JP2001331298A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001331298A
JP2001331298A JP2000152951A JP2000152951A JP2001331298A JP 2001331298 A JP2001331298 A JP 2001331298A JP 2000152951 A JP2000152951 A JP 2000152951A JP 2000152951 A JP2000152951 A JP 2000152951A JP 2001331298 A JP2001331298 A JP 2001331298A
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Michinori Aoki
通則 青木
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指定された印刷動作が遂行されなかった場
合、遂行されなかった原因を、簡単に把握できるように
した画像形成装置を提供する。 【解決手段】 ログ情報処理部51は、ネットワークプ
リンタ1のステータス情報を取得する。取得したステー
タス情報に示される内容に変化があったならば、変化し
たステータス情報をログとして、ログ情報記憶領域51
に保存する。変化がなく、ネットワークから印刷要求が
あれば、その旨をログ情報記憶領域40に保存する。ネ
ットワークから印刷要求がなければ、操作パネル30に
ログ情報記憶領域51に保存されるログ情報を印刷する
ことが入力されているか否かを判定し、その判定に従っ
て処理を実行したら、全処理は終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN(Local Ar
ea Network)、WAN(Wide Area Network )などのネ
ットワークにおいて通信可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークにプリンタを接続し
て、ネットワーク上のホストコンピュータで形成された
画像をプリンタで印刷するという印刷形態がよく見られ
る。
【0003】その印刷動作の最中に異常が発生した場合
に、ユーザに異常が発生したことを伝える技術として、
ネットワークアナライザ、SNMPマネージャ等のネッ
トワーク監視ツールあるいは、特開平9−244966
号公報に記載されているコンピュータ周辺機器のチェッ
ク装置等が従来技術として存在する。
【0004】特開平9−244966号公報に記載され
る技術は、上記の印刷動作においてホストコンピュータ
からプリンタ等の周辺機器の通信状況を監視するという
技術である。
【0005】一方、近年ではさらに、上記された印刷形
態で印刷する場合に、印刷する時間を指定して印刷する
ことがある。その場合、実際の印刷時にプリンタの周辺
に人がいる時に印刷動作が行われることもあるが、大量
印刷する場合などは、人がいない時間に印刷動作が行わ
れることが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記さ
れたように、時間指定された印刷動作が実行される際に
は、上記特開平9−244966号公報に記載される技
術を用いても、印刷時にホストコンピュータやプリンタ
の周囲に人がおらず、プリンタを監視することができな
いことが多々あった。その場合、異常が発生しても修理
することはもとより、その原因を把握することもできな
かった。
【0007】またネットワークアナライザやSNMPマ
ネージャ等のネットワーク監視ツール等を利用すれば、
その原因を把握することは可能であるが、そのためには
それらの高価な機器やソフトを購入して、上記した機器
を利用できる環境を整えなければならないという問題点
があった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、指定した印刷動作が遂行されなかった場合、
遂行されなかった原因を既存の装置を用いて、簡単に把
握できるようにした画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、画像形成装置がいかなる処
理を行ったかという処理の内容を記憶する第1の記憶手
段と、第1の記憶手段に前記処理の内容を記録する記録
手段と、第1の記憶手段が記憶する内容を表示する第1
の表示手段と、を有することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、記録手段が処理の内容を記録するか否かを
ユーザに選択させる第1の選択手段をさらに有すること
を特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、処理の内容を記憶する第1の記憶
手段とは別の第2の記憶手段と、第1の記憶手段が記憶
する処理の内容を第2の記憶手段に転送する転送手段
