JP2007125293A - 寝具選定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】寝具の購入に当たっては敷寝具,掛寝具,枕等の各部分部分の特徴を数値化し、各寝具の綜合評価値を決定しておくことにより、爾後、寝具の購入等の際にその綜合評価値を介して購入者も販売者も取引することで希望商品を容易に見出し得るようにすること、及び数値化した綜合評価値を数字及び又はアルファベット1文字で序列表示をして容易に認識できるようにした。
【解決手段】就寝者の身体特性と寝具の特性とを勘案して寝具選定を行う際に、身体と寝具の評価項目の評価条件ごとに決められている係数の、集計に基づく綜合評価値を得、あらかじめ綜合評価値が求められている係数の、商品の中から同等の綜合評価値を有する商品を選択する。
【選択図】図1
【解決手段】就寝者の身体特性と寝具の特性とを勘案して寝具選定を行う際に、身体と寝具の評価項目の評価条件ごとに決められている係数の、集計に基づく綜合評価値を得、あらかじめ綜合評価値が求められている係数の、商品の中から同等の綜合評価値を有する商品を選択する。
【選択図】図1
Description
本発明は、敷寝具,掛寝具,枕等の寝具を購入する際に、各寝具と寝具使用者の特徴及び寝具使用者の嗜好等とを加味して寝具を評価することの出来る寝具選定方法に関する。
垂直歩行する人も、就寝中に横になって眠る。通常、人は敷寝具の上に横たわり、掛寝具で身体を包み込み体温調節しつつ眠る。また、横になったとき、頭,首,肩の周辺の隙間を埋める目的で枕を使用する。寝具が身体にフィットするか否かは快適な睡眠とも関係が深く、昨今の快眠志向の強まりと共に、自分にマッチした寝具選定は重要である。一方、快適に眠るために様々な寝具が考案され、保温性の良い羽毛掛布団(特許文献1参照),体圧分散に優れた敷布団(特許文献2参照),自分の体型にフィットする枕(特許文献3参照)など様々な寝具が提案されている。
掛寝具と敷寝具の間に入る人の身体と寝具との間にできる空間の温度、湿度は寝床内気象(もしくは、寝床内気候)と呼ばれている。
掛け寝具では、保温性が大切であり、敷寝具は就寝中身体を支えかつ身体を包み固定する作用も必要でクッション性の程度が重要であり、枕に頭部を支えると同時に肩或いは首周囲から外気が寝床内に入るのを防ぐことにもなり、寝床内気象は、寝室内の温湿度により左右されることは勿論であるが、寝具の保温性等前記の寝具の有する機能より寝床内気象が定まることになる。寝床内気象は寝具材料の保温性、吸放湿性と関連し、更に、各人の好みに適した寝具を得るのはなかなか困難である。
特開2002−85208号公報
特開2000−270817号公報
特開2005−137597号公報
掛け寝具では、保温性が大切であり、敷寝具は就寝中身体を支えかつ身体を包み固定する作用も必要でクッション性の程度が重要であり、枕に頭部を支えると同時に肩或いは首周囲から外気が寝床内に入るのを防ぐことにもなり、寝床内気象は、寝室内の温湿度により左右されることは勿論であるが、寝具の保温性等前記の寝具の有する機能より寝床内気象が定まることになる。寝床内気象は寝具材料の保温性、吸放湿性と関連し、更に、各人の好みに適した寝具を得るのはなかなか困難である。
就寝者の体型及び使用する寝具の好み等は、各自それぞれ特有のものである。そのため、寝具の購入者に当たっては目的の希望商品を選択するのに購入対象を容易に確定することが出来ず、困難を来たすことも生ずる。そこで、敷寝具,掛寝具,枕等の各部分部分の特徴を数値化し、各寝具の綜合評価値を決定しておくことにより、爾後、寝具の購入等の際にその綜合評価値を介して購入者も販売者も取引することで希望商品を容易に見出し得るようにすること、及び数値化した綜合評価値を数字及び又はアルファベット1文字で序列表示をして容易に認識できるようにした。
