JP4773406B2 - 管継手の雌型継手部材 - Google Patents

管継手の雌型継手部材 Download PDF

Info

Publication number
JP4773406B2
JP4773406B2 JP2007191794A JP2007191794A JP4773406B2 JP 4773406 B2 JP4773406 B2 JP 4773406B2 JP 2007191794 A JP2007191794 A JP 2007191794A JP 2007191794 A JP2007191794 A JP 2007191794A JP 4773406 B2 JP4773406 B2 JP 4773406B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint member
female joint
female
male
male joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007191794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009024865A (ja
Inventor
朋貴 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kohki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kohki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kohki Co Ltd filed Critical Nitto Kohki Co Ltd
Priority to JP2007191794A priority Critical patent/JP4773406B2/ja
Publication of JP2009024865A publication Critical patent/JP2009024865A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4773406B2 publication Critical patent/JP4773406B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

本発明は、管継手の雌型継手部材に関する。
特許文献1には、筒体を備えた雌型継手部材と、外周面の収納溝にシール部材を配置した雄型継手部材とを備え、連結時にはシール部材で筒体の内周面と雄型継手部材の外周面との間をシールする構成が開示されている。かかる構成において、雄型継手部材と雌型継手部材とが連結固定される際には、筒体の貫通孔開口端面と雄型継手部材の突出部とが当接するようになっている。
一方、特許文献2には、流体通路を有する筒体と、雄型継手部材に係合固定される係合爪とを有する雌型継手部材において、係合爪が解除位置から固定位置まで移動して係合爪が被係合部に係合して雄型継手部材と雌型継手部材とが連結固定されるいわゆるコレットチャック式の管継手が開示されている。
特開2002−195484号公報 実開昭63−121880号公報
上述の特許文献1に記載の構成において、雄型継手部材と雌型継手部材との連結固定をコレットチャック式(特許文献2に記載)で行うことが考えられる。このとき、雄型継手部材にシール部材を誤って2個配置した場合には、収納溝に収納されなかったシール部材は筒体の貫通孔開口端面と雄型継手部材の突出部との間に位置してしまう。この状態から更に雌型継手部材を強く押し込むと、筒体の貫通孔開口端面と雄型継手部材の突出部との間に位置するシール部材が押しつぶされた状態で半径方向外側に逃げて、係合爪が固定されてしまうという問題があった。このように、間違ってシール部材を所定の数以上装着したにもかかわらず、雄型継手部材の連結ができてしまうという問題があった。
本発明は、シール部材を誤って所定数を超えて配置した場合に雄型継手部材の連結がされるのを防止できる管継手の雌型継手部材を得ることを目的とする。
すなわち、本発明は、雄型継手部材に接続可能な管継手の雌型継手部材であって、
貫通孔を有する筒体と、
雄型継手部材に係合固定される係合部と、
筒体の雄型継手部材が挿入される側である前方側の外周に設けられたシール部材の逃げ防止部材とを備え、
雄型継手部材には外周面に形成されたシール部材の収納溝と、収納溝の筒体への挿入方向と反対側に設けられた突出部と、係合部が係合する被係合部とが設けられ、
雄型継手部材は筒体内に挿入されたとき雌型継手部材との接続が完了する接続完了位置と接続完了位置より筒体の前方側であり雌型継手部材との接続が完了していない非接続位置とをとることができ、
係合部は雄型継手部材が接続完了位置にあるときのみ被係合部と係合する固定位置と、被係合部との係合が解除される解除位置との間を移動自在であり、
雄型継手部材に収納溝に配置されなかった他のシール部材があるときには、逃げ防止部材により雌型継手部材の筒体の貫通孔開口端面と突出部との間から他のシール部材が外に逃げるのを防止して、逃げ防止部材と雌型継手部材の筒体の貫通孔開口端面と雄型継手部材の突出部とで囲まれる部分に他のシール部材を位置させることにより雄型継手部材が非接続位置にあって、係合部が解除位置から固定位置に移動しないようにしていることを特徴とする。
この管継手の雌型継手部材においては、雄型継手部材の収納溝に配置されなかった他のシール部材があるときには、逃げ防止部材により雌型継手部材の筒体の貫通孔開口端面と雄型継手部材の突出部との間から他のシール部材が半径方向外側に逃げるのを防止して逃げ防止部材と雌型継手部材の筒体の貫通孔開口端面と雄型継手部材の突出部とで囲まれる部分に他のシール部材を位置させることにより雄型継手部材が接続完了位置とならず非接続位置にあって、係合部が解除位置から固定位置に移動しないようにしているので、シール部材を誤って所定数を超えて配置した場合に雌型継手部材と雄型継手部材との誤った連結を防止できる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、雄型継手部材が接続完了位置にあるとき、雌型継手部材の筒体の貫通孔開口端面と雌型継手部材の突出部とが当接し、係合部が解除位置から固定位置に移動可能であり、雄型継手部材が非接続位置にあるとき、雌型継手部材の筒体の貫通孔開口端面と雌型継手部材の突出部とが当接せず、係合部が解除位置から固定位置に移動しないようになっていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、雄型継手部材が非接続位置にあるとき、雌型継手部材の筒体の貫通孔開口端面と雌型継手部材の突出部とが当接せず、係合部が解除位置から固定位置に移動しないようになっているので、雌型継手部材と雄型継手部材との誤った連結を更に防止できる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、逃げ防止部材は付勢部材によって雌型継手部材の軸線方向前方に付勢されており、雄型継手部材が非接続位置にあるときには、逃げ防止部材の前方側端部が筒体の貫通孔開口端面よりも雌型継手部材の軸線方向前方に位置しており、雄型継手部材が接続完了位置にあるときには、逃げ防止部材の前方側端部と筒体の貫通孔開口端面とが面一となることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、逃げ防止部材の前方側端部が筒体の開口端面よりも雌型継手部材の軸線方向前方に位置しているので、雌型継手部材に雄型継手部材を挿入する際、最初に逃げ防止部材の前方側端部が雄型継手部材の突出部に当接するので、他のシール部材が筒体の貫通孔開口端面で押し込まれる前にシールの逃げ路を塞ぐことができ、雌型継手部材と雄型継手部材との誤った連結を更に防止できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、係合部を回動自在に支持する継手部材本体を備え、筒体は継手部材本体に設けられた付勢部材によって雌型継手部材の軸線方向前方に付勢されており、筒体には係合部を被係合部との固定位置と解除位置との間で回動自在に操作する回動操作部が設けられており、雄型継手部材が接続完了位置から更に押し込まれると付勢部材に抗して筒体が雌型継手部材の軸線方向後方に移動すると共に、回動操作部が接続完了位置よりも雌型継手部材の軸線方向後方に位置する所定位置まで押し込まれると係合部が解除位置から固定位置に移動することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、雌型継手部材の筒体の貫通孔開口端面に雄型継手部材の突出部が当接し、且つ回動操作部が所定位置まで押し込まれて、はじめて係合部が固定位置に移動するので、雌型継手部材と雄型継手部材との連結を確実に行うことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、継手部材本体には係合部を固定位置で保持する押さえ部材を備え、押さえ部材は付勢部材によって雌型継手部材の軸線方向前方に付勢されており、付勢部材に抗して押さえ部材を雌型継手部材の軸線方向後方に移動させると、筒体が付勢部材によって雌型継手部材の軸線方向前方に移動すると共に係合部が固定位置から解除位置に移動して雄型継手部材と雌型継手部材との接続が解除され、逃げ防止部材が雌型継手部材の軸線方向前方に移動することを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、押さえ部材を雌型継手部材の軸線方向後方に移動させると、雄型継手部材と雌型継手部材との接続が解除されて、逃げ防止部材が雌型継手部材の軸線方向前方に移動するようになっているので、逃げ防止部材を待機位置まで戻す操作を別途に行う必要がなく、操作が簡単である。
以下、本発明に係る管継手の雌型継手部材の実施形態を添付図面に基づき説明する。尚、図1及び図2は雌型継手部材と雄型継手部材の連結前の状態を示す図、図3及び図4は雌型継手部材と雄型継手部材の連結後の状態を示す図、図5及び図6は雌型継手部材と雄型継手部材の誤った連結を防止する状態を示す図である。
本発明に係る管継手の雌型継手部材1は、流体通路(貫通孔)3を有する略円筒状の筒体5と、筒体5を半径方向外側から支持する継手部材本体7と、雄型継手部材2を固定するコレットチャック式の係合部23とを備える。筒体5の後方側(図1で示す紙面左側)には継手部材本体7との間に付勢部材9を配置しており、連結前には、筒体5は付勢部材9によって継手部材の軸線方向前方(図1で示す紙面右側)に向けて付勢されている。筒体5の前方側には流体通路3よりも拡径に形成された雄型継手部材受入部11を有しており、連結時には雄型継手部材受入部11内に雄型継手部材2の前側端部が挿入されるようになっている。筒体5の継手部材の軸線方向中央部には継手部材の半径方向外側に張り出した回動操作部4が形成されており、筒体5が移動すると回動操作部4の操作によって係合部23が固定位置と解除位置との間を回動するようになっている。
筒体5の前方側の外周にはOリング(シール部材)の逃げ防止部材13が設けられている。逃げ防止部材13は付勢部材19によって継手部材の軸線方向前方に付勢されており、ストップリング21によって逃げ防止部材13の移動を規制するようにしている。また、雄型継手部材2と雌型継手部材1との非連結時には、逃げ防止部材13の前方側端部15が筒体5の開口端面(貫通孔開口端面)17よりも継手部材の軸線方向前方に位置している。逃げ防止部材13の前方側端部15と筒体5の開口端面17の継手部材の軸線方向の長さは雄型継手部材2の収納溝14の幅と略同じ長さが好ましい。
係合部23は全体として鍵状を成し、継手部材本体7に設けられた回動軸23aを中心として回動自在になっており、前方側先端には半径方向内側に向けて突設した係合爪23bが形成されている。また、係合部23の外周側には、係合部23の押さえ部材25が設けられており、押さえ部材25はスプリング(付勢部材)26によって継手部材の軸線方向前方に付勢されている。
また、係合部23の半径方向外側には断面視において階段状を成す第1段部23cと、第1段部23cより半径方向外側に位置する第2段部23dを設けており、後述の押さえ部材25が第1段部23cに整合したとき係合部23は解除位置に位置し、押さえ部材25が第2段部23dに整合したとき係合部23が固定位置に位置するようになっている。
また、断面視において係合部23の半径方向内側には継手部材の軸線方向とほぼ平行な第1操作面23eと、第1操作面23eに連続し且つ軸線方向の前方よりも後方が半径方向外側に位置する第2操作面23fとが形成されている。上述の回動操作部4が第1操作面23eに整合したとき係合部23は解除位置に位置し、回動操作部4が第2操作面23fに整合したとき係合部23は固定位置に位置するようになっている。
雄型継手部材2には外周面12に形成されたOリング(シール部材)10の収納溝14と、Oリング10よりも継手部材の軸線方向後方側に設けられたリング状部材20とが設けられており、リング状部材20の前方側端面を雌型継手部材の筒体5の開口端面17に当接可能な開口端面当接部(突出部)16としており、リング状部材20の後方側端面を係合爪23bが係合する被係合部18としている。
次に上述の実施形態における作用及び効果について説明する。まず、雄型継手部材2にOリング10が正常に取り付けられているときの管継手の連結解除動作について説明する。雄型継手部材2を雌型継手部材1に連結するには、雌型継手部材1の雄型継手部材受入部11内に雄型継手部材2の先端を挿入し、雌型継手部材1を継手部材の軸線方向前方に押し込むことで雄型継手部材2と雌型継手部材1とが連結固定される。詳細には、雄型継手部材受入部11内に雄型継手部材2の先端を挿入すると、逃げ防止部材13の前方側端部15が雄型継手部材2の開口端面当接部16に当接し、雌型継手部材1を押し込むと、逃げ防止部材13が継手部材の軸線方向後方に押され、逃げ防止部材13の前方側端部15及び筒体5の開口端面17が面一となって、それぞれが雄型継手部材2の開口端面当接部16に当接して、雄型継手部材2は接続完了位置となる。
逃げ防止部材13の前方側端部15及び筒体5の開口端面17が雄型継手部材2の開口端面当接部16に当接して雄型継手部材2が接続完了位置になったときから、さらに雌型継手部材1を押し込むと、スプリング9の付勢力に抗して筒体5が継手部材の軸線方向後方に移動する。筒体5が所定位置まで移動し、筒体5の回動操作部4が係合部23の第1操作面23eに整合すると、係合部23は図1に示す解除位置から図2に示す固定位置に移動する。このとき、押さえ部材25が図1に示す第1段部23cの位置から第2段部23dに移動し、押さえ部材25で係合部23の回動動作が規制されて係合部23が被係合部28に係合し、雌型継手部材1と雄型継手部材2との連結が完了する。このとき、収納溝14内のOリング10により筒体の内周面22と雄型継手部材2の外周面12との間をシールするようになっている。
雄型継手部材2と雌型継手部材1との連結を解除するには、押さえ部材25を継手部材の軸線方向後方に移動させる。押さえ部材25を継手部材の軸線方向後方に移動させると、押さえ部材25が係合部23の第2段部23dから第1段部23cに移動し、係合部23が図2に示す固定位置から図1に示す解除位置に移動し、係合部23と被係合部18との係合が外れる。また、係合部23が固定位置から解除位置に移動するに伴って筒体5も継手部材の軸線方向前方に移動し、逃げ防止部材13も継手部材の軸線方向前方に移動して、
雄型継手部材2と雌型継手部材1との連結が解除され、雄型継手部材2は非接続位置となる。
次に、雄型継手部材2にOリング10が正常に取り付けられていないとき(本実施の形態ではOリング10が2個取り付けられた場合)の管継手の連結動作について説明する。
雄型継手部材2を雌型継手部材1に連結するには、上述したように、雌型継手部材1の雄型継手部材受入部11内に雄型継手部材2の先端を挿入し、雌型継手部材1を継手部材の軸線方向前方に押し込む。雄型継手部材2にOリング10が誤って2個取り付けられた場合には、筒体5の開口端面17と雄型継手部材2の開口端面当接部16との間に誤って取り付けられたOリング(他のシール部材)10´が挟まれる。このとき、雄型継手部材2の開口端面当接部16は逃げ防止部材13の前方側端部15に当接しているので、雌型継手部材1の筒体5の開口端面17と雄型継手部材2の開口端面当接部16との間からOリング10´が外に逃げるのを防止できる。よって、雌型継手部材1を強く押し込んでも、筒体5の開口端面17と雄型継手部材2の開口端面当接部16との間に挟まったOリング10´の分だけ、雄型継手部材2が継手部材の軸線方向後方に位置し、係合爪23bはリング状部材20の外周面20aに突き当たって被係合部18に係合固定されない。
上述したように本実施の形態によれば、雄型継手部材2にOリング10が正常に取り付けられていないとき(本実施の形態ではOリング10が2個取り付けられた場合)には、逃げ防止部材13により雌型継手部材1の筒体5の開口端面17と雄型継手部材2の開口端面当接部16との間からOリング10´が半径方向外側に逃げるのを防止しているので、逃げ防止部材13と雌型継手部材1の筒体5の開口端面17と雄型継手部材2の開口端面当接部16とで囲まれる部分にOリング10´を位置させることにより、雄型継手部材2が接続完了位置とならず非接続位置にあって、係合部23が解除位置から固定位置に移動しないようにしているので、雌型継手部材1と雄型継手部材2との誤った連結を防止できる。
逃げ防止部材13の前方側端部15が筒体の開口端面17よりも継手部材の軸線方向前方に位置しているので、雌型継手部材1に雄型継手部材2を挿入する際、最初に逃げ防止部材13の前方側端部15が雄型継手部材2の開口端面当接部16に当接するので、Oリング10´が筒体の開口端面17で押し込まれる前にOリング10´の逃げ路を塞ぐことができ、雌型継手部材1と雄型継手部材2との誤った連結をより確実に防止できる。
雌型継手部材1の筒体の開口端面17に雄型継手部材2の開口端面当接部16が当接し、且つ回動操作部4が所定位置まで押し込まれて、はじめて係合部23が固定位置に移動するので、雌型継手部材1と雄型継手部材2との連結を確実に行うことができる。
押さえ部材25を継手部材の軸線方向後方に移動させると、雄型継手部材2と雌型継手部材1との連結が解除されて、逃げ防止部材13が継手部材の軸線方向前方に移動するようになっているので、逃げ防止部材13を待機位置まで戻す操作を別途に行う必要がなく、操作が簡単である。
本発明に係る雌型継手部材と雄型継手部材との非連結状態を示す断面図である。 図1に示す要部を拡大して示す断面図である。 本発明に係る雌型継手部材と雄型継手部材との連結状態を示す断面図である。 図3に示す要部を拡大して示す断面図である。 本発明に係る雌型継手部材と雄型継手部材との誤った連結を防止する状態を示す断面図であり、左図面は雄型継手部材を雌型継手部材に挿入した状態、右図面は雄型継手部材を抜き出して示す図である。 図5に示す要部を拡大して示す図である。
符号の説明
雌型継手部材1;雄型継手部材2;流体通路3;回動操作部4;筒体5;継手部材本体7;スプリング(付勢部材)9;Oリング10、10´;雄型継手部材受入部11;外周面12;逃げ防止部材13;収納溝14;前方側端部15;開口端面当接部16;開口端面17;被係合部18;スプリング(付勢部材)19;リング状部材20;ストップリング21;内周面22;係合部23;回動軸23a;係合爪23b;第1段部23c;第2段部23d;第1操作面23e;第2操作面23f;押さえ部材25;スプリング(付勢部材)26

Claims (5)

  1. 雄型継手部材に接続可能な管継手の雌型継手部材であって、
    貫通孔を有する筒体と、
    雄型継手部材に係合固定される係合部と、
    筒体の雄型継手部材が挿入される側である前方側の外周に設けられたシール部材の逃げ防止部材とを備え、
    雄型継手部材には外周面に形成されたシール部材の収納溝と、収納溝の筒体への挿入方向と反対側に設けられた突出部と、係合部が係合する被係合部とが設けられ、
    雄型継手部材は筒体内に挿入されたとき雌型継手部材との接続が完了する接続完了位置と接続完了位置より筒体の前方側であり雌型継手部材との接続が完了していない非接続位置とをとることができ、
    係合部は雄型継手部材が接続完了位置にあるときのみ被係合部と係合する固定位置と、被係合部との係合が解除される解除位置との間を移動自在であり、
    雄型継手部材に収納溝に配置されなかった他のシール部材があるときには、逃げ防止部材により雌型継手部材の筒体の貫通孔開口端面と突出部との間から他のシール部材が外に逃げるのを防止して、逃げ防止部材と雌型継手部材の筒体の貫通孔開口端面と雄型継手部材の突出部とで囲まれる部分に他のシール部材を位置させることにより雄型継手部材が非接続位置にあって、係合部が解除位置から固定位置に移動しないようにしていることを特徴とする管継手の雌型継手部材。
  2. 雄型継手部材が接続完了位置にあるとき、雌型継手部材の筒体の貫通孔開口端面と雌型継手部材の突出部とが当接し、係合部が解除位置から固定位置に移動可能であり、
    雄型継手部材が非接続位置にあるとき、雌型継手部材の筒体の貫通孔開口端面と雌型継手部材の突出部とが当接せず、係合部が解除位置から固定位置に移動しないようになっていることを特徴とする請求項1に記載の管継手の雌型継手部材。
  3. 逃げ防止部材は付勢部材によって雌型継手部材の軸線方向前方に付勢されており、
    雄型継手部材が非接続位置にあるときには、逃げ防止部材の前方側端部が筒体の貫通孔開口端面よりも雌型継手部材の軸線方向前方に位置しており、
    雄型継手部材が接続完了位置にあるときには、逃げ防止部材の前方側端部と筒体の貫通孔開口端面とが面一となることを特徴とする請求項1又は2に記載の管継手の雌型継手部材。
  4. 係合部を回動自在に支持する継手部材本体を備え、筒体は継手部材本体に設けられた付勢部材によって雌型継手部材の軸線方向前方に付勢されており、筒体には係合部を被係合部との固定位置と解除位置との間で回動自在に操作する回動操作部が設けられており、
    雄型継手部材が接続完了位置から更に押し込まれると付勢部材に抗して筒体が雌型継手部材の軸線方向後方に移動すると共に、回動操作部が接続完了位置よりも雌型継手部材の軸線方向後方に位置する所定位置まで押し込まれると係合部が解除位置から固定位置に移動することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の管継手の雌型継手部材。
  5. 継手部材本体には係合部を固定位置で保持する押さえ部材を備え、押さえ部材は付勢部材によって雌型継手部材の軸線方向前方に付勢されており、付勢部材に抗して押さえ部材を雌型継手部材の軸線方向後方に移動させると、筒体が付勢部材によって雌型継手部材の軸線方向前方に移動すると共に係合部が固定位置から解除位置に移動して雄型継手部材と雌型継手部材との接続が解除され、逃げ防止部材が雌型継手部材の軸線方向前方に移動することを特徴とする請求項4に記載の管継手の雌型継手部材。
JP2007191794A 2007-07-24 2007-07-24 管継手の雌型継手部材 Expired - Fee Related JP4773406B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007191794A JP4773406B2 (ja) 2007-07-24 2007-07-24 管継手の雌型継手部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007191794A JP4773406B2 (ja) 2007-07-24 2007-07-24 管継手の雌型継手部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009024865A JP2009024865A (ja) 2009-02-05
JP4773406B2 true JP4773406B2 (ja) 2011-09-14

Family

ID=40396841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007191794A Expired - Fee Related JP4773406B2 (ja) 2007-07-24 2007-07-24 管継手の雌型継手部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4773406B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102457656B1 (ko) * 2020-10-28 2022-10-24 서한호 호스커플러의 누수방지회전구조

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009024865A (ja) 2009-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4787682B2 (ja) 継手及びこの継手に用いるソケット
JP5394460B2 (ja) 流体継手
JP4828301B2 (ja) 管継手
JP2010180969A (ja) 密封構造
JPWO2019186657A1 (ja) 誤離脱防止機構を備えたボールロック式コネクタ
JP3996112B2 (ja) 管継手
JP4022509B2 (ja) 管継手の継手部材
JP3996113B2 (ja) 管継手の継手部材
JP4773406B2 (ja) 管継手の雌型継手部材
WO2018230401A1 (ja) ソケットおよびそれを有する管継手
JP5319507B2 (ja) 継手部材
JP4860353B2 (ja) 管継手
JP2000193172A (ja) クイックカプラ
JP4649524B2 (ja) 管継手
JP5491840B2 (ja) 継手部材
JP5255353B2 (ja) アダプタ
JP6208108B2 (ja) 雌型管継手部材、及び雌型管継手部材と対応する雄型管継手部材とからなる管継手
JP2000249278A (ja) 雌ねじ用管継手
JP2000186795A (ja) 流体継手装置及び流体継手
JP4628730B2 (ja) ソケット/プラグアセンブリ
JP4067829B2 (ja) 管継手
JP2008057767A (ja) 管継手
JP5249846B2 (ja) 誤接続防止装置及び誤接続防止構造
JP5276510B2 (ja) 誤接続防止装置
JP6223051B2 (ja) ガス栓

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110614

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110623

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees