JP4771655B2 - 携帯電子機器、情報処理方法、並びに、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

携帯電子機器、情報処理方法、並びに、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、携帯電子機器、情報処理方法、並びに、プログラムおよび記録媒体に関し、特に、例えば、表示部が回動される場合においても、本来行うべき地図などの表示を行うことができるようにする携帯電子機器、情報処理方法、並びに、プログラムおよび記録媒体に関する。
近年、PDA(Personal Digital Assistance)や携帯電話機などの携帯電子機器に、GPS(Global Positioning System)機能が搭載されている。GPS機能を搭載した携帯電子機器においては、GPS衛星からのGPS信号を受信し、その携帯電子機器の現在位置を自立測位する。さらに、このような携帯電子機器においては、カーナビゲーションシステムと同様に、地磁気センサを備え、測位した現在位置の情報に基づいて現在位置の地図(画像)を、表示部に表示する(例えば、特許文献1参照)。
即ち、GPS機能を搭載した携帯電子機器では、GPS信号に基づいて現在位置を認識し、その現在位置を含む所定の範囲の地図(画像)を特定する。そして、携帯電子機器の表示部には、その地図が、地磁気センサに基づいてその地図の上部が表示部の上側の方向となるように表示される。このように、地図の上部が表示部の上側となるように行われる地図の表示が、本来行われるべき正常な地図の表示である。
ここで、以上のようなGPS機能により表示される画面(地図)を、GPS画面ということとする。ユーザは、GPS画面の上部が自身の向いている方向と認識し、左部が自身の左側、下部が自身の後方、右部が自身の右側と認識する。
特開2003−279354号公報
ところで、こと最近においては、例えば、ユーザが本体を握ったまま、表示部が回動可能な構造の携帯電子機器が市販されている。表示部が本体に対して回動される携帯電子機器においては、本体に地磁気センサが設けられている場合、本来行われるべきGPS画面の表示が行われないことがある。
図1は、本体2に対して回動可能な表示部1を備える回転式携帯端末10と、その回転式携帯端末10のパネル4に表示されるGPS画面を示している。
表示部1は、その表示画面(パネル4に表示される画像の表示)に垂直な回転部3を中心として回動するようになっており、これにより、本体2に対してスライドするように回動する。表示部1は、パネル4が設けられており、そのパネル4には、上述したようにして、GPS画面が表示される。
例えば、図1上左図に示すように、ユーザが回転部3が上側となるように回転式携帯端末10を握った場合に、現在位置のGPS画面として、画面上部がA方向、左部がB方向、下部がC方向、右部がD方向のGPS画面が表示されるものとする。
ここで、以下では、説明を簡単にするために、特に断らない限り、例えば、ユーザが北方向に向いて携帯電子機器を持ってGPS画面を見ることとする。この場合、図1上左図に示したGPS画面のA方向は、北方向(地図上の北方向)である。現在位置において、ユーザが図1上右図に示すように回転部3の対向側が上側となるように回転式携帯端末10を握りかえた場合、地磁気センサの出力が変化し、回転式携帯端末10は、その地磁気センサの出力から、回転部3の対向側が北方向(A方向)であることを認識し、GPS画面を変更する処理を行う。これにより、図1上右図に示したパネル4に表示される現在位置のGPS画面は、回転式携帯端末10を握りかえる前のGPS画面と同一の、画面上部がA方向、左部がB方向、下部がC方向、右部がD方向とされる。
次に、表示部1が回転部3を中心に回動した場合、表示部1の方向は変化するが、本体2の方向は、同一である。
本体2に地磁気センサが設けられている場合、表示部1が回動し、その方向が変化しても、本体2の方向は変化しないため、地磁気センサの出力は変化せず、従って、GPS画面も変更されない。そのため、例えば、パネル4が図1上左図に示した状態から、反時計回りに90度だけ回動された場合、パネル4に表示されるGPS画面では、図1中図に示すように、上部がD方向、左部がA方向、下部がB方向、右部がC方向となる。さらに、例えば、パネル4が図1上左図に示した状態から、反時計回りに180度だけ回動された場合、パネル4に表示されるGPS画面では、図1下図に示すように、上部がC方向、左部がD方向、下部がA方向、右部がB方向となる。
上述のように、表示部1が回動しても、GPS画面が変更されないため、そのGPS画面上の方向と、実際の方向とが一致せず、ユーザは、正確な位置関係を把握することが困難となる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、表示部が回動する携帯電子機器において、本来行うべき地図等の表示を行うことができるようにすることを目的としている。
本発明の携帯電子機器は、本体と、第1の軸を中心として回動することにより、本体に対して開閉自在に支持されているとともに、本体に対する開閉角度方向に第1の軸に対して鉛直な第2の軸を回転軸として本体に対して回動自在に支持されている表示部と、表示部を第2の軸を回転軸として本体に対して回動可能に支持する回転部とを備える携帯電子機器であって、本体に対する表示部のターン角度を、回転部において検出する角度検出手段と、地磁気に基づいて本体の方向を検出する地磁気検出手段と、本体に対する表示部のターン角度、表示部の開閉状態、および本体の方向に基づいて、表示部が有する、表示部が本体に対して閉じた状態で本体と対向する第1の面に設けられた第1の表示画面、および、第1の面の裏側の第2の面に設けられた第2の表示画面の画面表示を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
地磁気検出手段は、本体に設けるようにすることができる。
表示部は、LCD(Liquid Crystal Display)で構成することができる。
表示部は、現在位置を含む地図を表示することができる。
携帯電子機器は、GPS(Global Positioning System)衛星からの情報に基づき、現在位置を認識することができる。
携帯電子機器は、ナビゲーション装置とすることができる。
携帯電子機器は、携帯電話機とすることができる。
本発明の情報処理方法は、本体と、第1の軸を中心として回動することにより、本体に対して開閉自在に支持されているとともに、本体に対する開閉角度方向に第1の軸に対して鉛直な第2の軸を回転軸として本体に対して回動自在に支持されている表示部と、表示部を第2の軸を回転軸として本体に対して回動可能に支持する回転部とを備える携帯電子機器の情報処理方法であって、本体に対する表示部のターン角度を、回転部において検出する角度検出ステップと、地磁気に基づいて本体の方向を検出する地磁気検出ステップと、本体に対する表示部のターン角度、表示部の開閉状態、および本体の方向に基づいて、表示部が有する、表示部が本体に対して閉じた状態で本体と対向する第1の面に設けられた第1の表示画面、および、第1の面の裏側の第2の面に設けられた第2の表示画面の画面表示を制御する制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、本体と、第1の軸を中心として回動することにより、本体に対して開閉自在に支持されているとともに、本体に対する開閉角度方向に第1の軸に対して鉛直な第2の軸を回転軸として本体に対して回動自在に支持されている表示部と、表示部を第2の軸を回転軸として本体に対して回動可能に支持する回転部とを備える携帯電子機器に実行させるプログラムであって、本体に対する表示部のターン角度を、回転部において検出する角度検出手段の出力を取得する角度取得ステップと、地磁気に基づいて本体の方向を検出する地磁気検出手段の出力を取得する地磁気取得ステップと、本体に対する表示部のターン角度、表示部の開閉状態、および本体の方向に基づいて、表示部が有する、表示部が本体に対して閉じた状態で本体と対向する第1の面に設けられた第1の表示画面、および、第1の面の裏側の第2の面に設けられた第2の表示画面の画面表示を制御する制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の記録媒体に記録されているプログラムは、本体と、第1の軸を中心として回動することにより、本体に対して開閉自在に支持されているとともに、本体に対する開閉角度方向に第1の軸に対して鉛直な第2の軸を回転軸として本体に対して回動自在に支持されている表示部と、表示部を第2の軸を回転軸として本体に対して回動可能に支持する回転部とを備える携帯電子機器に実行させるプログラムであって、本体に対する表示部のターン角度を、回転部において検出する角度検出手段の出力を取得する角度取得ステップと、地磁気に基づいて本体の方向を検出する地磁気検出手段の出力を取得する地磁気取得ステップと、本体に対する表示部のターン角度、表示部の開閉状態、および本体の方向に基づいて、表示部が有する、表示部が本体に対して閉じた状態で本体と対向する第1の面に設けられた第1の表示画面、および、第1の面の裏側の第2の面に設けられた第2の表示画面の画面表示を制御する制御ステップとを含むことを特徴とするプログラムが記録されている。
