JP4779476B2 - 画像形成装置及び画像形成管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成管理システムに関する。
従来、画像形成装置の動作状況を記録する方法として、画像形成装置を構成する各制御対象部と制御部との間の入出力回数や不具合発生回数等の情報であるログ情報を記憶するものが知られている。そして、当該ログ情報に基づいて、当該画像形成装置のメンテナンス等が行われるようになっている。また、エラーが生じて、画像形成装置が再起動された際に、記憶されているログ情報を印刷等して出力するように構成した画像形成装置も知られている(例えば、特許文献1)。
しかし、上述のようなログ情報では、各制御対象部の入出力の回数や不具合発生の回数しか知ることができないため、当該ログ情報からエラーの原因を特定することはできない。そのため、実際には、各制御対象部の接続ポート等にロジックアナライザ等を接続して、各制御対象部の入出力状態の経時変化を表す波形データを得ることにより、どの制御対象部にエラーが生じたのかが調べられる。しかし、画像形成装置を構成する制御対象部は通常100種以上あるため、一つ一つの接続ポート等にロジックアナライザを接続してエラーの原因を調べると、時間がかかってしまうという問題があった。そこで、電源ON時等の基準時からエラーが生じるまでの時間を計時し、エラー発生時の各制御対象部の入出力状態等を記憶し、計時した時間及びエラー発生時の各制御対象部の入出力状態と、標準的な画像形成装置の制御ルーチンに規定されるタイムチャートとから、エラーが生じるまでのタイムチャートを推定して、エラーの原因を調べやすくした画像形成装置も知られている(例えば、特許文献2)。
特開平9−156186号公報 特開2002−326432号公報
しかしながら、特許文献2のタイムチャートは推定されたものであるため、実際のタイムチャートと違ってしまっている可能性があり、エラーの原因の特定等に役立たない場合もある。例えば、エラー発生時より前段階に関わる制御対象部において不具合が生じ、結果として、不具合が生じた後段階でエラーが生じてしまった場合には、エラー発生時の各制御対象部の入出力状態を記憶しても、エラー発生時より前段階において不具合を生じた制御対象部の入出力状態は記憶されないため、エラーの原因を特定することはできない。
本発明の課題は、効率的且つ確実にエラーの原因を特定することができる画像形成装置及び画像形成管理システムを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
記憶装置を備える画像形成ユニットと、後処理ユニットとを備える画像形成装置において、
前記画像形成ユニットを構成する複数の制御対象部の動作を制御する第1の制御手段と、
前記後処理ユニットを構成する複数の制御対象部の動作を制御する第2の制御手段と、
前記画像形成ユニットの複数の前記制御対象部の入出力状態として入出力ポートの入出力状態を所定時間毎に監視して前記制御対象部の入出力状態に変化があるか否かを判断する第1の判断手段と、
前記後処理ユニットの複数の前記制御対象部の入出力状態として入出力ポートの入出力状態を所定時間毎に監視して前記制御対象部の入出力状態に変化があるか否かを判断する第2の判断手段と、
前記第1の判断手段により前記制御対象部の入出力状態が変化したと判断した場合に、前記制御対象部の入出力状態が変化した時間に関する時間情報と、前記制御対象部の入出力状態に関する入出力情報とを印刷ジョブ毎のログ情報として一時記憶させる第1の一時記憶手段と、
前記第2の判断手段により前記制御対象部の入出力状態が変化したと判断した場合に、前記制御対象部の入出力状態が変化した時間に関する時間情報と、前記制御対象部の入出力状態に関する入出力情報とを印刷ジョブ毎のログ情報として一時記憶させる第2の一時記憶手段と、
画像形成ジョブの実行中にエラーが発生した際に、前記後処理ユニットにログ情報要求信号を送信して、一時記憶されているログ情報を前記画像形成ユニットに送信させる要求手段と、
前記画像形成ユニットにおいて一時記憶されたログ情報と、前記ログ情報要求信号に応じて前記後処理ユニットから送信されたログ情報と、を前記記憶装置に記憶するログ情報記憶制御手段と、
ログ情報に基づくタイムチャートを生成する生成手段と、
定期的にテスト印刷を行い、前記テスト印刷を行う都度前記生成手段により生成されるタイムチャートを記憶し、当該記憶したそれぞれのタイムチャートの形状を比較する比較手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像形成装置において、
前記ログ情報記憶制御手段は、
前記ログ情報に識別可能なファイルネームをつけて、前記記憶装置に格納することを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置と、前記画像形成装置とネットワークを介して接続された管理装置と、を備える画像形成管理システムにおいて、
前記画像形成装置は、
前記記憶装置に記憶されたログ情報を前記管理装置に送信する送信制御手段を備えることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2記載の画像形成装置と、前記画像形成装置とネットワークを介して接続された管理装置と、を備える画像形成管理システムにおいて、
前記生成手段は、生成した前記タイムチャートをPDF形式データに変換し、
前記画像形成装置は、
前記生成手段により生成されて変換された前記タイムチャートの前記PDF形式データを前記管理装置に送信する送信制御手段を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、記憶装置に格納されたログ情報から、どの制御対象部にどのタイミングでエラーが生じたのかを知ることができることとなって、確実にエラーの原因を特定することができる。また、画像形成ジョブの実行中にエラーが発生した際に、ログ情報が自動的に記憶装置に記憶されるので、ロジックアナライザ等を接続しなくても当該ログ情報を得ることができることとなって、ロジックアナライザ等を接続するのにかかる時間を削減でき、効率的に当該ログ情報からエラーの原因を特定することができる。
また、特に、入出力状態に変化があった場合にのみログ情報が記憶装置に記憶されることとなって、記憶装置に記憶されるログ情報のデータ容量をできるだけ小さくすることができる。
また、生成されたタイムチャートから、どの制御対象部にどのタイミングでエラーが発生したのかを瞬時に知ることができることとなって、より効率的にエラーの原因を特定することができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、記憶装置に記憶されるログ情報が識別可能なファイルネームに基づいて自動的に整理されることとなって、効率的に当該ログ情報を管理することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、管理装置が、送信されたログ情報から、どの制御対象部にどのタイミングでエラーが生じたのかを知ることができることとなって、確実に画像形成装置を管理することができる。また、画像形成装置が設置されている現場にオペレータ等を派遣して、当該画像形成装置にロジックアナライザ等を接続しなくても、管理装置が、当該ログ情報を得ることができることとなって、オペレータを派遣する手間やロジックアナライザ等を接続するのにかかる時間を削減でき、効率的に当該ログ情報からエラーの原因を特定することができ、効率的に画像形成装置を管理することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、生成手段により、管理装置が、送信されたタイムチャートから、どの制御対象部にどのタイミングでエラーが生じたのかを瞬時に知ることができることとなって、より効率的に画像形成装置を管理することができる。
また、タイムチャートのデータがPDF形式に変換されるので、当該タイムチャートのデータを効率良く圧縮することができ、タイムチャートのデータを管理装置に送信するのにかかる時間を短くすることができる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1に本発明に係る画像形成管理システム3000の構成を示す。本発明に係る画像形成管理システム3000は、例えば、画像形成装置1000,管理装置2000を備えるサービスセンタ(図示省略)等を備えて構成され、画像形成装置1000と管理装置2000はネットワークを介して接続されている。なお、一つの管理装置2000と接続される画像形成装置1000の台数は特に限定されない。
また、図1に示すように、画像形成装置1000は、例えば、画像形成ユニット100,後処理ユニット200等を備えて構成される。
そして、画像形成ユニット100と後処理ユニット200は、シリアル通信により接続されており、データの送受信が可能なように構成されている。なお、一台の画像形成ユニット100に接続される後処理ユニット200の台数は特に限定されない。
<画像形成装置の構成>
次に、画像形成装置1000を構成する各ユニットについて説明する。
まず、画像形成ユニット100の内部構成について説明する。
画像形成ユニット100は、例えば、図1に示すように、シリアル通信部101,画像読取部102,画像形成部103,操作部104,画像データ記憶部105,記録紙収納部106,給送部107,搬送部108,記憶装置としてのHDD109,外部IF処理部110,画像形成ユニット制御部111等を備えて構成され、各部は、バスB1により接続されている。
シリアル通信部101は、例えば、シリアル通信I/F等により構成され、画像形成ユニット100と後処理ユニット200との間でのシリアル通信による制御信号や画像データ等の送受信を制御する。
画像読取部102は、例えば、原稿を載置するコンタクトガラス(図示省略)の下部にスキャナ(図示省略)等を備えて構成され、原稿の画像を読み取る。スキャナは、例えば、図示しない光源,CCD(Charge Coupled Device)等により構成され、光源から原稿へ照明走査した光の反射光を結像して光電変換することにより原稿の画像を読み取り、読み取った画像を画像形成部103に出力する。ここで、画像は、図形や写真等のイメージデータに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む。
画像形成部103は、例えば、感光ドラム(図示省略),トナー(図示省略)等を備えて構成され、画像形成ユニット制御部111からの印刷指示に従って、操作部104から入力指示されたサイズ,向きの記録紙が搬送部108により搬送されると、感光ドラム表面の静電潜像を含む領域にトナーを付着させ、記録紙にトナーを転写して定着させた後、後処理ユニット200へ排紙する。
操作部104は、例えば、表示部104A及び入力部104B等を備えて構成されている。
表示部104Aは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、画像形成ユニット制御部111から入力される表示信号の指示に従って、当該LCDの表示画面上に、各種操作ボタンや画像形成ユニット100の状態表示,各機能の動作状況等の表示を行う。
また、表示部104Aは、画像形成ユニット制御部111の後述するCPU112がタイムチャート生成プログラム114Eを実行することによって生成したログ情報に基づくタイムチャート等を表示してもよい。
入力部104Bは、例えば、LCDの表示画面上に透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルにより構成され、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号として、画像形成ユニット制御部111に出力する。また、入力部104Bは、例えば、数字ボタン,スタートボタン等の各種操作ボタン(図示省略)と備え、ボタン操作による操作信号を画像形成ユニット制御部111に出力する。
画像データ記憶部105は、例えば、半導体メモリ(DRAM)や磁気ディスク(HDD)により構成され、画像データを記憶するメモリである。
記録紙収納部106は、画像を転写するための記録紙を収納する。また、記録紙収納部106は、例えば、記録紙の有無を検知する有無検知部106A,収納されている記録紙の紙サイズを検知する紙サイズ検知部106B等を備えて構成され、検知信号を画像形成ユニット制御部111に出力する。
給送部107は、画像形成ユニット制御部111からの制御信号に従って、原稿セット位置に載置された原稿の両面を反転し、コンタクトガラス上に自動給送する。
搬送部108は、画像形成ユニット制御部111からの制御信号に従って、記録紙収納部106に収納されている記録紙を画像形成ユニット100の各部へ搬送する。
HDD109は、画像形成ユニット100及び後処理ユニット200の印刷ジョブ(画像形成ジョブ)毎のログ情報を記憶する。ログ情報は、画像形成ユニット100及び後処理ユニット200を構成する各制御対象部と画像形成ユニット制御部111及び後処理ユニット制御部212(後述)との間の入出力情報と、当該入出力情報が入出力された時間情報A1とが対応付けられた情報である。ここで、制御対象部とは、大まかに言えば、画像形成ユニット制御部111及び後処理ユニット制御部212と各種制御信号をやり取りする各部であり、例えば、画像読取部102や第1搬送部204等である。より具体的には、制御対象部とは、各種センサ(図示省略)や各種ローラ(図示省略)等の画像読取部102や第1搬送部204等を構成する各部分であり、本明細書では、各制御対象部の符号を省略する。また、各制御対象部の入出力情報とは、各制御対象部が画像形成ユニット制御部111及び後処理ユニット制御部212に接続される入力ポート(図示省略),出力ポート(図示省略)のON/OFF情報A2,A3である。
外部IF処理部110は、CPU112が送信制御プログラム114F(後述)を実行することにより制御され、HDD109に記憶されているログ情報を管理装置2000に送信する。
画像形成ユニット制御部111は、例えば、図2(a)に示すように、CPU(Central Processing Unit)112,RAM(Random Access Memory)113,記憶部114等を備えて構成される。画像形成ユニット制御部111のCPU112は、記憶部114に記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAM113内に展開し、展開されたプログラムに従って、画像形成ユニット100各部の動作を集中制御する。
RAM113は、CPU112により実行された処理プログラム等を、RAM113内のプログラム格納領域(図示省略)に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域(図示省略)に格納する。
また、RAM113のデータ格納領域は、第1のログ情報記憶領域113Aを備えている。第1のログ情報記憶領域113Aは、例えば、画像形成ユニット100の印刷ジョブ毎のログ情報を一時的に記憶する。
また、第1のログ情報記憶領域113Aは、当該第1のログ情報記憶領域113Aの空き領域がなくなった場合には、最も古いデータに新しいデータが上書きされるようになっている。
RAM113の第1のログ情報記憶領域113Aのデータ構造の一例を図3に示す。第1のログ情報記憶領域113Aに記憶されたログ情報の時間情報A1,各制御対象部の入出力情報としての入出力ポートのON/OFF情報A2,A3にはアドレスA5が付されており、所望の情報のアドレスA5を指定することにより、所望の情報を抽出できるようになっている。そして、例えば、時間情報A1には先頭アドレスA5が付されており、各制御対象部の入出力ポートのON/OFF情報A2,A3には2番目以降のアドレスA5が付されている。また、各制御対象部の入力ポートのON/OFF情報A2の後に各制御対象部の出力ポートのON/OFF情報A3が記憶されるようになっており、各制御対象部の出力ポートのON/OFF情報A3の後に予備情報を記憶するための予備領域A4が設けられている。
記憶部114は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部114は、CPU112が画像形成ユニット100全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部114は、例えば、図2(a)に示すように、第1の判断プログラム114A,第1の一時記憶制御プログラム114B,要求プログラム114C,記憶制御プログラム114D,タイムチャート生成プログラム114E,送信制御プログラム114F等を格納している。
第1の判断プログラム114Aは、例えば、CPU112に、画像形成ユニット100を構成する各制御対象部の入出力状態を所定時間毎に監視して、当該各制御対象部の入出力状態に変化があるか否かを判断する機能を実現させるプログラムである。より具体的には、第1の判断プログラム114Aは、CPU112に、画像形成ユニット100の各制御対象部の入力ポート(図示省略)及び出力ポート(図示省略)のON/OFFを所定時間毎に監視して、当該各制御対象部の入出力状態が変化したか否かを判断する。CPU112は、かかる第1の判断プログラム114Aを実行することにより、判断手段として機能する。
第1の一時記憶制御プログラム114Bは、例えば、CPU112に、第1の判断プログラム114Aを実行することにより、各制御対象部の入出力状態に変化があったと判断した場合に、各制御対象部の入出力状態が変化した時間に関する時間情報A1と、各制御対象部の入出力状態に関する入出力情報とをログ情報としてRAM113の第1のログ情報記憶領域113Aに記憶させるとともに、操作部104から印刷開始の操作信号が入力された際に、RAM113の第1のログ情報記憶領域113Aを初期化する機能を実現させるプログラムである。
要求プログラム114Cとは、例えば、CPU112に、画像形成装置1000における印刷ジョブが終了又は中止した際に、後処理ユニット200にログ情報要求信号を送信して、後述するRAM214の第2のログ情報記憶領域214Aに記憶されているログ情報を送信させる機能を実現させるプログラムである。
記憶制御プログラム114Dは、例えば、CPU112に、画像形成装置1000における印刷ジョブが終了又は中止した際に、RAM113の第1のログ情報記憶領域113Aに記憶された当該印刷ジョブにおけるログ情報を抽出して、当該第1のログ情報記憶領域113Aに記憶されたログ情報と、後処理ユニット200から送信された第2のログ情報記憶領域214Aに記憶されたログ情報と、をHDD109に記憶する機能を実現させるプログラムである。より具体的には、記憶制御プログラム114Dは、CPU112に、印刷ジョブが終了又は中止したと判断した際に、第1のログ情報記憶領域113Aに記憶されたログ情報を抽出し、当該第1のログ情報記憶領域113Aに記憶されたログ情報と、送信された第2のログ情報記憶領域214Aに記憶されたログ情報とに、例えば、日付・時間等の情報から構成される識別可能なファイルネームをつけて、HDD109に記憶する機能を実現させるプログラムである。CPU112は、かかる記憶制御プログラム114Dを実行することにより、ログ情報記憶制御手段として機能する。
HDD109に記憶されるログ情報のデータ構造の一例を図4に示す。ログ情報のファイルネームA6,ログ情報の時間情報A1・・・,各制御対象部の入出力情報としての入出力ポートのON/OFF情報A2・・・,A3・・・にはアドレスA5が付されており、所望の情報のアドレスA5を指定することにより、所望の情報を抽出できるようになっている。また、例えば、ファイルネームA6の後に、図3に示すログ情報と同様のデータ構造を持つログ情報が記憶されるようになっており、所望のログ情報のファイルネームA6を指定することにより、当該ファイルネームA6のアドレスA5が指定され、所望のログ情報を一体として抽出することができるようになっている。
タイムチャート生成プログラム114Eは、例えば、CPU112に、HDD109又はRAM113の第1のログ情報記憶領域113A及び第2のログ情報記憶領域214Aに記憶されたログ情報に基づくタイムチャートのデータを生成し、生成したタイムチャートのデータをPDF形式データに変換する機能を実現させるプログラムである。CPU112は、かかるタイムチャート生成プログラム114Eを実行することにより、生成手段として機能する。
送信制御プログラム114Fは、例えば、CPU112に、外部IF処理部110を制御して、HDD109に記憶されているログ情報を管理装置2000へ送信する機能を実現させるプログラムである。CPU112は、かかる送信制御プログラム114Fを実行することにより、送信制御手段として機能する。
次に、後処理ユニット200の内部構成について説明する。
後処理ユニット200は、例えば、図1に示すように、シリアル通信部201,検知部202,調整値記憶部203,第1搬送部204,第2搬送部205,第1集積部206,第2集積部207,スタック整合部208,ステイプル部209,中折り部210,断裁部211,後処理ユニット制御部212等を備えて構成され、各部はバスB2により接続されている。
シリアル通信部201は、例えば、シリアル通信I/F等により構成され、画像形成ユニット100と後処理ユニット200との間でのシリアル通信による制御信号や画像データ等の送受信を制御する。
検知部202は、例えば、図示しない、バイパスセンサ,スタッカセンサ,フィニッシャ排紙センサ等を備えて構成され、記録紙の位置を検知することにより、ジャムの発生,ジャム位置,ジャム解除を検知し、この検知情報を後処理ユニット制御部212に出力する。
調整値記憶部203は、例えば、半導体メモリ等により構成され、折り位置,ステイプルピッチ,パンチ位置等の調整値データや、ステイプル回数,パンチ回数等の各制御対象部の駆動回数等を記憶する。
第1搬送部204は、例えば、モータ等からなる駆動部分を含むローラを用いて、画像形成ユニット100から排紙された記録紙を第1集積部206の排紙トレイ(図示省略)へ搬送する。
第2搬送部205は、例えば、モータ等からなる駆動部分を含むローラを用いて、画像形成ユニット100から排紙された記録紙をスタック整合部208,ステイプル部209,中折り部210,断裁部211等へ搬送する。
第1集積部206は、例えば、排紙トレイ(図示省略)を備えて構成され、ステイプル処理,断裁処理等の後処理が行われずに排紙される記録紙を集積する。
第2集積部207は、例えば、排紙トレイ(図示省略)を備えて構成され、ステイプル処理,断裁処理等の後処理が行われた後に排紙される記録紙を集積する。
スタック整合部208は、傾斜を持って配設されており、搬送路からスタック整合部208に搬送された記録紙は、自重によりストッパーまで滑り落ちて停止する。これにより、スタック整合部208内の複数の記録紙が、搬送方向に位置合わせされ、搬送方向の整合状態となる。また、搬送方向と直交する記録紙面の幅揃えは、図示しない軽打機構により記録紙を軽打し、幅整合が行われる。
ステイプル部209は、搬送方向に直交する方向に2組配置され、図示しない駆動手段により、搬送方向に直交する方向に移動可能である。ステイプル部209は、スタック整合部208により整合された記録紙を所定位置に移動させた後、幅方向の中央振り付け2箇所にステイプル針を打つ。
中折り部210は、例えば、図示しない用紙突き出し部,折りローラ,搬送ベルト,加圧ローラ等を備えて構成されている。中折り開始信号により、用紙突き出し部の突き出し板が斜め上方に直進し、突き出し板の先端部は、用紙束の中央部を押し上げ、用紙束を介して折りローラのニップ部を押し広げて揺動、離間させる。突き出し板の先端部がニップ部を通過後、突き出し板が後退して、用紙束の中央部は、折りローラにより挟圧されて、折り目部が形成される。
断裁部211は、例えば、図示しない断裁上刃,断裁下刃,可動板,押圧ローラ,駆動手段等を備えて構成されている。断裁部211は、ステイプル部209,中折り部210により処理されて製本化された用紙束に対して、用紙の小口を揃えるため小口を断裁する。
後処理ユニット制御部212は、例えば、図2(b)に示すように、CPU213,RAM214,記憶部215等を備えて構成される。後処理ユニット制御部212のCPU213は、記憶部215に記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAM214内に展開し、展開されたプログラムに従って、後処理ユニット200各部の動作を集中制御する。
RAM214は、CPU213により実行された処理プログラム等を、RAM214内のプログラム格納領域(図示省略)に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域(図示省略)に格納する。
また、RAM214のデータ格納領域は、第2のログ情報記憶領域214Aを備えている。第2のログ情報記憶領域214Aは、画像形成ユニット100の印刷ジョブ毎のログ情報を一時的に記憶する。また、第2のログ情報記憶領域214Aは、例えば、図3に示す、第1のログ情報記憶領域113Aと同様のデータ構造をとっている。
また、第2のログ情報記憶領域214Aは、当該第2のログ情報記憶領域214Aの空き領域がなくなった場合には、最も古いデータに新しいデータが上書きされるようになっている。
記憶部215は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部215は、CPU213が後処理ユニット200全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部215は、例えば、図2(b)に示すように、第2の判断プログラム215A,第2の一時記憶制御プログラム215B,通信制御プログラム215C等を格納している。
第2の判断プログラム215Aは、例えば、CPU213に、後処理ユニット200を構成する各制御対象部の入出力状態を所定時間毎に監視して、当該各制御対象部の入出力状態に変化があるか否かを判断する機能を実現させるプログラムである。より具体的には、第2の判断プログラム215Aは、CPU213に、後処理ユニット200の各制御対象部の入力ポート(図示省略)及び出力ポート(図示省略)のON/OFFを所定時間毎に監視して、当該各制御対象部の入出力状態が変化したか否かを判断する。CPU213は、かかる第2の判断プログラム215Aを実行することにより、判断手段として機能する。
第2の一時記憶制御プログラム215Bは、例えば、CPU213に、第2の判断プログラム215Aを実行することにより、各制御対象部の入出力状態に変化があったと判断した場合に、各制御対象部の入出力状態が変化した時間に関する時間情報A1と、各制御対象部の入出力状態に関する入出力情報とをログ情報としてRAM214の第2のログ情報記憶領域214Aに記憶させるとともに、操作部104から印刷開始の操作信号が入力された際に、RAM214の第2のログ情報記憶領域214Aを初期化する機能を実現させるプログラムである。
通信制御プログラム215Cは、例えば、CPU213に、画像形成ユニット100からログ情報要求信号を受信した際に、シリアル通信部201を制御して、RAM214の第2のログ情報記憶領域214Aに記憶されたログ情報を画像形成ユニット100に送信する機能を実現させるプログラムである。
<画像形成装置の動作>
次に、上述のような構成の画像形成装置1000におけるログ情報の管理動作を図を参照しながら説明する。
(後処理ユニットの動作)
まず、後処理ユニット200のログ管理動作について、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、画像形成装置1000の電源が入れられると、シェーディング補正など、画像形成装置1000の各部の初期設定を行うための画像制御アイドルシーケンスが行われる(ステップS1)。
次に、後処理ユニット200のCPU213は、スタートボタン(図示省略)が押下されることによって印刷開始の操作信号が入力されたか否かを判断する(ステップS2)。
ステップS2において、CPU213が印刷開始の操作信号が入力されていないと判断した場合には(ステップS2;No)、ステップS1に戻る。
ステップS2において、CPU213が印刷開始の操作信号が入力されたと判断した場合には(ステップS2;Yes)、CPU213は、第2の一時記憶制御プログラム215Bを実行することによりRAM214の第2のログ情報記憶領域214Aを初期化する(ステップS3)。
次に、CPU213は、RAM214のデータ格納領域に記憶された設定情報から、ログ情報をRAM214の第2のログ情報記憶領域214Aに記憶するログ記録モードが設定されているか否かを判断する(ステップS4)。
ステップS4において、CPU213がログ記録モードが設定されていないと判断した場合には(ステップS4;No)、ステップS7に進む。
ステップS4において、CPU213がログ記録モードが設定されていると判断した場合には(ステップS4;Yes)、CPU213は、第2の判断プログラム215Aを実行することにより、後処理ユニット200を構成する各制御対象部の入力ポート及び出力ポートのON/OFF状態が変化したか否かを判断する(ステップS5)。
ステップS5において、CPU213が各制御対象部の入力ポート及び出力ポートのON/OFF状態が変化していないと判断した場合には(ステップS5;No)、ステップS7に進む。
ステップS5において、CPU213が各制御対象部の入力ポート及び出力ポートのON/OFF状態が変化したと判断した場合には(ステップS5;Yes)、CPU213は、第2の一時記憶制御プログラム215Bを実行することにより、各制御対象部の入出力ポートのON/OFF状態が変化した時間に関する時間情報A1と、各制御対象部の入出力ポートのON/OFF情報A2,A3とをログ情報としてRAM214の第2のログ情報記憶領域214Aに記憶させる(ステップS6)。
また、ステップS3〜ステップS6までの処理がなされている間に、CPU213は、操作部104から入力された各種の操作信号に従って、記録紙に画像形成を行うための画像制御印刷シーケンスを行う(ステップS7)。
次に、CPU213は、画像形成ユニット100のCPU112における要求プログラム114Cの実行に伴って、当該画像形成ユニット100からログ情報要求信号が送信されたか否かを判断する(ステップS8)。
ステップS8において、CPU213が、ログ情報要求信号が送信されていないと判断した場合には(ステップS8;No)、ステップS4に戻る。
ステップS8において、CPU213が、ログ情報要求信号が送信されたと判断した場合には(ステップS8;Yes)、CPU213は、通信制御プログラム215Cを実行することにより、RAM214の第2のログ情報記憶領域214Aに記憶されたログ情報を画像形成ユニット100に送信し(ステップS9)、本処理を終了する。
(画像形成ユニットの動作)
次に、画像形成ユニット100におけるログ情報の管理動作を図6及び図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、画像形成装置1000の電源が入れられると、シェーディング補正など、画像形成装置1000の各部の初期設定を行うための画像制御アイドルシーケンスが行われる(ステップS101)。
次に、画像形成ユニット100のCPU112は、スタートボタン(図示省略)が押下されることによって印刷開始の操作信号が入力されたか否かを判断する(ステップS102)。
ステップS102において、CPU112が印刷開始の操作信号が入力されていないと判断した場合には(ステップS102;No)、ステップS101に戻る。
ステップS102において、CPU112が印刷開始の操作信号が入力されたと判断した場合には(ステップS102;Yes)、CPU112は、第1の一時記憶制御プログラム114Bを実行することにより、RAM113の第1のログ情報記憶領域113Aを初期化する。(ステップS103)。
次に、CPU112は、RAM113のデータ格納領域に記憶された設定情報から、ログ情報をRAM113の第1のログ情報記憶領域113Aに記憶するログ記録モードが設定されているか否かを判断する(ステップS104)。
ステップS104において、CPU112がログ記録モードが設定されていないと判断した場合には(ステップS104;No)、ステップS107に進む。
ステップS104において、CPU112がログ記録モードが設定されていると判断した場合には(ステップS104;Yes)、CPU112は第1の判断プログラム114Aを実行することにより、画像形成ユニット100を構成する各制御対象部の入力ポート及び出力ポートのON/OFF状態が変化したか否かを判断する。(ステップS105)。
ステップS105において、CPU112が各制御対象部の入力ポート及び出力ポートのON/OFF状態が変化していないと判断した場合には(ステップS105;No)、ステップS107に進む。
ステップS105において、CPU112が各制御対象部の入力ポート及び出力ポートのON/OFF状態が変化したと判断した場合には(ステップS105;Yes)、CPU112は、第1の一時記憶制御プログラム114Bを実行することにより、各制御対象部の入出力ポートのON/OFF状態が変化した時間に関する時間情報A1と、各制御対象部の入出力ポートのON/OFF情報A2,A3とをログ情報としてRAM113の第1のログ情報記憶領域113Aに記憶させる。(ステップS106)。
また、ステップS103〜ステップS106までの処理がなされている間に、CPU112は、操作部104から入力された各種の操作信号に従って、記録紙に画像形成を行うための画像制御印刷シーケンスを行う(ステップS107)。
次に、CPU112は、印刷ジョブの終了信号又は検知部202から出力される検知信号の有無により、印刷ジョブが完了したか否か又は印刷が中止されたか否かを判断する(ステップS108)。
ステップS108において、CPU112が印刷ジョブが完了していない又は印刷が中止されていないと判断した場合には(ステップS108;No)、ステップS104に戻る。
ステップS108において、CPU112が印刷ジョブが完了した又は印刷が中止されたと判断した場合には(ステップS108;Yes)、CPU112は、RAM113のデータ格納領域に記憶された設定情報から、ログ記録モードが設定されているか否かを判断する(ステップS109)。
ステップS109において、CPU112によりログ記録モードが設定されていないと判断した場合には(ステップS109;No)、本処理を終了する。
ステップS109において、CPU112によりログ記録モードが設定されていると判断した場合には(ステップS109;Yes)、CPU112は、RAM113のデータ格納領域を参照して、印刷ジョブがジャム等により中止されたのか否かを判断する(ステップS110)。
ステップS110において、CPU112が印刷ジョブがジャム等により中止されていないと判断した場合には(ステップS110;No)、本処理を終了する。
ステップS110において、CPU112及びCPU112が印刷ジョブがジャム等により中止されたと判断した場合には(ステップS110;Yes)、CPU112は、要求プログラム114Cを実行することにより、後処理ユニット200にログ情報要求信号を送信する(ステップS111)。次いで、CPU112は、記憶制御プログラム114Dを実行することにより、RAM113の第1のログ情報記憶領域113Aに記憶されたログ情報を抽出し、抽出した該ログ情報と、後処理ユニット200から送信されたログ情報とに、日付,時間,エラーコード等からなるファイルネームA6をつけて、HDD109に記憶する(ステップS112)。
次に、CPU112は、当該画像形成装置1000がネットワークに接続されているか否かを判断する(ステップS113)。
ステップS113において、CPU112が、当該画像形成装置1000がネットワークに接続されていないと判断した場合には(ステップS113;No)、本処理を終了する。
ステップS113において、CPU112が、当該画像形成装置1000がネットワークに接続されていると判断した場合には(ステップS113;Yes)、CPU112は、タイムチャート生成プログラム114Eを実行することにより、ログ情報に基づいて、タイムチャートのデータを生成し、該タイムチャートのデータをPDF形式データに変換する(ステップS114)。生成されたタイムチャートの一例を図8に示す。
ステップS114で生成されたタイムチャートは、例えば、図8に示すように、横軸に時間(s),縦軸に制御対象部の入出力ポートのON/OFFがプロットされることにより生成される。そして、各制御対象部のタイムチャートを、横軸が同じスケールとなるように並列することにより、各制御対象部間のON/OFFのタイミング等を比較することができるようになっている。
次に、CPU112は、送信制御プログラム114Fを実行することにより、外部IF処理部110を制御して、ステップS113において生成したタイムチャートのPDF形式データを管理装置2000に送信し(ステップS115)、本処理を終了する。
以上に説明した、本発明に係る画像形成装置1000によれば、CPU112が記憶制御プログラム114Dを実行することにより、制御対象部と画像形成ユニット制御部111及び後処理ユニット制御部212との間の入出力情報と、当該入出力情報が入出力された時間情報A1とが対応付けられたログ情報が、印刷ジョブの実行中にエラーが発生した際に、HDD109に記憶されるので、当該ログ情報から、どの制御対象部にどのタイミングでエラーが生じたのかを知ることができることとなって、確実にエラーの原因を特定することができる。また、印刷ジョブの実行中にエラーが発生した際に、ログ情報が自動的にHDD109に記憶されるので、ロジックアナライザ等を接続しなくても当該ログ情報を得ることができることとなって、ロジックアナライザ等を接続するのにかかる時間を削減でき、効率的に当該ログ情報からエラーの原因を特定することができる。
また、CPU112及びCPU213がそれぞれ第1の判断プログラム114A及び第2の判断プログラム215Aを実行することにより、複数の制御対象部の入出力状態が所定時間毎に監視されて制御対象部の入出力状態に変化があるか否かが判断され、制御対象部の入出力状態が変化したと判断された場合に、CPU112が記憶制御プログラム114Dを実行することにより、制御対象部の入出力状態が変化した時間に関する時間情報A1と入出力情報とがログ情報としてHDD109に記憶されるので、入出力状態に変化があった場合にのみログ情報がHDD109に記憶されることとなって、HDD109に記憶されるログ情報のデータ容量をできるだけ小さくすることができる。
また、CPU112がタイムチャート生成プログラム114Eを実行することにより、ログ情報に基づくタイムチャートが生成されるので、当該タイムチャートから、どの制御対象部にどのタイミングでエラーが発生したのかを瞬時に知ることができることとなって、より効率的にエラーの原因を特定することができる。
また、CPU112が記憶制御プログラム114Dを実行することにより、ログ情報に識別可能なファイルネームA6がつけられて、HDD109に格納されるので、HDD109に記憶されるログ情報が識別可能なファイルネームA6に基づいて自動的に整理されることとなって、効率的に当該ログ情報を管理することができる。
また、本発明に係る画像形成管理システム3000によれば、CPU112が送信制御プログラム114Fを実行することにより、HDD109に記憶されたログ情報が管理装置2000に送信されるので、管理装置2000が、当該ログ情報から、どの制御対象部にどのタイミングでエラーが生じたのかを知ることができることとなって、確実に画像形成装置1000を管理することができる。また、画像形成装置1000が設置されている現場にオペレータ等を派遣して、当該画像形成装置1000にロジックアナライザ等を接続しなくても、管理装置2000が、当該ログ情報を得ることができることとなって、オペレータを派遣する手間やロジックアナライザ等を接続するのにかかる時間を削減でき、効率的に当該ログ情報からエラーの原因を特定することができ、効率的に画像形成装置1000を管理することができる。
また、本発明に係る画像形成管理システム3000によれば、CPU112がタイムチャート生成プログラム114Eを実行することにより、生成したタイムチャートがPDF形式データに変換され、CPU112が送信制御プログラム114Fを実行することにより、生成手段によって生成されて変換されたタイムチャートのPDF形式データが管理装置2000に送信されるので、管理装置2000が、当該タイムチャートから、どの制御対象部にどのタイミングでエラーが生じたのかを瞬時に知ることができることとなって、より効率的に画像形成装置1000を管理することができる。
また、タイムチャートのデータがPDF形式に変換されるので、当該タイムチャートのデータを効率良く圧縮することができ、タイムチャートのデータを管理装置2000に送信するのにかかる時間を短くすることができる。
なお、本発明にかかる画像形成装置1000は、上述の構成に限定されるものではなく、例えば、定期的にテスト印刷を行い、テスト印刷を行った際のタイムチャートを記憶し、それぞれのタイムチャートの形状を比較することにより、老朽化した制御対象部があるかないかを自動判断するように構成しても良い。より具体的には、テスト印刷した場合のタイムチャートを比較して、タイムチャートにずれが生じた場合に、ずれた部分に相当する制御対象部を特定して、特定した制御対象部の特性から「ずれ」が老朽化に起因するか否かを予め設定した条件等により判断する。
また、本実施形態では、HDD109へのログ情報の記憶は印刷ジョブの中止又は完了時に行われることとしたが、これに限定されるものではなく、印刷ジョブの途中で随時HDD109へ記憶されるように構成しても良い。
本発明に係る画像形成装置及び画像形成管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る画像形成ユニット制御部の内部構成を示すブロック図(図2(a))及び本発明に係る後処理ユニット制御部を示すブロック図(図2(b))である。 本発明に係る画像形成ユニットのRAMの第1のログ情報記憶領域のデータ構造を説明する図である。 本発明に係る画像形成ユニットのHDDに記憶されるログ情報のデータ構造を説明する図である。 本発明に係る後処理ユニットの動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る画像形成ユニットの動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る画像形成ユニットの動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係るタイムチャートを説明するための図である。
符号の説明
109 HDD(記憶装置)
111 画像形成ユニット制御部(制御手段)
112 CPU(判断手段,ログ情報記憶制御手段,生成手段,送信制御手段)
114A 第1の判断プログラム(判断手段)
114D 記憶制御プログラム(ログ情報記憶制御手段)
114E タイムチャート生成プログラム(生成手段)
114F 送信制御プログラム(送信制御手段)
212 後処理ユニット制御部(制御手段)
213 CPU(判断手段)
215A 第2の判断プログラム(判断手段)
1000 画像形成装置
2000 管理装置
3000 画像形成管理システム

Claims (4)

  1. 記憶装置を備える画像形成ユニットと、後処理ユニットとを備える画像形成装置において、
    前記画像形成ユニットを構成する複数の制御対象部の動作を制御する第1の制御手段と、
    前記後処理ユニットを構成する複数の制御対象部の動作を制御する第2の制御手段と、
    前記画像形成ユニットの複数の前記制御対象部の入出力状態として入出力ポートの入出力状態を所定時間毎に監視して前記制御対象部の入出力状態に変化があるか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記後処理ユニットの複数の前記制御対象部の入出力状態として入出力ポートの入出力状態を所定時間毎に監視して前記制御対象部の入出力状態に変化があるか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記第1の判断手段により前記制御対象部の入出力状態が変化したと判断した場合に、前記制御対象部の入出力状態が変化した時間に関する時間情報と、前記制御対象部の入出力状態に関する入出力情報とを印刷ジョブ毎のログ情報として一時記憶させる第1の一時記憶手段と、
    前記第2の判断手段により前記制御対象部の入出力状態が変化したと判断した場合に、前記制御対象部の入出力状態が変化した時間に関する時間情報と、前記制御対象部の入出力状態に関する入出力情報とを印刷ジョブ毎のログ情報として一時記憶させる第2の一時記憶手段と、
    画像形成ジョブの実行中にエラーが発生した際に、前記後処理ユニットにログ情報要求信号を送信して、一時記憶されているログ情報を前記画像形成ユニットに送信させる要求手段と、
    前記画像形成ユニットにおいて一時記憶されたログ情報と、前記ログ情報要求信号に応じて前記後処理ユニットから送信されたログ情報と、を前記記憶装置に記憶するログ情報記憶制御手段と、
    ログ情報に基づくタイムチャートを生成する生成手段と、
    定期的にテスト印刷を行い、前記テスト印刷を行う都度前記生成手段により生成されるタイムチャートを記憶し、当該記憶したそれぞれのタイムチャートの形状を比較する比較手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ログ情報記憶制御手段は、
    前記ログ情報に識別可能なファイルネームをつけて、前記記憶装置に格納することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置と、前記画像形成装置とネットワークを介して接続された管理装置と、を備える画像形成管理システムにおいて、
    前記画像形成装置は、
    前記記憶装置に記憶されたログ情報を前記管理装置に送信する送信制御手段を備えることを特徴とする画像形成管理システム。
  4. 請求項1又は2に記載の画像形成装置と、前記画像形成装置とネットワークを介して接続された管理装置と、を備える画像形成管理システムにおいて、
    前記生成手段は、生成した前記タイムチャートをPDF形式データに変換し、
    前記画像形成装置は、
    前記生成手段により生成されて変換された前記タイムチャートの前記PDF形式データを前記管理装置に送信する送信制御手段を備えることを特徴とする画像形成管理システム。
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