JP4772469B2 - 半導体レーザの駆動回路および発光装置ならびにディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体レーザの駆動技術に関し、特に窒化物半導体レーザの低温領域における駆動技術に関する。
近年、青色レーザとして知られる窒化ガリウムGaNなどを材料とするワイドバンドギャップ半導体レーザダイオードの実用化が進んでいる。こうした窒化物半導体レーザは、その波長の短さから、次世代のDVD(Digital Versatile Disc)などの書き込み、読み出しを行うピックアップ部や、ディスプレイ装置、印刷機器や医療機器などさまざまな応用が考えられている。
一般に、半導体レーザの輝度は、デバイスに流れる電流に応じて決定される。したがって、半導体レーザを所望の輝度で発光させるためには、駆動回路によって、輝度に対応した電流を流して定電流駆動する必要がある。
特開平5−259544号公報 実開昭63−29968号公報
赤色や近赤外で発光する砒素(As)系、あるいはリン(P)系の半導体レーザでは、低温になるほど特性が向上するのに対して、窒化物半導体レーザは、低温となるほど特性が悪化するという問題を有する。これは、窒化物半導体はバンドギャップが大きく、ドーピングに用いる不純物準位が深いことに起因する。すなわち、不純物準位が深いために、常温でもキャリア(窒化物半導体の場合、正孔である)の活性化率が低く、更に低温化すると、キャリア濃度がさらに低下することよる。一般に、半導体の電気伝導率は、キャリアの移動度と、キャリア濃度の積によって定まるため、低温時にキャリア濃度が低下することにより、素子抵抗が増加する。さらに、ダイオードの接合領域においては、キャリア濃度の減少の大きい側(窒化物半導体レーザではP型領域)のキャリアが枯渇しやすいため、反対極性のキャリア(窒化物半導体レーザでは電子)が接合領域を超えて、キャリア濃度の低い側(窒化物半導体レーザではP型領域)に注入される。高抵抗化した反対極性領域に注入されたキャリアは、高抵抗化のために生じる電界から得た得たエネルギを、点欠陥形成という形で放出するため、素子の故障や寿命などの信頼性の劣化を招くという問題を有する。
一般的に、半導体レーザの輝度制御は、上述のように駆動回路によって電流注入制御を行うため、低温時に抵抗値が高くなる半導体レーザに対して、常温時と同じ電流を供給した場合、低温時において、デバイスに印加される電圧が高くなり、場合によっては素子特性や、寿命などに影響を及ぼすおそれがある。
特に民生品においては、低温環境において、半導体レーザの駆動が開始される場合が想定されることから、今後、窒化物半導体レーザを搭載した次世代DVDなどが広く普及する場合を考えると、半導体レーザの回路保護の強化を図る必要がある。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、低温時の回路保護機能を備えた半導体レーザの駆動回路の提供にある。
本発明のある態様は、半導体レーザを駆動する駆動回路に関する。この駆動回路は、駆動対象の半導体レーザの発光輝度を指示する入力電圧を、電流に変換する電圧電流変換回路と、電圧電流変換回路の出力電流を規定電流値以下に制限する電流制限回路と、電圧電流変換回路の出力電流を増幅し、半導体レーザに駆動電流として供給する出力増幅回路と、低温状態を検出し、低温状態において、電流制限回路の規定電流値を低下せしめる温度検出回路と、を備える。
窒化物半導体レーザなどのワイドバンドギャップ半導体レーザは、低温となるほど抵抗値が増加することから、常温時と低温時で同じ電流を流すと、低温時にデバイスに印加される電圧が大きくなってしまう。そこで、この態様では、低温時に半導体レーザに流れる電流を所定の電流に制限することにより、半導体レーザに高い電圧が印加されるのを防止することができ、好適な回路保護を図ることができる。ここで、「低温状態」とは、半導体レーザの特性が悪化する温度を意味し、デバイスごとに異なるものであって明確な温度範囲が規定されるものではないが、たとえば、10℃以下を意味する場合もあるし、0℃以下を意味する場合もある。