本発明によれば、本体に対する表示部の角度と、地磁気に基づいて検出された所定の方向とに基づいて、表示部の画面表示が制御される。
本発明によれば、表示部が回動される携帯電子機器において、本来行うべき地図等の表示を行うことができる。
以下に本発明の最良の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、発明の実施の形態における具体例との対応関係を例示すると次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、発明の実施の形態に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明が、請求項にすべて記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割されたり、補正により出現し、追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載の携帯電子機器は、
本体(例えば、図2の本体102)と、第1の軸(例えば、図10のヒンジ部503)を中心として回動することにより、前記本体に対して開閉自在に支持されているとともに、前記本体に対する開閉角度方向に前記第1の軸に対して鉛直な第2の軸を回転軸として前記本体に対して回動自在に支持されている表示部(例えば、図10の表示部501)と、前記表示部を前記第2の軸を回転軸として前記本体に対して回動可能に支持する回転部(例えば、図10のターン部504)とを備える携帯電子機器(例えば、図12開閉&ターン式携帯端末500)において、
前記本体に対する前記表示部のターン角度を、前記回転部において検出する角度検出手段(例えば、図16の角度検出部532)と、
地磁気に基づいて前記本体の方向を検出する地磁気検出手段(例えば、図16の地磁気検出部531)と、
前記本体に対する前記表示部のターン角度、前記表示部の開閉状態、および前記本体の方向に基づいて、前記表示部が有する、表示部が本体に対して閉じた状態で本体と対向する第1の面に設けられた第1の表示画面(例えば、図10のメインパネル505)、および、第1の面の裏側の第2の面に設けられた第2の表示画面(例えば、図12のサブパネル506)の画面表示を制御する制御手段(例えば、図16の主制御部550)と
を備えることを特徴とする。
請求項に記載の情報処理方法は、
本体(例えば、図2の本体102)と、第1の軸(例えば、図10のヒンジ部503)を中心として回動することにより、前記本体に対して開閉自在に支持されているとともに、前記本体に対する開閉角度方向に前記第1の軸に対して鉛直な第2の軸を回転軸として前記本体に対して回動自在に支持されている表示部(例えば、図10の表示部501)と、前記表示部を前記第2の軸を回転軸として前記本体に対して回動可能に支持する回転部(例えば、図10のターン部504)とを備える携帯電子機器(例えば、図12開閉&ターン式携帯端末500)の情報処理方法において、
前記本体に対する前記表示部のターン角度を、前記回転部において検出する角度検出ステップ(例えば、図17のステップS511や、ステップS521、ステップS521の処理)と、
地磁気に基づいて前記本体の方向を検出する地磁気検出ステップ(例えば、図17のステップS500の処理)と、
前記本体に対する前記表示部のターン角度、前記表示部の開閉状態、および前記本体の方向に基づいて、前記表示部が有する、表示部が本体に対して閉じた状態で本体と対向する第1の面に設けられた第1の表示画面(例えば、図10のメインパネル505)、および、第1の面の裏側の第2の面に設けられた第2の表示画面(例えば、図12のサブパネル506)の画面表示を制御する制御ステップ(例えば、図17のステップS512や、ステップS513、ステップS522、ステップS523、ステップS531、ステップS532の処理)と
を含むことを特徴とする。
請求項に記載のプログラムおよび請求項10に記載の記録媒体に記録されているプログラムは、
本体(例えば、図2の本体102)と、第1の軸(例えば、図10のヒンジ部503)を中心として回動することにより、前記本体に対して開閉自在に支持されているとともに、前記本体に対する開閉角度方向に前記第1の軸に対して鉛直な第2の軸を回転軸として前記本体に対して回動自在に支持されている表示部(例えば、図10の表示部501)と、前記表示部を前記第2の軸を回転軸として前記本体に対して回動可能に支持する回転部(例えば、図10のターン部504)とを備える携帯電子機器(例えば、図12開閉&ターン式携帯端末500)に実行させるプログラムであって、
前記本体に対する前記表示部のターン角度を、前記回転部において検出する角度検出手段の出力を取得する角度取得ステップ(例えば、図17のステップS511や、ステップS521、ステップS521の処理)と、
地磁気に基づいて前記本体の方向を検出する地磁気検出手段の出力を取得する地磁気取得ステップ(例えば、図17のステップS500の処理)と、
前記本体に対する前記表示部のターン角度、前記表示部の開閉状態、および前記本体の方向に基づいて、前記表示部が有する、表示部が本体に対して閉じた状態で本体と対向する第1の面に設けられた第1の表示画面(例えば、図10のメインパネル505)、および、第1の面の裏側の第2の面に設けられた第2の表示画面(例えば、図12のサブパネル506)の画面表示を制御する制御ステップ(例えば、図17のステップS512や、ステップS513、ステップS522、ステップS523、ステップS531、ステップS532の処理)と
を含むことを特徴とする。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図2は、本発明を適用した回転式携帯端末100の一実施の形態の構成例を示す表面側の外観斜視図である。
回転式携帯端末100は、本体102と本体102に対して回動可能な表示部101を備える。表示部101は、回転部103によって、本体102に対して回動自在に支持されており、表示部101を中心としてスライドするように回動させて、任意の角度に固定することができるようになっている。
表示部101には、LCDなどからなる(Liquid Crystal Display)パネル104とスピーカ114とが備えられている。パネル104は、GPS画面、電波の受信状態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名や電話番号および発信履歴等、電子メールの内容、簡易ホームページなどを表示する。
また、表示部101には、送受信用のアンテナ214(図8)(図2においては、図示せず)が内蔵されていて、アンテナ214を介して、図示せぬ基地局との間で電波を送受信するようになされている。アンテナ214は、基地局との間で電波を送受信する他、GPS衛星からのGPS信号を受信する。
一方、本体102には、その表面に「0」〜「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話及び電源キー、クリアキー及び電子メールキー等の操作キー116が設けられており、その操作キー116を用いて各種指示を入力し得るようになされている。
また本体102には、操作キー116の下部にマイクロフォン117やメモボタン118が設けられており、メモボタン118によって通話中の相手の音声を録音し得るとともに、マイクロフォン117によって通話時のユーザの音声を集音するようになされている。
