JP2012141223A - 表面欠陥検出・指示システムおよび表面処理の伴う加工物の製造方法 - Google Patents
表面欠陥検出・指示システムおよび表面処理の伴う加工物の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ロボットの動作範囲内に表面処理された加工物を置いて、その加工物の表面をスキャンさせ、表面欠陥があったときには、その欠陥位置を特定する情報を記憶させておき、そのスキャン後に、加工物をロボットの動作範囲外におき、欠陥位置情報をもとに指示器がその表面欠陥の位置を光で照射することのほか、その照射した光が指し示す加工物の表面部位に対して再表面処理を行う。
【選択図】図1
Description
そこで、画像処理技術等により、そういった塗装欠陥を自動的に検出するため技術が開示されている。
表面欠陥の位置と検出器の向きは、一定値とした加工物12の表面と検出器との間の距離と角度のほか、ロボットの姿勢情報に基づいて特定されるので、そういった座標変換の処理を指示器コントローラ18などに行わせるとよい。
検出器14は、ブラケット31、照明ユニット32、カメラ33などにて構成され、照明ユニット32、カメラ33がブラケット31にて固定され、ブラケット31がロボットアーム34の先端に取り付けられる。
カメラ33は、検出器14の受光部の役割を果たし、画像データを取得する。また、そのレンズに紫外線通過フィルタ(図示省略)が取り付けられており、可視光線等の余分な光をフィルタリングして紫外線の像(鏡像36のうち、紫外線以外の光をカットした像)を取得するようにしてもよい。
(例1)取得した画像と、その1フレーム前の画像とのフレーム間差分をとり、その差分画像を所定の閾値を境として二値化処理する。そうすると、表面欠陥の部分が反転されるので、二値化画像の中である程度の一定以上の大きさとなる領域の有無を(ブロブ解析などによって)調べ、そういった領域があれば、その領域を表面欠陥として識別する。
(例2)取得した画像に対して、図4の縞模様41に相当する部分をマスキングする。そうすると、表面欠陥の部分だけが明るく表示されるので、マスキングされた画像の各画素について、周囲と比べれば輝度が高ければ白、そうでなかれば黒というような、動的二値化画像を生成する。そして、二値化画像の中である程度の一定以上の大きさとなる領域の有無を(ブロブ解析などによって)調べ、そういった領域があれば、その領域を表面欠陥として識別する。
θy=tan−1(z0÷√(x0 2+y0 2)),
θz=tan−1(y0÷x0)
となるように、指示器コントローラ18が指示器17を制御すればよいことになる。
こういった状況の下で作業者は、指示器17によって照射された光が指し示す加工物12の表面部位に対して、再塗装、再研磨、あるいは、再薬品処理などといった再表面処理を行う。
図6はロボットの軌道パターンの一例を示す説明図であり、図7は検出器と加工物表面の位置関係を示す説明図である。
図6において、加工物12のうち、右後部ドア61の表面をP1,P2,…,Pjというようにj箇所のティーチングポイントで定義し、ロボットコントローラ16によって位置決めする。
なお、ロボットコントローラ16は、ティーチングポイントP1,P2,…,Pjの各ポイント間におけるカメラ33の撮影領域72を監視し、その検査領域73の中で縞模様41が所定の位置・大きさを占めるように、検出器14と加工物表面71との間の距離と角度(すなわち、ロボットの各軸の角度)が微調整されるような機能を搭載しておくとより好適である。
また同時に、そのときに取得したカメラ33の画像データを、工場内ネットワーク103内にある記憶装置(たとえば、記憶装置21内にある検出画像記憶領域21Bなど)に記憶させる。
12 加工物(車体)
13A 塗装工程
13B 検査工程
13C 研磨工程
13D 再塗装工程
14,14A〜14D 検出器
15,15A〜15D ロボット
16 ロボットコントローラ
17,17A〜17D 指示器
18 指示器コントローラ
19 計算機
101 塗装ロボット
102 塗装ロボットコントローラ
103 工場内ネットワーク
21 記憶装置
21A 欠陥位置記憶領域
21B 検出画像記憶領域
21C 現在姿勢情報記憶領域
22 CPU
23 メモリ
24 クロック
25 通信I/F
31 ブラケット
32 照明ユニット
33 カメラ
34 ロボットアーム
35 レンズ拡散板
36 鏡像
41a,41b 縞模様
42b、42c 反射ムラ
51 台座
52 z軸ユニット
53 光源
54 y軸ユニット
61 右後部ドア
71 加工物表面
72 撮影領域
73 検査領域
Claims (5)
- 加工物の表面欠陥を検出する検出器と、
前記検出器の位置を操作するロボットと、
前記加工物を前記ロボットの動作範囲内に置いた状態で前記検出器が前記加工物の表面をスキャンするために前記ロボットを操作するロボットコントローラと、
前記検出器が前記加工物の表面欠陥を検出したときの前記表面欠陥の位置情報または表面欠陥を検出したときの前記ロボットの姿勢情報を記憶する記憶装置と、
前記加工物を前記ロボットの動作範囲外に置いた状態で前記加工物の表面を指し示す光を照射する指示器と、
記憶された前記表面欠陥の位置情報または前記ロボットの姿勢情報に対応する前記表面欠陥の位置に光を照射するように前記指示器が照射する光の角度を操作する指示器コントローラと、
を備える表面欠陥検出・指示システム。 - 前記記憶装置または別の記憶装置に前記加工物の表面をスキャンするための前記ロボットの軌道を教示データとして記憶させ、
前記教示データは前記加工物の表面と前記検出器との間の距離と角度を一定に保つように作成され、
前記ロボットコントローラは記憶された前記教示データに従って前記ロボットを操作し、
前記表面欠陥の位置は前記加工物の表面と前記検出器との間の距離と角度の情報と記憶された前記ロボットの姿勢情報に基づいて特定される
ことを特徴とする請求項1に記載の表面欠陥検出・指示システム。 - 前記検出器の受光部は画像データを取得するカメラであって、
前記記憶装置または別の記憶装置に前記検出器で表面欠陥が検出されたときの画像データを記憶させ、
前記記憶装置または別の記憶装置に前記加工物の表面をスキャンするための前記ロボットの軌道を教示データとして記憶させ、
前記教示データは前記加工物の表面と前記検出器との間の距離と角度を一定に保つように作成され、
前記ロボットコントローラは記憶された前記教示データに従って前記ロボットを操作し、
前記表面欠陥の位置は前記加工物の表面と前記検出器との間の距離と角度の情報と記憶された前記ロボットの姿勢情報と記憶された前記画像データ中に占める表面欠陥の位置に基づいて特定される
ことを特徴とする請求項1に記載の表面欠陥検出・指示システム。 - 前記検出器の受光部は画像データを取得するカメラであって、
前記記憶装置または別の記憶装置に前記検出器で表面欠陥が検出されたときの画像データを記憶させ、
前記画像データを画面表示させるディスプレイを更に備え、
前記ディスプレイが記憶された前記画像データを画面表示させるのと合わせて前記指示器コントローラが前記画像データに対応する表面欠陥に向けて光を照射する
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の表面欠陥検出・指示システム。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の表面欠陥検出・指示システムを備えた加工物の製造設備において、
前記加工物に対して、塗装、研磨、あるいは、薬品処理などといった表面処理を行う表面処理工程と、
前記加工物を前記ロボットの動作範囲内に置いて、前記検出器が前記加工物の表面をスキャンするように前記ロボットコントローラが前記ロボットを操作し、前記検出器が前記加工物の表面欠陥を検出したときには、前記表面欠陥の位置情報または表面欠陥を検出したときの前記ロボットの姿勢情報を前記記憶装置に記憶する検査工程と、
前記加工物を前記ロボットの動作範囲外に置いて、記憶された前記表面欠陥の位置情報または前記ロボットの姿勢情報に対応する前記表面欠陥の位置に光を照射するように、前記指示器コントローラが前記指示器の照射する光の角度を操作するとともに、その照射した光が指し示す前記加工物の表面部位に対して、再塗装、再研磨、あるいは、再薬品処理などといった再表面処理を行う再表面処理工程と、
によって加工物の表面処理を行うことを特徴とする表面処理の伴う加工物の製造方法。
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JP2010294511A JP2012141223A (ja) | 2010-12-29 | 2010-12-29 | 表面欠陥検出・指示システムおよび表面処理の伴う加工物の製造方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014067413A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | General Electric Co <Ge> | 移動物体の検知および追跡のためのシステムおよび方法 |
JP2015001486A (ja) * | 2013-06-18 | 2015-01-05 | 三菱電機株式会社 | 線材評価装置および線材の製造方法 |
WO2024004681A1 (ja) * | 2022-06-29 | 2024-01-04 | 川崎重工業株式会社 | ロボット教示装置、外観検査システムおよびロボット教示方法 |
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JPH0712750A (ja) * | 1993-06-21 | 1995-01-17 | Toyota Motor Corp | 表面欠陥検査装置のマーキング装置 |
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-
2010
- 2010-12-29 JP JP2010294511A patent/JP2012141223A/ja active Pending
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