JP4772090B2 - 表面検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表面検査装置に関し、例えば、検査対象物の表面に付着したホコリ等の微小欠陥を検出する表面検査装置に関する。
自動車の生産工程では、塗装状態の不具合の検査や、キズ、面欠陥の外観検査が行われている。また、各工程において、ホコリ等の微粒子を除去する作業が行われている。これらの検査や作業は、その種類に応じて種々の方法で行われている。
そして、特許文献1には、塗装状態の不具合を、表面検査装置により自動検出することが開示されている。
特許文献1に開示された表面検査装置は、照明装置と、CCDカメラと、画像処理装置とを備えている。そして、前記表面検査装置による塗装状態の不具合の検査では、照明装置が検査対象物(塗装工程を終えた車両のボディ等)に光を照射し、CCDカメラに光が照射された検査対象物の表面を撮像させる。そして、画像処理装置は、前記CCDカメラが撮像した画像を読み込んで、画像処理の技術により、検査対象物の表面に生じている凸部(長さ寸法0.5mm程度の欠陥)を検出している。
また、特許文献1の表面検査装置は、検査対象物の表面の欠陥を検知できるようにするため、検査対象物に平行光を照射する照明装置を用いている。
ここで、特許文献1の照明装置200の構成を図7に示す。
図示するように、照明装置200は、曲面上に複数のLED211aを並べた光源211と、光源211の前方に配置されたスリット216が形成されたスリット板217と、スリット板217の前方に配置されたシリンドリカルレンズ215とを備えている。そして、光源211から照射された光は、スリット216を通過すると、その後、拡散してシリンドリカルレンズ215に入射し、シリンドリカルレンズ215により平行光に変換される。
なお、レーザ光源からの光を平行光に変換して照射する照明装置の構成は、例えば特許文献2にも開示されている。
特許文献2に記載された照明装置は、図8に示すように、レーザ光源からの光を拡散板300に照射し、さらに、拡散板からの拡散光をレンズ301に通過させることで平行な光に変換している。
また、上述したキズ、面欠陥等の外観の欠陥検査は、人手(作業者)により行われている。人手よる検査は、例えば、検査対象物に対して蛍光灯等の光を当て、作業者が目視により、濃淡差により欠陥部分を見つけ出している。このように、作業者が目視により検査するのは、キズ、面欠陥等には、その大きさ寸法によって、上述した表面検査装置の性能では検出することができないものがあるためである。
なお、ゴミ、ホコリ等の微粒子は、人間の目で確認することが困難であるため、対象物を作業手順に基づいての拭き取ることで、ゴミ、ホコリを除去するようにしている。
特開2006−242814号公報 特開2007−233371号公報
しかしながら、上述した従来技術による手法は以下に示す技術的課題を有している。
具体的には、上述した特許文献1の表面検査装置は、ある程度の大きさ(例えば0.5mm程度)の欠陥の検出に利用することはできるが、数μmオーダの欠陥(キズ、面欠陥、ゴミ、ホコリ等)を検出することができないという技術的課題を有している。
また、従来から行われている作業者の目視による検査は、作業者の習熟度のレベルにより、検査品質がバラツクという技術的課題を有している。さらに、従来から行われているゴミ、ホコリ等の微粒子を取り除く作業は、その作業結果を確認(微粒子が除去できているか否かの確認)する手段がないため、不良を発生させてしまう可能性があった。
そこで、本発明の発明者は、上記技術的課題を解決するための研究を行った。そして、本発明の発明者は、その研究のなかで、特許文献1の表面検査装置が数μmオーダの欠陥を検出できないのは、照明装置の性能に原因があることを見出した。具体的には、本発明の発明者は、画像処理の技術により、数μmオーダの微細な欠陥を検出するためには、検査対象物に、照度が高く且つ平行度の高い光を照射する必要があることを見出した。
なお、特許文献1の照明装置の構成を検討すると、その構成上、照度が高く、且つ平行度の高い光を照射することが困難であることがわかった。それは、特許文献1の照明装置は、平行度の高い光を照射するためにスリットの幅を小さくする必要があるが、それにより、光がスリットを通過する際に照度が小さくなってしまうためである。また、反対に、スリットの幅を広げると照度の高い光を照射できるが、平行度の高い光をつくることができない。