さらに本体102には、操作キー116の下部に回動自在なジョグダイヤル119が本体102の表面から僅かに突出した状態で設けられており、ジョグダイヤル119に対する回動操作に応じてパネル104に表示されている電話帳リストや電子メールのスクロール動作、簡易ホームページのページ捲り動作及び画像の送り動作等の種々の動作を実行するようになされている。
例えば本体102は、ユーザによるジョグダイヤル119の回動操作に応じてパネル104に表示された電話帳リストの複数の電話番号の中から所望の電話番号が選択され、ジョグダイヤル119が本体102の内部方向に押圧されると、選択された電話番号を確定して当該電話番号に対して自動的に発呼処理を行うようになされている。
なお本体102は、背面側に図示しないバッテリパックが挿着されており、終話及び電源キーがオン状態になると、当該バッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
本体102には、左側面上部に抜差自在なメモリスティック(ソニー株式会社の商標)122を挿着するためのメモリスティックスロット121が設けられており、メモボタン118が押下されるとメモリスティック122に通話中の相手の音声を記録したり、ユーザの操作に応じて電子メール、簡易ホームページを記録し得るようになされている。また、回転式携帯端末100は、メモリスティック122に記録されているプログラムなどを読み出して、インストールする。
本体102の左側上部には、カメラのシャッター(レリーズ)ボタン(または録画ボタン)123が設けられている。
ここでメモリスティック122は、本願出願人であるソニー株式会社によって開発されたフラッシュメモリカードの一種である。このメモリスティック122は、縦21.5×横50×厚さ2.8[mm]の小型薄型形状のプラスチックケース内に電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )の一種であるフラッシュメモリ素子を格納したものであり、10ピン端子を介して画像や音声、音楽等の各種データの書き込み及び読み出しが可能となっている。
またメモリスティック122は、大容量化等による内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対しても、使用する機器で互換性を確保することができる独自のシリアルプロトコルを採用し、最大書込速度1.5[MB/S] 、最大読出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現していると共に、誤消去防止スイッチを設けて高い信頼性を確保している。
従って回転式携帯端末100は、このようなメモリスティック122を挿着可能に構成されているために、メモリスティック122を介して他の電子機器との間でデータの共有化を図ることができるようになされている。
図3は、図2の回転式携帯端末100の背面側の外観斜視図を示している。
回転式携帯端末100の本体102の背面側には、CCDカメラ120と、そのCCDカメラ120のレンズを保護するためのレンズカバー124が設けられている。ユーザは、回転式携帯端末100においてカメラ撮影する場合、レンズカバー124を図3に示すようにスライドしてCCDカメラ120を露出させ、シャッターボタン123を押下することで静止画や動画を撮影する。
図4は、回転式携帯端末100の表示部101の各種の回動状態を示している。
図4上左図は、表示部101を閉じた閉じ状態の回転式携帯端末100の斜視図である。回転式携帯端末100を閉じ状態とした場合、表示部101の下に、本体102に備えられた操作キー116や、マイクロフォン117、ジョグダイヤル119が完全に収納される。
ここで、表示部101は、本体102に対して、回転部103を中心として回動(回転)するが、その回転角度は、閉じ状態を0度として考えるものとする。
図4上右図は、図4上左図の閉じ状態の回転式携帯端末100の表示部101を、回転部103を中心に反時計回り(または時計回り)に180度回転させたときの回転式携帯端末100を示している。
表示部101は、回転部103を中心に反時計回りに180度回転されることにより、開き状態となる。回転式携帯端末100を開き状態とした場合、閉じ状態では収納されていた操作キー116や、マイクロフォン117、ジョグダイヤル119が露出し、通話やキーの操作が可能となる。
回転式携帯端末100では、図4下左図または図4下右図に示すように、表示部101を、閉じ状態から回転部103を中心に時計回りまたは反時計回りに回動することができる。図4下左図および図4下右図に示すような、図4上左図の閉じ状態と、図4上右図の開き状態との途中の状態を、回転途中状態という。
図5は、回転式携帯端末100のパネル104に表示されるGPS画面を示している。
図5上図の閉じ状態において、回転式携帯端末100の表示部101には、前述した図1上左図と同一のGPS画面が表示されるものとする。即ち、図5上図に示したパネル104に表示される現在位置のGPS画面は、画面上部がA方向、左部がB方向、下部がC方向、右部がD方向となっている。
図5上図の閉じ状態から、回転式携帯端末100の本体102の位置を変えずに、表示部101を回転部103を中心に反時計回りに回転して、回転角度を90度とすると、図5中図の回転途中状態となる。このとき、図5上図の表示部101の上側は、図5中図においては、左側となる。
図5中図の回転途中状態において、回転式携帯端末100は、図5上図のGPS画面を、時計回りに90度だけ回転した状態に補正(変更)して表示させる。従って、表示部101には、図5上図と同様に、GPS画面上の北方向(A方向)が実際の北方向(図中上部)を向くように、GPS画面が表示される。
同様に、図5上図の閉じ状態から、回転式携帯端末100の本体102の位置を変えずに、表示部101を回転部103を中心に反時計回りに180度回転して、回転角度を180度とすると、図5下図の開き状態となる。このとき、図5上図の上側である回転部103の側は、図5下図においては、下側となる。
図5下図の閉じ状態において、回転式携帯端末100は、図5上図のGPS画面を、時計回りに180度だけ回転した状態に補正(変更)して表示させる。従って、表示部101には、図5上図と同様に、GPS画面上の北方向(A方向)が実際の北方向(図中上部)を向くように、GPS画面が表示される。
以上のように、回転式携帯端末100によれば、表示部101がどのような回動(回転)状態にあっても、GPS画面(地図)上の方向が、実際の方向と一致するように、即ち、GPS画面の東西南北が、実際の東西南北の方向と一致するように、GPS画面が表示される。このように、本来行うべきGPS画面の表示が行われるので、ユーザは、地理的な位置関係を、容易かつ正確に把握することができる。
次に、以上のようなGPS画面の表示を行う第1と第2の表示方法について説明する。
図6は、第1の表示方法によりGPS画面を表示する回転式携帯端末100の右側面図を示している。図6においては、表示部101に、地磁気検出部131が実装されている。
そして、地磁気検出部131は、地磁気センサを備え、図6では、地磁気に基づいて、表示部101の、例えば、上側が向いている方向を検出する。なお、ここでは、図5上図の閉じ状態において上部となっている表示部101の側を、「表示部101の上側」とする。
図6に示すように、表示部101に地磁気検出部131が実装されている場合、図6左図の閉じ状態、図6中図の回転途中状態、および図6右図の開き状態のように表示部101が回動されると、表示部101の回動に伴って、地磁気検出部131も回動する。従って、例えば、いま、図6の図中左側が北方向であるとすると、地磁気検出部131は、表示部101の上側が、閉じ状態では、北側に、回転途中状態では、東(または西)方向に、開き状態では、南方向に、それぞれ向いていることが検出される。
そして、回転式携帯端末100では、表示部101の上側の方向と、GPS画面(地図)上の方向とが一致するように、GPS画面が表示される。その結果、図5に示したように、GPS画面は、そのGPS画面上の方向と、実際の方向とが一致するように表示される。
次に、図7は、第2の表示方法によりGPS画面を表示する回転式携帯端末100の右側面図を示している。
図7においては、表示部101ではなく、本体102に、地磁気検出部131が実装されている。そして、地磁気検出部131は、本体102の回転部103が設けられている側を、「本体102の上側」として、その本体102の上側が向いている方向を検出する。
図7に示すように、本体102に地磁気検出部131が実装されている場合、図7左図の閉じ状態、図7中図の回転途中状態、および図7右図の開き状態のように表示部101が回動されても、本体102の地磁気検出部131は回動しない。
