JP4771094B2 - 磁気平衡式電流センサ - Google Patents

磁気平衡式電流センサ Download PDF

Info

Publication number
JP4771094B2
JP4771094B2 JP2008007614A JP2008007614A JP4771094B2 JP 4771094 B2 JP4771094 B2 JP 4771094B2 JP 2008007614 A JP2008007614 A JP 2008007614A JP 2008007614 A JP2008007614 A JP 2008007614A JP 4771094 B2 JP4771094 B2 JP 4771094B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
sensor
magnetic
coil
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008007614A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009168644A (ja
Inventor
高志 浦野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2008007614A priority Critical patent/JP4771094B2/ja
Publication of JP2009168644A publication Critical patent/JP2009168644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4771094B2 publication Critical patent/JP4771094B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)

Description

本発明は、例えばハイブリットカーや電気自動車のバッテリー電流やモータ駆動電流、工作機械のモータに流れる大電流を測定する、単電源駆動で電圧出力タイプの磁気平衡式電流センサに関する。
磁気平衡式電流センサは、図8に例示のように、ギャップGを有するリング状の磁気コア2(高透磁率で残留磁気が少ないパーマロイコア等)と、ギャップGに配置されたホール素子3(磁気検出素子の例示)と、磁気コア2に巻線を設けてなる負帰還用コイルLFBとを有する。磁気コア2は、被測定電流Iinの流れるバスバー1が貫通する配置である。したがって、被測定電流IinによってギャップG内に第1の磁界が発生し、これがホール素子3の感磁面に印加される。一方で、ホール素子3の感磁面に印加される前記第1の磁界を相殺する(ゼロにする)第2の磁界を発生するように負帰還用コイルLFBに電流が供給される。この供給した電流から被測定電流Iinが求められる。
磁気平衡式電流センサに関する公知文献としては、下記特許文献1がある。
特開2002−228689号公報
単電源駆動の場合、電源端子と接地端子との間に例えば2つの抵抗を直列接続し、それら抵抗の接続点の電圧をセンサ内部の差動増幅器の基準電圧として用いるのが一般的である。他方、電源と電流センサとの間には種々のノイズが入るため、電流センサの破壊や誤動作を防止するために、コイルをノイズフィルタとして電源端子又は接地端子の一方に接続することが考えられる。しかし、磁気平衡式電流センサでは、その測定原理のため電源からの供給電流が0〜数十mA程度と大きく変動し、このためノイズフィルタとして設けたコイルの直流抵抗成分による電圧降下が前記基準電圧を変動させ、結果的に電流センサの精度が悪化するという問題がある。また、ノイズ対策の他、電源投入時の突入電流防止のために抵抗を電源端子又は接地端子の一方に接続した場合にも同様の問題がある。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、電源端子又は接地端子にコイルや抵抗を接続した場合の電流検出精度の悪化を防止することの可能な磁気平衡式電流センサを提供することにある。
本発明の第1の態様は、磁気平衡式電流センサである。この電流センサは、
磁気平衡式の原理に基づいて被測定電流に応じた電圧を出力するセンサ本体部と、
電源端子又は接地端子の一方と前記センサ本体部とを接続する経路に設けられたコイルと、
前記電源端子又は前記接地端子の他方と前記センサ本体部とを接続する経路に設けられた、前記コイルと同じ直流抵抗を有する抵抗とを備えるものである。
本発明の第2の態様も、磁気平衡式電流センサである。この電流センサは、
磁気平衡式の原理に基づいて被測定電流に応じた電圧を出力するセンサ本体部と、
電源端子又は接地端子の一方と前記センサ本体部とを接続する経路に設けられた第1のコイルと、
