほぼ三角形の環状空間7が形成され。
ンクピン部のダストシール組付構造の部分断面図として
示されており、即ちこのダストシール1は軸受2に嵌装
されて用いられており、その上部リップ部3および下部
リップ部4でピン5の外周面6と接しており、その断面
形状はほぼに字形をしている。そして、こ拉ら上、下2
ケ所のリップ部がピン外周面と接触したとき、そこには
断面形状がほぼ三角形の環状空間7が形成され。
その空間にピン内部から下部リップ部側を通って補給さ
れるグリース、具体的にはグリース注入後逆流を防ぐた
めに先端部に鋼球をかしめてセットしであるグリースニ
ップル8からピンの中心部を貫通するグリース流入孔9
およびそれに直交するグリース流入孔10を通り、更に
軸受のパツキン装着溝の下方で軸受とピンとの間に形成
される狭い空間】1を上昇し、下部リップ部側から前記
はぼ三角形状の環状空間に入ろうとするが、グリースの
流れが下部リップ部の下側空間12に充填される結果、
そこに発生するグリース圧によって下部リップ部がピン
外周面側に押え付けられるため、前記環状空間へのグリ
ースの円滑なる供給が妨げられるようになる。その結果
、各リップ部では潤滑不足となり、発熱、リップ部摩耗
などの現象が発生し、ダストシールとしての機能の損失
へとつながってゆく。
れるグリース、具体的にはグリース注入後逆流を防ぐた
めに先端部に鋼球をかしめてセットしであるグリースニ
ップル8からピンの中心部を貫通するグリース流入孔9
およびそれに直交するグリース流入孔10を通り、更に
軸受のパツキン装着溝の下方で軸受とピンとの間に形成
される狭い空間】1を上昇し、下部リップ部側から前記
はぼ三角形状の環状空間に入ろうとするが、グリースの
流れが下部リップ部の下側空間12に充填される結果、
そこに発生するグリース圧によって下部リップ部がピン
外周面側に押え付けられるため、前記環状空間へのグリ
ースの円滑なる供給が妨げられるようになる。その結果
、各リップ部では潤滑不足となり、発熱、リップ部摩耗
などの現象が発生し、ダストシールとしての機能の損失
へとつながってゆく。
本発明者は、従来のダストシールにみられるかかる欠点
を除去し、グリースの補給と保持とが確実に行われるよ
うにグリースアップ性能を向−1−させ、ひいてはシー
ル性を向」−せしめる方法について種々検討した結果、
上記の如きダストシールにおいて、下部リップ部にグリ
ース流路を形成させることにより、かかる課題が効果的
に解決されることを見出した。
を除去し、グリースの補給と保持とが確実に行われるよ
うにグリースアップ性能を向−1−させ、ひいてはシー
ル性を向」−せしめる方法について種々検討した結果、
上記の如きダストシールにおいて、下部リップ部にグリ
ース流路を形成させることにより、かかる課題が効果的
に解決されることを見出した。
従って、本発明はダストシールに係り、に、下2ケ所の
リップ部でピンの外周面と接する。断面形状がほぼに字
形のダストシールであって、各リップ部とピン外周面と
から形成される断面形状がほぼ三角形の環状空間に、ピ
ン内部から下部リップ部側を通って補給されるグリース
を保持せしめるようにしたダストシールにおいて、下部
リップ部の内周壁および/または先端部円周上に、少く
とも一部がピンの外周面と接してグリース流路を形成さ
せる突起または溝を形成せしめてなる。
リップ部でピンの外周面と接する。断面形状がほぼに字
形のダストシールであって、各リップ部とピン外周面と
から形成される断面形状がほぼ三角形の環状空間に、ピ
ン内部から下部リップ部側を通って補給されるグリース
を保持せしめるようにしたダストシールにおいて、下部
リップ部の内周壁および/または先端部円周上に、少く
とも一部がピンの外周面と接してグリース流路を形成さ
せる突起または溝を形成せしめてなる。
図面の第2〜3図は、下部リップ部4の内周壁13上に
、複数等配の位置に細長い突起14.14’、・・・・
・を設けた態様を、それぞれ斜視図および正面図として
示したものである。また、第4図は、下部リップ部4の
先端部円周15上に、複数等配の円形突起16.16’
、・・・・・を設けた態様を示したものである。これら
の突起は、複数等配、即ち2等配以上で円周360°が
等分割できるような整数等配で、径が大きくなる程等配
数を増やすように設置される。また、溝を設ける場合も
、同様である。
、複数等配の位置に細長い突起14.14’、・・・・
・を設けた態様を、それぞれ斜視図および正面図として
示したものである。また、第4図は、下部リップ部4の
先端部円周15上に、複数等配の円形突起16.16’
、・・・・・を設けた態様を示したものである。これら
の突起は、複数等配、即ち2等配以上で円周360°が
等分割できるような整数等配で、径が大きくなる程等配
数を増やすように設置される。また、溝を設ける場合も
、同様である。
これらの突起または溝は任意の形状をとり得るが、いず
れの場合にあっても下部リップ部面に対する高低差が0
.3mm以下になるように形成され、それ以上ではグリ
ースの保持能力が損われるようになる。
れの場合にあっても下部リップ部面に対する高低差が0
.3mm以下になるように形成され、それ以上ではグリ
ースの保持能力が損われるようになる。
ダストシールは、各リップ部を含めてゴムなどの高分子
材料で一体的に成形されているので、リップ部の寸法で
その先端部とピン外周面との間の隙間寸法を安定的にほ
ぼ一定とすることは困難であるが、かかる突起または溝
を下部リップ部に形成させることにより、ピン外周面に
対して微小な隙間関係を保持できる寸法が設定され、グ
リースの流路を形成させるようになる。
材料で一体的に成形されているので、リップ部の寸法で
その先端部とピン外周面との間の隙間寸法を安定的にほ
ぼ一定とすることは困難であるが、かかる突起または溝
を下部リップ部に形成させることにより、ピン外周面に
対して微小な隙間関係を保持できる寸法が設定され、グ
リースの流路を形成させるようになる。
このようにして下部リップ部にグリース流路を形成させ
た本発明のダストシールは、上、下2ケ所のリップ部と
ピン外周面とから形成される断面形状がほぼ三角形の環
状空間に、グリースが確実に補給されることによって潤
滑機能が持続的に保持され、その結果発熱、リップ摩耗
などの現象を発生させることなく、耐久性能が1分に発
揮される。
た本発明のダストシールは、上、下2ケ所のリップ部と
ピン外周面とから形成される断面形状がほぼ三角形の環
状空間に、グリースが確実に補給されることによって潤
滑機能が持続的に保持され、その結果発熱、リップ摩耗
などの現象を発生させることなく、耐久性能が1分に発
揮される。
第1図は、本発明が適用されるダストシールの一態様で
あって、それがリンクピン部のゲス1〜シー9組付構造
の部分断面図として示されている。 第2〜3図は、本発明の一態様の斜視図および正面図で
ある。第4図は、他の一態様の正面図である。 (符号の説明) 1・・・・・ダストシール 3・・・・・上部リップ部 4・・・・・下部リップ部 5・・・・・ピン 6・・・・・ピンの外周面 7・・・・・断面三角形状の環状空間 13・・・・・下部リップ部の内周壁 14・・・・・細長い突起 15・・・・・下部リップ部の先端部 16・・・・・円形突起
あって、それがリンクピン部のゲス1〜シー9組付構造
の部分断面図として示されている。 第2〜3図は、本発明の一態様の斜視図および正面図で
ある。第4図は、他の一態様の正面図である。 (符号の説明) 1・・・・・ダストシール 3・・・・・上部リップ部 4・・・・・下部リップ部 5・・・・・ピン 6・・・・・ピンの外周面 7・・・・・断面三角形状の環状空間 13・・・・・下部リップ部の内周壁 14・・・・・細長い突起 15・・・・・下部リップ部の先端部 16・・・・・円形突起
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、上、下2ヶ所のリップ部でピンの外周面と接する、
断面形状がほぼK字形のダストシールであって、各リッ
プ部とピン外周面とから形成される断面形状がほぼ三角
形の環状空間に、ピン内部から下部リップ部側を通って
補給されるグリースを保持せしめるようにしたダストシ
ールにおいて、下部リップ部の内周壁および/または先
端部円周上に、少くとも一部がピンの外周面と接してグ
リース流路を形成させる突起または溝を形成せしめてな
るダストシール。 2、突起または溝が複数等配で形成された特許請求の範
囲第1項記載のダストシール。 3、高低差0.3mm以下の突起または溝が形成された
特許請求の範囲第1項または第2項記載のダストシール
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60188494A JPS6249076A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | ダストシ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60188494A JPS6249076A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | ダストシ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6249076A true JPS6249076A (ja) | 1987-03-03 |
Family
ID=16224710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60188494A Pending JPS6249076A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | ダストシ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6249076A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5524904A (en) * | 1994-11-10 | 1996-06-11 | Kelsey-Hayes Company | Lip seal for antilock braking system isolation valve and similar valves |
JP2006046550A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Nok Corp | 密封装置 |
KR100819726B1 (ko) | 2007-10-31 | 2008-04-08 | 주식회사 제일정공 | 엔진오일의 낭비와 환경오염을 방지한 친환경 스터핑박스 |
EP2513529A1 (en) * | 2009-12-18 | 2012-10-24 | Skf Usa Inc. | Actuator seal with lubricating gaps |
-
1985
- 1985-08-29 JP JP60188494A patent/JPS6249076A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5524904A (en) * | 1994-11-10 | 1996-06-11 | Kelsey-Hayes Company | Lip seal for antilock braking system isolation valve and similar valves |
JP2006046550A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Nok Corp | 密封装置 |
KR100819726B1 (ko) | 2007-10-31 | 2008-04-08 | 주식회사 제일정공 | 엔진오일의 낭비와 환경오염을 방지한 친환경 스터핑박스 |
EP2513529A1 (en) * | 2009-12-18 | 2012-10-24 | Skf Usa Inc. | Actuator seal with lubricating gaps |
EP2513529A4 (en) * | 2009-12-18 | 2013-11-06 | Skf Usa Inc | ACTUATOR SEALING WITH SMOKE |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3129888U (ja) | シール装置 | |
KR102385324B1 (ko) | 밀봉 장치 | |
JPS62147176A (ja) | 軸パツキン | |
JPH0392632A (ja) | サイレントブロツク | |
US3815926A (en) | Low friction sealing means | |
US4449721A (en) | Split piston ring having stepped ends | |
US5551705A (en) | Double beaded spaghetti seal with stiffness increasing deformation behavior | |
US4427205A (en) | Radial shaft sealing ring | |
US5573336A (en) | Seal for a spherical plain bearing | |
US4174845A (en) | Fluid seal | |
JPS63172061A (ja) | 密封装置 | |
US5908248A (en) | Shaft bearing having improved seal arrangement | |
JPH0531328Y2 (ja) | ||
JPS6249076A (ja) | ダストシ−ル | |
US5435655A (en) | Bearing assembly with slotted closure cup | |
US4861315A (en) | Flexible internal universal joint seal | |
JPH11218136A (ja) | ころ軸受のもみ抜き保持器 | |
JP2003028163A (ja) | 玉軸受用保持器 | |
JPH11141697A (ja) | スプール | |
US3497278A (en) | Bearing assembly | |
US3428375A (en) | Bearing having flexible seal arrangement | |
US3738668A (en) | Oil scraping piston ring | |
JP2005180666A (ja) | 玉軸受用保持器およびその玉軸受 | |
JP7163491B2 (ja) | 密封装置 | |
US4130286A (en) | Packing means for shaft bushings |