JP4773210B2 - 部品圧着方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、液晶表示パネルなどのフラットディスプレイの製造に用いられ、パネルに電子部品を実装する場合に用いられる部品圧着方法に関する。
例えば液晶表示パネルやプラズマディスプレイパネルなどのフラットパネルディスプレイを製造する場合においては、電子部品に相当するTCP(Tape Carrier Package)または、FPC(FLEXIBLE PRINTED CIRCUIT)を、パネルに圧着実装する電子部品実装装置が用いられる。
この電子部品実装装置は大きく分けて次のステップを行うことによりパネルに電子部品を実装する。すなわち、接合部材である異方性導電テープをパネルに貼り付け、異方性導電テープを介してTCPをパネルに仮圧着し、パネルをバックアップユニットで支持した状態で加圧装置によりTCPを加圧してパネルに本圧着する。
ところで、上述した電子部品実装装置において、特に本圧着を行う本圧着装置においては、図6A,図6Bに示すように、ガラスよりなるパネルの破片等が、バックアップツール150のステージ面151上に異物152として付着することがあり、このような状態下で加圧ツール153を用いてTCP154をパネル155に本圧着を行なうと、パネル155に傷がつき、製品不良が発生し、製品の歩留まりの低下を招いていた。
このような問題点を解消すべく、特許文献1には、バックアップユニットのステージ面を清掃する清掃ユニットを設けた電子部品実装装置が開示されている。
この装置は、ブラシを用いてステージ面上を清掃するものであり、バックアップユニットのパネルが位置する側にブラシを退避させておくと共に、清掃時には、ブラシをバックアップユニット上に移動させてステージ面上の異物を清掃するものである。
特開2003−17528号公報
しかし、上記装置では、異物を清掃する具体的な方法についてはなされておらず、ステージ面上からは異物が清掃されるかもしれないが、清掃の結果、その周辺に散乱する。当該散乱した異物が実装前のパネルに付着すると却って不良の原因となる。
特に近年においては、表示するパネルの精細化がすすみ、電子部品とパネルとの間の電極のリードピッチが狭小化してきている。これにより従来よりも異物が製品不良に及ぼす影響は大きく、より厳しい異物対策が必要となってきている。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、バックアップユニットのステージ面上に存在する異物が散乱しないように清掃することによって、製品不良をなくして製品の歩留まりの低下を防止することができる部品圧着方法を提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の部品圧着方法を提供する。
本発明の第1態様によれば、部品をパネルに圧着可能な圧着装置と、部品が圧着されるパネルを支持可能で前記圧着装置の圧着面に対向して設けられている支持部と、前記支持部を清掃する清掃部とを備えた部品圧着装置を用いて、部品をパネルに圧着する部品圧着方法であって、
前記支持部のステージ面上にパネルを載置し、前記圧着装置を下降させて前記部品をパネルに圧着し、パネルを前記支持部より取り出した後に、または、前記支持部のステージ面上にパネルを載置する前に、
前記圧着装置に対向する前記支持部のステージ面上に存在する異物を前記支持部に対して、パネルの載置される側の反対側または、パネルの搬入あるいは搬出側と反対側の方向に掃き出すように前記支持部の長手方向に対して傾斜した前記清掃部を前記支持部の長手方向に沿って駆動させて前記ステージ面を清掃することを特徴とする部品圧着方法を提供する。
本発明の第2態様によれば、部品をパネルに圧着可能な圧着装置と、部品が圧着されるパネルを支持可能で前記圧着装置の圧着面に対向して設けられている支持部と、前記支持部を清掃するブラシを備えた清掃部とを備えた部品圧着装置を用いて、部品をパネルに圧着する部品圧着方法であって、
前記支持部のステージ面上にパネルを載置し、前記圧着装置を下降させて前記部品をパネルに圧着し、パネルを前記支持部より取り出した後に、または、前記支持部のステージ面上にパネルを載置する前に、
前記圧着装置に対向する前記支持部のステージ面上に存在する異物を前記ブラシを用いて前記支持部に対して、パネルの載置される側の反対側または、パネルの搬入あるいは搬出側と反対側の方向に掃き出すように前記支持部の長手方向に対して傾斜した前記清掃部を前記支持部の長手方向に沿って駆動させて前記ステージ面を清掃することを特徴とする部品圧着方法を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記ステージ面を清掃する工程は、
前記支持部の清掃上流端に位置する清掃開始位置から前記支持部の清掃下流端に位置する清掃完了位置までの移動する間は前記支持部のステージ面に前記清掃部が当接し、前記清掃完了位置から前記清掃開始位置までの移動する間は前記ステージ面に前記清掃部が非当接となるように動作することを特徴とする、第1又は第2態様の部品圧着方法を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記ステージ面を清掃する工程は、