また、現在のところ、照度が高く、且つ平行度の高い光を照射する照明装置の構成は知られていない。例えば、上述した特許文献2の照明装置を利用しても、レーザ光源が拡散板を通過する際に照度が失われるため、検査対象物に照度の高い光を照射させることができない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、画像処理により検査対象物の表面の欠陥を検出する表面検査において、数μmオーダの微小欠陥を検出できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる表面検査装置は、レーザ光源と、前記レーザ光源が照射した光を反射させる鏡面を備えた鏡、および該鏡面の傾きを変化させる可動部を有し、該可動部により鏡面の傾きを変化させ該レーザ光源が照射した光を放射状に反射させるミラー部材と、前記ミラー部材からの反射光を集光し、平行光に変換して照射する凸状のレンズとを備えた照明装置と、前記照明装置からの光が照射された検査対象物の表面を撮像するカメラと、前記カメラが撮像した画像を取得し、該取得した画像に対する画像処理により前記検査対象物の表面の微小欠陥を検出する画像処理装置とを備え、前記照明装置は、前記レーザ光源からの光を前記ミラー部材の鏡面で放射状に反射させ、該放射状に反射させた光を前記凸状のレンズを通過させることにより平行光に変換し、該平行光を前記検査対象物の表面に、平行に照射することを特徴とする。
このように本発明によれば、上述した従来技術のように、レーザ光源からの光をスリットを通過させて拡散させたり、或いは、拡散板を通過させて拡散させたりするのではなく、ミラー部材により放射状に反射させている。すなわち、レーザ光源からの光を広げるのではなく、放射状に反射させることにより、複数の反射光の束として照射しているため、ミラー部材から照度の高い光を照射することができる。また、ミラー部材からの照度が高い反射光を凸状のレンズを通過させて平行光にしているため、レンズから照度が高く且つ平行度の高い光を照射することができる。
そのため、本発明の照明装置からの光を検査対象物に照射し、当該光が照射された検査対象物を撮像した画像を用いるようにすれば、画像処理により、数μmオーダの欠陥(キズやホコリ)を検出することが可能になる。本発明の照明装置からの光が照射された検査対象物を撮像した画像は、検査対象物に照度が高く且つ平行度の高い光が照射されているため、その画像上において、数μmオーダの微小欠陥が濃淡差となって表れるためである。
また、前記ミラー部材は、2軸方向に前記鏡面の傾きを可変できるMEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)ミラーであることが望ましい。
このように、MEMSミラーを用いることにより、簡単にな構成で、レーザ光源が照射した光を放射線上に反射させることが可能になる。
このように、本発明によれば、画像処理により検査対象物の表面の欠陥を検出する表面検査において、数μmオーダの微小欠陥の検出が可能になる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
先ず、本発明の実施形態の照明装置を備える表面検査装置の構成について図1および図2を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態の表面検査装置のブロック図である。また、図2は、本発明の実施形態の照明装置を構成するMEMSミラーの可動部の模式図である。
図示するように、表面検査装置1は、検査対象物Zの表面Zaに平行光plを照射する照明装置Aと、照明装置Aからの平行光plが照射された検査対象物Zの表面Zaを撮像し、その撮像した画像に画像処理を施し、検査対象物Zの表面Zaの微小欠陥を検出する画像処理システムBとを備えている。
そして、本実施形態は、照明装置Aが、照度が高く、且つ平行度の高い平行光plを照射できるようになされている点に特徴がある。
この構成により、画像処理システムBは、照明装置Aからの平行光plが照射された検査対象物Zの表面Zaを撮像することで、数μmオーダの微細欠陥(ホコリやキズ等)を識別可能な画像を得ることができる。その結果、画像処理システムBは、撮像して得られた画像に対する画像処理により、検査対象物Zの表面Zaの数μmオーダの微小欠陥を検出することができる。
以下、表面検査装置1の各構成について説明する。
先ず、照明装置Aについて説明する。
