JP4771874B2 - 可変動弁機構 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の運転状態に応じてバルブ特性を制御する可変動弁機構に関する。
従来、リンクを用いてバルブのリフト量、作用角および開閉タイミングを制御する可変動弁機構が知られている。例えば、図25に示す特許文献1の可変動弁機構200は、内燃機関のクランク軸によって回転されるカムシャフト201を備えている。カムシャフト201上には、回転カム202が一体回転可能に固定されるとともに、バルブリフタ203を介してバルブ210を駆動する駆動アーム204が相対回動可能に支持されている。
カムシャフト201と平行なコントロールシャフト205上には、揺動アーム206が可変カム207を介して支持されている。揺動アーム206の入力端はリング状リンク208を介して回転カム202に連結され、揺動アーム206の出力端がロッド状リンク209を介して駆動アーム204に連結されている。そして、コントロールシャフト205をアクチュエータで駆動し、可変カム207の偏心回転により揺動アーム206を変位させ、回転カム202に対する駆動アーム204の初期位置を変更するようになっている。
特開平11−324625号公報
ところが、従来の可変動弁機構200によると、駆動アーム204の初期位置を変更するときに、可変カム207が揺動アーム206を変位させるので、揺動アーム206から回転カム202への動力伝達を絶つために双方をリング状リンク208で接続する必要があった。このため、可変動弁機構200の部品点数が増え、構成が複雑化するばかりでなく、組付誤差によってバルブ特性が不安定になるという問題点があった。
本発明の目的は、上記課題を解決し、部品点数が少ない簡単な構成で安定したバルブ特性が得られる可変動弁機構を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の可変動弁機構は、カムシャフト上に設けられた回転カムと、回転カムに接触して揺動する揺動アームと、揺動アームに連動してバルブを直接又は間接的に駆動する駆動アームと、駆動アームを揺動アームの揺動軸線周りで旋回する可変アームと、可変アームをコントロールシャフトを介して駆動するアクチュエータとを備え、可変アームと揺動アームとが共通のコントロールシャフト上に相対回動可能に支持され、揺動アームには駆動アーム側のカム面が設けられ、駆動アームは、基端が可変アームに連結され、揺動アームの前記カム面に揺動アーム側が接触するカムフォロアとしての回転体と、バルブ駆動部とを備え、揺動アームの前記カム面とカムフォロアとしての回転体とで構成されたカム手段が駆動アームの旋回に伴って揺動アームに対する駆動アームの初期位置を変更することを特徴とする。
ここで、駆動アームに関し、次の構成を採用できる。
(1)駆動アームの先端にバルブ駆動部を設け、駆動アームの中間部にカムフォロアとしての回転体を設けたこと。
(2)駆動アームの先端にカムフォロアとしての回転体を設け、カムフォロアとしての回転体のバルブ側は、バルブ駆動部として機能すること。
明細書において上下は、内燃機関のシリンダの軸線方向(図20の軸線A参照)を意味し、「下方」とは、シリンダに近づく方向を、「上方」とは、シリンダから離れる方向を意味する。また、可変アームの「側方」とは、コントロールシャフトの下端が可変アームの上端よりも下方に位置し、かつコントロールシャフトの上端が可変アームの下端よりも上方に位置する状態を意味する。可変アームの「下方」とは、コントロールシャフトの上端が可変アームの下端よりも下方に位置する状態を意味し、可変アームの「下方」には、可変アームの真下だけでなく可変アームの側方の下方も含まれる。可変アームの「上方」とは、コントロールシャフトの下端が可変アームの上端よりも上方に位置する状態を意味し、可変アームの「上方」には、可変アームの真上だけでなく可変アームの側方の上方も含まれる。
本発明の可変動弁機構によれば、可変アームと揺動アームとが共通のコントロールシャフト上に相対回動可能に支持されているので、可変アームを駆動するアクチュエータの動力が揺動アームに伝わらず、揺動アームを静止させた状態で、該アームに対する駆動アームの初期位置を的確に変更できる。従って、リンク等の別部材を介さずに、揺動アームを回転カムに直接接触させることができ、可変動弁機構を少ない部品で簡単に構成し、組付誤差を減少させて、バルブ特性を安定させることができる。
また、駆動アームの先端にバルブ駆動部を設け、駆動アームの中間部にカムフォロアとしての回転体を設けた場合には、駆動アームの初期位置を低速側に調整するほど、駆動アームのアーム比が増大する。このため、比較的短い開弁期間に大きなバルブリフト量が得られ、低速運転時の希薄燃焼が安定するという効果もある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、この実施形態の可変動弁機構1は、カムシャフト2上に設けられた回転カム4と、回転カム4に接触して揺動する揺動アーム12と、揺動アーム12に連動してバルブ5を駆動する駆動アーム19と、駆動アーム19を揺動アーム12の揺動軸線周りで旋回する可変アーム13と、可変アーム13を駆動するアクチュエータ11と、揺動アーム12と駆動アーム19との間に設けられたカム手段とを備えている。
揺動アーム12および可変アーム13は、共通のコントロールシャフト10上に相対回動可能に支持されている。駆動アーム19は、基端が可変アーム13に連結され、先端にロッカアーム6を駆動する駆動部20を備えている。カム手段は、揺動アーム12に形成されたカム面15と、駆動アーム19の中間部に支持されたカムフォロア22とを含み、駆動アーム19の旋回に伴って揺動アーム12に対する駆動アーム19の初期位置を変更するように構成されている。
図1〜図6は本発明の実施例1を示す。この可変動弁機構1は自動車用ガソリンエンジンの吸気系に用いられている。ただし、同じ機構をガソリンエンジンの排気系に適用することもできる。図1〜図3に示すように、可変動弁機構1のカムシャフト2は、シリンダヘッド3の上方に設けられ、エンジンのクランク軸(図示略)によって回転される。カムシャフト2上には回転カム4が固定され、カムシャフト2の下側にバルブ(吸気バルブ)5を開閉するロッカアーム6が配設されている。
回転カム4には、所定の角度範囲でバルブ5のリフト量をゼロに保つベース部4aと、残りの角度範囲でバルブリフト量を増大させるノーズ部4bとが設けられている。ロッカアーム6は基端側のピボット7で上下に揺動可能に支持され、先端にバルブ5の上端を押圧する押圧部8が設けられ、中間部にローラ9が支持されている。なお、この実施例の可変動弁機構1は、一つのシリンダにつき、一つの回転カム4が二本のロッカアーム6を駆動して二本のバルブ5を開閉するように構成されている。
ロッカアーム6の上方にはコントロールシャフト10がカムシャフト2と平行に設けられている。コントロールシャフト10は油圧又は電動のアクチュエータ11により回動され、アクチュエータ11が制御装置(図示略)によりエンジンの運転状態に応じて制御される。コントロールシャフト10上には一本の揺動アーム12が揺動可能に支持され、揺動アーム12上に回転カム4と接触する入力ローラ14と、下向きのカム面15とが設けられている。カム面15には、コントロールシャフト10の軸心を中心とする等半径部15aと、等半径部15aより下側に迫り出すリフト部15bとが形成されている。
揺動アーム12の両側において、コントロールシャフト10上には二本の可変アーム13がキー17で固定され、コントロールシャフト10と一体に揺動アーム12に対して回動可能に支持されている。両可変アーム13の先端部はロッド18で結合され、ロッド18の両端に駆動アーム19が回動可能に支持されている。二本の駆動アーム19の基端はロッド18で可変アーム13に連結され、駆動アーム19の先端にロッカアーム6のローラ9に上方から係合するバルブ駆動部20が形成されている。両方の駆動アーム19の中間部は連結軸21で連結され、連結軸21上に揺動アーム12のカム面15に接触するカムフォロア22が支持されている。
そして、駆動アーム19が可変アーム13によってコントロールシャフト10の軸線周りで旋回され、駆動アーム19の旋回に伴い、カム面15とカムフォロア22とが接点位置を変化させて、揺動アーム12に対する駆動アーム19の初期位置を変更するようになっている。なお、駆動アーム19のバルブ駆動部20はカム面15の等半径部15aと同心の円筒面に含まれている。図1、図2には、一本の揺動アーム12を二本の駆動アーム19に組み付けた構成を示したが、二本の揺動アーム12を二本の駆動アーム19に別々に組み付けることもできる。
次に、可変動弁機構1の作用を図4〜図6に従って説明する。図4はバルブ5を最小のリフト量で開閉するときの状態を示す。このとき、図4(a)に示すように、カムフォロア22は、揺動アーム12のカム面15において、等半径部15aの始端側に接触している(Pは初期接点位置を示す)。この状態で、カムシャフト2が駆動されると、回転カム4のベース部4aが揺動アーム12の入力ローラ14に係合している期間中は、等半径部15aのカム作用によって、揺動アーム12、駆動アーム19およびロッカアーム6がそれぞれ静止し、バルブ5が閉鎖位置に保持される。
図4(b)に示すように、ノーズ部4bの頂点が入力ローラ14に係合すると、揺動アーム12が下方へ揺動し、カム面15のリフト部15bがカムフォロア22を介して駆動アーム19を回動し、駆動アーム19のバルブ駆動部20がロッカアーム6のローラ9を押し下げる。しかし、初期接点位置Pが等半径部15aの始端側に設定されているので、リフト部15bの作用範囲が限られ、ロッカアーム6が最小の角度で揺動する。従って、図6の曲線(イ)に示すように、バルブリフト量と作用角が共に最小化され、吸気バルブ5の開放タイミングが遅く閉鎖タイミングが早く制御される。なお、図6の曲線(ホ)は排気バルブのリフト量と作用角を示す。
図5はバルブ5を最大のリフト量で開閉するときの状態を示す。図5(a)に示すように、可変アーム13は、駆動アーム19を揺動アーム12の揺動軸線周り(コントロールシャフト10の軸心周り)で旋回し、カムフォロア22を等半径部15aの終端側に接触させている。このとき、駆動アーム19のバルブ駆動部20が等半径部15aと同心に形成されているので、駆動アーム19の旋回に伴ってロッカアーム6の初期位相に変化が生じない。このため、ベース部4aが入力ローラ14に係合する期間中は、揺動アーム12とロッカアーム6が共に静止し、バルブ5が閉鎖位置に保持される。
図5(b)に示すように、ノーズ部4bの頂点が入力ローラ14に係合すると、揺動アーム12が下方へ揺動し、リフト部15bがカムフォロア22に接触し、バルブ駆動部20がローラ9を介してロッカアーム6を押し下げる。このときは、初期接点位置Pが等半径部15aの終端側に変更されているので、リフト部15bの作用範囲が拡張し、ロッカアーム6が最大の角度で揺動する。このため、図6の曲線(ロ)に示すように、バルブリフト量と作用角が共に最大化され、吸気バルブ5の開放タイミングが早く閉鎖タイミングが遅く制御される。従って、可変アーム13で駆動アーム19を旋回して、カム面15とカムフォロア22との初期接点位置Pを変えることで、図6の曲線(ハ),(ニ)に示すように、バルブ特性を任意の中間値に制御することができる。
ところで、実施例1の可変動弁機構1によれば、揺動アーム12と可変アーム13をコントロールシャフト10上に相対回動可能に支持したので、初期接点位置Pを変更する際に、アクチュエータ11の動力が揺動アーム12に伝わらない。このため、揺動アーム12を静止させた状態で、駆動アーム19を可変アーム13によって揺動アーム12の揺動軸線周りで旋回できる。従って、従来のようなリンク部材を介さずに、揺動アーム12を回転カム4に直接接触させることができ、可変動弁機構1を少ない部品で簡単に構成し、組付誤差を減少させて、バルブ特性を常時安定した精度で変更することができる。
また、この可変動弁機構1では、駆動アーム19がバルブ駆動部20よりも基端側にカムフォロア22を備えているので、初期接点位置Pを等半径部15aの始端側(低速側)に調整するほど、駆動アーム19のアーム比が増大する(図4aのL1/L2>図5aのL3/L4)。このため、低速回転時のバルブ特性(図6の曲線<イ>)において、バルブリフト量/作用角の値を従来(曲線<ヘ>)と比較し高くすることができる。従って、比較的短い開弁期間(作用角幅)にバルブ5を大きく開いて、低速運転時の希薄燃焼を安定させることができる。
図7〜図9は本発明の実施例2を示す。この可変動弁機構31は、駆動アーム19がバルブ5を直接的に駆動するように構成されている。駆動アーム19は、基端が可変アーム13のロッド18に連結され、中間部に揺動アーム12のカム面15に接触するカムフォロア22を備えている。駆動アーム19の先端には、バルブ5の上端面に当接するバルブ駆動部20がカム面15の等半径部15aと同心の円筒面に含まれるように形成されている。
そして、バルブ5を最小のリフト量で開閉するときには、図8(a)に示すように、カムフォロア22が等半径部15aの始端側に接触し、回転カム4のベース部4aが入力ローラ14に係合している期間中は、揺動アーム12と駆動アーム19が共に静止し、バルブ5が閉鎖位置に保持される。図8(b)に示すように、ノーズ部4bの頂点が入力ローラ14に係合すると、揺動アーム12が下方へ揺動し、リフト部15bがカムフォロア22を介して駆動アーム19を回動し、バルブ駆動部20がバルブ5を最小のリフト量で押し下げる。
また、バルブ5を最大のリフト量で開閉するときには、図9(a)に示すように、可変アーム13が駆動アーム19をコントロールシャフト10の軸線周りで旋回し、カムフォロア22を等半径部15aの終端側に接触させる。このとき、駆動アーム19のバルブ駆動部20が等半径部15aと同心に形成されているので、ベース部4aが入力ローラ14に係合する期間中は、駆動アーム19が旋回しても、バルブ5は閉鎖位置に保持される。図9(b)に示すように、ノーズ部4bの頂点が入力ローラ14に係合すると、リフト部15bが駆動アーム19を大きな角度で下方へ回動し、バルブ駆動部20がバルブ5を最大のリフト量で押し下げる。
従って、実施例2の可変動弁機構31によっても、実施例1と同様、揺動アーム12を静止させた状態で、駆動アーム19の初期位置を的確に変更することができる。また、初期接点位置Pを等半径部15aの始端側に調整するほど、駆動アーム19のアーム比が増大するため(図8aのL5/L6>図9aのL7/L8)、低速運転時の安定燃焼に有利なバルブ特性が得られる。しかも、駆動アーム19がバルブ5を直接駆動するので、実施例1と比較し、動弁系部品の数がより少なくなるという特有の効果もある。
図10〜図12は本発明の実施例3を示す。この可変動弁機構41では、実施例1と同様、駆動アーム42がロッカアーム6を介してバルブ5を間接的に駆動する。しかし、実施例1とは異なり、カムフォロア43が駆動アーム42の先端に設けられている。すなわち、カムフォロア43は、揺動アーム12のカム面15と接触するカム手段を構成するとともに、ロッカアーム6の曲面44に接触するバルブ駆動部として機能する。ロッカアーム6の上面44は、初期位置においてカム面15の等半径部15aと同心の円筒面に含まれるように凹形に形成されている。
そして、バルブ5を最小のリフト量で開閉するときには、図11(a)に示すように、カムフォロア43が等半径部15aの始端側に接触し、回転カム4のベース部4aが入力ローラ14に係合している期間中は、揺動アーム12、駆動アーム42およびロッカアーム6がそれぞれ静止し、バルブ5が閉鎖位置に保持される。図11(b)に示すように、ノーズ部4bの頂点が入力ローラ14に係合すると、揺動アーム12が下方へ揺動し、リフト部15bの始端側をカムフォロア43に接触させて駆動アーム42を回動し、駆動アーム42がカムフォロア43を曲面44上で転動させてロッカアーム6を僅かに押し下げ、バルブ5が最小のリフト量で駆動される。
また、バルブ5を最大のリフト量で開閉するときには、図12(a)に示すように、可変アーム13が駆動アーム42を揺動アーム12の揺動軸線周りで旋回し、カムフォロア43を等半径部15aの終端側に接触させる。このとき、ロッカアーム6の曲面44が等半径部15aと同心の凹形に形成されているので、ベース部4aが入力ローラ14に係合する期間中は、駆動アーム42が旋回しても、ロッカアーム6は静止し、バルブ5が閉鎖位置に保持される。図12(b)に示すように、ノーズ部4bの頂点が入力ローラ14に係合すると、揺動アーム12がリフト部15bの終端側をカムフォロア43に接触させて駆動アーム42を回動し、駆動アーム42がカムフォロア43によりロッカアーム6を大きな角度で押し下げ、バルブ5が最大のリフト量で駆動される。
従って、実施例3の可変動弁機構41によっても、実施例1と同様、揺動アーム12を静止させた状態で、駆動アーム42の初期位置を的確に変更することができる。また、回転体であるカムフォロア43をバルブ駆動部として機能させるので、ロッカアーム6からローラを省略し、高速時におけるロッカアーム6の応答性能を高めることができる。
以下の実施例4〜実施例8でいう「本発明」は参考発明である。
図13〜図15は本発明の実施例4を示す。この可変動弁機構51は、揺動アーム52と駆動アーム53との構成において前記各実施例と相違する。揺動アーム52は略三角形に形成され、頂点部がコントロールシャフト10に支持され、底辺部に入力ローラ54とカムフォロア55とを備えている。駆動アーム53は嘴状に形成され、基端が可変アーム13のロッド18に連結され、先端側にカムフォロア55と接触する上向きのカム面56が設けられ、中間部にロッカアーム6のローラ9に係合する下向きのバルブ駆動部57が形成されている。カム面56には、コントロールシャフト10の軸心を中心とする等半径部56aと、等半径部56aよりコントロールシャフト10側へ迫り出すリフト部56bとが設けられている。
そして、バルブ5を最小のリフト量で開閉するときには、図14(a)に示すように、カムフォロア55が等半径部56aの始端側に接触し、回転カム4のベース部4aが入力ローラ54に係合している期間中は、揺動アーム52、駆動アーム53およびロッカアーム6がそれぞれ静止し、バルブ5が閉鎖位置に保持される。図14(b)に示すように、ノーズ部4bの頂点が入力ローラ54に係合すると、揺動アーム52が時計回り方向へ揺動し、カムフォロア55がリフト部56bに接触して駆動アーム53を回動し、バルブ駆動部57がローラ9を介してロッカアーム6を小さな角度で押し下げ、バルブ5が最小のリフト量で駆動される。
また、バルブ5を最大のリフト量で開閉するときには、図15(a)に示すように、可変アーム13が駆動アーム53をコントロールシャフト10の軸線周りで旋回し、等半径部56aの終端側をカムフォロア55に接触させる。バルブ駆動部57は等半径部56aと同心に形成され、ベース部4aが入力ローラ54に係合する期間中、バルブ5を閉鎖位置に保持する。図15(b)に示すように、ノーズ部4bの頂点が入力ローラ54に係合すると、カムフォロア55がリフト部56bに接触し、バルブ駆動部57がロッカアーム6を介してバルブ5を最大のリフト量で駆動する。
従って、この可変動弁機構51によっても、揺動アーム52を静止させた状態で、駆動アーム53の初期位置を的確に変更することができる。また、揺動アーム52の揺動に伴って、カムフォロア55が駆動アーム53の先端側から基端側へ大きくシフトするので、特に、高速回転時(図15b参照)における駆動アーム53のアーム比を大きくし、バルブリフト量を増加させて、高出力を得られるという効果もある。
図16〜図19は本発明の実施例5を示す。この可変動弁機構61は、複数気筒の自動車用ガソリンエンジンにおいて、シリンダヘッド3の上方にハウジング62を備えている。ハウジング62には、カムシャフト2と支持軸63とコントロールシャフト64とが平行に支持されている。支持軸63上には、一気筒あたり一本の揺動アーム65と左右二本の可変アーム66とが共通の軸線周りで相対回動可能に支持されている。揺動アーム65の先端には、回転カム4に係合する入力ローラ67と左右一対のカムフォロア68とが共通の軸69により回転可能に支持されている。
可変アーム66の先端には、嘴状の駆動アーム70が基端にて連結軸71により上下に揺動可能に連結されている。駆動アーム70の先端側には、カムフォロア68と接触する上向きのカム面72が設けられ、駆動アーム70の中間部に、ロッカアーム6のローラ9に係合する下向きのバルブ駆動部73が形成されている。そして、カム面72に、支持軸63の軸心を中心とする等半径部72aと、等半径部72aより支持軸63側へ迫り出すリフト部72bとが設けられている。また、バルブ駆動部73は等半径部72aと同心の円筒面に含まれるように形成されている。
コントロールシャフト64上には、可変アーム66を駆動する制御カム74が一気筒につき二つ配設されている。制御カム74は、コントロールシャフト64の軸心から偏倚したカム面74aを備え、アクチュエータ11(図1参照)によってコントロールシャフト64と一体に回動される。可変アーム66には、カム面74aと相対する面に凹溝75が形成され、凹溝75にシム76が可変アーム66と制御カム74との間に介在するように装着されている。なお、シム76には、図17(a)に示すような角柱状シムのほか、半割円柱状のシムも使用可能である。
上記構成の可変動弁機構61において、バルブ5を最小のリフト量で開閉するときには、図18(a)に示すように、揺動アーム65と駆動アーム70との初期接点位置Pが制御カム74によって等半径部72aの始端側に調整される。回転カム4のベース部4aが入力ローラ67に係合する期間中は、揺動アーム65、駆動アーム70、ロッカアーム6が共に静止し、バルブ5が閉鎖位置に保持される。図18(b)に示すように、ノーズ部4bの頂点が入力ローラ67に係合すると、揺動アーム65が矢印方向へ揺動し、カムフォロア68がリフト部72bに浅く接触し、駆動アーム70が下方へ僅かに揺動してロッカアーム6を小さな角度で押し下げ、バルブ5が最小のリフト量で開閉される。
バルブ5を最大のリフト量で開閉するときには、図19(a)に示すように、揺動アーム65と駆動アーム70との初期接点位置Pが制御カム74によって等半径部72aの終端側に調整される。このとき、バルブ駆動部73が等半径部72aと同心に形成されているので、ベース部4aが入力ローラ67に係合する期間中は、初期接点位置Pの変化に関わりなく、バルブ5が閉鎖位置に保持される。一方、図19(b)に示すように、ノーズ部4bの頂点が入力ローラ67に係合すると、カムフォロア68がリフト部72bに深く接触し、駆動アーム70が下方へ大きく揺動してロッカアーム6を大きな角度で押し下げ、バルブ5が最大のリフト量で開閉される。
従って、この可変動弁機構61によれば、揺動アーム65と可変アーム66を共通の支持軸63上に相対回動可能に支持したので、前記実施例と同様、揺動アーム65を静止させた状態で、揺動アーム65と駆動アーム70との初期接点位置Pを的確に変更できる。また、可変アーム66と制御カム74との間にシム76を介装したので、図17(a)に示すように、シム76の厚さ(t2<t1<t3)を変えることにより、揺動アーム65に対する可変アーム66及び駆動アーム70の位置を微調整することができる。このため、複数気筒のガソリンエンジンにおいて、動弁系部品の寸法精度や組付精度を厳格に管理しなくても、気筒間のバルブ特性のバラツキを簡単に抑制でき、燃費、エミッション、エンジン振動等に関して好ましい効果を期待できる。
さらに、図16に示したように、本実施例の可変動弁機構61は、バルブ5を最小のリフト量で開閉するときの可変アーム66の先端が支持軸63より下方にあり、可変アーム66の全体が先端に向かって傾斜しており、カム面74aと相対する先端に向かって下っている斜面を有することで可変アーム66の側方にコントロールシャフト64が設けられ、内燃機関の全高を下げることができ、内燃機関全体のコンパクト化が図られる。
図20〜22は本発明の実施例6を示す。この可変動弁機構111は、可変アーム114における駆動アーム70の連結位置及びバルブ5を最小のリフト量で開閉するときの可変アーム114の支持状態において実施例5と相違する。可変アーム114の長手方向中央部には、嘴状の駆動アーム70が基端にて連結軸71により上下に揺動可能に連結されている。バルブ5を最小のリフト量で開閉するときの可変アーム114は上面117がほぼ水平になるよう支持されている。可変アーム114の先端付近には後述するカム面113aと相対する先端に向かって下っている斜面118があり、斜面118には凹溝115が形成され、凹溝115にシム116が可変アーム114と制御カム113との間に介在するように装着されている。カムシャフト2と平行なコントロールシャフト112は、可変アーム114の側方に設けられている。コントロールシャフト112上には、可変アーム114を駆動する制御カム113が一気筒につき二つ配設されている。制御カム113は、コントロールシャフト112の軸心から偏倚したカム面113aを備え、アクチュエータ11(図1参照)によってコントロールシャフト112と一体に回動される。なお、シム116には、図20に示すような角柱状シムのほか、半割円柱状のシムも使用可能である。
上記構成の可変動弁機構111において、バルブ5を最小のリフト量で開閉するときには、図21(a)に示すように、揺動アーム65と駆動アーム70との初期接点位置Pが制御カム113によって等半径部72aの始端側に調整される。回転カム4のベース部4aが入力ローラ67に係合する期間中は、揺動アーム65、駆動アーム70、ロッカアーム6が共に静止し、バルブ5が閉鎖位置に保持される。図21(b)に示すように、回転カム4のノーズ部4bの頂点が入力ローラ67に係合すると、揺動アーム65が揺動し、カムフォロア68がリフト部72bに浅く接触し、駆動アーム70が下方へ僅かに揺動してロッカアーム6を小さな角度で押し下げ、バルブ5が最小のリフト量で開閉される。
バルブ5を最大のリフト量で開閉するときには、図22(a)に示すように、揺動アーム65と駆動アーム70との初期接点位置Pが制御カム113によって等半径部72aの終端側に調整される。このとき、バルブ駆動部73が等半径部72aと同心に形成されているので、回転カム4のベース部4aが入力ローラ67に係合する期間中は、初期接点位置Pの変化に関わりなく、バルブ5が閉鎖位置に保持される。一方、図22(b)に示すように、ノーズ部4bの頂点が入力ローラ67に係合すると、カムフォロア68がリフト部72bに深く接触し、駆動アーム70が下方へ大きく揺動してロッカアーム6を大きな角度で押し下げ、バルブ5が最大のリフト量で開閉される。
可変アーム114の側方にコントロールシャフト112が設けられることで、内燃機関の全高を下げることができ、内燃機関全体のコンパクト化が図られる。
制御カム113とシム116を介して可変アーム114とが接触する位置が、可変アーム114の揺動中心から離れることで、接触部の圧力を低減できる。
図23は本発明の実施例7を示す。この可変動弁機構121は、コントロールシャフト122の設置位置及び制御カム123と可変アーム124とが連結ピン128によって係合している点において実施例6と相違する。カムシャフト2と平行なコントロールシャフト122は、可変アーム124の下方に設けられている。コントロールシャフト122上には、可変アーム124を駆動する制御カム123が一つの可変アーム124につき二つ、よって一気筒につき四つ配設されている。制御カム123は、コントロールシャフト122の軸心から偏倚したカム溝123aを備え、アクチュエータ11(図1参照)によってコントロールシャフト122と一体に回動される。可変アーム124の下部には、連結ピン128が可変アーム124と制御カム123とを係合している。
上記構成の可変動弁機構121において、バルブ5を最小のリフト量で開閉するときには、図23(a)に示すように、揺動アーム65と駆動アーム70との初期接点位置Pが制御カム123によって等半径部72aの始端側に調整される。
バルブ5を最大のリフト量で開閉するときには、図23(b)に示すように、揺動アーム65と駆動アーム70との初期接点位置Pが制御カム123によって等半径部72aの終端側に調整される。
可変アーム124の下方にコントロールシャフト122が設けられることで、エンジンの全高を大幅に下げることができ、エンジン全体のコンパクト化が図られる。
図24は本発明の実施例8を示す。この可変動弁機構131は、可変アーム134と制御カム133との間にシム136を介装する点において実施例7と相違する。カムシャフト2と平行なコントロールシャフト132は、可変アーム134の下方に設けられている。コントロールシャフト132上には、可変アーム134を駆動する制御カム133が一気筒につき二つ配設されている。制御カム133は、コントロールシャフト132の軸心から偏倚したカム溝133aを備え、アクチュエータ11(図1参照)によってコントロールシャフト132と一体に回動される。可変アーム134の上面には凹溝135が形成され、凹溝135にシム136が装着されている。可変アーム134と伝達部材137との間にはシム136が介装されている。伝達部材137の耳部139には、連結ピン138が伝達部材137と制御カム133とを係合している。
上記構成の可変動弁機構131において、バルブ5を最小のリフト量で開閉するときには、図24(a)に示すように、揺動アーム65と駆動アーム70との初期接点位置Pが制御カム133によって等半径部72aの始端側に調整される。
バルブ5を最大のリフト量で開閉するときには、図24(b)に示すように、揺動アーム65と駆動アーム70との初期接点位置Pが制御カム133によって等半径部72aの終端側に調整される。
可変アーム134の下方にコントロールシャフト132が設けられることで、エンジンの全高を大幅に下げることができ、エンジン全体のコンパクト化が図られる。
可変アーム134と伝達部材137を介して制御カム133との間にシム136を介装させることで、シム136の調整により、容易に揺動アーム65に対する可変アーム134及び駆動アーム70の位置を微調整することができる。このため、複数気筒のガソリンエンジンにおいて、動弁系部品の寸法精度や組付精度を厳格に管理しなくても、気筒間のバルブ特性のバラツキを簡単に抑制でき、燃費、エミッション、エンジン振動等に関して好ましい効果を期待できる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で実施することができる。
本発明の実施例1を示す可変動弁機構の斜視図である。 実施例1の可変動弁機構の要部を分解して示す斜視図である。 実施例1の可変動弁機構を図1の左方から見た断面図である。 実施例1の可変動弁機構においてバルブリフト量を最小化するときの作用を示す機構図である。 実施例1の可変動弁機構においてバルブリフト量を最大化するときの作用を示す機構図である。 バルブリフト量と作用角の関係を示す特性図である。 本発明の実施例2を示す可変動弁機構の断面図である。 実施例2の可変動弁機構においてバルブリフト量を最小化するときの作用を示す機構図である。 実施例2の可変動弁機構においてバルブリフト量を最大化するときの作用を示す機構図である。 本発明の実施例3を示す可変動弁機構の断面図である。 実施例3の可変動弁機構においてバルブリフト量を最小化するときの作用を示す機構図である。 実施例3の可変動弁機構においてバルブリフト量を最大化するときの作用を示す機構図である。 本発明の実施例4を示す可変動弁機構の断面図である。 実施例4の可変動弁機構においてバルブリフト量を最小化するときの作用を示す機構図である。 実施例4の可変動弁機構においてバルブリフト量を最大化するときの作用を示す機構図である。 本発明の実施例5を示す可変動弁機構の断面図である。 複数気筒のガソリンエンジンにおける実施例5の可変動弁機構の配置図である。 実施例5の可変動弁機構においてバルブリフト量を最小化するときの作用を示す機構図である。 実施例5の可変動弁機構においてバルブリフト量を最大化するときの作用を示す機構図である。 本発明の実施例6を示す可変動弁機構の断面図である。 実施例6の可変動弁機構においてバルブリフト量を最小化するときの作用を示す機構図である。 実施例6の可変動弁機構においてバルブリフト量を最大化するときの作用を示す機構図である。 実施例7の可変動弁機構の機構図である。 実施例8の可変動弁機構の機構図である。 従来の可変動弁機構を示す断面図である。
符号の説明
1 可変動弁機構(実施例1)
2 カムシャフト
4 回転カム
5 バルブ
6 ロッカアーム
10 コントロールシャフト
11 アクチュエータ
12 揺動アーム
13 可変アーム
15 カム面
19 駆動アーム
20 バルブ駆動部
22 カムフォロア
31 可変動弁機構(実施例2)
41 可変動弁機構(実施例3)
42 駆動アーム
43 カムフォロア
51 可変動弁機構(実施例4)
52 揺動アーム
53 駆動アーム
55 カムフォロア
56 カム面
57 バルブ駆動部
61 可変動弁機構(実施例5)
63 支持軸
64 コントロールシャフト
65 揺動アーム
66 可変アーム
68 カムフォロア
70 駆動アーム
72 カム面
74 制御カム
76 シム
111 可変動弁機構(実施例6)
112 コントロールシャフト
113 制御カム
114 可変アーム
121 可変動弁機構(実施例7)
122 コントロールシャフト
123 制御カム
124 可変アーム
131 可変動弁機構(実施例8)
132 コントロールシャフト
133 制御カム
134 可変アーム

Claims (3)

  1. カムシャフト(2)上に設けられた回転カム(4)と、回転カム(4)に接触して揺動する揺動アーム(12)と、揺動アーム(12)に連動してバルブ(5)を駆動する駆動アーム(19、42)と、駆動アーム(19、42)を揺動アーム(12)の揺動軸線周りで旋回する可変アーム(13)と、可変アーム(13)をコントロールシャフト(10)を介して駆動するアクチュエータ(11)とを備え、
    可変アーム(13)と揺動アーム(12)とが共通のコントロールシャフト(10)上に相対回動可能に支持され、
    揺動アーム(12)には駆動アーム側のカム面(15)が設けられ、
    駆動アーム(19、42)は、基端が可変アーム(13)に連結され、揺動アーム(12)の前記カム面(15)に揺動アーム側が接触するカムフォロアとしての回転体(22、43)と、バルブ駆動部(20、43)とを備え、
    揺動アーム(12)の前記カム面(15)とカムフォロアとしての回転体(22、43)とで構成されたカム手段が駆動アーム(19、42)の旋回に伴って揺動アーム(12)に対する駆動アーム(19、42)の初期位置を変更することを特徴とする可変動弁機構。
  2. 駆動アーム(19)の先端にバルブ駆動部(20)を設け、駆動アーム(19)の中間部にカムフォロアとしての回転体(22)を設けた請求項1記載の可変動弁機構。
  3. 駆動アーム(42)の先端にカムフォロアとしての回転体(43)を設け、
    カムフォロアとしての回転体(43)のバルブ側は、バルブ駆動部として機能する請求項1記載の可変動弁機構。
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