前記清掃部が前記ステージ面に当接とするように前記清掃部を下降させた状態で、前記清掃部を動作開始位置から前記清掃開始位置まで移動する工程と、
前記清掃部が前記清掃完了位置まで移動した後に前記清掃部を上昇させて前記ステージ面から非当接とさせる工程と、
前記清掃部が前記ステージ面から非当接の状態で、前記清掃完了位置から前記清掃開始位置まで移動する工程と、
を有することを特徴とする、第3態様の部品圧着方法を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記ステージ面を清掃する工程は、
前記支持部の清掃上流端から清掃下流端へ移動する前もしくは移動した後に、前記清掃部の傾斜方向を反転させ、進行方向に対して前記異物をパネルの載置される側の反対側または、パネルの搬入あるいは搬出側と反対側の方向に掃き出すように前記清掃部を傾斜させて、前記支持部の清掃下流端から清掃上流端へ移動させることを特徴とする、第1又は第2態様の部品圧着方法を提供する。
本発明の第6態様によれば、前記ステージ面を清掃する工程は、前記清掃完了位置に移動完了する前に前記清掃部の傾斜を可変して清掃することを特徴とする、第1から第5態様のいずれか1つの部品圧着方法を提供する。
本発明の第7態様によれば、前記ステージ面を清掃する工程は、
パネルが前記支持部に対して、パネルの載置される側または、パネルの搬入あるいは搬出側からより前記支持部に向けて気体を吹き出すブロー工程を含むことを特徴とする、第1から第6態様のいずれか1つの部品圧着方法を提供する。
本発明の第8態様によれば、前記ステージ面を清掃する工程は、
前記支持部に対してパネルの載置される側の反対側または、パネルの搬入あるいは搬出側とは反対側の方向に掃き出された異物を吸引部により吸引する吸引工程を含むことを特徴とする、第1から第7態様のいずれか1つの部品圧着方法を提供する。
本発明の第9態様によれば、前記ステージ面を清掃する工程は、
前記清掃部が前記ステージ面に当接しているときに、前記ブラシに付着した異物を除去するために、吸引部により前記ブラシを吸引するブラシ吸引工程を含むことを特徴とする、第2から第8態様のいずれか1つの部品圧着方法を提供する。

本発明の第10態様によれば、前記ブラシ吸引工程は、前記清掃部が前記支持部の長手方向に沿って清掃を開始する前もしくは清掃を完了した後に、前記清掃完了位置又は前記清掃開始位置において行うことを特徴とする、第9態様の部品圧着方法を提供する。
本発明の第1態様によれば、支持部の長手方向に対して傾斜した清掃部を用いてステージ面の長手方向に沿って駆動させることによって、その傾斜方向に応じて一定の向きに異物が掃き出される。したがって、ステージ面上の異物を前記支持部に対して、パネルの載置される側の反対側または、パネルの搬入あるいは搬出側と反対側の方向に掃き取るように清掃するため、異物の飛散を防止でき、異物がパネル上に飛び散るなどの問題がない。したがって、製品の歩留まりの低下を防止することができる。
本発明の第2態様によれば、支持部の長手方向に対して傾斜した清掃部に設けられているブラシによって異物を前記支持部に対して、パネルの載置される側の反対側または、パネルの搬入あるいは搬出側と反対側の方向に掃き取ることができるため、ステージ面上の異物の飛散を防止でき、異物が基板上に飛び散るなどの問題がない。
本発明の第3態様によれば、清掃部とステージ面との当接、非当接を切換可能にすることにより、ステージ面を掃き取る清掃部が清掃時において、バックアップステージ上を常に一方向に掃き出すことができるとともに、非清掃時においては、清掃部による異物の掃き出しが行われないため、異物の飛散を防止することができる。よって、前記ステージ面上に存在する異物を前記支持部に対して、パネルの載置される側の反対側または、パネルの搬入あるいは搬出側と反対側の方向に掃き取ることができる。
本発明の第4態様によれば、清掃部を上下移動させることによって当接、非当接の切換を行うため、この切換動作を簡単に行うことができる。
本発明の第5態様によれば、清掃部の傾きを反転することにより、清掃部の往動及び復動において、異物の掃き出し方向を常に進行方向に対して前記異物をパネルの載置される側の反対側または、パネルの搬入あるいは搬出側と反対側の方向にすることができる。
本発明の第6態様によれば、清掃部と支持部との傾きを可変にすることができるため、例えば、移動方向下流側などにおいて異物が掃き集められた場合など、傾きを調整することによって清掃部自体を異物の飛散防止部材として機能させることにより、異物の飛散を防止することができる。
本発明の第7態様によれば、ガスを吹き出すことによってステージ面に、支持部に対して、パネルの載置される側または、パネルの搬入あるいは搬出側(パネルが設けられている側)から前記支持部に対して、パネルの載置される側の反対側または、パネルの搬入あるいは搬出側と反対側の方向(パネルが設けられていない側)に向けてガスが吹き付けられることにより、異物がパネル側に飛散することを防止し、パネルに付着することがない。
本発明の第8態様によれば、吸引部により清掃部によって掃き取られた異物を吸引することができるため、当該異物が周囲に飛散することがなく、パネルに再付着することを防止することができる。
本発明の第9態様によれば、ブラシに付着した異物を吸引除去することができるため、常にブラシに異物が付着していない状態でステージ面上を清掃することができるため、ブラシによるステージ面の汚れを生じさせることがない。
以下、本発明に係る部品圧着方法を実施するために用いられる部品圧着装置の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1Aは、本発明の一実施形態にかかる部品圧着装置の外観構成を示す斜視図である。図1Bは、本発明の他の実施形態にかかる部品圧着装置の外観構成を示す斜視図である。本実施形態にかかる部品圧着装置1,1aは、図2に示す液晶等のパネル200にTCP202を本圧着接合して組み立てるための装置であり、具体的には、矩形形状のパネル200の1辺又は複数辺(図2においては3辺)の周縁にそれぞれサブパネル203を取り付けるためのTCP202を本圧着するため装置である。TCP202は、本部品圧着装置において用いられるときには、パネル200の外縁よりも張り出した状態で仮圧着されており、この状態で、本部品圧着装置に供給される。パネル200は予め定められた位置においてTCP202と接着するためのACFが貼り付けられている。当該ACFとTCP202とが、本実施形態にかかる部品圧着装置により本圧着されて、パネル200の電極とTCP202の電極が電気的に接合する。
まず、図1Aを参照して本実施形態にかかる部品圧着の全体構成を説明する。部品圧着装置1は、基台2の上面にパネル載置装置3、圧着装置4及び圧着装置と協働してパネル200の本圧着を行う場合にパネル200を載置する支持部としてのバックアップユニット6が配置されている。また、パネル載置装置3のX軸方向両側方には、パネル200をパネル載置装置110に供給するためのローダ5及び圧着装置4によりパネル200の周縁にTCP202が本圧着された後、組み上げられたパネル200を取り出すためのアンローダ(図示なし)がそれぞれ設けられている。
なお、図1Bに示す他の実施形態にかかる部品圧着装置は、上記のローダとアンローダが設けられておらず、装置作動時に装置使用者が手動でパネル200を位置あわせしながら載置して、本圧着動作を行うための装置であり、他の構成については、図1Aに示す装置と大部分を共通にする。
ローダ5は、X軸方向に延在する一対のガイドレール7と、当該ガイドレール7にそれぞれ設けられ、図示しないアーム駆動装置によりガイドレール7に沿って駆動可能なX軸方向に移動可能なアーム8を備える。ガイドレール7は、組み立て処理が行われるパネル200のサイズに応じてその間隔を変更可能であり、また、パネル載置装置3のパネル載置台(図示なし)に干渉しないようにその終端が、パネル載置装置3に到達しないようになっている。アーム8は、パネル200のY軸方向両端を載置し、パネル200を下方から支持する。
アンローダは、ローダと同様に、X軸方向に延在する一対のガイドレールと、当該ガイドレールにそれぞれ設けられ、X軸方向に移動可能なアームを備える。アームは、パネル200のY軸方向両端を載置し、パネル200を下方から支持する。
次にパネル載置装置3について説明する。パネル載置装置3は、基台2の上面にY軸方向に延在するガイドレール9を備え、当該ガイドレール9に沿ってYテーブルが移動となっている。また、Yテーブル上には、XテーブルがX軸方向に移動することができるように構成されている。Xテーブルには、回転テーブルが設けられている。回転テーブルは、図示しないθ回転モータにより略90°毎に、Z軸を中心として水平回転可能に構成されており、回転テーブルが作動することにより、載置されているパネル200はその向きを変えることができる。回転テーブルは、Z軸方向に移動可能に構成されている。
圧着装置4は、基台2上のパネル載置装置3に対してY軸方向端側に設けられ、水平部10a及び脚部10bを備える略コの字形のフレーム10と、当該フレーム10の水平部10aの下方に設けられ、Z軸方向に移動可能に構成された圧着ヘッド11と、圧着ヘッドの上方に位置し、圧着ヘッドをZ軸方向に移動させるヘッド駆動部12とを備えている。なお、図1Aにおいては、フレーム10の一部を破断した状態で図示している。
圧着ヘッド11は、ヘッド駆動部12により駆動されてZ軸方向に上下移動する。圧着ヘッド11は、圧着動作時に熱圧着するため、圧着子13を加熱するヒータ15を備えている。圧着ヘッド11に備えられた圧着子13は、バックアップユニット6上方に位置し、圧着ヘッドの下降に伴って、バックアップユニット6と協働してパネル200にTCP202の本圧着を行う。
本発明の支持部の一例であるバックアップユニット6は、図3Aに示すように、X軸方向に延在する台部16とその上端に設けられたステージ面17とを備える。ステージ面17は、圧着工程において、パネル200が載置され、圧着動作時に圧着ヘッド11の圧着子13とで、これを挟んで圧着するものである。またバックアップユニット6のパネル200が配置される側の台部16のX軸方向端部にはカメラ14が設けられている。パネル載置装置3のXテーブルとYテーブルが作動してパネル200がカメラ14の上方へ移動すると、カメラ14はパネル200に設けられた認識マークの撮影を行い、図示しない制御部が当該マークを基準として位置認識を行い、圧着位置の位置合わせを行う。
また、バックアップユニット6は、そのステージ面17に存在する異物を清掃するための清掃ユニット18を備えている。バックアップユニット6のパネル200が配置される側の反対側60の面16aには、駆動軸部30が設けられており、当該駆動軸部30により清掃ユニット18の清掃部21が駆動される。
清掃ユニット18は、ステージ面17上に存在するパネル200の小片やホコリなどの異物を支持部6に対して、パネル200の載置される側の反対側または、パネル200の搬入側あるいは搬出側の反対側の方向に掃き取るものである。これにより、ステージ面17上の異物が除去され、本圧着時において、パネル200への損傷を防止し、生産性を向上させることができる。また、異物は、支持部6に対して、パネル200の載置される側の反対側または、パネル200の搬入側あるいは搬出側の反対側の方向(パネルの反対側に)掃き取られるため、パネル上に散乱せず、パネル200に付着したまま圧着処理がなされることがない。
次に清掃ユニット18の具体的な構成について説明する。バックアップユニット6は、図3Aに示すように、X軸方向に延在する台部16とその上端に設けられたステージ面17とを備える。ステージ面17は、圧着工程において、パネル200が載置され、圧着動作時に圧着ヘッド11の圧着子13とで、これを挟んで圧着するものである。またバックアップユニット6のパネル200が配置される側の反対側60の面16aには、駆動軸部30が設けられており、当該駆動軸部30により清掃部21が駆動される。
駆動軸部30は、清掃部21をX軸方向及びZ軸方向に駆動させることができる。X軸方向すなわちステージ面17の長手方向に清掃部21が移動することにより、ステージ面17上の異物の除去を行う。
駆動軸部30は、X軸方向に延在するX軸方向ガイド31とX軸方向ガイドに沿って移動可能に構成されたX軸方向移動部32を備える。また、X軸方向移動部には、清掃ユニット18のフレーム34にZ軸方向に沿って移動可能なZ軸方向ガイド33が設けられている。これにより、清掃ユニット18のフレーム34はX軸方向及びZ軸方向に移動することができる。
フレーム34には、清掃部21,ステージ面17にガスを吹き出すブロー装置19,ステージ面17から掃き取られた異物を吸引する吸引部20が固定されている。
清掃部21は、ステージ面17の図示左手側の先端17aを清掃上流端とし、駆動軸部30によって図示右手側の先端17bを清掃下流端としてステージ面17に沿ってX軸方向に往復移動する。また、駆動軸部30によって、清掃上流端である先端17aから清掃下流端である先端17bに移動する場合、清掃部21は、Z軸方向に下降して清掃部21のブラシ22がステージ面17のステージ面に接触した状態となる。一方、清掃下流端である先端17bから清掃上流端である先端17aへ移動する場合は、Z軸方向に上昇して、清掃部21のブラシ22がステージ面17のステージ面に非当接の状態となる。
清掃部21の先端に設けられたブラシ22は、ステージ面17を傷つけることがなく、圧着時において加熱されたステージ面17の余熱で熱的影響を受けることがなく、また、静電気が蓄積しにくい素材が用いられる。具体的には、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂中に鉄などの微細金属粉を混入させ、導電性を持たせた材料が用いられる。この素材は、約70〜80℃程度に加熱されるステージ面17の余熱で影響を受けることがなく、また、ステージ面17よりも柔軟であるため、ステージ面17を損傷させることがない。また、耐摩耗性に優れ金属粉が混入されていることによりイオナイザーを用いて容易に除電可能であり、清掃部21のブラシ22用の素材として好適に用いられる。
また、清掃部21は、図4に示すように、ステージ面17の延在方向に対して交差するように傾斜して配置される。ステージ面17の延在方向に対して清掃部21が傾斜して配置されているのは、ステージ面上の異物を支持部6に対して、パネル200の載置される側の反対側または、パネル200の搬入側あるいは搬出側の反対側の方向(パネルに対して反対側領域60)に移動させて掃き出すためであり、傾斜の方向は、パネルが配置される側が清掃下流側に近くなる向き、すなわち、反対側領域60にブラシ22の進行方向面が向く方向である。清掃部21の傾斜角度は、概ね10度から80度程度であることが好ましく、さらには、30度から60度程度であることがなお好ましい。清掃部21が清掃上流端である一端17aから清掃下流端である他端17bに移動する場合は、ステージ面17上の異物がブラシによって矢印70の方向に押し出され、パネルが設けられている側の反対側領域60へ移動する。清掃部21は、例えば、100mm/秒程度の速度で移動させることができる。
図4の例では、清掃部21は、平板状に構成されているが、例えば、パネルが設けられている側に異物が散乱しないようにするために、パネルが設けられる側に異物の進入を防ぐ防御壁などを清掃部に設けてもよい。具体的には、清掃部21を断面円弧形状としてもよいし、散乱防止壁を別部材として設けるようにしてもよい。
フレーム34には、上述のように、ステージ面17にガスを吹き出すブロー装置19、ステージ面17から掃き取られた異物を吸引する吸引部20が設けられる。
ブロー装置19は、清掃部21による異物の掃き取りにおいて、異物がパネル側に散乱しないようにし、また、清掃部21への静電気による異物の付着を防止するために除電するために、バックアップユニット6に対して、パネル200の載置される側または、パネル200の搬入側あるいは搬出側の方向からパネル200の載置される側の反対側または、パネル200の搬入側あるいは搬出側の反対側の方向に向けてガスを吹き出すものである。ブロー装置は、管19aによって除電装置としてのイオナイザー19b(図4参照)に接続されており、イオナイザーにより発生された静電気除去のためのイオンを含む空気をステージ面17に向けて吹き出す。なお、本実施形態においては、ブロー装置19とイオナイザー19bは別体としているが、イオナイザー機能が内蔵されたブロー装置であっても良い。
吸引部20は、ステージ面17から掃き取られた異物を吸引するとともに、清掃部21のブラシに付着した異物を吸引により除去するためのもので、フレーム34の清掃部21近傍に設けられている。吸引部20は、管20aによって図示しない吸引ポンプに接続されており、バックアップユニット6に対して、パネル200の載置される側の反対側または、パネル200の搬入側あるいは搬出側の反対側の方向に掃き出された異物の大部分を吸引する。
本実施形態にかかるブロー装置19と吸引部20は、清掃部21が設けられているフレーム34に固定され、清掃部材21と同時に移動可能に構成されているため、ブロー装置19と吸引部20の吹出口及び吸引口が小さく構成可能である。したがって、高圧空気源及び吸引ポンプを用いても効率がよく、清掃ユニットをコンパクトにすることができる。また、ブロー装置19の風量や吸引部20の吸引力は、常に一定である必要はなく、調整可能である。例えば、清掃部21がステージ面17から離れる瞬間などは、清掃部21のブラシ22に異物が付着した状態とならないように、風量と吸引力を大きくするようにしてもよい。
図3Bは、第2実施形態にかかる部品圧着装置のバックアップユニットを示す図である。この実施形態にかかる装置6bは、吸引部20bの構成において図3Aに示す装置6と異なる。図3Bに示すバックアップ装置6bは、吸引部20bが台部16に対して、パネル200の載置される側の反対側または、パネル200の搬入側あるいは搬出側の反対側の面16aに設けられている。吸引部20bは、ステージ面の長手方向に平行に伸びる細長い形状であり、図示しない吸引ポンプに接続された2本の吸引管20c、20dにより吸引され、ステージ面17から掃き出された異物を吸引してパネル200に付着しないようにしている。
図3Bに示すバックアップユニット6bは、上記のように台部の面16aに清掃ユニット18bの清掃部21を駆動するための駆動軸部30bが設けられているため、吸引部20aは、駆動軸部30bとステージ面との間に設けられる。
なお、ステージ面17の掃き出し方向下流側に異物が残らないように、清掃部21は、ステージ面17の清掃下流端17bを超えて、さらに移動するように構成されていてもよい。この場合は、異物がステージ面17の清掃下流端17b側に落下する場合もあるため、後述する吸引部20bをステージ面の清掃下流端17bの面16cに張り出すように配置してもよい。
なお、吸引部20bを作動させ、異物を吸引するための図示しない吸引ポンプは、清掃ユニット18bの清掃部21の位置によって、選択的に作動させるようにしてもよい。例えば、図3Bに示すように、清掃部21が清掃上流端17aに近い位置にいるときは、上流側の吸引管20cに接続されている吸引ポンプを作動させ、清掃部21が下流側に近づくまで下流側の吸引管20dに接続されている吸引ポンプを停止させるようにしてもよい。
次に上記第1及び第2実施形態にかかる部品圧着装置の動作について、第1実施形態にかかる部品圧着装置を例にとって説明する。なお、第2実施形態にかかる部品圧着装置であっても、動作フローに大きな違いはない。
図5は、図1Aの部品圧着装置の動作フローを示すフローチャートである。まず、ローダ5からパネル200が供給され、パネル載置装置3に載置される。パネル載置装置3は、XY両軸方向に位置調整を行い、パネル200の圧着したい部分をステージ面17上へ配置する(#10)。ステージ面17上にパネル200が載置されると、圧着ヘッド11が下降を開始する(#11)。加熱された圧着ヘッド11がパネル200の電極に仮圧着されているTCP202のリード部分を介してパネル200の電極部分に押圧し本圧着を行う(#12)。本圧着が完了(#13)すると圧着ヘッドを上昇させ(#14)、パネル200をパネル載置装置3から取り外して搬出する(#15)。
次に、駆動軸部30により清掃部21を下降させ、ブラシ22をステージ面17に当接させる。(#16)。次いで、吸引部20を駆動させて吸引をする(#17)と共に、その後引き続いてブロー装置19の動作を開始させて、ガスを吹き出させる(#18)。
次に清掃ユニットは、清掃部21をX軸方向に移動させて掃き取り動作を開始する(#19)。清掃部21がX軸方向に移動するにしたがって、清掃部21がステージ面17上を掃き取り、ステージ面17上の異物が吸引部20側へ掃き出され、吸引部に吸引除去される。駆動軸部30がフレーム18をステージ面の下流側端17bまで移動させると、掃き取り動作が終了する(#20)。その後、ブロー装置19のブローを停止(#21)吸引部の吸引を停止させ(#22)させる。その後、駆動軸部30によって清掃部21を上昇させ、清掃部21をステージ面17に非接触な状態で上流側端17aまで移動させる。
尚、吸引部の吸引を停止するとしたが、パネルの部品圧着動作に問題がなければ、停止しなくとも良い。
引き続きパネル200の部品圧着を行う場合は、最初の動作に戻り、ステップ#10から#22を繰り返す。全てのパネルについて生産が終了すると、装置を停止し、処理を終了する。
次に本発明の第3実施形態について説明する。図6A,図6Bは、第3実施形態にかかる部品圧着装置のバックアップユニット6cを示す図である。この実施形態にかかる装置は、清掃ユニットの構成において、図3Aに示すバックアップユニットと異なる。図6A,図6Bに示す部品圧着装置は、バックアップユニット6cの台部16に対してパネル側基台2上に駆動軸部30aが設けられている。また、吸引部20fは、台部16に対して、パネル200の載置される側の反対側または、パネル200の搬入側あるいは搬出側の反対側の面16aに設けられる。
清掃ユニットの駆動軸部30aは、基台2の上に台部16の延在方向に沿って伸びるX軸ガイド31aと、X軸ガイド31aに沿って移動可能なX軸スライダ32aを備える。また、X軸スライダの上面からは、Z軸方向に伸びる下部フレーム33aが設けられ、当該下部フレーム33aの上側に上部フレーム34aが連結される。上部フレーム34aは、図示しないモータあるいはエアーシリンダーによって、下部フレーム33aに対してZ軸方向に伸縮自在に構成されると共に、長手方向を中心軸として回動できるように構成されている。また、上部フレームには、清掃部21aが設けられている。清掃部21aは、ステージ面17のY軸方向寸法に比べて十分に大きい幅寸法を有しており、後述するように、ステージ面17との交差角度を適宜調整、変更することによって、バックアップユニット6cに対して、パネル200の載置される側の反対側または、パネル200の搬入側あるいは搬出側の反対側の方向異物が飛散しないようにすることができる。
上部フレーム34aが、下部フレーム33aに対して伸縮することにより、清掃部21aのブラシ22がステージ面17に離接し、また、上部フレーム34aが、下部フレーム33aに対して回動することにより清掃部21aがステージ面17に対する角度が変化する。また、X軸スライダ32aがX軸ガイド31aに沿って移動することにより清掃部21aがステージ面17に沿って移動し、ステージ面17上の異物を吸引部20f側へ掃き取ることができる。
次に第3実施形態にかかる部品圧着装置の掃き取り動作について説明する。第3実施形態にかかる部品圧着装置の全体的な動作は図5に示した第1実施形態にかかる部品圧着装置の動作とほぼ共通であるが、ステップ#19の清掃部掃き取り動作において異なっている。以下、掃き取り動作についてのみ説明する。
まず、図7Aに示すように、清掃上流端17aの近傍において、上部フレーム34aを矢印80の方向に回転させ、清掃部21aの傾き方向を変更する。このときの傾きの方向は、バックアップユニット6cに対して、パネル200の載置される側の反対側または、パネル200の搬入側あるいは搬出側の反対側の方向側に配置された吸引部20f側が清掃部21aの進行方向である矢印81に向かって前方に位置するような傾きである。このように清掃部21aを傾斜させた状態で、清掃部21aを矢印81に示す方向に移動させると、矢印82に示すように、ステージ面17上に位置する異物が、吸引部20f方向に移動し、吸引部20fによって吸引される。
また、図7Bに示すように、清掃部21aが清掃下流端17b近傍まで移動すると、上部フレーム34aをさらに矢印83方向に回転させ、清掃部21aとステージ面17との交差する角度を小さくする。このように清掃部21aの傾きを可変することによって、ステージ面17上の異物をバックアップユニット6cに対して、パネル200の載置される側の反対側または、パネル200の搬入側あるいは搬出側の反対側の方向に掃き出すことができる。このように清掃部21aの角度をステージ面と交差する角度が小さくなるようにすることによって、清掃部21aは、異物がパネル側に飛散することを防止する防護壁として機能する。すなわち、清掃部21aの進行方向の下流側になると、ステージ面17上の異物が清掃部21aの移動に伴って清掃部近傍に集められるため、より異物が周囲に飛散しやすくなる。清掃部21aの傾きを可変する本実施形態においては、このような状態においても、異物をバックアップユニット6cに対して、パネル200の載置される側または、パネル200の搬入側あるいは搬出側の方向(パネルが設けられている側)に飛散させないようにすることができる。
清掃部21aが下流側清掃端17bまで移動すると、図7Cに示すように、上部フレーム34aが矢印84の方向に回転して、清掃部21aの傾きを変更する。このとき、上部フレーム34aの回転方向を矢印84の方向にすることにより、ステージ面17上の下流側端部17b近傍に位置する異物は、吸引部20fの張り出し部分39に掃き出されることとなり、ステージ面17の全面を清掃することができる。次に、清掃部21aは、矢印85に示す方向に復動し、往動時においてステージ面17上に残存した異物を、さらに吸引部20f側に掃き出すことができる。清掃部21aがステージ面17の上流側清掃端17aまで移動すると、掃き取り動作を終了させる。
以上説明したように、本実施形態にかかる部品圧着装置によれば、ステージ面上の異物をバックアップユニット6cに対して、パネル200の載置される側の反対側または、パネル200の搬入側あるいは搬出側の反対側の方向(パネルが配置されていない側)にのみ掃き出すようにして清掃することができるため、異物除去時におきる散乱を防止することができる。したがって、清掃時にステージ面17上の異物がパネル200に飛散することによる本圧着時の製造不良を起こすことがない。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。例えば、必ずしも清掃動作は1つのパネルの本圧着動作ごとに行う必要はなく、例えば、本圧着動作を2回行うごとに行うようにするなど、複数回の圧着動作ごとに行うようにしてもよい。
本発明は、液晶表示パネルなどのフラットディスプレイパネルの製造に用いられる部品圧着方法に関し、ステージ面上の異物を前記支持部に対して、パネルの載置される側の反対側または、パネルの搬入あるいは搬出側とは反対側に掃き出すように清掃することにより、異物の散乱を防止でき、異物がパネル上に飛び散ることによるパネルの製品不良をなくし、製品の歩留まりの低下を防止することができる。
本発明の一実施形態にかかる部品圧着装置の外観構成を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態にかかる部品圧着装置の外観構成を示す斜視図である。 図1Aの部品圧着装置により製造される表示パネルの構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる図1Aの部品圧着装置に用いられるバックアップユニットに備えられている清掃ユニットの構成を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかる部品圧着装置に用いられるバックアップユニットに備えられている清掃ユニットの構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる部品圧着装置に用いられるバックアップユニットに備えられている清掃ユニットの構成を示す平面図である。 図1Aの部品圧着装置の動作フローを示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態にかかる部品圧着装置に用いられるバックアップユニットに備えられている清掃ユニットの構成を示す斜視図である。 他の角度からみた図6Aのバックアップユニットに備えられている清掃ユニットの構成を示す斜視図である。 図6Aの部品圧着装置清掃ユニットの動作を説明する工程図である。 図6Aの部品圧着装置清掃ユニットの動作を説明する工程図である。 図6Aの部品圧着装置清掃ユニットの動作を説明する工程図である。 従来の部品圧着装置の問題点を示す模式図である。 従来の部品圧着装置の問題点を示す模式図である。
符号の説明
1,1a 部品圧着装置
2 基台
3 パネル載置装置
4 圧着装置
5 ローダ
6,6b,6c バックアップユニット、支持部
10 フレーム
11 圧着ヘッド
12 ヘッド駆動部
16 台部
17 ステージ面
18、18a 清掃ユニット
19 ブロー装置
20,20b,20f 吸引部
21 清掃部
22 ブラシ
30,30a,30b 駆動軸部
200 パネル
202 TCP

Claims (10)

  1. 部品をパネル(200)に圧着可能な圧着装置(4)と、部品が圧着されるパネルを支持可能で前記圧着装置(4)の圧着面に対向して設けられている支持部(6)と、前記支持部(6)を清掃する清掃部(21)とを備えた部品圧着装置を用いて、部品をパネルに圧着する部品圧着方法であって、
    前記支持部(6)のステージ面(17)上にパネル(200)を載置し、前記圧着装置を下降させて前記部品をパネル(200)に圧着し、パネル(200)を前記支持部(6)より取り出した後に、または、前記支持部(6)のステージ面(17)上にパネル(200)を載置する前に、
    前記圧着装置(4)に対向する前記支持部(6)のステージ面(17)上に存在する異物を前記支持部(6)に対して、パネル(200)の載置される側の反対側または、パネル(200)の搬入あるいは搬出側と反対側の方向に掃き出すように前記支持部(6)の長手方向に対して傾斜した前記清掃部(21)を前記支持部(6)の長手方向に沿って駆動させて前記ステージ面(17)を清掃することを特徴とする部品圧着方法。
  2. 部品をパネル(200)に圧着可能な圧着装置(4)と、部品が圧着されるパネル(200)を支持可能で前記圧着装置(4)の圧着面に対向して設けられている支持部(6)と、前記支持部(6)を清掃するブラシ(22)を備えた清掃部(21)とを備えた部品圧着装置を用いて、部品をパネル(200)に圧着する部品圧着方法であって、
    前記支持部(6)のステージ面(17)上にパネル(200)を載置し、前記圧着装置を下降させて前記部品をパネル(200)に圧着し、パネル(200)を前記支持部(6)より取り出した後に、または、前記支持部(6)のステージ面(17)上にパネル(200)を載置する前に、
    前記圧着装置(4)に対向する前記支持部(6)のステージ面(17)上に存在する異物を前記ブラシ(22)を用いて前記支持部(6)に対して、パネル(200)の載置される側の反対側または、パネル(200)の搬入あるいは搬出側と反対側の方向に掃き出すように前記支持部(6)の長手方向に対して傾斜した前記清掃部(21)を前記支持部(6)の長手方向に沿って駆動させて前記ステージ面(17)を清掃することを特徴とする部品圧着方法。
  3. 前記ステージ面(17)を清掃する工程は、
    前記支持部(6)の清掃上流端(17a)に位置する清掃開始位置から前記支持部の清掃下流端(17b)に位置する清掃完了位置までの移動する間は前記支持部(6)のステージ面に前記清掃部(21)が当接し、前記清掃完了位置から前記清掃開始位置までの移動する間は前記ステージ面(17)に前記清掃部(21)が非当接となるように動作することを特徴とする請求項1又は2に記載の部品圧着方法。
  4. 前記ステージ面(17)を清掃する工程は、
    前記清掃部(21)が前記ステージ面(17)に当接とするように前記清掃部(21)を下降させた状態で、前記清掃部(21)を動作開始位置から前記清掃開始位置まで移動する工程と、
    前記清掃部(21)が前記清掃完了位置まで移動した後に前記清掃部(21)を上昇させて前記ステージ面(17)から非当接とさせる工程と、
    前記清掃部(21)が前記ステージ面(17)から非当接の状態で、前記清掃完了位置から前記清掃開始位置まで移動する工程と、
    を有することを特徴とする請求項3記載の部品圧着方法。
  5. 前記ステージ面(17)を清掃する工程は、
    前記支持部(6)の清掃上流端(17a)から清掃下流端(17b)へ移動する前もしくは移動した後に、前記清掃部(21)の傾斜方向を反転させ、進行方向に対して前記異物をパネル(200)の載置される側の反対側または、パネル(200)の搬入あるいは搬出側と反対側の方向に掃き出すように前記清掃部(21)を傾斜させて、前記支持部(6)の清掃下流端(17b)から清掃上流端(17a)へ移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の部品圧着方法。
  6. 前記ステージ面(17)を清掃する工程は、前記清掃完了位置に移動完了する前に前記清掃部(21)の傾斜を可変して清掃することを特徴とする請求項1から5のいずれか記載の部品圧着方法。
  7. 前記ステージ面(17)を清掃する工程は、
    パネル(200)が前記支持部(6)に対して、パネル(200)の載置される側または、パネル(200)の搬入あるいは搬出側から前記支持部(6)に向けて気体を吹き出すブロー工程を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の部品圧着方法。
  8. 前記ステージ面(17)を清掃する工程は、
    前記支持部(6)に対してパネル(200)の載置される側の反対側または、前記パネル(200)の搬入あるいは搬出側とは反対側の方向に掃き出された異物を吸引部(20、20b、20f)により吸引する吸引工程を含むことを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の部品圧着方法。
  9. 前記ステージ面(17)を清掃する工程は、
    前記清掃部(21)が前記ステージ面(17)に当接しているときに、前記ブラシ(22)に付着した異物を除去するために、吸引部(20、20b、20f)により前記ブラシ(22)を吸引するブラシ吸引工程を含むことを特徴とする請求項2から8のいずれか1つに記載の部品圧着方法。
  10. 前記ブラシ吸引工程は、前記清掃部(21)が前記支持部(6)の長手方向に沿って清掃を開始する前もしくは清掃を完了した後に、前記清掃完了位置又は前記清掃開始位置において行うことを特徴とする請求項9に記載の部品圧着方法。
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