図1に示すように、照明装置Aは、レーザ光を照射するレーザ光源10と、レーザ光源10が照射した光を反射させる鏡面21aを備える鏡21を有するMEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)ミラー20と、MEMS20ミラーの鏡面21aの駆動を制御するコントローラ30と、MEMS20ミラーからの反射光を集光し、平行光に変換して照射する凸状のレンズ40(例えば、シリンドリカルレンズ)とを備える。
ここで、レーザ光源10には、公知の技術のものが用いられる。
また、本実施形態は、コントローラ30の構成について特に限定するものではない。例えば、コントローラ30は、MEMSミラー20に対し、鏡面21aの駆動を制御する制御信号を送信することにより、当該鏡面21aの駆動を制御する機能(鏡面制御機能)を備えた専用回路(Application Specific Integrated Circuit)を有する装置により構成されていてもよい。或いは、コントローラ30は、CPU、メモリ、およびI/Оインタフェース等を備えるコンピュータにより構成されていてもよい。この場合、前記メモリには、前記鏡面制御機能を実現するためのプログラムが記憶されている。そして、前記の鏡面制御機能は、前記CPUが、前記メモリの記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
また、MEMSミラー20は、鏡面21aの傾きを2軸方向に自在に変化させることができるものであれば、どのようなものでもかまわない。例えば、図2に示す構成のものを利用してもよい。
以下、図2に基づいて、鏡面21aの傾きを2軸方向に自在に変化させるMEMSミラー20の構成を説明する。なお、図2では、説明の便宜上、MEMSミラー20の構成のなかの可動部だけを示している。
図2に示すように、MEMS20ミラーの上面部には、鏡面21aの傾きを2軸方向(図する例では、F1方向およびF2方向)に自在に変化させる可動部が形成されている。この可動部は、鏡面21aを備えた鏡21が載置された第1可動部22と、第1可動部22を第1トーションバー23a、23bで支持する第2可動部24と、第2可動部24を第2トーションバー25a、25bで支持するベース部26とを有する。また、第1可動部22および第2可動部24には、それぞれ、駆動コイル(図示しない)が設けられている。また、ベース部26の外周の各辺には、それぞれ、マグネット(図示しない)が配置されている。
上記構成により、第1トーションバーおよび第2トーションバーのそれぞれに、直交方向の磁界をかけながら、前記駆動コイルに電流を流すと、ローレンツ力による回転トルクが生じ、第1トーションバーおよび第2トーションバーの復元力につりあう位置に鏡面21を傾けることができる。
そして、本実施形態では、コントローラ30からの制御信号に応じて、前記の駆動コイルに流す電流を可変することで鏡面21aを2軸方向に振動させる。すなわち、本実施形態の照明装置Aは、レーザ光源10からレーザ光が照射されている鏡面21aを2軸方向に揺らすことにより、レーザ光を鏡面21aで放射状に反射させる。
さらに、本実施形態では、図1に示すように、鏡面21aにより放射状に反射された反射光を凸状のレンズ40を通過させて平行光plに変換させている。
このように、本実施形態の照明装置Aは、MEMSミラー20の鏡面21aを振ることにより、レーザ光源10からのレーザ光を放射状に反射させている。これにより、レーザ光源10からの光をレンズ等で拡散させることなく、複数の反射光の束として照射できるようになり、その結果、照度の高い光を照射することができる。また、MEMSミラー20からの照度の高い反射光を、レンズ40を通過させて平行光にしているため、レンズ40からは、照度が高く且つ平行度の高い光を照射することができるようになる。
これにより、照明装置Aから照度が強く且つ平行度の高い光を検査対象物Zの表面Zaに照射することが可能になる。なお、検査対象物Zは、凸状のレンズ40からの平行光plの照射方向に対して、表面Zaが平行になるように配置される。
次に、画像処理システムBについて説明する。
図1に示すように、画像処理システムBは、照明装置Aからの平行光plが照射された検査対象物Zの表面Zaを撮像するCCDカメラ50と、CCDカメラ50が撮像した画像を取得し、その取得した画像に対する画像処理により検査対象物Zの表面Zaの微小欠陥を検出する画像処理装置60とを備える。
なお、CCDカメラ50と情報処理装置60とは、接続線を介して接続されており、相互にデータの授受が行えるようになされている。