請求項1記載の発明は寝具選定方法であって、就寝者の身体特性と寝具の特性とを勘案して寝具選定を行う際に、身体と寝具の評価項目の評価条件ごとに定められている係数の、集計に基づく綜合評価値を得、あらかじめ綜合評価値が求められている複数の、商品の中から同等の綜合評価値を有する商品を選択することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の寝具選定方法であって、寝具は、敷寝具、及び又は掛寝具及び又は枕である。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の寝具選定方法であって、敷寝具の評価項目は、使用者の性別(S),BMI値(BMIix)、マットレスの硬軟(Ma),うつ伏せ等の寝方好み(Li)、だるさの感覚(Si)であり、敷寝具の綜合評価値Ssは、次式により算出することを特徴とする。
Ss=S+BMIix+(Ma+Li+Si)÷3
請求項4記載の発明は、請求項1に記載の寝具選定方法であって、掛寝具の評価項目は、体感個性(暑がり・寒がり)(T)、布団のボリューム(F)、住居環境(w)通気環境(x)空調環境(y)地域性(z)であり、掛寝具の綜合評価値Skは、次式により算出することを特徴とする。
Sk=T+F+(w+x+y+z)÷4
請求項5記載の発明は、請求項3又は請求項4のいずれか1に記載の寝具選定方法であって敷寝具及び、掛寝具の綜合評価値は、0乃至9の数字1文字及び又はアルファベットの1文字であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1に記載の寝具選定方法であって、枕の評価項目は、枕の高さ及び固さであることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1に記載の寝具選定方法であって、スリープコンフォートナンバーは、敷寝具及び又は掛布団の綜合評価値、及び又は枕の序列表示を列記したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の寝具選定方法であって、寝具は、敷寝具、及び又は掛寝具及び又は枕である。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の寝具選定方法であって、敷寝具の評価項目は、使用者の性別(S),BMI値(BMIix)、マットレスの硬軟(Ma),うつ伏せ等の寝方好み(Li)、だるさの感覚(Si)であり、敷寝具の綜合評価値Ssは、次式により算出することを特徴とする。
Ss=S+BMIix+(Ma+Li+Si)÷3
請求項4記載の発明は、請求項1に記載の寝具選定方法であって、掛寝具の評価項目は、体感個性(暑がり・寒がり)(T)、布団のボリューム(F)、住居環境(w)通気環境(x)空調環境(y)地域性(z)であり、掛寝具の綜合評価値Skは、次式により算出することを特徴とする。
Sk=T+F+(w+x+y+z)÷4
請求項5記載の発明は、請求項3又は請求項4のいずれか1に記載の寝具選定方法であって敷寝具及び、掛寝具の綜合評価値は、0乃至9の数字1文字及び又はアルファベットの1文字であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1に記載の寝具選定方法であって、枕の評価項目は、枕の高さ及び固さであることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1に記載の寝具選定方法であって、スリープコンフォートナンバーは、敷寝具及び又は掛布団の綜合評価値、及び又は枕の序列表示を列記したことを特徴とする。
敷き寝具,掛け寝具,枕等の各部分部分及び使用者の身体的な特徴等を評価項目として評価結果を数値化し、各寝具の綜合評価値を決定しておくことにより、爾後、寝具の購入者も販売者も取引きの際に綜合評価値を開示することで希望商品を容易に見出すことが出来る。
