JP2003130635A - 敷き寝具の寝姿勢計測及び性能評価方法 - Google Patents

敷き寝具の寝姿勢計測及び性能評価方法

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JP2003130635A JP2001323395A JP2001323395A JP2003130635A JP 2003130635 A JP2003130635 A JP 2003130635A JP 2001323395 A JP2001323395 A JP 2001323395A JP 2001323395 A JP2001323395 A JP 2001323395A JP 2003130635 A JP2003130635 A JP 2003130635A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寝た状態での人体と寝具の変形状態(寝姿勢
曲線)を知ることが第1であり、第2の目的は寝姿勢を
数値化して寝具の特性を知りより快適な寝具を提供す
る。 【解決手段】 所定長さの複数の関節片を屈曲自在に連
結させ、隣り合う関節片と関節片との間でなす折り曲げ
角度を検知することで、人が寝た時の寝具の沈み込み形
状を計測する際、予め、連結する関節片全てを水平位置
におき寝具の変形前の状態(b:ゼロ値)に較正した後
に、該関節片の一方の端末片(A)を所定高さ(a)に
固定し、かつ、もう一方の端末関節片(B)を移動可能
な自由端とし、該自由端を有する端末関節片高さが常に
寝具の変形する前の表面の高さ(b:ゼロ値)になるよ
うにAとBとの間を加圧して得た計測高さ値(c)と前
記表面高さ(b:ゼロ値)との差を補正係数として、各
関節片の折り曲げ角度から算出される値を補正しつつ、
寝具の沈み込み変形量を計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寝具,ベッド,マ
ット,パッド,枕,クッション,側地,シーツ等の敷き
寝具類等の人を支える材料の寝姿勢計測及び性能評価方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、寝具等の人を支えるふとん,ベッ
ド,枕,クッション材等に寝た時の沈み込み状態を直接
測定する良い方法がなく、寝た状態で人体と寝具との間
に寝具裏面からスライディングゲージを挿し込んで変形
量を計る方法や、寝た状態で寝具との間を石膏で固めた
後に得られる背面形状を計測する方法などがある。又、
予め圧縮曲線を取り、寝た時の体圧から沈み込み量を推
定する方法が、特許第3066491号(工業技術院)
などで提案されている。
【0003】しかし、寝具の裏面からスライディングゲ
ージを挿し込んで計測する方法、石膏で固め固定化した
変形部分を計測する方法、予め圧縮曲線により沈み込み
−圧力曲線を作っておき体圧から間接的に沈み込み量を
推定する方法等があるが、これらの方法は、計測するに
は、装置も大掛かりで、時間もかかり過ぎるという欠点
を有する。更に欠点として、寝具に孔をあけるという方
法は、寝具の特性を変化させてしまい、又、商品を傷つ
けることになる。
【0004】したがって、寝具の評価には、せいぜい立
った状態での人の背面形状や首や頭の凹凸形状を計測す
る程度で、専ら寝た状態で圧力分布を中心に寝具類の良
し悪しの判定や販売を行っている。
【0005】本発明者らは、枕の高さが個人個人で微妙
に違い、肩こりや頭痛の原因にもなっていることから、
頭から首筋にかけての枕のフィット性を計測するのに、
寝た状態でまくらの高さを計測し、かつ、頭がフィット
していることを荷重で検知するセンサーを、特願平2−