従って、回転式携帯端末100において、例えば、閉じ状態で、GPS画面が、そのGPS画面上の方向と、実際の方向とが一致するように表示されるようになっているとすると、回転途中状態や開き状態では、GPS画面上の方向は、実際の方向と一致しなくなる。
そこで、図7では、回転式携帯端末100に、角度検出部132が設けられている。
角度検出部132は、例えば、閉じ状態における回転角度を0度として、表示部101の反時計回り方向の回転角度を検出する。
いま、上述したように、回転式携帯端末100において、閉じ状態で、即ち、回転角度が0度の状態で、GPS画面が、そのGPS画面上の方向と、実際の方向とが一致するように表示されるようになっているものとすると、図7では、GPS画面が、角度検出部132で検出される表示部101の回転角度に対応して変更(補正)される。
即ち、回転角度が0度のときに、表示部101に表示させるGPS画面を基準画面というものとすると、図7では、基準画面を、角度検出部132で検出された回転角度だけ時計回りに回転して得られるGPS画面(以下、適宜、変更画面という)が、表示部101に表示される。
その結果、回転式携帯端末100では、GPS画面である変更画面が、図5に示したように、その変更画面上の方向と、実際の方向とが一致するように表示される。
図8は、図7に示したように、地磁気検出部131と角度検出部132を実装している回転式携帯端末100の電気的構成例を示すブロック図である。
図8に示すように、回転式携帯端末100は、表示部101及び本体102の各部を統括的に制御するようになされた主制御部250と、地磁気検出部131、角度検出部132、電源回路部251、操作入力制御部252、画像エンコーダ253、カメラインターフェース部254、表示制御部255、画像デコーダ256、多重分離部257、変復調回路部258、音声コーデック259、記録再生部263、および記憶部264が、メインバス260を介して互いに接続されて構成されている。
電源回路部251は、ユーザの操作により終話及び電源キーがオン状態にされると、バッテリパックから各部に対して電力を供給することにより回転式携帯端末100を動作可能な状態に起動する。
回転式携帯端末100は、CPU(Central Processing Unit)281、ROM(Read Only Memory)282及びRAM(Random Access Memory)283等でなる主制御部250の制御に基づいて、音声通話モード時にマイクロフォン117で集音した音声信号を音声コーデック259によってディジタル音声データに変換し、これを変復調回路部258でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部262でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ214を介して送信する。
また、回転式携帯端末100は、音声通話モード時にアンテナ214で受信した受信信号を増幅して周波数変換処理及びアナログディジタル変換処理を施し、変復調回路部258でスペクトラム逆拡散処理し、音声コーデック259によってアナログ音声信号に変換した後、スピーカ114を介して出力する。
回転式携帯端末100は、データ通信モード時に電子メールを送信する場合、操作キー116及びジョグダイヤル119の操作によって入力された電子メールのテキストデータを、操作入力制御部252を介して主制御部250に送出する。
主制御部250は、テキストデータを変復調回路部258でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部262でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ214を介して基地局へ送信する。
これに対して、回転式携帯端末100は、データ通信モード時に電子メールを受信する場合、アンテナ214を介して受信した受信信号を変復調回路部258でスペクトラム逆拡散処理して元のテキストデータを復元した後、表示制御部255を介してパネル104に電子メールとして表示する。その後、回転式携帯端末100は、ユーザの操作に応じて受信した電子メールを記録再生部263を介してメモリスティック122に記録することも可能である。
一方、回転式携帯端末100は、データ通信モード時に画像データを送信する場合、CCDカメラ120で撮像された画像データをカメラインターフェース部254を介して画像エンコーダ253に供給する。
因みに、回転式携帯端末100は、画像データを送信しない場合には、CCDカメラ120で撮像した画像データをカメラインターフェース部254及び表示制御部255を介してパネル104に直接表示することも可能である。
画像エンコーダ253は、CCDカメラ120から供給された画像データを例えばMPEG(Moving Picture Experts Group )2やMPEG4等の所定の符号化方式によって圧縮符号化することにより符号化画像データに変換し、これを多重分離部257に送出する。
このとき同時に、回転式携帯端末100は、CCDカメラ120で撮像中にマイクロフォン117で集音した音声を音声コーデック259を介してディジタルの音声データとして多重分離部257に送出する。
多重分離部257は、画像エンコーダ253から供給された符号化画像データと音声コーデック259から供給された音声データとを所定の方式で多重化し、その結果得られる多重化データを変復調回路部258でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部262でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ214を介して送信する。
これに対して、回転式携帯端末100は、データ通信モード時に例えば簡易ホームページ等にリンクされた動画像ファイルのデータを受信する場合、アンテナ214を介して受信した受信信号を変復調回路部258でスペクトラム逆拡散処理し、その結果得られる多重化データを多重分離部257に送出する。
多重分離部257は、多重化データを分離することにより符号化画像データと音声データとに分け、メインバス260を介して当該符号化画像データを画像デコーダ256に供給すると共に当該音声データを音声コーデック259に供給する。
画像デコーダ256は、符号化画像データをMPEG2やMPEG4等の所定の符号化方式に対応した復号化方式でデコードすることにより再生動画像データを生成し、これを表示制御部255を介してパネル104に供給し、これにより、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まれる動画データが表示される。
このとき同時に音声コーデック259は、音声データをアナログ音声信号に変換した後、これをスピーカ114に供給し、これにより、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まる音声データが再生される。
この場合も電子メールの場合と同様に、回転式携帯端末100は、受信した簡易ホームページ等にリンクされたデータをユーザの操作により記録再生部262を介してメモリスティック122に記録することが可能である。
なお、アンテナ214は、その他、GPS衛星からのGPS信号を受信し、主制御部250に出力する。
主制御部250は、アンテナ214からのGPS信号に基づいて、自身の現在位置を認識し、例えば、記憶部264に記憶されている地図(データ)から、現在位置を含む所定の範囲の地図を読み出して、GPS画面を生成する。
なお、地図(データ)は、メモリスティック122に記憶させておき、記録再生部263を介して、メモリスティック122から読み出してももい。
また、地図(データ)は、所定のWebサイト等から、有線または無線で取得することも可能である。
主制御部250は、地磁気検出部131が検出する本体102の上側の方向に応じて、上述したような基準画面としてのGPS画面を生成する。さらに、主制御部250は、角度検出部132が検出する回転角度に基づいて、基準画面を変更し、その結果得られる変更画面を表示制御部255に出力する。
表示制御部255は、主制御部250からの変更画面であるGPS画面を取得し、パネル104に表示させる。
主制御部250のCPU281は、プログラムを実行することにより、上述したようなGPS画面を表示部101のパネル104に表示させる。
主制御部250のCPU281によるGPS画面の表示処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。
ユーザが、例えば、回転式携帯端末100の操作キー116またはジョグダイヤル119を操作してGPS画面の表示を要求した場合、主制御部250は、アンテナ214を介して受信したGPS信号に基づいて、現在位置を含む所定の範囲の地図データを記憶部264などから取得する。
そして、主制御部250は、ユーザがGPS画面を要求する操作に応答し、ステップS100において、地磁気検出部131が検出する本体102の上側の方向を取得し、その方向に対応して、記憶部264から取得した地図データから、基準画面としてのGPS画面を生成して、ステップS101に進む。
ステップS101において、主制御部250は、角度検出部132が検出する表示部101の回転角度を取得して、ステップS102に進む。
ステップS102において、主制御部250は、角度検出部132が検出する回転角度から、回転式携帯端末100が閉じ状態であるか否かを判定する。ステップS102において、主制御部250は、回転式携帯端末100が閉じ状態であると判定した場合、即ち、回転角度が0度である場合、ステップS111に進み、主制御部250は、基準画面であるGPS画面を表示制御部255に出力し、パネル104に表示させて、処理を終了する。
また、ステップS102において、角度検出部132が検出する回転角度から、閉じ状態(回転角度0度)ではないと判定された場合、ステップS103に進み、主制御部250は、回転式携帯端末100が回転途中状態である、即ち、回転角度が0度または180度を除く値であるか否かを判定する。
ステップS103において、主制御部250は、回転角度が、0度または180度を除く値であると判定した場合、ステップS121に進み、主制御部250は、回転角度に基づいてGPS画面を補正(変更)する。
ここで、主制御部250は、回転角度に基づいて、例えば、表示部101に表示させるGPS画面の方向と、実際の方向とが一致するように基準画面を回転することにより補正(変更)する。即ち、主制御部250は、例えば、回転角度が反時計回りに30度である場合、基準画面を時計回りに30度回転させることにより補正(変更)する。また、例えば、主制御部250は、回転角度が反時計回りに330度である場合、基準画面を時計回りに330度回転させることにより補正(変更)する。
ステップS121では、さらに、主制御部250は、基準画面を補正することにより得られた変更画面を、表示制御部255を介してパネル104に表示させ、処理を終了する。
一方、ステップS103において、回転角度が0度または180度を除く値ではないと判定された場合、ステップS104に進み、主制御部250は、回転式携帯端末100が開き状態であるか否かを判定する。
ステップS104において、主制御部250は、回転式携帯端末100が開き状態、即ち、角度検出部132で検出された回転角度が180度であると判定した場合、主制御部250は、基準画面を180度回転することにより補正する。さらに、主制御部250は、その補正により得られた変更画面を、表示制御部255を介してパネル104に表示させ、処理を終了する。
また、ステップS104において、角度検出部132で検出された回転角度から、回転式携帯端末100が開き状態ではないと判定された場合、即ち、回転角度が0度、0度と180度を除く値、および、180度のうちのいずれでもない場合、主制御部250は、エラーであるとして、GPS画面を表示させずに、処理を終了する。
図10は、本発明を適用した開閉&ターン式携帯端末500の一実施の形態の構成例を示す表面側の外観斜視図である。
開閉&ターン式携帯端末500は、表示部501と本体502を備え、表示部501は、本体502に固定されたヒンジ部503を中心として回動し、開閉自在となっている。また、開閉&ターン式携帯端末500では、図10に示す状態から、表示部501をヒンジ部503を中心として閉じた場合、表示部501に設けられたメインパネル505と本体502とが対向した状態となる。さらに、開閉&ターン式携帯端末500では、ヒンジ部503に対して垂直なターン部504が表示部501とヒンジ部503に固定されており、表示部501は、ターン部504を中心に回動するようにもなっている。
表示部501には、上端左部に送受信用のアンテナ524が引出し及び収納可能な状態に取り付けられており、アンテナ524を介して図示せぬ基地局との間で電波を送受信するようになされている。また、表示部501の上端右部には、アンテナ524に着信があった場合に、LED(Light Emitting Diode)などを点滅して着信を知らせるための着信部525が備えられている。
また、表示部501には、上端中央部にほぼ180度の角度範囲で回動自在なカメラ部515が設けられており、カメラ部515のCCDカメラ520によって所望の静止画や動画を撮影し得るようになされている。カメラ部515は、180度回動するようになっている。
ここで、表示部501は、カメラ部515がユーザによってほぼ180度回動されて位置決めされた場合、図11に示すようにカメラ部515の背面側中央に設けられたスピーカ514が正面側に位置することになり、これにより通常の音声通話状態に切り換わるようになされている。
表示部501のメインパネル505は、LCDなどからなる。メインパネル505には、電波の受信状態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名や電話番号及び発信履歴、電子メールの内容、簡易ホームページなどが表示される。
一方、本体502には、操作キー516、マイクロフォン517、メモボタン518、ジョグダイヤル519、メモリスティックスロット521、メモリスティック522、および不図示のバッテリパックが備えられている。これら操作キー516乃至ジョグダイヤル519、メモリスティックスロット521、メモリスティック522、および不図示のバッテリパックは、図2で説明した回転式携帯端末100の本体102に備えられる操作キー116乃至ジョグダイヤル119、メモリスティックスロット121、メモリスティック122、および不図示のバッテリパックとそれぞれ同様に構成されるため、その説明は省略する。
図12は、図10の開閉&ターン式携帯端末500の背面側の外観斜視図を示している。
開閉&ターン式携帯端末500の本体501の背面側には、サブパネル506が設けられている。
表示部501のサブパネル506は、LCDなどからなる。サブパネル506は、メインパネル505に表示される画像(画面)と同様の画像を表示することが可能である。
また、表示部501は、ターン部504を中心に、ユーザによって180度回動(ターン)されて位置決めされた場合、図12においては背面側に設けられているサブパネル506が表面側に位置するとともに、図10に示した表面側に設けられていたメインパネル505が背面側に位置することとなる。
図13は、開閉&ターン式携帯端末500のメインパネル505とサブパネル506に表示されるGPS画面を示している。
図13上左図は、表示部501を開けた開き状態の、開閉&ターン式携帯端末500の正面図を示している。
開閉&ターン式携帯端末500を開き状態とした場合、表示部501に備えられたメインパネル505およびCCDカメラ520、並びに、本体502に備えられた操作キー516、マイクロフォン517およびジョグダイヤル519が露出される。
ここで、表示部501は、本体502に対して、ヒンジ部503を中心として回動(開閉)するが、その開閉角度は、開き状態において0度として考えるものとする。さらに、表示部501は、ターン部504を中心として、開閉&ターン式携帯端末500をアンテナ524側から見た場合に、本体502に対して反時計回りに回転(回動)するものとする。
開閉&ターン式携帯端末500では、例えば、図13上左図の状態を基準として、基準画面が生成される。即ち、図13上左図の本体502の上部を、「開閉&ターン式携帯端末500の上側」とすると、開閉&ターン式携帯端末500の上側の方向(実際の方向)が、GPS画面上の上側の方向に一致するGPS画面が、基準画面として生成される。
基準画面が、そのまま、メインパネル505またはサブパネル506に表示される場合、メインパネル505またはサブパネル506では、例えば、開閉&ターン式携帯端末500のアンテナ524が設けられている側を、画面の上側として、画面の上側と、基準画面の上側とが一致するように、基準画面を表示する。