綜合評価値は数字及び又はアルファベット一文字で序列表示してあるために掛寝具,敷寝具,枕等3種の商品を表示したとしても3文字しか要せず、桁数が多くなることによる困惑,誤認等が生ずることもない。
綜合評価値は数字及び又はアルファベット一文字で序列表示してあるために掛寝具,敷寝具,枕等3種の商品を表示したとしても3文字しか要せず、桁数が多くなることによる困惑,誤認等が生ずることもない。
本発明は、就寝時使用する寝具、詳しくは敷寝具、掛寝具、枕等を使用者嗜好性に合致させて選ぶことのできるよう、複数の評価条件を持ち、前記各評価条件ごとに固さ係数又は保温係数が決められている寝具ごとの複数の評価項目の、前記固さ係数および保温係数を総合する事によって、使用者に最も適している寝具を指標する綜合評価ナンバーを得、使用者は、その綜合評価ナンバーにより使用者の望みに最も適した寝具の種類を知り、それを選ぶことが出来、販売者は、綜合評価ナンバーを客から示されれば、容易に当該購入希望者の身体的特徴及び又は嗜好を把握し、商品を紹介することができる。
次にその詳細を説明する。
敷布団の場合、その特徴を表示する評価項目として、身体的個性に関する性別(S)、BMI値(BMIix)、マットレス好み(Ma)、及び身体的嗜好性に関する寝方好み(Li)、起床時に腰や膝にだるさを感じるか(Si)などがある。そして、前記各評価項目はそれぞれ複数の評価条件に分けられ、評価条件ごと固さ係数が決められている。
その例を、評価項目の性別(S)に見ると、性別(S)は評価条件が男性と女性に分かれ、それぞれ男性は1、女性は0の固さ係数が付されている。BMI値は、男性女性の区別はなく、共に、18未満、18以上20未満、20以上22未満、22以上24未満、24以上26未満、26以上28未満、28以上30未満、30以上の8ランクに分かれ、各ランクは0〜7の固さ係数が付されている。
上記のごとき敷布団についての評価項目、評価条件、固さ係数の一覧を表1に示す。
敷布団の場合、その特徴を表示する評価項目として、身体的個性に関する性別(S)、BMI値(BMIix)、マットレス好み(Ma)、及び身体的嗜好性に関する寝方好み(Li)、起床時に腰や膝にだるさを感じるか(Si)などがある。そして、前記各評価項目はそれぞれ複数の評価条件に分けられ、評価条件ごと固さ係数が決められている。
その例を、評価項目の性別(S)に見ると、性別(S)は評価条件が男性と女性に分かれ、それぞれ男性は1、女性は0の固さ係数が付されている。BMI値は、男性女性の区別はなく、共に、18未満、18以上20未満、20以上22未満、22以上24未満、24以上26未満、26以上28未満、28以上30未満、30以上の8ランクに分かれ、各ランクは0〜7の固さ係数が付されている。
上記のごとき敷布団についての評価項目、評価条件、固さ係数の一覧を表1に示す。
BMI=体重÷(身長(メートル)×身長)…………….(1)
上記表1によって選択された5項目の評価項目の固さ係数を次式2に代入することにより、敷布団の総合評価値Ssを算出する。
Ss=S+BMIix+(Ma+Li+Si)÷3…………………….(2)
例えば、男性であって、BMI値が20〜22、硬めのマットレスが好みで、仰向け寝を好み、起床時に肩や腰にだるさを感じない者は、前記各評価項目の固さ係数が、S=1、BMI=2、Ma=4、Li=1、Si=0であるから、その値を式2に代入し、Ma、Li、Siの平均値を四捨五入すると敷布団の綜合評価ナンバーSsは5となる。
綜合評価ナンバーSsに対応した敷布団を見出すには図1に示す綜合評価ナンバー敷布団早見表を用いる。同表は、中央に綜合評価ナンバーSsが、その両側に同ナンバーに対応する敷布団の種類名が素材別、或いは形態別に各種示されている。例えば、綜合評価ナンバー0から3の範囲にはマットレスA1000、BフォームEX、が、ナンバー0から4までの範囲には、羊毛ソフト、二層構造ソフト,CBソフトが、1から4までの範囲には、Bフォームナチュラルデラックスが1から5までの範囲には、ウレタンフォームレギュラーが、2から6までの範囲には、CBミドルが、3から7までの範囲には、プロファイルレギュラーとBフォームナチュラルが、3から9までの範囲には、CBトリプルが、5から9までの範囲には、二層構造レギュラー、羊毛ハード、CBハードが、5からYまでの範囲には、ウレタンフォームデラックスが、7からXまでの範囲には、マットレスA2000が、8からYまでの範囲にはプロファイルハード、マットレスA3000が記載されている。
綜合評価ナンバーSsに対応した敷布団を見出すには図1に示す綜合評価ナンバー敷布団早見表を用いる。同表は、中央に綜合評価ナンバーSsが、その両側に同ナンバーに対応する敷布団の種類名が素材別、或いは形態別に各種示されている。例えば、綜合評価ナンバー0から3の範囲にはマットレスA1000、BフォームEX、が、ナンバー0から4までの範囲には、羊毛ソフト、二層構造ソフト,CBソフトが、1から4までの範囲には、Bフォームナチュラルデラックスが1から5までの範囲には、ウレタンフォームレギュラーが、2から6までの範囲には、CBミドルが、3から7までの範囲には、プロファイルレギュラーとBフォームナチュラルが、3から9までの範囲には、CBトリプルが、5から9までの範囲には、二層構造レギュラー、羊毛ハード、CBハードが、5からYまでの範囲には、ウレタンフォームデラックスが、7からXまでの範囲には、マットレスA2000が、8からYまでの範囲にはプロファイルハード、マットレスA3000が記載されている。
上記において、マットレスA1000は、ポケットコイルスプリングをベースにし、備長炭わた+抗菌防臭・防ダニわた及び両面に羽毛を入れたピロートップタイプで、2000は、備長炭わた+抗菌防臭・防ダニわたにポリエステルわた、3000は、備長炭わた+抗菌防臭・防ダニわたのみ、コイルは全て同様で詰め物を上述の如く変えて固さの変化を出したもの。
Bフォームデラックスは、5.5インチポケットコイルスプリングをベースにし、60mmの低反発ウレタンフォームを入れた柔らかいタイプで、EXは、6.5インチポケットコイルスプリングをベースにし、30mmの低反発ウレタンフォームを入れたDXよりやや柔らかいタイプ。
CBは、固さの異なる3タイプのコイルスプリングを好みに合わせて選べる機能を有したスプリングベッドマットレスで、ソフト、ミドル、ハードタイプがあり、それぞれ固さが異なり、トリプルタイプは、頭の部分から脚に向けて順にミドル・ハード・ソフトと組み合わされたマットレス。
ウレタンフォームは、中芯が良質のウレタンフォームで、その構造は、独自の工夫がこらされており、体圧分散や、寝姿勢保持、寝床内気象の適正化を高め、敷布団に求められる機能をより効率的発揮する。レギュラータイプとデラックスタイプの違いは、ウレタンの密度を変えることによって固さを変えている。レギュラータイプに較べ、デラックスタイプは固めである。
プロファイルは、ウレタンを凸凹にプロファイル加工した敷布団で、その構造により血行を妨げにくくしてある。レギュラーとアコハードの違いは固さの違い。
二層構造は、上層部が低反発ウレタンで、下層部が凸凹構造の固わた。この二重構造が体圧を分散し、血行を妨げにくくなる。ソフトタイプとレギュラータイプの違いは、整圧と同様、固さだけの違い。
羊毛は、中綿に羊毛の固綿を挿入している一般的な敷布団。ソフトタイプには固綿そのものを入れずに、ソフトな綿のまま使用しているものもある。ハードタイプは、フェルト状の羊毛固綿が入れてある。
そして、自己の希望するタイプの敷布団の綜合評価ナンバーと対応する商品を早見表から選んで決定するれば良い。