前記電源端子又は前記接地端子の他方と前記センサ本体部とを接続する経路に設けられた、前記第1のコイルと同じ直流抵抗成分を有する第2のコイルとを備えるものである。
本発明の第3の態様も、磁気平衡式電流センサである。この電流センサは、
磁気平衡式の原理に基づいて被測定電流に応じた電圧を出力するセンサ本体部と、
電源端子又は接地端子の一方と前記センサ本体部とを接続する経路に設けられた第1抵抗と、
前記電源端子又は前記接地端子の他方と前記センサ本体部とを接続する経路に設けられた、前記第1抵抗と同じ直流抵抗を有する第2抵抗とを備えるものである。
各態様の電流センサにおいて、前記センサ本体部は、
前記被測定電流によって発生する第1の磁界が感磁面に印加される磁気検出素子と、
前記磁気検出素子の出力電圧が入力される負帰還用差動増幅器と、
前記負帰還用差動増幅器の出力電流が流れることにより、前記磁気検出素子の感磁面に印加される前記第1の磁界を相殺する第2の磁界を発生する負帰還用コイルと、
前記第2の磁界を発生するために前記負帰還用コイルに流れる電流を電圧に変換する電流電圧変換器と、
前記電流電圧変換器から出力される電圧を増幅する出力用差動増幅器とを有するものであるとよい。
本発明によれば、電源端子とセンサ本体部との間及び接地端子とセンサ本体部との間の双方にコイル又は抵抗を接続し、それらコイル又は抵抗を同じ直流抵抗を有するものとしているで、電源端子側のコイル又は抵抗による電圧降下と、接地端子側のコイル又は抵抗による電圧降下とが相殺する。したがって、電源端子とセンサ本体部との間及び接地端子とセンサ本体部との間の一方にのみにコイル又は抵抗を接続した場合と比較して、あるいは双方にコイル又は抵抗を接続してあってもそれらコイル又は抵抗が同じ直流抵抗を有していない場合と比較して、電流検出精度の悪化が防止される。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
(第1の実施の形態)
本実施の形態の磁気平衡式電流センサの概略的構成は上述の図8に例示したとおりなので、ここでは回路構成の詳細を中心に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る磁気平衡式電流センサ100の回路図である。この磁気平衡式電流センサ100は、単電源(定電圧源V、例えば5V)で動作する。
磁気平衡式電流センサ100は、センサ本体部20と、コイルLと、抵抗RL2と、コンデンサCとを備える。センサ本体部20は、後述のように、磁気平衡式の原理に基づいて被測定電流Iinに応じた電圧Vをセンサ出力端子16から出力する。コイルLは電源端子12とセンサ本体部20とを接続する経路に設けられ、抵抗RL2は接地端子14とセンサ本体部20とを接続する経路に設けられる。コイルLは、定電圧源Vから電源端子12に至る経路で入るノイズを除去するためのノイズフィルタとして機能する。なお、図1においてコイルLは等価的に、直流抵抗成分のない理想的なコイルと抵抗RL1との直列接続で示される。抵抗RL2は、コイルLの直流抵抗成分(抵抗RL1)と同じ直流抵抗を有するものとする。コンデンサCは、電源端子12と接地端子14との間にコイルL及び抵抗RL2を介して設けられる。
センサ本体部20は、磁気検出素子としてのホール素子3と、負帰還用差動増幅器24と、負帰還用コイルLFBと、電流電圧変換器としての検出抵抗Rと、基準電圧源25と、出力用差動増幅器28とを有する。基準電圧源25は、分圧抵抗RHi・RLoと、電流バッファ26(インピーダンス変換器)とを有する。
分圧抵抗RHi・RLoは、電源端子12と接地端子14との間に直列接続される。ここで、電源端子12と分圧抵抗RHiとを接続する経路には前記コイルLが設けられ、接地端子14と抵抗RLoとを接続する経路には前記抵抗RL2が設けられている。上述のとおり抵抗RL2はコイルLの直流抵抗成分(抵抗RL1)と同じ直流抵抗を有するので、分圧抵抗RHi・RLoの抵抗値を同じとすれば、電源端子12と接地端子14との間に流れる直流電流の量によらず分圧抵抗RHi・RLoの接続点の電圧は一定(約2.5V)となる。分圧抵抗RHi・RLoの接続点の電圧は、電流バッファ26(インピーダンス変換器)を介して基準電圧Vref(約2.5V)として出力される。
図1において、ホール素子3は等価的に4つの抵抗のブリッジ接続で表され、端子a,b間に一定のホール素子駆動電流を流しておくことにより出力端子c,d間にホール素子3に印加された磁界に比例した(換言すれば被測定電流Iinに比例した)電圧を得る構成としている。ホール素子3の出力端子c,dは、負帰還用差動増幅器24の入力端子にそれぞれ接続される。負帰還用差動増幅器24の出力端子と基準電圧源25の出力端子とを接続する経路に負帰還用コイルLFBと検出抵抗Rとが直列接続される。検出抵抗Rの両端は出力用差動増幅器28の入力端子にそれぞれ接続され、出力用差動増幅器28の出力端子が磁気平衡式電流センサ100のセンサ出力端子16に接続される。なお、検出抵抗Rは負帰還用コイルLFBへの供給電流を電圧に変換するための微小抵抗であり、その抵抗値は出力用差動増幅器28の入力インピーダンスよりも十分小さいものとする。
ホール素子3の出力電圧は負帰還用差動増幅器24に入力される。負帰還用差動増幅器24は、出力端子から電流を吸い込む又は吐き出すことにより、端子c、d間の電位差が常にゼロとなるように、すなわちホール素子3の感磁面において上述の第1の磁界と第2の磁界とが相殺するように、負帰還用コイルLFBに負帰還電流IFBを供給する。ここで、例えば負帰還用コイルLFBの巻き数を4,000ターン、被測定電流Iinを200Aとすれば、「等アンペアターンの原理」より負帰還電流IFB=200/4,000=0.05(A)となる。
負帰還電流IFBは、検出抵抗Rによって電圧Vに変換され、電圧Vは出力用差動増幅器28によって増幅されてセンサ出力端子16から出力される。なお、出力用差動増幅器28は演算増幅器29と抵抗R〜Rとを含み、抵抗R〜Rの抵抗値はR=R、R=Rであり、出力用差動増幅器28の増幅度はR/Rである。増幅度は例えば1近傍とする。出力用差動増幅器28の出力電圧V(すなわち磁気平衡式電流センサ100の出力電圧)は
=−(R/R)V+Vref[V] (式1) ただし、Vrefは約2.5V
となる。
本実施の形態によれば、電源端子12とセンサ本体部20とを接続する経路にコイルLが設けられ、接地端子14とセンサ本体部20とを接続する経路に抵抗RL2が設けられ、抵抗RL2はコイルLの直流抵抗成分(抵抗RL1)と同じ直流抵抗を有するので、コイルLによる電圧降下と抵抗RL2による電圧降下とが等しくなる。したがって、被測定電流Iinの変化に追従して負帰還電流IFBが変化しても(つまり電源端子12と接地端子14との間に流れる直流電流の量が変化しても)分圧抵抗RHi・RLoの接続点の電圧は一定(約2.5V)となり、結果的にセンサ本体部20の基準電圧源25から出力される基準電圧Vrefが一定となる。この点、図2(比較例)のように電源端子12側にコイルLを設けるだけで接地端子14側に抵抗RL2を設けなければ、電源端子12と接地端子14との間に流れる直流電流の量によって分圧抵抗RHi・RLoの接続点の電圧が変動して基準電圧Vrefが変動する。このため出力用差動増幅器28の出力電圧V(すなわち磁気平衡式電流センサの出力電圧)も変動し、電流検出精度の悪化につながる。以下、これについて具体的に検討する。
図3は、図2(比較例)の場合(コイルLの直流抵抗成分(抵抗RL1)は8Ω)における被測定電流Iinとセンサ出力Vとの関係と、理想的な場合(コイルLの直流抵抗成分(抵抗RL1)が0)における同関係とを対比した対比図である。ここで、負帰還用コイルLFBの巻き数は4,000ターンとしている。本図に示されるように、被測定電流Iinの絶対値が大きくなるに従って図2(比較例)の場合の出力電圧Vは理想的な場合と比較して小さくなっている。具体的には、被測定電流Iinが±200Aのとき「等アンペアターンの原理」より負帰還電流IFB=±200/4,000=±0.05(A)なので、図2(比較例)の場合、抵抗RL1による電圧降下は8Ω×|±0.05A|=0.4Vとなる。ここで、抵抗RL1に流れる電流は負帰還電流IFBの向きによらないので抵抗RL1による電圧降下の計算において負帰還電流IFBを|±0.05A|としている。また、演算増幅器等は低消費電流タイプで、ホール素子の駆動電流も小さいため、負帰還電流IFB以外の電流は無視している(つまり電源端子12と接地端子14との間に流れる直流電流は全て負帰還電流IFBであるものとしている)。この場合、上記のように抵抗RL1による電圧降下が0.4Vなので、基準電圧Vrefは0.2V降下し、これによりセンサ出力Vも0.2V降下する(上記式1参照)。
図4は、図2(比較例)の場合(コイルLの直流抵抗成分(抵抗RL1)は8Ω)における被測定電流Iinとセンサ出力Vの誤差との関係と、理想的な場合(コイルLの直流抵抗成分(抵抗RL1)が0)における同関係とを対比した対比図である。本図に示されるように、被測定電流Iinの絶対値が大きくなるに従って図2(比較例)の場合の出力電圧の誤差の絶対値は大きくなっていることが分かる。具体的には、上記のとおり被測定電流Iinが200Aのときセンサ出力Vは0.2V降下するため、フルスケールを2Vとすれば、誤差は−10%となる。同様に被測定電流Iinが−200Aのときは誤差は10%となる。
これに対し本実施の形態の磁気平衡式電流センサ100では、上記説明した抵抗RL2によって基準電圧Vrefの変動が抑えられるため、図2(比較例)の場合よりも理想的な場合に近い出力電圧が得られ、センサ出力Vの誤差も小さくなることは明らかである。
