JP4771120B2 - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

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本発明は、自動車や各種産業機械の変速機として利用可能なトロイダル型無段変速機に関する。
自動車用変速機として、図3および図4に略示するようなトロイダル型無段変速機を使用することが一部で実施されている。このトロイダル型無段変速機は、入力軸1と同心に入力側ディスク2を支持し、入力軸1と同心に配置された出力軸3の端部に、出力側ディスク4を固定している。トロイダル型無段変速機を納めたケーシングの内側には、入力軸1並びに出力軸3に対し捻れの位置にある枢軸(傾転軸)5,5を中心として揺動するトラニオン6,6が設けられている。
また、各枢軸5,5を中心として各トラニオン6,6を揺動させることにより、これら各トラニオン6,6の中央部に支持された変位軸9の傾斜角度を調節できるようになっている。また、各トラニオン6,6の内側面から突出する変位軸9の先端部の周囲には、パワーローラ11が回転自在に支持されており、各パワーローラ11,11は、入力側および出力側の両ディスク2,4の間に挟持されている。なお、各変位軸9,9の基端部と先端部は、互いに偏心している。
入力側および出力側の両ディスク2,4の互いに対向する内側面2a,4aの断面はそれぞれ、枢軸5を中心とする円弧或いはこのような円弧に近い曲線を回転させて得られる凹面を成している。そして、球状の凸面に形成された各パワーローラ11,11の周面11a,11aが各内側面2a,4aに当接されている。
入力軸1と入力側ディスク2との間には、ローディングカム式の押圧装置12が設けられている。この押圧装置12は、入力側ディスク2を出力側ディスク4に向けて弾性的に押圧している。また、押圧装置12は、入力軸1と共に回転するカム板(ローディングカム)13と、保持器14により保持された複数個(例えば4個)のローラ15,15とから構成されている。また、カム板13の片側面(図3および図4の左側面)には、周方向に亙って凹凸面であるカム面16が形成され、入力側ディスク2の外側面(図3および図4の右側面)にも同様のカム面17が形成されている。そして、複数個のローラ15,15は、入力軸1に対して放射方向に延びる軸を中心に回転できるように、支持されている。
このような構成のトロイダル型無段変速機においては、入力軸1を回転させると、その回転に伴ってカム板13が回転し、カム面16によって複数個のローラ15,15が、入力側ディスク2の外側面に設けられたカム面17に押圧される。この結果、入力側ディスク2が複数のパワーローラ11,11に押圧されると同時に、1対のカム面16,17と複数個のローラ15,15の転動面との押し付け合いに基づいて、入力側ディスク2が回転する。そして、この入力側ディスク2の回転が、各パワーローラ11,11を介して、出力側ディスク4に伝達され、この出力側ディスク4に固定された出力軸3が回転する。
入力軸1と出力軸3との回転速度を変える場合であって、入力軸1と出力軸3との間で減速を行なう場合には、枢軸5,5を中心として各トラニオン6,6を揺動させ、各パワーローラ11,11の周面11a,11aが、図3に示すように、入力側ディスク2の内側面2aの中心寄り部分と出力側ディスク4の内側面4aの外周寄り部分とにそれぞれ当接するように、各変位軸9,9を傾斜させる。
反対に、増速を行なう場合には、各トラニオン6,6を揺動させ、各パワーローラ11,11の周面11a,11aが、図4に示すように、入力側ディスク2の内側面2aの外周寄り部分と出力側ディスク4の内側面4aの中心寄り部分とにそれぞれ当接するように、各変位軸9,9を傾斜させる。各変位軸9,9の傾斜角度を図3と図4との中間にすれば、入力軸1と出力軸3との間で、中間の変速比が得られる。
更に、図5および図6は、より具体化されたシングルキャビティ型のトロイダル型無段変速機を示している(例えば特許文献1参照)。ケーシング200内において、入力側ディスク2および出力側ディスク4はそれぞれ、入力軸18の周囲に、ニードル軸受19,19を介して、回転自在および軸方向に変位自在に支持されている。また、ローディングカム式の押圧装置12を構成するためのカム板13は、入力軸18の端部(図5の左端部)の外周面にスプライン係合されている。また、出力側ディスク4には出力歯車21がキー22により結合されており、これら出力側ディスク4と出力歯車21とが同期して回転するようになっている。
入力軸18に対し捻れの位置にある枢軸(傾転軸)5,5を中心として揺動する各トラニオン6,6は、支持板部7の長手方向(図6の左右方向)の両端部に、この支持板部7の内側面側に折れ曲がる状態で形成された一対の折れ曲がり壁部8,8を有している。そして、この折れ曲がり壁部8,8によって、トラニオン6には、後述するパワーローラ11を収容するための凹状のポケット部Pが形成される。また、各折れ曲がり壁部8,8の外側面(支持板部7と反対側の面)には、各枢軸5,5が互いに同心的に設けられている。
