JP4776669B2 - 表示装置および移動体 - Google Patents

表示装置および移動体 Download PDF

Info

Publication number
JP4776669B2
JP4776669B2 JP2008246649A JP2008246649A JP4776669B2 JP 4776669 B2 JP4776669 B2 JP 4776669B2 JP 2008246649 A JP2008246649 A JP 2008246649A JP 2008246649 A JP2008246649 A JP 2008246649A JP 4776669 B2 JP4776669 B2 JP 4776669B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical layer
light beam
optical member
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008246649A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010078860A (ja
Inventor
直忠 岡田
一男 堀内
治彦 奥村
隆 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008246649A priority Critical patent/JP4776669B2/ja
Priority to US12/563,412 priority patent/US20100073579A1/en
Publication of JP2010078860A publication Critical patent/JP2010078860A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4776669B2 publication Critical patent/JP4776669B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3102Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • G02B2027/011Head-up displays characterised by optical features comprising device for correcting geometrical aberrations, distortion
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • G02B2027/0118Head-up displays characterised by optical features comprising devices for improving the contrast of the display / brillance control visibility
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • G02B2027/0123Head-up displays characterised by optical features comprising devices increasing the field of view

Description

本発明は、示装置および移動体に関する。
表示装置を用いて、車両や航空機等の移動体のフロントガラス(ウインドシールド)に各種の情報を表示し、外部の背景視野の画像と合わせて当該映像情報を操縦者に観視させる、いわゆるヘッドアップディスプレイ(HUD: Head-Up Display)が知られている。
この様なヘッドアップディスプレイにおいては、車両や航空機等の移動体に表示装置を搭載する関係上、表示装置の小型化が要求されている。
一般に、移動体のフロントガラスは曲率寸法が小さく、表示輝度の高い画像を投映させるのに適した曲率寸法を有していない。この場合、表示輝度の高い画像を投映させるために大型の光学系(例えば、大型の凹面鏡など)を設けるものとすれば、表示装置の大型化を招くという問題がある。
ここで、ハーフミラーの機能を備えた各種の光学部材をフロントガラスに設ける技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
この場合、フロントガラスに凹面を有する光学部材を設け、反射部分における曲率寸法を大きくすれば、表示輝度の高い画像を投映させることができる。その結果、光学系の小型化を図ることができ、ひいては表示装置の小型化を図ることができる。
しかしながら、この様な光学部材を介して外部の背景視野の画像を観視した場合、背景視野の画像が歪んで見えるという新たな問題が生ずる。
特開平11−271665号公報
本発明は、背景視野の画像が歪むことを抑制することができる示装置および移動体を提供する。
本発明の態様によれば、学部材と、前記光学部材に対して光束を入射させる投映部と、を備え、前記光学部材は、凹曲面を有する凹部と、前記凹部の周囲に同心円状に設けられた凹曲面を有する複数の凸条部と、が形成された第1の主面と、前記第1の主面と対向する第2の主面であって、前記凹部と対向して設けられた凸曲面を有する凸部と、前記凸部の周囲に同心円状に設けられ、前記凹曲面を有する複数の凸条部と対向して設けられた凸曲面を有する複数の凸条部と、が形成された第2の主面と、を有する第1の光学層と、前記第1の光学層の第1の主面上に設けられた第2の光学層と、前記第1の光学層の第2の主面上に設けられた第3の光学層と、を備え、前記第1の光学層の屈折率は、前記第2の光学層の屈折率よりも高く、かつ前記第3の光学層の屈折率よりも高く、互いに対向する位置に設けられた前記凹曲面の曲率寸法と前記凸曲面の曲率寸法とが略同一であり、前記投映部は、前記光学部材の凹曲面が設けられた側の主面に対して光束を入射させ、背景視野の画像と、前記投映部による光学像と、を前記光学部材を介して観視者に観視させることを特徴とする表示装置が提供される。
また、本発明の他の一態様によれば、光学部材と、前記光学部材に対して光束を入射させる投映部と、を備え、前記光学部材は、凹曲面を有する凹部と、前記凹部の周囲に同心円状に設けられた凹曲面を有する複数の凸条部と、が形成された主面を有する第4の光学層と、前記第4の光学層の前記主面上に設けられた半透過層と、前記半透過層の前記第4の光学層とは反対側の主面上に設けられた第5の光学層と、を備え、前記第4の光学層の屈折率と、前記第5の光学層の屈折率と、が略同一であり、前記半透過層は、入射する光束の一部を反射し、前記投映部は、前記光学部材の凹曲面が設けられた側の主面に対して光束を入射させ、背景視野の画像と、前記投映部による光学像と、を前記光学部材を介して観視者に観視させることを特徴とする表示装置が提供される。
本発明の他の一態様によれば、上記の表示装置と、前記表示装置により映像情報が投映される投映板と、を備えたことを特徴とする移動体が提供される。
本発明によれば、背景視野の画像が歪むことを抑制することができる示装置および移動体が提供される。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、第1の実施形態に係る光学部材を例示するための模式図である。なお、図1(a)は光学部材の平面図、図1(b)は図1(a)におけるA−A矢視断面図である。
図2は、比較例に係る光学部材を例示するための模式図である。なお、図2(a)は、比較例に係る光学部材を例示するための模式断面図、図2(b)は、比較例に係る光学部材を投映板に設けた場合の作用について例示をするための模式断面図である。
まず、比較例に係る光学部材について例示をする。
図2(a)に示すように、薄板状を呈する光学部材50の一方の主面には、凹部50a、複数の凸条部50bが設けられている。光学部材50(凹部50a、凸条部50b)は、透明または半透明の有機材料や無機材料などで形成され、入射する光束を透過させることができるようになっている。
凹部50aは、光学部材50の略中央に設けられている。また、凸条部50bは、凹部50aの周囲に同心円状に設けられている。また、凹部50a、凸条部50bの主面には凹曲面が設けられている。また、凹部50a、凸条部50bを覆うように薄膜状を呈する半透過部51が設けられている。そのため、光学部材50は、主面に入射する光束の一部を反射させるとともに、一部を透過させることができるようになっている。