温度検出回路は、駆動対象の半導体レーザの動作電圧にもとづき、低温状態を判定してもよい。さらに、温度検出回路は、駆動対象の半導体レーザの動作電圧と、所定のしきい値電圧とを比較するコンパレータを含み、動作電圧がしきい値電圧を超えたとき、低温状態と判定してもよい。
半導体レーザをある電流で定電流駆動する場合、その動作電圧、すなわちアノードカソード間の電圧は、低温時ほど大きくなる。したがって、半導体レーザの動作電圧をモニタすることにより半導体レーザが低温状態であることを判定することができる。
温度検出回路は、駆動対象の半導体レーザの動作電圧が上昇するにしたがい、電流制限回路の規定電流値を低下させてもよい。
半導体レーザの動作電圧が上昇するにしたがって、すなわちデバイスの温度が低下するにしたがって、半導体レーザに流れる電流の上限値を低下させることにより、より好適な回路保護を図ることができる。
温度検出回路は、駆動対象の半導体レーザの動作電圧と、所定の基準電圧との差を増幅する反転アンプを含み、当該反転アンプの出力電圧にもとづき、電流制限回路の規定電流値を低下させてもよい。
この場合、反転アンプの出力電圧は、温度が低下するに従って上昇するため、低温になるに従って、駆動電流の上限値を低下させることができる。
温度検出回路は、一端の電位が固定され、他端に定電流負荷が接続されたトランジスタと、トランジスタのゲートに定電圧を印加するバイアス回路と、を含み、トランジスタのオン、オフ状態に応じて、低温状態を判定してもよい。
MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)のゲートソースしきい値電圧Vtは、温度が低下するに従って上昇する。そこで、低温状態を判定するためのしきい値温度に応じた定電圧を、ゲートに印加しておくことにより、MOSFETは、低温時にオフ、高温時にオンとなり、低温状態を判定することができる。
温度検出回路は、駆動対象の半導体レーザの温度をモニタする温度センサを含んでもよい。温度センサを用いることにより、半導体レーザの温度を直接測定することができる。
電圧電流変換回路は、一端の電位が固定された第1抵抗と、一端が第1抵抗の他端に接続された第1トランジスタと、一端の電位が固定された第2抵抗と、一端が第2抵抗の他端と接続された第2トランジスタと、非反転入力端子に、入力電圧に応じた電圧が入力され、反転入力端子が第1抵抗と第1トランジスタの接続点に接続され、出力端子が第1、第2トランジスタの制御端子に接続された第1演算増幅器と、を含み、第2トランジスタに流れる電流を出力してもよい。電流制限回路は、一端の電位が固定された第3抵抗と、一端が第3抵抗の他端に接続された第3トランジスタと、非反転入力端子に、規定電流値に応じた電圧が入力され、反転入力端子が第3抵抗と第3トランジスタの接続点に接続され、出力端子が第1、第2、第3トランジスタの制御端子に接続された第2演算増幅器と、を含んでもよい。
この場合、第1演算増幅器の非反転入力端子に入力される、入力電圧に応じた電圧が、第2演算増幅器の非反転入力端子に入力される、規定電流値に応じた電圧より低いとき、入力電圧に応じた電圧に比例した電流が出力される。入力電圧に応じた電圧が、規定電流値に応じた電圧を超えると、出力電流は、規定電流値に制限される。
駆動回路は、ひとつの半導体基板上に一体集積化されてもよい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。駆動回路を1つのLSIとして集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
本発明の別の態様は、発光装置である。この発光装置は、半導体レーザと、半導体レーザを駆動する上述の駆動回路と、を備える。半導体レーザは、GaNなどの窒化物半導体レーザであってもよい。