と、第2の記憶手段が記憶する処理の内容を表示する第
2の表示手段とをさらに有し、記録手段が第1の記憶手
段に処理の内容を記録する際に、第1の記憶手段が記憶
する容量が飽和している場合、第1の記憶手段が記憶す
る処理の内容を、転送手段が第2の記憶手段に転送する
ことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、転送手段による転送する処理を実行するか
否かをユーザに選択させる第2の選択手段をさらに有す
ることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照した本発明
に係る画像形成装置の実施形態を詳細に説明する。図1
から図8には、本発明に係る画像形成装置の一実施形態
として適用される、コンピュータネットワークに接続さ
れたネットワークプリンタについての図面が示されてい
る。
【0014】以下において、ネットワークプリンタとは
コンピュータネットワークにおいて通信可能なプリンタ
のことを意味し、PCとはパーソナルコンピュータを意
味するものとする。また、ステータスとは状態を意味
し、ログ情報はネットワークプリンタ1の動作状況を記
録した情報を意味するものとする。また、ネットワーク
プリンタA、ネットワークプリンタBおよびネットワー
クプリンタCは、同一の構成で構成されているものとす
る。
【0015】以下、図1に基づいて本発明の一実施形態
であるコンピュータネットワークに接続されたネットワ
ークプリンタにおいて印刷動作が遂行されない原因につ
いて説明する。
【0016】正常に実行される印刷動作は、PCa、P
CbおよびPCcのいずれか1台から送信されたデータ
が、ネットワークを通じて、ネットワークプリンタA,
ネットワークプリンタB,ネットワークプリンタCおよ
びネットワークプリンタDのいずれか1台によって受信
され、受信したネットワークプリンタによって印刷され
るという過程を踏む。
【0017】しかし、上記した過程のいずれかの箇所に
おいて、異常が発生すると印刷動作は遂行されなくな
る。その原因は、データを送信したPCで異常が発生し
たならば、印刷設定、印刷環境、あるいは、印刷方法の
いずれかが正しくない場合が考えられる。ネットワーク
で異常が発生した場合は、ネットワーク環境に問題があ
ったと考えられる。
【0018】また、データを受信したネットワークプリ
ンタで異常が発生したならば、そのネットワークプリン
タのステータスが、印刷不可の状態になっていてデータ
を受信できないか、ネットワークプリンタのNIC(Ne
twork Interface Card)がダウンしていて印刷できない
か、データは正常に受信していても、印刷用紙が出力で
きない場合等が考えられる。
【0019】上記されたように印刷動作が遂行されなか
った原因がいくつか考えられたとしても、実際に印刷動
作が行われた時に周囲に人がいなければ、いずれの箇所
で印刷動作が遂行されなかった原因が発生したかという
ことや、いかなる原因で遂行されなかったかということ
をつきとめることは困難である場合が多い。
【0020】上記されたように印刷動作が遂行されなか
った時の原因をつきとめる際の手がかりとなり得るログ
情報を、ネットワークとネットワークプリンタとを接続
するNICにおいて記録しておくことが本発明の意図で
ある。
【0021】以下、図2に基づいて、本発明の一実施例
として適用される、上記されたネットワークプリンタの
概略構成について説明する。図2によれば、ネットワー
クプリンタ1は、印刷処理部10、印刷処理用バッファ
20、操作パネル30、ログ情報記憶領域40、NIC
50およびネットワーク要求処理部60等で構成されて
いる。さらにNIC50には、ログ情報処理部51が存
在する。
【0022】NIC50は、ネットワークプリンタ1を
ネットワークに接続する役割を果たしている。それゆ
え、NIC50はネットワーク要求処理部60から送信
されるログ情報と、ネットワークから送信されるログ情
報とを取得することができる。
【0023】ネットワーク要求処理部60から取得する
ネットワークプリンタ1に関するログ情報としてはその
ステータスに関する情報を取得し、ネットワークを通じ
て受信する情報としては、PCから送信されたデータを
受信したことに関するログ情報を取得する。NIC50
が取得したログ情報はログ情報処理部51で処理され、
ログ情報記憶領域40で記憶される。
【0024】上記されたようにログ情報記憶領域40に
ログ情報として記憶することにより、印刷動作が遂行さ
れなかった時の原因が、ネットワークからデータを受信
していなかったからか、ネットワークプリンタ1がデー
タを受信できる状態になかったからか、データを受信し
たが紙として印刷出力することができなかったからかな
ど、ある程度までその原因を絞り込むことが可能にな
り、明確な原因をつきとめる際の有力な手ががりにな
る。
【0025】図8にはログ情報記憶領域40に記憶され