凹部50aは、凹曲面を有する光学部材52の中央部分と同じ表面形状を呈している。そのため、凹部50aの主面(凹曲面)は光学部材52の当該部分と略同一の曲率寸法を有している。また、凸条部50bは、光学部材52を同心円状に切断し、同心円状に切断した光学部材52の表面部分を平面上に並べたものと同様の形状をしている。そのため、凸条部50bの凹曲面50b1も光学部材52の当該部分と略同一の曲率寸法を有している。
すなわち、光学部材50は、凹曲面を有する光学部材52の光学的作用を変えることなく薄型化したものである。そして、光学部材50は、その主面に設けられた半透過部51により入射光を反射させることで凹面鏡として機能するようになっている。また、光学部材50は、その主面に設けられた半透過部51を入射光が透過する際に凹レンズとして機能するようになっている。
次に、光学部材50を投映板210に設けた場合の作用について例示をする。
図2(b)は、光学部材50を投映板210(例えば、移動体のフロントガラスなど)に設け、図示しない投映部からの光束を入射させる場合を例示するものである。
図2(b)に示すように、図示しない投映部から出射した光束L1は、光学部材50に入射する。そして、光学部材50の主面に設けられた半透過部51により、その一部が反射されて光束L2となる。この際、光学部材50は前述した凹面鏡としての機能を有しているので、光束L2は集光されることになる。そのため、表示輝度を高めることができる。また、図示しない投映部の消費電力の低減、光源の長寿命化を図ることができる。
ここで、光学部材50をヘッドアップディスプレイに用いる場合には、観視者(例えば、操縦者など)が光学部材50を介して外部の背景視野の画像を観視できるようになっている。しかしながら、前述したように光学部材50は凹レンズの機能をも有しているので、透過する光束を屈折させてしまうことになる。そのため、透過する光束L3の方向が入射方向から所定の角度だけずれてしまうことになる。このことは、凸条部50bにおいてより顕著となる。この様にして光学部材50を透過する光束が入射方向から所定の角度だけずれてしまうと、外部の背景視野の画像が歪んで見えることになる。そして、外部の背景視野の画像が歪んで見えると、視認性が著しく低下するおそれがある。
次に、図1に戻って第1の実施形態に係る光学部材1について例示をする。
図1(b)に示すように、薄板状を呈する光学部材1には、光学層2、光学層3、光学層4が設けられている。
光学層3は、光学層2の一方の主面の側に密着して設けられている。また、光学層4は、これと対向する主面の側に密着して設けられている。
光学層2の一方の主面には、凹部2a、複数の凸条部2bが設けられている。
また、図1(a)に示すように、凹部2aは、光学部材1の略中央に設けられている。そして、凹部2aは、平面視略円形を呈している。また、凸条部2bは、凹部2aの周囲に同心円状に設けられている。また、凹部2a、凸条部2bの主面には凹曲面が設けられている。
凹部2aは、前述した凹曲面を有する光学部材52の中央部分と同じ表面形状を呈している。そのため、凹部2aの主面(凹曲面)は光学部材52の当該部分と略同一の曲率寸法を有している。また、凸条部2bは、前述した光学部材52を同心円状に切断し、同心円状に切断した光学部材52の表面部分を平面上に並べたものと同様の形状をしている。そのため、凸条部2bの主面2b1も光学部材52の当該部分と略同一の曲率寸法を有している。すなわち、凹部2a、凸条部2bは、凹曲面を有する光学部材52の光学的作用を変えることなく薄型化したものである。
そのため、凹部2a、凸条部2bが設けられた側においては、入射する光束を反射させる際には凹面鏡として機能し、入射する光束を透過させる際には凹レンズとして機能するようになっている。
凹部2a、凸条部2bが設けられている主面と対向する側の主面には、凸部2c、複数の凸条部2dが設けられている。凸部2cは、平面視略円形を呈している。また、凸部2cは、凹部2aと同じ直径寸法を有し、凹部2aと対向させて設けられている。
凸条部2dは、凸部2cの周囲に同心円状に設けられている。また、凸条部2dは、凸条部2bと同じ直径方向寸法を有し、凸条部2bと対向させて設けられている。
すなわち、光学層2は、一方の主面に設けられた凹曲面を有する凹部2aと、凹部2aの周囲に同心円状に設けられた凹曲面を有する複数の凸条部2bと、これらが設けられた主面と対向する側の主面に凹部2aと対向させて設けられた凸曲面を有する凸部2cと、凸部2cの周囲に同心円状に設けられ、凹曲面を有する複数の凸条部2bと対向させて設けられた凸曲面を有する複数の凸条部2dと、を備えている。
また、凸部2c、凸条部2dの表面形状と、凹部2a、凸条部2bの表面形状とは対称形状となっている。すなわち、凸部2cの主面は凸曲面となっており、凹部2aの主面と略同一の曲率寸法を有している。また、凸条部2dの主面2d1は凸曲面となっており、凸条部2bの主面2b1と略同一の曲率寸法を有している。すなわち、互いに対向する位置に設けられた部分の凹曲面と凸曲面との曲率寸法が略同一となっている。
光学層2、光学層3、光学層4は、透明または半透明の有機材料や無機材料などで形成され、入射する光束を透過させることができるようになっている。ここで、光学層2の屈折率は、光学層3の屈折率よりも高く、かつ光学層4の屈折率よりも高いものとされている。この場合、光学層3の屈折率と、光学層4の屈折率と、を略同一とすることもできる。
光学層2は、例えば、高屈折率樹脂からなるものとすることができる。そのようなものとしては、例えば、高屈折率のTiOやZrOからなる粒径が50nm以下の微粒子をエポキシ樹脂に混合したものなどを例示することができる。この様なものの場合には、1.8〜2.2程度の屈折率を得ることができる。また、TiOやZrOなどの高屈折材料をスパッタリング等の方法により光学層2の表面に成膜するようにしてもよい。なお、高屈折率を有するTiO(屈折率2.3)やZrO(屈折率2.0)の微粒子を用いる場合を例示したが、これに限定されるわけではない。例えば、ITO(屈折率1.85)、HfO(屈折率1.95)、Ta(屈折率2.1)等の各種の高屈折率材料を用いることができる。また、有機チタン材料等を用いてもよい。
光学層3、光学層4は、多孔性シリカ材料、ポリカーボネート(PC)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリアリレート(PA)、ポリサルフォン(PSU)、ポリオレフィン(PO)等の各種透明材料、半透明材料からなるものとすることができる。ただし、これらに限定されるわけではなく、光学層2の材料よりも低い屈折率を有する透明材料または半透明材料を適宜選択することができる。
ここで、光学層2の屈折率を光学層3の屈折率よりも高くすれば、光学層3を介して入射する光束の一部を光学層2と光学層3との界面において反射させることができる。そのため、光学層2の凹部2a、凸条部2bが設けられた側においては、入射する光束を反射する際には凹面鏡の機能を有することになる。一方、入射する光束を透過する際には凹レンズの機能を有することになる。
これに対し、光学層2の凸部2c、凸条部2dが設けられた側においては、透過する光束に対して凸レンズの機能を有することになる。
次に、光学部材1を投映板210に設けた場合の作用について例示をする。
図3は、光学部材1の作用を例示するための模式断面図である。
なお、図3は、光学部材1を投映板210(例えば、移動体のフロントガラスなど)に設け、図示しない投映部からの光束を入射させる場合を例示するものである。
図3に示すように、図示しない投映部から出射した光束L1は、光学部材1に入射する。そして、光学層2と光学層3との界面において、その一部が反射されて光束L2となる。この際、光学層2は、凹部2a、凸条部2bが設けられた側においては凹面鏡としての機能を有しているので、光束L2は集光されることになる。