また、画像処理装置60には、液晶ディスプレイ等により構成される表示装置70と、ユーザからの各種要求やデータの入力を受け付ける入力装置80(キーボードやマウス等)とが接続されている。表示装置70は、画像処理装置60から出力される画像情報を受信し、その画像情報を表示する。また、入力装置80は、ユーザからの各種要求やデータの入力を受け付け、画像処理装置60に出力する。
CCDカメラ50は、画像処理装置60からの指示(後述する撮像指示を示す信号)を受け付けると、照明装置Aからの平行光plが照射された検査対象物Zの表面Zaを撮像すると共に、画像処理装置60に、その撮像した画像(検査対象物Zの表面Zaの画像)を出力する。
また、画像処理装置60は、入出力部61および画像処理部62を備えている。
そして、入出力部61は、外部機器(CCDカメラ50、表示装置70、入力装置80等)との間で行われるデータの授受を制御する。
画像処理部62は、CCDカメラ50から取得した検査対象物Zの表面Zaの画像を用いて、検査対象物Zの表面Zaのごみやホコリ等の微小欠陥の有無を判定する。
なお、本実施形態では、上述したように、検査対象物Zの表面Zaに、照度が高く且つ平行度の高い光が照射されている。そのため、検査対象物Zの表面Zaに微小粒子や微小欠陥がある場合に、CCDカメラ50が撮像した画像上において、微小粒子や微小欠陥が濃淡差となって表れる。
具体的には、画像処理部62は、入出力部61を介して、CCDカメラ50に撮像指示を示す信号を送信すると共に、CCDカメラ50からの「検査対象物Zの表面Zaの画像」を取得する。
また、画像処理部62は、取得した「検査対象物Zの表面Zaの画像」に対して、画像処理を施すことにより、検査対象物Zの表面Zaにホコリ等の微小欠陥の有無を判定する。なお、画像処理部62により行われる微小欠陥の有無の判定処理は、一般的な画像処理の技術により実現される。
そして、画像処理部62は、検査対象物Zの表面Zaにホコリ等の微小欠陥を検出できた場合、検査対象物Zの表面Za上の微小欠陥を識別可能な状態で示した検出結果画像(例えば、ホコリを可視化して示した画像)を生成し、表示装置70に出力する。また、表示装置70は、画像処理部62からの検出結果画像を表示する(例えば、図5に示す検出結果画像100を表示する)。
一方、画像処理部62は、検査対象物Zの表面Zaにホコリ等の微小欠陥が検出されなかった場合、微小欠陥が無いことを示す検出結果画像を生成し、表示装置70に出力して、表示装置70に検出結果画像を表示させる。
なお、画像処理装置60は、CPU、メモリ、およびI/Оインタフェース等を備えるコンピュータにより構成されているものとする。また、前記メモリには、入力部61および画像処理部62の機能を実現するためのプログラムが記憶されている。そして、入力部61および画像処理部62の機能は、前記CPUが、メモリの記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
つぎに、本発明の実施形態の適用例について説明する。
先ず、塗装工程やボディ工程において、車両のボディのルーフにホコリ等の微小粒子が有るか否かを確認する検査に、本実施形態の表面検査装置1を適用した第1適用例について図3および図4を用いて説明する。
図3は、本発明の実施形態の表面検査装置の第1適用例を示した図である。また、図4は、本発明の実施形態の表面検査装置を用いて行われる微小粒子の有無を検査する工程の手順を示したフローチャートである。
図3に示すように、第1適用例では、自動車のボディVのルーフ90の上方に、図示しない保持手段により、2組の照明装置Aを配置する。
具体的には、2組のうちの一方の照明装置A(レーザ光源10a、MEMSミラー20a、コントローラ30(図3には示さず)、レンズ40a)は、ルーフ90の車長方向(L方向)に平行光を照射できる位置に配置される。
また、2組のうちの他方の照明装置A(レーザ光源10b、MEMSミラー20b、コントローラ30(図3には示さず)、レンズ40b)は、ルーフ90の車幅方向(W方向)に平行光を照射できる位置に配置される。
そして、2組の照明装置Aからの光が照射されたルーフ90をCCDカメラ50で撮像する。また、画像処理装置60が撮像した画像に基づいて、ボディVのルーフ90の微小粒子の有無を判定する。
以下、ボディVのルーフ90の微小粒子の有無を検査する工程を説明する。
図4に示すように、先ず、作業者が、ボディVのルーフ90のホコリを拭き取る作業を行う(S1)。
