JP4769980B2 - マットレス提供システム及びこのマットレス提供システムによるマットレス製造システム - Google Patents

マットレス提供システム及びこのマットレス提供システムによるマットレス製造システム Download PDF

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Description

本発明は、マットレス使用者に最適化されたマットレスを提供するシステム及びこのマットレス製造システムに関し、特に、コイルスプリングの配列の異なるマットレス群から使用者に最適なマットレスを選択して提供するシステム及びこのマットレス製造システムに関する。
人が寝るためのクッションは寝る人の体重、身長、体形、体質、寝方により各個人に最適なクッション特性を持つものが望まれるが、マットレス面の任意の個所のクッション特性を個別に適合させることは、特にスプリングマットレスの場合、製造が困難であったり、製造に時間がかかりすぎることからマットレスのオーダーメイド化は衣服のオーダーメイドのようには浸透していないのが現状である。
しかしながら、衣服の場合は毎日同じものを身につけることはないのに対して、寝具の場合は、毎日少なくとも数時間同じものに接して過ごすことから考えれば、マットレスのオーダーメイド化は非常に重要な課題であると同時に使用者側のニーズも高まってきている。
そのために、最近ではオーダーメイドマットレスの開発も行われている。オーダーメイドマットレスの例としては、例えば、肩部クッション体、腰部クッション体、脚部クッション体を組み合わせてなる体圧分散マットレスに関して、ILD(負荷重たわみ値)が異なるクッション体から各部クッション体の組み合わせの最適マットレスデータをコンピュータネットワークを利用して提供するようにしたものが知られている。具体的には、顧客のパソコンでマットレス使用者個人の体格項目・ソフト項目からなる顧客睡眠度データ等を入力し、サービス者コンピュータ内に開設されるサービス者サイトに送信し、この顧客睡眠度データから、マットレス使用者の体重と身長から算出されるBMI(ボディマス指数)を基準として、サービス者コンピュータが最適マットレスデータを算出し、最適マットレスデータが出力されるようになっている。(特許文献1)
また、ボトムレイヤー上に配列された複数個の分割ミドルレイヤーと、これらの分割ミドルレイヤー上からその全体を嵌合するトップレイヤーと、このトップレイヤー上に設けられ圧力の面内分布を測定するセンサとを有する試験マットレス上に、マットレス使用予定者を寝かせて前記センサにより圧力分布を測定する工程と、この測定結果に基づき前記マットレス使用予定者の体圧分散性を求め、この体圧分散性が適正範囲ではない場合に、前記分割ミドルレイヤーのうち1又は複数個の分割ミドルレイヤーを硬さが異なるものに変更して再度圧力分布を測定する工程とを有し、前記体圧分散性が適正範囲に入るまで前記再度圧力分布を測定する工程を繰り返して適正な分割ミドルレイヤーの組み合わせを求め、これにより前記マットレス使用予定者にカスタマイズされたマットレスを製造するようにしたものが知られている。(特許文献2)
特許3581087号公報(図1) 特開2005−000641号公報(図1)
特許文献1に示すものでは、体格項目・ソフト項目からなる顧客睡眠度データから、マットレス使用者の体重と身長から算出されるBMI(ボディマス指数)を基準として、サービス者コンピュータが最適マットレスデータを算出し、最適マットレスデータが出力されるとなっているが、使用者が実際にマットレス上に寝て使用者データを計測するものではないので、コンピュータで算出されたマットレスが使用者の最適マットレスになっているかどうかは疑問であり、またデータの入力量が多く複雑であり使用者への負担が大きい。その上、算出されたマットレスに使用者が実際に寝て寝心地を体感するものではないので、使用者の感覚と合っていない可能性がある。
特許文献2に示すようなものでは、使用予定者に購入前にマットレスの適合性について体感確認を行うが、ミドルレイヤーの最適な組み合わせを導き出すまで体感確認を繰り返すので、時間がかかりすぎるとともに、使用予定者にかける負担も大きい。また、体感確認を何回も繰り返すと、結局どれが使用者の感性に合っているかを見極められなくなる可能性がある。また、個々の分割ミドルレイヤーの硬さは均一なものであり、幅方向に硬さ分布の差をつけることができないため、使用予定者に最適な硬さ分布を有したマットレスを提供することができない。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、使用者の寝姿勢を保持して体圧分散を同時に実現するとともに寝心地という使用者の官能的な情報も考慮するようにして、使用者各人に合わせて最適なマットレスを提供することを狙いとする。