本発明のさらに別の態様は、ディスク装置である。このディスク装置は、半導体レーザから出力される光を、ディスクメディアに照射する上述の発光装置を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係る駆動回路によれば、低温時にデバイスを好適に保護することができる。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る発光装置200の構成を示す回路図である。発光装置200は、半導体レーザLD1と、半導体レーザLD1を駆動する駆動回路100を含む。本実施の形態において、駆動回路100は、ひとつの半導体基板上に機能ICとして一体集積化されている。この駆動回路100は、駆動対象の半導体レーザLD1の発光輝度を指示する入力電圧Vinに応じた出力電流Ioutを生成し、半導体レーザLD1に供給する。駆動回路100は、入出力用の端子として、入力端子102、出力端子104、接地端子106を備える。入力端子102には、外部から入力電圧Vinが入力される。出力端子104は、駆動対象の半導体レーザLD1のアノードに接続され、接地端子106は、半導体レーザLD1のカソードとともに接地される。本実施の形態において、半導体レーザLD1に流れる電流を出力電流Iout(もしくは駆動電流)といい、半導体レーザLD1のアノードカソード間電圧を動作電圧Vopという。本実施の形態において、半導体レーザLD1は、GaNなどの窒化物半導体レーザである。
電圧電流変換回路10は、駆動対象の半導体レーザLD1の発光輝度を指示する入力電圧Vinを、電流Idrv1に変換する。電流制限回路20は、電圧電流変換回路10の出力電流Idrv1を規定電流値Ilim以下に制限する。出力増幅回路30は、電流制限回路20によって制限された電圧電流変換回路10の出力電流Idrv2を増幅し、半導体レーザLD1に駆動電流Ioutとして供給する。
温度検出回路40は、半導体レーザLD1の温度Tempをモニタして、半導体レーザLD1の低温状態を検出する。温度検出回路40は、電流制限回路20に対し、制御信号S1を出力しており、低温状態を検出すると、電流制限回路20の規定電流値Ilimを低下せしめる。
図2は、本実施の形態に係る図1の駆動回路100の詳細な構成例を示す回路図である。電圧電流変換回路10は、抵抗R10、コンダクタンスアンプ12を含む。抵抗R10は一端が接地され、他端が入力端子102に接続される。コンダクタンスアンプ12の非反転入力端子は、入力端子102と接続され、入力電圧Vinが印加されている。コンダクタンスアンプ12は、入力電圧Vinを電圧電流変換し、電流Idrv1を出力する。
本実施の形態において、温度検出回路40は、コンパレータ42、基準電圧源44を含み、駆動対象の半導体レーザLD1の動作電圧Vopにもとづき、低温状態を判定する。コンパレータ42は、非反転入力端子が出力端子104と接続され、動作電圧Vopが入力される。コンパレータ42の反転入力端子には、基準電圧源44により生成されるしきい値電圧Vth1が入力される。コンパレータ42は、半導体レーザLD1の動作電圧Vopと、しきい値電圧Vth1を比較し、Vop>Vth1のときハイレベル、Vop<Vth1のときローレベルとなる制御信号S1を出力する。この温度検出回路40は、動作電圧Vopがしきい値電圧Vth1を超えたとき、低温状態と判定する。
半導体レーザLD1をある電流で定電流駆動する場合、その動作電圧Vopは、低温時ほど大きくなる。そこで、本実施の形態に係る駆動回路100は、半導体レーザLD1の動作電圧Vopをモニタすることにより半導体レーザが低温状態であることを判定する。
電流制限回路20は、制御信号S1がローレベルのとき、規定電流値Ilimを第1電流Ilim1に設定し、制御信号S1がハイレベルとなると、規定電流Ilimを、第1電流Ilim1より低く設定される第2電流Ilim2に低下させる。
図3は、電圧電流変換回路10、電流制限回路20、出力増幅回路30の構成例を示す回路図である。
電圧電流変換回路10は、第1抵抗R1、第2抵抗R2、第1トランジスタM1、第2トランジスタM2、第1演算増幅器OP1、抵抗R10を含む。