二層構造は、上層部が低反発ウレタンで、下層部が凸凹構造の固わた。この二重構造が体圧を分散し、血行を妨げにくくなる。ソフトタイプとレギュラータイプの違いは、整圧と同様、固さだけの違い。
羊毛は、中綿に羊毛の固綿を挿入している一般的な敷布団。ソフトタイプには固綿そのものを入れずに、ソフトな綿のまま使用しているものもある。ハードタイプは、フェルト状の羊毛固綿が入れてある。
そして、自己の希望するタイプの敷布団の綜合評価ナンバーと対応する商品を早見表から選んで決定するれば良い。
掛布団の場合、その特徴を表示する評価項目として、体感個性に関する温感(T),布団のボリューム感に対する好み(F),住居環境に関する住居形態(w),通気環境に関する風通し(x),空調環境(冬季)に関して空調(y),地域性に関して(z)などがある。
そして、前記各評価項目はそれぞれ複数の評価条件に分けられ評価条件ごとに保温係数が決められている。
その例を評価項目の温感(T)に見ると温感(T)は、評価条件が暑がり,普通,寒がりに分かれ、それぞれ2,3,4の保温係数が付されている。ボリューム感に対する好み(F)は厚め,普通,薄めに分かれ、それぞれ3,2,1の保温係数が付されている。
上記の如き掛布団についての評価項目,評価条件,保温係数の一覧を表2に示す。
その例を評価項目の温感(T)に見ると温感(T)は、評価条件が暑がり,普通,寒がりに分かれ、それぞれ2,3,4の保温係数が付されている。ボリューム感に対する好み(F)は厚め,普通,薄めに分かれ、それぞれ3,2,1の保温係数が付されている。
上記の如き掛布団についての評価項目,評価条件,保温係数の一覧を表2に示す。
上記表2によって選択された6項目の評価項目の保温係数を次式3に代入することにより、掛け布団の綜合評価値Skを算出する。
Sk=T+F+(w+x+y+z)÷4…………(3)
例えば温感(T)が寒がりで、ボリューム感(F)は厚めで住居環境の形態(w)は一戸建で通気環境の風通し(x)は悪く、空調環境(y)はタイマーを使用しており住居地(z)は南関東であるとすると、前記各評価項目の保温係数T=4,F=3,w=2,x=0,y=1,z=1であるからその評価を式3に代入しw,x,y,zの平均値は切り上げると掛布団綜合評価値ナンバーSkは8となる。
Sk=T+F+(w+x+y+z)÷4…………(3)
例えば温感(T)が寒がりで、ボリューム感(F)は厚めで住居環境の形態(w)は一戸建で通気環境の風通し(x)は悪く、空調環境(y)はタイマーを使用しており住居地(z)は南関東であるとすると、前記各評価項目の保温係数T=4,F=3,w=2,x=0,y=1,z=1であるからその評価を式3に代入しw,x,y,zの平均値は切り上げると掛布団綜合評価値ナンバーSkは8となる。
綜合評価ナンバーSkに対応する掛布団を見出すには図2に示す綜合評価ナンバー掛布団早見表を用いる。同表は中央に綜合評価ナンバーSkがその両側に同ナンバーに対応する掛布団の種類が素材別に各種示されている。例えば、綜合評価ナンバー0から1の範囲には、綿毛布タオルケットが、ナンバー1から2には真綿肌掛が、ナンバー2から3には羽毛肌掛が、ナンバー3から5には真綿布団が、ナンバー4から6には羽毛合掛が、ナンバー6から8には合繊わた布団が、ナンバー7から8には羊毛掛布団が、ナンバー7から9には羽毛布団がそれぞれ記載されている。
そして、自己の希望するタイプの掛布団の綜合評価ナンバーと対応する商品を早見表から選んで決定すれば良い。
枕の場合、その特徴を表示する評価項目として、枕の硬さと枕の高さとがある。そして、それぞれ評価条件として硬めA,普通B,柔らかめCと高め3,普通2,低め1とがある。この評価条件ごとに枕の商品種別を明示したのが図3に示す枕対応表である。このように、枕の評価条件の組み合わせは9通りとなり、その組み合わせA−1,A−2,……C−2,C−3に順次A,B,……H,Iと序列表示をしておく。これは例えば硬目で普通の高さの枕を使用したい者はA−2を選択することになるが、A−2のランクには別途上記の如き序列表示がされているので当該枕の表記はBを用いるのが好ましい。