具体的には、マットレス使用者の寝姿勢形状や体圧値を測定・算出して、使用者の寝姿勢を保持して体圧分散を同時に実現するマットレスを提案すると同時に、このマットレスに対して使用者の寝心地確認を行うことによって、使用者の感性とのマッチングを行うようにしたことを特徴とする。
請求項1の発明は、使用者に最適なマットレスを提供するマットレス提供システムであって、寝姿形状と体圧値との予測に基づいて設定された硬さ分布パターンからなるマットレスモデルを複数種類予め用意し、各マットレスモデルの硬さ分布パターンの寝姿形状データ及び体圧値データを処理するデータ処理手段を備え、マットレス使用予定者の姿勢形状を算出する姿勢形状算出手段を備え、該使用予定者の体圧を測定する体圧測定手段を備え、該姿勢形状算出手段及び該体圧測定手段からの計測データと、上記データ処理手段からの基本データとに基づいて、該使用予定者が上記複数種類のマットレスに寝た場合の寝姿形状及び体圧値をマットレスモデル毎に演算する演算手段を備え、該演算手段による該演算値に基づいて、該複数種類のマットレスから該使用予定者の最適マットレスを選択する最適マットレス選択手段を備え、該最適マットレス選択手段によって選択された最適マットレスを上記使用予定者が体感する体感手段を備え、該最適マットレス選択手段によって選択された最適マットレスと上記体感手段からの体感結果に基づいて、使用予定者への提供マットレスを決定する構成である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のマットレス提供システムにおいて、該姿勢形状算出手段は、使用予定者の立位姿勢を測定する立位姿勢測定手段からなる構成である。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のマットレス提供システムにおいて、上記複数種類のマットレスの硬さ分布パターンは、内部に配列されるコイルスプリングの配列が異なるコイル配列パターンからなる構成である。
請求項4の発明は、請求項3に記載のマットレス提供システムにおいて、上記コイルスプリングは線径の異なる複数種類のコイルスプリングからなり、これら複数種類のコイルスプリングを異なる配列とすることによって、寝姿形状と体圧値とが所定関係で設定された硬さ分布パターンが得られる構成である。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれか1つに記載のマットレス提供システムにおいて、上記最適マットレス選択手段は、該演算手段の該演算値に基づいて該使用予定者に好適な硬さ分布パターンのマットレス群を複数個選択する好適マットレス群選択手段を備え、上記体感手段では、選択された複数個のマットレス群を上記使用予定者が体感し、該最適マットレス選択手段によって選択された好適マットレス群と上記体感手段からの体感結果に基づいて、該使用予定者への提供マットレスを決定する構成である。
請求項6の発明は、請求項5に記載のマットレス提供システムにおいて、上記最適マットレス選択手段は、該演算手段の該演算値に基づいて該使用予定者に好適な寝姿形状の硬さ分布パターンのマットレス群を複数個選出する好適寝姿マットレス群選出手段と、該演算手段の該演算値に基づいて該使用予定者に好適な体圧値の硬さ分布パターンのマットレス群を複数個選出する好適体圧マットレス群選出手段と、該好適寝姿マットレス群選出手段から選出されるマットレス群と該好適体圧マットレス群選出手段から選出されるマットレス群とに基づいて使用予定者に好適な硬さ分布パターンのマットレス群を複数個選択する好適マットレス群選択手段とを備え、上記体感手段では、上記好適マットレス群選択手段から選択される複数個のマットレス群を上記使用予定者が体感し、該好適マットレス群選択手段によって選択された好適マットレス群と上記体感手段からの体感結果に基づいて、該使用予定者への提供マットレスを決定する構成である。
請求項7の発明は、請求項6に記載のマットレス提供システムにおいて、上記好適寝姿マットレス群選出手段によって選出される好適寝姿マットレス群は適合性に応じて優先順位が付与されて選出され、上記好適体圧マットレス群選出手段によって選出される好適体圧マットレス群は適合性に応じて優先順位が付与されて選出され、好適マットレス群選択手段では、上記両方の優先順位に基づいて新たな優先順位が付与されて好適マットレス群が選出されるようになっている構成である。
請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれか1つに記載のマットレス提供システムにおいて決定された使用予定者への提供マットレスを製造するマットレス製造システムであって、該提供マットレスの硬さ分布パターンデータを設定する提供マットレスデータ設定手段を備え、該提供マットレスデータ設定手段のデータを通信回線を通じてマットレス製造工場に送信する送信手段を備え、マットレス製造工場では、該送信手段からのデータを受け取る受信手段と、該受信手段の受信信号に基づいて使用予定者用のマットレス製造指示を行う製造指示手段と、該製造指示手段に基づいて使用予定者用のマットレスを製造する製造ラインを備える構成である。
請求項1の発明によれば、使用者の寝姿勢を保持して体圧分散を同時に実現するとともに寝心地という使用者の官能的な情報も考慮するようにして、使用者各人の特徴に合わせて最適なクッション性を有するマットレスを提供することができる。特に、使用者各人に容易にカスタマイズすることができ、使用者に確実に良質の睡眠をもたらすことができるマットレスを得ることができる。
請求項2の発明によれば、マットレス使用者には立位姿勢の測定と体圧測定だけであり、使用者への測定上の負担が少なくて済むと共に、使用者の寝姿勢形状と体圧値を確実に予測できるので、使用者の寝姿勢を保持して体圧分散を同時に実現できるマットレスを得ることができる。
請求項3の発明によれば、使用者に確実に良質の睡眠をもたらすマットレスを提供できる。特に、長期間安定した最適なマットレスを得ることができる。また、コイルパターン配列を細かく変更した配列とすることで、各人に適合したマットレスとすることが可能となる。
請求項4の発明によれば、線径の異なる複数種類のコイルスプリングの配列を変えることで、簡単に寝姿形状を保持でき体圧分散を図ることができるマットレスを得ることができる。使用者の身長方向や横方向に細分化して変更したコイルパターン配列を作成することが可能であり、各人により適合したマットレスとすることが可能となる。
請求項5の発明によれば、使用予定者に好適なマットレス群を複数個選択し、これらを体感することによって、使用者は少ない数の中から選択することで、迷うことなく自信を持って自分の感性に合ったマットレスを選択することができる。
請求項6の発明によれば、使用者の寝姿形状と体圧値とで、夫々適合性のあるマットレスを示すことによって、使用者がマットレスを選択する際に寝姿形状の保持を優先するか、体圧分散を優先するかを選択することも可能となり、使用者に好適に適合したマットレスとすることができる。
請求項7の発明によれば、使用者の寝姿形状と体圧値とで、夫々適合性の順位を示すことによって、使用者がマットレスを体感した際に、本人の感性にマッチするのがどちらの適合性の強いものかを明確にすることができ、マットレスを選択する際に寝姿形状の保持を優先するか、体圧分散を優先するかを選択するかという観点も明確となり、マットレスの選択決定時の納得が得られ易い。
請求項8の発明によれば、使用者が納得して決定したマットレスをオーダーメイド生産するので、使用者各人にマッチしたマットレスとすることができ、使用者に確実に良質の睡眠をもたらすことができるマットレスを得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1〜図10に基づいて、実施形態1を説明する。
実施形態1に係わるマットレス提供システムの概略全体構成を説明する。図2に示すように、立位姿勢計測装置2によって、マットレス使用者Cの立位姿勢を計測する。この実施形態1では、背骨のS字カーブと呼ばれる部分(頚骨から仙骨まで)をデータ採取範囲とし、この範囲を5等分して6点のデータを採取した。また、体圧測定は、図3に示すように、体圧測定装置3の均質なウレタンマット上に使用者に寝てもらい、体圧を計測する。この実施形態1では、上記立位姿勢装置2との相関を考慮して、頚骨から仙骨までを6個のエリア(F1〜F6)に分割して、各エリア内の計測値を平均化して、そのエリアの体圧値(T1〜T6)とした。この体圧値(T1〜T6)の体圧データDtと立位姿勢計測装置2の立位データDrとを演算手段6に入力する。
この実施形態1では、使用者は寝て計測するのは体圧のみであり、1回寝て計測するだけであり、後は立位姿勢を計測することであり、簡単に且つ使用者に負担掛けることなく計測できるので、使用者に気軽に応じていただける点で優れている。
また、マットレスモデル設定手段4では、T-50N、T-50P、T-60N、T-60P、T-70N、T-70P、T-80N、T-80Pの8個のマットレスモデルが設定されている。T-50N、T-50P、T-60N、T-60P、T-70N、T-70P、T-80N、T-80Pは表1に示すような条件で、図4−1〜図4−8に示すようなコイルスプリング配列となっている。図4−1から図4−8において、黒丸、白丸はそれぞれ線径が2.0mm、1.9mmのコイルスプリングを示す。コイルスプリングがT-50Nでは千鳥配列となしてハードクッションにし、T-50Pでは並行配列となしてソフトクッションにしてある。Mo3〜も同様な設定である。これらマットレスモデルMo1〜Mo8の硬さ分布パターンPは、多くの体験者のデータを元にして、標準的な寝姿形状及び体圧分布を基にして、設定した。これらマットレスモデルMo1〜Mo8のデータをデータ処理装置5で処理して、演算手段6に入力する。
演算手段6では、使用者の立位姿勢形状のデータDrと体圧データDtを受けて、この使用者がマットレスモデルMo1〜Mo8に寝た場合の寝姿形状及び体圧値とを、マットレスモデルMo1での寝姿形状はaDn,体圧値はaDtというように演算して求める。
これら寝姿形状:aDn,体圧値:aDtの演算イメージは、図5〜図8を用いて、後で詳細に説明する。
これらの演算値(寝姿形状データ:D1,体圧値データ:D2)を最適マットレス選択手段7に出力する。最適マットレス選択手段7では、寝姿形状データD1(aDn、bDn、…hDn)を使用者Cの立位姿勢形状Drとの相関を取り、類似したデータから優先順位をつける。同様に、体圧値データD2(aDn、bDn、…hDn)を使用者Cの体圧値Dtとの相関を取り、類似したデータから優先順位をつける。例えば、優先順位の高いものから、1点、2点……とする。そして、両者の合計点が低いものを優先順位1位とし、高いものからベスト3を好適マットレスモデルMgとして選択する。
これらの好適マットレスモデルMgの情報を体感手段11に送り、マットレスモデル設定手段4の中から好適マットレスモデルMgを抽出し、使用者に実際に寝てみてもらい、体感してもらう。この体感結果を体感結果確認手段12に送り、最適マットレス選択手段7で選択した好適マットレスモデルMgと好適マットレスモデルMgを体感した結果とから、提供マットレス決定手段13において、最終的な提供マットレスMfitを決定する。
提供マットレスMfitのデータは、提供マットレスのパターンデータ設定手段21において、コイルスプリングの配列データを設定した後、送信手段22から通信回線28を介して、マットレス製造工場23に送られる。このマットレス製造工場23の受信手段24で受け取られた提供マットレスMfitのデータは、製造指示手段25に送られ、製造指示手段25から製造ライン26に送られて、実際のコイルスプリング配列のマットレスが製造される。この製造されたマットレスは使用予定者へ最終的に提供される。
提供マットレスMfitの製造方法は、特開2005−137663号公報に記載されたコイルスプリングによるマットレスパターンの製造技術が利用できる。
詳細な説明は上記特開2005−137663号公報に記載されているので、個々では詳細な説明は省略するが、Mo1〜Mo8のどれかのパターンのより、線径1.9mmと線径2.0mmのコイルスプリングの配列が決まっているので、この配列に従って、端の列から身長方向に1筋分のコイルスプリングを製造し、次の横列のコイルスプリングを1筋分製造し、最終列まで製造し、1つのマットレスパターンを製造する。
また、上記特開2005−137663号公報に記載されているコイルスプリングによるマットレスの製造技術を利用すれば、8個のマットレスモデルに限らず、これらの変形例も硬さ分布パターン図を明確にして、1.9mmと2.0mmのコイルの配列を設定すれば、変形例のパターン図に沿ったマットレスを製造できる。