トラニオン6,6の両端部はそれぞれ、一対のリンク(ヨーク)23,23に対して揺動自在および軸方向(図6の左右方向)に変位自在に支持されている。また、リンク23,23は、支持ポスト99A,99Bによって支持されている。そして、各トラニオン6,6を構成する支持板部(芯部)7の中央部に形成された円孔10には、基端部9aと先端部9bとが互いに平行で且つ偏心した変位軸9の基端部9aが、回転自在に支持されている。また、各支持板部7の内側面から突出する各変位軸9の先端部9bの周囲には、パワーローラ11が回転自在に支持されている。
なお、一対のトラニオン6,6毎に設けられた一対の変位軸9,9は、入力軸18に対し、互いに180度反対側の位置に設けられている。また、これらの各変位軸9,9の先端部9bが基端部9aに対して偏心している方向は、入力側および出力側の両ディスク2,4の回転方向に対して同方向(図6で左右逆方向)となっている。また、偏心方向は、入力軸18の配設方向に対して略直交する方向となっている。したがって、各パワーローラ11,11は、入力軸18の長手方向に若干変位できるように支持される。その結果、押圧装置12が発生するスラスト荷重に基づく各構成部材の弾性変形等に起因して、各パワーローラ11,11が入力軸18の軸方向に変位する傾向となった場合でも、各構成部材に無理な力が加わらず、この変位が吸収される。
また、各パワーローラ11,11の外側面と各トラニオン6,6を構成する支持板部7の内側面との間には、パワーローラ11の外側面の側から順に、スラスト転がり軸受であるスラスト玉軸受24と、スラストニードル軸受25とが設けられている。このうち、スラスト玉軸受24は、各パワーローラ11に加わるスラスト方向の荷重を支承しつつ、これら各パワーローラ11の回転を許容するものである。このようなスラスト玉軸受24はそれぞれ、複数個ずつの玉26,26と、これら各玉26,26を転動自在に保持する円環状の保持器27と、円環状の外輪28とから構成されている。また、各スラスト玉軸受24の内輪軌道は各パワーローラ11の外側面に、外輪軌道は各外輪28の内側面にそれぞれ形成されている。
更に、各トラニオン6,6の一端部(図6の左端部)にはそれぞれ駆動ロッド29が結合されており、各駆動ロッド29の中間部外周面に駆動ピストン30が固設されている。そして、これら各駆動ピストン30はそれぞれ、駆動シリンダ31内に油密に嵌装されている。
このように構成されたトロイダル型無段変速機の場合、入力軸18の回転は、押圧装置12を介して、入力側ディスク2に伝えられる。そして、この入力側ディスク2の回転が、一対のパワーローラ11,11を介して出力側ディスク4に伝えられ、更にこの出力側ディスク4の回転が、出力歯車21より取り出される。
入力軸18と出力歯車21との間の回転速度比を変える場合には、一対の駆動ピストン30,30を互いに逆方向に変位させる。これら各駆動ピストン30,30の変位に伴って、一対のトラニオン6,6が互いに逆方向に変位する。例えば、図6の左側のパワーローラ11が同図の右側に、同図の右側のパワーローラ11が同図の左側にそれぞれ変位する。その結果、これら各パワーローラ11,11の周面11a,11aと入力側ディスク2及び出力側ディスク4の内側面2a,4aとの当接部に作用する接線方向の力の向きが変化する。そして、この力の向きの変化に伴って、各トラニオン6,6が、リンク23,23に枢支された枢軸5,5を中心として、互いに逆方向に揺動する。
その結果、前述の図3および図4に示したように、各パワーローラ11,11の周面11a,11aと各内側面2a,4aとの当接位置が変化し、入力軸18と出力歯車21との間の回転速度比が変化する。また、これら入力軸18と出力歯車21との間で伝達するトルクが変動し、各構成部材の弾性変形量が変化すると、各パワーローラ11,11及びこれら各パワーローラ11に付属の外輪28が、各変位軸9の基端部9aを中心として僅かに回動する。これら各外輪28の外側面と各トラニオン6を構成する支持板部7の内側面との間には、各スラストニードル軸受25が存在するため、前記回動は円滑に行なれる。したがって、前述のように各変位軸9,9の傾斜角度を変化させるための力が小さくて済む。
ところで、上記構成のシングルキャビティ型のトロイダル型無段変速機(例えば特許文献1)において、入力軸18は、ケーシング200に対して回転することにより、ローディングカム式の押圧装置12で発生する軸方向の力に伴って入力側ディスク2に作用する軸方向の力f1(以下、入力側ディスク軸方向力またはローディング反力と称する。)と、トルクとの両方を伝達する。そして、ローディング反力f1は、入力軸18を介してアンギュラ軸受70で支持される。
また、例えば特許文献2に開示されるように、トルクを伝達するトルク伝達軸と引張力を伝達する引張力伝達軸とを同軸上に配置し、引張力伝達軸をその中央部でリンクポストを介してケーシング200に対して支持することにより、押圧装置12で発生する軸方向力をケーシング200に対して全く伝達させない構造も知られている。
特許第3503348号公報 特開2001−108043号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるような構造では、入力軸18がトルクおよび入力側ディスク軸方向力f1の両方を伝達し、入力軸18に発生する応力が高くなるため、ディスク2,4やパワーローラ11等から構成されるバリエータの許容伝達トルクの増大が制限されてしまう。無論、入力軸18の外径Rを大きくすることにより入力軸18に発生する応力を下げることは可能であるが、そうした場合には、ディスク2,4の内周面部位の肉厚Tが薄くなってしまう。図7(入力側ディスク2の内側面2aと出力側ディスク4の内側面4aとの間に形成されるキャビティ1つ当たりのパワーローラ数が2個の場合)および図8(キャビティ1つ当たりのパワーローラ数が3個の場合)に示すように、ディスク2,4は押圧装置12で発生する軸方向の力によって楕円状に変形し、ディスク2,4の内周面部位A,B(図8の場合には、A,B,C)には高い応力(引張力)が発生する(図7のS1,S2および図8のS1,S2,S3は、ディスク2,4とパワーローラ11との接触点を示している。)ため、ディスク2,4の内周面部位における肉厚Tが薄くなると、ディスク2,4の強度が低下し、結果として、許容伝達トルクの増大はあまり見込めない。また、トルク伝達の高密度化を図るために1キャビティ当たりのパワーローラ11の数を増やした場合(例えば図7における2個から図8における3個へと増大した場合)には、1接触点当たりの押付け力は同じであるため、軸力が増大し、この問題が顕著になる。
また、入力軸18が必ずどちらか一方のディスク2,4と逆方向に回転する(例えば、入力側ディスク2が入力軸18と同じ方向に回転し、出力側ディスク4が入力軸18と逆方向に回転する。)ため、入力軸18と逆方向に回転しているディスクの内周面部位に設けられた軸受19の転動体の自転速度が非常に高くなる。また、これに加え、前述したようにディスク2,4の内周面部位は押圧装置12で発生する軸方向の力によって楕円状に変形するため、前記軸受19の耐久性の悪化は避けられない。
また、特許文献2に開示される構造では、前記引張力伝達軸をその中央部で前記リンクポストを介してケーシング200に対して支持することにより押圧装置12で発生する軸方向の力をケーシング200に伝達しないようにしているため、引張力伝達軸は、必ず、前記リンクポストよりも入力側ディスク2側で入力側ディスク軸方向力(ローディング反力)f1を受けるだけでなく、前記リンクポストよりも出力側ディスク4側で、出力側ディスク軸方向力(入力側ディスク軸方向力f1に伴って出力側ディスク4に作用する軸方向の力)f2を受けることになる。このディスク2,4に作用する軸方向力f1、f2は等速状態では互いに等しいが、減速側では、入力側ディスク軸方向力f1よりも出力側ディスク軸方向力f2の方が大きく、増速側では、出力側ディスク軸方向力f2よりも入力側ディスク軸方向力f1の方が大きくなり、最減速時の出力側ディスク軸方向力f2が最大となってしまう。
いずれにしても、特許文献2に開示された構成では、出力側ディスク軸方向力f2が作用するため、大きな引張力を考慮した設計を行なう必要があり、特許文献1の場合同様、バリエータの許容伝達トルクの増大が制限される。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたもので、入力軸で発生する応力を下げることができ、バリエータの許容伝達トルクを増大させることができるトロイダル型無段変速機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載のトロイダル型無段変速機は、それぞれの内側面同士を互いに対向させた状態で互いに同心的に且つ回転自在に入力軸に支持された入力側ディスクおよび出力側ディスクと、前記入力側ディスクに回転トルクを入力する駆動軸と、前記入力側ディスクと前記出力側ディスクとの間に設けられ且つ前記入力側ディスクの回転力を所定の変速比で前記出力側ディスクに伝達する複数のパワーローラとから成るバリエータ部をケーシングに組み込んで成るトロイダル型無段変速機において、前記入力軸は、前記入力側ディスクに作用する軸方向の引張力のみを受けるように、前記出力側ディスクの側に位置するその端部が前記ケーシングに対して回転不能に支持されていることを特徴とする。
本発明のトロイダル型無段変速機では、入力軸がケーシングに対して回転せず、したがって、入力軸がトルクを伝達しない。そのため、入力軸には引張力(入力側ディスク軸方向力)しか作用せず(大きな引張力を引き起こす出力側ディスク軸方向力が作用せず)、結果的に、入力軸に発生する応力を下げることができる(入力軸は入力側ディスク軸方向力のみに耐え得れば良い。)。また、このように入力軸に発生する応力を下げることができれば、入力軸の径を大きくしてディスクの内周面部位の肉厚を薄くする必要も無くなり、バリエータ部の許容伝達トルクを増大させることができるようになる。また、入力軸が回転しないことから、ディスクの内周部に設けられる軸受における転動体の自転数も下がるため、この軸受の耐久性も十分確保することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の特徴は、入力軸18の取付構造にあり、その他の構成および作用は前述した従来の構成および作用と同様であるため、以下においては、本発明の特徴部分についてのみ言及し、それ以外の部分については、図3〜図8と同一の符号を付してその詳細な説明を省略することにする。
図1は本発明の実施の形態を示している。図示のように、本実施形態において、入力軸18は、入力側ディスク2に作用する軸方向の引張力f1のみを受けるように、出力側ディスク4の側に位置するその端部がケーシング200に対して回転不能に支持されている。具体的には、入力軸18は、出力歯車21が配置される側のその端部が、ナット93によりケーシング200に対して支持されている。この場合、ナット93とケーシング200との間には、皿バネ90および介挿部材92が配置されている。なお、図中、符号72は、動力を入力するための駆動軸である。
このような構成において、駆動軸72により入力された動力(トルク)は、押圧装置12のカム板13とローラ15とを介して入力側ディスク2に伝達された後、パワーローラ11を介して出力側ディスク4および出力歯車21へと伝えられる。すなわち、入力軸18にトルクが伝達されることはない。また、入力軸18は入力側ディスク軸方向力f1のみを受け、出力側ディスク軸方向力f2は、出力歯車21およびアンギュラ軸受70を介して、ケーシング200に支持される。
以上のように、本実施形態では、入力軸18がケーシング200に対して回転せず、したがって、入力軸18がトルクを伝達しない。そのため、入力軸18には引張力(入力側ディスク軸方向力f1)しか作用せず(大きな引張力を引き起こす出力側ディスク軸方向力f2が作用せず)、結果的に、入力軸18に発生する応力を下げることができる(入力軸18は入力側ディスク軸方向力f1のみに耐え得れば良い。)。また、このように入力軸18に発生する応力を下げることができれば、入力軸18の径を大きくしてディスク2,4の内周面部位の肉厚Tを薄くする必要も無くなり、バリエータ部の許容伝達トルクを増大させることができるようになる。また、入力軸18が回転しないことから、ディスク2,4の内周部に設けられる軸受19における転動体の自転数も下がるため、この軸受19の耐久性も十分確保することができる。
図2は本発明の他の実施の形態を示している。図示のように、この実施形態では、入力軸18がナット93によりケーシング200に対して完全に固定されている。なお、図中、符号72Aは入力歯車である。
このような構成でも、前述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
本発明は、シングルキャビティ型の様々な構成のトロイダル型無段変速機に適用することができる。
本発明の実施形態に係るトロイダル型無段変速機の要部断面図である。 本発明の他の実施形態に係るトロイダル型無段変速機の要部断面図である。 従来から知られているトロイダル型無段変速機の基本的構成を最大減速時の状態で示す側面図である。 従来から知られているトロイダル型無段変速機の基本的構成を最大増速時の状態で示す側面図である。 従来の具体的構造の一例を示す断面図である。 図5のX−X線に沿う断面図である。 ローディング力によるディスクの変形状態(1キャビティ当たりのパワーローラ数が2個の場合)を示す概略図である。 ローディング力によるディスクの変形状態(1キャビティ当たりのパワーローラ数が3個の場合)を示す概略図である。
符号の説明
2 入力側ディスク
4 出力側ディスク
11 パワーローラ
18 入力軸
200 ケーシング

Claims (1)

  1. それぞれの内側面同士を互いに対向させた状態で互いに同心的に且つ回転自在に入力軸に支持された入力側ディスクおよび出力側ディスクと、前記入力側ディスクに回転トルクを入力する駆動軸と、前記入力側ディスクと前記出力側ディスクとの間に設けられ且つ前記入力側ディスクの回転力を所定の変速比で前記出力側ディスクに伝達する複数のパワーローラとから成るバリエータ部をケーシングに組み込んで成るトロイダル型無段変速機において、
    前記入力軸は、前記入力側ディスクに作用する軸方向の引張力のみを受けるように、前記出力側ディスクの側に位置するその端部が前記ケーシングに対して回転不能に支持されていることを特徴とするトロイダル型無段変速機。
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