JP2006320647A - 寝姿勢の体型別分類方法及び寝具選定システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】体重身長をxy軸とし体重身長及び体格指数BMIを基準に、基準体重値aのラインで体重を高体重範囲Hと低体重範囲Sの2群に分け、高体重範囲Hでは基準身長値bのラインと基準BMI値cのラインの交点P未満の低体重側ではBMI値cのラインを、前記交点P以上の高体重側では基準身長値bのラインをそれぞれ境界線として高体重範囲Hを高身長Lタイブと低身長Bタイプに2分割し、所定基準体重a未満の低体重範囲S側では、基準身長値b´のラインと基準BMI値c´のラインとの交点Pより低体重側は基準身長値b´のラインを、交点P以上の高体重側ではBMI値c´のラインをそれぞれ境界線として低体重範囲Sを高身長Yタイプと低身長Aタイプに2分割する寝姿勢体型分類方法。
【選択図】図5
Description
かかる方法であれば、寝具売場で各人が使用する寝具で直接寝姿勢を計測し、自分にマッチした寝具を選定することができる。
そのため、ホテル,旅館などにおいては、不特定の人が同じ寝具を入れ替わり使うので、個々の使用者にとって寝具が硬いとか柔らかいという問題が起り、誰にでもフィットする寝具が求められているが、人の体型は千差万別であり、容易に解決できるものではない。
請求項3の発明にあっては、請求項1の寝姿勢の体型別分類方法を利用する寝具選定システムであって、体重,身長をx−y軸とし、所定の体重,身長及び体格指数BMIを基準に、まず、60〜70kgの間の基準体重値aのラインで体重を高体重範囲Hと低体重範囲Sの2群に分け、該所定基準体重値a以上の高体重範囲Hでは、170〜180cmの間の基準身長値bのラインとBMI24〜28の間の基準BMI値cのラインの交点P未満の低体重側ではBMI値cのラインを、前記交点P以上の高体重側では基準身長値bのラインをそれぞれ境界線として高体重範囲Hを高身長Lタイブ側と低身長Bタイプ側とに2分割し、高身長Lタイブ側をがっちり体型,低身長Bタイプ側を中肉中背体型とし、一方、所定基準体重a未満の低体重範囲S側では、160〜170cmの間の基準身長値b´のラインとBMI値17.5〜20の間の基準BMI値c´のラインとの交点Pより低体重側は基準身長値b´のラインを、前記交点P以上の高体重側ではBMI値c´のラインをそれぞれ境界線として低体重範囲Sをを高身長Yタイプ側と低身長Aタイプ側とに2分割し、高身長Yタイプ側をほっそり体型,低身長Aタイプ側を小柄体型として寝姿勢体型を分類し、上記寝姿勢体型分類方法により、寝具使用者の体型を事前に検知し、あらかじめ身長体重のバラエテイに順じて準備した寝具の内から、寝具を使用する人の体重と身長に見合った敷き寝具を選択する。
そして、請求項2,4の発明にあっては、Bタイプ及びYタイプの領域を広くするために基準BMI値cのラインを基準体重値a以下の範囲で延長し、延長した基準BMI値cよりも高体重側にある範囲を低身長Bタイプの範囲に加え、基準BMI値c´のラインを基準体重値a以上の範囲まで延長し、延長した基準BMI値c´よりも低体重側にある範囲を高身長タイプYに加えている。
不特定の人が同じ寝具を入れ替わり使うホテル,旅館などで事前に客の体重、身長の体型情報を入手しておきそのデータに基づき客に最も適した敷き寝具を準備することで、客は自分に最もマッチした寝具で就寝することが可能になった。
人の体重は立った時には全て足の裏にかかるが、横に寝ると、身体の部位によって重量が違うため、体圧のかかり方が異なる。また、体型形状は部位別に凹凸があり、敷寝具材料が均質であれば、部位により体圧、沈み込み状態は変化する。寝具に仰臥姿勢、側臥姿勢で寝たときの体圧分布を計測すると仰臥姿勢では腰(臀)部に、横になって寝たときは腰部や肩に大きく体圧がかかることがわかる。
いずれも市販されている布団で、和とじふとんは、全体に体圧分散は良いが沈み込みが大きく、臀部はやや底付きして体圧が高くなっている。羊毛硬わたふとんは芯部分が硬わたで構成されており、体重により沈み込み変形が抑えられているが臀部の体圧は高い。プロファイルふとんは表面の凹凸形状によりウレタンフォームの表面張力が低減され、体圧分散も沈み込みも良好である。
SPIとは、体圧曲線及び沈み曲線の標準偏差(SD:Standard Deviation)の値(それぞれ体圧SD、沈みSDと呼ぶ)から導き出される数値で、体圧SD、沈みSDはそれぞれのふとんに寝たときの寝姿勢曲線から算出でき、その値は図1a,1b,1cの中に示す。
SPI=(沈みSD)n×(体圧SD)m 0<n<m
本特許では、 n=1.0 m=1.5 としてSPIを算出している。
体圧と沈み込み変化が最も少ない寝具が自分にフィットした寝具ということである。
SPIの数字が小さいほど各人の体型にフィットした寝具である。
即ち、 BMI=(体重kg)/(身長m)2
そして、BMI<18.5は痩身、18.5≦BMI<25は普通体格、25≦BMIは肥満と分類され、体格を表す指標となる。
図3は、4種類の硬さの異なるふとんについて、各被験者のSPI(寝姿勢係数)平均値を示している。
図は、左から体重の順になっており、被験者イが40kg、一番右の被験者オが100kgである。右側の体重の重い被験者群ではSPIの差が少ないのに対して、左側の軽い体重側の被験者群のSPIのバラツキが大きいことが判る。しかし、被験者群を体重別に2分したとすると体重65kgがその境となる。
図4は、各被験者を体重順に並べてBMI(体格指数)をみたものである。図3と比較してみると、図3同様被験者をイロハニホヘ群とトチリヌルオ群とに分けることができる。即ち、被験者を2分した場合、体重65kgが一つの境界線として考えることができる。日本人の平均体重は約65kgであり体型を考える一つの目安とすることが出来る。
そこで、本発明者らは体重、身長BMI(体格指数)から様々な人の体型を分類しそれぞれの体格に応じた寝具を選定し使用するようにした。
そして、就寝者の身長,体重等を上記表にプロットすることにより就寝者のがっちり体型,中肉中背体型,ほっそり体型,小柄体型の体型を知ることが出来る。
H 項体重範囲
a 体重値
b 身長値
P,P´ 交点
Claims (4)
- 体重,身長をx−y軸とし、所定の体重,身長及び体格指数BMIを基準に、まず、60〜70kgの間の基準体重値aのラインで体重を高体重範囲Hと低体重範囲Sの2群に分け、該所定基準体重値a以上の高体重範囲Hでは、170〜180cmの間の基準身長値bのラインとBMI24〜28の間の基準BMI値cのラインの交点P未満の低体重側ではBMI値cのラインを、前記交点P以上の高体重側では基準身長値bのラインをそれぞれ境界線として高体重範囲Hを高身長Lタイブ側と低身長Bタイプ側とに2分割し、高身長Lタイブ側をがっちり体型,低身長Bタイプ側を中肉中背体型とし、一方、所定基準体重a未満の低体重範囲S側では、160〜170cmの間の基準身長値b´のラインとBMI値17.5〜20の間の基準BMI値c´のラインとの交点Pより低体重側は基準身長値b´のラインを、前記交点P以上の高体重側ではBMI値c´のラインをそれぞれ境界線として低体重範囲Sをを高身長Yタイプ側と低身長Aタイプ側とに2分割し、高身長Yタイプ側をほっそり体型,低身長Aタイプ側を小柄体型として寝姿勢体型を分類することを特徴とする寝姿勢の体型別分類方法。
- 請求項1記載の寝姿勢の体型別分類方法において、基準BMI値cのラインを基準体重値a以下の範囲で延長し、延長した基準BMI値cよりも高体重側にある範囲を低身長Bタイプの範囲に加え、基準BMI値c´のラインを基準体重値a以上の範囲まで延長し、延長した基準BMI値c´よりも低体重側にある範囲を高身長タイプYに加えたことを特徴とする寝姿勢の体型別分類方法。
- 体重,身長をx−y軸とし、所定の体重,身長及び体格指数BMIを基準に、まず、60〜70kgの間の基準体重値aのラインで体重を高体重範囲Hと低体重範囲Sの2群に分け、該所定基準体重値a以上の高体重範囲Hでは、170〜180cmの間の基準身長値bのラインとBMI24〜28の間の基準BMI値cのラインの交点P未満の低体重側ではBMI値cのラインを、前記交点P以上の高体重側では基準身長値bのラインをそれぞれ境界線として高体重範囲Hを高身長Lタイブ側と低身長Bタイプ側とに2分割し、高身長Lタイブ側をがっちり体型,低身長Bタイプ側を中肉中背体型とし、一方、所定基準体重a未満の低体重範囲S側では、160〜170cmの間の基準身長値b´のラインとBMI値17.5〜20の間の基準BMI値c´のラインとの交点Pより低体重側は基準身長値b´のラインを、前記交点P以上の高体重側ではBMI値c´のラインをそれぞれ境界線として低体重範囲Sをを高身長Yタイプ側と低身長Aタイプ側とに2分割し、高身長Yタイプ側をほっそり体型,低身長Aタイプ側を小柄体型として寝姿勢体型を分類し、上記寝姿勢体型分類方法により、寝具使用者の体型を事前に検知し、あらかじめ身長体重のバラエテイに順じて準備した寝具の内から、寝具を使用する人の体重と身長に見合った敷き寝具を選択することを特徴とする寝具選定システム。
- 請求項3記載の寝具選定システムにおいて上記基準BMI値cのラインを基準体重値a以下の範囲で延長し、延長した基準BMI値cよりも高体重側にある範囲を低身長Bタイプの範囲に加え、基準BMI値c´のラインを基準体重値a以上の範囲まで延長し、延長した基準BMI値c´よりも低体重側にある範囲を高身長タイプYに加えたことを特徴とする寝具選定システム。
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JP2005148634A JP2006320647A (ja) | 2005-05-20 | 2005-05-20 | 寝姿勢の体型別分類方法及び寝具選定システム |
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