145587号として提案した。
【0006】敷き寝具の体圧計測に、変形状態(沈み込
み量)計測を加味して寝具の良否を判定することはより
正確に寝心地を把握できるにもかかわらず、測定の煩雑
さから、実際には検討されておらず、専ら体圧分布計測
のみに頼っているのが現状である。
【0007】小原二郎著の「人間工学からの発想」(講
談社ブルーバックス、B−495、p186−187)
には、人体は、頭部、胸部と骨盤の三つのブロックに大
別され、頸椎と腰椎の二つのジョイントでつないだモデ
ルと見なされており、立った時と寝た時の自然の姿勢は
体にかかる重力の方向は90度違うため、立った時は重
力方向に重なるが、寝たときはそれぞれのブロックは独
立するので、立った時の背骨のS字形状と、寝て気持ち
良いと感ずる背骨の曲がりは異なることが指摘されてい
る。重いブロック部分は沈み、軽いジョイント部分は浮
きあがり、体全体全体から見るとおなかが突き出たW型
になると述べている。
【0008】人の体型は身長も、体重も区々であり、同
じ骨格としても、肉の付きかたによっても変化してお
り、個人個人の体型にマッチした寝具や枕は寝た状態で
対応させることが重要である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、寝た
状態での人体と寝具の変形状態(寝姿勢曲線)を知るこ
とが第1であり、第2の目的は寝姿勢を数値化して寝具
の特性を知りより快適な寝具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このために、特願平2−
145587号出願の装置に改良を加え、寝具の寝姿勢
の直接計測を試みた。
【0011】かかる方法においては、特願平2−145
587号にも述べているように、一つの関節片の長さを
Lとした時、変位は相隣り合う関節片と関節片の角度
(θ)を計れば高さ変位は(L/sinθ)として表す
ことができ、関節片の角度を基準切片から順次θ1
θ2、θ3、θ4、θ5、θ6、……と計測すれば、1番目
の沈み込み量はL×1/sinθ1、2番目の沈み込み
量はL×(1/sinθ1+1/sinθ2)、3番目の
沈み込み量はL×(1/sinθ1+1/sinθ2+1
/sinθ3)、……、n番目の沈み込み量はL×(1
/sinθ1+1/sinθ2+1/sinθ3+1/s
inθ4+……+1/sinθn)として測定できる。
【0012】枕に頭をのせ枕の高さ、フィット性を計測
する場合、頭部から頸椎まで距離は、関節片一片を5c
mとして、複数の関節片を屈曲可能に連結させても30
〜40cm程度で計測でき、高々10〜15ケ程度の関
節片で計測できる。
【0013】寝姿勢計測のように、人の全身を計測する
場合、連結する関節片の長さは2mにも達する。人の頸
椎から臀部まで計測する場合でも、計測長は50cmを
超え、1m以上が必要である。連結する関節片は50片
から100片、200片にも達し、沈み込み量は上述の
ように、一組の関節片で計測した角度より求めた高さを
一つ一つ累積して算出するため、関節片の数が多くなる
ほど、僅かな角度の誤差が順次累積されていき、関節片
の最後の方になると大きな変位差となってしまう。
【0014】連結部は屈曲自在であるといえども、機械
的な屈曲誤差に加え、計器の誤差もあり取扱い上僅かの
差に影響される。したがって、寝姿勢計測のように関節
片が15個を超え、30、50片……200片となる計
測では、単純に連結して長くするだけでは解決できるも
のではないことが判った。
【0015】寝具の沈み込みの場合、寝具表面はフラッ
ト形状であり、寝た時はフラット面からの沈み込み変形
であり、最初の固定関節片と最後の自由に動く関節片と
の間を加圧すれば、関節片の最初と最後の値は一定(変
形前の寝具表面高さ)を示す曲線となるはずである。し
かし各関節片の誤差が累積され最も大きくなる最後の関
節片の値(C)と実際の高さ(B)との差を生じてしま
うので、この差を補正係数として、計器で計測される値
に補正を加えることで、関節片の変形誤差の少ない寝姿
勢曲線を得ることができる。
【0016】かくして得られる寝具の寝姿勢曲線から、
寝姿勢を評価する方法について考えた。「沈み込み量」
だけで寝姿勢を評価しても、「体圧」の変化と対応させ
なければ実際の寝た時の寝具のフィット感、寝心地とは
対応しない。人が寝たときの「寝具の沈み込み量」と
「体圧分布」を計測し、二つのファクターを統計的に処
理出来れば、寝姿勢を一元的に評価し数値化することが
可能であり、種々検討して本発明に到達した。
【0017】即ち、請求項1記載の寝具の沈み込み変形
量を計測する方法と装置にあっては、所定長さの複数の
関節片を屈曲自在に連結させ、隣り合う関節片と関節片
との間でなす折り曲げ角度を検知することで、人が寝た
時の寝具の沈み込み形状を計測する際、予め、連結する
関節片全てを水平位置におき寝具の変形前の状態(b:
ゼロ値)に較正した後に、該関節片の一方の端末片
(A)を所定高さ(a)に固定し、かつ、もう一方の端
末関節片(B)を移動可能な自由端とし、該自由端を有
する端末関節片高さが常に寝具の変形する前の表面の高
さ(b:ゼロ値)になるようにAとBとの間を加圧して
得た計測高さ値(c)と前記表面高さ(b:ゼロ値)と
の差を補正係数として、各関節片の折り曲げ角度から算
出される値を補正しつつ、寝具の沈み込み変形量を計測
する。請求項2記載の寝具の沈み込み形状を測定する方
法にあっては、仰臥姿勢で寝た時の背面と寝具との間
に、頭部から臀部までの脊椎に沿わせた線上に、請求項
1記載の測定具を介在せさ、仰臥時の寝具の沈み込み形
状を測定する。請求項3記載の寝具の変形圧力(体圧)
と変位量を同時に計測する方法にあっては、任意の複数
の関節片に圧力検出センサーを設け、該関節片に沿った
寝具の変形圧力(体圧)と変位量を同時に計測する。請
求項4記載の寝姿勢を数値化する方法にあっては、仰臥
姿勢に寝た時の脊椎線身長方向に沿い定間隔で複数箇所
の寝具の沈み込み量と、体圧とを計測することにより寝
姿勢曲線を得て、該寝姿勢曲線の沈み込み量の標準偏差
と体圧との標準偏差及び又は両者の共分散により、寝姿
勢を数値化する。
【0018】
【発明の実施の形態】人が横に寝るとき、通常はふとん
やベット等寝具を使うが、その姿は千差万別で、仰臥姿
勢、横寝、うつ伏せ寝等と様々である。寝具の評価とし
ては使用者の就寝時の体圧分布を測定して、最大体圧、
平均体圧等から良否を判定しているが、本発明者らは、
体圧と沈み込み量を測定することで、就寝者の寝姿勢の
特徴を知り各自にマッチした性能の寝具を提供できる方
法を発明した。
【0019】以下、「計測方法」、「寝姿勢の数値
化」、「寝姿勢の評価方法」について述べる。 〔計測方法〕寝具に力が加わった場合、寝具は変形する
が、寝具の硬さにより変形する量は異なる。又、人体
も、からだの部分、部分で固さが異なり柔かい臀部や脹
脛は変形が大きく、仙骨部や背筋部、頭部は硬くて変形
し難い。したがって体圧分布は人の体型、体重により様
々であり、寝具の沈み込み具合も様々であるが、圧の高
い部分は寝具又は人(筋肉部)が変形していることを表
す。人が寝た時のどの状態を捉えて計測するかが問題で
ある。本発明者等は背面形状に着目した。人の背面形状
は、立位姿勢では両肩の肩甲骨部分と臀部が出っぱって
いるが、仰臥姿勢で寝た時は、体重で圧迫される背骨に