枕の場合、その特徴を表示する評価項目として、枕の硬さと枕の高さとがある。そして、それぞれ評価条件として硬めA,普通B,柔らかめCと高め3,普通2,低め1とがある。この評価条件ごとに枕の商品種別を明示したのが図3に示す枕対応表である。このように、枕の評価条件の組み合わせは9通りとなり、その組み合わせA−1,A−2,……C−2,C−3に順次A,B,……H,Iと序列表示をしておく。これは例えば硬目で普通の高さの枕を使用したい者はA−2を選択することになるが、A−2のランクには別途上記の如き序列表示がされているので当該枕の表記はBを用いるのが好ましい。
前記した敷布団の例の場合、綜合評価値は5であり、掛布団の例の場合は8であり、枕の例の場合Bであるので、これらを綜合して表示す場合、掛布団の綜合評価値8を、次に敷布団の綜合評価値5に記しハイフォンを付した最後に枕の序列表示Bを連記し87−Bと表示する。この表示をスリープコンフォートナンバーと称する。
スリープコンフォートナンバーは自己の最も好みに適した寝具の種類を表示するものであるために、それを記憶しておけば何時如何なるときでも直ちに最適の寝具を選び出すことが可能となる。
スリープコンフォートナンバーは、冗長となっては誤認誤記憶の原因ともなるので、上記の如く各構成寝具のそれぞれの綜合評価の価を1桁としている。もし必要があって、桁数を増加しなければならない際には、数字表記をアルファペット表記とすれば良い。
スリープコンフォートナンバーは、冗長となっては誤認誤記憶の原因ともなるので、上記の如く各構成寝具のそれぞれの綜合評価の価を1桁としている。もし必要があって、桁数を増加しなければならない際には、数字表記をアルファペット表記とすれば良い。
100 敷き布団綜合評価ナンバー早見表
200 掛け布団綜合評価ナンバー早見表
300 枕評価条件の対応表
200 掛け布団綜合評価ナンバー早見表
300 枕評価条件の対応表
Claims (7)
- 就寝者の身体特性と寝具の特性とを勘案して寝具選定を行う際に、身体と寝具の評価項目の評価条件ごとに定められている係数の、集計に基づく綜合評価値を得、あらかじめ綜合評価値が求められている複数の、商品の中から同等の綜合評価値を有する商品を選択することを特徴とする寝具選定方法。
- 寝具は、敷寝具、及び又は掛寝具及び又は枕である請求項1に記載の寝具選定方法。
- 敷寝具の評価項目は、使用者の性別(S),BMI値(BMIix)、マットレスの硬軟(Ma),うつ伏せ等の寝方好み(Li)、だるさの感覚(Si)であり、敷寝具の綜合評価値Ssは、次式により算出することを特徴とする請求項1に記載の寝具選定方法。
Ss=S+BMIix+(Ma+Li+Si)÷3 - 掛寝具の評価項目は、体感個性(暑がり・寒がり)(T)、布団のボリューム(F)、住居環境(w)通気環境(x)空調環境(y)地域性(z)であり、掛寝具の綜合評価値Skは、次式により算出することを特徴とする請求項1に記載の寝具選定方法。
Sk=T+F+(w+x+y+z)÷4 - 敷寝具及び、掛寝具の綜合評価値は、0乃至9の数字1文字及び又はアルファベットの1文字であることを特徴とする請求項3又は請求項4のいずれか1に記載の寝具選定方法。
- 枕の評価項目は、枕の高さ及び固さである請求項1に記載の寝具選定方法。
- スリープコンフォートナンバーは、敷寝具及び又は掛布団の綜合評価値、及び又は枕の序列表示を列記したことを特徴とする請求項1に記載の寝具選定方法。
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