第1抵抗R1は、一端が接地されてその電位が固定されている。第1トランジスタM1は、NチャンネルMOSFETであって、ソースが第1抵抗R1の他端に接続される。同様に、第2抵抗R2は、一端が接地され、他端には、NチャンネルMOSFETである第2トランジスタM2のソースが接続される。第1演算増幅器OP1は、非反転入力端子に、入力電圧Vinが入力され、反転入力端子が第1抵抗R1と第1トランジスタM1の接続点に接続される。第1演算増幅器OP1の出力端子は、第1トランジスタM1、第2トランジスタM2の制御端子であるゲートに接続される。電圧電流変換回路10は、第2トランジスタM2に流れる電流を、駆動電流Idrv2として出力する。
電圧電流変換回路10において、第1演算増幅器OP1の非反転入力端子と反転入力端子の電位が近づくように帰還がかかるため、第1抵抗R1と第1トランジスタM1の接続点の電位は、入力電圧Vinと等しくなるように調節される。その結果、第1抵抗R1、第1トランジスタM1には、Idrv1=Vin/R1で与えられる電流が流れる。
本実施の形態において、第1抵抗R1と第2抵抗R2はペアリングして構成されており、第1トランジスタM1と第2トランジスタM2もペアリングして構成されている。その結果、第1トランジスタM1および第2トランジスタM2のゲート電位は、第1演算増幅器OP1の出力電圧と等しくなり、第2トランジスタM2には、駆動電流Idrv1に応じた電流Idrv2が流れる。
電流制限回路20は、第3抵抗R3、第3トランジスタM3、第2演算増幅器OP2、電圧源22を含む。第3抵抗R3は、一端が接地され、その電位が固定される。第3トランジスタM3はソースが第3抵抗R3の他端に接続される。電圧源22は、規定電流Ilimに応じた規定電圧Vlimを生成する。電圧源22は可変電圧源であって、制御信号S1が入力されており、制御信号S1がローレベルのとき、規定電圧Vlimを第1電圧Vlim1に設定する。また、電圧源22は、制御信号S1がハイレベルのとき、すなわち低温状態において、規定電圧Vlimを、第1電圧Vlim1より低い第2電圧Vlim2に設定する。第2演算増幅器OP2は、非反転入力端子に、電圧源22から出力される規定電圧Vlimが入力され、反転入力端子が第3抵抗R3と第3トランジスタM3の接続点に接続される。第2演算増幅器OP2の出力端子は、第1トランジスタM1、第2トランジスタM2、第3トランジスタM3の制御端子であるゲートに接続される。
電流制限回路20は、入力電圧Vinが規定電圧Vlimより高くなるとアクティブとなる。電流制限回路20がアクティブとなると、第2演算増幅器OP2の非反転入力端子と反転入力端子の電位が等しくなるように帰還がかかる。その結果、第3抵抗R3と第3トランジスタM3の接続点の電位が、規定電圧Vlimに等しくなり、第3トランジスタM3、第3抵抗R3には、Ilim=Vlim/R3で与えられる電流が流れる。
本実施の形態において、第3トランジスタM3と第2トランジスタM2はペアリングされており、第3抵抗R3と第2抵抗R2はペアリングされている。その結果、電流制限回路20がアクティブのとき、第2トランジスタM2および第3トランジスタM3のゲート電位は、第2演算増幅器OP2の出力電圧と等しくなり、Vin>Vlimのとき、第2トランジスタM2には、電流Ilimに対応した電流Idrv2が流れることになる。
この電流制限回路20によれば、電流Idrv2を、規定電圧Vlimに応じた規定電流Ilim以下に制限することができ、規定電圧Vlimを変化させることにより、出力電流Ioutの上限値を調節することができる。
出力増幅回路30は、PチャンネルMOSFETであるトランジスタM10、M11を含む。トランジスタM10は、駆動電流Idrv2の経路上に設けられる。トランジスタM10、M11はゲート、ソースが共通に接続されておりカレントミラー回路を構成する。トランジスタM10、M11は、そのミラー比に応じて駆動電流Idrv2を増幅し、出力端子104から出力電流Ioutを出力する。ミラー比を1:nとすると、Iout=Idrv2×nが成り立つ。