なお、本実施の形態では接地端子14とセンサ本体部20とを接続する経路に抵抗RL2を設けることとしたが、これに替えて、抵抗RL2と同じ直流抵抗成分(つまりコイルLと同じ直流抵抗成分)を有するコイルLを設けた場合も同様の効果を奏することができる。また、コイルLと抵抗RL2との位置関係を逆にした場合も同様の効果を奏することができる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る磁気平衡式電流センサ200の回路図である。本実施の形態の磁気平衡式電流センサ200は、第1の実施の形態の磁気平衡式電流センサ100と比較して、コイルLの替わりに純粋な抵抗RL1(RL1=RL2)が設けられている点で相違し、その他の点で一致する。このような構成は、コンデンサCが数千μFのような大容量の場合の電源投入時の突入電流防止に有効といえる。本実施の形態も、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態の磁気平衡式電流センサは、第1又は第2の実施の形態の磁気平衡式電流センサと回路構成は同様であるが、負帰還用コイルLFBの構成が異なるので、この点について説明する。
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る磁気平衡式電流センサ300の概略斜視図である。磁気平衡式電流センサ300は、ホール素子3と、負帰還用コイルLFBとを備える。ホール素子3及び負帰還用コイルLFBはバスバー7の幅広主面上に固定配置されバスバー7と一体化される。バスバー7は平板形状(例えば銅板)であり、取付穴42、44を介して被測定電流の経路をなすように取り付けられる。負帰還用コイルLFBは、これに限定されないが、巻線32を施したボビン31の内側に軟磁性体の磁気ヨーク(不図示)を設けて構成される。以下、図7も参照して磁気平衡式電流センサ300の形状を詳細に説明する。
図7は、図6に示される磁気平衡式電流センサ300の形状説明図であり、(A)は平面図、(B)は正断面図、(C)は右側面図である。
負帰還用コイルLFBは、バスバー7の長手方向略中央に固着(例えば接着)され、その軸方向はバスバー7の長手方向と略垂直かつ幅方向と略平行である。負帰還用コイルLFBの一方の端面はバスバー7の縁に位置し、他方の端面はバスバー7の幅方向略中央に位置する。この他方の端面上略中央にホール素子3が固着(例えば接着)される。ホール素子3の感磁面は負帰還用コイルLFBの端面(すなわち磁気ヨーク端面)に対向し、バスバー7の幅方向と略垂直である。したがって、バスバー7に流れる電流によって発生する磁界(第1の磁界)とホール素子3の感磁面は略垂直となり、また、負帰還用コイルLFBに流れる電流によって発生する磁界(第2の磁界)とホール素子3の感磁面も略垂直となる。第1又は第2の実施の形態と同様にホール素子3の出力電圧がゼロとなるように負帰還用コイルLFBに電流が供給され、これによりホール素子3の感磁面においては第1の磁界と第2の磁界とが相殺する。つまり、負帰還用コイルLFBはホール素子の感磁面に印加される第1の磁界を相殺する第2の磁界を発生する。この第2の磁界を発生するために負帰還用コイルLFBに流れる電流に基づいてバスバー7に流れる電流が検出される。
本実施の形態の磁気平衡式電流センサ300は、第1及び第2の実施の形態の磁気平衡式電流センサよりも小型化・軽量化に有利といえる。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素には請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。例えば、実施の形態では磁気検出素子としてホール素子を示したが、磁気検出素子はこれに限定されず、磁気抵抗効果素子等であってもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る磁気平衡式電流センサの回路図 比較例に係る磁気平衡式電流センサの回路図 図2(比較例)の場合(コイルLの直流抵抗成分(抵抗RL1)は8Ω)における被測定電流Iinとセンサ出力Vとの関係と、理想的な場合(コイルLの直流抵抗成分(抵抗RL1)が0)における同関係とを対比した対比図 図2(比較例)の場合(コイルLの直流抵抗成分(抵抗RL1)は8Ω)における被測定電流Iinとセンサ出力Vの誤差との関係と、理想的な場合(コイルLの直流抵抗成分(抵抗RL1)が0)における同関係とを対比した対比図 本発明の第2の実施の形態に係る磁気平衡式電流センサの回路図 本発明の第3の実施の形態に係る磁気平衡式電流センサの概略斜視図 図6に示される磁気平衡式電流センサの形状説明図であり、(A)は平面図、(B)は正断面図、(C)は右側面図 基本的構成の磁気平衡式電流センサの概略斜視図
符号の説明
1 バスバー
3 ホール素子
12 電源端子
14 接地端子
16 センサ出力端子
20 センサ本体部
24 負帰還用差動増幅器
25 基準電圧源
28 出力用差動増幅器
コイル
L2 抵抗
FB 負帰還用コイル
検出抵抗
Hi・RLo 分圧抵抗
100、200、300 磁気平衡式電流センサ