図13上左図の状態では、開閉&ターン式携帯端末500の上側がメインパネル505の上側と一致するので、メインパネル505に基準画面をそのまま表示すれば、その基準画面であるGPS画面上の方向と、実際の方向とが一致した状態のGPS画面が表示される。
なお、図13上左図に示すメインパネル505に表示されるGPS画面では、画面上部がA方向、左部がB方向、下部がC方向、右部がD方向になっている。
図13上左図の開き状態のまま、開閉&ターン式携帯端末500の本体502の位置を変えずに、表示部501をターン部504を中心に反時計回りに180度回転(ターン)すると、開閉&ターン式携帯端末500は、開き状態かつターン状態となり、メインパネル505に代わって、サブパネル506が表面側に位置することとなる。
図13上右図の開き状態かつターン状態において、開閉&ターン式携帯端末500は、図13上左図におけるメインパネル505にGPS画面を表示した場合と同様に、GPS画面を、その上側が、サブパネル506の上側と一致するように表示させる。従って、表示部501のサブパネル506には、図13上左図と同様に、GPS画面上の方向が実際の方向と一致するように、GPS画面が表示される。
図13上左図の開き状態から、開閉&ターン式携帯端末500の本体502の位置を変えずに、表示部501をヒンジ部503を中心に閉じると、開閉&ターン式携帯端末500は、図13中左図に示すように、閉じ状態となる。閉じ状態においては、図13上右図の場合と上下関係が逆となったサブパネル506が表面側に位置することとなる。
図13中左図の閉じ状態においては、開閉&ターン式携帯端末500は、基準画面の上下左右を反転した変更画面(基準画面を180度回転した変更画面)を、その変更画面の上側と、サブパネル506の上側が一致するように、サブパネル506に表示させる。従って、表示部501のサブパネル506には、図13上左図と同様に、GPS画面上の方向が実際の方向と一致するように、GPS画面が表示される。
また、図13上右図の開き状態かつターン状態から、開閉&ターン式携帯端末500の本体502の位置を変えずに、表示部501をヒンジ部503を中心に閉じると、開閉&ターン式携帯端末500は、図13中右図に示すように、閉じ状態かつターン状態となる。閉じ状態かつターン状態においては、図13上左図の場合と上下関係が逆となったメインパネル505が表面側に位置することとなる。
図13中右図の閉じ状態かつターン状態においては、開閉&ターン式携帯端末500は、基準画面の上下左右を反転した変更画面(基準画面を180度回転した変更画面)を、その変更画面の上側と、メインパネル505の上側が一致するように、メインパネル505に表示させる。従って、表示部501のメインパネル505には、図13上左図と同様に、GPS画面上の方向が実際の方向と一致するように、GPS画面が表示される。
また、例えば、図13上左図の開き状態から、ユーザが本体502をターン部504を中心として左回りに90度回転させた状態に持ちかえて、表示部501をヒンジ部503を中心に途中まで閉じ、さらに表示部501をターン部504を中心として反時計回りに90度だけ回転すると、開閉&ターン式携帯端末500は、図13下図に示すような状態となる。
図13下図の状態でも、表示部501には、図13上左図と同様に、GPS画面上の方向が実際の方向と一致するように、GPS画面が表示される。
以上のように、開閉&ターン式携帯端末500によれば、表示部501がどのような回動状態にあっても、GPS画面(地図)上の方向が、実際の方向と一致するように、即ち、GPS画面の東西南北が、実際の東西南北の方向と一致するように、GPS画面が表示される。このように、本来行うべきGPS画面の表示が行われるので、ユーザは、地理的な位置関係を、容易かつ正確に把握することができる。
次に、以上のようなGPS画面の表示を行う第1と第2の表示方法について説明する。
図14は、第1の表示方法によりGPS画面を表示する開閉&ターン式携帯端末500の右側面図を示している。
図14においては、表示部501に、地磁気検出部531が実装されている。
そして、図14では、地磁気検出部531は、地磁気センサを備え、地磁気に基づいて、表示部501の、例えば、上側が向いている方向を検出する。なお、表示部501のアンテナ524が付いている側を、「表示部501の上側」とする。表示部501の上側は、メインパネル505およびサブパネル506の上側でもある。
図14下段左図、中図、右図は、図14上段左図、中図、右図の状態から、表示部501が、ターン部504を中心としてターンされた状態を示している。表示部501がターンした場合、地磁気検出部531の向きが変わるので、地磁気検出部531によれば、ターンによるメインパネル505およびサブパネル506の向きの変更も認識することができる。
そして、開閉&ターン式携帯端末500では、地磁気検出部531の出力に基づいて、メインパネル505とサブパネル506のそれぞれに、GPS画面上の方向と、実際の方向とが一致するように、GPS画面が表示される。
次に、図15は、第2の表示方法によりGPS画面を表示する開閉&ターン式携帯端末500の右側面図を示している。
図15においては、表示部501ではなく、本体502に地磁気検出部531が実装されている。そして、地磁気検出部531は、本体502の上側が向いている方向を検出する。
図15に示すように、本体502に地磁気検出部531が実装されている場合、図15上段左図の閉じ状態、図15上段中図の開閉途中状態、図15上段右図の開き状態のように、表示部501が回動(開閉)されても、本体502の地磁気検出部531は、回動しない。さらに、図15上段左図、中図、右図の状態から、図15下段左図、中図、右図の状態のように、表示部501がターンされても、本体502の地磁気検出部531は、回動しない。
そこで、図15では、開閉&ターン式携帯端末500には、開閉検出部530と角度検出部532がさらに設けられている。
開閉検出部530は、例えば、開き状態における開閉角度を0度として、表示部501の開閉角度を検出する。
角度検出部532は、表示部501の、ターン部504を中心とする回転角度としてのターン角度を検出することにより、表示部501がターンしているかどうかを検出する。なお、表示部501を閉じた場合に、メインパネル505が本体502に対して対向する状態を、未ターン状態といい、サブパネル506が本体502に対して対向する状態を、ターン状態という。
開閉&ターン式携帯端末500では、開閉検出部530、地磁気検出部531、角度検出部532による検出結果に基づいて、GPS画面が、そのGPS画面上の方向と、実際の方向とが一致するように、メインパネル505とサブパネル506に表示される。
図16は、図15に示したように、開閉検出部530、地磁気検出部531、および角度検出部532を実装している開閉&ターン式携帯端末500の電気的構成例を示すブロック図である。
図16に示すように、開閉&ターン式携帯端末500は、表示部501および本体502の各部を統括的に制御するようになされた主制御部550と、開閉検出部530、地磁気検出部531、角度検出部532、電源回路部551、操作入力制御部552、画像エンコーダ553、カメラインターフェース部554、表示制御部555、画像デコーダ556、多重分離部557、変復調回路部558、音声コーデック559、記録再生部563、および記憶部564が、メインバス560を介して互いに接続されて構成されている。
なお、開閉&ターン式携帯端末500の、電源回路部551乃至カメラインターフェース部554、および画像デコーダ556乃至メインバス560は、図8に示した回転式携帯端末100の電源回路部251乃至カメラインターフェース254、および画像デコーダ256乃至メインバス260と同一であるのでその説明は省略する。
開閉&ターン式携帯端末500は、CPU581、ROM582及びRAM583等でなる主制御部550の制御に基づいて、マイクロフォン514からの音声データや、操作キー516やジョグダイヤル519のキー操作により作成された電子メールなどのテキストデータ、画像データに処理を施し、アンテナ524を介して送信する。また、開閉&ターン式携帯端末500は、アンテナ524を介して受信する音声データや電子メールなどのテキストデータ、画像データに処理を施して、スピーカ514やメインパネル505、サブパネル506を介して出力する。その後、開閉&ターン式携帯端末500は、ユーザの操作に応じて受信した電子メールなどを記録再生部563を介してメモリスティック522に記録することも可能である。
なお、アンテナ524は、その他、GPS衛星からのGPS信号を受信し、主制御部550に出力する。
主制御部550は、アンテナ524からのGPS信号に基づいて、自身の現在位置を認識し、例えば、記憶部564に記憶されている地図(データ)から、現在位置を含む所定の範囲の地図を読み出して、GPS画面を生成する。
なお、地図(データ)は、メモリスティック522に記憶させておき、記録再生部563を介して、メモリスティック522から読み出してもよい。また、地図(データ)は、所定のWebサイトなどから、有線または無線で取得することも可能である。
主制御部550は、地磁気検出部531が検出する本体502の上側の方向に応じて、上述したようなGPS画面を生成する。さらに、主制御部550は、開閉検出部530が検出する表示部501の開閉角度、および角度検出部532が検出するターン角度(ターン状態または未ターン状態)に基づいて、基準画面を変更し、その結果得られる変更画面を表示制御部555に出力する。
表示制御部555は、主制御部550からの変更画面であるGPS画面を取得し、主制御部550からの指示に従って、メインパネル505もしくはサブパネル506に、そのGPS画面を表示させる。
主制御部550のCPU581は、プログラムを実行することにより、上述したようなGPS画面を表示部501のメインパネル505もしくはサブパネル506に表示させる。
主制御部550のCPU581によるGPS画面の表示処理について、図17のフローチャートを参照して説明する。
ユーザが、例えば、開閉&ターン式携帯端末500の操作キー516またはジョグダイヤル519を操作してGPS画面の表示を要求した場合、主制御部550は、アンテナ524を介して受信したGPS信号に基づいて、現在位置を含む所定の範囲の地図データを記憶部564などから取得する。
そして、主制御部550は、ユーザがGPS画面を要求する操作に応答し、ステップS500において、地磁気検出部531が検出する本体502の上側の方向を取得し、その方向に対応して、記憶部564から取得した地図データから、基準画面としてのGPS画面を生成して、ステップS501に進む。
ステップS501において、主制御部550は、開閉検出部530が検出する開閉角度から、開閉&ターン式携帯端末500が閉じ状態であるか否かを判定する。ステップS502において、主制御部550は、開閉&ターン式携帯端末500が閉じ状態であると判定した場合、即ち、図15上段左図、図15下段左図の閉じ状態であると判定した場合、ステップS511に進む。
ステップS511において、主制御部550は、角度検出部532が検出するターン角度から、開閉&ターン式携帯端末500の表示部501がターン状態であるか否かを判定する。ステップS511において、主制御部550は、表示部501がターン状態ではないと判定した場合、即ち、図15上段左図の閉じ状態の場合、ステップS512に進み、主制御部550は、基準画面であるGPS画面を、その上下左右を反転して(180度回転して)補正(変更)する。さらに、主制御部550は、基準画面を補正することにより得られた変更画面を、表示制御部555を介してサブパネル506に表示させ、処理を終了する。
また、ステップS511において、角度検出部532が検出するターン角度から、表示部501がターン状態と判定された場合、即ち、図15下段左図の閉じ状態の場合、ステップS513に進み、主制御部550は、基準画面であるGPS画面を、その上下左右を反転(180度回転)して補正(変更)する。さらに、主制御部550は、基準画面を補正することにより得られた変更画面を、表示制御部555を介してメインパネル505に表示させ、処理を終了する。
一方、ステップS502において、表示部501が閉じ状態ではないと判定された場合、ステップS503に進み、主制御部550は、開閉検出部530が検出する開閉角度から、ヒンジ部503が開閉途中状態であるか否かを判定する。ステップS503において、主制御部550は、表示部501が開閉途中状態であると判定した場合、ステップS521に進む。
ステップS521において、主制御部550は、角度検出部532が検出するターン角度から、開閉&ターン式携帯端末500の表示部501がターン状態であるか否かを判定する。ステップS521において、主制御部550は、表示部501がターン状態ではないと判定した場合、即ち、図15上段中図の開閉途中状態の場合、ステップS522に進み、主制御部550は、基準画面であるGPS画面を、開閉角度に基づいて地図上の東西南北と合致するように基準画面を補正(変更)する。さらに、主制御部550は、基準画面を補正することにより得られた変更画面を、表示制御部555を介してメインパネル505に表示させ、処理を終了する。
また、ステップS521において、角度検出部532が検出するターン角度から、表示部501がターン状態と判定された場合、即ち、図15下段中図の開閉途中状態かつターン状態の場合、ステップS523に進み、主制御部550は、基準画面であるGPS画面を、開閉角度に基づいて地図上の東西南北と合致するように補正(変更)する。そして、主制御部550は、基準画面を補正することにより得られた変更画面を、表示制御部555を介してサブパネル506に表示させ、処理を終了する。
一方、ステップS503において、表示部501が開閉途中状態ではないと判定された場合、ステップS504に進み、主制御部550は、開閉検出部530が検出する開閉角度から、表示部501が開き状態であるか否かを判定する。ステップS504において、主制御部550は、表示部501が開き状態であると判定した場合、ステップS531に進む。
ステップS531において、主制御部550は、角度検出部532が検出するターン角度から、開閉&ターン式携帯端末500の表示部501がターン状態であるか否かを判定する。ステップS531において、主制御部550は、表示部501がターン状態ではないと判定した場合、即ち、図15上段右図の開き状態の場合、ステップS532に進み、主制御部550は、基準画面であるGPS画面を、表示制御部555を介してメインパネル505に表示させ、処理を終了する。
また、ステップS31において、主制御部550は、角度検出部532が検出するターン角度から、表示部501がターン状態と判定した場合、即ち、図15下段右図の開き状態かつターン状態の場合、ステップS533に進み、主制御部550は、基準画面であるGPS画面を、表示制御部555を介してサブパネル506に表示させ、処理を終了する。
一方、ステップS504において、開閉検出部530が検出する開閉角度から、開閉&ターン式携帯端末500の表示部501が開き状態ではないと判定された場合、主制御部550は、エラーであるとして、GPS画面を表示させずに、処理を終了する。
以上のように、本体102と本体102に対して回動可能な表示部101とを備える回転式携帯端末100においては、本体102に対する表示部101の角度を検出する角度検出部132と、地磁気に基づいて所定の方向を検出する地磁気検出部131とを備え、表示部101の角度と所定の方向とに基づいて、表示部101の画面表示を制御するので、表示部101の回動(回転)状態にかかわらず、的確な画面を表示することができる。
また、表示部101に地磁気検出部131を備える回転式携帯端末100によれば、表示部101が回動状態を認識することができるので、角度検出部132がなくても的確なGPS画面を表示することができる。
本体502と本体502に対して回動可能な表示部501とを備える開閉&ターン式携帯端末500においては、本体502に対する表示部501の角度を検出する開閉検出部530および角度検出部532と、地磁気に基づいて所定の方向を検出する地磁気検出部531とを備え、表示部501の角度と所定の方向とに基づいて、表示部501の画面表示を制御するので、表示部501の回動状態にかかわらず、的確な画面を表示することができる。
また、表示部501に地磁気検出部531を備える開閉&ターン式携帯端末500によれば、表示部501が回動状態を認識することができるので、開閉検出部530および角度検出部532がなくても的確なGPS画面を表示することができる。
上述した一連の処理を実行するプログラムは、記録媒体から回転式携帯端末100や開閉&ターン式携帯端末500にインストールすることができる。
この記録媒体は、図2または図10に示すように、回転式携帯端末100または開閉&ターン式携帯端末500とは別に、プログラムを記録したメモリスティック122またはメモリスティック522などよりなるパッケージメディアなどにより構成される。
また、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
さらに上述の実施の形態においては、本発明を携帯電話機である回転式携帯端末100及び開閉&ターン式携帯端末500に適用した場合について述べたが、本発明は、その他の携帯電子機器である、例えば、携帯型のナビゲーション装置(計測装置)に適用することができる。
なお、GPS画面(地図)としては、2次元の地図、または3次元の地図を表示することができる。
なお、上述の本実施の形態においては、表示部には、GPS画面(地図)を表示するとしたが、その他、例えば、CCDカメラ120や520で撮影した撮像画像などを、GPS画面における場合と同様に、実際の方向との位置関係を維持しながら表示するようにすることが可能である。
また、上述の本実施の形態においては、表示処理は、GPS画面(画像)を補正することとしたが、表示部の回転角度や、開閉角度、ターン角度に基づいて地磁気を補正し、その補正後の地磁気に基づいてGPS画面を生成するとしてもよい。
従来の回転式携帯端末のGPS画面の表示例を説明するための図である。 回転式携帯端末の外観構成例を示す略線的斜視図である。 回転式携帯端末の外観構成例を示す略線的斜視図である。 回転式携帯端末の表示部の各種回動状態を説明するための図である。 本発明を適用した回転式携帯端末のGPS画面の表示例を説明するための図である。 回転式携帯端末の右側面図である。 回転式携帯端末の右側面図である。 回転式携帯端末の電気的構成例を示すブロック図である。 回転式携帯端末の表示処理を説明するためのフローチャートである。 開閉&ターン式携帯端末の外観構成例を示す略線的斜視図である。 カメラ部を回動したときの表示部を示す略線的斜視図である。 開閉&ターン式携帯端末の外観構成例を示す略線的斜視図である。 本発明を適用したGPS画面の表示例を説明するための図である。 開閉&ターン式携帯端末の右側面図である。 開閉&ターン式携帯端末の右側面図である。 開閉&ターン式携帯端末の電気的構成例を示すブロック図である。 開閉&ターン式携帯端末の表示処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100 回転式携帯端末, 101、501 表示部, 102、502 本体, 103 回転部, 104 パネル, 122、522 メモリスティック, 131、531 地磁気検出部, 132、532 角度検出部, 214、524 アンテナ, 264、564 記憶部, 250、550 主制御部, 255、555 表示制御部, 281、581 CPU, 282、582 ROM, 283 583 RAM, 500 開閉&ターン式携帯端末, 503 ヒンジ部, 504 ターン部, 505 メインパネル, 506 サブパネル,530 開閉検出部

Claims (10)

  1. 本体と、第1の軸を中心として回動することにより、前記本体に対して開閉自在に支持されているとともに、前記本体に対する開閉角度方向に前記第1の軸に対して鉛直な第2の軸を回転軸として前記本体に対して回動自在に支持されている表示部と、前記表示部を前記第2の軸を回転軸として前記本体に対して回動可能に支持する回転部とを備える携帯電子機器において、
    前記本体に対する前記表示部のターン角度を、前記回転部において検出する角度検出手段と、
    地磁気に基づいて前記本体の方向を検出する地磁気検出手段と、
    前記本体に対する前記表示部のターン角度、前記表示部の開閉状態、および前記本体の方向に基づいて、前記表示部が有する、前記表示部が前記本体に対して閉じた状態で前記本体と対向する第1の面に設けられた第1の表示画面、および、前記第1の面の裏側の第2の面に設けられた第2の表示画面の画面表示を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記地磁気検出手段は、前記本体に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記表示部は、LCD(Liquid Crystal Display)で構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  4. 前記表示部は、現在位置を含む地図を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  5. GPS(Global Positioning System)衛星からの情報に基づき、現在位置を認識する
    ことを特徴とする請求項4に記載の携帯電子機器。
  6. ナビゲーション装置である
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  7. 携帯電話機である
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  8. 本体と、第1の軸を中心として回動することにより、前記本体に対して開閉自在に支持されているとともに、前記本体に対する開閉角度方向に前記第1の軸に対して鉛直な第2の軸を回転軸として前記本体に対して回動自在に支持されている表示部と、前記表示部を前記第2の軸を回転軸として前記本体に対して回動可能に支持する回転部とを備える携帯電子機器の情報処理方法において、
    前記本体に対する前記表示部のターン角度を、前記回転部において検出する角度検出ステップと、
    地磁気に基づいて前記本体の方向を検出する地磁気検出ステップと、
    前記本体に対する前記表示部のターン角度、前記表示部の開閉状態、および前記本体の方向に基づいて、前記表示部が有する、前記表示部が前記本体に対して閉じた状態で前記本体と対向する第1の面に設けられた第1の表示画面、および、前記第1の面の裏側の第2の面に設けられた第2の表示画面の画面表示を制御する制御ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  9. 本体と、第1の軸を中心として回動することにより、前記本体に対して開閉自在に支持されているとともに、前記本体に対する開閉角度方向に前記第1の軸に対して鉛直な第2の軸を回転軸として前記本体に対して回動自在に支持されている表示部と、前記表示部を前記第2の軸を回転軸として前記本体に対して回動可能に支持する回転部とを備える携帯電子機器に実行させるプログラムであって、
    前記本体に対する前記表示部のターン角度を、前記回転部において検出する角度検出手段の出力を取得する角度取得ステップと、
    地磁気に基づいて前記本体の方向を検出する地磁気検出手段の出力を取得する地磁気取得ステップと、
    前記本体に対する前記表示部のターン角度、前記表示部の開閉状態、および前記本体の方向に基づいて、前記表示部が有する、前記表示部が前記本体に対して閉じた状態で前記本体と対向する第1の面に設けられた第1の表示画面、および、前記第1の面の裏側の第2の面に設けられた第2の表示画面の画面表示を制御する制御ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
  10. 本体と、第1の軸を中心として回動することにより、前記本体に対して開閉自在に支持されているとともに、前記本体に対する開閉角度方向に前記第1の軸に対して鉛直な第2の軸を回転軸として前記本体に対して回動自在に支持されている表示部と、前記表示部を前記第2の軸を回転軸として前記本体に対して回動可能に支持する回転部とを備える携帯電子機器に実行させるプログラムが記録されている記録媒体であって、
    前記本体に対する前記表示部のターン角度を、前記回転部において検出する角度検出手段の出力を取得する角度取得ステップと、
    地磁気に基づいて前記本体の方向を検出する地磁気検出手段の出力を取得する地磁気取得ステップと、
    前記本体に対する前記表示部のターン角度、前記表示部の開閉状態、および前記本体の方向に基づいて、前記表示部が有する、前記表示部が前記本体に対して閉じた状態で前記本体と対向する第1の面に設けられた第1の表示画面、および、前記第1の面の裏側の第2の面に設けられた第2の表示画面の画面表示を制御する制御ステップと
    を含むことを特徴とするプログラムが記録されている記録媒体。
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