沿った部分と最も出っ張って重い臀部が最も高い値を示
す。
【0020】図1は、ドイツABW社のエルゴチェック
機で測定した仰臥姿勢での体圧分布図であり、図1Aは
平面図であり、被測定範囲を縦横複数の小区画Sに分割
し、各小区画S毎に体圧(g/cm2)を測定し、それ
を数値化して各区画S毎に測定値を表示(図示せず)す
るもので、図示した例では各区画毎の数値は省略した
が、全体として体圧(g/cm2)の程度を0〜4.9
g/cm2,5.0g/cm2〜24.9g/cm2,2
5.0g/cm2〜の3段階に分けてその分布を表示し
た。図1Bは図1Aの1点鎖線で囲った部分を体の幅方
向に分割して体圧の身長方向の変化を立体的に表示した
図であり、体の中心線部分が最も高い。図1Aの体の中
心線(背骨に沿った部分)の2点鎖線で示す範囲は図1
Bの一番体圧の高い部分(黒い線になっている)と対応
している。即ち、背筋に沿った部分の「体圧」と「沈み
込み」の身長方向の値の変化を計測すれば、寝具の性能
の特性付けが可能となる。
【0021】図2は、後述する沈み込み計測装置を、敷
きふとんの上に水平に置き、背筋部に合わせて計測し
た、仰臥姿勢での首部から足部までの身長方向の寝具沈
み込み量の変化曲線である。敷きふとんとしては、表面
に凹凸プロファイルを付与したウレタンふとん(U)、
硬綿芯の表を羊毛綿で覆ったふとん(K)及び繊維綿を
和とじ糸で綴じたふとん(W)を用いた。ふとんの硬さ
は、U→K→Wの順で柔かくなり、Wサンプルは、ふわ
ふわの状態で嵩高であるが沈み込みが最も大きく、寝姿
勢としては沈み込みが大きく、寝具としては好ましいと
は言えない。首から背、臀部に至る沈み込みは、「W
型」を示している。同一人物でもこのように、寝具によ
り、沈み込み量は変化している事がわかる。
【0022】これら三種類のふとんの体圧分布を、エル
ゴチェック機で計測した値の背筋部分を図2の計測ピッ
チ(5cm)に対応させてピックアップしたのが図3で
ある。三種類のふとんの間で、体圧変化は異なり、臀部
の最大体圧を比べると、凹凸加工を施したウレタンふと
んの体圧が最も低く体圧分散は良好であることが判る。
嵩高である和とじふとんは、沈み込みが大きく又最高体
圧も大きい。これは、寝具に対し体重が重すぎ、ふとん
が沈み込み床に臀部が底付きし始めているためである。
【0023】寝姿勢としては、フラットな硬い板の上に
寝たときが、背筋は伸びた状態であり、良好となるが、
体圧は最も大きくなる。一方、柔かく充分な厚みを有す
る寝具であれば、体圧は分散し低く押さえることが出来
る。沈み込み量は大きくなり、臀部が沈み込み、悪い寝
姿勢となる。両者をうまくバランスさせた寝具が良好と
いうことになる。
【0024】「沈み込み量」の計測は、図9Bに示す屈
曲の程度を検出する沈み込み量計測センサー101によ
り検出する。センサー101は、ベースとなる基準関節
片102に複数の関節片103を自由に屈折することを
可能にして連節し、屈折時に隣接する関節片103間に
おける屈折の程度即ち屈折角を検出する屈折角の検出部
材(図示せず)が設けられている。また各関節片103
には、圧力検出センサー104も設けられている。基準
関節片102は他の関節片103より若干その長さを長
くし使用時に水平位置を保てるようにしている。屈折角
の検出部材及び圧力検出センサー104のそれぞれが検
出した屈折角及び圧力のデータは電気的にコンピュータ
に送られる。そのデータに適宜補正される。即ち、上記
測定はセンサー101を、背筋部分に当て、連結する複
数の関節片の角度変化より変化量(沈み込み量)を算出
するものであるため、関節片103間の折り曲げ角度の
計測誤差は、頭部から足部に至るに従って大きくなり、