ここで、光学層2の凹部2a、凸条部2bが設けられた側を光束が透過する際には、光学層2が凹レンズとして機能するため透過する光束が屈折する。しかしながら、光学層2の凸部2c、凸条部2dが設けられた側を光束が透過する際には、光学層2が凸レンズとして機能するために凹レンズとして機能する場合と逆の方向に光束が屈折する。この場合、凹レンズとして機能する側(凹部2a、凸条部2bが設けられた側)と凸レンズとして機能する側(凸部2c、凸条部2dが設けられた側)とは、対向する部分において略同一の曲率寸法を有しているので、互いに相殺される方向に透過する光束が屈折することになる。
そのため、光学部材1に入射する光束の方向と、光学部材1から出射する光束の方向とが略平行となるようにすることができる。また、光学層2の厚み寸法を薄くすることができるので、光学部材1に入射する光束の光軸と、光学部材1から出射する光束の光軸とのズレを少なくすることができる。
本実施の形態によれば、光学層2の凹部2a、凸条部2bが設けられた側においては、凹面鏡としての機能を有しているので、反射される光束L2を集光させることができる。そのため、表示輝度を高めることができる。また、図示しない投映部の消費電力の低減、光源の長寿命化を図ることができる。
また、凹レンズとして機能する側(凹部2a、凸条部2bが設けられた側)と凸レンズとして機能する側(凸部2c、凸条部2dが設けられた側)とは、対向する部分において略同一の曲率寸法を有しているので、互いに相殺される方向に光束を屈折させることができる。そのため、外部の背景視野の画像が歪むことを抑制することができる。また、視認性を向上させることもできる。
図4は、第2の実施形態に係る光学部材を例示するための模式図である。なお、図4(a)は光学部材の平面図、図4(b)は図4(a)におけるB−B矢視断面図である。
図4(b)に示すように、薄板状を呈する光学部材10には、光学層12、光学層13、半透過層14が設けられている。
光学層12の一方の主面には、凹部12a、複数の凸条部12bが設けられている。
また、図4(a)に示すように、凹部12aは、光学部材10の略中央に設けられている。そして、凹部12aは、平面視略円形を呈している。また、凸条部12bは、凹部12aの周囲に同心円状に設けられている。また、凹部12a、凸条部12bの主面には凹曲面が設けられている。
凹部12aは、前述した凹曲面を有する光学部材52の中央部分と同じ表面形状を呈している。そのため、凹部12aの主面(凹曲面)は光学部材52の当該部分と略同一の曲率寸法を有している。また、凸条部12bは、前述した光学部材52を同心円状に切断し、同心円状に切断した光学部材52の表面部分を平面上に並べたものと同様の形状をしている。そのため、凸条部12bの主面12b1も光学部材52の当該部分と略同一の曲率寸法を有している。すなわち、凹部12a、凸条部12bは、凹曲面を有する光学部材52の光学的作用を変えることなく薄型化したものである。
そのため、凹部12a、凸条部12bが設けられた側においては、入射する光束を反射させる際には凹面鏡として機能し、入射する光束を透過させる際には凹レンズとして機能するようになっている。
半透過層14は、凹部12a、凸条部12bを覆うようにして設けられている。半透過層14は、入射する光束の一部を反射し、一部を透過させることができる。例えば、金属や誘電体からなる多層膜や、光反射性の材料(例えば、アルミニウムなど)を薄膜状に成膜したもの(例えば、スパッタリング法などを用いて膜厚100nm〜500nm程度に成膜したものなど)などとすることができる。ただし、これらに限定されるわけではなく入射する光束の一部を反射し、一部を透過させることができるものを適宜選択することができる。
光学層13は、半透過層14に密着させるようにして設けられている。
すなわち、光学部材10は、一方の主面に設けられた凹曲面を有する凹部12aと、凹部12aの周囲に同心円状に設けられた凹曲面を有する複数の凸条部12bと、を備える光学層12と、凹部12a、凸条部12bが設けられた主面に設けられた半透過層14と、半透過層14の光学層12に設けられた側と対向する側の主面に設けられた光学層13と、を有している。
ここで、光学層12、光学層13は、透明または半透明の有機材料や無機材料などで形成され、入射する光束を透過させることができるようになっている。そして、光学層12の屈折率と、光学層13の屈折率とが略同一となるようになっている。
光学層12、光学層13の材料としては、多孔性シリカ材料、ポリカーボネート(PC)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリアリレート(PA)、ポリサルフォン(PSU)、ポリオレフィン(PO)等の各種透明材料、半透明材料を例示することができる。ただし、これらに限定されるわけではなく、適宜変更することができる。
この場合、光学層12の屈折率と、光学層13の屈折率とが略同一となるように、光学層12と光学層13とが同じ材料で形成されるようにすることができる。ただし、光学層12の屈折率と、光学層13の屈折率とが略同一となれば、光学層12と光学層13とが異なる材料で形成されるようにすることもできる。
次に、光学部材10を投映板210に設けた場合の作用について例示をする。
図5は、光学部材10の作用を例示するための模式断面図である。
なお、図5は、光学部材10を投映板210(例えば、移動体のフロントガラスなど)に設け、図示しない投映部からの光束を入射させる場合を例示するものである。
図5に示すように、図示しない投映部から出射した光束L1は、光学部材10に入射する。そして、光学層13を透過した光束L1は、半透過層14において、その一部が反射されて光束L2となる。この際、光学層12は、凹部12a、凸条部12bが設けられた側においては凹面鏡としての機能を有しているので、光束L2は集光されることになる。
ここで、光学層12の屈折率と、光学層13の屈折率とが略同一となっているので、光学層12、光学層13を透過する光束が屈折することが抑制される。そのため、光学層12または光学層13から入射した光束は、光学部材10の内部を略直進することができる。
その結果、光学部材10に入射する光束の方向と、光学部材10から出射する光束の方向とが略平行となるようにすることができる。また、光学部材10の厚み寸法を薄くすることができるので、光学部材10に入射する光束の光軸と、光学部材10から出射する光束の光軸とのズレを少なくすることができる。
本実施の形態によれば、光学層12の凹部12a、凸条部12bが設けられた側においては、凹面鏡としての機能を有しているので、反射される光束L2を集光させることができる。そのため、表示輝度を高めることができる。また、図示しない投映部の消費電力の低減、光源の長寿命化を図ることができる。
また、光学層12の屈折率と、光学層13の屈折率とが略同一となっているので、光学層12または光学層13から入射した光束は、光学部材10の内部を略直進することができる。また、光学部材10の厚み寸法を薄くすることができる。そのため、入射する光束の方向と出射する光束の方向とを略平行とすることができる。また、入射する光束の光軸と出射する光束の光軸とのズレを少なくすることができる。その結果、外部の背景視野の画像が歪むことを抑制することができる。また、視認性を向上させることもできる。
次に、本実施の形態に係る表示装置について例示をする。
図6は、第3の実施形態に係る表示装置を例示するための模式図である。
図6に示すように、本実施の形態に係る表示装置20は、投映部113、光束制御部120、画像検出部130、制御部140を備えている。また、投映板210には、本実施形態に係る光学部材1(または光学部材10)が設けられている。なお、投映部113において生成される光束112には映像情報が含まれている。
投映部113は、映像情報を含む光束112を出射する。また、投映部113は、運行情報などの各種映像情報を光学像として投映させる。投映部113としては、例えば、液晶プロジェクタやデジタル・ライト・プロセッシング(DLP)プロジェクタなどを例示することができる。液晶プロジェクタは、液晶パネルと光源などを備えている。そして、光源からの光束を液晶パネルを透過させることで、映像情報を光学像として投映する。また、デジタル・ライト・プロセッシングプロジェクタは、デジタル・マイクロ・デバイス(DMD)と光源とを備えている。そして、シリコン基板上に設けられた独立して動く微細なミラーで光源からの光束を反射させることで、映像情報を光学像として投映する。ただし、投映部113は、例示をしたものに限定されるわけではなく、電気信号を光学画像に変換可能なものを適宜選択することができる。