Claims (4)

  1. 磁気平衡式の原理に基づいて被測定電流に応じた電圧を出力するセンサ本体部と、
    電源端子又は接地端子の一方と前記センサ本体部とを接続する経路に設けられたコイルと、
    前記電源端子又は前記接地端子の他方と前記センサ本体部とを接続する経路に設けられた、前記コイルと同じ直流抵抗を有する抵抗とを備える、磁気平衡式電流センサ。
  2. 磁気平衡式の原理に基づいて被測定電流に応じた電圧を出力するセンサ本体部と、
    電源端子又は接地端子の一方と前記センサ本体部とを接続する経路に設けられた第1のコイルと、
    前記電源端子又は前記接地端子の他方と前記センサ本体部とを接続する経路に設けられた、前記第1のコイルと同じ直流抵抗成分を有する第2のコイルとを備える、磁気平衡式電流センサ。
  3. 磁気平衡式の原理に基づいて被測定電流に応じた電圧を出力するセンサ本体部と、
    電源端子又は接地端子の一方と前記センサ本体部とを接続する経路に設けられた第1抵抗と、
    前記電源端子又は前記接地端子の他方と前記センサ本体部とを接続する経路に設けられた、前記第1抵抗と同じ直流抵抗を有する第2抵抗とを備える、磁気平衡式電流センサ。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の電流センサにおいて、前記センサ本体部は、
    前記被測定電流によって発生する第1の磁界が感磁面に印加される磁気検出素子と、
    前記磁気検出素子の出力電圧が入力される負帰還用差動増幅器と、
    前記負帰還用差動増幅器の出力電流が流れることにより、前記磁気検出素子の感磁面に印加される前記第1の磁界を相殺する第2の磁界を発生する負帰還用コイルと、
    前記第2の磁界を発生するために前記負帰還用コイルに流れる電流を電圧に変換する電流電圧変換器と、
    前記電流電圧変換器から出力される電圧を増幅する出力用差動増幅器とを有するものである、磁気平衡式電流センサ。
JP2008007614A 2008-01-17 2008-01-17 磁気平衡式電流センサ Active JP4771094B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008007614A JP4771094B2 (ja) 2008-01-17 2008-01-17 磁気平衡式電流センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008007614A JP4771094B2 (ja) 2008-01-17 2008-01-17 磁気平衡式電流センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009168644A JP2009168644A (ja) 2009-07-30
JP4771094B2 true JP4771094B2 (ja) 2011-09-14

Family

ID=40969978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008007614A Active JP4771094B2 (ja) 2008-01-17 2008-01-17 磁気平衡式電流センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4771094B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011164027A (ja) 2010-02-12 2011-08-25 Alps Green Devices Co Ltd 電流センサ及び当該電流センサを備えたバッテリー
JP7216058B2 (ja) * 2020-09-25 2023-01-31 横河電機株式会社 電流センサ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS631365A (ja) * 1986-06-18 1988-01-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 基準電圧発生回路
JP4623289B2 (ja) * 2004-06-21 2011-02-02 Tdk株式会社 電流センサ
JP4325811B2 (ja) * 2006-06-20 2009-09-02 Tdk株式会社 電流センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009168644A (ja) 2009-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4788922B2 (ja) 電流センサ
JP5531213B2 (ja) 電流センサ
JP5604652B2 (ja) 電流センサ
JP6350785B2 (ja) インバータ装置
JP4835868B2 (ja) 電流センサ
WO2012011306A1 (ja) 電流センサ
CN110494760B (zh) 磁传感器
US20130169267A1 (en) Current sensor
WO2012005042A1 (ja) 電流センサ
CN113203885B (zh) 电流传感器、磁传感器和电路
JP4623289B2 (ja) 電流センサ
JP2008215970A (ja) バスバー一体型電流センサ
JP4883289B2 (ja) 電流センサの断線検知装置
JP6499821B2 (ja) 電流センサ
JP4325811B2 (ja) 電流センサ
JP4771094B2 (ja) 磁気平衡式電流センサ
JP2010091366A (ja) 磁気平衡式電流センサ
WO2018159776A1 (ja) 磁気センサ
JP5891516B2 (ja) 電流センサ
JP3516644B2 (ja) 磁気センサ装置および電流センサ装置
JP6446859B2 (ja) 集積回路
JP2010286270A (ja) 電流センサ
JP7286932B2 (ja) 磁気センサ
US10302678B2 (en) Motor control circuitry
JP2002071772A (ja) センサ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090811

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110525

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110607

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4771094

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250