JP4777115B2 - 給湯装置制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機などの携帯型通信装置を用いて給湯装置の自動給湯を遠隔操作することができる給湯装置制御システムに関する。
近年では、携帯電話機を用いて住宅設備機器や家電機器などを遠隔操作することができるシステムが登場しつつある。例えば特許文献1に示されるシステムは、給湯装置に携帯電話機と通信可能なインターフェースが設けられていて、このインターフェースを介して、携帯電話機から給湯装置を遠隔操作するものが示されている。これにより、例えば外出先からでも、携帯電話機を用いて湯はりを行うことができる。
特開2002−174453号公報
しかしながら、従来の給湯装置は、基本的に携帯電話機と通信可能なインターフェースを備えていないものが一般的である。そのため、上記した構成のシステムを構築する場合、既存の給湯装置に新たに携帯電話機用のインターフェースを設けなければならない。また、給湯装置に携帯電話機用のインターフェースを設けたとしても、一般的な給湯装置においては、自動給湯のオン・オフ機能に対応した簡単な制御しか行えないものであった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、既存の給湯装置に新たに携帯電話機のための専用のインターフェースを設けなくとも給湯装置の自動給湯を遠隔操作することができ、しかも、その機能を利便性の高いものとすることができる給湯装置制御システムを提供することにある。
本発明の給湯装置制御システムは、住宅内ネットワークに無線あるいは有線により接続される設備機器に対して動作制御信号の送信及び動作状態信号の受信が可能で、住宅外の通信網に接続されるサーバを介して携帯型通信装置からアクセスが可能に構成された集中制御装置と、浴槽への自動給湯が可能であって、前記浴槽の水量が増加しないことを検知して自動給湯を停止する機能を有する給湯装置と、操作入力あるいは制御信号の入力に応じて前記給湯装置に対して自動給湯信号を出力すると共に前記給湯装置から出力される給湯状態信号を取得して外部に出力可能に設けられた給湯制御装置と、前記集中制御装置と前記給湯制御装置との間に介在され前記自動給湯信号及び給湯状態信号の授受が可能に構成された信号変換アダプタとを備え、前記集中制御装置は、計時手段を備え、前記給湯制御装置に自動給湯信号を出力させたときに前記給湯制御装置から給湯状態信号を受信すると、前記計時手段に計時動作を開始させ、前記給湯制御装置からの給湯状態信号がオフになったときに前記計時手段による計時動作を停止し、そのときの計時時間が前記浴槽への自動給湯に要する時間に達していない場合には、前記携帯型通信装置に対して自動給湯が予定時間で行われなかったことを通知するところに特徴を有する(請求項1)。
上記請求項に記載の給湯装置制御システムにおいて、前記集中制御装置は、前記給湯制御装置からの給湯状態信号がオンの状態のまま前記計時時間が前記浴槽への自動給湯に要する時間を越えた場合には、前記携帯型通信装置に対して自動給湯が予定時間を越えていることを通知するように構成すると良い(請求項)。
また、本発明の給湯装置制御システムにおいて、前記集中制御装置は、前記携帯型通信装置から前記サーバを経由して自動給湯の停止を指示する信号を受信すると、前記信号変換アダプタを介して前記給湯制御装置に自動給湯信号の出力を停止させると共に、その後、前記信号変換アダプタを介して前記給湯制御装置から取得する給湯状態信号がオフとなって自動給湯停止を判定すると、前記サーバを経由して前記携帯型通信装置に対して自動給湯が停止したことを通知するように構成すると良い(請求項)。
また、本発明の給湯装置制御システムにおいて、前記集中制御装置は、複数の前記携帯型通信装置に対して自動給湯に関する情報を通知するように構成すると良い(請求項)。
また、本発明の給湯装置制御システムにおいて、予約時刻を設定可能な予約設定手段を備え、前記集中制御装置は、前記予約設定手段に予め設定された予約時刻になると、前記サーバを経由して前記携帯型通信装置に対して自動給湯を開始するか否かを確認するための情報を通知し、その後、前記携帯型通信装置から前記サーバを経由して自動給湯の開始を指示する信号を受信した場合に、前記信号変換アダプタを介して前記給湯制御装置に自動給湯信号を出力させるように構成すると良い(請求項)。
本発明は、上記構成を採用しているので次のような効果を得ることができる。
請求項1に記載の発明によれば、集中制御装置は、信号変換アダプタを介して給湯制御装置に自動給湯信号の出力を開始させると共に、信号変換アダプタを介して給湯制御装置から給湯状態信号を取得するように設定することが可能である。
これにより、給湯装置の自動給湯動作を制御する給湯制御装置を信号変換アダプタに連結しておけば、携帯型通信装置から給湯装置の自動給湯を操作することができ、既存の給湯装置に新たに携帯電話機のための専用のインターフェースを設けなくとも給湯装置の自動給湯を遠隔操作することができる。
さらに、給湯装置が浴槽の水量が増加しないことを検知することは、例えば浴槽の栓が抜けている場合など自動給湯動作の初期の段階で発生する可能性が高い。そのため、給湯装置が自動給湯動作を停止したときの計時時間は、浴槽への自動給湯に要する時間に達していない場合が多い。この場合に、携帯型通信装置に対して自動給湯が予定時間で行われなかったことを通知することにより、湯はりが完了していないことを確認できると共に、自動給湯が予定時間で行われなかった原因(この場合では浴槽の栓が抜けていることなど)をある程度推測することができる。
請求項に記載の発明によれば、給湯制御装置からの給湯状態信号がオンの状態のまま計時時間が浴槽への自動給湯に要する時間を越えた場合に、携帯型通信装置に対して自動給湯が予定時間を越えていることを通知することにより、例えば給湯装置の加熱能力が何らかの原因で低下している状態などで、自動給湯が通常要する時間以上を要していることを外出先にて認識することができる。
請求項に記載の発明によれば、前述のようにして自動給湯を開始させた後に、使用者の都合で自動給湯を止めたい場合や、自動給湯が通常要する時間以上を要していて強制的に停止したい場合などに、携帯型通信装置から自動給湯を停止させることができると共に、自動給湯が停止したことを確認することができる。
請求項に記載の発明によれば、複数の使用者のうちの1人が自動給湯動作を開始させると、他の使用者の携帯型通信装置に対しても自動給湯に関する情報が通知され、全員が湯はりの状態を確認することができる。
請求項に記載の発明によれば、外出先からも自動給湯の予約をすることができ、また、予約時刻になると、使用者が自動給湯を開始するか否かの通知を受けて何れかを選択することができる。これにより、自動給湯の開始を確認できると共に、予約を変更したいときには取り止めるなどして、使用者のライフスタイルに合わせて湯はりを行うことができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1ないし図8を参照して説明する。
図1は全体構成の概略を示すもので、住宅1内の構成とこれに関連する宅外の構成である。住宅1内には、ホームゲートウェイ2(集中制御装置に相当)が設けられており、種々のネットワーク設備機器3〜7が通信可能に接続されている。ホームゲートウェイ2は、ネットワーク設備機器3〜7に対して制御コマンド(動作制御信号に相当)を送信可能に構成されていると共に、ネットワーク設備機器3〜7の動作状態に応じた信号(動作状態信号に相当)を受信可能に構成されている。また、ホームゲートウェイ2には、例えばマイコンに内蔵されたカウンタにより計時可能に構成されたタイマー機能(計時手段に相当)が設けられている。
ネットワーク設備機器3〜7は、家庭で使われる一般的な家電機器に加えて住宅設備機器も含んでいる。ここでは、例えばエアコン3、照明灯4、IHクッキングヒータ5、床暖房機6、冷蔵庫7などであるが、他に電話機、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、オーディオ機器、パソコン、テレビ、ビデオデッキなど種々のものが適用可能である。これらネットワーク設備機器3〜7は、それぞれブルートゥース(登録商標)通信を行うためのインターフェース3a〜7aを備え、ホームゲートウェイ2に接続されたブルートゥースインターフェース2aを介してピコネットを形成することで相互通信が可能な構成となっている。なお、図示の状態では、例えばエアコン3や照明灯4は代表で1個を示しているが、住宅1内の各部屋に設けるのが一般的であるから実際には複数個設けられている。そして、これらのネットワーク設備機器3〜7は、ホームゲートウェイ2から制御コマンドを受け取ると、その制御コマンドに応じた動作を実行すると共に、その動作状態に応じた信号をホームゲートウェイ2に送信するように構成されている。
また、本実施形態においては、住宅設備機器のうち浴槽への自動給湯が可能な給湯器8(給湯装置に相当)が、上述のブルートゥース(登録商標)通信とは別の形態により、ホームゲートウェイ2に通信可能に接続されている。ここで、給湯器8の接続形態について説明する。
ホームゲートウェイ2には、アダプタ9(信号変換アダプタに相当)が設けられている。このアダプタ9は、ホームゲートウェイ2に設けられたコンタクトI/O端子(図示せず)に信号線を介して接続されている。なお、このコンタクトI/O端子はJEM−A端子(日本電機工業会規格に準拠した端子)に相当するものであり、制御用の信号を入力するための2個の制御端子と監視用の信号を出力するための2個の監視端子を備えて構成されている。また、アダプタ9には、各種住宅設備機器のリモコンを接続可能なコネクタ9aが設けられている。
一方、住宅1内の例えば台所(図示せず)には、給湯器8の浴槽(図示せず)への自動給湯を制御する給湯リモコン10(給湯制御装置に相当)が設けられている。そして、この給湯リモコン10の信号線10aを上述したアダプタ9のコネクタ9aに接続することにより、ホームゲートウェイ2と給湯リモコン10との相互通信が可能な構成となっている。なお、給湯器8は、例えば水圧センサなどによって浴槽の水量が増加しないことを検知可能に構成されていて、浴槽の水量が増加しない場合に自動給湯を停止する機能を有している。また、自動給湯とは、給湯リモコン10で予め設定されている湯温や湯量で給湯を自動的に停止させる機能である。
ホームゲートウェイ2には、LANインターフェース2bを介してパソコン11(情報端末装置に相当)が接続可能に構成されている。ホームゲートウェイ2は、モデム2cを介してインターネット12に接続可能に設けられている。インターネット12に接続されるASP(Application Service Provider)サーバ13にアクセスすることができる。ASPサーバ13には、データベース14が設けられており、多数の住宅1に対応して情報を記憶するように構成されている。
上述のASPサーバ13は、設備機器(ネットワーク設備機器3〜7や給湯器8など)について、その販売者或いはサービス提供業者が設置しているもので、設備機器に関する各種サービスをインターネット12を介して使用者に提供するためのものである。また、データベース14には、データベースとしてユーザ情報データベースや設備機器の制御アプリケーションソフトウェアを保持する家電アプリケーションデータベースが設けられている。
具体的には、ユーザ情報データベースには、例えば、ユーザIDと氏名のリスト(図2参照)や、ユーザIDと設備機器及びその設置場所のリスト(図3参照)が記憶されている。また、ユーザ登録により受け付けた情報として、例えばASPサーバ13へのログインのためのパスワードなどのユーザ情報、ホームゲートウェイ2のネットワークアドレス(MACアドレス)などのホームゲートウェイ2の設定情報、ホームゲートウェイ2に接続された設備機器3〜8のネットワークアドレスや種類、型名といった設定情報が記憶されている。
家電アプリケーションデータベースには、住宅1の外部などホームゲートウェイ2を使って操作できない場合でも、住宅1内のネットワーク設備機器3〜7や給湯器8を遠隔操作(遠隔制御)することができるようにした制御アプリケーションソフトが記憶されている。例えば後述する携帯電話機15(携帯型通信装置に相当)からASPサーバ13にアクセスして制御アプリケーションソフトをダウンロードすることによりこれを実現することができる。また、設備機器及びその設備機器に対応した通知内容のリスト(図4参照)が記憶されている。上述の場合、インターネット12には、中継サーバ16を介して携帯電話網17が接続されており、携帯電話機15から基地局18を介してASPサーバ13やホームゲートウェイ2などにアクセスすることができるようになっている。
次に、住宅1に設置されたホームセキュリティシステムの構成について簡単に説明する。このホームセキュリティシステムの制御装置として機能するインターホン19は、住宅1の内部に設けられ、各種操作ボタン19aや表示部19bを備えて構成されている。インターホン19には、玄関に居る来客者と通話するためのドアホン20、外部からの侵入者やガス漏れなどを検知する各種のセンサ21a〜21c、玄関ドア22を施錠する電気錠23が接続されている。そして、インターホン19には、ドアホン20との間でのやり取りを行う機能と、センサ21a〜21cなどによる監視機能と、電気錠23を遠隔操作する機能が設けられている。この場合、センサ21a〜21cなどが外部からの侵入者を検知すると、インターホン19に設けられている制御装置によりこれを判断して自動的に警備会社に通報することができるようになっている。
上述のインターホン19は住宅用設備の制御/監視用インターフェースであるJEM−A端子19cを有している。このJEM−A端子19cは、上述のコンタクトI/O端子と同様に、制御用の信号を入力するための2個の制御端子と監視用の信号を出力するための2個の監視端子を備えて構成されている。そして、インターホン19は、JEM−A端子19cを通じてホームゲートウェイ2のJEM−A端子2dに接続されている。
次に、上記構成の作用について説明する。
まず、外出先から自動給湯をするための準備として、外出前に浴槽の排水口の栓を閉めておくことが必要である。また、携帯電話機15には、ASPサーバ13にアクセスして後述する制御アプリケーションを予めダウンロードしておくことが必要である。
外出先から給湯器8に浴槽への自動給湯を開始させる場合、携帯電話機15にダウンロードした制御アプリケーションを起動すると、ASPサーバ13から図5(a)に示すメニュー画面24の情報が携帯電話機15に送信される。このメニュー画面24には、「お知らせ」ボタン24a、「生活情報」ボタン24b、「生活リモコン」ボタン24c、「お問合せ」ボタン24dが表示される。ここで、「お知らせ」ボタン24aは、上記構成のシステムに関する情報を使用者に知らせるためのボタンである。「生活情報」ボタン24bは、例えば天気予報や交通機関の時刻表などの生活に役立つ情報を使用者に知らせるためのボタンである。「生活リモコン」ボタン24cは、ネットワーク設備機器3〜7及び給湯器8を遠隔操作するサービスを実行するためのボタンである。「お問合せ」ボタン24dは、使用者からの問い合わせを受け付けるためのボタンである。
使用者が「生活リモコン」ボタン24cを操作すると、ASPサーバ13から図5(b)に示す認証処理の画面25の情報が携帯電話機15に送信される。使用者がユーザID及びパスワードを入力して、「ログイン」ボタン25aを操作すると、入力した情報がASPサーバ13に送信される。
ASPサーバ13が認証処理を実行して登録された使用者を確認すると、図5(c)に示すサービス一覧画面26の情報が携帯電話機15に送信される。このサービス一覧画面26には、その使用者が利用できるサービスを実行するためのボタンが表示される。この場合、「湯はりサービス」ボタン26aは、給湯器8の自動給湯を遠隔操作するサービスを実行するためのボタンである。「食材管理サービス」ボタン26bは、例えば冷蔵庫7に保存されている食材の在庫や賞味期限などを確認することができるサービスを実行するためのボタンである。この「食材管理サービス」では、保存されている食材に関する情報がデータベース14に記憶されており、検索条件に対応するデータを読み出して表示するようになっている。
使用者が「湯はりサービス」ボタン26aを操作すると、ASPサーバ13から図5(d)に示す湯はり操作画面27の情報が携帯電話機15に送信される。この湯はり操作画面27では、「確認」ボタン27a、「湯はり開始」ボタン27b、「湯はり停止」ボタン27c、「ログアウト」ボタン27dが表示される。「確認」ボタン27aは給湯器8の自動給湯の状態を確認するためのボタンである。「湯はり開始」ボタン27bは、給湯器8の自動給湯を開始させるためのボタンである。「湯はり停止」ボタン27cは、給湯器8の自動給湯を停止させるためのボタンである。「ログアウト」ボタン27dは、湯はりサービス(給湯器8を遠隔操作するサービス)を終了するためのボタンである。
使用者が「湯はり開始」ボタン27bを操作すると、ASPサーバ13、ホームゲートウェイ2、アダプタ9、給湯リモコン10、給湯器8は、次のように動作する。図6は、そのシーケンスを示すものである。
「湯はり開始」ボタン27bが操作されると、携帯電話機15は、ASPサーバ13に給湯開始信号(自動給湯の開始を指示する信号に相当)の送信を要求する(A1)。これを受けて、ASPサーバ13は、図3のリストを参照して使用者のユーザIDに対応する給湯器8を特定し、その給湯器8に自動給湯を開始させるための給湯開始信号をホームゲートウェイ2に送信する(A2)。これを受けて、ホームゲートウェイ2は、アダプタ9にON信号を出力する(A3)。アダプタ9は、ホームゲートウェイ2からのON信号の電圧レベルを給湯リモコン10に適したレベルに変換して給湯リモコン10に出力する(A4)。これを受けて、給湯リモコン10は、給湯器8に対して自動給湯信号の出力を開始する(A5)。これにより、給湯器8に自動給湯信号が与えられ、給湯器8は自動給湯を開始する(A6)。
自動給湯を開始した給湯器8は、給湯状態信号をオンにして給湯リモコン10に出力する(A7)。給湯リモコン10は、給湯状態信号(オン)を取得してアダプタ9に中継(出力)する(A8)。アダプタ9は、給湯状態信号(オン)の電圧レベルをホームゲートウェイ2に適したレベルに変換してホームゲートウェイ2に出力する(A9)。これを受けて、ホームゲートウェイ2は、タイマー機能による計時を開始する(A10)。また、ホームゲートウェイ2は、ASPサーバ13を介してメールを作成するために、メール作成信号をASPサーバ13に送信する(A11)。
これを受けて、ASPサーバ13は、図4のリストを参照して給湯器8の自動給湯が動作中であることを通知するメールを作成する(A12)。この場合、通知番号1の「湯はりが開始されました。」という内容のメールを作成する。そして、作成したメールを携帯電話機15に送信する(A13)。この場合、携帯電話機15には、図7(a)に示す画面が表示される。これにより、使用者は、湯はりが開始されたことを確認することができる。
給湯器8は、自動給湯が終了すると(A14)、給湯状態信号をオフにして給湯リモコン10に出力する(A15)。給湯リモコン10は、給湯状態信号(オフ)を取得してアダプタ9に中継(出力)する(A16)。アダプタ9は、給湯状態信号(オフ)の電圧レベルをホームゲートウェイ2に適したレベルに変換してホームゲートウェイ2に出力する(A17)。これを受けて、ホームゲートウェイ2は、自動給湯終了を判定し、タイマー機能による計時を終了する(A18)。また、ホームゲートウェイ2は、ASPサーバ13を介して図8に示すメール作成ルーチンを実行するために、このときの計時時間を計時データとしてASPサーバ13に送信する(A19)。
これを受けて、ASPサーバ13は、メール作成ルーチンを実行する(A20)。まず、ASPサーバ13は、与えられた計時データに基づいて、計時時間(t)が予定時間(T)(浴槽への自動給湯に要する時間に相当)に外れているか否か(湯はりが予定時間(T)で終了していないか否か)を判断する(B1)。この場合、ASPサーバ13は許容範囲として±ΔTの時間範囲を設けて計時時間(t)の判断を行う。即ち、計時時間(t)が、
予定時間(T)−ΔT<計時時間(t)<予定時間(T)+ΔT
の範囲内であれば、ASPサーバ13は、計時時間(t)が予定時間(T)に外れていないと判断して(B1にて「NO」)、通知番号2の「湯はりが終了しました。」という内容のメールを作成する(B2)。
計時時間(t)が上記の範囲外であれば(B1にて「YES」)、ASPサーバ13は、計時時間(t)が初期停止時間(S)よりも小さいか否か(湯はりが初期停止したか否か)を判断する(B3)。この初期停止時間(S)は、例えば浴槽の栓が抜けていて浴槽の水量が増加しない場合などに、給湯器8が自動給湯を初期の段階で停止したか否かを判断するためのしきい値となるものである。そして、計時時間(t)が初期停止時間(S)よりも小さい場合(計時時間が浴槽への自動給湯に要する時間に達していない場合に相当)では(B3にて「YES」)、ASPサーバ13は、通知番号3の「湯はりが初期停止しました。」という内容(自動給湯が予定時間で行われなかったことに相当)のメールを作成する(B4)。
計時時間(t)が初期停止時間(S)以上の場合では(B3にて「NO」)、ASPサーバ13は、通知番号4の「湯はりが終了しました。必要に応じてメンテナンスを行ってください。」という内容のメールを作成する(B5)。つまり、この場合では、例えば給湯管の詰まりやガスの不完全燃焼などの原因で湯はりが予定時間(T)を越えてしまっている可能性があるため、使用者に給湯器8のメンテナンスを考慮することを促す。
ASPサーバ13は、メール作成ルーチンを終了すると、作成したメールを携帯電話機15に送信する(A21)。この場合、携帯電話機15には、湯はりが予定時間で終了した場合では図7(b)に示す画面が、湯はりが初期停止した場合では図7(c)に示す画面が、それ以外の場合では図7(d)に示す画面が表示される。これにより、使用者は、湯はりの結果を確認することができる。
なお、携帯電話機15は、前述の図5(d)の画面で「確認」ボタン27aが操作されると、制御アプリケーションによりホームゲートウェイ2に状態確認信号(自動給湯の状態の確認を要求する信号に相当)を送信するように構成されている。また、ホームゲートウェイ2は、携帯電話機15から状態確認信号を受信したか否か(「確認」ボタン27aが操作されたか否か)を常時監視するように構成されている。そして、ホームゲートウェイ2は、使用者が「確認」ボタン27aを操作して携帯電話機15から状態確認信号を受信すると、そのときにアダプタ9を介して給湯リモコン10から取得する給湯状態信号に対応して、ASPサーバ13を経由して携帯電話機15に対して自動給湯の状態を通知する。つまり、携帯電話機15から状態確認信号を受信したときに、給湯器8の自動給湯が動作中(給湯状態信号がオン)であれば湯はりが動作中である旨のメール(図7(a)参照)を、給湯器8の自動給湯が停止中(給湯状態信号がオフ)であれば湯はりが停止中である旨のメール(図示せず)を、携帯電話機15に送信するようになっている。これにより、使用者は、湯はりの状態(動作中または停止中)を確認することができる。
また、携帯電話機15は、前述の図5(d)の画面で「湯はり停止」ボタン27cが操作されると、制御アプリケーションによりホームゲートウェイ2に給湯停止信号(自動給湯の停止を指示する信号に相当)を送信するように構成されている。また、ホームゲートウェイ2は、携帯電話機15から給湯停止信号を受信したか否か(「湯はり停止」ボタン27cが操作されたか否か)を、給湯器8の自動給湯が動作中のときに監視するように構成されている。そして、ホームゲートウェイ2は、使用者が「湯はり停止」ボタン27cを操作して携帯電話機15から給湯停止信号を受信すると、アダプタ9を介して給湯リモコン10にOFF信号を出力して、給湯リモコン10に自動給湯信号の出力を停止させる。これにより、給湯器8に自動給湯信号が与えられなくなり、給湯器8の自動給湯が停止する。この状態では、給湯器8から出力される給湯状態信号がオフとなり、これを受けて、ホームゲートウェイ2は、ASPサーバ13を経由して携帯電話機15に対して自動給湯が停止したことを通知するメール(図示せず)を送信する。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、ホームゲートウェイ2は、アダプタ9を介して給湯リモコン10に自動給湯信号の出力を開始させると共に、アダプタ9を介して給湯リモコン10から給湯状態信号を取得する。
これにより、給湯器8の自動給湯を制御する給湯リモコン10をアダプタ9に連結しておけば、携帯電話機15から給湯器8の自動給湯を操作することができ、既存の給湯器8に新たに携帯電話機15のための専用のインターフェースを設けなくとも給湯器8の自動給湯を遠隔操作することができる。
また、ホームゲートウェイ2(アダプタ9)のコネクタ9aに給湯器8(給湯リモコン10)の信号線10aを接続する構成とした。これにより、給湯器8としては信号線10aを備えたものであれば適用することができ、給湯器8の汎用性を高めることができる。
また、給湯装置が浴槽の水量が増加しないことを検知することは、上述のように浴槽の栓が抜けている場合などの限られた原因によって自動給湯の初期の段階で発生する可能性が高い。そのため、計時時間(t)が予定時間(T)に達していない場合に、携帯電話機15にメールを送信することにより、湯はりが完了していないことを確認できると共に、初期停止した原因(この場合では浴槽の栓が抜けていることなど)をある程度推測することができる。
また、携帯電話機15から自動給湯を開始させることのみならず停止させることができ、使用者の都合(例えば、急な用事ができた場合など)に合わせて、給湯器8の自動給湯の制御を行うことができる。
(第2の実施形態)
図9及び図10は本発明の第2の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるところは、給湯リモコン10からの給湯状態信号がオンの状態のまま計時時間(t)が予定時間(T)を越えた場合に、携帯電話機15に対して自動給湯が予定時間(T)を越えていることを通知するように構成したところである。
図9は、そのシーケンスを示すものである。ホームゲートウェイ2は、携帯電話機15からASPサーバ13を経由して給湯開始信号を受信すると、アダプタ9を介して給湯リモコン10に自動給湯信号の出力を開始させる(A1〜A5)。これにより、給湯器8の自動給湯が開始する(A6)。その後、ホームゲートウェイ2は、給湯器8から出力される給湯状態信号(オン)を受けて(A7〜A9)、給湯開始からの経過時間の計時を開始する(A10)。
ホームゲートウェイ2は、計時を開始すると、給湯器8から出力される給湯状態信号(オフ)を受信したか否かを監視する(C1)。給湯器8からの給湯状態信号がオンの状態では、ホームゲートウェイ2は、給湯状態信号(オフ)を受信していないと判断し(C1にて「NO」)、続いて、計時時間(t)が予定時間(T)を越えたか否かを監視する(C2)。この場合、ホームゲートウェイ2は許容範囲としてΔT´の許容時間を設けて計時時間(t)の判断を行う。即ち、計時時間(t)が、
計時時間(t)>予定時間(T)+ΔT´
(但し、ΔT´>ΔT)
であれば、ホームゲートウェイ2は、計時時間(t)が予定時間(T)を越えたと判断して(C2にて「YES」)、メール作成信号をASPサーバ13に送信する(C3)。これを受けて、ASPサーバ13は、図10のリストを参照して給湯器8の自動給湯が予定時間を越えていることを示すメールを作成する(C4)。この場合、通知番号5の「湯はりが予定時間を越えて動作中です。必要に応じて湯はりを停止してください。」という内容(自動給湯が予定時間を越えていることに相当)のメールを作成する。そして、作成したメールを携帯電話機15に送信する(C5)。これにより、使用者は、湯はりが予定時間を越えていることを確認できると共に、必要に応じて「湯はり停止」ボタン27cを操作することにより、湯はりを停止することができる。
一方、計時時間(t)が予定時間(T)+ΔT´よりも小さい場合では、ホームゲートウェイ2は、計時時間(t)が予定時間(T)を越えていないと判断して(C2にて「NO」)、再び、給湯器8から出力される給湯状態信号(オフ)を受信したか否かを監視する(C1)。そして、給湯器8から給湯状態信号(オフ)が出力されると(A14〜A17)、これを受信して(C1にて「YES」)、第1の実施形態で示した場合と同様の通常シーケンス(C6;図6のA18〜A21)を実行する。
以上に説明したように第2の実施形態によれば、給湯リモコン10からの給湯状態信号がオンの状態のまま計時時間(t)が予定時間(T)を越えた場合に、携帯電話機15に対して自動給湯が予定時間(T)を越えていることを通知することにより、例えば給湯器8の加熱能力が何らかの原因で低下している状態などで、自動給湯が通常要する時間以上を要していることを外出先にて認識することができる。また、この通知に応じて携帯電話機15から遠隔操作して給湯器8の自動給湯を停止することができる。
(第3の実施形態)
図11及び図12は本発明の第3の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるところは、予約時刻を設定可能に構成したところである。
まず、図1において、ホームゲートウェイ2には、例えば設定スイッチなどを操作することにより各設備機器(ネットワーク設備機器3〜7や給湯器8)について予約時刻を設定可能な予約設定機能(予約設定手段に相当)が設けられている。そして、ホームゲートウェイ2は、予め設定された予約時刻になると、設定された設備機器に対して制御コマンド(給湯器8に対しては自動給湯信号)を送信するようになっている。
図11は、第3の実施形態のシーケンスを示すものである。ホームゲートウェイ2は、使用者が予約設定機能によって給湯器8の自動給湯の予約時刻を設定すると、その予約時刻を、例えばデータベース14に設けられたユーザIDと設備機器と予約時刻のリスト(図示せず)に記憶する(D1)。そして、ホームゲートウェイ2は、上記したタイマー機能などを用いて現在の時刻が予約時刻になったか否かを監視する(D2)。ホームゲートウェイ2は、現在の時刻が予約時刻になると(D2にて「YES」)、メール作成信号をASPサーバ13に送信する(D3)。これを受けて、ASPサーバ13は、図12のリストを参照して、通知番号6の「○時△分になりました。湯はりを開始しますか?」という内容(自動給湯を開始するか否かを確認するための情報に相当)のメールを作成する(D4)。そして、作成したメールを携帯電話機15に送信する(D5)。
これを受けて、携帯電話機15には、湯はり確認画面(図示せず)が表示される。この湯はり確認画面には、湯はりを開始するための「湯はり」ボタンと、湯はりをキャンセルするための「キャンセル」ボタンが表示される。そして、携帯電話機15は、「湯はり」ボタンが押されたか否かを監視し(D6)、「湯はり」ボタンが押された場合では(D6にて「YES」)、ASPサーバ13に給湯開始信号の送信を要求する(A1)。これを受けて、ASPサーバ13、ホームゲートウェイ2、アダプタ9、給湯リモコン10及び給湯器8は、第1の実施形態で示した場合と同様の通常シーケンス(D7;図6のA2〜A21)を実行する。
一方、携帯電話機15は、「湯はり」ボタンが押されなかった場合では(D6にて「NO」)、「キャンセル」ボタンが押されたか否かを監視する(D8)。そして、「キャンセル」ボタンが押された場合には(D8にて「YES」)、湯はり確認画面を閉じて、この処理を終了する。「キャンセル」ボタンが押されなかった場合には(D8にて「NO」)、再び、「湯はり」ボタンが押されたか否かを監視する。
以上に説明したように第3の実施形態によれば、外出先からも自動給湯の予約をすることができ、また、予約時刻になると、使用者が携帯電話機15から自動給湯を開始するか否かの通知を受けて何れかを選択することができる。これにより、自動給湯の開始を確認できると共に、予約を変更したいときには取り止めるなどして、使用者のライフスタイルに合わせて湯はりを行うことができる。
なお、予約時刻の設定を携帯電話機15やパソコン11からASPサーバ13を介して設定可能に構成しても良い。
現在の時刻が予約時刻になった場合に(D2にて「YES」)、携帯電話機15に確認のためのメールを送信する前に自動給湯(湯はり)を開始し、その後に、湯はりを開始した旨を通知するように構成しても良い。これにより、例えば予約時刻に携帯電話機15でメールが受信できない場所にいる場合でも、支障なく自動給湯を実施することができる。この場合、通知されたメールから自動給湯を停止できるようにしても良い。
(その他の実施形態)
なお、本発明は、上記した各実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
複数の携帯電話機15(複数の使用者)に対して自動給湯に関する情報(湯はりが開始されたこと、湯はりが終了したこと、湯はりが初期停止したこと、湯はりの状態、湯はりが停止したこと、湯はりが予定時間をこえていることなど)を通知するように構成しても良い。この構成によれば、複数の使用者のうちの1人が自動給湯を開始させると、他の使用者の携帯電話機15に対して自動給湯に関する情報が通知され、全員が湯はりの状態を確認することができる。また、例えば一人住まいの使用者などに対して、別居する家族や関係者の携帯電話機15を情報の通知先として設定することで、その使用者の自動給湯の利用状況から安否を認識するひとつの手段として利用することができる。
また、ホームゲートウェイ2が、パソコン11から自動給湯に関する信号(給湯開始信号、給湯停止信号、状態確認信号)を受信すると共に、パソコン11に対して自動給湯に関する情報を通知するように構成しても良い。この構成によれば、住宅1内(例えば居間や書斎など)においても、上記した携帯電話機15で行ったのと同様に、パソコン11から自動給湯を遠隔操作することができると共に、自動給湯の状態を確認することができる。
給湯リモコン10は、台所に限らず、例えば更衣室や居間などに設けても良い。
第1の実施形態、第2の実施形態及び第3の実施形態を組み合わせて実施しても良い。
上記した各実施形態では、自動給湯の開始や停止を遠隔操作するものを示したが、これに限らず、給湯温度や給湯量などを携帯電話機15やパソコン11から遠隔操作によって設定可能に構成しても良い。
自動給湯に要した時間として計時時間(t)をパソコン11に日付と共に記憶するように構成しても良い。これにより、例えば、日付と共に計時時間(t)が長くなっている場合には、給湯器8に何らかの劣化(経年劣化)が生じていることなどを推測することができ、メンテナンス情報として利用することができる。
本発明の第1の実施形態を示す全体構成図 データベースに記憶されているユーザIDと氏名のデータ データベースに記憶されているユーザIDと設備機器及び設置場所のデータ データベースに記憶されている設備機器と通知内容のデータ 携帯電話機に送信される画面の内容を示す図 制御の流れを示すシーケンス図 携帯電話機に送信されるメールの内容を示す図 メール作成ルーチンのフローチャート 本発明の第2の実施形態を示す図6相当図 図4相当図 本発明の第3の実施形態を示す図6相当図 図4相当図
符号の説明
図面中、1は住宅、2はホームゲートウェイ(集中制御装置、計時手段、予約設定手段)、3〜7はネットワーク設備機器(設備機器)、8は給湯器(給湯装置)、9はアダプタ(信号変換アダプタ)、10は給湯リモコン(給湯制御装置)、11はパソコン(情報端末装置)、13はASPサーバ、15は携帯電話機(携帯型通信装置)を示す。

Claims (5)

  1. 住宅内ネットワークに無線あるいは有線により接続される設備機器に対して動作制御信号の送信及び動作状態信号の受信が可能で、住宅外の通信網に接続されるサーバを介して携帯型通信装置からアクセスが可能に構成された集中制御装置と、
    浴槽への自動給湯が可能であって、前記浴槽の水量が増加しないことを検知して自動給湯を停止する機能を有する給湯装置と、
    操作入力あるいは制御信号の入力に応じて前記給湯装置に対して自動給湯信号を出力すると共に前記給湯装置から出力される給湯状態信号を取得して外部に出力可能に設けられた給湯制御装置と、
    前記集中制御装置と前記給湯制御装置との間に介在され前記自動給湯信号及び給湯状態信号の授受が可能に構成された信号変換アダプタとを備え、
    前記集中制御装置は、
    計時手段を備え、
    前記給湯制御装置に自動給湯信号を出力させたときに前記給湯制御装置から給湯状態信号を受信すると、前記計時手段に計時動作を開始させ、
    前記給湯制御装置からの給湯状態信号がオフになったときに前記計時手段による計時動作を停止し、そのときの計時時間が前記浴槽への自動給湯に要する時間に達していない場合には、前記携帯型通信装置に対して自動給湯が予定時間で行われなかったことを通知することを特徴とする給湯装置制御システム。
  2. 請求項1に記載の給湯装置制御システムにおいて、
    前記集中制御装置は、
    前記給湯制御装置からの給湯状態信号がオンの状態のまま前記計時時間が前記浴槽への自動給湯に要する時間を越えた場合には、前記携帯型通信装置に対して自動給湯が予定時間を越えていることを通知することを特徴とする給湯装置制御システム。
  3. 住宅内ネットワークに無線あるいは有線により接続される設備機器に対して動作制御信号の送信及び動作状態信号の受信が可能で、住宅外の通信網に接続されるサーバを介して携帯型通信装置からアクセスが可能に構成された集中制御装置と、
    浴槽への自動給湯が可能な給湯装置と、
    操作入力あるいは制御信号の入力に応じて前記給湯装置に対して自動給湯信号を出力すると共に前記給湯装置から出力される給湯状態信号を取得して外部に出力可能に設けられた給湯制御装置と、
    前記集中制御装置と前記給湯制御装置との間に介在され前記自動給湯信号及び給湯状態信号の授受が可能に構成された信号変換アダプタとを備え、
    前記集中制御装置は、前記携帯型通信装置から前記サーバを経由して自動給湯の停止を指示する信号を受信すると、前記信号変換アダプタを介して前記給湯制御装置に自動給湯信号の出力を停止させると共に、その後、前記信号変換アダプタを介して前記給湯制御装置から取得する給湯状態信号がオフとなって自動給湯停止を判定すると、前記サーバを経由して前記携帯型通信装置に対して自動給湯が停止したことを通知することを特徴とする給湯装置制御システム。
  4. 住宅内ネットワークに無線あるいは有線により接続される設備機器に対して動作制御信号の送信及び動作状態信号の受信が可能で、住宅外の通信網に接続されるサーバを介して携帯型通信装置からアクセスが可能に構成され、複数の前記携帯型通信装置に対して自動給湯に関する情報を通知する集中制御装置と、
    浴槽への自動給湯が可能な給湯装置と、
    操作入力あるいは制御信号の入力に応じて前記給湯装置に対して自動給湯信号を出力すると共に前記給湯装置から出力される給湯状態信号を取得して外部に出力可能に設けられた給湯制御装置と、
    前記集中制御装置と前記給湯制御装置との間に介在され前記自動給湯信号及び給湯状態信号の授受が可能に構成された信号変換アダプタとを備え、
    前記集中制御装置は、前記携帯型通信装置から前記サーバを経由して自動給湯の開始を指示する信号を受信すると、前記信号変換アダプタを介して前記給湯制御装置に自動給湯信号の出力を開始させると共に、その後、前記信号変換アダプタを介して前記給湯制御装置から取得する給湯状態信号がオフとなって自動給湯終了を判定すると、前記サーバを経由して前記携帯型通信装置に対して自動給湯が終了したことを通知することを特徴とする給湯装置制御システム。
  5. 住宅内ネットワークに無線あるいは有線により接続される設備機器に対して動作制御信号の送信及び動作状態信号の受信が可能で、住宅外の通信網に接続されるサーバを介して携帯型通信装置からアクセスが可能に構成された集中制御装置と、
    浴槽への自動給湯が可能な給湯装置と、
    操作入力あるいは制御信号の入力に応じて前記給湯装置に対して自動給湯信号を出力すると共に前記給湯装置から出力される給湯状態信号を取得して外部に出力可能に設けられた給湯制御装置と、
    前記集中制御装置と前記給湯制御装置との間に介在され前記自動給湯信号及び給湯状態信号の授受が可能に構成された信号変換アダプタと、
    予約時刻を設定可能な予約設定手段と、
    を備え、
    前記集中制御装置は、前記予約設定手段に予め設定された予約時刻になると、前記サーバを経由して前記携帯型通信装置に対して自動給湯を開始するか否かを確認するための情報を通知し、その後、前記携帯型通信装置から前記サーバを経由して自動給湯の開始を指示する信号を受信した場合に、前記信号変換アダプタを介して前記給湯制御装置に自動給湯信号を出力させることを特徴とする給湯装置制御システム。
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