光束制御部120は、第1のミラー122、第2のミラー124、レンズ126、駆動部125を備えている。光束制御部120は、光束112の方向を制御し、観視者100の特定の部位の位置(特に目105の位置)に光束112を入射させるためのものである。
また、第1のミラー122は、入射する光束の一部を反射し、一部を透過させるようになっている。なお、可視光を反射し、赤外光を透過させるようになっていてもよい。
第2のミラー124は、第1のミラー122からの反射光を反射させて光束112の方向を変換させる。
また、第2のミラー124には、駆動部125が接続されている。また、駆動部125により第2のミラー124の位置を変化させることができるようになっている。そして、第2のミラー124の位置を変化させることで表示領域112aの位置を変化させることができるようになっている。例えば、第2のミラー124の角度等を変化させることで、表示領域112aの左右上下方向の位置を変化させることができるようになっている。
レンズ126は、第2のミラー124からの反射光を集光させる。レンズ126は必ずしも必要ではなく、必要に応じて適宜設けるようにすればよい。
また、設置時やメンテナンス時などに投映部113、第1のミラー122、第2のミラー124、レンズ126の位置を個々に調整することができるようになっている。
画像検出部130は、撮像部150、調整レンズ151、画像処理部160を備えている。
撮像部150は、投映板210に設けられた光学部材1(または光学部材10)、レンズ126、第2のミラー124、第1のミラー122を介して観視者100の像101を撮像する。撮像部150としては、CCD(Charge Coupled Device)カメラやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサーなどを例示することができる。ただし、これらに限定されるわけではなく、映像情報を電気信号に変換可能なものを適宜選択することができる。また、第1のミラー122として、可視光を反射し赤外光を透過させるミラーを用いるようにすることが好ましい。また、撮像部150は、赤外光によって観視者100の像101を撮像することができるものであることが好ましい。この様な構成にすれば、像中の不要なノイズを低減させることができる。
調整レンズ151は、撮像部150と第1のミラー122との間に設けられている。調整レンズ151は、第1のミラー122から出射した光束を集光させることで像の大きさとピントとを調整する。なお、調整レンズ151は必ずしも必要ではなく、必要に応じて適宜設けるようにすればよい。
画像処理部160は、画像処理を行うことで撮像部150により撮像された観視者100の特定の部位の位置を解析する。例えば、観視者100の顔面の特徴点として、両眼眼球位置、鼻位置、口の位置等を特定し、これにより、観視者100の頭部、特に目の位置を解析するようにすることができる。画像処理を行うことで、観視者100の特定の部位の位置(特に目105の位置)を知ることができる。
制御部140には、投映部113、画像処理部160、駆動部125が電気的に接続されている。
制御部140は、画像処理部160において解析された観視者100の特定の部位の位置(特に目105の位置)に基づいて、駆動部125を制御する。すなわち、駆動部125を制御することで第2のミラー124の角度等を変化させて、観視者100の特定の部位の位置(特に目105の位置)に光束112が入射するようにする。
この様に、表示装置20には、観視者100の像101を撮像する撮像部150と、撮像された像101に基づいて、観視者100の特定の部位の位置に光束112を入射させる光束制御部120とが備えられている。
ここで、表示領域112aを観視者100の目105の部分に限定することができれば、表示輝度を上げ、また、低消費電力化、光源の長寿命化を図ることができる。しかしながら、表示領域112aを目105の部分に限定する場合には、観視者100の目105の位置に適正に光束112が入射することが必要となる。特に、表示領域112aを片目だけの狭い範囲とする場合には、表示領域112aと片目との位置合わせが重要となる。
本実施の形態によれば、観視者100の特定の部位の位置(特に目105の位置)を解析し、これに基づいて光束112を入射させることができる。そのため、表示領域112aが狭い範囲であっても表示領域112aと観視者100の特定の部位の位置(特に目105の位置)との位置合わせを正確に行うことができる。また、観視者100が頭部を上下左右に動かしたような場合でも、光束112の入射位置(表示領域112aの位置)をその動きに追随させることができる。
また、制御部140は、投映部113に映像情報を含む光束112を出射させる。
また、制御部140に図示しない画像表示部を電気的に接続することもできる。そして、図示しない画像表示部の表示画面上に、例えば、表示領域112aの中心を表すクロスバー等を表示させることもできる。そのようにすれば、観視者100の特定の部位の位置(例えば、片方の目105の位置)と表示領域112aの位置との位置合わせを容易に行うことができるようになる。
投映板210は、例えば、自動車などの移動体のフロントガラス(ウインドシールド)とすることができる。また、投映板210には、前述した光学部材1(または光学部材10)が設けられている。この場合、光学部材の凹曲面が設けられた側の主面に対して投映部113からの光束が入射されるような向きに設けられる。例えば、光学部材1においては、凹部2a、凸条部2bが設けられた側の主面に対して投映部113からの光束が入射されるように設けられる。また、光学部材10においては、凹部12a、凸条部12bが設けられた側の主面に対して投映部113からの光束が入射されるように設けられる。
また、表示装置20を自動車などの移動体に搭載し、フロントガラス(ウインドシールド)を投映板210とすることでヘッドアップディスプレイ(HUD: Head-Up Display)を構成することができる。
次に、本実施の形態に係る表示装置20の作用について例示をする。
まず、図6に示すように、制御部140からの電気信号に基づいて、投映部113から光束112が出射される。また、投映部113から出射される光束112には映像情報が含まれている。
投映部113から出射された光束112は、第1のミラー122により方向を変えられて第2のミラー124に入射する。第2のミラー124に入射した光束112は反射されることでレンズ126に向けて出射される。レンズ126に入射した光束112は集光された後、光学部材1(または光学部材10)に入射する。この際、光学部材1(または光学部材10)の凹曲面が設けられた側の主面に対して光束が入射することになる。光学部材1(または光学部材10)に入射した光束112は、その一部が反射されて表示領域112aに至る。
この際、制御部140からの電気信号に基づいて、駆動部125により第2のミラー124の位置を制御する。そして、観視者100の特定の部位の位置(特に、片方の目105の位置)に表示領域112aの位置を合わせるようにする。
また、観視者100の特定の部位の位置(特に、片方の目105の位置)が移動した場合には、制御部140からの電気信号に基づいて、第2のミラー124の位置を制御する。この場合、観視者100の特定の部位の位置(特に、片方の目105の位置)は、前述した画像検出部130により解析される。すなわち、観視者100の像101は、投映板210に設けられた光学部材1(または光学部材10)、レンズ126、第2のミラー124、第1のミラー122、調整レンズ151を介して撮像部150により撮像される。撮像部150により撮像された画像のデータは、画像処理部160により画像処理される。そして、画像処理を行うことで得られた解析データに基づいて、第2のミラー124の位置が制御される。
なお、投映部113として例示をしたプロジェクタの他にも各種のものを使用することができる。例えば、レーザやLED(Light Emitting Diode)、ハロゲンランプなどの各種の光源と、光源で生成された光束を走査する可動ミラーやMEMS等の光学素子を組み合わせたものを用いることができる。また、各種の光源とLCD(Liquid Crystal Display)等の光スイッチを組み合わせるようにしてもよい。また、CRT(Cathode Ray Tube)や蛍光表示管(VFD: Vacuum Fluorescent Display)、PDP(Plasma Display Panel)、EL(Electro Luminescence)表示装置、有機EL表示装置等の各種の方式のディスプレイを用いるようにしてもよい。
また、光束制御部120にも各種の光学要素を用いることができる。例えば、光束を反射・屈折・半透過させる、平板ミラー、プリズム、フレネルレンズ等を用いるようにしてもよい。また、各種のレンズ、アパーチャ、レンチキュラーシート、ホログラフィックディフューザ、拡散スクリーン、マイクロレンズアレイ、グレーテッドインデクス型マイクロレンズ、各種のプリズムシート、ルーバーシート、切頭三角錐状の導波管を複数配列させたもの等を用いるようにしてもよい。そして、上記の各種光学要素を適宜組み合わせて用いることもできる。
また、前述した光学要素は、技術的に可能な範囲で兼用・置換・削除が可能である。
本実施の形態によれば、前述した光学部材1(または光学部材10)が凹面鏡としての機能を有しているので、反射される光束112を集光させることができる。そのため、表示輝度を高めることができる。また、投映部113の消費電力の低減、光源の長寿命化を図ることができる。
また、光学部材1(または光学部材10)に入射する光束112の方向と出射する光束112の方向とを略平行とすることができる。また、入射する光束112の光軸と出射する光束112の光軸とのズレを少なくすることができる。そのため、外部の背景視野の画像が歪むことを抑制することができる。また、視認性を向上させることもできる。
また、画像処理部160により観視者100の目105の位置を解析し、その位置に合わせて光束112を入射させることができる。また、例えば、自動車などの移動体の操縦席に表示装置20を設けるような場合には、観視者100(操縦者)の背の高さなどに合わせて目105の位置に適正に光束112が入射するようにすることができる。また、観視者100が頭部を上下左右に動かしたような場合でも、光束112をそれらの動きに追随させることができる。その結果、表示を観視させ続けることが可能となる。また、表示領域112aの位置を目105の部分に限定することができるので、高輝度で視認性の良い表示を実現することができる。また、消費電力の低減、光源の長寿命化を図ることができる。なお、観視者100の片方の目105のみに光束112を入射するような場合には大きな効果を発揮することができる。
図7は、第4の実施形態に係る表示装置を例示するための模式図である。
図7に示すように、表示装置30には観視者100を照射する赤外LED(Light Emitting Diode)190がさらに設けられている。そのため、夜間のように暗い状況においても、観視者100の像101を安定的に撮像することができる。
これにより、表示装置30は、暗い状況においても安定して観視者100の特定の部位の位置(特に目105の位置)を解析することができる。そして、観視者100の特定の部位の位置(特に目105の位置)に合わせて安定的に光束112を入射させることができる。この表示装置30は、夜間も使用されるヘッドアップディスプレイ(HUD: Head-Up Display)に用いることが好ましい。なお、観視者100を照射する光源は、赤外LED(Light Emitting Diode)以外でもよく、各種のランプなどを用いることができる。
図8は、第5の実施形態に係る表示装置を例示するための模式図である。
図8に示すように、表示装置40は、光束制御部120aを備えている。また、光束制御部120aには、凹面ミラー127が設けられている。凹面ミラー127は、図7に例示をした表示装置30の第2のミラー124に換えて設けられたものである。凹面ミラー127には、駆動部125が接続されている。また、駆動部125により凹面ミラー127の位置を変化させることができるようになっている。そして、凹面ミラー127の位置を変化させることで表示領域112aの位置を変化させることができるようになっている。例えば、凹面ミラー127の角度等を変化させることで、表示領域112aの左右上下方向の位置を変化させることができるようになっている。なお、凹面ミラー127の曲率によっても表示領域112aの位置を制御することができる。そのため、表示領域112aの位置制御をさらに効率的に行うことができるようになる。また、表示装置の小型化を図ることもできる。
なお、前述した光学部材1(または光学部材10)が凹面鏡としての機能を有しているので、必ずしも第2のミラー124に換えて凹面ミラー127を用いる必要はない。ただし、凹面ミラー127を用いるものとすれば、さらに高輝度で視認性の良い表示を実現できる。
図9は、第6の実施形態に係る表示装置を例示するための模式図である。
図9に示すように、表示装置60には、投映部としてバックライトを備えた液晶表示装置115が設けられている。このような構成にすれば、表示装置60の小型化を図ることができる。
図10は、第7の実施形態に係る表示装置を例示するための模式図である。
図10に示すように、表示装置70は、光束制御部120bを備えている。また、光束制御部120bには、入射する光束の一部を反射し、一部を透過させることができる第2のミラー124aが設けられている。そして、第2のミラー124aの背面側には撮像部150が設けられている。そのため、撮像部150は、第2のミラー124aを透過して得られた観視者100の像101を撮像できるようになっている。
この場合、第2のミラー124aは、可視光を反射し赤外光を透過させることができるものであることが好ましい。また、撮像部150は、赤外光によって観視者100の像101を撮像することができるものであることが好ましい。この様な構成にすれば、像中の不要なノイズを低減させることができる。
なお、前述した各実施形態においては、撮像部150を第1のミラー122や第2のミラー124aの背面側に設ける場合を例示したが、光束112の光軸の延長上において像101を撮像できる位置に撮像部150を設ければよい。また、例えば、観視者100を直接撮像することができる位置に撮像部150を設けてもよい。
また、前述した各実施形態に係る表示装置を、例えば、ヘッドアップディスプレイ(HUD: Head-Up Display)のように観視の姿勢がほぼ固定されている状態で使用する場合には、表示領域112aの形状を縦長形状(略鉛直方向に長い形状)とすることもできる。そのようにすれば、目105の位置と表示領域112aの位置との位置合わせを水平方向のみで行うことができるようになる。そのため、表示領域112aの位置制御が容易となり、使い易いだけでなく、低コスト化を図ることができるようになる。
また、前述した各実施形態に係る表示装置において例示をした投映板210を、自動車などの移動体に設けられるフロントガラス(ウインドシールド)などとすることができる。投映板210をフロントガラスなどとした場合には、フロントガラスなどの外部の背景視野の画像と合わせて各種の映像情報(例えば、運行情報など)をフロントガラスなどに表示させることができる。そのため、操縦者が視線を大きく動かすことなく映像情報を視認することができるようになる。また、外部の背景視野の画像が歪むことを抑制することができるので、視認性を向上させることができる。
次に、本実施の形態に係る移動体について例示をする。
図11は、本実施の形態に係る移動体を例示するための模式図である。
図11に示すように、例えば、自動車、列車、船舶、ヘリコプター、飛行機など各種の移動体510の、例えば窓を、投映板210とすることができる。すなわち、本実施の形態に係る表示装置と、その表示装置により各種の映像情報(例えば、運行情報など)が投映される投映板210と、を有する移動体を構成することができる。
本実施の形態によれば、外部の背景視野の画像が歪むことを抑制することができるので、視認性を向上させることができる。また、画像処理部160により観視者100の目の位置を解析し、その位置に合わせて光束を入射させることができる。そのため、安全で、効率の高い運行が可能な移動体を提供することができる。
以上、本実施の形態について例示をした。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。
前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
例えば、表示装置20、表示装置30、表示装置40、表示装置60、表示装置70などが備える各要素の形状、大きさ、材質、配置、数などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
第1の実施形態に係る光学部材を例示するための模式図である。 比較例に係る光学部材を例示するための模式図である。 光学部材の作用を例示するための模式断面図である。 第2の実施形態に係る光学部材を例示するための模式図である。 光学部材の作用を例示するための模式断面図である。 第3の実施形態に係る表示装置を例示するための模式図である。 第4の実施形態に係る表示装置を例示するための模式図である。 第5の実施形態に係る表示装置を例示するための模式図である。 第6の実施形態に係る表示装置を例示するための模式図である。 第7の実施形態に係る表示装置を例示するための模式図である。 本実施の形態に係る移動体を例示するための模式図である。
符号の説明
1 光学部材、2 光学層、2a 凹部、2b 凸条部、2b1 主面、2c 凸部、2d 凸条部、2d1 主面、3 光学層、4 光学層、10 光学部材、12 光学層、12a 凹部、12b 凸条部、12b1 主面、13 光学層、14 半透過層、20 表示装置、30 表示装置、40 表示装置、60 表示装置、52 光学部材、70 表示装置、100 観視者、105 目、112 光束、112a 表示領域、113 投映部、120 光束制御部、130 画像検出部、140 制御部、150 撮像部、210 投映板、510 移動体

Claims (8)

  1. 学部材と、
    前記光学部材に対して光束を入射させる投映部と、
    を備え
    前記光学部材は、
    凹曲面を有する凹部と、前記凹部の周囲に同心円状に設けられた凹曲面を有する複数の凸条部と、が形成された第1の主面と、
    前記第1の主面と対向する第2の主面であって、前記凹部と対向して設けられた凸曲面を有する凸部と、前記凸部の周囲に同心円状に設けられ、前記凹曲面を有する複数の凸条部と対向して設けられた凸曲面を有する複数の凸条部と、が形成された第2の主面と、
    を有する第1の光学層と、
    前記第1の光学層の第1の主面上に設けられた第2の光学層と、
    前記第1の光学層の第2の主面上に設けられた第3の光学層と、
    を備え、
    前記第1の光学層の屈折率は、前記第2の光学層の屈折率よりも高く、かつ前記第3の光学層の屈折率よりも高く、
    互いに対向する位置に設けられた前記凹曲面の曲率寸法と前記凸曲面の曲率寸法とが略同一であり、
    前記投映部は、前記光学部材の凹曲面が設けられた側の主面に対して光束を入射させ、
    背景視野の画像と、前記投映部による光学像と、を前記光学部材を介して観視者に観視させることを特徴とする表示装置。
  2. 学部材と、
    前記光学部材に対して光束を入射させる投映部と、
    を備え
    前記光学部材は、
    凹曲面を有する凹部と、前記凹部の周囲に同心円状に設けられた凹曲面を有する複数の凸条部と、が形成された主面を有する第4の光学層と、
    前記第4の光学層の前記主面上に設けられた半透過層と、
    前記半透過層の前記第4の光学層とは反対側の主面上に設けられた第5の光学層と、
    を備え、
    前記第4の光学層の屈折率と、前記第5の光学層の屈折率と、が略同一であり、
    前記半透過層は、入射する光束の一部を反射し、
    前記投映部は、前記光学部材の凹曲面が設けられた側の主面に対して光束を入射させ、
    背景視野の画像と、前記投映部による光学像と、を前記光学部材を介して観視者に観視させることを特徴とする表示装置。
  3. 前記観視者の像を撮像する撮像部と、
    前記撮像された像に基づいて、前記観視者の特定の部位の位置に前記光束を入射させる光束制御部と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記観視者の特定の部位の位置は、前記観視者の目の位置であることを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  5. 前記観視者の特定の部位の位置は、前記観視者の片方の目の位置であることを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  6. 前記観視者の特定の部位の位置を解析する画像検出部をさらに備え、
    前記光束制御部は、前記解析された特定の部位の位置に基づいて、前記光束の入射位置を変化させることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1つに記載の表示装置。
  7. 前記第2の光学層の屈折率と、前記第3の光学層の屈折率と、が略同一であること、を特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の表示装置
  8. 請求項のいずれか1つに記載の表示装置と、
    前記表示装置により映像情報が投映される投映板と、
    を備えたことを特徴とする移動体。
JP2008246649A 2008-09-25 2008-09-25 表示装置および移動体 Expired - Fee Related JP4776669B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008246649A JP4776669B2 (ja) 2008-09-25 2008-09-25 表示装置および移動体
US12/563,412 US20100073579A1 (en) 2008-09-25 2009-09-21 Optical member, display device using the optical member and movable body using the display device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008246649A JP4776669B2 (ja) 2008-09-25 2008-09-25 表示装置および移動体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010078860A JP2010078860A (ja) 2010-04-08
JP4776669B2 true JP4776669B2 (ja) 2011-09-21

Family

ID=42037274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008246649A Expired - Fee Related JP4776669B2 (ja) 2008-09-25 2008-09-25 表示装置および移動体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20100073579A1 (ja)
JP (1) JP4776669B2 (ja)

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102149574A (zh) * 2008-09-12 2011-08-10 株式会社东芝 图像照射系统及图像照射方法
WO2011033549A1 (ja) 2009-09-15 2011-03-24 株式会社 東芝 表示装置およびその制御方法
WO2011036788A1 (ja) 2009-09-28 2011-03-31 株式会社 東芝 表示装置及び表示方法
JP5275963B2 (ja) 2009-12-08 2013-08-28 株式会社東芝 表示装置、表示方法及び移動体
JP2011188218A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Toshiba Corp 表示装置
JP2011191715A (ja) 2010-03-17 2011-09-29 Toshiba Corp 光学素子、表示装置、表示方法、及び、移動体
US20110241853A1 (en) * 2010-03-31 2011-10-06 Delphi Technologies, Inc. High-mount projection display apparatus for a vehicle