つぎに、照明装置Aが配置されている検査位置に、ホコリが拭き取られたボディVを搬入して位置合わせをする(S2)。
なお、検査位置にボディVを搬入して位置合わせをすると、図3に示すように、ボディVのルーフ90の上方に2組の照明装置Aが配置された状態になる。
つぎに、照明装置AのMEMSミラー20a、20bを動作させると共に、レーザ光源10a、10bからレーザ光をMEMSミラー20a、20bに照射する(S3)。
具体的には、MEMSミラー20aの鏡面21aを2軸方向に動作させると共に、レーザ光源10aにより、動作している鏡面21aにレーザ光を照射する。そして、MEMSミラー20aの鏡面21aで放射状に反射した反射光がレンズ40aを通って平行光となり、ルーフ90に照射される(これにより、ルーフ 90の車長方向(L方向)に平行光が照射される)。
また、MEMSミラー20bの鏡面21aを2軸方向に動作させると共に、レーザ光源10bにより、動作している鏡面21aにレーザ光を照射する。そして、MEMSミラー20bの鏡面21aで放射状に反射した反射光がレンズ40bを通って平行光となり、ルーフ90に照射される(これにより、ルーフ90の車 幅方向(W方向)に平行光が照射される)。
つぎに、CCDカメラ50により、照明装置Aにより平行光が照射されたルーフ90を撮像させ(S4)、S5の処理に進む。
なお、S4において、CCDカメラ50は、上記の撮像した画像を画像処理装置60に送信する。
S5では、画像処理装置60が、CCDカメラからのルーフ90の画像を受信し、その画像に画像処理を施して、ルーフ90の微小粒子の有無を判定し、S6に進む。
S6では、画像処理装置60は、S5の判定処理により、ルーフ90の微小粒子を検出できた場合、ルーフ90上の微小粒子を識別可能な状態で示した検出結果画像を生成し、表示装置70に検出結果画像を表示させる。また、画像処理装置60は、ルーフ90の微小粒子を検出できなければ、微小粒子が無いことを示す検出結果画像を生成し、表示装置70に検出結果画像を表示させる。
なお、本ステップ(S6)において、画像処理装置60は、ルーフ90の微小粒子を検出できた場合、例えば、図5に示す検出結果画像100を生成し、表示装置70に、その検出結果画像100を表示させる。
図5に示す検出結果画像100では、ルーフ90上のホコリ101が識別可能な状態で示されている(例えば、ホコリ101をルーフ90の色と異なる色で示す)。なお、検出結果画像100のなかに、ホコリが検出できたことを示すテキスト(文章)情報を表示するようにしてもよい。
作業者は、表示装置70の検出結果画像を見て、ルーフ90にホコリ等の微小粒子があれば、S8に進み、ホコリ等の微小粒子が無ければS9に進む(S7)。
そして、S8では、作業者は、ホコリが確認された部位を再び拭き取る作業を行いS9の処理に進む。
S9では、作業者は、ボディVを次の工程に搬送して処理を終了する。
このように、本実施形態の第1適用例によれば、従来技術では確認することができなかった、数μmオーダの欠陥(ホコリ等の微小粒子等)の検出することができるようになる。そのため、第1適用例により、ボディVの品質を向上させることができる。
つぎに、本発明の実施形態の第2適例について図6を用いて説明する。
第2適用例は、プレス工程のブランキングの後で行う微小粒子の検査に、本実施形態の表面検査装置1を適用したものである。
具体的には、図6に示すように、切断加工され洗浄された鋼板110を搬送手段(ベルトコンベア等)の上に載置して、照明装置A(レーザ光源10、MEMSミラー20、コントローラ30(図6には示さず)、レンズ40)が配置されている検査位置まで搬送する。
なお、第2適用例は、検査対象物である鋼板110が平板であるため、照明装置Aからの平行光を、鋼板110の横長方向に照射するようにして、広範囲にホコリ等の微小粒子を検出できるようにしている(可視化できるようにしている)。
そして、第2適用例では、照明装置Aにより平行光が照射された鋼板110をCCDカメラ50で撮像し、画像処理装置60がCCDカメラ50で撮像した画像に基づいて、鋼板110の上にあるホコリ等の微小粒子の有無を判定する。
このように、第2適用例においても、上記の第1適用例と同様、数μmオーダの微小粒子の検出することができるようになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、照度が高く、且つ平行度の高い光を検査対象物に照射することができるため、数μmオーダのホコリ等の微小欠陥(ホコリやキズなど)を可視化して表示することができるようになる。
したがって、本実施形態によれば、従来技術では確認することができなかった、ホコリやキズ等の微小欠陥の有無を検査することができるため、製品不良が発生する確率を低減させることができる。
また、本実施形態によれば、従来技術では、作業者の目視により行われていた、キズなどの検査を表面検査装置1により自動的に行うことができるため、検査品質を安定させることができる。
また、これにより、作業者の負担が軽減される。例えば、従来の手法によれば、作業者が照明装置を手で持ち、検査対象物に光を当てていたが、このような作業を行う必要がなくなる(他の作業の妨げにならなくなると共に、安全も確保される)。
また、従来技術のキズなどの検査では、メタルハライド照明等が利用されていたが、それに比べて、本実施形態の照明装置を利用すれば、設備コストが低減される。
また、本実施形態は、レーザ光を鏡21を介して検査対象物に照射する構成を採用している。このように、レーザ光を鏡21を介して検査対象物に照射することにより、レーザ光源からのレーザ光を検査対象物に直接照射する場合に比べて、光源から離れている検査対象物の部位の微小欠陥(ほこりや微小のキズ等)の濃淡差が生じ易くなる。また、上記構成により、レーザ光源からのレーザ光を検査対象物に直接照射する場合に比べて、高さ方向が変化する形状の検査対象物の微小欠陥の濃淡差が生じ易くなる。
したがって、本実施形態では、高さ方向が変化する形状の検査対象物であっても、或いは、大型の検査対象物であっても、有効に微小欠陥を検出することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態では、照明装置AにMEMSミラー20を用いているが特にこれに限定されるものではない。レーザ光源10からのレーザ光を反射させる鏡面を備え、その鏡面を揺らすことにより、レーザ光を放射状に反射させることができるものであれば、MEMSミラー20以外の装置であってもよい。
本発明の実施形態の表面検査装置のブロック図である。 本発明の実施形態の照明装置を構成するMEMSミラーの可動部の模式図である。 本発明の実施形態の表面検査装置の第1適用例を示した図である。 本発明の実施形態の表面検査装置を用いて行われる微小粒子の有無を検査する工程の手順を示したフローチャートである。 本発明の実施形態の表面検査装置の微小欠陥を可視化した検出結果画像の一例を示した図である。 本発明の実施形態の表面検査装置の第2適用例を示した図である。 従来技術による照明装置の構成図である。 従来技術による照明装置の構成図である。
符号の説明
A…照明装置
B…画像処理システム
V…ボディ
Z…検査対象物
1…表面検査装置
10、10a、10b…レーザ光源
20、20a、20b…MEMSミラー
21…鏡
21a…鏡面
22…第1可動部
23a、23b…第1トーションバー
24…第2可動部
25a、25b…第2トーションバー
26…ベース部
30…コントローラ
40、40a、40b…レンズ
50…CCDカメラ
60…画像処理装置
61…入出力部
62…画像処理部
70…表示装置
80…入力装置
90…ルーフ
100…検出結果画像
101…ホコリ
110…鋼板

Claims (2)

  1. レーザ光源と、前記レーザ光源が照射した光を反射させる鏡面を備えた鏡、および該鏡面の傾きを変化させる可動部を有し、該可動部により鏡面の傾きを変化させ該レーザ光源が照射した光を放射状に反射させるミラー部材と、前記ミラー部材からの反射光を集光し、平行光に変換して照射する凸状のレンズとを備えた照明装置と、
    前記照明装置からの光が照射された検査対象物の表面を撮像するカメラと、
    前記カメラが撮像した画像を取得し、該取得した画像に対する画像処理により前記検査対象物の表面の微小欠陥を検出する画像処理装置とを備え、
    前記照明装置は、前記レーザ光源からの光を前記ミラー部材の鏡面で放射状に反射させ、該放射状に反射させた光を前記凸状のレンズを通過させることにより平行光に変換し、該平行光を前記検査対象物の表面に、平行に照射することを特徴とする表面検査装置。
  2. 前記ミラー部材は、2軸方向に前記鏡面の傾きを可変できるMEMS(Micro-Electro-
    Mechanical Systems)ミラーであることを特徴とする請求項1に記載の表面検査装置
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