誤差累計の最大値は自由端の関節片(ここをB点とす
る)に現れる。そこでB点を固定数値bとし計測した数
値b´との差を補正係数として、個々の関節片間で生ず
る角度変位を補正した。
【0025】例えば、自由端末部(B点)の加圧片の値
(b)がゼロ位置を示すように設定しておけば、個々の
加圧片の中に誤差があっても、最後はゼロ点に至る数値
を示す。かくして得られる値を加圧片の連結方法にプロ
ットしていけば、必ずゼロ位置に戻る曲線を得ることが
できる。
【0026】図10は、関節片を33個連結し、補正回
路なしで、人が仰臥姿勢でふとん(厚さ8cm)に寝た
時の、頭部から、背中の中心線に沿って臀部に至る変形
状態を二人(YとN)について計測した図である。別
途、ふとんの裏面からスライディングゲージを差し込み
計測した臀部の最大沈み込み量は、Yの値は−6.0c
m、Nの値は−4.0cmであった。Yの計測は、ゼロ
点較正を行った後、関節片を折り曲げないように真っ直
ぐに伸ばした状態で身長にふとん上に置き計測した曲線
である。自由端部関節片の値(b´)は0.5cmで、
ゼロ位置水準に近く、臀部の最大値は−3.7cmであ
り、スライディングゲージでの実測値(−4.0cm)
とほぼ同等の値である。
【0027】Yの測定値に引き続きNについて測定した
が、誤差が生じており、自由端部関節片の値は変形前の
値から大きくずれており−7.7cmを示し、臀部の最
大値は、スライディングゲージでの実測値(−6.0c
m)とは異なり、ふとんの厚みを超えた−11.1cm
を示した。このように、補正なしで得る曲線は、計測毎
に値が変化し、安定した曲線が得られず、実用にならな
い。そこで沈み込み量を補正すると図10のN補正後の
曲線のようになる。
【0028】端部関節片の値は、−7.7cmから−
1.0cmに補正されており、又、臀部の最大沈み量も
補正により−5.9cmとなりスライディングゲジでの
値(−6.0cm)と一致している。かくして、頭部,
首部,腹,背部,臀部に至る寝姿勢曲線を安定して正し
く表示でき、枕,敷きふとん等の開発に役立つ事はもち
ろん、各人にフィットした寝具を提供することができ
る。
【0029】補正計算方法としては、下記のようにし
た。補正方法の一例であり、該補正方法を図1の補正装
置に組み込んでいる。B点(関節片の自由端末側:関節
片番号1)が必ず基準固定高さ値にあるという前提に基
づき、番号1の測定値(H1)が、H1≧1.0cm又
はH1≦1.0cmの時、実測値と測定値と差を補正置
(h)として求める。 即ち、If:H1≧1.0cmなら→h=H1−1.0 If:H1≦1.0cmなら→h=H1−(−1.0) として求める。かくして補正値を決め、各連結片での補
正後の高さの値(H´)はH´=H1−hとして算出す
る。
【0030】自由端部関節片の関節片番号1とし、順次
A点側に、2番,3番,……とし、番号2の測定値(H
2)以降は、単純にH2´=H2−h×30/33、H
3´=H3−h×30/33、H4´=H24h×29
/33、……と順位次量を減らし、A点(番号33)
は、補正値なしとしている。図10に示す如く、本発明
によるNの補正後の値は、注意深く計測したYの値と比
較することができ、実測値と一致している。
【0031】寝具の沈み込み計測の場合、寝具というフ
ラットな面(基準)からの変形であり、関節片の最初
(A)と最後(B)を予め一定値に設定しておくことに
より、A点からB点に至る基準値の中で変形値に補正を
加えることで、関節片の変形誤差の影響を少なくして寝
姿勢曲線を得ることができる。
【0032】体圧計測は、前記関節片103に取り付け
られた圧力検出センサー104により同時計測が可能で
ある。また、市販されている体圧分布測定器(例えば、
前述のABR社のエルゴチェック機)により背筋部分の
体圧を身長方向にピックアップして得られる体圧曲線か
ら算出してもよい。
【0033】〔寝姿勢の数値変化〕本発明では、「体
圧」と「沈み込み量」の変化曲線は、寝具を加圧する前
の寝具表面を基準線とした変化曲線として描かれるの
で、変化量を基準線からの分布のばらつきとして統計処
理することにより、寝姿勢曲線を数値化することを試み
た。
【0034】即ち、本発明者等は、体圧分布図より背筋
部分を身長方向にピックアップした「体圧の変化曲線」
と、「沈み込み計測装置」より得られる「沈み込み曲
線」を、基準値(寝具を加圧する前の寝具表面値;圧力
ゼロ、沈み量ゼロ)からのばらつきとして、変化曲線の
分布のばらつき具合を標準偏差もしくは分散値として表
す事で、寝具の寝姿勢評価に適用できる事を見出した。
【0035】標準偏差及び/又は分散の値は大きい方が
ばらつきは大きい、即ち、本発明においては、値の大き
い方が「体圧」の変化は大きく、「沈み込み量」が大き
いことを表すことになる。真っすぐの板の上に寝たとき
曲線の変化は小さく、標準偏差又は分散の値は一番小さ
く、寝姿勢として好ましいということになる。
【0036】標準偏差又は分散値を算出するための範囲
は、頭部から脚部にいたる間の適当な間を定めて算出す
ればよい。特に、首部分から臀部に掛けては寝具の沈み
込みが大きく、この部分を計測範囲に含むことが望まし
い。
【0037】図2において、例えば、5cm間隔で計測
した身長方向の位置#1〜#30間での30個所の沈み
込み量の値を、統計的処理により標準偏差または分散を
算出出来る。この値は沈み込み曲線のばらつき具合を特
性付けることになり、寝姿勢を数値表現出来る。
【0038】例えば、図2の曲線では、#1−#30の
間で、凹凸ウレタンふとん、固綿芯入り繊維ふとん、和
綴じ繊維ふとんの標準偏差はそれぞれSD=2.35、
2.64、3.39となる、又、分散はVAR=5.5
3、6.98、11.49として表現できる。このよう
にして、沈み込み曲線、体圧曲線の特性を数値表現する
ことが可能となる。値の小さい方が曲線の変化が小さ
く、寝具の沈み込みが少ないことを意味している。
【0039】「沈み込み曲線」と「体圧曲線」の標準偏
差又は分散の算出には、算出範囲が対応していればよ
く、測定する沈み込み量との位置が1:1で対応してい
る必要はない。例えば、首から臀部までの1mの間で、
沈み込み量は2cm間隔で、50点、体圧は5cm間隔
で20点によりそれぞれ標準偏差又は分散を求めれば良
い。又、同時計測出来る場合は、「体圧」と「沈み量」
が1:1で対応させることが出来、この場合は、「体圧
値」と「沈み値」の2つ関係の強さを表す統計数値「共
分散」として算出することもできる。
【0040】〔寝姿勢評価方法〕「体圧曲線」と「沈み
込み曲線」の「標準偏差(SD:STANDARD D
EVIATION)又は分散(VAR:VARIANC
E)」を用いることで、各々の曲線を特性づけ、数値化
が可能となる。しかし、体圧と沈み量を更に一元的に表
現できれば、寝具の判定手段として、画期的な計測方法
となる。
【0041】本発明者らは、寝姿勢係数(SPI:SL
EEP POSITION INDEXと呼ぶ事にす
る)とし、寝心地表現の数値化を検討した。SPIの計
算式としては、SPI=(体圧分曲線の標準偏差のn
乗)×(沈み込み曲線の標準偏差m乗) で表現する。
本発明者らは、市場での評価が明らかである典型的な敷
き寝具3点と、板の上に薄いシーツを敷いただけで、明
らかに寝心地の悪い状態に置いた寝具1点を選び、体
型、体重の異なる被験者三名(N,Y,M)を選んで計
測した。
【0042】
【表1】
【表2】
【表3】
【0043】表1には、寝具4点について、被験者Nが
寝た時の寝心地感を、表2には被験者Yが寝た時の寝心
地感を、表3には被験者Mが寝た時の寝心地感をそれぞ
れ5段階に分けて評価した。寝心地の良い状態を5、普
通を3、硬くていたいような状態、ゴツゴツしていたい
ような状態を1として等級づけしている。又、寝姿勢の
係数(SPI)の計算式において、n,mの数値を種々
変えて得た、SPI値をからまで表に示している。
そして、nとmの比(n/m比)と前記寝心地値との相
関係数(R)を求めた。
【0044】図5は、寝心地感と体圧の標準偏差(S
D)の関係、図6は、寝心地感と沈み込みの標準偏差
(SD)の関係、を示すが、体圧の変化の小さい(SD
最小)程寝心地の等級は高くなる。一方、沈み込み変化
の小さい(SD最小)程、寝姿勢は良好であるが、寝具
が硬くて変形しないため寝心地等級は悪くなる。このよ
うに、体圧と沈み込み量は相反する挙動を示す。
【0045】図7は[n/m比]と[SPI〜寝心地感
の相関係数]をプロットしたものである。n/m比=2
あたりに極小値を持つ曲線になり、1.0≦n/m比≦
6.0であれば相関係数は−0.7あり、n/m比1.
0、n/m比>6.0では相関が低くなる、さらには相
関が逆転する。
【0046】以上述べた様に、SPI式において、1.
0≦n/m比≦6.0である一定のn,m値を決めてや
れば、体圧分布と沈み込みの計測により、寝姿勢を数値
表現でき、寝具の良否を判定評価が可能となる。相関係
数は−0.7であり、n/m比1.0、n/m比>6.
0では相関が低くなる、さらには相関が逆転する。即
ち、寝姿勢の数値化は、体圧分布を沈み込みよりも重み
づけすることで寝心地と相関することになる。
【0047】図8は、前記表1の体型、体重の異なる3
名(N,Y,M)が各種ふとんに寝て、本発明の方法で
測定した時の、臀部と腹・背部の最大体圧とその時の沈
み量をプロットした図である。体型も体重も区々である
が、臀部よりも腹・背部の方が体圧のばらつきは小さ
く、個人個人の体重に比例している。前記SPIの重み
づけ係数として、腹・背部の体圧(kとする)を掛ける
ことも可能である。この場合、寝姿勢係数は、 SPI=k×(体圧標準偏差のn乗)×(沈み込み標準
偏差値のm乗) となる。SPI表現で直接寝具の寝心地判定ができる
が、計測単位、計測範囲により当然であるが、その値は
異なる。
【0048】複数の寝具を評価する場合、同一基準で計
測評価する場合は、その絶対値での比較し、最適寝具を
選定することも可能であるし、又、比較する寝具の中
で、基準寝具との相対比較値で選定することも可能であ
る。
【0049】
【発明の効果】本発明により、寝具の上に人が仰臥姿勢
で寝た時の沈み込み量が直接計測でき、又、この時の身
長の変化曲線を寝具表面からのばらつき量として数値化
し寝具特性として表現できる。同時に、仰臥姿勢で寝た
時の背筋方向の体圧変化曲線についても数値表現でき
る。更に、これら2つ曲線を一元化表現することで、人
が寝た時の寝心地を数値化し寝具の良否の判定が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドイツABW社のエルゴチェック機で測定した
仰臥姿勢での体圧分布図で、Aは平面図、Bは体の幅方
向に分割して体圧の身体方向の変化を立体的に示した斜
視図。
【図2】沈み込み測定装置を、敷き布団の上に水平に置
き背筋部に合わせて計測した仰臥姿勢での首筋から足部
までの身長方向の寝具沈み込み量の変化曲線。
【図3】3種類のふとんの背筋方向の体圧変化を示す
図。
【図4】被験者の一人Nについての体圧曲線と沈み込み
曲線についてのグラフ及び標準偏差を示し、aはウレタ
ン、bは繊維綿和とじ、cは繊維綿硬綿、dは薄パッド
の場合を示す。
【図5】3名の被験者についての沈み込み量の標準偏差
と寝心地感との関係を示すグラフ。
【図6】被験3名についての体圧の標準偏差と寝心地感
との関係を示すグラフ。
【図7】体圧と沈み込み量の変化を一元的に表現する表
1の寝姿勢係数のn/m比と寝心地感との相関係数を示
すグラフ。
【図8】体重の異なる3名が各種ふとんに寝て本発明方
法で測定した時の臀部と腹・背部の最大圧とその時の沈
み込み量をプロットした図。
【図9】Aは沈み込み量計測センサーを制御するコンピ
ューター回路のブロック図。Bは沈み込み量計測センサ
ーの概略側面図。
【図10】沈み込み量測定装置を水平に置き、背筋部に
合わせて計測した仰臥姿勢での首筋から足部までの身長
方向の沈み込み量の変化曲線の補正前後の変化曲線を示
す。
【符号の説明】
101 沈み込み量計測センサー 102 基準関節片 103 関節片 104 圧力検出センサー
フロントページの続き (72)発明者 志村 洋二 東京都中央区日本橋富沢町8番8号 西川 産業株式会社内 (72)発明者 原田 嘉久 東京都府中市寿町3丁目10番7号 テクノ アーツ株式会社内 Fターム(参考) 2F069 AA61 BB40 EE04 HH30 NN08 NN25 3B102 AB07 AC01 BA01 BA11 BA13 4C038 VA04 VA20 VB02 VB14 VB27 VB29 VB35 VB40 VC11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長さの複数の関節片を屈曲自在に連
    結させ、隣り合う関節片と関節片との間でなす折り曲げ
    角度を検知することで、人が寝た時の寝具の沈み込み形
    状を計測する際、予め、連結する関節片全てを直線状態
    におき寝具の変形前の状態(b:ゼロ値)に較正した後
    に、該関節片の一方の端末片(A)を所定高さ(a)に
    固定し、かつ、もう一方の端末関節片(B)を移動可能
    な自由端とし、該自由端を有する端末関節片高さが常に
    寝具の変形する前の表面の高さ(b:ゼロ値)になるよ
    うにAとBとの間を加圧して得た計測高さ値(c)と前
    記表面高さ(b:ゼロ値)との差を補正係数として、各
    関節片の折り曲げ角度から算出される値を補正しつつ、
    寝具の沈み込み変形量を計測することを特徴とする敷き
    寝具の寝姿勢計測及び性能評価方法。
  2. 【請求項2】 連結された関節片を仰臥姿勢で寝た時の
    背面と寝具との間に、頭部から臀部までの脊椎に沿わせ
    た線上に介在させ、仰臥時の寝具の沈み込み形状を測定
    する請求項1記載の敷き寝具の寝姿勢計測及び性能評価
    方法。
  3. 【請求項3】 関節片に圧力検出センサーを設け、該関
    節片に沿った寝具の変形圧力(体圧)と変位量を同時に
    計測することを特徴とする請求項1記載の敷き寝具の寝
    姿勢計測及び性能評価方法。
  4. 【請求項4】 仰臥姿勢に寝た時の脊椎線身長方向に沿
    い定間隔で複数箇所の寝具の沈み込み量と、体圧とを計
    測することにより寝姿勢曲線を得て、該寝姿勢曲線の沈
    み込み量の標準偏差と体圧との標準偏差及び又は両者の
    共分散により、寝姿勢を数値化することを特徴とする請
    求項1記載の敷き寝具の寝姿勢計測及び性能評価方法。
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