JP2012086831A (ja) * 2010-09-22 2012-05-10 Toshiba Corp 車載表示装置
JP5458080B2 (ja) 2011-09-28 2014-04-02 株式会社東芝 表示装置
JP5734888B2 (ja) 2012-01-31 2015-06-17 株式会社東芝 表示装置、移動体、及び、表示装置の設置方法
US20130229712A1 (en) * 2012-03-02 2013-09-05 Google Inc. Sandwiched diffractive optical combiner
JP2013205649A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Toshiba Corp 表示装置
WO2014041690A1 (ja) * 2012-09-14 2014-03-20 パイオニア株式会社 光学素子及びヘッドアップディスプレイ
WO2014041688A1 (ja) * 2012-09-14 2014-03-20 パイオニア株式会社 光学素子及びヘッドアップディスプレイ
WO2014041691A1 (ja) * 2012-09-14 2014-03-20 パイオニア株式会社 光学素子及びヘッドアップディスプレイ
WO2014073093A1 (ja) * 2012-11-09 2014-05-15 パイオニア株式会社 光学素子、ヘッドアップディスプレイ、及び光学素子の製造方法
JP5958410B2 (ja) * 2013-04-18 2016-08-02 株式会社デンソー ヘッドアップディスプレイ装置
WO2015170406A1 (ja) * 2014-05-09 2015-11-12 日立マクセル株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
TWI614920B (zh) * 2014-05-19 2018-02-11 晶元光電股份有限公司 光電元件及其製造方法
DE112015002632T5 (de) * 2014-06-03 2017-03-09 Yazaki Corporation Projektionsanzeigevorrichtung für ein fahrzeug
JP6540988B2 (ja) * 2014-06-09 2019-07-10 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
KR101601527B1 (ko) * 2014-11-04 2016-03-08 현대자동차주식회사 헤드업 디스플레이 장치 및 그의 제어방법
US10429646B2 (en) 2015-10-28 2019-10-01 Google Llc Free space optical combiner with prescription integration
JP2016186650A (ja) * 2016-06-17 2016-10-27 パイオニア株式会社 光学素子及び光学素子の製造方法
CN106257321B (zh) * 2016-06-28 2021-11-30 京东方科技集团股份有限公司 3d抬头显示系统和方法
JP6573586B2 (ja) * 2016-08-31 2019-09-11 富士フイルム株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
JP6559105B2 (ja) * 2016-08-31 2019-08-14 富士フイルム株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
US20180067310A1 (en) * 2016-09-08 2018-03-08 Panasonic Automotive Systems Company Of America, Division Of Panasonic Corporation Of North America Compact wide field of view (wfov) head up display (hud) using two free form mirrors and dlp technology
JP2018146784A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 矢崎総業株式会社 表示像投影装置および表示像投影システム
JP2017167541A (ja) * 2017-04-11 2017-09-21 パイオニア株式会社 光学素子及び光学素子の製造方法
US10520729B1 (en) * 2017-04-25 2019-12-31 Facebook Technologies, Llc Light scattering element for providing optical cues for lens position adjustment
US10620432B1 (en) * 2017-04-25 2020-04-14 Facebook Technologies, Llc Devices and methods for lens position adjustment based on diffraction in a fresnel lens
CN113167933B (zh) * 2018-11-26 2023-07-14 Agc株式会社 反射型透明屏幕及影像显示系统
KR102650332B1 (ko) * 2018-12-12 2024-03-22 삼성전자주식회사 3차원 영상을 표시하는 장치 및 방법
JP7346071B2 (ja) * 2019-04-26 2023-09-19 キヤノン株式会社 光電変換装置、撮像システム、および、移動体
CN112622767A (zh) * 2019-10-08 2021-04-09 松下知识产权经营株式会社 显示系统、以及具备该显示系统的电子后视镜系统

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4030813A (en) * 1974-12-20 1977-06-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Control element having liquid layer attainable to geometrically uneven state in response to electrical signal
JPS58178107A (ja) * 1982-04-12 1983-10-19 Iseki & Co Ltd 気化バ−ナ−装置
US5013135A (en) * 1989-07-10 1991-05-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Head-up display with two fresnel lenses
JPH05173005A (ja) * 1991-12-19 1993-07-13 Asahi Optical Co Ltd アルミニウム表面反射鏡
JPH06174906A (ja) * 1992-02-04 1994-06-24 Komii Kogei Kk フレネルミラー
US5671996A (en) * 1994-12-30 1997-09-30 Donnelly Corporation Vehicle instrumentation/console lighting
JPH08271712A (ja) * 1995-03-31 1996-10-18 Victor Co Of Japan Ltd 光学素子及び光集積回路
JPH11271665A (ja) * 1998-01-22 1999-10-08 Central Glass Co Ltd 表示装置
US6208466B1 (en) * 1998-11-25 2001-03-27 3M Innovative Properties Company Multilayer reflector with selective transmission
US7023594B2 (en) * 2000-06-23 2006-04-04 E-Vision, Llc Electro-optic lens with integrated components
