JP2021085585A - 温水システム - Google Patents
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Abstract
【課題】遠隔操作可能な携帯端末から運転や予約の状況を把握することができると共に、先に遠隔操作をしたユーザの要求を損なわないように遠隔操作をすることができる温水システムを提供すること。【解決手段】通信網を介して携帯端末から遠隔操作が可能な制御装置を備えた温水システムにおいて、制御装置は、遠隔操作ができるように登録された複数の携帯端末に関する情報を記憶するための記憶部と、複数の携帯端末との通信を行うための通信部を有し、複数の携帯端末のうちの1つの携帯端末からの遠隔操作を受信した場合には、他の携帯端末に受信した遠隔操作の操作内容を送信する。【選択図】図4
Description
本発明は、遠隔操作が可能なように登録された複数の携帯端末から、通信網を介して遠隔操作を行うことができる温水システムに関する。
一般に家庭用の給湯装置は、給湯装置の使用者(ユーザ)が外出等により不在の間は運転を休止しており、ユーザは帰宅後に風呂の湯張り等を行う。また、帰宅前に湯張り運転をさせて帰宅後すぐに入浴できる状態にしておくために、ユーザが予め運転開始時刻を予約することが可能である。給湯装置の湯水を利用する暖房端末によって暖房を行う場合も、同様に予約可能である。
一方、近年、外出先からスマートフォン等の携帯端末を利用して、インターネット(通信網)を介して遠隔操作可能な家庭用機器が広く利用されるようになっている。例えば特許文献1には、通信網を介して遠隔操作可能な家庭用の給湯器、空気調和装置が記載されている。
特許文献1では、予め設定した時刻に所定の条件が成立した場合に、外出中のユーザに帰宅予定時刻を尋ねる電子メールが送信される。そして、帰宅予定時刻の返信があった場合に、帰宅予定時刻に合わせて予め運転を開始させる。ユーザが外出前に運転開始時刻を予約しなくても、帰宅予定時刻に合わせて暖房や風呂の湯張りを行うことができる。
一般的に家庭では、給湯装置等を家族で使用するので、1つの給湯装置等に対して複数のユーザが存在する。これら複数のユーザは、日中に夫々外出して帰宅時刻がバラバラであり、各自がスマートフォン等の携帯端末を利用していることも珍しくはない。そのため、複数のユーザが各自の携帯端末を使用して外出先から給湯装置等に遠隔操作を夫々行うことができ、同種の遠隔操作が競合する場合がある。
特許文献1にはこのような場合について記載がないが、給湯装置等は最新(最後)の操作に従って作動するので、最後に受信された遠隔操作に従って作動することになる。そのため、最後に受信された遠隔操作がそれ以前に受信された遠隔操作よりも帰宅予定時刻が遅い場合に、先に遠隔操作をしたユーザが帰宅したときに要求した運転がなされておらず、不快感を与える虞がある。
本発明の目的は、遠隔操作可能な携帯端末から運転や予約の状況を把握することができると共に、先に遠隔操作をしたユーザの要求を損なわないように遠隔操作をすることができる温水システムを提供することである。
請求項1の発明の温水システムは、通信網を介して携帯端末から遠隔操作が可能な制御装置を備えた温水システムにおいて、前記制御装置は、遠隔操作ができるように登録された複数の携帯端末に関する情報を記憶するための記憶部と、前記複数の携帯端末との通信を行うための通信部を有し、前記複数の携帯端末のうちの1つの携帯端末からの遠隔操作を受信した場合には、他の携帯端末に受信した遠隔操作の操作内容を送信することを特徴としている。
上記構成によれば、温水システムは、1人のユーザが携帯端末から行った遠隔操作の操作内容を、遠隔操作を行うことが可能なように登録された他の携帯端末に送信する。従って、温水システムの遠隔操作を行うことができるユーザは、他のユーザの遠隔操作による温水システムの操作内容が通知されるので、温水システムの運転や予約の状況を知ることができる。
請求項2の発明の温水システムは、請求項1の発明において、前記1つの携帯端末から受信した遠隔操作が、予め設定された特定操作である場合には前記他の携帯端末に前記遠隔操作の操作内容を送信し、前記特定操作でない場合には前記他の携帯端末に前記遠隔操作の操作内容を送信しないことを特徴としている。
上記構成によれば、遠隔操作が特定操作である場合にのみ、遠隔操作を行うことが可能な他の携帯端末に操作内容が通知される。従って、他のユーザに対する影響が大きい遠隔操作を特定操作に設定して、特定操作がなされたことを通知することができる。また、特定操作以外の遠隔操作の操作内容は送信しないので、通知による煩わしさを軽減することができる。
上記構成によれば、遠隔操作が特定操作である場合にのみ、遠隔操作を行うことが可能な他の携帯端末に操作内容が通知される。従って、他のユーザに対する影響が大きい遠隔操作を特定操作に設定して、特定操作がなされたことを通知することができる。また、特定操作以外の遠隔操作の操作内容は送信しないので、通知による煩わしさを軽減することができる。
請求項3の発明の温水システムは、請求項2の発明において、前記特定操作の設定は、前記複数の携帯端末から携帯端末毎に設定されることを特徴としている。
上記構成によれば、各ユーザが、通知を望む遠隔操作を選択して特定操作に設定することができる。従って、ユーザが望む特定操作のみ通知して、通知による煩わしさを軽減することができる。
上記構成によれば、各ユーザが、通知を望む遠隔操作を選択して特定操作に設定することができる。従って、ユーザが望む特定操作のみ通知して、通知による煩わしさを軽減することができる。
請求項4の発明の温水システムは、請求項2又は3の発明において、前記特定操作は、予約操作であることを特徴としている。
上記構成によれば、ユーザに対する影響が特に大きい運転の予約操作を特定操作としている。従って、自己の要求が損なわれるような他のユーザによる予約操作を通知させることができる。
上記構成によれば、ユーザに対する影響が特に大きい運転の予約操作を特定操作としている。従って、自己の要求が損なわれるような他のユーザによる予約操作を通知させることができる。
請求項5の発明の温水システムは、請求項4の発明において、前記複数の携帯端末のうちの前記1つの携帯端末からの予約操作の操作内容が設定された状態で前記他の携帯端末から同種の新たな予約操作を受信した場合には、前記設定された操作内容の予約操作を行った携帯端末にのみ前記新たな予約操作の操作内容を送信し、前記新たな予約操作に対する承認操作を受信した場合に前記新たな予約操作の操作内容を設定することを特徴としている。
上記構成によれば、先に遠隔操作による予約操作を行って操作内容が設定された携帯端末に、後の遠隔操作による新たな予約操作の操作内容が送信され、新たな予約操作が承認された場合にこの新たな予約操作の操作内容が設定される。従って、先に予約操作をしたユーザは、他のユーザによる予約操作について自己の要求が損なわれないと判断て承認することができるので、複数のユーザの要求を最大限満たすようにすることができる。
上記構成によれば、先に遠隔操作による予約操作を行って操作内容が設定された携帯端末に、後の遠隔操作による新たな予約操作の操作内容が送信され、新たな予約操作が承認された場合にこの新たな予約操作の操作内容が設定される。従って、先に予約操作をしたユーザは、他のユーザによる予約操作について自己の要求が損なわれないと判断て承認することができるので、複数のユーザの要求を最大限満たすようにすることができる。
本発明の温水システムによれば、遠隔操作可能な携帯端末から運転や予約の状況を把握することができると共に、先に遠隔操作をしたユーザの要求を損なわないように遠隔操作をすることができる。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
図1に示すように、温水システム1は屋内に設置された暖房端末2と浴槽3と給湯栓4と、これらに温水を供給するために屋外に設置された給湯装置5を有する。暖房端末2は、供給された温水を利用して室内の暖房を行う例えば床暖房装置や温風機、パネルヒータ等である。
給湯装置5は、ユーザによって設定された給湯設定温度で給湯栓4から給湯する給湯運転、風呂設定温度で浴槽3に湯張りする湯張り運転、暖房端末2による暖房運転等を制御する制御部6(制御装置)を備えている。制御部6には、室内から給湯装置5の操作等を行うための操作端末10が通信可能に接続されている。
操作端末10の操作によって、浴槽3の湯張り運転における風呂設定温度や設定湯量、暖房運転における暖房設定温度等が設定される。また、操作端末10の操作によって、湯張り運転の開始、暖房運転の開始/停止及びこれらの予約がなされる。操作端末10には、例えば各種設定や運転状況等の表示及び操作が可能なタッチパネル式の表示部10aと、運転状況等を報知するための音声出力部10bが設けられている。
制御部6は、各種設定や各種センサの検出信号等に基づいて給湯運転、暖房運転等の制御プログラムを実行して各運転を制御する。この制御部6は、図2に示すようにCPUとメモリ等を有する演算部7と、記憶部8と、通信部9等を備えている。制御部6は、通信部9を介して給湯装置5の内蔵機器(ポンプ、バルブ、センサ等)と通信する。また、操作端末10や暖房端末2は、通信部9を介して制御部6と通信可能に接続されている。
操作端末10には図示外の無線通信部が内蔵され、例えばルータ機能を有する回線終端装置11によって構成されるホームネットワークに無線接続される。回線終端装置11は、光通信回線等を介して通信網12(インターネット)に接続するための機器である。制御部6は、通信部9と操作端末10と回線終端装置11を介して通信網12に接続されている。
記憶部8には、製造時に付与される識別情報を含む給湯装置5に関する情報と、暖房端末2や外気温度センサ13等、通信部9を介して給湯装置5に接続された機器の情報を含む温水システム1の構成情報等が記憶されている。給湯装置5の識別情報は、温水システム1の識別情報としても使用される。演算部7は、記憶部8の情報や通信部9を介して受信した情報に基づいて制御プログラムを実行し、各種制御を行う。
図1に示すように、制御部6は、ホームネットワーク経由で通信網12を介して外部サーバ14と通信可能に構成されている。そして、制御部6から給湯装置5の識別情報や運転状況、IPアドレス等の情報を外部サーバ14に送信することができる。
回線終端装置11は、ホームネットワークを構成する親機である。この回線終端装置11に無線又は有線で接続された複数の子機は、ホームネットワークを介して通信可能であり、通信網12への接続も可能である。子機として、給湯装置5のユーザの携帯端末(スマートフォン)や図示外のテレビやパソコン等が接続される。尚、無線通信機能を備えていない回線終端装置11に無線通信機能を有するルータが接続され、このルータによってホームネットワークが構成されていてもよい。
ユーザの携帯端末は、当然、外出時にも例えば基地局15,16等を介して通信網12に接続可能である。図1では、温水システム1の3人のユーザが夫々所有する3台の携帯端末21〜23をユーザの携帯端末として示しているが、台数はこれに限られない。これらの携帯端末21〜23には、温水システム1を構成する給湯装置5のメーカが提供する遠隔操作用アプリケーションプログラム(以下、操作アプリと呼ぶ。)が導入されている。
各ユーザは、各自の携帯端末21〜23で操作アプリを起動して、例えば給湯装置5の操作端末10の表示部10aに表示させた2次元コードを読み取らせ、給湯装置5のメーカが提供している外部サーバ14にアクセスさせる。この2次元コードには、給湯装置5の識別情報が含まれ、給湯装置5の識別情報が携帯端末21〜23に記憶される。また、例えば操作アプリの初回起動時に、携帯端末を識別するための例えば識別コードが付与される。
外部サーバ14は、操作アプリを介してアクセスした携帯端末21〜23から温水システム1の識別情報を受信する。そして、通信網12を介して接続されており、受信した識別情報に合致する温水システム1に、アクセスした携帯端末21〜23に関する情報(識別コード等)を送信する。
温水システム1の制御部6は、受信した携帯端末21〜23に関する情報を記憶部8に記憶させて、これら携帯端末21〜23を、温水システム1を遠隔操作可能な携帯端末として登録する。2次元コードは、第三者による悪用防止のため、室内に設置される操作端末10の操作によって表示部10aに表示させることが好ましいが、2次元コードが印刷されたラベルを操作端末10に貼ることも可能である。
携帯端末21〜23は、遠隔操作可能な携帯端末として登録された後は、操作アプリから外部サーバ14を介して温水システム1の遠隔操作が夫々可能である。一方、制御部6は、記憶部8に記憶された識別コード等を利用して、通信網12を介して、遠隔操作の操作内容の通知を登録された携帯端末21〜23に送信可能である。通知が送信されると、携帯端末21〜23で操作アプリが起動されていなくても、例えばプッシュ通知機能を利用して通知領域に通知が表示される。
次に、外部サーバ14について説明する。
外部サーバ14は、図示を省略するがCPUとメモリと記憶装置と通信インタフェース等を備えたコンピュータである。この外部サーバ14は、通信網12を介して通信可能な温水システム1の識別情報やIPアドレス等を記憶している。そして、携帯端末21〜23による遠隔操作の操作内容を受信して、温水システム1に送信する。
外部サーバ14は、図示を省略するがCPUとメモリと記憶装置と通信インタフェース等を備えたコンピュータである。この外部サーバ14は、通信網12を介して通信可能な温水システム1の識別情報やIPアドレス等を記憶している。そして、携帯端末21〜23による遠隔操作の操作内容を受信して、温水システム1に送信する。
次に温水システム1の制御部6による給湯装置5の運転(給湯運転、湯張り運転、暖房運転)の開始停止制御について、図3のフローチャートに基づいて説明する。図中のSi(i=1,2,・・・)はステップを表す。
運転待機中にS1において、運転開始条件が成立して判定がYesの場合にS2に進み、S2において運転を実行してS4に進む。S1の判定がNoの場合には、S3に進んで運転待機のままリターンする。そして、運転実行中にS4において、運転停止条件が成立して判定がYesの場合にS5進み、S5において運転を停止してリターンする。S4の判定がNoの場合は、S6に進んで運転継続してS4に戻る。
運転待機中にS1において、運転開始条件が成立して判定がYesの場合にS2に進み、S2において運転を実行してS4に進む。S1の判定がNoの場合には、S3に進んで運転待機のままリターンする。そして、運転実行中にS4において、運転停止条件が成立して判定がYesの場合にS5進み、S5において運転を停止してリターンする。S4の判定がNoの場合は、S6に進んで運転継続してS4に戻る。
運転開始条件は、運転開始操作が行われたこと、予約された運転開始時刻になったこと等である。また、運転停止条件は、運転停止操作が行われたこと、予約された運転停止時刻になったこと、事故防止等のため予め設定された運転制限時間だけ運転実行されたこと等である。
運転開始操作/運転停止操作とは、給湯運転については給湯栓4の開閉操作であり、暖房運転については操作端末10による開始操作/停止操作と、登録された携帯端末21〜23からの遠隔操作による開始操作/停止操作である。また、湯張り運転については、操作端末10による開始操作と、登録された携帯端末21〜23からの遠隔操作による開始操作である。
運転開始の予約は、湯張り運転及び暖房運転に対して予約可能であり、運転停止の予約は暖房運転に対して予約可能である。これらの予約は、操作端末10の操作及び登録された携帯端末21〜23からの遠隔操作によって行うことができる。操作端末10の操作は、通常、最新(最後)の操作内容が設定又は実行される。遠隔操作は、複数のユーザによる同種の運転の操作が競合する場合があるので、複数のユーザの要求を最大限満たすように設定又は実行する必要がある。この遠隔操作の操作内容を受信する制御部6による遠隔操作受信制御について、図4のフローチャートに基づいて説明する。
S11において、遠隔操作の操作内容の受信判定を行う。遠隔操作の操作内容を受信しておらず判定がNoの場合は、遠隔操作の操作内容を受信するまでこの受信判定を繰り返す。遠隔操作の操作内容を受信して判定がYesの場合にS12に進む。
S12において、S11で受信した操作内容に対して、設定済みの同種の運転の遠隔操作の操作内容が有るか否か判定する。例えば、遠隔操作が携帯端末21からの暖房運転の開始の予約操作である場合に、遠隔操作によって既に設定されている暖房運転の開始の予約があるか否か判定する。また、例えば遠隔操作が携帯端末21からの暖房運転の停止操作である場合に、遠隔操作によって既に設定されている暖房運転が実行されている否か判定する。判定がNo、即ち競合する遠隔操作が無ければS13に進み、判定がYesの場合はS15に進む。
S13において、遠隔操作の操作内容を設定してS14に進む。例えば暖房運転の開始時刻を18時に予約設定する。また、例えば暖房運転していないので、暖房運転の停止設定をして停止したままにする。そしてS14において、遠隔操作可能なように登録されている他の携帯端末22,23に対して、設定された遠隔操作の操作内容を送信(通知)してリターンする。この遠隔操作を行った携帯端末21にも、設定された操作内容を送信してもよい。
一方、競合する遠隔操作がある場合にS15において、設定された同種の運転の遠隔操作を行った携帯端末に対して、S11で受信した新たな遠隔操作の操作内容を送信(通知)してS16に進む。例えば、携帯端末22からの遠隔操作によって暖房運転の開始時刻が17時に予約設定されている場合に、携帯端末21からの新たな遠隔操作によって暖房運転の開始時刻を18時に予約するという操作内容を、携帯端末22に送信する。また、例えば、携帯端末22からの遠隔操作によって暖房運転が実行されている場合に、携帯端末21からの新たな遠隔操作によって暖房運転を停止するという操作内容を、携帯端末22に送信する。
S16において、新たな遠隔操作の操作内容についての承認操作受信判定を行う。承認操作は、設定された同種の運転の遠隔操作を行った携帯端末でのみ行うことができる。判定がYes、即ち新たな遠隔操作の操作内容について通知した携帯端末からの承認操作を受信した場合にはS17に進み、判定がNoの場合にはS19に進む。
S17において、承認された新たな遠隔操作の操作内容を設定してS18に進む。例えば、携帯端末21からの新たな遠隔操作の操作内容に基づいて、暖房運転の開始時刻を18時に予約設定する。また、例えば携帯端末21からの新たな遠隔操作の操作内容に基づいて、暖房運転を停止する。そして、S18において、新たに設定された遠隔操作の内容を、全ての登録された携帯端末に送信してリターンする。
一方、承認操作の受信が無い場合にS19において、新たな遠隔操作の操作内容を保留してS20に進む。そしてS20において、新たな遠隔操作の操作内容についての拒否操作受信判定を行う。例えば携帯端末22から遠隔操作を行ったユーザは、自己の帰宅予定等に基づき予約操作を行っており、暖房運転の開始時刻が自己の帰宅予定時刻よりも遅くなるような要求が満たされない予約操作を拒否することができる。また、例えば携帯端末22から遠隔操作を行ったユーザは、自己の帰宅予定等に基づき暖房運転を開始させており、帰宅時に暖房されていないような要求が満たされない暖房運転の停止操作を拒否することができる。判定がNo、即ち拒否操作を受信していない場合にはS21に進み、判定がYesの場合はS22に進む。
S21において、新たな遠隔操作の操作内容が保留された状態で、この保留中の操作内容の破棄条件の成立判定を行う。例えば、暖房運転の開始が17時に予約設定されており、時刻が17時になると運転開始条件が成立して暖房運転が開始される。暖房運転が継続されて保留中の予約操作の18時になると、この保留中の予約は不要になり破棄条件が成立する。また、例えば、遠隔操作による暖房運転停止操作の保留中に、操作端末10から暖房運転が停止されて運転状況が保留中の操作内容と一致すると、保留中の暖房運転停止操作は不要になり破棄条件が成立する。破棄条件が成立して判定がYesの場合はS22に進み、判定がNoの場合は、新たな遠隔操作が保留された状態で承認操作又は拒否操作の受信判定を繰り返し行うために、S16に戻る。
S22において、保留中の遠隔操作の操作内容を破棄してリターンする。尚、拒否操作を受信した場合には、遠隔操作の操作内容が設定されなかったことを、その遠隔操作を行った携帯端末に送信してもよい。
このようにして、後の遠隔操作の操作内容についての承認/拒否する操作を、設定された操作内容の遠隔操作を先に行ったユーザに委ねて、要求が損なわれないようにする。尚、運転開始時刻を早める予約操作の場合や、既に実行中の運転の開始操作の場合には、先に遠隔操作を行ったユーザの要求が損なわれる事態にはなり難いので、承認操作、拒否操作を待たずに設定してもよい。
操作端末10の操作は在宅中のユーザによるものなので、基本的には遠隔操作よりも操作端末10の操作を優先させる。しかし、遠隔操作による予約操作の操作内容が設定されている場合に、操作端末10の操作によって予約が変更される場合にも上記と同様にして先に予約したユーザの要求を損なわないようにすることも可能である。
遠隔操作では、暖房運転の開始/停止、暖房運転の予約、湯張り運転の予約の他にも、給湯設定温度や浴槽設定温度の設定等が可能である。しかし、例えば暖房運転の開始/停止や給湯設定温度の設定等、ユーザの遠隔操作の操作内容を全て他のユーザに通知すると、受信したユーザは煩わしく感じる虞がある。それ故、上記のような予約操作や運転停止操作について、影響があるため通知が望まれる傾向にある遠隔操作を特定操作として設定し、特定操作のみ操作内容を送信する。
特定操作の設定は、各ユーザが自己の携帯端末から、影響が大きいため通知を望む遠隔操作を選択して設定することができる。これにより、通知の煩わしさを軽減することができる。変更されたときにユーザに対しての影響が特に大きいと考えられる予約操作を、一律に特定操作として設定しておくこともできる。
次に、本発明の温水システム1の作用、効果について説明する。
温水システム1から、1人のユーザが例えば携帯端末21から行った遠隔操作の操作内容が、遠隔操作を行うことが可能なように登録された他の携帯端末22,23に送信される。従って、温水システム1の遠隔操作を行うことができるユーザは、他のユーザの遠隔操作による温水システム1の操作内容が通知されるので、温水システム1の状況を知ることができる。
温水システム1から、1人のユーザが例えば携帯端末21から行った遠隔操作の操作内容が、遠隔操作を行うことが可能なように登録された他の携帯端末22,23に送信される。従って、温水システム1の遠隔操作を行うことができるユーザは、他のユーザの遠隔操作による温水システム1の操作内容が通知されるので、温水システム1の状況を知ることができる。
また、携帯端末21の遠隔操作が特定操作である場合にのみ、遠隔操作を行うことが可能な他の携帯端末22,23に操作内容が通知される。従って、他のユーザに対する影響が大きい遠隔操作を特定操作に設定して、特定操作がなされたことを通知することができる。また、特定操作以外の遠隔操作の操作内容は送信しないので、通知による煩わしさを軽減することができる。
特定操作の設定は、複数の携帯端末21〜23から携帯端末毎に設定される。各ユーザが、通知を望む遠隔操作を選択して特定操作に設定することができるので、通知による煩わしさを軽減することができる。
特定操作をユーザに対する影響が特に大きい運転の予約操作とすることによって、他のユーザによる予約操作を通知させ、自己の要求が損なわれないようにすることができる。
先に遠隔操作による予約操作を行って操作内容が設定された携帯端末22に、後の遠隔操作による新たな予約操作の操作内容が送信され、新たな予約操作が承認された場合にこの新たな予約操作の操作内容が設定される。従って、先に予約操作をしたユーザは、他のユーザによる予約操作について自己の要求が損なわれないと判断して承認することができるので、複数のユーザの要求を最大限満たすようにすることができる。
外部サーバ14を制御装置として温水システムを構成することも可能である。その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく上記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
1 :温水システム
2 :暖房端末
3 :浴槽
4 :給湯栓
5 :給湯装置
6 :制御部(制御装置)
7 :演算部
8 :記憶部
9 :通信部
10 :操作端末
10a :表示部
11 :回線終端装置
12 :通信網
13 :外気温度センサ
14 :外部サーバ
15,16 :基地局
21〜23 :携帯端末
2 :暖房端末
3 :浴槽
4 :給湯栓
5 :給湯装置
6 :制御部(制御装置)
7 :演算部
8 :記憶部
9 :通信部
10 :操作端末
10a :表示部
11 :回線終端装置
12 :通信網
13 :外気温度センサ
14 :外部サーバ
15,16 :基地局
21〜23 :携帯端末
Claims (5)
- 通信網を介して携帯端末から遠隔操作が可能な制御装置を備えた温水システムにおいて、
前記制御装置は、遠隔操作ができるように登録された複数の携帯端末に関する情報を記憶するための記憶部と、前記複数の携帯端末との通信を行うための通信部を有し、
前記複数の携帯端末のうちの1つの携帯端末からの遠隔操作を受信した場合には、他の携帯端末に受信した遠隔操作の操作内容を送信することを特徴とする温水システム。 - 前記1つの携帯端末から受信した遠隔操作が、予め設定された特定操作である場合には前記他の携帯端末に前記遠隔操作の操作内容を送信し、前記特定操作でない場合には前記他の携帯端末に前記遠隔操作の操作内容を送信しないことを特徴とする請求項1に記載の温水システム。
- 前記特定操作の設定は、前記複数の携帯端末から携帯端末毎に設定されることを特徴とする請求項2に記載の温水システム。
- 前記特定操作は、予約操作であることを特徴とする請求項2又は3に記載の温水システム。
- 前記複数の携帯端末のうちの前記1つの携帯端末からの予約操作の操作内容が設定された状態で前記他の携帯端末から同種の新たな予約操作を受信した場合には、前記設定された操作内容の予約操作を行った携帯端末にのみ前記新たな予約操作の操作内容を送信し、前記新たな予約操作に対する承認操作を受信した場合に前記新たな予約操作の操作内容を設定することを特徴とする請求項4に記載の温水システム。
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- 2019-11-26 JP JP2019213430A patent/JP2021085585A/ja active Pending
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