以上のように構成された駆動回路100の動作について説明する。図4は、本実施の形態に係る駆動回路100の入出力特性を示す。図4の横軸は入力電圧Vinを、縦軸は、出力電流Ioutを示す。温度検出回路40から出力される制御信号S1がローレベルのとき、すなわち、低温状態でないとき、電流制限回路20の規定電圧Vlimは、Vlim1に設定される。電流制限回路20の出力電流Idrv2は、Vin<Vlim1の範囲において、入力電圧Vinに比例して増加する。Vin>Vlim1となると、電流制限回路20がアクティブとなり、電流Idrv2は、Ilim1に制限される。その結果、駆動回路100の出力電流Ioutは、n×Ilim1以下に制限される。
温度検出回路40が低温状態を検出すると、制御信号S1がハイレベルとなり、電流制限回路20の電圧源22により生成される規定電圧Vlimが第2電圧Vlim2となる。その結果、出力電流Ioutの上限値は、n×Ilim2以下に制限される。
窒化物半導体レーザなどのワイドバンドギャップ半導体レーザは、低温となるほど抵抗値が増加することから、常温時と低温時で同じ電流を流すと、低温時にデバイスに印加される電圧が大きくなってしまう。本実施の形態に係る駆動回路100によれば、低温時と常温時で、半導体レーザLD1に流れる電流の上限値を変化させることにより、半導体レーザに高い電圧が印加されるのを防止することができ、好適な回路保護を図ることができる。
また、半導体レーザLD1の抵抗値は、低温になるほど増加するため、半導体レーザLD1に一定の電流を流して定電流駆動するときの動作電圧Vopは、低温になるほど上昇する。そこで、本実施の形態に係る駆動回路100の温度検出回路40は、動作電圧Vopをモニタすることにより、好適に低温状態を判定することができる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る駆動回路100の構成を示す回路図である。第2の実施の形態に係る駆動回路100は、第1の実施の形態に係る駆動回路100と比べて、温度検出回路40の構成が異なる。以下、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
本実施の形態に係る駆動回路100において、温度検出回路40は、駆動対象の半導体レーザLD1の動作電圧Vopが上昇するにしたがい、電流制限回路20の規定電流値Ilimを低下させる。温度検出回路40は、電流制限回路20に対して、規定電流値Ilimを制御するための制御信号S2を出力する。
温度検出回路40は、基準電圧源44、抵抗R41、R42、演算増幅器OP4を含む。演算増幅器OP4の非反転入力端子には、基準電圧源44によって生成される基準電圧Vrefが入力される。演算増幅器OP4の反転入力端子と、出力端子104の間には、抵抗R41が設けられ、演算増幅器OP4の出力端子と反転入力端子の間には、抵抗R42が設けられる。演算増幅器OP4、抵抗R41、R42は、反転アンプを構成する。
演算増幅器OP4、抵抗R41、R42を含む反転アンプは、駆動対象の半導体レーザLD1の動作電圧Vopと、所定の基準電圧Vrefとの差を増幅する。この反転アンプの出力電圧Vs2は、制御信号S2として電流制限回路20へと出力される。
本実施の形態において、電流制限回路20は、反転アンプの出力電圧Vs2に応じて規定電圧Vlimを設定する。たとえば、図3の電流制限回路20の第2演算増幅器OP2の非反転入力端子に、演算増幅器OP4の出力電圧Vs2を、直接、あるいは定数倍して入力してもよい。
図6は、第2の実施の形態に係る駆動回路100の入出力特性を示す。本実施の形態では、電流制限回路20の規定電流Ilimを設定する規定電圧Vlimが、動作電圧Vopに応じて連続的に変化する。すなわち、一定電流で半導体レーザLD1を駆動するときに、温度が低下すると、動作電圧Vopは上昇し、温度検出回路40の出力電圧Vs2は、低下する。その結果、低温となるほど、規定電圧Vlimおよび規定電流Ilimは低下していく。
本実施の形態に係る駆動回路100によれば、半導体レーザLD1の動作電圧Vopが上昇するにしたがい、すなわちデバイスの温度が低下するにしたがい、半導体レーザLD1に流れる電流の上限値を低下させることができ、好適な回路保護を図ることができる。
最後に、第1、第2の実施の形態に係る発光装置200が好適に使用可能な応用例について説明する。図7は、実施の形態に係る駆動回路100を利用したディスク装置300の構成を示すブロック図である。ディスク装置300は、ディスクメディア400を回転させるためのスピンドルモータ330と、スピンドルモータ330を駆動するモータ制御部320と、実施の形態に係る発光装置200と、DSP310と、図示しないピックアップ等を含む。DSP310は、ディスク装置300を統合的に制御するブロックであり、発光装置200の発光状態を制御するとともに、スピンドルモータ330の回転制御などを行う。DSP310は、発光装置200に対して、入力電圧Vinを出力する。発光装置200は、入力電圧Vinに応じて半導体レーザLD1を発光させ、半導体レーザLD1から出力される光を、ディスクメディア400に照射し、データの読み出しや書込を実行する。
実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
第1の実施の形態において、温度検出回路40は、図8に示す構成としてもよい。図8は、温度検出回路40の別の構成例を示す回路図である。温度検出回路40は、トランジスタM40、定電流源48、バンドギャップリファレンス回路46、抵抗R44、R45を含む。トランジスタM40は、NチャンネルMOSFETであって、ソースが接地されて電位が固定されている。トランジスタM40のドレインには、定電流負荷として定電流源48が接続される。バンドギャップリファレンス回路46は、定電圧Vrefを生成する。抵抗R44、R45は、定電圧Vrefを分圧し、トランジスタM40のゲートに印加する。温度検出回路40は、トランジスタM40のオンオフ状態に応じて、低温状態を判定する。
MOSFETのゲートソースしきい値電圧Vtは、温度が低下するに従って上昇するため、低温状態を判定するためのしきい値温度に応じた定電圧を、ゲートに印加しておくことにより、MOSFETは、低温時にオフ、高温時にオンとなり、低温状態を判定することができる。
また、温度検出回路40は、駆動対象の半導体レーザLD1の温度をモニタする温度センサを含んでもよい。温度センサによって、半導体レーザLD1の温度を直接モニタして、電流制限回路20における規定電流Ilimの値を制御することにより、回路保護を実現することができる。
駆動回路100は、すべて一体集積化されていてもよく、あるいは、その一部がディスクリート部品やチップ部品で構成されていてもよい。どの部分をどの程度集積化するかは、駆動回路100の仕様、コストや占有面積などによって決めればよい。
第1の実施の形態に係る発光装置の構成を示す回路図である。 図1の駆動回路の詳細な構成例を示す回路図である。 電圧電流変換回路、電流制限回路、出力増幅回路の構成例を示す回路図である。 図1の駆動回路の入出力特性を示す図である。 第2の実施の形態に係る駆動回路の構成を示す回路図である。 図5の駆動回路の入出力特性を示す図である。 実施の形態に係る駆動回路を利用したディスク装置の構成を示すブロック図である。 温度検出回路の別の構成例を示す回路図である。
符号の説明
100 駆動回路、 102 入力端子、 104 出力端子、 106 接地端子、 LD1 半導体レーザ、 200 発光装置、 10 電圧電流変換回路、 R1 第1抵抗、 R2 第2抵抗、 M1 第1トランジスタ、 M2 第2トランジスタ、 OP1 第1演算増幅器、 R10 抵抗、 12 コンダクタンスアンプ、 20 電流制限回路、 22 電圧源、 R3 第3抵抗、 M3 第3トランジスタ、 OP2 第2演算増幅器、 30 出力増幅回路、 40 温度検出回路、 42 コンパレータ、 44 基準電圧源。

Claims (11)

  1. 半導体レーザを駆動する駆動回路であって、
    駆動対象の前記半導体レーザの発光輝度を指示する入力電圧を、電流に変換する電圧電流変換回路と、
    前記電圧電流変換回路の出力電流を規定電流値以下に制限する電流制限回路と、
    前記電圧電流変換回路の出力電流を増幅し、前記半導体レーザに駆動電流として供給する出力増幅回路と、
    前記半導体レーザの温度を検出し、低温状態において、前記電流制限回路の規定電流値を低下せしめる温度検出回路と、
    を備え
    前記電圧電流変換回路は、
    一端の電位が固定された第1抵抗と、
    一端が前記第1抵抗の他端に接続された第1トランジスタと、
    一端の電位が固定された第2抵抗と、
    一端が前記第2抵抗の他端と接続された第2トランジスタと、
    非反転入力端子に、前記入力電圧に応じた電圧が入力され、反転入力端子が前記第1抵抗と前記第1トランジスタの接続点に接続され、出力端子が前記第1、第2トランジスタの制御端子に接続された第1演算増幅器と、
    を含み、前記第2トランジスタに流れる電流を出力し、
    前記電流制限回路は、
    一端の電位が固定された第3抵抗と、
    一端が前記第3抵抗の他端に接続された第3トランジスタと、
    非反転入力端子に、前記温度検出回路によって検出された温度に応じた電圧レベルを有する規定電圧が入力され、反転入力端子が前記第3抵抗と前記第3トランジスタの接続点に接続され、出力端子が前記第1、第2、第3トランジスタの制御端子に接続された第2演算増幅器と、
    を含むことを特徴とする駆動回路。
  2. 前記温度検出回路は、駆動対象の前記半導体レーザの動作電圧にもとづき、低温状態を判定することを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。
  3. 前記温度検出回路は、駆動対象の前記半導体レーザの動作電圧と、所定のしきい値電圧とを比較するコンパレータを含み、前記動作電圧が前記しきい値電圧を超えたとき、低温状態と判定することを特徴とする請求項2に記載の駆動回路。
  4. 前記温度検出回路は、駆動対象の前記半導体レーザの動作電圧が上昇するにしたがい、前記電流制限回路の前記規定電圧を低下させることを特徴とする請求項2に記載の駆動回路。
  5. 前記温度検出回路は、駆動対象の前記半導体レーザの動作電圧と、所定の基準電圧との差を増幅する反転アンプを含み、当該反転アンプの出力電圧にもとづき、前記電流制限回路の前記規定電圧を低下させることを特徴とする請求項4に記載の駆動回路。
  6. 前記温度検出回路は、
    一端の電位が固定され、他端に定電流負荷が接続されたトランジスタと、
    前記トランジスタのゲートに定電圧を印加するバイアス回路と、
    を含み、前記トランジスタのオンオフ状態に応じて、低温状態を判定することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の駆動回路。
  7. 前記温度検出回路は、駆動対象の前記半導体レーザの温度をモニタする温度センサを含むことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の駆動回路。
  8. ひとつの半導体基板上に一体集積化されたことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の駆動回路。
  9. 半導体レーザと、
    前記半導体レーザを駆動する請求項1からのいずれかに記載の駆動回路と、
    を備えることを特徴とする発光装置。
  10. 前記半導体レーザは、窒化物半導体レーザであることを特徴とする請求項に記載の発光装置。
  11. 前記半導体レーザから出力される光を、ディスクメディアに照射する請求項9または10に記載の発光装置を備えることを特徴とするディスク装置。
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