JP7003714B2 - マットレス選定システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数種類の支持層部のうちのいずれかと複数種類の表層部のいずれかとを組み合わせて使用者に適したマットレスを選定するマットレス選定システムに関する。
従来、この種のマットレス選定システムとしては、使用者の体形を計測し、計測した体形に基づいて使用者に適した硬さの寝具(マットレス)を選定するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、被測定者の背中の凹凸形状(腰部の凹み量および背部の突出量)を計測すると共に、被測定者の身長と体重を計測してその肥満度(BMI)を求め、計測した背中の凹凸形状と求めた肥満度とに基づいて被測定者に適した硬さの寝具を選定している。
特開2003-219935号公報
しかしながら、上述した選定システムのように単に寝具の硬さを選択するだけでは、必ずしも使用者にとって適した寝具とはならない場合がある。例えば、肥満度が高く反り腰傾向にある使用者に対しては、上述した選定システムでは、体重をしっかりと支えるために硬いマットレスが推奨されるが、この場合、仰向け寝をしたときに腰が浮いた状態となり易く、腰痛を引き起こす虞がある。
本発明のマットレス選定システムは、使用者にとってより適したマットレスを選定可能なシステムを提供することを主目的とする。
本発明のマットレス選定システムは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のマットレス選定システムは、
硬さの異なる複数種類の支持層部のうちのいずれかと、前記支持層部の上に配置される厚みまたは素材の異なる複数種類の表層部のいずれかとを組み合わせて使用者に適したマットレスを選定するマットレス選定システムであって、
前記使用者の肥満度または体重と骨盤状態とを取得する取得部と、
前記取得された前記肥満度または前記体重に基づいて前記複数種類の支持層部のうちのいずれかを選択すると共に、前記取得された前記骨盤状態に基づいて前記複数種類の表層部のうちのいずれかを選択する選択部と、
前記選択された支持層部の種類と表層部の種類とを出力する出力部と、
を備えることを要旨とする。
本発明のマットレス選定システムは、硬さの異なる複数種類の支持層部のうちのいずれかと、前記支持層部の上に配置される厚みまたは素材の異なる複数種類の表層部のいずれかとを組み合わせて使用者に適したマットレスを選定するものである。このマットレス選定システムでは、使用者の肥満度または体重に基づいて複数種類の支持層部のうちのいずれかを選択し、使用者の骨盤状態に基づいて複数種類の表層部のうちのいずれかを選択する。このように、使用者の肥満度毎または体重毎の支持層部と、骨盤状態毎の表層部とを別々に選択して両者を組み合わせることで、使用者にとってより適したマットレスの選定が可能となる。ここで、骨盤状態とは、前傾状態や後傾状態などの状態(骨盤角度)を意味する。
こうした本発明のマットレス選定システムにおいて、前記選択部は、前記骨盤状態が反り腰(骨盤が前傾)傾向の強い状態と判断されるほど厚みが厚い表層部を選択するものとしてもよい。こうすれば、腰部が浮かず、腰部の負担の少ないマットレスを選定することができる。
また、本発明のマットレス選定システムにおいて、前記取得部は、更に前記使用者の首の状態を取得し、前記選択部は、更に前記マットレスと組み合わせる複数種類の枕のうち、前記取得された首の状態が猫背(首が前傾)傾向の強い状態と判断されるほど高さの高い枕を選択し、前記出力部は、前記選択された枕の種類を出力するものとしてもよい。こうすれば、枕とマットレスとの組み合わせにより、使用者により適した寝具を提供することが可能となる。
さらに、本発明のマットレス選定システムにおいて、前記取得部は、更に前記使用者の寝姿勢として仰向けおよび横向きのいずれかを取得し、前記選択部は、前記取得された前記寝姿勢が横向きのときには仰向けのときに比して硬さが軟らかい支持層部を選択するものとしてもよい。こうすれば、仰向け寝と横向き寝とでそれぞれ専用の支持層部を用意することなく、いずれの寝姿勢にも適切に対応することが可能となる。
また、本発明のマットレス選定システムにおいて、前記使用者の背中の形状を非接触により計測する非接触計測装置を備え、前記取得部は、前記非接触計測装置により計測された背中の形状に基づいて前記骨盤状態を取得するものとしてもよい。こうすれば、接触式の計測装置を用いる場合に比して、使用者の背中の形状を計測する際の使用者の負担を低減させることができる。
本発明の一実施形態としてのマットレス選定システム20の構成の概略を示す構成図である。 マットレス50の分解斜視図である。 マットレス50の断面図である。 ピロー60の外観図である。 マットレスデータの一例を示す説明図である。 ピローデータの一例を示す説明図である。 選定処理の一例を示すフローチャートである。 マットレスゾーン設定用テーブルの一例を示す説明図である。 ピローゾーン設定用テーブルの一例を示す説明図である。 選定結果表示画面の一例を示す説明図である。
本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態としてのマットレス選定システム20の構成の概略を示す構成図である。また、図2はマットレス50の分解斜視図であり、図3はマットレス50の断面図であり、図4はピロー60の外観図である。
マットレス選定システム20の選定対象となるマットレス50は、ベッドの床板に載置されて使用され、図2,図3に示すように、周縁部52aを除く表面側に略立方体状に凹んだ凹部52bを有するベース部材52と、ベース部材52の凹部52bに挿入される支持層部としてのクッション部材54と、ベース部材52の周縁部52aとクッション部材54とを覆う表層部としての上カバー部材56とにより構成されている。ベース部材52の側面および底面は、箱形の下カバー部材58で覆われており、下カバー部材58は、図示しないファスナによって上カバー部材56と連結される。
ベース部材52は、例えば高密度ウレタンにより形成されている。このベース部材52は、それぞれ硬さの異なるウレタン素材により形成された複数種類のベース部材52が用意されている。複数種類のベース部材52は、本実施形態では、「かなり柔らかめ」,「柔らかめ」,「標準」,「硬め」の4タイプが用意されている。
クッション部材54は、本実施形態では、使用者Mの肩から臀部付近までを支持するヘッド側クッション部材と、使用者Mの足部を支持するフット側クッション部材の2つに分割されている。なお、クッション部材54は、3つ以上に分割されてもよいし、分割されていなくてもよい。
各クッション部材54は、いずれも、図3に示すように、平板形状の台座部54aと、台座部54aの上面に所定間隔を隔てて立設された多数の柱状部材54bと、全体を覆う図示しないカバー部材とを備える。台座部54aは、発砲ウレタンにより形成されている。柱状部材54bは、円柱状に形成され、底面が接着材により台座部54aに接着されている。柱状部材54bは、低硬度エラストマ樹脂(例えば、スチレン系エラストマ樹脂やウレタン系エラストマ樹脂、エチレン系エアストマ樹脂など)により台座部54aよりも小さい硬度で弾性変形が可能に形成されている。この柱状部材54bは、上面(受圧面)に荷重が加えられると、荷重が大きくなるにつれて、受圧面の面積が増加すると共に柱状部材54bの高さが低くなるように弾性変形する。そして、受圧面に加わる荷重がある一定荷重以上に達すると、隣接する柱状部材54b同士が接触し、これ以上、柱状部材54bの高さが変化しなくなる。これにより、マットレス50として使用された場合に、クッション部54に対して大きな荷重(臀部などからの荷重)が加わっても、クッション部材54の沈み込み量を一定の範囲内に制限することができる。また、柱状部材54bが使用者Mの体形に合わせて密着するため、体圧分散を効果的に行なうことができ、快適な使用感を提供することができる。なお、柱状部材54bは、本実施形態では、円柱状に形成されるものとしたが、その形状は、角柱であってもよいし、楕円柱であってもよい。また、柱状部材54bは、エラストマ樹脂により形成されるものに限られず、発泡ゴムや、内部に流体やゲルを詰めた袋体などにより形成されてもよい。本実施形態のマットレス50は、ベース部材52とクッション部材54とにより使用者の体重を支える支持層部が構成され、ベース部材52を複数種類の中から選択することで、支持層部を使用者に適した硬さに変更することが可能である。
上カバー部材56は、本実施形態では、厚みと素材とが異なる複数種類のカバー部材が用意されている。本実施形態では、上カバー部材56として、「少し薄め」,「標準」および「少し厚め」の3つのタイプが用意されている。なお、「少し薄め」は、例えば、表布地部と裏布地部と両者の間にわたが配置されたキルト部として構成されている。「標準」は、例えば、「少し薄め」の表布地部と裏布地部との間にウレタンシートが挿入されたキルト部として構成されている。「少し厚め」は、例えば、「少し薄め」の下層にポリエチレンなどの樹脂繊維を3次元状に編むことにより形成された繊維構造体が挿入されたものとして構成されている。上カバー部材56は、厚いタイプほど使用者Mの身体の凹凸にフィットしやすくなっている。
マットレス50に組み合わされるピロー60は、ピロー本体62とスペーサ64とを有する。スペーサ64は、ピロー本体62の底に敷いてピロー60の高さを調整する調整シートであり、本実施形態では、厚みが5mmの調整シート64aと、厚みが10mmの調整シート64bとが用意されている。したがって、ピロー本体62に調整シート64aを1枚敷くことでピロー60の高さを標準よりも5mm上げることができ、調整シート64bを1枚敷くことでピロー60の高さを標準よりも10mm上げることができ、調整シート64a,64bを1枚ずつ重ねて敷くことでピロー60の高さを標準よりも15mm上げることができる。勿論、スペーサ64を敷かなければ、ピロー60を標準の高さで使用することができる。
実施形態のマットレス選定システム20は、複数種類のクッション部材54のいずれかと、複数種類のマットレスシート部材56のいずれかとを組み合わせて使用者Mに適したマットレス50を選定すると共にマットレス50に組み合わせるピロー60を選定するものである。このマットレス選定システム20は、図1に示すように、使用者Mの体形(主に背中の凹凸)を計測する3次元計測装置22と、コンピュータ30とを備える。
3次元計測装置22は、図示しないが、被計測者(使用者M)に対して赤外線による所定パターンの構造化光を投影する構造化光照射装置や、被計測者を撮像する赤外線カメラなどを有し、三角測量を用いて撮像画像上の各点の位置(深度)を計測するものである。
コンピュータ30は、図示しないCPU,ROM,RAM,ハードディスクドライブやフラッシュメモリドライブ(SSD)など外部記憶装置、各種インタフェースを有する汎用のコンピュータとして構成されており、液晶ディスプレイなどの表示装置42や入力装置としてのキーボード44やマウスなどと接続して使用される。コンピュータ30には、使用者Mに適したマットレス50とピロー60とを複数種類の中から選定するための選定用のプログラムがインストールされている。コンピュータ30は、機能ブロックとしては、入力部32と、マットレスデータ記憶部34と、ピローデータ記憶部35と、選定部36と、表示制御部38とを有しており、各機能ブロックは、コンピュータ30のCPU,ROM,RAM,外部記憶装置および各種インタフェースなどのハードウエアと、インストールされた選定用プログラムを含むソフトウエアとが一体となって機能する。入力部32は、キーボード44やマウスなどからの必要な使用者情報(使用者Mの身長や体重、主な寝姿勢など)や、3次元計測装置22により計測された3次元計測データを入力する。また、マットレスデータ記憶部34には、図5に示すように、寝姿勢と使用者の分類情報(ゾーン,マットレスゾーンZm)と上カバー部材56(表層部素材)の厚みとクッション部材54(支持層部素材)の厚みと商品名とが互いに対応付けられて記憶されている。ピローデータ記憶部35は、図6に示すように、寝姿勢と使用者の分類情報(ゾーン,ピローゾーンZp)と枕高さと商品名と調整シートの有無(5mmの調整シート64aの有無,10mmの調整シート64bの有無)とが互いに対応付けられて記憶されている。マットレスデータ記憶部34およびピローデータ記憶部35の各データは、データベース化されており、商品ラインナップの変更や製品仕様の変更に伴って適宜、データの削除や変更,追加が可能となっている。選定部36は、使用者Mの体形によって複数のゾーン(マットレスゾーンZm,ピローゾーンZp)に分類し、各ゾーンに応じてマットレス50のクッション部材54の硬さおよび上カバー部材56の厚みとピロー60の高さとをそれぞれ予め用意された複数種類の中から選定する。表示制御部38は、使用者情報を入力するための画面を表示装置42に表示したり、選定部36による選定結果を表示装置42に表示したりするための表示制御を行なう。
次に、こうして構成されたマットレス選定システム20の動作、特に、選定部36の動作について説明する。図7は、コンピュータ30の選定部36により実行される選定処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、オペレータからの指示に基づいて実行される。
選定処理が実行されると、コンピュータ30は、まず、入力部32を介して使用者Mの身長(m),体重(kg)および寝姿勢SPなどの選定に必要なデータを入力する(ステップS100)。なお、寝姿勢SPは、仰向けと横向きのとのうち使用者Mに選択されたものを入力するものとした。続いて、使用者Mの身長および体重に基づいて例えば体重を身長の2乗で除して肥満度(BMI)を計算する(ステップS110)。次に、3次元計測装置22により形成された使用者Mの3次元計測データを入力し(ステップS120)、入力した3次元計測データに基づいて使用者Mの骨盤角度θpおよび首の角度θnを計算する(ステップS130)。なお、骨盤角度θpは、骨盤の前傾状態(反り腰)や後傾状態(フラットバック)を判断するためのパラメータであり、3次元計測データ(人体の各計測点の座標)に基づいて、例えば、使用者Mの側面視において、臀部の最も突出した点と腰部の最も凹んだ点とを結んだ線の鉛直面に対してなす角度により計算される。また、首の角度θnは、首の前傾状態(猫背)を判断するためのパラメータであり、3次元計測データに基づいて、例えば、首の付け根部と頭部中心とを結んだ線の鉛直面に対してなす角度により計算される。
そして、ステップS100で入力した寝姿勢SPとステップS110で計算した肥満度(BMI)とステップS130で計算した骨盤角度θpとに基づいてマットレス50を選定するための使用者Mの分類であるマットレスゾーンZmを設定する(ステップS140)。図8は、マットレスゾーン設定用テーブルの一例を示す説明図である。図示するように、マットレスゾーン設定用テーブルは、寝姿勢SPが仰向けの仰向け用マットレスゾーン設定用テーブル(図8(a)参照)と、寝姿勢SPが横向きの横向き用マットレスゾーン設定用テーブル(図8(b)参照)とを有する。仰向け用マットレスゾーン設定用テーブルは、肥満度(BMI)を小(痩せ),中(標準),大(肥満)の3つに区分けすると共に骨盤角度θpを小(フラットバック),中(正常),大(反り腰)の3つに区分けし、それぞれの組み合わせにより合計9つのゾーンに分類される。横向き用マットレスゾーン設定用テーブルについても同様である。例えば、寝姿勢SPが仰向けであり肥満度(BMI)が大(肥満)であり骨盤角度θpが大(反り腰)である場合には、マットレスゾーンZmとして「C3」が設定される。なお、マットレスゾーン設定用テーブルは、9つのゾーンに区分けしたが、区分けの数は幾つであっても構わない。
マットレスゾーンZmを設定すると、設定したマットレスゾーンZmに対応するクッション部材54(支持層部素材)の硬さ,上カバー部材56(表層部素材)の厚みおよび推奨する商品名を図5に示すマットレスデータ記憶部34から読み出す(ステップS150)。クッション部材54の硬さは、寝姿勢SPが仰向けの場合、図5および図8(a)に示すように、肥満度(BMI)が小(痩せ)のとき、即ちマットレスゾーンZmがA1,A2またはA3のときには、「柔らかめ」が選択され、肥満度(BMI)が中(標準)のとき、即ちマットレスゾーンZmがB1,B2またはB3のときには、「柔らかめ」と「標準」とが選択され、肥満度(BMI)が大(肥満)のとき、即ちマットレスゾーンZmがC1,C2またはC3のときには、「硬め」が選択される。一方、寝姿勢SPが横向きの場合、図5および図8(b)に示すように、肥満度(BMI)が小(痩せ)のとき、即ちマットレスゾーンZmがA4,A5またはA6のときには、「かなり柔らかめ」が選択され、肥満度(BMI)が中(標準)のとき、即ちマットレスゾーンZmがB4,B5またはB6のときには、「柔らかめ」と「標準」とが選択され、肥満度(BMI)が大(肥満)のとき、即ちマットレスゾーンZmがC4,C5またはC6のときには、「標準」と「硬め」が選択される。このように、クッション部材54(支持層素材)の硬さは、肥満度(BMI)が大きいほど硬いものが選択される。これにより、使用者Mの体重をしっかりと支えることができ、荷重の大きい部位(臀部)の過剰な沈み込みを抑制することができる。また、寝姿勢SPが横向きの場合には、肩部をある程度沈み込ませて横寝の姿勢を無理なくとれるように仰向けの場合に比して柔らかいものが選択される。
また、上カバー部材56の厚みは、寝姿勢SPが仰向けの場合、図5および図8(a)に示すように、骨盤角度θpが小(フラットバック)のとき、即ちマットレスゾーンZmがA1,B1またはC1のときには、「少し薄め」が選択され、骨盤角度θpが中(正常)のとき、即ちマットレスゾーンZmがA2,B2またはC2のときには、「標準」が選択され、骨盤角度θpが大(反り腰)のとき、即ちマットレスゾーンZmがA3,B3またはC3のときには、「少し厚め」が選択される。一方、寝姿勢SPが横向きの場合、図5および図8(b)に示すように、骨盤角度θpが小(フラットバック)のとき、即ちマットレスゾーンZmがA4,B4またはC4のときには、「少し薄め」が選択され、骨盤角度θpが中(正常)のとき、即ちマットレスゾーンZmがA5,B5またはC5のときには、「標準」が選択され、骨盤角度θpが大(反り腰)のとき、即ちマットレスゾーンZmがA6,B6またはC6のときには、「少し厚め」が選択される。このように、上カバー部材56の厚みは、肥満度(BMI)とは無関係に、反り腰の傾向が強いほど、厚いものが選択される。また、本実施形態では、上カバー部材56の厚みは、図5に示すように、寝姿勢SPが仰向けであっても横向きであっても、同じ骨盤角度θpにおいては同じ厚みが選択されるものとした。
ここで、例えば、肥満度(BMI)が大(肥満)の使用者Mに対しては、クッション部材54(支持層素材)として「硬め」が選択されるが、同時に骨盤角度θpが大(反り腰)であると、腰部が浮いて腰部への負担が過大となる虞がある。本実施形態では、骨盤角度θpが大(反り腰)の使用者Mに対しては、上カバー部材56(表層素材)として「厚め」が選択されるため、硬めのクッション部材54で使用者Mの体重をしっかりと支えつつ、上カバー部材56で腰部の凹凸にフィットさせて腰部の負担を軽減させることができる。このように、使用者Mの肥満度(BMI)毎のクッション部材54と、骨盤角度θp毎の上カバー部材56とを別々に選択して両者を組み合わせることで、使用者Mにとってより適したマットレス50を選定することができるのである。
次に、ステップS100で入力した寝姿勢SPとステップS110で計算した肥満度(BMI)とステップS130で計算した首の角度θnとに基づいてピロー60を選定するための使用者Mの分類であるピローゾーンZpを設定する(ステップS160)。図9は、ピローゾーン設定用テーブルの一例を示す説明図である。図示するように、ピローゾーン設定用テーブルは、寝姿勢SPが仰向けの仰向け用ピローゾーン設定用テーブル(図9(a)参照)と、寝姿勢SPが横向きの横向き用ピローゾーン設定用テーブル(図9(b)参照)とを有する。仰向け用ピローゾーン設定用テーブルは、肥満度(BMI)を小(痩せ),中(標準),大(肥満)の3つに区分けすると共に首の角度θn(猫背傾向)を小(正常),中(やや有り),大(有り)の3つに区分けし、それぞれの組み合わせにより合計9つのゾーンに分類される。横向き用ピローゾーン設定用テーブルについても同様である。例えば、寝姿勢SPが仰向けであり肥満度(BMI)が大(肥満)であり首の角度θnが大(有り)である場合には、ピローゾーンZpとして「c3」が設定される。なお、ピローゾーン設定用テーブルは、9つのゾーンに区分けしたが、区分けの数は幾つであっても構わない。
ピローゾーンZpを設定すると、設定したピローゾーンZpに対応する枕高さ,推奨する商品名および調整シート64a,64bの有無をピローデータ記憶部35から読み出す(ステップS170)。ピロー60の高さ(枕高さ)は、寝姿勢SPが仰向けの場合、図6および図9(a)に示すように、首の角度θnが小(猫背なし)で且つ肥満度(BMI)が小(痩せ)または中(標準)のとき、即ちピローゾーンZpがa1またはb1のときには、調整シート64a,64bを使用しない「標準」が選択され、首の角度θnが小(猫背なし)で且つ肥満度(BMI)が大(肥満)であるか首の角度θnが中(猫背やや有り)で且つ肥満度(BMI)が小(痩せ)または中(標準)のとき、即ちピローゾーンZpがc1,a2またはb2のときには、5mmの調整シート64aを1枚使用する「やや高め」が選択される。また、首の角度θnが中(猫背やや有り)で且つ肥満度(BMI)が大(肥満)であるか首の角度θnが大(猫背有り)で且つ肥満度(BMI)が小(痩せ)または中(標準)のとき、即ちピローゾーンZpがc2,a3またはb3のときいは、10mmの調整シート64bを1枚使用する「やや高め」が選択され、首の角度θnが大(猫背有り)で且つ肥満度(BMI)が大(肥満)のとき、即ちピローゾーンZpがc3のときには、5mmの調整シート64aと10mmの調整シート64bとを1枚ずつ使用する「高め」が選択される。一方、寝姿勢SPが横向きの場合、図6および図9(b)に示すように、本実施形態では、同じ首の角度θnと肥満度(BMI)に対しては寝姿勢SPが仰向けの場合と同じ枕高さが選択される。これは、寝姿勢SPが横向きと判断した使用者Mであっても、実際は横寝よりも仰向け寝の時間の方が長く、ピロー60の高さを仰向け寝に合わせた方が首の負担がより少ないと考えられることに基づく。勿論、寝姿勢SPが横向きの場合に、同じ首の角度θnと肥満度(BMI)に対して仰向けの場合よりも高い枕高さを選択してもよい。
こうしてマットレス50およびピロー60について、クッション部材54(支持層部素材)の硬さ,上カバー部材56(表層部素材)の厚み,ピロー60の高さおよびそれぞれの商品名などの情報とを読み出すと、読み出した情報が選定結果表示画面として表示装置44に表示されるよう表示制御部38を制御して(ステップS180)、選定処理を終了する。選定結果表示画面の一例を図10に示す。図示するように、選定結果表示画面では、使用者Mの測定情報(BMI値,寝姿勢SPおよび背中の傾向)と、推奨するマットレス50の上カバー部材56(表層部)およびクッション部材54(支持層部)の素材情報(表層素材の厚み,支持層部素材の硬さおよび商品名)と、推奨するピロー60の高さ情報(商品名および調整シートの数)とが表示される。使用者Mは、選定結果表示画面の表示内容を参考にすることにより、快適な寝心地が得られるマットレス50およびピロー60を容易に見つけ出すことが可能となる。
以上説明した本実施形態のマットレス選定システム20によれば、使用者Mの肥満度(BMI)に基づいて複数種類のクッション部材54(支持層部)のうちのいずれかを選択し、使用者Mの骨盤角度θpに基づいて複数種類の上カバー部材56(表層部)のうちのいずれかを選択する。このように、使用者Mの肥満度毎のクッション部材54と、骨盤角度θp毎の上カバー部材56とを別々に選択して両者を組み合わせることで、使用者Mにとってより適したマットレス50の選定が可能となる。
また、本実施形態のマットレス選定システム20では、上カバー部材56(表層部素材)の厚みとして、骨盤角度θpに基づいて反り腰の傾向が強いほど厚みが厚いものを選択するから、腰部が浮かず、腰部の負担の少ないマットレス50を選定することができる。
さらに、本実施形態のマットレス選定システム20では、ピロー60の高さとして、首の角度θnに基づいて猫背(前傾)の傾向が強いほど高さの高いものを選択するから、マットレス50との組み合わせにより、使用者Mにより適した寝具を提供することができる。
また、本実施形態のマットレス選定システム20では、クッション部材54の硬さとして、寝姿勢SPが横向きの場合には仰向けの場合に比して硬さが柔らかいものを選択するから仰向け寝と横寝とでそれぞれ専用のクッション部材を用意することなく、いずれの寝姿勢にも適切に対応することができる。
本実施形態では、使用者Mの体形(背中の凹凸)を非接触式の3次元計測装置22を用いて測定するものとしたが、これに限定されるものではなく、他の如何なる計測装置を用いるものとしてもよいし、販売店のスタッフなどがメジャーを用いて計測し、キーボード44などにより入力するものとしてもよい。
本実施形態では、使用者Mの身長と体重とに基づいて肥満度(BMI)を計算し、計算した肥満度(BMI)に基づいて硬さの異なる複数種類のベース部材52のいずれかを選択するものとしたが、これに限定されるものではなく、使用者Mの体重に基づいて複数種類のベース部材52のいずれかを選択してもよいし、更にベース部材52の選択に異なる条件を追加してもよい。
本実施形態では、それぞれ異なる硬さのベースウレタン素材により形成された複数種類のベース部材52を用意し、複数種類のベース部52を適宜選択することでベース部52とクッション部54とを含む支持層部の硬さを変更するものとした。しかし、これに限定されるものではなく、それぞれ硬さの異なる複数種類のクッション部材54を用意し、複数種類のクッション部材54を適宜選択することで支持層部の硬さを変更してもよいし、それぞれ硬さの異なる複数種類のベース部材52とそれぞれ硬さの異なるクッション部材54との組み合わせにより支持層部を構成してもよい。これらの場合、クッション部材54は、多数の柱状部材54bによって構成されるものに限られず、発泡ウレタンなどにより単一の部材によって構成されてもよい。
本実施形態では、複数種類の上カバー部材56は、それぞれ異なる厚みおよび素材により形成されたものを用いたが、同一の厚みで異なる素材により形成されたものを用いてもよいし、異なる厚みで同一の素材により形成されたものを用いてもよい。
本実施形態では、マットレス50の選定と共にマットレス50と組み合わせるピロー60も選定するものとしたが、ピロー60の選定は省略してもよい。
本実施形態では、マットレス50(クッション部材54および上カバー部材56)の選定結果を表示装置42に表示するものとしたが、紙に印刷してもよい。
実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施形態では、ベース部材52とクッション部材54とが「支持層部」に相当し、上カバー部材56が「表層部」に相当し、入力部32が「取得部」に相当し、選定部36が「選択部」に相当し、表示制御部38が「出力部」に相当する。
なお、実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施形態が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施形態は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、マットレス選定システムの製造産業などに利用可能である。
20 マットレス選定システム、22 3次元計測装置、30 コンピュータ、32 入力部、34 マットレスデータ記憶部、35 ピローデータ記憶部、36 選定部、38 表示制御部、42 表示装置、44 キーボード、50 マットレス、52 ベース部材、52a 周縁部、52b 凹部、54 クッション部材、54a 台座部、54b 柱状部材、56 上カバー部材、58 下カバー部材、60 ピロー、62 ピロー本体、64 スペーサ、64a,64b 調整シート。

Claims (5)

  1. 硬さの異なる複数種類の支持層部のうちのいずれかと、前記支持層部の上に配置される厚みまたは素材の異なる複数種類の表層部のいずれかとを組み合わせて使用者に適したマットレスを選定するマットレス選定システムであって、
    前記使用者の肥満度または体重と骨盤状態とを取得する取得部と、
    前記取得された前記肥満度または前記体重に基づいて前記複数種類の支持層部のうちのいずれかを選択すると共に、前記取得された前記骨盤状態に基づいて前記複数種類の表層部のうちのいずれかを選択する選択部と、
    前記選択された支持層部の種類と表層部の種類とを出力する出力部と、
    を備えるマットレス選定システム。
  2. 請求項1に記載のマットレス選定システムであって、
    前記選択部は、前記骨盤状態が反り腰傾向の強い状態と判断されるほど厚みが厚い表層部を選択する、
    マットレス選定システム。
  3. 請求項1または2に記載のマットレス選定システムであって、
    前記取得部は、更に前記使用者の首の状態を取得し、
    前記選択部は、更に前記マットレスと組み合わせる複数種類の枕のうち、前記取得された首の状態が猫背傾向の強い状態と判断されるほど高さの高い枕を選択し、
    前記出力部は、前記選択された枕の種類を出力する、
    マットレス選定システム。
  4. 請求項1ないし3いずれか1項に記載のマットレス選定システムであって、
    前記取得部は、更に前記使用者の寝姿勢として仰向けおよび横向きのいずれかを取得し、
    前記選択部は、前記取得された前記寝姿勢が横向きのときには仰向けのときに比して硬さが軟らかい支持層部を選択する、
    マットレス選定システム。
  5. 請求項1ないし4いずれか1項に記載のマットレス選定システムであって、
    前記使用者の背中の形状を非接触により計測する非接触計測装置を備え、
    前記取得部は、前記非接触計測装置により計測された背中の形状に基づいて前記骨盤状態を取得する、
    マットレス選定システム。
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