JP2001108810A (ja) * 1999-10-01 2001-04-20 Canon Inc 回析光学素子及びその製造方法
JP3566635B2 (ja) * 2000-08-22 2004-09-15 キヤノン株式会社 光学物品の製造方法
WO2002095485A2 (en) * 2001-05-23 2002-11-28 E-Vision, L.L.C. Focusing mirrors having variable reflective properties
JP4029208B2 (ja) * 2002-05-09 2008-01-09 株式会社ニコン 光学素子の製造方法
JP2004013081A (ja) * 2002-06-11 2004-01-15 Nikon Corp 複合型光学素子、複合型光学素子の製造方法、及び光学装置
US6923537B2 (en) * 2002-08-09 2005-08-02 Gentex Corporation Eyewear for ballistic and light protection
JP4350996B2 (ja) * 2002-11-26 2009-10-28 日東電工株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子、面光源および表示装置
US7021807B2 (en) * 2003-02-25 2006-04-04 Tong Fatt Chew Signal lamp incorporating spatially separated clustered light emitting devices
JP2005099479A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Dainippon Printing Co Ltd 光透過性シートおよびスクリーン
JP2005121820A (ja) * 2003-10-15 2005-05-12 Olympus Corp 画像観察装置
JP4835437B2 (ja) * 2004-07-20 2011-12-14 旭硝子株式会社 液晶レンズ素子および光ヘッド装置
EP1785991A4 (en) * 2004-08-04 2009-01-07 Asahi Glass Co Ltd LIQUID CRYSTAL LENS ELEMENT AND OPTICAL HEAD
US20060061860A1 (en) * 2004-09-21 2006-03-23 Devos John A Screen
KR20070065317A (ko) * 2004-10-19 2007-06-22 아사히 가라스 가부시키가이샤 액정 회절 렌즈 소자 및 광헤드 장치
JP3965407B2 (ja) * 2004-11-25 2007-08-29 大日本印刷株式会社 フレネルレンズシート及び透過型スクリーン
US7697750B2 (en) * 2004-12-06 2010-04-13 John Castle Simmons Specially coherent optics
DE102005012011A1 (de) * 2005-03-16 2006-09-28 Carl Zeiss Jena Gmbh Projektionseinheit für ein Head-Up-Display
JPWO2006115147A1 (ja) * 2005-04-25 2008-12-18 旭硝子株式会社 撮像レンズ
US7740354B2 (en) * 2006-10-25 2010-06-22 Volk Donald A Multi-layered gradient index progressive lens
US7735998B2 (en) * 2006-10-25 2010-06-15 Volk Donald A Multi-layered multifocal lens with blended refractive index
BE1017460A6 (nl) * 2007-02-09 2008-10-07 Leo Vermeulen Consulting Lvc Lenticulair folie.
US8643948B2 (en) * 2007-04-22 2014-02-04 Lumus Ltd. Collimating optical device and system
US10488660B2 (en) * 2008-03-13 2019-11-26 Everysight Ltd. Wearable optical display system for unobstructed viewing
US20110038028A1 (en) * 2008-04-23 2011-02-17 Saman Dharmatilleke Optical Imaging Lens systems and components
US20090316060A1 (en) * 2008-06-18 2009-12-24 3M Innovative Properties Company Conducting film or electrode with improved optical and electrical performance

Also Published As

Publication number Publication date
US20100073579A1 (en) 2010-03-25
JP2010078860A (ja) 2010-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4776669B2 (ja) 表示装置および移動体
JP5075776B2 (ja) 表示装置及び移動体
JP2010097193A (ja) 表示装置及び移動体
JP2010072255A (ja) 表示装置及び移動体
JP5101257B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ用光学フィルム、ヘッドアップディスプレイ及び移動体
JP2009163084A (ja) 表示装置及び移動体
CN106796352B (zh) 平视显示装置
EP2846187A1 (en) Projection system with infrared monitoring
JP6535456B2 (ja) 映像投射装置及びヘッドマウントディスプレイ
CN109302594B (zh) 包括眼睛跟踪器的投影显示装置
JP5359958B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置の製造方法
JP6297238B1 (ja) 車両用表示装置
JP2016507077A (ja) 超高分解能の走査ファイバディスプレイ
US20190121128A1 (en) Head-up display device
JP6987341B2 (ja) 情報表示装置およびその空間センシング装置
JP2013088521A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP2014235268A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP2014142474A (ja) 車両用表示装置
WO2018225309A1 (ja) 虚像表示装置、中間像形成部および画像表示光生成ユニット
JP6606998B2 (ja) スクリーン、画像表示装置及び物体装置
JP2015176130A (ja) 虚像表示装置
JP4289288B2 (ja) 光源装置及び画像表示装置
US20160187645A1 (en) Optical device, image display device, and method of manufacturing optical device
CN111868608A (zh) 显示装置
WO2017051655A1 (ja) 投写型表示装置及び投写制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110628

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees