JP2000249278A - 雌ねじ用管継手 - Google Patents

雌ねじ用管継手

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JP2000249278A
JP2000249278A JP11056695A JP5669599A JP2000249278A JP 2000249278 A JP2000249278 A JP 2000249278A JP 11056695 A JP11056695 A JP 11056695A JP 5669599 A JP5669599 A JP 5669599A JP 2000249278 A JP2000249278 A JP 2000249278A
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Nitto Kohki Co Ltd
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    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/12Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members using hooks, pawls or other movable or insertable locking members
    • F16L37/1235Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members using hooks, pawls or other movable or insertable locking members the connection taking place from inside the pipes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16L37/12Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members using hooks, pawls or other movable or insertable locking members
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 雌ねじポートの内周の雌ねじ部のねじ山と、
アーム部材先端に形成した係合部としての雄ねじ部のね
じ山とが干渉した時に、アーム部材をねじ半山分だけ前
後に移動してもシールリングの無理な変形を伴わず流体
機器のポート周囲の間のシール性を確保できる雌ねじ用
管継手を提供する。 【解決手段】 筒体1の前端で、該筒体の内周面とアー
ム部材の外周との間に前後方向進退可能に設けたシール
ホルダ9を配置し、該シールホルダは、アーム部材の周
囲に嵌合したばね座11との間に設けたスプリング16
によって前方に付勢されるべく構成し、さらに、前記ば
ね座11は、前記複数のアーム内を移動させてそのアー
ム部材を拡開変位させる前記摺動棒に設けた押圧部材1
7と当接して前進し、前記スプリング16の付勢力を高
めるべく構成されてなることを特徴とする雌ねじ用管継
手。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体圧機器に設け
た雌ねじポートに接続するための雌ねじ用管継手に関す
る関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、流体圧機器に設けた雌ねじポート
に接続するための雌ねじ用管継手としては、例えば特許
275380号に示されたものなどがある。上記特許となって
いる雌ねじ用管継手の基本構成を簡単に説明すると、図
8は雌ねじ用管継手の非接続状態の全断面図、図9は図
8中のA部拡大図である。なお、以下、説明文中の前方
は図中右方を、後方は図中左方を意味している。この雌
ねじ用管継手は、筒体100と、この筒体100の前端
部に設けられたアーム部材103と、筒体100の中空
内に嵌入された摺動棒104とを備えて構成されてい
る。
【0003】筒体100は前筒101と後筒102とか
らなり、前筒101の後部内周の雌ねじと後筒102の
前端部外周の雄ねじとを螺合することにより組み付けら
れており、さらに前筒101と後筒102の接続部の後
筒102の前筒101寄りには接続筒105が外嵌され
ている。前筒101の内周には段付き円筒形のアームベ
ース106が螺合されており、このアームベース106
の前部には支持軸107を中心に揺動可能に図中、上下
に分離されたアーム部材103が支持されている。両ア
ーム部材103は筒体100の軸線と平行な姿勢と、前
部を筒体100の軸線寄りに変位させて傾斜した姿勢と
の間で変位可能に支持されている。アーム部材103の
前端部は前筒101の前端面から前方(図中右方)に突
出しており、この前端部の外周は拡開姿勢をとったとき
に、流体圧機器の雌ねじポート115の内側に形成され
ている雌ねじ部に対して係合可能となっている係合部
(雄ネジ部)108となっている。
【0004】前筒101の前端内には、筒形をなすシー
ルホルダ109がその外周に嵌装したOリング110に
より前筒101の内周との間を気密に保った状態で嵌装
されており、さらにシールホルダ109の前端内周に
は、シールリング111が取り付けられており、また後
端は、前筒101の内周と前記アームベース106の外
周との間に摺動自在に嵌合している。シールホルダ10
9は、アーム部材103との間に配置されたスプリング
112の付勢力により常時図中右方に付勢されており、
この結果、シールリング111も図中右方に付勢されて
いる。アーム部材103の互いに対向する内側面は拡開
姿勢において互いに平行となっており、かつ拡開姿勢に
おいて後述する摺動棒104のロックピン113と同径
となっている。またアーム部材103は、非拡開時に
は、図8に示すように先端が近接し、雄ねじ部108を
有する先端の外径が小さくなっている。アーム部材10
3の間にロックピン113が挿入されると、その外周面
とアーム部材103の内面との係合により両アーム部材
103が外側に押し広げられて拡開姿勢に保持されるよ
うになっている。
【0005】上記の雌ねじ用管継手を流体機器のポート
に接続する作業を図8、図9を参照して説明すると、図
8の状態において、雌ねじ用管継手のアーム部材103
の先端を流体機器の雌ねじポート115に挿入し雌ねじ
用管継手を更に前方へ移動させ、シールホルダ109を
スプリング112の付勢に抗して前筒101内に押し込
む。この操作に引き続き、摺動棒104の後端の押し当
て面116を前方に押し込むとロックピン113が両ア
ーム部材103の間に進入することにより、両アーム部
材103がアームベース106に取り付けた支持軸10
7を中心にして拡開姿勢となり、アーム部材の先端部の
雄ねじ部108が流体機器の雌ねじポート115の内周
の雌ねじ部に係合し、雌ねじポート115の端面にシー
ルリング111が当接して管継手と流体機器間とをシー
ルすると同時に抜け不能状態に保持される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この接続作
業において両アーム部材103が支持軸107を中心に
して拡開姿勢となる時に、アーム部材103の先端に形
成した係合部としてのねじ山108が雌ねじポート11
5の内周の雌ねじ部のねじ山とが合致し、ねじ同志が噛
み合わない時には雌ねじ用管継手を僅かに前後してアー
ム部材103のねじ山の半山分だけ前後に移動し、両ね
じを噛み合わせる必要がある。この時図9に示すシール
ホルダ109の後端109aが前筒101の内周面に形
成した段部101aに当接状態で、例えばアーム部材1
03を後方に移動する場合にはばねで付勢されているシ
ールホルダ109が半山分だけ前方に移動することでね
じ同志を嵌合できる。アーム部材103を半山分だけ前
方に移動する場合にはばねで付勢されているシールホル
ダ109が半山分だけ後方に移動することでねじ同志を
嵌合できるが、この場合にはシールホルダ109の後方
への移動ができないことになり、アーム部材103を前
方へ移動することが出来なくなり、ねじ同志がうまく嵌
合せず不充分な接続状態となる。この状態でねじ同志を
嵌合するには無理な力で摺動棒104を介して筒体10
0を押圧するか、筒体100自身を押圧してシールリン
グ111を大きく変形させなくてはならず、操作性が悪
くシールリングの耐久性にも影響する。またスプリング
112が撓まずに摺動棒104が両アーム部材103の
間に進入し、両アーム部材103が拡開して雄ねじ10
8をポート115の内周の雌ねじ部に係合する際に、ね
じ同志が噛み合わない半山分だけアーム部材が後方に移
動し、シールホルダ109のシールリング111と雌ね
じポート115の端面とが離れてシールできない場合が
ある。
【0007】本発明は上記のような事態を回避するため
になされたものであり、雌ねじポートの内周の雌ねじ部
のねじ山と、アーム部材先端に形成した係合部としての
雄ねじ部のねじ山とが干渉しうまく噛み合わない状態と
なった時でも、無理なく容易に操作できかつシールリン
グに無理な応力がかからず耐久性を向上できる。また両
アーム部材が拡開しても摺動棒が前進して維持される時
にスプリングを確実に押圧し流体機器のポート周囲の間
のシール性を確実に確保できる雌ねじ用管継手を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明が採用し
た解決手段は、一方に施錠部材を設け、他方に一端面か
ら突出させかつ径方向に変位可能な複数のアーム部材を
収容した筒体の内部に、前記アーム部材を拡開する摺動
棒を設け、該摺動棒または前記筒体の周壁には接続可能
な流通孔を設けてなり、該摺動棒を前に移動させること
により前記アーム部材の前端部に設けた係合部を流体機
器に設けたねじ部に接続して流体を連通することができ
る雌ねじ用管継手であって、前記筒体の前端で、該筒体
の内周面とアーム部材の外周との間に前後方向進退可能
に設けたシールホルダを配置し、該シールホルダは、ア
ーム部材の周囲に嵌合したばね座との間に設けたスプリ
ングによって前方に付勢されるべく構成し、さらに、前
記ばね座は、前記複数のアーム内を移動させてそのアー
ム部材を拡開変位させる前記摺動棒に設けた押圧部材と
当接して前進し、前記スプリングの付勢力を高めるべく
構成されてなることを特徴とする雌ねじ用管継手であ
り、前記アーム部材は、非作動状態において前記摺動棒
に設けた押圧部材により、前側が閉じた状態に維持され
るべく構成したことを特徴とする雌ねじ用管継手であ
り、一方に施錠部材を設け、他方に一端面から突出させ
かつ径方向に変位可能な複数のアーム部材を収容した筒
体の内部に、前記アーム部材を拡開する摺動棒を設け、
該摺動棒または前記筒体の周壁には接続可能な流通孔を
設けてなり、該摺動棒を前に移動させることにより前記
アーム部材の前端部に設けた係合部を流体機器に設けた
ねじ部に接続して流体を連通することができる雌ねじ用
管継手であって、前記筒体の前端で、該筒体の内周面と
アーム部材の外周との間に前後方向進退可能に設けたシ
ールホルダを配置し、該シールホルダの前端には前記ね
じ部の端面に当接してシールするシール部材を設け、内
部には摺動自在にカラーが設けられており、前記シール
ホルダと主筒体との間にはシールホルダを前方に向けて
付勢するスプリングを配置し、前記アーム部材の後部外
周には前記カラーを収納可能な逃げ部を形成し、前記摺
動棒を前方へ移動させた時に前記複数のアーム内を前進
してそのアーム部材を拡開変位させる際に、シールホル
ダが後方に移動して前記カラーが前記逃げ部に嵌合し、
アーム部材の拡開変位を許容するべく構成されているこ
とを特徴とする雌ねじ用管継手であり、前記アーム部材
は、前記摺動棒により、平行状態で拡開動作を行うべく
構成したことを特徴とする雌ねじ用管継手であり、前記
摺動棒の後端に設けた溝と、筒体に摺動自在に設けたス
リーブの作用によって求心方向に押される施錠部材とに
よって摺動棒の前進状態を保持できるロック手段を構成
してなることを特徴とする雌ねじ用管継手である。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
すると、図1、図2は、本発明に係わる雌ねじ用管継手
に係る第1実施形態の一例であり、図1は雌ねじ用管継
手の非接続状態の半断面図、図2は同管継手の接続状態
の半断面図である。なお、以下、説明文中の前方は図中
右方を、後方は図中左方を意味している。
【0010】図面において、1は前筒、2は後筒であ
り、前筒1の後端内周1aと、後筒2の前端外周2aと
は螺合して一つの筒体100を構成しており、後筒2の
前部には接続筒3が回転自在に外嵌され前筒1によって
挟着されている。接続筒3には流体の通過を許容する流
通孔3aが形成され、さらに後筒2には連通孔2bが形
成され、後筒2の連通孔2bと接続筒3の流通孔3aと
は連通状態となって筒体100内の流体通路100aに
連通している。前筒1の奥内周には拡開、縮小可能に構
成された図中上下に分離された半円筒状のアーム部材4
の外周端部に形成された凸部5を収納できる凹部6が形
成されており、この凹部6に前記凸部5を収納し、後筒
2の前端との間で前記凸部5が保持されており、両アー
ム部材4は前記凸部5を中心に筒体100の軸線と平行
な姿勢と、前部を筒体100の軸線寄りに変位させて傾
斜した姿勢との間で変位可能に支持されている。アーム
部材4の夫々の後部は略円弧状をなし、前部が蒲鉾状を
しており、アーム部材4の前端部は前筒1の前端面から
前方(図中右方)に突出しており、この前端部の外周は
拡開姿勢をとったときに、流体圧機器の雌ねじポート7
の内側に形成されている雌ねじ部7aに対して係合可能
となっている係合部(雄ねじ部)8が形成されている。
【0011】前記前筒1の前端側の内周には、シールホ
ルダ9が摺動自在に配置され、シールホルダ9の前端に
はシールリング10が設けられ、さらにシールホルダ9
外周には前筒1内周との気密性を確保するOリング9a
が設けられている。また、シールホルダ9は、前筒1の
前端内周に設けたストップリング1bに保持されたリン
グガイド1cにより抜け止めが成されている。前記シー
ルホルダ9の後端内周には、アーム部材4の周囲に摺動
自在に嵌合したリング状ばね座11が摺動可能に嵌合さ
れており、このリング状ばね座11はシールホルダ9側
に設けたストップリング9bにより抜け止めがなされて
いる(なお、このストップリング9bは無くてもよ
い)。シールホルダ9と前記リング状ばね座11との間
にはスプリング16が配置されており、このスプリング
16の付勢力により、シールホルダ9およびリング状ば
ね座11は互いに離れる方向に付勢されている。この状
態ではシールホルダ9の外周に形成された段部9cと前
記ガイドリング1cとの間には隙間が形成され、シール
ホルダ9が隙間分移動できるようになっている。
【0012】二つに分離されたアーム部材4の互いに対
向する内側面は拡開姿勢において互いに平行となってお
り、アーム部材4の後端側内周に形成された凹部4aは
アーム部材4の拡開姿勢において後述する摺動棒12の
外径と同径となっている。またアーム部材4は、非拡開
時には、図1のように先端が近接し、雄ねじ部8を有す
る先端の外径が流体機器の雌ねじポート7の内周雌ねじ
7aの内径より小さくなっている。アーム部材4は、非
作動時にはロックピン13が前記凹部4a内に収納され
ているため図のように両アーム部材4の前端が当接して
いる。摺動棒12には、アーム部材4の間に配置され、
かつ、アーム部材4外周よりも飛び出しているピン(押
圧部材)17が取り付けられている。このピン17はア
ーム部材4の間を図中右方に移動する時に、前記リング
状ばね座11と係合し、同ばね座11を図中右方に移動
する機能を有している。摺動棒12は、先端側に摺動棒
12よりも小径の前記ロックピン13を一体に有してお
り、また、後筒2との間に配置されたスプリング18に
より図中左方に付勢されており、さらに摺動棒12の後
端には、押し込み用ノブ14が固定されている。
【0013】後筒2には、後筒2外周に摺動自在に設け
たスリーブ19によって求心方向に押し出されるボール
(施錠部材)15が設けられ、また前記摺動棒12には
前記ボール15を支持する中径段部12aと、前記ボー
ル15を求心方向に落と込む溝部(小径段部)12bが
形成されており、非作動時にはボール15は前記スリー
ブ19によって中径段部12aに押圧されている。ま
た、スリーブ19と後筒2との間にはスリーブ19を前
進させてボール15を求心方向に押し出すスプリング1
9aが配置されている。なお、前記ボール15、スリー
ブ19、スプリング19a、摺動棒12の小径段部12
bによってロック手段が構成されている。なお、図中2
0〜22は後筒2の内周と摺動棒12外周との気密性お
よび後筒2、接続筒3、前筒1の気密性を確保するOリ
ングである。
【0014】また前記シールホルダ9と前記リング状ば
ね座11との間に配置されるスプリング16の付勢力を
F1とし、摺動棒12と後筒2との間に配置したスプリ
ング18の付勢力をF2とすると、F2<F1の関係と
なっている。この結果、流体機器に本雌ねじ用管継手を
装着する際に、押し込み用ノブ14を押し込むと、ま
ず、シールホルダ9側のシールリング10が流体機器側
に当接し、シールホルダ9に嵌合したリング状ばね座1
1が前筒1の内周段部1dに当接する。その後、摺動自
在側のスプリング18が撓み摺動棒12に取り付けたピ
ン17がリング状ぱね座11に当接する(この時まだス
プリング16は撓まない)。さらに押し込み用ノブ14
を押し込むと摺動棒12が完全に移動するまでスプリン
グ16、18が同時に撓み、ネジが噛み合うまでシール
ホルダ9は前後に移動するので最後までシールリング1
0の締め代がとれる状態で、雌ねじ用管継手のワンタッ
チによる装着が可能となる。
【0015】上記の雌ねじ用管継手を流体機器のポート
に接続する作業を図1、図2を参照して説明すると、図
1の状態において、雌ねじ用管継手のアーム部材4の先
端を流体機器の雌ねじポート17に挿入し、押し込み用
ノブ14を押し込みながら雌ねじ用管継手を前方へ移動
させ、シールホルダ9のシールリング10がスプリング
16の付勢力に抗して前筒1内に押し込まれるようにす
る。この操作に引き続き、さらに摺動棒12の後端の押
し込み用ノブ14を前方に押し込むと摺動棒12のロッ
クピン13が両アーム部材4の先端部間に進入すること
により、図2に示すように両アーム部材4が凸部5を中
心にして拡開姿勢となり、アーム部材4の先端部の雄ね
じ部8が流体機器の雌ねじポート7の内周の雌ねじ部7
aに係合し、雌ねじポートに対して抜け不能状態に保持
される。
【0016】そしてこの状態になると、スリーブ19に
よって求心方向に押し出されているボール15が摺動棒
12の小径段部12bに落ち込み、摺動棒12を押し込
み状態に維持する。また、摺動棒12の押し込み作用に
ともなって、摺動棒12のロックピン13がアーム部材
4の間を移動するため、摺動棒12に設けた前記ピン1
7が前記リング状ばね座11と当接し、同ばね座11を
スプリング16の付勢力に抗して図中右方に移動する。
この移動により、スプリング16の付勢力によりシール
リング10が確実に流体機器のポート周囲に押圧される
ため、シール性を確保できる。
【0017】また、接続状態時において両アーム部材4
が拡開姿勢となる時に、アーム部材4の先端ねじ山8が
雌ねじポート7の内周の雌ねじ部7aのねじ山に合わな
いときには、雌ねじ用管継手を押し込むとアーム部材4
のねじ山がさらに前方に移動し、両ねじ同志が噛み合っ
て流体機器のポート7にしっかりと係合する。このと
き、シールリング10は、前記リング状ばね座11との
間に設けたスプリング16の付勢力に抗してねじ山の半
山分だけ前筒1内に押し込まれることになるが、シール
リング10には無理な力が作用することがなく流体機器
のポート周囲にスプリング16の付勢力によってシール
リング10が押圧される状態であるため、シールリング
10の変形等を伴わずシール機能を確実に果たすことが
できる。また、前述したようにシールリング10は、接
続作業時において常にスプリング16の付勢力に抗して
前筒1内に押し込みが可能となっているため、シールリ
ング10の変形が最大状態となることはなく、無理なく
容易に操作できかつシールリング10に無理な応力が作
用しないため、耐久性が向上する。
【0018】つづいて、本発明に係わる雌ねじ用管継手
に係る第2実施形態の説明をすると図3は雌ねじ用管継
手の非接続状態の要部拡大断半面図、図4は同管継手の
接続状態の要部拡大半断面図である。なお、ここでは、
第1実施形態との相違点を中心に説明をし、第1実施形
態と同じ部材は同一符号を使用する。第2実施形態は、
雌ねじ用管継手が非使用状態にある時に、アーム部材4
の先端部が強制的の閉じた状態となるように、アーム部
材4を閉じる方向に付勢する機構を設けた点に特徴があ
る。図3において、本形態のアーム部材4の対向する辺
部4bには凸部4cが形成されており、摺動棒12に取
り付けた前記ピン17が当接するように構成してある。
この構成により、非作動時においてピン17は段部4c
に当接しているため、アーム部材4の後端はこのピン1
7の作用により、常に拡開方向に開かれており、この結
果、アーム部材4の前端は非作動時にある時には常に強
制的に閉じられた状態となっている。そして、接続状態
時において、摺動棒12のロックピン13が両アーム部
材4の先端部間に進入することにより、第1実施形態と
同様に両アーム部材4が凸部5を中心にして拡開姿勢と
なり、アーム部材4の先端部の雄ねじ部8が流体機器の
雌ねじポート7の内周の雌ねじ部7aに係合し、雌ねじ
ポート7に対して抜け不能状態に保持される。
【0019】そしてこの状態になると、スリーブ19に
よって求心方向に押し出されているボール15が摺動棒
12の小径段部12bに落ち込み、摺動棒12を押し込
み状態に維持する。また、摺動棒12の押し込み作用に
ともなって、摺動棒12のロックピン13がアーム部材
4の前端側に移動するため、摺動棒12に設けた前記ピ
ン17が前記リング状ばね座11と当接し、同ばね座1
1をスプリング16の付勢力に抗して図中右方に移動
し、この移動により、スプリング16の付勢力によりシ
ールリング10を確実に流体機器のポート7周囲に押圧
することができる。なお、上記作動は基本的には第1実
施形態と同様である。
【0020】つづいて、本発明に係わる雌ねじ用管継手
に係る第3実施形態の説明をすると図5は雌ねじ用管継
手の非接続状態の半断面図、図6は同管継手の接続状態
の半断面図である。なお、ここでは、第1実施形態との
相違点を中心に説明をし、第1実施形態と同じ部材は同
一符号を使用する。前記第1実施形態は、アーム部材4
を傾斜状態から平行状態に揺動することにより、流体機
器側の雌ねじ7aに対してアーム部材4の雄ねじ8を係
合する構成をとっていたが、第3実施形態のものは、流
体機器側の雌ねじ7aに対して、アーム部材4の係合部
8(雄ねじ)を真っ直ぐに係合する構成(即ちアーム部
材4が揺動するのではなく、前筒の軸線に対して直角方
向にアーム部材4が平行移動して雄ねじ8が流体機器側
の雌ねじ7aに噛み合う構成)を採用するとともに、シ
ールリング10を前方に付勢する構成において、第1実
施形態とは異なった変形例となっている。
【0021】図面において、1は前筒1、2は後筒、3
0は中筒であり、前筒1の後端内周と、後筒2の前端外
周とを螺合するとともに、中筒30の前端外周には前筒
1が螺合してして一つの筒体100を構成しており、さ
らに中筒30と後筒2の前部には接続筒3が回転自在に
外嵌され中筒によって挟着されている。接続筒3には流
体の通過を許容する流通孔3aが形成され、さらに後筒
2には連通孔2bが形成され、後筒2の連通孔2bと接
続筒3の流通孔3aとは後筒2内の流体通路100aに
連通している。
【0022】中筒30の前端内周にはアーム部材4の凸
部5を収納できる凹部6が形成されその先端にアーム部
材4が周方向に回転しないためのすり割り部31が設け
られており、前記凹部6に前記アーム部材4の凸部5を
収納し、後筒2との間でアーム部材4の凸部5を保持す
る。両アーム部材4には前筒1の軸線と平行な収縮姿勢
と、前筒1の軸線と平行な拡開姿勢とをとることができ
るように、アーム部材4の内周には、摺動棒12に設け
たロックピン13を収納する凹部32が形成されてい
る。この凹部32に摺動棒12の本体が挿入され、アー
ム部材4の前端部にロックピン13が挿入されると、ア
ーム部材4はロックピン13の前端部13aと後端部の
傾斜面13bとによって互いに平行状態を維持しながら
収縮姿勢から拡開姿勢へと変化する。前筒1の前端内周
にはシールホルダ9が摺動自在に嵌合しており、シール
ホルダ9にはシールリング10が取り付けられている。
【0023】シールホルダ9と中筒30との間にはシー
ルホルダ9を前方に付勢するスプリング16が配置さ
れ、さらにシールホルダ9は前筒1内周に形成した突起
1eによって抜け止めが成されている。また、シールホ
ルダ9の内周にはリング状のカラー33が摺動自在に配
置され、ストップリング34により抜け止めがなされて
いる。カラー33はストップリング34との間に摺動可
能な余裕をもって配置される。カラー33には内周側に
凸部33aが形成され、この凸部33aを収納できる逃
げ部40がアーム部材4の外周に形成されている。
【0024】摺動棒12の前方には、アーム部材4を拡
開するためのロックピン13が一体に形成されている。
摺動棒12の外径は、アーム部材4の拡開姿勢におい
て、アーム部材4の内周に形成した凹部32と同径とな
っており、またアーム部材4は、非拡開時には、ロック
ピン13が前記凹部32に収納されているため図のよう
に両アーム部材4の前端部が当接しているので雄ねじ部
8を有する先端の外径が流体機器の雌ねじポート7の内
周雌ねじ部7aの内径より小さくなっている。アーム部
材4の前端部間にロックピン13が挿入されると、その
外周面とアーム部材4の前端部内面との係合により両ア
ーム部材4が外側に平行に押し広げられて拡開姿勢に保
持されるようになっている。図中23はOリングであ
る。他の構成は第1実施形態と同様であるので説明は省
略する。
【0025】上記の雌ねじ用管継手を流体機器のポート
に接続する作業を図5、図6を参照して説明すると、図
5の状態において、雌ねじ用管継手のアーム部材4の先
端を流体機器の雌ねじポート7に挿入し、押し込み用ノ
ブ14を押し込みながら雌ねじ用管継手を前方へ移動さ
せると、シールホルダ9のシールリング10がスプリン
グ16の付勢力に抗して前筒1内に押し込まれる。この
操作によりカラー33の凸部33aがアーム部材4の外
周に形成した逃げ部40に対向し、この状態でさらに摺
動棒12の後端の押し用ノブ14を前方に押し込むと摺
動棒12のロックピン13の前端13aと後端部の傾斜
面13bとがほぼ同時に当接することにより、図4に示
すように両アーム部材4が平行に移動した拡開姿勢とな
り、両アーム部材4の凹部32と前端部間に摺動棒12
とロックピン13とが各々進入しアーム先端部の雄ねじ
部8が流体機器の雌ねじポート7の内周の雌ねじ部7a
に係合し、雌ねじポート7に対して抜け不能状態に保持
される。この時、前述したすり割り部31はアーム部材
4が周方向に回転させないための案内部となっている。
そしてこの状態になると、スリーブ19によって求心方
向に押し出されているボール15が摺動棒12の小径段
部12bに落ち込み、摺動棒12を押し込み状態に維持
する。また、シールリング10は常にスプリング16の
付勢力によって流体機器のポート周囲に押されるため、
スプリング16の付勢力によりシールリング10と流体
機器とのシール性を確実に確保する。
【0026】また、接続状態時において両アーム部材4
が拡開姿勢となる時に、アーム部材4の先端ねじ山8が
雌ねじポート7の内周の雌ねじ部7aのねじ山と干渉す
る時には、雌ねじ用管継手を押し込むとアーム部材4の
ねじ山がさらに前進し流体機器のポート側のねじ山7a
にしっかりと係合する。このとき、シールリング10
は、カラー33とストップリング34の間に形成した余
裕分、後方に移動できる。このように本実施形態ではシ
ールリング10は常にスプリング16の付勢力に抗して
後方への移動が可能となっているため、シールリング1
0の変形が最大状態となることはなく、シールリング1
0に無理な力が作用しないため、シールリング10が変
形する等してシールが不充分となる事態を回避できる。
【0027】次に本発明に係わる雌ねじ用管継手に係る
第4実施形態の説明をすると図7は雌ねじ用管継手の接
続状態の半断面図である。なお、ここでは、第1〜第3
実施形態との相違点を中心に説明をし、各実施形態と同
じ部材は同一符号を使用する。前記第1〜第3実施形態
は、摺動棒が中実の棒として構成されているが、本形態
では、摺動棒を管状部材で構成し、内部に流路を構成し
た点に特徴がある。図に示すものは第1実施形態の変形
例であり、摺動棒12には軸方向に貫通した流路100
aが形成され、また摺動棒の図中左方端はホース等が接
続される流通孔3aとなっており、また第1実施形態中
で述べた押し込み用ノブは摺動棒に接続されるホース等
を把持するかあるいは機能を損なわない適宜位置に必要
に応じて設けことができる。摺動棒12の周囲には第1
実施形態と同様に前筒1、後筒2、アーム部材4、凹部
4a、先端ねじ山8、シールホルダ9、シールリング1
0、リング状ばね座11、ピン17、スプリング16、
等が配置され第1実施形態と同様の機能を果たすことが
できるようになっている。第2、第3実施形態について
も摺動棒を上記のように管状部材で構成することができ
る。また、本実施形態では流通孔3aに止めねじを螺合
することにより流体機器内の耐圧試験用の盲栓として構
成することができる。
【0028】なお、上記各実施形態はあくまで一例にす
ぎず、たとえば、摺動棒12のロック手段、接続筒3の
構成等は自由に変更することが可能である。また、第3
実施形態におけるアーム部材4を第1実施形態の揺動型
に変更することも可能である。さらに本発明は流通孔3
aに止めねじを螺合することにより流体機器内の耐圧試
験用の盲栓としてもちいることができる。また本発明は
その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々
な形で実施することができ、限定的に解釈してはならな
い。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、雌ねじ用管継手を流体機器のポートに接続する作業
において、流体機器の雌ねじポートの内周のねじ山と、
アーム部材4先端に形成した係合部のねじ山とが干渉
し、うまくかみ合わない状態となった時に、シールホル
ダには前後方向への移動量に余裕を持たせてあるため、
アーム部材4がねじ半山分だけ前後に移動しても、シー
ルリングと流体機器のポート周囲の間には隙間ができ
ず、さらにシールリングにも無理な力が作用しないた
め、充分なるシール性を確保できる。また、非作動時に
おいてアーム部材4を常に閉じた状態としておくことが
できるため、流体機器に本雌ねじ用管継手を接続する際
に、流体機器側のポートにアーム部材4を容易に挿入す
ることできる。また第3実施形態のようにアーム部材4
を平行に移動する構成の場合には、アーム部材4が揺動
する形式の場合に比較して摺動棒のストロークが短くて
すみ、またねじ山の噛み合いがスムーズに行われる等の
優れた作用効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の雌ねじ用管継手の非接続状態の
半断面図である。
【図2】同雌ねじ用管継手の接続状態の半断面図であ
る。
【図3】第2実施形態の雌ねじ用管継手の非接続状態の
要部拡大断面図である。
【図4】同雌ねじ用管継手の接続状態の要部拡大断面図
である。
【図5】第3実施形態の雌ねじ用管継手の非接続状態の
半断面図である。
【図6】同雌ねじ用管継手の接続状態の半断面図であ
る。
【図7】第4実施形態の雌ねじ用管継手の接続状態の半
断面図である。
【図8】従来の雌ねじ用管継手の非接続状態の全断面図
である。
【図9】図8内のA部拡大図である。
【符号の説明】
1 前筒 2 後筒 3 接続筒 4 アーム部材 5 凸部 6 凹部 7 雌ねじポート 8 係合部(雄ねじ部) 9 シールホルダ 10 シールリング(シール部材) 11 リング状ばね座(ばね座) 12 摺動棒 13 ロックピン 14 押し込み用ノブ 15 ボール(施錠部材) 16 スプリング 17 ピン(押圧部材) 18 スプリング 19 スリーブ 20〜23 Oリング 30 中筒 31 すり割り部 32 凹部 33 カラー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方に施錠部材を設け、他方に一端面から
    突出させかつ径方向に変位可能な複数のアーム部材を収
    容した筒体の内部に、前記アーム部材を拡開する摺動棒
    を設け、該摺動棒または前記筒体の周壁には接続可能な
    流通孔を設けてなり、該摺動棒を前に移動させることに
    より前記アーム部材の前端部に設けた係合部を流体機器
    に設けたねじ部に接続して流体を連通することができる
    雌ねじ用管継手であって、 前記筒体の前端で、該筒体の内周面とアーム部材の外周
    との間に前後方向進退可能に設けたシールホルダを配置
    し、該シールホルダは、アーム部材の周囲に嵌合したば
    ね座との間に設けたスプリングによって前方に付勢され
    るべく構成し、さらに、前記ばね座は、前記複数のアー
    ム内を移動させてそのアーム部材を拡開変位させる前記
    摺動棒に設けた押圧部材と当接して前進し、前記スプリ
    ングの付勢力を高めるべく構成されてなることを特徴と
    する雌ねじ用管継手。
  2. 【請求項2】前記アーム部材は、非作動状態において前
    記摺動棒に設けた押圧部材により、前側が閉じた状態に
    維持されるべく構成したことを特徴とする請求項1に記
    載の雌ねじ用管継手。
  3. 【請求項3】一方に施錠部材を設け、他方に一端面から
    突出させかつ径方向に変位可能な複数のアーム部材を収
    容した筒体の内部に、前記アーム部材を拡開する摺動棒
    を設け、該摺動棒または前記筒体の周壁には接続可能な
    流通孔を設けてなり、該摺動棒を前に移動させることに
    より前記アーム部材の前端部に設けた係合部を流体機器
    に設けたねじ部に接続して流体を連通することができる
    雌ねじ用管継手であって、 前記筒体の前端で、該筒体の内周面とアーム部材の外周
    との間に前後方向進退可能に設けたシールホルダを配置
    し、該シールホルダの前端には前記ねじ部の端面に当接
    してシールするシール部材を設け、内部には摺動自在に
    カラーが設けられており、 前記シールホルダと主筒体との間にはシールホルダを前
    方に向けて付勢するスプリングを配置し、 前記アーム部材の後部外周には前記カラーを収納可能な
    逃げ部を形成し、 前記摺動棒を前方へ移動させた時に前記複数のアーム内
    を前進してそのアーム部材を拡開変位させる際に、シー
    ルホルダが後方に移動して前記カラーが前記逃げ部に嵌
    合し、アーム部材の拡開変位を許容するべく構成されて
    いることを特徴とする雌ねじ用管継手。
  4. 【請求項4】前記アーム部材は、前記摺動棒により、平
    行状態で拡開動作を行うべく構成したことを特徴とする
    請求項3に記載の雌ねじ用管継手。
  5. 【請求項5】前記摺動棒の後端に設けた溝と、筒体に摺
    動自在に設けたスリーブの作用によって求心方向に押さ
    れる施錠部材とによって摺動棒の前進状態を保持できる
    ロック手段を構成してなることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1項に記載の雌ねじ用管継手。
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