JP4777082B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。特に、トリプルウエル構造を有し、半導体基板と同一導電型のウエルが存在する半導体基板から、半導体基板と逆導電型のウエル内にある、同一導電型のウエルに対して電源を供給するために、半導体基板と逆導電型のウエルの底部から、逆導電型のウエル内部にある同一導電型ウエルの底部に向けて、逆導電型ウエルを貫通する導電穴を設けたことを特徴とする半導体装置及びその製造方法に関する。
MOSトランジスタ等の能動素子、例えば、CMOS回路を含む半導体集積回路装置において、いわゆるトリプルウエル構造が採用されている。
トリプルウエル構造とは、例えば、P型シリコン基板内に、P型ウエル領域と、N型ウエル領域と、N型ウエル領域で囲まれたP型ウエル領域とが形成されている状態をいう。
そして、トリプルウエル構造を採用する理由の一つは、N型ウエル領域内に形成されたMOSトランジスタのバックバイアス電位の安定性、及び、N型ウエル領域で囲まれたP型ウエル領域内に形成されたMOSトランジスタのバックバイアス電位の安定性が確保されることにある。また、トリプルウエル構造を採用する他の理由は、P型ウエル領域及びP型シリコン基板中に発生した少数キャリヤーがMOSトランジスタ等に注入するのを抑制することにある。その結果、CMOS回路の安定動作、及び、フリップフロップ等のメモリ機能を有する回路におけるデータ保持特性の向上が達成されている。
ここで、上記のようなトリプルウエル構造を有する半導体装置において、N型ウエル領域で囲まれたP型ウエル領域内に、電位を供給する端子を配置する必要がある。従って、電位を供給する端子領域を確保するため、N型ウエル領域で囲まれたP型ウエル領域の平面的な大きさが大きくなる問題点があった。
そこで、N型ウエル領域で囲まれたP型ウエル領域の底部に接続し、N型ウエル領域を貫通して、N型ウエル領域の底部にあるP型不純物領域に達する、P型不純物が導入されている貫通領域を設けることが提案された(例えば、特許文献1)。
この構造では、上記の貫通領域を通じて、P型シリコン基板に与えた電位が、N型ウエル領域で囲まれたP型ウエル領域に供給される。一方、上記のN型ウエル領域は、貫通領域を除いて、P型ウエル領域を囲むことになるため、基板中に発生した少数キャリヤーがMOSトランジスタ等に注入するのを抑制する効果を保持する。
従って、N型ウエル領域で囲まれたP型ウエル領域に電位を供給する端子を、上記のPウエル領域内にある半導体基板の表面に配置する必要がない。そうすると、N型ウエル領域で囲まれたP型ウエル領域が大きくなることがない。
特開平10−199993
N型ウエル領域内に複数のP型ウエル領域が配置されており、かつ、特許文献1に記載されているような貫通領域がN型ウエル領域の底部を形成するN型不純物領域内に配置されているトリプルウエル構造を有する半導体装置を製造するには、順次、次のような工程を行う。
すなわち、初めに、P型シリコン基板内に、N型ウエル領域、及び、そのN型ウエル領域を貫通する、P型不純物が導入されている貫通領域を形成する工程を行う。次に、複数のP型ウエル領域をN型ウエル領域内に形成する工程を行うことにより、上記の半導体装置は形成される。
そこで、上記のN型ウエル領域内に、お互いに一定の間隔となるように上記の貫通領域が配置されているとすると、任意の形状のP型ウエル領域を、任意の位置に配置した場合に、貫通領域とP型ウエル領域が重ならない場合が想定される。その場合、P型ウエル領域のウエル電位が貫通領域を通じて供給されなくなる問題が生じる。
従って、本発明の目的は、N型ウエル領域内に配置され、P型ウエル領域と半導体基板を電気的に接続する貫通領域と、N型ウエル領域内に配置される複数のP型ウエル領域が容易に重なり電位供給路が容易に確保されるように、貫通領域が配置されている半導体装置を提供することにある。
半導体装置の一態様には、第1導電型の第1不純物が導入された第1導電型半導体基板の表面から内部に向けて形成されており、第2導電型の第2不純物が導入された第2導電型ウエルと、前記第2導電型ウエルに内包され、平面形状が長方形であり、第1不純物が導入された第1導電型ウエルと、前記第1導電型ウエルの底部に接し、前記第2導電型ウエルを貫通して、前記第2導電型ウエル外の前記第1導電型半導体基板に接続する、第1不純物が導入された貫通領域と、が設けられている。前記第1導電型半導体基板に電位が与えられ、前記貫通領域は、前記第1導電型半導体基板に与えられた電位を、前記第2導電型ウエルで囲まれた前記第1導電型ウエルに供給する。前記貫通領域は行列状の配列を組んでおり、かつ、その行列状の配列に対する列方向の軸が前記第1導電型ウエルの辺又は中心軸に対して傾くように前記行列状の配列が配置されている。前記貫通領域の形状が正方形状または長方形状であって、前記貫通領域の辺又は辺の中点同士を結ぶ中心軸のいずれかが前記第1導電型ウエルの辺又は辺の中点同士を結ぶ中心軸のいずれかと平行な向きである
第1領域、例えば、N型ウエル領域内に形成されている貫通領域の行列状の配列に対する列方向の軸は、第2領域、例えば、P型ウエル領域の辺又は中心軸に対して傾いている。従って、一定の長さを持つP型ウエル領域がN型ウエル領域内に配置されたときは、かならず、P型ウエル領域と貫通領域は接続する効果がある。
以下、本発明の実施例1、実施例2(参考例1)、実施例3(参考例2)、及び、実施例4について説明する
実施例1は、N型ウエル領域を備え、N型ウエル領域内において、貫通領域が行列状の配列を組んで配置されており、その行列状の配列に対する列方向の軸がP型ウエル領域の辺又は中心軸に対して傾いていることを特徴とする半導体装置の実施例である。そして、実施例1を、図1A、図1B、図2A、及び、図2Bを用いて説明する。
図1Aは、実施例1の半導体装置において、N型ウエル領域内における貫通領域の配置を示す平面図である。
実施例1の半導体装置は、N型ウエル領域1、N型ウエル領域1内のP型ウエル領域2a、N型ウエル領域1外のP型ウエル領域2b、貫通領域3、半導体基板4a、および、P型ウエル領域2bに電位を与える端子4bから構成されている。
P型ウエル領域2bに電位を与える端子4bは、N型ウエル領域1外のP型ウエル領域2b内に配置されている。すなわち、P型ウエル領域2bに電位を与える端子4bは半導体基板4aと電気的にオーミックに接続された場所に配置されている。また、半導体基板4aと同様の導電型の不純物が導入されている。
N型ウエル領域1は、例えば、矩形の領域である。また、N型ウエル領域1は複数のP型ウエル領域2aを含む。そして、N型ウエル領域1には、N型不純物が導入されている。
P型ウエル領域2aは矩形の領域である。また、P型ウエル領域2aはN型ウエル領域1に内包されている。すなわち、P型ウエル領域2aは、平面的にも、半導体基板の深さ方向においても、N型ウエル領域1に囲まれている。また、P型ウエル領域2aには、P型不純物が導入されている。
貫通領域3の形状は正方形又は長方形をしている。貫通領域3は、N型ウエル領域1内に行列状に、複数個配列を組んで配置されている。そして、その行列上の配列の列方向の軸は、P型ウエル領域2aの辺又は中心軸の方向、すなわち、縦方向から傾いている。しかし、正方形状である貫通領域3の辺の中点を結ぶ中心軸の一方は、縦方向を向いている。すなわち、貫通領域3の辺又は辺の中点同士を結ぶ中心軸の内のいずれかの方向は、P型ウエル領域2aの辺又は辺の中点同士を結ぶ中心軸の内のいずれかの方向と平行な向きである。そして、貫通領域3には、P型不純物が導入されている。ここで、貫通領域3の行列状の配列とは、縦方向に複数個の貫通領域3を並べて構成した列を、横方向へ複数列配置した状態をいう。
図1Bは、実施例1の半導体装置において、N型ウエル領域1内における貫通領域3の配列を示す断面図である。なお、図1Bの断面図は、図1AのA−B線に沿った断面図である。
そして、実施例1の半導体装置は、N型ウエル領域1、N型ウエル領域1内のP型ウエル領域2a、N型ウエル領域1外のP型ウエル領域2b、貫通領域3、半導体基板4a、及び、P型ウエル領域2bに電位を与える端子4bに加え、素子分離領域5をさらに含む。
N型ウエル領域1は、半導体基板4a表面から半導体基板4aの深さ方向へ向けて形成されている。また、N型ウエル領域1の深さはP型ウエル領域2aの深さより深い。
P型ウエル領域2aは、半導体基板4a表面から半導体基板4aの深さ方向へ向けて形成されている。そして、P型ウエル領域2aは、N型ウエル領域1に内包されており、N型ウエル領域1の深さより、P型ウエル領域2aの深さは浅い。
P型ウエル領域2bは、N型ウエル領域1の外にある。そして、P型ウエル領域2bは半導体基板4a表面から半導体基板4aの深さ方向へ向けて形成されている。
P型ウエル領域に電位を与える端子4bは、半導体基板4aの表面に形成された領域であって、P型不純物が拡散されている領域である。そして、そのP型不純物の濃度は、金属配線とオーミック接続ができる程に濃い。
貫通領域3は、P型ウエル領域2aの底部にあたる深さから半導体基板4aの深さ方向へ向けて形成されている。そして、貫通領域3の深さは、N型ウエル領域1の底部に達している。従って、貫通領域3は、N型ウエル領域1の底部に位置する、半導体基板4aの一部の領域に接続している。また、貫通領域3は、平面的に、P型ウエル領域2aに重なったときは、P型ウエウル領域2aの底部に接する。すなわち、N型ウエル領域1を、P型ウエル領域2aの周囲にあり、かつ、半導体基板4aの表面から深さ方向へ形成されている部分と、P型ウエル領域2aの底部から半導体基板4aの深さ方向へ形成されている、層状の部分に分けたとするなら、貫通領域3は、P型ウエル領域2aの底部から半導体基板4aの深さ方向へ形成されている、層状の部分を貫通する領域である。
素子分離領域5は、MOSトランジスタ等の半導体素子を形成する領域を絶縁分離する領域である。そして、素子分離領域5は、半導体基板4aの表面に形成された溝と、その溝に埋め込まれた絶縁物から形成されている。
さらに、図1Aによると、P型ウエル領域2aと貫通領域3を含む全ての図形が正方形状または長方形状であり、かつ、辺の向きが0度方向と90度方向の二方向に統一されている。この配置は、CAD(computer aided design)の設計環境の下で、製図・図形処理・検証等を簡便かつ容易に行うことが出来るようにする効果を奏する。本実施例においては、この効果が、一定の長さを持つP型ウエル領域2aがN型ウエル領域1内に配置されると必ずP型ウエル領域2aと貫通領域3が接続する効果と、ともに両立して実現している。
図2Aは、従来の半導体装置のN型ウエル領域1内において、細長い矩形であるP型ウエル領域2aと貫通領域3の配置を示す平面図である。そして、図2Aは貫通領域3が行列状に配列されているところを示している。また、図2Aは、P型ウエル領域2aが縦に細長い矩形であることを示している。
図2Aによれば、P型ウエル領域2aの中心軸の方向と貫通領域3の行列状の配列における列の方向が一致している。従って、図2Aによれば、P型ウエル領域2aが貫通領域3の隙間に入り込む場合があるため、P型ウエル領域2aと貫通領域3とが重ならない場合があることがわかる。
図2Bは、実施例1の半導体装置のN型ウエル領域1内において、細長い矩形であるP型ウエル領域2aと貫通領域3の配置を示す平面図である。そして、図2Bは、貫通領域3が行列状に配列されており、かつ、配列の列方向の軸が縦方向から斜めに傾いていることを示している。また、図2Bは、P型ウエル領域2aが縦に細長い矩形であっても、ある程度の長さがある場合には、P型ウエル領域2aと貫通領域3とが重なることを示している。
図2Bによれば、矩形のP型ウエル領域2aの中心軸が縦方向に向いているのに対して、貫通領域3の行列状の配列おいて列方向の軸が縦方向から斜めに傾いており、上記の中心軸と上記の列方向の軸は交差する。従って、P型ウエル領域2aと貫通領域3とは、その交差部分において、P型ウエル領域2aと貫通領域3とがかならず重なることがわかる。
そうすると、図2Aと図2Bによれば、実施例1の半導体装置においては、貫通領域3の行列状の配列における列方向の軸が、P型ウエル領域2aの辺又は中心軸の方向から傾いている。そのため、N型ウエル領域1内において、P型ウエル領域2aと貫通領域3とが容易に重なる効果がある。
すなわち、N型ウエル領域1内に、P型ウエル領域2aを辺又は中心軸が縦方向に向くように配置したときに、貫通領域3とP型ウエル領域2aが重なる確率が高くなる効果がある。
さらに、貫通領域3の辺又は辺の中点を結ぶ中心軸の内のいずれかの方向は、P型ウエル領域2aの辺又は中心軸の内のいずれかの方向と平行な向きであるため、P型ウエル領域2aを辺又は中心軸が縦方向に向くように配置したときに、貫通領域3とP型ウエル領域2aが重なる領域が大きくなる効果がある。
実施例2(参考例1)は、N型ウエル領域を備え、貫通領域がN型ウエル領域内に行列状に配列されており、その貫通領域の形状が正方形状であり、さらに、貫通領域自体が縦方向に対して傾きを持つ半導体装置の実施例である。そして、図3A、図3B、図4A、及び、図4Bを用いて、参考例1の半導体装置の実施例について説明する。
図3Aは、参考例1の半導体装置において、N型ウエル領域内における貫通領域の配置を示す平面図である。
参考例1の半導体装置は、N型ウエル領域1、N型ウエル領域1内のP型ウエル領域2a、N型ウエル領域1外のP型ウエル領域2b、貫通領域3、及び、半導体基板4aから構成されている点では、実施例1の半導体装置と同様である。従って、同様な構成要素には、同様な番号を付した。
参考例1の半導体装置のN型ウエル領域1は、実施例1の半導体装置のN型ウエル領域1と同様である。
参考例1の半導体装置のP型ウエル領域2aは、実施例1の半導体装置のP型ウエル領域2aと同様である。
参考例1の半導体装置のP型ウエル領域2bは、実施例1の半導体装置のP型ウエル領域2bと同様である。
P型ウエル領域に電位を与える端子4bは、N型ウエル領域1外のP型ウエル領域2b内に配置されている。すなわち、P型ウエル領域に電位を与える端子4bは半導体基板4aと電気的にオーミックに接続された場所に配置されている。また、半導体基板4aと同様の導電型の不純物が導入されている。
参考例1の半導体装置の貫通領域3は、N型ウエル領域1内に行列状に、複数個配列されている点で実施例1の半導体装置のN型ウエル領域1と同様である。また、参考例1の半導体装置の貫通領域3の形状が正方形又は長方形であることも同様である。しかし、正方形状である貫通領域3の辺の中点を結ぶ中心軸の一方が、行列の列方向を向いている点で異なる。すなわち、貫通領域3自体が縦方向に対して傾きを持ち、さらに、貫通領域3の中心点も、縦方向から傾いている線に沿って配置されている。なお、参考例1の半導体装置の貫通領域3には、P型不純物が導入されている。
図3Bは、参考例1の半導体装置において、N型ウエル領域1内における貫通領域3の配置を示す断面図である。なお、図3Bの断面図は、図3AのA−B線に沿った断面図である。
そして、参考例1の半導体装置が、さらに、素子分離領域5を含む点では、実施例1の半導体装置と同様である。
参考例1の半導体装置のN型ウエル領域1は、実施例1の半導体装置のN型ウエル領域1と同様に半導体基板4aの深さ方向に形成されている。
参考例1の半導体装置のP型ウエル領域2aは、実施例1の半導体装置のP型ウエル領域2aと同様に半導体基板4aの深さ方向に形成されている。
参考例1の半導体装置の貫通領域3は、実施例1の半導体装置の貫通領域3と、貫通領域3の平面的な形状を除いて同様な領域である。
参考例1の半導体装置の素子分離領域5は、実施例1の半導体装置の素子分離領域5と同様である。
図4Aは、従来の半導体装置のN型ウエル領域1内において、細長い矩形であるP型ウエル領域2aと貫通領域3の配置を示す平面図である。そして、図4Aは貫通領域3が行列状に配列されているところを示している。また、図4Aは、P型ウエル領域2aが縦に細長い矩形であることを示している。
図4Aによれば、P型ウエル領域2aの中心軸の方向と貫通領域3の行列状の配列における列の方向が一致している。従って、図4Aによれば、P型ウエル領域2aが貫通領域3の隙間に入り込む場合があるため、P型ウエル領域2aと貫通領域3とが重ならない場合があることがわかる。
図4Bは、参考例1の半導体装置のN型ウエル領域1内において、細長い矩形であるP型ウエル領域2aと貫通領域3の配置を示す平面図である。そして、図4Bは、貫通領域3が行列状に配列されており、かつ、配列の列方向の軸が垂直方向から斜めに傾いていることを示している。また、図4Bは、P型ウエル領域2aが縦に細長い矩形であっても、ある程度の長さがある場合には、P型ウエル領域2aと貫通領域3とが重なることを示している。
図4Bによれば、矩形のP型ウエル領域2aの中心軸が垂直方向に向いているのに対して、貫通領域3の行列状の配列おいて列方向の軸が垂直方向から斜めに傾いており、上記の中心軸と上記の列方向の軸は交差する。従って、P型ウエル領域2aと貫通領域3とは、その交差部分において、P型ウエル領域2aと貫通領域3とがかならず重なることがわかる。
参考例1の半導体装置において、N型ウエル領域1内に貫通領域3が行列状態の配列を組んで配置されている。そして、その行列上の配列の列方向の軸は、P型ウエル領域2aの辺又は中心軸の方向から傾いている。そうすると、矩形のP型ウエル領域2aの中心軸と、貫通領域3の行列状の配列における列方向の軸とは交差する。従って、P型ウエル領域2aと貫通領域3とは、その交差部分において、P型ウエル領域2aと貫通領域3とがかならず重なることがわかる。
従って、N型ウエル領域1内に、P型ウエル領域2aを辺又は中心軸が垂直方向に向く様に配置したときに、貫通領域3とP型ウエル領域2aが重なる確率が高くなる効果がある。
実施例3(比較例2)は、N型ウエル領域を備え、貫通領域がN型ウエル領域内に行列状に配列されており、その貫通領域の形状が円形であることを特徴とする半導体装置の実施例である。そして、図5A及び図5Bを用いて、比較例2の半導体装置について説明する。
図5Aは、比較例2の半導体装置において、N型ウエル領域内における貫通領域の配置を示す平面図である。
比較例2の半導体装置は、N型ウエル領域1、N型ウエル領域1内のP型ウエル領域2a、N型ウエル領域1外のP型ウエル領域2b、貫通領域3、及び、半導体基板4aから構成されている点では、比較例1の半導体装置と同様である。従って、同様な構成要素には、同様な番号を付した。
比較例2の半導体装置のN型ウエル領域1は、比較例1の半導体装置のN型ウエル領域1と同様である。
比較例2の半導体装置のP型ウエル領域2aは、比較例1の半導体装置のP型ウエル領域2aと同様である。
比較例2の半導体装置のP型ウエル領域2bは、比較例1の半導体装置のP型ウエル領域2bと同様である。
P型ウエル領域に電位を与える端子4bは、N型ウエル領域1外のP型ウエル領域2b内に配置されている。すなわち、P型ウエル領域に電位を与える端子4bは半導体基板4aと電気的にオーミックに接続された場所に配置されている。また、半導体基板4aと同様の導電型の不純物が導入されている。
比較例2の半導体装置の貫通領域3は、N型ウエル領域1内に行列状に、複数個配列されている点で比較例1の半導体装置のN型ウエル領域1と同様である。しかし、比較例2の半導体装置の貫通領域3の形状は円形である点では比較例1の半導体装置の貫通領域3とは異なる。なお、比較例2の半導体装置の貫通領域3には、P型不純物が導入されている。
図5Bは、比較例2の半導体装置において、N型ウエル領域1内における貫通領域3の配置を示す断面図である。なお、図5Bの断面図は、図5AのA−B線に沿った断面図である。
そして、比較例2の半導体装置が、さらに、素子分離領域5を含む点では、比較例1の半導体装置と同様である。
比較例2の半導体装置のN型ウエル領域1は、比較例1の半導体装置のN型ウエル領域1と同様に半導体基板4aの深さ方向に形成されている。
比較例2の半導体装置のP型ウエル領域2aは、比較例1の半導体装置のP型ウエル領域2aと同様に半導体基板4aの深さ方向に形成されている。
比較例2の半導体装置の貫通領域3は、比較例1の半導体装置の貫通領域3と、貫通領域3の平面的な形状を除いて同様な領域である。
比較例2の半導体装置の素子分離領域5は、比較例1の半導体装置の素子分離領域5と同様である。
比較例2の半導体装置において、N型ウエル領域1内に貫通領域3が行列状態の配列を組んで配置されている。そして、その行列上の配列の列方向の軸は、P型ウエル領域2aの辺又は辺の中点を結ぶ中心軸の方向から傾いている。そうすると、矩形のP型ウエル領域2aの中心軸と、貫通領域3の行列状の配列における列方向の軸とは交差する。従って、P型ウエル領域2aと貫通領域3とは、その交差部分において、P型ウエル領域2aと貫通領域3とがかならず重なることがわかる。
従って、N型ウエル領域1内に、P型ウエル領域2aを辺又は中心軸が垂直方向に向く様に配置したときに、貫通領域3とP型ウエル領域2aが重なる確率が高くなる効果がある。
さらに、貫通領域3が行列状に配列されている場合、貫通領域3の形状を円形とすると、次の点で効果がある。まず、貫通領域3用のマスクとなる、レジストパターンを形成するためには、レジストを露光するための露光マスクが必要である。そして、露光マスクは、透明な石英基板と、その石英基板上に形成されてマスクパターンから構成されている。従って、マスクパターンを作成するにあたり、CAD装置上でマスクパターン用のデータを作成する必要がある。そこで、貫通領域3の形状を円形とすると、頂点の数が少なく、単純な形状であるため、マスクパターン用のデータ作成が、容易、かつ、データ量を少なくできる効果がある。
実施例4は、実施例1の半導体装置の製造方法の実施例である。そして、図6A乃至図6Dを用いて実施例4の半導体装置の製造方法を説明する。
図6A乃至図6Dは実施例4の半導体装置の断面図であり、製造工程の初期段階から最終段階までを4段階に分けて示したものである。
図6A、図6B、図6C、図6Dは、素子分離領域6、半導体基板7、不純物の注入深さが深いN型不純物領域8、レジスト開口パターン9、貫通領域10、レジスト開口パターン11、不純物の注入深さが浅いN型不純物領域12、N型ウエル領域内のP型ウエル領域13a、N型ウエル領域外のP型ウエル領域13b、及び、レジストパターン14を示す。なお、不純物の注入深さが深いN型不純物領域8と不純物の注入深さが浅いN型不純物領域12とは、一体としてN型ウエル領域を形成する。すなわち、このN型ウエル領域は一体として、実施例1乃至実施例3のN型ウエル領域1に相当する。
図6Aは素子分離のため、素子分離領域6を形成したところを示す。素子分離領域6は、以下のようにして形成する。まず、半導体基板7中に0.5μm程度の溝を形成する。次に、半導体基板7の表面を酸化する。次に、半導体基板7上に、上記の溝が絶縁物で埋まるように、絶縁層を堆積させる。次に、上記の溝以外の場所にある絶縁層をCMP(chemicalmechanical polishing)にて除去すると素子分離領域6が完成する。
図6Bは半導体基板7の上にレジストを塗布し、フォトリソグラフィー工程をおこなって、レジスト開口パターン9を形成し、後に示すイオン注入方法により、貫通領域10及び不純物の注入深さが深いN型不純物領域8を形成したところを示す。レジスト開口パターン9は不純物の注入深さが深いN型不純物領域8に対応した開口を有する。すなわち、レジスト開口パターン9は、N型ウエル領域上にはレジストパターンを有しないが、貫通領域10に対応する部分にはレジストパターンを有する。従って、貫通領域10は不純物の注入が上記のレジストパターンで遮蔽されたことにより出来上がる。なお、貫通領域10に対応する部分に配置されるレジストパターンは、孤立パターンであり、そのパターンの中心点が行列状に、N型ウエル領域内に配列を組んで配置されていることはいうまでもない。
ところで、レジスト開口パターン9が貫通領域10を遮蔽するレジストパターン部分を有しなくても、貫通領域10を形成することができる。その際、貫通領域10の形成は以下のようにして行う。まず、不純物の注入深さが深いN型不純物領域8にN型不純物をイオン注入する。その際、貫通領域10にも、N型不純物が導入される。そこで、再び、レジストを塗布し、フォトリソグラフィー工程をおこなって、貫通領域10に対応する部分が開口されているレジストパターンを形成し、N型不純物を補償するP型の不純物を注入する。その結果、不純物の注入深さが深いN型不純物領域8中にP型の不純物の補償により、貫通領域10が出来上がる。なお、上記の貫通領域10に対応するレジストパターンの開口は、その開口の中心点が行列状に、N型ウエル領域内に配列を組んで配置されていることはいうまでもない。
図6Cは不純物の注入深さが浅いN型不純物領域12を形成し、N型ウエル領域を形成したところを示す図である。不純物の注入深さが浅いN型不純物領域12を形成するには、まず、レジストを塗布し、フォトリソグラフィー工程を行って、不純物の注入深さが深いN型不純物領域8と平面的に重なるように、レジスト開口パターン11を形成する。次に、イオン注入により、不純物の注入深さが浅いN型不純物領域12を形成する。その結果、不純物の注入深さが深いN型不純物領域8と不純物の注入深さが浅いN型不純物領域12とが接続して、N型ウエル領域が形成される。
図6Dは、N型ウエル領域に囲まれたP型ウエル領域13a及びN型ウエル領域の外にあるP型ウエル領域13bを形成したところを示す図である。P型ウエル領域13a及びP型ウエル領域13bを形成するためには、はじめに、N型不純物領域12を覆うレジストパターン14を、レジストを塗布し、フォトリソグラフィー工程を行って形成する。次に、レジストパターン14をマスクとして、P型不純物をイオン注入する。その後、レジストパターン14を除去する。
実施例4の半導体装置の製造方法によれば、N型ウエル領域が不純物の注入深さが深いN型不純物領域8と不純物の注入深さが浅いN型不純物領域12とを接続して構成されるため、P型ウエル領域13aを形成するために、N型不純物を補償するようなイオン注入量をする必要がない。すなわち、P型ウエル領域13aを形成するためのP型不純物の注入量を低く抑える効果がある。
以下に本発明の特徴を付記する。
(付記1)
第1不純物が導入された半導体基板の表面から内部に向けて形成されており、第2不純物が導入された第1領域と、
前記第1領域に内包され、第1不純物が導入された第2領域と、
前記第2領域の底部に接し、第1領域を貫通して、第1領域外の半導体基板に接続する、第1不純物が導入された貫通領域と、を備え、
前記貫通領域は行列状の配列を組んでおり、かつ、その行列状の配列に対する列方向の軸が第2領域の辺又は中心軸に対して傾くように前記行列状の配列が配置されていることを特徴とする半導体装置
(付記2)
前記貫通領域の形状が正方形状、長方形状、又は、円形状であることを特徴とする付記1に記載した半導体装置。
(付記3)
前記貫通領域の形状が正方形状または長方形状であって、
前記貫通領域の辺又は辺の中点同士を結ぶ中心軸のいずれかが前記第2領域の辺又は辺の中点同士を結ぶ中心軸のいずれかと平行な向きであることを特徴とした付記1に記載した半導体装置。
(付記4)
第1不純物が導入された半導体基板の表面から内部に向けて形成されており、第2不純物が導入された第1領域と、
前記第1領域に平面的に囲まれ、前記半導体基板の表面から内部に向けて形成されている、第1不純物が導入された第2領域と、
前記第1領域及び前記第2領域の底部から半導体基板内部に向けて形成されている、第2不純物が導入された第3領域と、
平面的に前記第3領域と重なって配置されており、前記第3領域を貫通する、第1不純物が導入された貫通領域と、を備え、
前記貫通領域の中心点が平面的に行列状の配列を組んでおり、かつ、その行列状の配列に対する列方向の軸が第2領域の辺又は中心軸に対して傾くように前記行列状の配列が配置されていることを特徴とする半導体装置。
(付記5)
第1不純物が導入された半導体基板の表面から内部に向けて形成されている第1領域に対して、平面的に重なるように、前記半導体基板の表面に、貫通領域に対応した、孤立レジストパターンを形成する工程と、
前記第1領域に対して、前記孤立レジストパターンをマスクに、イオン注入により第2不純物を導入する工程と、
前記半導体基板の表面から内部に向けて形成されており、平面的に前記第1領域に包含される第2領域に第1不純物を導入する工程と、を備え、
前記孤立レジストパターンは行列状の配列を組んでおり、かつ、前記行列状の配列に対する列方向の軸が第2領域の辺又は中心軸に対して傾くように前記行列状の配列が配置されていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
本発明によれば、例えば、N型ウエル領域内に形成されている貫通領域が行列状に配列を組んで配置されており、かつ、その行列状の配列に対する列方向の軸が、第2領域、例えば、P型ウエル領域の辺又は中心軸に対して傾くように上記の配列が配置されていることを特徴とする半導体装置を提供する。すなわち、上記の行列状の配列に対する列方向の軸とP型ウエル領域の辺又は中心軸とが交差するため、例えば、P型ウエル領域をN型ウエル領域内に配置したときに、貫通領域とP型ウエル領域が容易に重なる半導体装置を提供することができる。
図1A及び図1Bは、実施例1の半導体装置において、N型ウエル領域内における貫通領域の配置を示す平面図及び断面図である。 図2A及び図2Bは、従来の半導体装置のN型ウエル領域内及び実施例1の半導体装置のN型ウエル領域内における、細長い矩形であるP型ウエル領域2a及び貫通領域3の配置を示す平面図である。 図3A及び図3Bは、実施例2(比較例1)の半導体装置において、N型ウエル領域内における貫通領域の配置を示す平面図及び断面図である。 図4A及び図4Bは、従来の半導体装置のN型ウエル領域内及び実施例2(比 較例1)の半導体装置のN型ウエル領域内における、細長い矩形であるP型ウエル領域2a及び貫通領域3の配置を示す平面図である。 図5A及び図5Bは、実施例3(比較例2)の半導体装置において、N型ウエル領域内における貫通領域の配置を示す平面図及び断面図である。 図6A乃至図6Dは実施例4の半導体装置の断面図であり、製造工程の初期段階から最終段階までを4段階に分けて示したものである。
符号の説明
1 N型ウエル領域
2a P型ウエル領域
2b P型ウエル領域
3 貫通領域
4a 半導体基板
4b P型ウエル領域に電位を与える端子
5、6 素子分離領域
7 半導体基板
8 不純物の注入深さが深いN型不純物領域
9 レジスト開口パターン
10 貫通領域
11 レジスト開口パターン
12 不純物の注入深さが浅いN型不純物領域
13a N型ウエル領域内のP型ウエル領域
13b N型ウエル領域外のP型ウエル領域
14 レジストパターン

Claims (3)

  1. 第1導電型の第1不純物が導入された第1導電型半導体基板の表面から内部に向けて形成されており、第2導電型の第2不純物が導入された第2導電型ウエルと、
    前記第2導電型ウエルに内包され、平面形状が長方形であり、第1不純物が導入された第1導電型ウエルと、
    前記第1導電型ウエルの底部に接し、前記第2導電型ウエルを貫通して、前記第2導電型ウエル外の前記第1導電型半導体基板に接続する、第1不純物が導入された貫通領域と、を備え、
    前記第1導電型半導体基板に電位が与えられ、
    前記貫通領域は、前記第1導電型半導体基板に与えられた電位を、前記第2導電型ウエルで囲まれた前記第1導電型ウエルに供給し、
    前記貫通領域は行列状の配列を組んでおり、かつ、その行列状の配列に対する列方向の軸が前記第1導電型ウエルの辺又は中心軸に対して傾くように前記行列状の配列が配置されており、
    前記貫通領域の形状が正方形状または長方形状であって、
    前記貫通領域の辺又は辺の中点同士を結ぶ中心軸のいずれかが前記第1導電型ウエルの辺又は辺の中点同士を結ぶ中心軸のいずれかと平行な向きであることを特徴とする半導体装置。
  2. 第1導電型の第1不純物が導入された第1導電型半導体基板の表面から内部に向けて形成されており、第2導電型の第2不純物が導入された第1の第2導電型ウエルと、
    前記第1の第2導電型ウエルに平面的に囲まれ、平面形状が長方形であり、前記第1導電型半導体基板の表面から内部に向けて形成されている、第1不純物が導入された第1導電型ウエルと、
    前記第1の第2導電型ウエル及び前記第1導電型ウエルの底部から前記第1導電型半導体基板内部に向けて形成されている、第2不純物が導入された第2の第2導電型ウエルと、
    平面的に前記第2の第2導電型ウエルと重なって配置されており、前記第2の第2導電型ウエルを貫通する、第1不純物が導入された貫通領域と、を備え、
    前記第1導電型半導体基板に電位が与えられ、
    前記貫通領域は、前記第1導電型半導体基板に与えられた電位を、前記第1の第2導電型ウエルで囲まれた前記第1導電型ウエルに供給し、
    前記貫通領域の中心点が平面的に行列状の配列を組んでおり、かつ、その行列状の配列に対する列方向の軸が前記第1導電型ウエルの辺又は中心軸に対して傾くように前記行列状の配列が配置されており、
    前記貫通領域の形状が正方形状または長方形状であって、
    前記貫通領域の辺又は辺の中点同士を結ぶ中心軸のいずれかが前記第1導電型ウエルの辺又は辺の中点同士を結ぶ中心軸のいずれかと平行な向きであることを特徴とする半導体装置。
  3. 第1導電型の第1不純物が導入された第1導電型半導体基板の表面から内部に向けて画定されている第2導電型ウエルの形成予定領域に対して、平面的に重なるように、前記第1導電型半導体基板の表面に、貫通領域に対応した、孤立レジストパターンを形成する工程と、
    前記第2導電型ウエルの形成予定領域に対して、前記孤立レジストパターンをマスクに、イオン注入により第2導電型の第2不純物を導入して所定の深さに第2の第2導電型ウエルを形成する工程と、
    前記第2導電型ウエルの形成予定領域に対して、イオン注入により第2不純物を導入して前記第2の第2導電型ウエルよりも浅い第1の第2導電型ウエルを形成する工程と、
    前記第1導電型半導体基板の表面から内部に向けて画定されており、平面的に前記第1の第2導電型ウエルに包含される平面形状が長方形の第1導電型ウエルの形成予定領域第1不純物を導入して第1導電型ウエルを形成する工程と、を備え、
    前記第1導電型半導体基板に電位が与えられ、
    前記貫通領域は、前記第1導電型半導体基板に与えられた電位を、前記第1の第2導電型ウエルで囲まれた前記第1導電型ウエルに供給し、
    前記孤立レジストパターンは行列状の配列を組んでおり、かつ、前記行列状の配列に対する列方向の軸が前記第1導電型ウエルの辺又は中心軸に対して傾くように前記行列状の配列が配置されており、
    前記貫通領域の形状が正方形状または長方形状であって、
    前記貫通領域の辺又は辺の中点同士を結ぶ中心軸のいずれかが前記第1導電型ウエルの辺又は辺の中点同士を結ぶ中心軸のいずれかと平行な向きであることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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