寝姿形状:aDn,体圧値:aDtの演算イメージを、図5〜図8を用いて説明する。使用者Cが、実際に均質マットレス上に寝た時の体圧分布が図5に示される。図5に示す体圧分布においてエリアF1からF6までの平均体圧値を求める。この場合には、1.004kg/dm3であった。一方、平均体圧1.004kg/dm3の使用者がMo1に寝た場合の平均体圧値をデータ上で推測する。即ち、マットレスモデルMo1では、予め寝姿形状及び体圧分布値が所定状態にあるものを想定して、コイルスプリングの配列が設定してあるので、このマットレスモデルMo1に平均体圧1.004kg/dm3の使用者が寝た場合の体圧分布は計算上で求められる。この結果が、図6(1)に示される。同様にして、マットレスモデルMo2〜Mo8での体圧分布が図6(2)〜図6(8)に示される。これらの体圧分布図図6(1)〜図6(8)から、表2に示すように、マットレスモデルMo1〜Mo8の平均体圧値を算出する。
これらのデータD2が好適体圧マットレス群選出手段9に送られる。
その結果、Mo2:1点、Mo4:2点 Mo6:3点 Mo8:4点 Mo1:5点として、ベスト5が選出される。
使用者Cの立位姿勢の計測データDrが、立位姿勢計測装置2から出力される。このデータDrは、図7に示すような曲線で得られる。この立位データDrから頚骨〜仙骨までのS字カーブでの差を測る。この場合には34mmであった。
次に、この使用者が、Mo1〜Mo8に寝た場合の寝姿形状をデータ上で推測する。推測寝姿形状を図8(1)〜図8(8)に示す。推測寝姿形状において、頚骨〜仙骨間でのS字カーブでの差を算出する。
使用者の立位姿勢34mmに対して、Mo1〜Mo8の寝姿形状の推測値は4.3mm〜7.9mmの範囲にあり、いずれも少ない値である。従って、この場合にはできるだけ立位姿勢に近い数値が好ましいので、上記表3の結果から寝姿形状のベスト5は、Mo4:1点、Mo8:2点 Mo7:3点 Mo2:4点 Mo6:5点である。
上記表2の結果から体圧値のベスト5は、Mo2:1点、Mo4:2点 Mo6:3点 Mo8:4点 Mo1:5点である。これらの合計点の少ないものから優先順位をつける。合計点では、Mo1:該当外、Mo2:5点 Mo3:該当外、Mo4:3点、Mo5:該当外、Mo6:8点、Mo7:該当外、Mo8:6点となり、Mo4、Mo2、Mo8の優先順位でベスト3を選択する。
なお、寝姿形状点数で上位5つ及び体圧値点数で上位5つを選択して、その合計で点数の少ないものを選択して優先順位を付与するようにしたが、表4に示すように、全てのデータで合計点を出して、その合計点の少ないものを選択するようにしても良い。即ち、総合計の点数の小さいものから、優先順位を付与し、マットレスモデルMo4、Mo2、Mo8を選択するようにしても良い。
また、この実施形態では寝姿形状点数と体圧値点数とを単純に合計したが、それぞれに係数を付加して合計するようにしても良い。
上述したようにこの実施形態1では、コンピュータ上で使用者に相応しいマットレスモデルを複数個選出するとともに、この複数個のマットレスモデルを体感して見られるので、安心して、本人に適合したマットレスを選択することができる。
(実施形態2)
次に、実施形態2を図9に基づいて説明する。図9は、実施形態1の図1と同様であり、同じ部分の説明は省略し異なる部分のみ説明する。
この実施形態2では、提供マットレス決定手段13が、マットレスモデルからの選定14となる場合には、実施形態1と同様にして、提供マットレスのパターンデータの設定手段21に情報が送られて、処理される。
しかし、使用者が、提案されたマットレスでは満足度が今一歩不足で、部分的に修正して欲しい場合、例えば、ベストNo1とNo2との中間のようなものが欲しいとか、ベストNo1で基本的に良いが、肩部分だけ1段階柔らかいものにして欲しいとか、肩幅の硬い部分をもう少し幅方向に広げて欲しい等、使用者の細かい修正を聞き入れる場合には、マットレスモデルの修正パターンの提案15を行なう。この場合には、実際に寝てみて体感することなく、修正パターンの受注確認16を行ない、この修正パターンの情報を設定手段21に送る。
なお、使用者が修正パターンも体感したいという要望の場合には、時間がかかることを了解いただき、修正パターンのものを作成した後、再度来店いただくようにしても良い。
(実施形態3)
実施形態3を図10に基づいて説明する。実施形態1,2では、立位姿勢と体圧を測定したが、実施形態3では、立位姿勢の代わりに使用者の寝姿形状を直接計測するようにしたものである。
この実施形態3では、マットを2つ用意するか、体圧と寝姿の両方を計測できるマットにする必要があるが、寝姿を直接計測できるので、演算処理が不要である。
上記実施形態では、寝姿形状は、頚骨と仙骨との間で差を比較したが、この比較手段に限らず、S字カーブ自体の類似性を比較するようにしても良い。また、頚骨から仙骨だけでなく、他の部位の体圧分布も比較するようにしても良い。
また、実施形態1ないし3では、立位姿勢形状又は寝姿形状を直接計測しているが、間接的に計測して、立位姿勢形状又は寝姿形状を演算して求めるようにしても良い。本発明で使用した、姿勢形状算出装置とは、立位姿勢形状又は寝姿形状を直接計測するものも、間接的に計測して、立位姿勢形状又は寝姿形状を演算して求めるものも含まれる。
なお、使用者の個人情報(身長、体重、肩・臀部等各部の大きさ、硬さへの嗜好性、男女、年齢、寝方(仰向け、横向き))等を考慮して、提供する最適マットレスを設定するようにしても良い。
本発明においてはポケットコイルシートへの適用例を示しているが、コイルスプリングの線径の任意の配列パターンを自動製造する技術は、ポケットコイルシートのみに限定されるものではなく、ボンネルスプリング又はオープンコイルのもののヘレカルスプリングにより連結するタイプのスプリングシートにも適用可能である。
上記実施形態では、マットレスはコイルスプリングからなるタイプであるが、それは、線形の異なる2つのコイルスプリングにより、容易に硬さ分布の異なるマットレスを製造することができ、パターン変更も容易であるからである。その上、安定して長期間寝姿形状た体圧分布を維持できるからでる。
しかし、コイルスプリングを使用しないでも、各種の硬さパターンを有するマットレスを簡単に製造できるようになれば、このようなものにも応用できる。
以上説明したように、本発明に関わるマットレス提供システムは、店頭に来客された使用者に対して適用できるだけでなく、例えば身障者や寝たきりの人達のマットレスに対しても適用することができる。
以上説明したように、本発明に係るマットレス提供システム及びこのマットレス提供システムによるマットレス製造システムは、例えば、複数のコイルスプリングを組み合わせてなるマットレスを提供する場合及び製造する場合に適している。
本発明の実施形態1に係わるマットレス提供システムの全体概略図を示す。 実施形態1に係わる立位姿勢計測装置を示す。 実施形態1に係わる体圧測定装置を示す。 マットレスモデル(Mo1)のコイルパターンを示す。 マットレスモデル(Mo2)のコイルパターンを示す。 マットレスモデル(Mo3)のコイルパターンを示す。 マットレスモデル(Mo4)のコイルパターンを示す。 マットレスモデル(Mo5)のコイルパターンを示す。 マットレスモデル(Mo6)のコイルパターンを示す。 マットレスモデル(Mo7)のコイルパターンを示す。 マットレスモデル(Mo8)のコイルパターンを示す。 図3の体圧測定装置で測定した体圧分布状態を示す。 実施形態1に係わる各マットレスモデルでの使用者の体圧分布状態を示す。 図2の立位姿勢計測装置で計測した寝姿形状状態を示す。 実施形態1に係わる各マットレスモデルでの使用者の寝姿形状状態を示す。 実施形態2に係わり、図1と同様なマットレス提供システムの全体概略図を示す。 実施形態1に係わる寝姿形状測定装置を示す。
符号の説明
Mo マットレスモデル 複数種類
Mg 好適マットレスモデル群
Mfit 提供マットレス
1 寝姿算出手段
Dn 算出データ(寝姿形状データ)
2 立位姿勢測定手段
Dr 測定データ(立位姿勢データ)
3 体圧測定手段
Dt 計測データ(体圧値データ)
4 マットレスモデル設定手段
5 データ記憶手段
6 演算手段
7 最適マットレス選択手段
8 好適寝姿マットレス群選出手段
9 好適体圧マットレス群選出手段
10 好適マットレス群選択手段
11 体感手段
12 体感結果確認手段
13 提供マットレス決定手段
21 提供マットレスデータ設定手段
22 送信手段
23 マットレス製造工場
24 受信手段
25 製造指示手段
26 製造ライン

Claims (8)

  1. 使用者に最適なマットレスを提供するマットレス提供システムであって、
    寝姿形状と体圧値との予測に基づいて設定された硬さ分布パターンからなるマットレスモデルを複数種類予め用意し、
    各マットレスモデルの硬さ分布パターンの寝姿形状データ及び体圧値データを処理するデータ処理手段を備え、
    マットレス使用予定者の姿勢形状を算出する姿勢形状算出手段を備え、
    該使用予定者の体圧を測定する体圧測定手段を備え、
    該姿勢形状算出手段及び該体圧測定手段からの計測データと、上記データ処理手段からの基本データとに基づいて、該使用予定者が上記複数種類のマットレスに寝た場合の寝姿形状及び体圧値をマットレスモデル毎に演算する演算手段を備え、
    該演算手段による該演算値に基づいて、該複数種類のマットレスから該使用予定者の最適マットレスを選択する最適マットレス選択手段を備え、
    該最適マットレス選択手段によって選択された最適マットレスを上記使用予定者が体感する体感手段を備え、
    該最適マットレス選択手段によって選択された最適マットレスと上記体感手段からの体感結果に基づいて、使用予定者への提供マットレスを決定することを特徴とするマットレス提供システム。
  2. 請求項1に記載のマットレス提供システムにおいて、
    該姿勢形状算出手段は、使用予定者の立位姿勢を測定する立位姿勢測定手段からなることを特徴とする。
  3. 請求項1又は2に記載のマットレス提供システムにおいて、
    上記複数種類のマットレスの硬さ分布パターンは、内部に配列されるコイルスプリングの配列が異なるコイル配列パターンからなることを特徴とする。
  4. 請求項3に記載のマットレス提供システムにおいて、
    上記コイルスプリングは線径の異なる複数種類のコイルスプリングからなり、これら複数種類のコイルスプリングを異なる配列とすることによって、寝姿形状と体圧値とが所定関係で設定された硬さ分布パターンが得られることを特徴とする。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1つに記載のマットレス提供システムにおいて、
    上記最適マットレス選択手段は、該演算手段の該演算値に基づいて該使用予定者に好適な硬さ分布パターンのマットレス群を複数個選択する好適マットレス群選択手段を備え、
    上記体感手段では、選択された複数個のマットレス群を上記使用予定者が体感し、
    該最適マットレス選択手段によって選択された好適マットレス群と上記体感手段からの体感結果に基づいて、該使用予定者への提供マットレスを決定することを特徴とする。
  6. 請求項5に記載のマットレス提供システムにおいて、
    上記最適マットレス選択手段は、該演算手段の該演算値に基づいて該使用予定者に好適な寝姿形状の硬さ分布パターンのマットレス群を複数個選出する好適寝姿マットレス群選出手段と、該演算手段の該演算値に基づいて該使用予定者に好適な体圧値の硬さ分布パターンのマットレス群を複数個選出する好適体圧マットレス群選出手段と、該好適寝姿マットレス群選出手段から選出されるマットレス群と該好適体圧マットレス群選出手段から選出されるマットレス群とに基づいて使用予定者に好適な硬さ分布パターンのマットレス群を複数個選択する好適マットレス群選択手段とを備え、
    上記体感手段では、上記好適マットレス群選択手段から選択される複数個のマットレス群を上記使用予定者が体感し、
    該好適マットレス群選択手段によって選択された好適マットレス群と上記体感手段からの体感結果に基づいて、該使用予定者への提供マットレスを決定することを特徴とする。
  7. 請求項6に記載のマットレス提供システムにおいて、
    上記好適寝姿マットレス群選出手段によって選出される好適寝姿マットレス群は適合性に応じて優先順位が付与されて選出され、上記好適体圧マットレス群選出手段によって選出される好適体圧マットレス群は適合性に応じて優先順位が付与されて選出され、
    好適マットレス群選択手段では、上記両方の優先順位に基づいて新たな優先順位が付与されて好適マットレス群が選出されるようになっていることを特徴とする。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1つに記載のマットレス提供システムにおいて決定された使用予定者への提供マットレスを製造するマットレス製造システムであって、該提供マットレスの硬さ分布パターンデータを設定する提供マットレスデータ設定手段を備え、該提供マットレスデータ設定手段のデータを通信回線を通じてマットレス製造工場に送信する送信手段を備え、マットレス製造工場では、該送信手段からのデータを受け取る受信手段と、該受信手段の受信信号に基づいて使用予定者用のマットレス製造指示を行う製造指示手段と、該製造指示手段に基づいて使用予定者用のマットレスを製造する製造ラインを備えることを特徴とするマットレス製造システム。
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