るログ情報の具体例が示されている。まずログ情報が記
録された時間を記録し、次に、PCから送信されたデー
タを受信したことに関するログ情報であることを示す”
NET”か、ネットワーク要求処理部60から送信され
たネットワークプリンタ1に関するログ情報であること
を示す”PRN”を記す。
【0026】ネットワークプリンタ1に関するログ情報
であるならば、ネットワークプリンタ1のステータスに
関する情報を、”READY”か、”Not READ
Y”かの単語で示す。”Not READY”である場
合は、図8に示されるような<OFFLINE>あるい
は<JAM>等の、その詳細を示す情報を記す。
【0027】またPCから送信されたデータを受信した
ことに関するログ情報であることを示す情報であるなら
ば、どこから送信されたデータであるかを示すアドレス
を示す情報も記憶される。
【0028】以下、図3に示されるフローチャートに基
づいて、ログ情報処理部51が、ネットワークプリンタ
1のステータス等を示すログ情報やPCから送信された
データを受信したことに関するログ情報を、ログ情報記
憶領域40に記録し、記録したログ情報を紙に印刷して
出力するネットワークプリンタ1の動作の流れを説明す
る。本動作を第1の実施形態とする。なお本実施形態で
は、ログ情報記憶領域40の記憶領域が飽和した場合
は、古いログ情報から順に上書きされて、消されていく
ものとする。
【0029】NIC50は、通常、ネットワークプリン
タ1のステータスを示す情報を定期的に取得している。
また、ネットワークプリンタ1のステータスが変化した
ときには、ネットワーク要求処理部60から変化したと
いう情報や、どのように変化したかという情報がNIC
50に通知されている。
【0030】まず、ネットワークプリンタ1のステータ
ス情報を取得する(ステップS1)。取得した情報にス
テータスが変化したことが示されていれば(ステップS
2/有り)、変化したステータス情報をログ情報として
ログ情報記憶領域40に残す(ステップS3)。
【0031】さらに変化したステータス情報の内容が印
刷不可を示しているものであれば(ステップS4/Ye
s)、印刷不可である原因の詳細が示される情報をログ
情報記憶領域40に記憶する(ステップS5)。
【0032】他方、変化したステータス情報の内容が印
刷不可を示すものでなく(ステップS4/No)、操作
パネル30にログ情報記憶領域40に記憶されているロ
グ情報を印刷出力するように入力されていれば(ステッ
プS8/あり)、記憶されているログ情報を印刷処理部
10に送信して印刷出力する(ステップS9)。ステッ
プS8において、印刷出力するように入力されていなけ
れば(ステップS8/無し)、処理は終了する。
【0033】ステップS2においてステータスが変化し
ていない場合(ステップS2/無し)、ネットワークか
ら印刷要求されていれば(ステップS6/有り)、印刷
データを取得したこととそのデータの送信元を示す情報
とをログ情報記録領域40に記憶する(ステップS
7)。
【0034】ステップS7の処理の後は、ステータス情
報を記録した時と同様に、ステップS8の処理に移行
し、操作パネル40に入力された設定に従って処理は終
了する。
【0035】一方、ネットワークから印刷要求されてい
なければ(ステップS6/無し)、そのままステップS
8の処理に移行し、操作パネル40に入力された設定に
従って処理は終了する。
【0036】上記されたように動作することによって、
ネットワークプリンタ1においてネットワークを通じて
送信されたデータが印刷出力されなかったとしても、記
録されたログ情報を解析することにより、その原因を解
析することが可能になり、上記問題の再発防止につなが
る。
【0037】以下、第2の実施形態として、第1の実施
形態においてログ情報記憶情報40の記憶領域にログ情
報を記憶させる領域がなくなった時に、上書きするので
はなく、紙として出力させるか、ネットワークを通じて
PCあるいはサーバに送信する動作について説明する。
【0038】図4には、ログ情報を記憶する際の動作の
流れが示されている。上記したように第2の実施形態の
動作は、基本的に第1の実施形態と同じであり、ステッ
プS23とステップS27において、ログ情報を書き込
む際の動作のみが異なっている。その際の動作が図5に
示されている。
【0039】なお、第2の実施形態においては、ログ情
報処理部51はログ情報を転送するサーバ名あるいはP
C名を保持しているものとする。このサーバ名あるいは
PC名は、ログデータを転送するプロトコルによって宛
て先指定の方法は異なるが、一般的な方法としてはTC
P/IP(Transmission Control Protocol/InternetPr
otocol)プロトコルを用いた場合には転送先のIP(Inte
rnet Protocol) アドレスになる。IPアドレスは複数
個設定可能であるとする。
【0040】以下、図5に基づいて、ログ情報を書き込
む際の動作を説明する。図4においてネットワーク要求
処理部60からネットワークプリンタ1のステータスが
変化した情報が入力されるか、ネットワークから印刷要
求されたら、ログ情報処理部51はログ情報記憶領域4
0にそれらのログ情報を書き込むのに十分な書き込みエ
リアがあるか否かを判断する(ステップS41)。
【0041】十分な書き込みエリアがあるならば(ステ
ップS41/Yes)、入力されたログ情報をログ情報
記憶領域40に書き込んで(ステップS49)、処理を
終了する。十分な書き込みエリアがなく(ステップS4
1/No)、転送先サーバあるいはPCの登録がなけれ
ば(ステップS42/No)、記憶されているログ情報
を紙に印刷し出力して(ステップS47)、ログ情報記
憶領域40をクリアにする(ステップS48)。
【0042】転送先のサーバあるいはPCの登録があれ
ば(ステップS42/Yes)、登録されたサーバある
いはPCの内の任意の1つを選択し、選択されたサーバ
あるいはPCとの接続処理を実行する(ステップS4
3)。サーバあるいはPCと接続されたならば(ステッ
プS44)、記憶されているログ情報をそのサーバある
いはPCに転送する(ステップS45)。
【0043】転送ができたならば(ステップS46/Y
es)、ログ情報記憶領域40をクリアにして(ステッ
プS48)、新たに入力されたログ情報を書き込んで
(ステップS49)、処理は終了する。転送ができなか
ったならば(ステップS47)、紙に記憶されたログ情
報を印刷し出力して(ステップS47)、ログ情報をク
リアにする(ステップS48)。
【0044】上記されたように動作することによって、
ログ情報記憶領域40に記憶されたログ情報が上書きさ
れることなく、別の記憶媒体に記憶されるか紙に印刷さ
れて、保存されることになるので、ネットワークプリン
タ1のログ情報がすべて保存され、その正確性がより向
上される。
【0045】ログ情報をログ情報記憶領域40に記憶さ
せる処理自体はそれほど時間のかかる処理ではないが、
頻繁に故障が発生した場合などには多少なり、NIC5
0の本来の処理に影響を与える可能性が考えられる。
【0046】またサーバあるいはPCにデータを転送す
る処理に関しても、一連のコネクション確立のためのシ
ーケンスが発生するのでパフォーマンス的に影響が考え
られる。さらに印刷して出力する場合には、頻繁に行わ
れれば紙の費用もかかることになるので、無条件に紙に
印刷されることは好ましくない。
【0047】以下、第3の実施形態として、ログ情報を
保存するか否かをユーザに選択させる機能がさらに付加
された実施形態を説明する。
【0048】ネットワークプリンタ1の周囲に人がいる
状態で印刷動作が行われる場合には、ログ情報を取得す
る等の一連の処理を行わない設定をPC等でユーザが行
えるものとする。ログ情報処理部51には機能選択フラ
グがあり、その設定状況に応じてログ情報処理部51は
ログ情報の処理を行う。
【0049】機能選択フラグにはいくつか種類があるも
のとするが、本実施形態では機能フラグがあるものとす
る。機能フラグはログ情報の保存する機能を働かせるか
否かを設定するためのものである。
【0050】以下、図6に従って、第3の実施形態につ
いて説明する。第3の実施形態も第2の実施形態同様
に、基本的には第1の実施形態と同じ動作を行う。図6
において、第1の実施形態との違いは、ネットワークプ
リンタ1のステータス情報を取得したか、ネットワーク
から印刷要求があった場合、機能フラグの設定をチェッ
クする(ステップS61)点である。
【0051】上記されたように動作することによって、
ログ情報を保存するかしないかを選択することが可能に
なるので、ユーザが必要と判断したときのみ、上記機能
を動作させることが可能になるので、必要のないときは
ログ情報を記憶させる処理がなくなり、ユーザの利便性
はより向上する。
【0052】以下、第4の実施形態として、ログ情報を
保存する際にログ情報記憶領域40が飽和状態にあった
時、新たなログ情報を上書きするか、または、それまで
保存されていたログ情報を紙に印刷するか、もしくは、
別の記憶媒体に転送するかをユーザに選択させる機能が
付加された実施形態について説明する。
【0053】本実施形態における機能選択フラグは、上
書きフラグがあるものとする。上書きフラグは、ログ情
報記憶領域40に記憶されるログ情報が飽和状態にあっ
た場合に、新たなログ情報を上書きするか、または、そ
れまで保存されていたログ情報を紙に印刷するか、もし
くは、別の記憶媒体に転送するかを設定するためのもの
である。
【0054】第4の実施形態の基本的な動作は、第1、
第2および第3の実施形態と同じである。さらに、ログ
情報を書き込む際の動作も基本的には、第2の実施形態
および第3の実施形態のそれとと同様であるが、図7に
示されるフローチャートのステップS82において、十
分な書き込みエリアがないと判断された後に、上書きフ
ラグがあるか否かが判断される(ステップS82)点が
異なる。
【0055】上記されたように動作することによって、
古いログ情報は上書きされてもよいとユーザが判断した
場合は、そのモードを選択でき、古いログ情報も保存し
ておこうと判断した場合は、そのモードも選択できるの
で、ユーザにとってはより利便性が向上する。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、請求項1
記載の発明によれば、ネットワークプリンタ1において
ネットワークを通じて送信されたデータが印刷出力され
なかったとしても、記録されたログ情報を解析すること
により、その原因を解析することが可能になり、上記問
題の再発防止につながる。なお、印刷時にネットワーク
プリンタ1の周囲に人がいなかったとしても、印刷され
ない原因を追及することが可能になる。
【0057】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ログ情報を記録させる動作を行うか否かを
選択できるので、ログ情報の記録を行いたいときのみそ
の動作を行わせることが可能となり、ユーザの利便性が
より向上する。
【0058】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、ログ情報記憶領域40に記憶され
たログ情報が上書きされることなく、別の記憶媒体に記
憶されるか紙に印刷されて、保存されることになるの
で、ネットワークプリンタ1のログ情報がすべて保存さ
れ、その正確性がより向上される。
【0059】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、古いログ情報は上書きされてもよいとユー
ザが判断した場合は、そのモードを選択でき、古いログ
情報も保存しておこうと判断した場合は、そのモードも
選択できるので、ユーザにとってはより利便性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態として適用されるネットワ
ークプリンタが接続されたネットワークの構成例が示さ
れている。
【図2】本発明の一実施形態として適用されるネットワ
ークプリンタの構成例が示されている。
【図3】本発明の第1の実施形態のログ情報処理部51
がログ情報を記録する際の動作例が示されている。
【図4】本発明の第2の実施形態のログ情報処理部51
がログ情報を記録する際の動作例が示されている。
【図5】第2の実施形態においてログ情報をログ情報記
憶領域40に書き込む際の動作例が示されている。
【図6】本発明の第3の実施形態のログ情報処理部51
がログ情報を記録する際の動作例が示されている。
【図7】本発明の第4の実施形態のログ情報処理部51
がログ情報をログ情報記憶領域40に書き込む際の動作
例が示されている。
【図8】ログ情報記憶領域40に記憶されるログ情報の
具体例が示されている。
【符号の説明】
1 プリンタ 10 印刷処理部 20 印刷処理用バッファ 30 操作パネル 40 ログ情報記憶領域 50 NIC 51 ログ情報処理部 60 ネットワーク要求処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置がいかなる処理を行ったか
    という処理の内容を記憶する第1の記憶手段と、 該第1の記憶手段に前記処理の内容を記録する記録手段
    と、 前記第1の記憶手段が記憶する内容を表示する第1の表
    示手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段が前記処理の内容を記録す
    るか否かをユーザに選択させる第1の選択手段をさらに
    有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記処理の内容を記憶する、前記第1の
    記憶手段とは別の第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段が記憶する前記処理の内容を前記第
    2の記憶手段に転送する転送手段と、 前記第2の記憶手段が記憶する前記処理の内容を表示す
    る第2の表示手段とをさらに有し、 前記記録手段が前記第1の記憶手段に前記処理の内容を
    記録する際に、前記第1の記憶手段が記憶する容量が飽
    和している場合、前記第1の記憶手段が記憶する前記処
    理の内容を、前記転送手段が前記第2の記憶手段に転送
    することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記転送手段による転送する処理を実行
    するか否かをユーザに選択させる第2の選択手段をさら
    に有することを特徴とする請求項3記載の画像形成装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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